JPS63130054A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPS63130054A
JPS63130054A JP27621286A JP27621286A JPS63130054A JP S63130054 A JPS63130054 A JP S63130054A JP 27621286 A JP27621286 A JP 27621286A JP 27621286 A JP27621286 A JP 27621286A JP S63130054 A JPS63130054 A JP S63130054A
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JP
Japan
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fda
signal
frequency
difference
diagnostic apparatus
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祐司 近藤
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Hitachi Ltd
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Aloka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は超音波診断装置、特に異なる周波数の超音波を
生体内に送受信してその断層像を正確に画像表示する超
音波診断装置に関する。
[従来の技術] 被検体に超音波を送受波し被検体内の断層像を画像表示
する超音波診断装置が周知であり、人体に無害で簡単な
検査方法にて実施することができることから、近年各種
の診断に多く用いられている。
第5図には、従来の超音波診断装置の概略構成が示され
ており、探触子10から超音波が被検体12に向けて送
波され、被検体12内から反射されたエコーは探触子1
0を介して送受信器14に供給される。そして、送受信
器14の出力は所定増幅率の増幅器16を介して検波器
18に供給され、この検波器18にて必要な信号成分だ
けが取り出される。この検波器18の出力はDSC(デ
ジタルスキャンコンバータ)20に入力されており、こ
こで画像表示のための処理が行われた後に、表示器22
にMモードあるいはBモードの画像が表示される。
特に、Bモード表示は被検体内の断層像を表示するもの
であり、所望部位の実際臓器の形態的な表示ができるこ
とから診断に極めて有効な情報を提供できる。
[発明が解決しようとする問題点] このような断層像を画像表示する超音波診断装置では、
被検体内における臓器の形状や臓器内のある程度の状態
を観察することはできるが、被検体内の定量的な表示を
することは困難であるという問題があった。
このため、臓器あるいは臓器内に存在する物質、例えば
腫瘍等の堅さや性質を知るための正確な情報を全て画像
上に表示することまでには至っておらず、被検体内に存
在する物質の判別が容易にできる情報をそのまま表示す
る超音波診断装置が望まれている。
従来では、このような定量的な情報の画像表示が部分的
に行なわれており、例えば物質を超音波が伝搬する際に
受ける減衰を調べることにより、被検体内の正確な情報
を得るようにしている。
一般に、被検体内を通過する超音波は、その組織の密度
あるいは質量が高い程、また超音波が高周波になればな
る程減衰が大きく、単位周波数光たりにどれ程の減衰が
生じるかで定めた量、つまり周波数減衰定数(以下FD
Aという)が物質及び超音波周波数により変化する。従
って、従来では超音波診断装置にて得られた受信信号の
周波数分布等から、所定物質のFDAが推定されており
、必要な限定領域のFDAを求めて数値化することが行
なわれている。
しかしながら、限定された関心領域のみのFD八へ値表
示は、断層像から画像診断する場合の補助的な情報とし
てはある程度意味があるが、初期、診断としての役割を
持つ超音波診断ではこの数値による診断の利用度が低い
。また、この数値表示は限定された領域ごとにしか得ら
れず、全領域にわたる広い領域での定量的な情報を得る
ことは時間的に困難であるという問題があった。
従って、被検体内の一部についてをFDA数値表示する
のではなく、定量的な表示を加えた被検体内のそのまま
を正確に画像表示することが要望されている。
発明の目的 本発明は前記従来の問題点に鑑みなされたものであり、
その目的は、FDAを全ての診断領域でリアルタイムに
推定し、このFDA情報を画像表示する超音波診断装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用]前記目的を達
成するために、本発明は、異なる周波数の複数個の超音
波を送受信する送受信器と、所定の2個の超音波を用い
て得られた受信信号の強度差を演算する差演算器と、こ
の差演算器の出力を微分する微分器と、を有し、前記微
分器出力から推定される周波数依存減衰定数を全ての走
査領域において画像表示することを特徴とする。
すなわち、異なる周波数f。、flについて、周波数f
 の超音波にて得られた受信信号をA(r)、周波数f
1の超音波にて得られた受信信号をA  (r)とする
と、距離r から「lまでO のFDAは、次式のように定義することができる。
D(r、1’) (rl  −1’o)  (Ao(ro)   AI(
ro)1・・・ (1) この(1)式は、図に表わすと、第2図のようになり、
距#r において受信信号A (「)とAo     
               01(r)との差を1
00、距離「1において受信信号A  (r)とAI 
(r)との差を200とすると、FDAは200−10
0/ (fl−fo)100となる。従って、差100
と差200が等しいときは、減衰がない場合であり、差
200が差100に対して大きい程減衰量は大きくなる
そして、A  (r) −At (r)をB (r)と
すると、前記(1)式は次式のように置き換えることか
できる。
(fl −co)  ・B(ro)    rl −r
(f’l  −To)  争 B (ro)     
  d  r前記(2)式から明らかなように、前項が
初期値を含む一定値となり、後項が微分値となるので、
この微分値を求めることによってFDAを推定すること
ができる。
そして、この微分値は2個の周波数超音波の受信信号か
ら連続的に演算することができるので、実時間にて容易
