JPS63129842A - 2相ブラシレスモ−タ - Google Patents
2相ブラシレスモ−タInfo
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- JPS63129842A JPS63129842A JP27520186A JP27520186A JPS63129842A JP S63129842 A JPS63129842 A JP S63129842A JP 27520186 A JP27520186 A JP 27520186A JP 27520186 A JP27520186 A JP 27520186A JP S63129842 A JPS63129842 A JP S63129842A
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明はブラシレスモータに関し、さらに詳しくは、
アキシャルエアーギャップ型の2相ブラシレスモータに
関する。
アキシャルエアーギャップ型の2相ブラシレスモータに
関する。
最近における各種機器の小形軽軟化、高性能化の進展に
伴ない、アキシャルエアギャップ型のフラットモータが
提案されている。情報機器やOA(オフィスオートメー
ション>noにおいてステッピングモータとして利用さ
れている従来のフラットモータは、ヨーク上に多数の駆
動コイルを平面上に配置してステータを楕成し、ディス
クロータに多数のマグネットを平面上に配置したロータ
をステータに対面させ、駆動コイルをマグネットとステ
ータヨークとでサンドインチした構造となっている。F
A(ファクトリオートメーション)機器においてサーボ
モータとして利用されているフラットモータはプリント
モータとして良く知られている。このプリントモータは
、ステータの平面上に多数の永久磁石をN極とS極とが
交互になるように配置し、この永久磁石にアマチュア巻
線を備えたディスクロータを対面させ、コミュテータと
ブラシを介してアマチュア巻線に駆動電流を供給する構
造となっている。これら2つの型式のフラットモータに
共通する特徴は磁気回路においてロータとステータヨー
ク間に磁気コイルまたはアマチュア巻線があるためにエ
アーギャップが必然的に大きくなって磁気抵抗が大きい
ことである。さらに各コイルまたはアマチュア巻線の対
象磁場が分散されていて、これらコイル又は巻線の対象
磁場領域が大きくなり。
伴ない、アキシャルエアギャップ型のフラットモータが
提案されている。情報機器やOA(オフィスオートメー
ション>noにおいてステッピングモータとして利用さ
れている従来のフラットモータは、ヨーク上に多数の駆
動コイルを平面上に配置してステータを楕成し、ディス
クロータに多数のマグネットを平面上に配置したロータ
をステータに対面させ、駆動コイルをマグネットとステ
ータヨークとでサンドインチした構造となっている。F
A(ファクトリオートメーション)機器においてサーボ
モータとして利用されているフラットモータはプリント
モータとして良く知られている。このプリントモータは
、ステータの平面上に多数の永久磁石をN極とS極とが
交互になるように配置し、この永久磁石にアマチュア巻
線を備えたディスクロータを対面させ、コミュテータと
ブラシを介してアマチュア巻線に駆動電流を供給する構
造となっている。これら2つの型式のフラットモータに
共通する特徴は磁気回路においてロータとステータヨー
ク間に磁気コイルまたはアマチュア巻線があるためにエ
アーギャップが必然的に大きくなって磁気抵抗が大きい
ことである。さらに各コイルまたはアマチュア巻線の対
象磁場が分散されていて、これらコイル又は巻線の対象
磁場領域が大きくなり。
同一磁極に対する磁束密度が低い欠点がある。そのため
磁界が弱くなってモータの効率が悪く、より一層の小形
軽量化・高性能化が困難である。この問題を解決すべく
、高級希土類磁石をロータマグネットに採用することが
提案されているが、モータの特殊な構造上、ロータとス
テータヨークとのエアーギャップそのものを小さくでき
ないために、モータの効率が改善されず、製造コストが
高くなる要因となっている。しかも、各コイルまたはア
マチュア巻線の対象磁場が分散されているために、モー
タ周辺への磁気漏れが大きく、とくに磁気記録を行なう
フロッピィディスクドライブ装置や高密度磁気記録を必
要とする精密測定機器において多大な悪影響を与えてい
た。プリントモータにいたっては前述の欠点の他に、ロ
ータにアマチュア巻線を設けているためにロータの全体
重量が大きくなって、ロータイナーシャが増加し、その
結果、パワーレートが小さくなって、高速応答ができず
、安定性に欠けるという欠点がある。さらにプリントモ
ータでは。
磁界が弱くなってモータの効率が悪く、より一層の小形
軽量化・高性能化が困難である。この問題を解決すべく
、高級希土類磁石をロータマグネットに採用することが
提案されているが、モータの特殊な構造上、ロータとス
テータヨークとのエアーギャップそのものを小さくでき
ないために、モータの効率が改善されず、製造コストが
高くなる要因となっている。しかも、各コイルまたはア
マチュア巻線の対象磁場が分散されているために、モー
タ周辺への磁気漏れが大きく、とくに磁気記録を行なう
フロッピィディスクドライブ装置や高密度磁気記録を必
要とする精密測定機器において多大な悪影響を与えてい
た。プリントモータにいたっては前述の欠点の他に、ロ
ータにアマチュア巻線を設けているためにロータの全体
重量が大きくなって、ロータイナーシャが増加し、その
結果、パワーレートが小さくなって、高速応答ができず
、安定性に欠けるという欠点がある。さらにプリントモ
ータでは。
機械的な摺動、摩耗部があるために信頼性が低く、定期
的な保守点検の必要があるだけでなく、火花、ノイズが
発生するために使用環境条件に太きな制約があった6機
械的整流作用による高速領域における過負荷耐量にも限
界があった。したがって、このモータは高速回転には適
さず、振動、*撃、高温等の環境条件の場所では使用で
きず、さらには、経年変化によりモータの特性が劣化す
るという欠点があった。
的な保守点検の必要があるだけでなく、火花、ノイズが
発生するために使用環境条件に太きな制約があった6機
械的整流作用による高速領域における過負荷耐量にも限
界があった。したがって、このモータは高速回転には適
さず、振動、*撃、高温等の環境条件の場所では使用で
きず、さらには、経年変化によりモータの特性が劣化す
るという欠点があった。
そこでこの発明の目的は高効率で小形軽量化、高性能化
が可能で信頼性の高い2相ブラシレスモータを提供する
ことにある。
が可能で信頼性の高い2相ブラシレスモータを提供する
ことにある。
この発明の他の目的は高効率で超薄型化が可能な2相ブ
ラシレスモータを提供することにある。
ラシレスモータを提供することにある。
この発明の他の目的は磁気漏れや電磁ノイズの少ない2
相ブラシレスモータを提供することにある。
相ブラシレスモータを提供することにある。
この発明の他の目的は構造が簡単で、組立が容易であり
、小容量機から大容量機まで実用可能な低コストの2相
ブラシレスモータを提供することにある。
、小容量機から大容量機まで実用可能な低コストの2相
ブラシレスモータを提供することにある。
この発明の他の目的はロータのイナーシャを小さくでき
、パワデンシティ (kw/kg)とパワーレート(k
w/s)が著しく改善された2相ブラシレスモータを提
供することにある。
、パワデンシティ (kw/kg)とパワーレート(k
w/s)が著しく改善された2相ブラシレスモータを提
供することにある。
この発明の他の目的はエアギャップを小さくでき、起動
トルクが高くて。
トルクが高くて。
スルーイング特性に優れた、とくに、ステッピングモー
タやサーボモータとして利用可能な2相ブラシレスモー
タを提供することを目的とする。
タやサーボモータとして利用可能な2相ブラシレスモー
タを提供することを目的とする。
この発明の他の目的は振動、衝撃などの耐lA境性に優
れ、使用IJX境条件を選ばない2相ブラシレスモータ
を提供することを目的とする。
れ、使用IJX境条件を選ばない2相ブラシレスモータ
を提供することを目的とする。
この発明の他の目的は汎用の直流モータあるいは交流モ
ータとしても利用可能な低コストで長寿命であり、しか
も高効率である2相ブラシレスモータを提供することに
ある。
ータとしても利用可能な低コストで長寿命であり、しか
も高効率である2相ブラシレスモータを提供することに
ある。