にFDAによる断層像表示が可能となる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
第1図には超音波診断装置において被検体内に超音波を
放射してFDA演算を行うまでの回路構成が示されてお
り、本発明では、2個の受信信号を用いてFDA演算を
行うため、いづれの方法であっても送受信される超音波
は多周波から成ることが必要である。
従って、送受信器24は2個の周波数信号を発振してお
り、信号切換器26を介して探触子10に供給している
。従来の診断装置でも複数の周波数の超音波を送受信す
る多周波断層像形成装置が存在しており、例えば、特願
昭58−245396に詳細に記されている。
そして、送受信器24にて得られた2個の受信信号は、
直交検波器28a、28bに供給され、ここで参照波信
号によって復調されることになり、直交検波器28aで
は周波数f の信号、直交検波器28bでは周波数f1
の信号がかけられる。
従って、送受信器24にて得られた2個の超音波による
受信信号がそれぞれ取り出されることになる。
例えば、第3図に示されるように、送受信器24から供
給される受信信号を図(a)に示されるスペクトルとす
ると、参照波周波数f。=  flによって復調された
ときには、周波数f の場合は図(b)、周波数f1の
場合は図(c)に示される0周波数の信号成分(DC成
分)が取り出されることになる。
従って、直交検波器23a、28bから出力される2個
の受信信号は異なる周波数の超音波にて得られる情報を
含む信号となる。そして、この受信信号は90度位相の
異なる2個の参照信号にて直交検波される。
この直交検波器28からの2個の出力信号は、2個のA
/D変換器30.31にてデジタル信号に変換され、そ
の後にROMから成る絶対値演算器32に供給される。
この絶対値演算器32では、前記2個の信号から絶対値
が演算され、この絶対値信号は移動平均回路34に供給
されて被検体情報を得るための受信信号の平均値が求め
られる。
このような演算処理をリアルタイムで行うためには、前
記A/D変換器30.31を20MH2程度の速度とし
、この場合には前記移動平均回路34のは2μs程度の
平均とすれば良いことになる。
以−Lのようにして求められた周波数f。、flの超音
波による受信信号の平均値は、それぞれ被検体内の情報
を含んだ信号であり、端子a、bに出力される信号はD
SCに供給すればそれ自体で断層像を形成できる信号で
ある。しかし、これらの処理信号では、FDAの正確な
演算値による画像表示にはならない。
そこで、本発明ではこれらの2個の処理信号の差をとっ
て更に微分することにより、FDAをリアルタイムで求
めるようにしており、ここに本発明の特徴がある。
すなわち、FDAを演算するために、差演算器36、微
分器3111.FDA演算器40が設けられており、移
動平均回路34の2個の出力の差を演算し、この差信号
を微分演算すると、前述した(2)式の後項dB(r)
/drが求められる。
そして、FDA演算器40にて(2)式の前項のΔr/
 (f、−fo) ・B(ro)が与えられて最終的な
FDAが演算される。
このFDAn3%を信号波形で説明すると、第4図に示
されるようになる。
図において、(a)には同一走査方向における周波数f
。とflの受信信号が示され、この場合は診断距離が深
くなる程、周波数f1の受信信号の方が減衰量が多くな
っている。そして、これら2個の信号の差が(b)に示
され、この差信号の微分信号が(C)に示されている。
この微分信号はFDAであって距離方向における微小区
間での減衰量を表わしており、これによって被検体内の
定量的な情報を画像表示することが可能となる。
このようにして得られたFDA信号は前述したDSC2
0を介して表示器22に供給され、このFDA信号にて
断層像を表示することができる。
また、この断層像をカラー表示にして通常の信号処理に
て形成された断層像に重ねて表示することもでき、この
ようにすれば、定量的な情報を形態像としての断層像に
明瞭に表示することができる。
更に、FDAの数値を選択的に指定された部分について
従来のように表示することもでき、短時間にFDA情報
を得ることが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、2個の受信信号
の差をとってこの差信号を微分演算するようにしたので
、FDAを超音波走査領域の全てにういて求めることが
でき、断層像の定量的な画像表示をリアルタイムで行う
ことが可能となる。
従って、被検体内の臓器あるいは組織の硬さやその性質
などを容易に判断することができ、超音波画像診断で有
益な情報を得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る超音波診断装置において被検体内
に超音波を放射してFDA演算を行うまでの回路を示す
ブロック図、 第2図はFDA演算の原理を説明するグラフ図、第3図
は2個の超音波にて得られた受信信号を復調したスペク
トラムを示す説明図、 第4図はFDA演算における信号変換を示す波形図、 第5図は従来の超音波診断装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。 10 ・・・ 探触子 22 ・・・ 表示器 24 ・・・ 送受信器 26 ・・・ 信号切換器 28 ・・・ 直交検波器 36 ・・・ 差演算器 38 ・・・ 微分器 40 ・・・ FDA演算器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周波数の異なる複数個の超音波を送受信する送受
    信器と、所定の2個の超音波を用いて得られた受信信号
    の強度差を演算する差演算器と、この差演算器の出力を
    微分する微分器と、を有し、前記微分器出力から推定さ
    れる周波数依存減衰定数を全ての走査領域において画像
    表示することを特徴とする超音波診断装置。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の装置において、推定
    された周波数減衰定数による断層像をBモード形成され
    た断層像に重ねて画像表示することを特徴とする超音波
    診断装置。
JP27621286A 1986-11-19 1986-11-19 超音波診断装置 Granted JPS63130054A (ja)

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