本発明の2相ブラシレスモータは曲率半径の異なる第1
組および第2相のトロイダル駆動コイルを同心的にステ
ータに配置し、各駆動コイルに磁束集中用のトロイダル
・イナーヨークとトロイダル・アウターヨークを配置し
、前記イナーヨークと前記アウターヨークの少くとも1
つの端部に磁極を形成し、ロータディスクに第1相用磁
極と第2相用磁極を異なる曲率半径領域に形成し、前記
ロータディスクにさらに第1回転起動用低リラクタンス
部と第2回転起動用補助磁極を形成し、前記ステータに
さらに前記補助磁極を吸引するための補助コイルと該補
助コイルにより励磁される第2回転起動用磁極を備え、
前記ロータディスクの第1組および第2相用磁極が前記
トロイダル・イナーヨークと前記トロイダル・アウター
ヨークの磁極にエアギャップを介して対向することを特
徴とする。
組および第2相のトロイダル駆動コイルを同心的にステ
ータに配置し、各駆動コイルに磁束集中用のトロイダル
・イナーヨークとトロイダル・アウターヨークを配置し
、前記イナーヨークと前記アウターヨークの少くとも1
つの端部に磁極を形成し、ロータディスクに第1相用磁
極と第2相用磁極を異なる曲率半径領域に形成し、前記
ロータディスクにさらに第1回転起動用低リラクタンス
部と第2回転起動用補助磁極を形成し、前記ステータに
さらに前記補助磁極を吸引するための補助コイルと該補
助コイルにより励磁される第2回転起動用磁極を備え、
前記ロータディスクの第1組および第2相用磁極が前記
トロイダル・イナーヨークと前記トロイダル・アウター
ヨークの磁極にエアギャップを介して対向することを特
徴とする。
この発明による2相ブラシレスモータの好ましい実施例
を第1〜3図に基づいて説明する。第1,2図において
、2相ブラシレスモータ10はフレーム12と、フレー
ム12のマウント部12aのラジアル面に固定されたス
テータ14を備える。ステータ14は半径方向に延びる
円板状の高透磁率の材料からなるステータヨーク15を
備え、このステータヨーク15にハウジング16が固着
される。フレーム12はベアリングホルダーとして作用
し、−例として、フレーム12の両端にベアリング18
.20を支持する0回転軸またはスピンドル22がベア
リング18.20により回転可能に支持され、回転軸2
2の下方端部にネジ24を介してロータ26が固定され
る。ステータヨーク15の平面上には異なる曲率半径の
第1組および第2相のトロイダル駆動コイル28.30
が回転軸22と同心的に配置される。
を第1〜3図に基づいて説明する。第1,2図において
、2相ブラシレスモータ10はフレーム12と、フレー
ム12のマウント部12aのラジアル面に固定されたス
テータ14を備える。ステータ14は半径方向に延びる
円板状の高透磁率の材料からなるステータヨーク15を
備え、このステータヨーク15にハウジング16が固着
される。フレーム12はベアリングホルダーとして作用
し、−例として、フレーム12の両端にベアリング18
.20を支持する0回転軸またはスピンドル22がベア
リング18.20により回転可能に支持され、回転軸2
2の下方端部にネジ24を介してロータ26が固定され
る。ステータヨーク15の平面上には異なる曲率半径の
第1組および第2相のトロイダル駆動コイル28.30
が回転軸22と同心的に配置される。
トロイダル駆動コイル28.30の内周と外周には磁束
を集中させるための軸方向に延びる1−ロイダル・イナ
ヨーク32.34とトロイダル・アウターヨーク36.
38がそれぞ九装置される。イナーヨーク32.34お
よびアウターヨーク36.38の背面はステータヨーク
15に接合剤(l121示せず)その他の適当な手段を
介してそれぞれ固着される。イナーヨーク32.34お
よびアウターヨーク36.38の前面にはそれぞれ円弧
状磁極32r’、34P、36F、38Pが予じめ定め
られた位相関係で形成されている1円弧状磁極32P、
34P、36P、38Pには低パーミアンス部をなすカ
ット部32C,34C,36C,38Cがそれぞれ形成
されており、これらカット部32C,34G、36C,
38Gは半径方向(X軸上)において整列するように同
位相で配置される。しかしながら。
を集中させるための軸方向に延びる1−ロイダル・イナ
ヨーク32.34とトロイダル・アウターヨーク36.
38がそれぞ九装置される。イナーヨーク32.34お
よびアウターヨーク36.38の背面はステータヨーク
15に接合剤(l121示せず)その他の適当な手段を
介してそれぞれ固着される。イナーヨーク32.34お
よびアウターヨーク36.38の前面にはそれぞれ円弧
状磁極32r’、34P、36F、38Pが予じめ定め
られた位相関係で形成されている1円弧状磁極32P、
34P、36P、38Pには低パーミアンス部をなすカ
ット部32C,34C,36C,38Cがそれぞれ形成
されており、これらカット部32C,34G、36C,
38Gは半径方向(X軸上)において整列するように同
位相で配置される。しかしながら。
第1相ヨーク32.36のカット部32C,36Gに対
して、第2相ヨーク34.38のカット部34C,38
Cを電気角で180°位相がずれるように、すなわち、
モータ軸の中心に対して対称となるように配置しても良
い、イナーヨーク32.34およびアウターヨーク36
.38はいずれも軟鉄、ケイ素鋼板等の高透磁率の材料
から形成される。
して、第2相ヨーク34.38のカット部34C,38
Cを電気角で180°位相がずれるように、すなわち、
モータ軸の中心に対して対称となるように配置しても良
い、イナーヨーク32.34およびアウターヨーク36
.38はいずれも軟鉄、ケイ素鋼板等の高透磁率の材料
から形成される。
イナーヨーク32.34およびアウターヨーク36.3
8には磁気通路と平行に、すなわち、半径方向に延びる
複数の細いスリット32S、34S、368,388が
それぞれ形成されている。これは、トロイダル駆動コイ
ルのオン、オフ時の変動磁束による磁気表皮効果で有効
にffi磁力に寄与する強磁束密度部分がきわめて狭い
面積となって磁気抵抗が増して総磁束の減少をきたして
モータの出力トルクが低下するのを防ぐためである。
8には磁気通路と平行に、すなわち、半径方向に延びる
複数の細いスリット32S、34S、368,388が
それぞれ形成されている。これは、トロイダル駆動コイ
ルのオン、オフ時の変動磁束による磁気表皮効果で有効
にffi磁力に寄与する強磁束密度部分がきわめて狭い
面積となって磁気抵抗が増して総磁束の減少をきたして
モータの出力トルクが低下するのを防ぐためである。
これらスリットによって変動磁束に対する反磁界の作用
である渦電流を効果的に抑えるので各相のトロイダル・
イナーヨークとトロイダル・アウターヨークのそれぞれ
の磁極面の広い部分にわたって強磁束部分を全体に均一
に分布させる効果がある。
である渦電流を効果的に抑えるので各相のトロイダル・
イナーヨークとトロイダル・アウターヨークのそれぞれ
の磁極面の広い部分にわたって強磁束部分を全体に均一
に分布させる効果がある。
第1相のアウターヨーク36と第2相のイナーヨーク3
4との間には第1組および第2相ステータ間の磁気漏れ
を遮断するための銅またはアルミ等の導電体からなるト
ロイダル磁気遮断部材40が配置される。磁気遮断部材
40の背面はステータヨーク15に固定され、その前面
は好ましくは隣接するヨーク34.36の磁極面にそろ
えられる。アウターヨーク38の外局に隣接してトロイ
ダル磁気遮断部材42が配にされ、アウターヨーク38
からハウジング16への磁気漏れを効果的に防止してい
る。
4との間には第1組および第2相ステータ間の磁気漏れ
を遮断するための銅またはアルミ等の導電体からなるト
ロイダル磁気遮断部材40が配置される。磁気遮断部材
40の背面はステータヨーク15に固定され、その前面
は好ましくは隣接するヨーク34.36の磁極面にそろ
えられる。アウターヨーク38の外局に隣接してトロイ
ダル磁気遮断部材42が配にされ、アウターヨーク38
からハウジング16への磁気漏れを効果的に防止してい
る。
第1.2相トロイダル駆動コイル28.30の上面には
導電体からなる磁気遮断リング44.46がそれぞれ配
置される。磁気遮断リング44゜46は第1相の円弧状
磁極32P、36P間と第2相の円弧状磁極間34P、
38P間の磁気漏れをそれぞれ防止するとともに、駆動
コイル28゜30のオン、オフに伴なう電磁波ノイズを
モータの外側に放射させない役目をもつ、磁気遮断リン
グ44.46はイナー・プロジェクション44a。
導電体からなる磁気遮断リング44.46がそれぞれ配
置される。磁気遮断リング44゜46は第1相の円弧状
磁極32P、36P間と第2相の円弧状磁極間34P、
38P間の磁気漏れをそれぞれ防止するとともに、駆動
コイル28゜30のオン、オフに伴なう電磁波ノイズを
モータの外側に放射させない役目をもつ、磁気遮断リン
グ44.46はイナー・プロジェクション44a。
4Gaおよびアウター・プロジェクション44b、46
bをそれぞれ備える。イナー・プロジェクション44a
、46aはイナーヨーク32.34のカット部32C,
34C内に突出し、一方、アウター・プロジェクション
44b、48bはアウターヨーク36.38のカット部
36G、38C内に突出する。このようにして、ヨーク
32〜38のカット部32C〜38Gからロータ26の
方向への磁気漏れが完全に遮断され、各相において磁束
がイナーヨークとアウターヨークの円弧状磁極により多
く集中するため、対象磁場領域が小さくなって、同一磁
極に対する磁束密度が著しく高くなってモータの効率が
大幅に向上する。
bをそれぞれ備える。イナー・プロジェクション44a
、46aはイナーヨーク32.34のカット部32C,
34C内に突出し、一方、アウター・プロジェクション
44b、48bはアウターヨーク36.38のカット部
36G、38C内に突出する。このようにして、ヨーク
32〜38のカット部32C〜38Gからロータ26の
方向への磁気漏れが完全に遮断され、各相において磁束
がイナーヨークとアウターヨークの円弧状磁極により多
く集中するため、対象磁場領域が小さくなって、同一磁
極に対する磁束密度が著しく高くなってモータの効率が
大幅に向上する。
第1図において、ステータヨーク15」二において第1
相駆動コイル28の内側にはトロイダル補助コイル47
が軸22と同心的に配置される。第2図に示されるよう
に、補助コイル47の内側と外側にはそれぞれトロイダ
ル・イナーヨーク43とトロイダル・アウターヨーク4
5とが配置され。
相駆動コイル28の内側にはトロイダル補助コイル47
が軸22と同心的に配置される。第2図に示されるよう
に、補助コイル47の内側と外側にはそれぞれトロイダ
ル・イナーヨーク43とトロイダル・アウターヨーク4
5とが配置され。
これらヨーク43.45の背面はステータヨーク15に
固定される。第2図にて明らかなように、イナーヨーク
43は一対の対称的に配置されたセクター状カットアウ
ト部43Gと一対の対称的に配置されたセクター磁極4
3Pを備える。同様に、アウターヨーク45は一対の対
称的に配置されたセクター状カットアウト部45Cと一
対の対称的に配置されたセクター磁極45Fを備える。
固定される。第2図にて明らかなように、イナーヨーク
43は一対の対称的に配置されたセクター状カットアウ
ト部43Gと一対の対称的に配置されたセクター磁極4
3Pを備える。同様に、アウターヨーク45は一対の対
称的に配置されたセクター状カットアウト部45Cと一
対の対称的に配置されたセクター磁極45Fを備える。
一対のセクター磁極43Pは補助コイル47の一方の極
性、すなわちNt4iとして作用し、もう一対のセクタ
ー磁ti45Pは補助コイル47の他方の極性、すなわ
ち、S[として作用する。第2図において、セクター磁
極43P、45PはY軸に対して反時計方向に配置され
。
性、すなわちNt4iとして作用し、もう一対のセクタ
ー磁ti45Pは補助コイル47の他方の極性、すなわ
ち、S[として作用する。第2図において、セクター磁
極43P、45PはY軸に対して反時計方向に配置され
。
反時計方向への回転起動補助磁極として作用する。
第3図において、ロータ26は軟鉄またはケイ素鋼板等
の高透磁率材料からなるロータディスク48からなる。
の高透磁率材料からなるロータディスク48からなる。
ロータディスク48の中央部にネジ24の通過孔50を
備える。ロータディスク48は第1相川と第2相用の円
弧状6j&極52,54を備える。第2相川の円弧状磁
極54は第1相の円弧状磁極の外側に形成される6円弧
状磁極52.54にはそれぞれ低パーミアンスを有する
カットアウト52C,54Cが形成される。カットアウ
ト52C,54Gはモータの軸心を中心として対称的な
位置、すなわち、180°位相がずれるように配置され
る。カットアウト52G、54Cにはそれぞれノーズま
たは低リラクタンス部52N、54NがX軸に関して時
計方向に延びていて、ロータ26を時計方向に回転させ
るための回転起動用リラクタンス部として作用をする。
備える。ロータディスク48は第1相川と第2相用の円
弧状6j&極52,54を備える。第2相川の円弧状磁
極54は第1相の円弧状磁極の外側に形成される6円弧
状磁極52.54にはそれぞれ低パーミアンスを有する
カットアウト52C,54Cが形成される。カットアウ
ト52C,54Gはモータの軸心を中心として対称的な
位置、すなわち、180°位相がずれるように配置され
る。カットアウト52G、54Cにはそれぞれノーズま
たは低リラクタンス部52N、54NがX軸に関して時
計方向に延びていて、ロータ26を時計方向に回転させ
るための回転起動用リラクタンス部として作用をする。
これら低リラクタンス部は第1組および第2相駆動コイ
ルを交互に励磁したときに常にロータに一定方向に回転
力を与えるものであればノーズの代わりに凹部その他の
手段でも良い。
ルを交互に励磁したときに常にロータに一定方向に回転
力を与えるものであればノーズの代わりに凹部その他の
手段でも良い。
第1組および第2相の円弧状磁極52.54は半径方向
に延びる複数の細いスリット52S、54gをそれぞれ
備える。望ましくは、スリット52S、54Sは第1組
および第2相ステータの細いスリット32s。
に延びる複数の細いスリット52S、54gをそれぞれ
備える。望ましくは、スリット52S、54Sは第1組
および第2相ステータの細いスリット32s。
36S、34S、38Sとほぼ等しい角度間隔で、しか
も等しい幅をもつように形成される。それにより、モー
タの出力トルクを後述の如く飛躍的に増大させることが
できる。なお、ロータ26のスリット52S、548は
円弧状m極52,54内において半径方向に磁束が通過
する際に生ずる渦ffi流を抑えて1強磁束密度部分を
円弧状磁極52.54の全体にわたって均一に分布させ
ることにより、磁気抵抗を減少させて有効磁束を増大さ
せる効果がある。しかも1円弧状磁極52.54の渦電
流を抑えることにより、モータの中速域あるいは高速域
におけるトルク特性の落ち込みから生ずる不安定現象や
共振現象を効果的に防止することができるため、低速域
から高速域に至るまで安定したトルク特性が得られる。
も等しい幅をもつように形成される。それにより、モー
タの出力トルクを後述の如く飛躍的に増大させることが
できる。なお、ロータ26のスリット52S、548は
円弧状m極52,54内において半径方向に磁束が通過
する際に生ずる渦ffi流を抑えて1強磁束密度部分を
円弧状磁極52.54の全体にわたって均一に分布させ
ることにより、磁気抵抗を減少させて有効磁束を増大さ
せる効果がある。しかも1円弧状磁極52.54の渦電
流を抑えることにより、モータの中速域あるいは高速域
におけるトルク特性の落ち込みから生ずる不安定現象や
共振現象を効果的に防止することができるため、低速域
から高速域に至るまで安定したトルク特性が得られる。
第3図において、ロータディスク48は第1相円弧状磁
極の内側にカットアウト52G、54Gと同位相の一対
のセクター状カットアウト56゜58と一対の回転起動
用補助磁極として作用するセクタ磁極60.62を備え
る。セクタ磁極60.62の中心はY#上に整列し、第
1相及び第2相円弧状磁極52.54の中心に対して9
06位相がずれるように配置され、ロータ26の静止位
置においてセクタ磁極60.62がステータのセクタ磁
極43P、45Pと一部オーバーラップするように構成
される。
極の内側にカットアウト52G、54Gと同位相の一対
のセクター状カットアウト56゜58と一対の回転起動
用補助磁極として作用するセクタ磁極60.62を備え
る。セクタ磁極60.62の中心はY#上に整列し、第
1相及び第2相円弧状磁極52.54の中心に対して9
06位相がずれるように配置され、ロータ26の静止位
置においてセクタ磁極60.62がステータのセクタ磁
極43P、45Pと一部オーバーラップするように構成
される。
上記構成において、トロイダル駆動コイル3oを励磁す
ると、コイル30により発生した磁束はステータヨーク
15.イナーヨーク34.アウターヨーク38とにより
集中され、このように集中された磁束はロータ26の円
弧状磁極54を吸引する。このとき、円弧状磁極54の
カットアウト54Cが第2相ステータのイナーヨーク3
4およびアウターヨーク38のカット部34G、38G
に一致した安定点でロータ26は静止する。
ると、コイル30により発生した磁束はステータヨーク
15.イナーヨーク34.アウターヨーク38とにより
集中され、このように集中された磁束はロータ26の円
弧状磁極54を吸引する。このとき、円弧状磁極54の
カットアウト54Cが第2相ステータのイナーヨーク3
4およびアウターヨーク38のカット部34G、38G
に一致した安定点でロータ26は静止する。
円弧状磁極54がイナーヨーク34.アウターヨーク3
8上を移動するとき、イナーヨーク34およびアウター
ヨーク38には半径方向の細いスリット34S、38S
がそれぞれ形成されていて1円弧状磁極54にも半径方
向のスリット548が形成されているため、スリットの
数に応じてトルクを著しく増大できる。つぎに、コイル
3oがターン・オフされて、コイル28がターン・オン
されると1円弧状磁極52の低リラクタンス部52Nは
時計方向に吸引されるため、ロータ26は時計方向に1
8o°回転する。つぎにコイル28がターン・オフされ
て、コイル3oがターン・オンされると円弧状磁t@5
4のノーズ54Nが時計方向に吸引されてロータ26は
時計方向にさらに180°回転する。このようにコイル
28.30を順次励磁することにより、ロータ26は時
計方向に回転する。ロータ26の反時計方向回転は第1
組および第2相駆動コイル28.30の励磁と同時に補
助コイル47を励磁することにより得られる。すなわち
、第2相コイル28が励磁されて、ロータ26の第2相
川円強状磁極54がステータの第1相円彊状磁極34P
、38Pに吸引されて安定している状態で。
8上を移動するとき、イナーヨーク34およびアウター
ヨーク38には半径方向の細いスリット34S、38S
がそれぞれ形成されていて1円弧状磁極54にも半径方
向のスリット548が形成されているため、スリットの
数に応じてトルクを著しく増大できる。つぎに、コイル
3oがターン・オフされて、コイル28がターン・オン
されると1円弧状磁極52の低リラクタンス部52Nは
時計方向に吸引されるため、ロータ26は時計方向に1
8o°回転する。つぎにコイル28がターン・オフされ
て、コイル3oがターン・オンされると円弧状磁t@5
4のノーズ54Nが時計方向に吸引されてロータ26は
時計方向にさらに180°回転する。このようにコイル
28.30を順次励磁することにより、ロータ26は時
計方向に回転する。ロータ26の反時計方向回転は第1
組および第2相駆動コイル28.30の励磁と同時に補
助コイル47を励磁することにより得られる。すなわち
、第2相コイル28が励磁されて、ロータ26の第2相
川円強状磁極54がステータの第1相円彊状磁極34P
、38Pに吸引されて安定している状態で。
コイル28がターン・オフされ、コイル30.47がタ
ーン・オンされると仮定する。このとき、ロータ26の
ノーズ52N、54Nによる吸引力に比べてロータ26
のセクタ磁1460.62に対するコイル47のセクタ
磁極43P、45Fによる吸引力が大きくなるように設
定さているため、ロータ26は反時計方向に180”回
転する。つぎに、コイル30がターン・オフされてコイ
ル28.47がターン・オンされると、ロータ26はさ
らに反時計方向に1806回転する。このように、第1
組および第2相駆動コイル28.30のターン・オン時
に補助コイル47をターン・オンすることにより反時計
方向の回転が得られる。駆動コイル28.30は公知の
2相励磁しても良いし、または駆動コイル28.30を
交流π!源に接続し、一方のコイルにコンデンサを接続
すれば交流モータとして作用する。
ーン・オンされると仮定する。このとき、ロータ26の
ノーズ52N、54Nによる吸引力に比べてロータ26
のセクタ磁1460.62に対するコイル47のセクタ
磁極43P、45Fによる吸引力が大きくなるように設
定さているため、ロータ26は反時計方向に180”回
転する。つぎに、コイル30がターン・オフされてコイ
ル28.47がターン・オンされると、ロータ26はさ
らに反時計方向に1806回転する。このように、第1
組および第2相駆動コイル28.30のターン・オン時
に補助コイル47をターン・オンすることにより反時計
方向の回転が得られる。駆動コイル28.30は公知の
2相励磁しても良いし、または駆動コイル28.30を
交流π!源に接続し、一方のコイルにコンデンサを接続
すれば交流モータとして作用する。
1−記実施例において、ロータは高透磁率のディスクか
らなるものとして説明したが、ロータは非磁性材料のデ
ィスクに高透磁率材料または永久磁石からなる円弧状6
J&極を埋め込んだ構造としても良い、また、ロータデ
ィスクの軸方向の厚みを変えて、ステータに対面した凸
部により円弧状磁極を構成し、凹部をカットアウトの代
わりに低パーミアンス部としても良い。
らなるものとして説明したが、ロータは非磁性材料のデ
ィスクに高透磁率材料または永久磁石からなる円弧状6
J&極を埋め込んだ構造としても良い、また、ロータデ
ィスクの軸方向の厚みを変えて、ステータに対面した凸
部により円弧状磁極を構成し、凹部をカットアウトの代
わりに低パーミアンス部としても良い。
なお、ロータの円弧状磁極は永久磁石により構成しても
良い。
良い。
以」二より明らかなように、本発明の2相ブラシレスモ
ータでは、各相においてトロイダル邸動コイルにより発
生した磁束をトロイダル・イナーヨークおよびトロイダ
ル・アウターヨークに集中させ、ステータにおいて各相
を径方向の複数の曲率半径領域に配置したために、モー
タの単位体積当りの巻線の体積比率を著しく高めること
ができ、したがって、モータの出力トルクを巻線の巻数
nと駆動電流Iの2乗(nI)”に比例して極めて増大
させることにより、従来達成し得なかった高効率化を図
ることができる。その結果、ブラシレスモータの超小形
軽斌化、高速応答および高性能化が図れる。とくに、2
相ブラシレスモータを超小形軽量化する場合に各相の円
弧状磁極相互間の距離が小さくなっても、各相の磁極間
に磁気遮断リングを配置したため駆動コイルの発生磁束
が円弧状磁極相互間の空隙中に漏洩せず、磁束はすべて
ステータとロータの対向磁極面間により多く集中するた
め、最大の電磁エネルギーが得られる。したがって、電
磁エネルギー変換効率が極めて高く、大きな省エネルギ
ー効果が得られる。さらに。
ータでは、各相においてトロイダル邸動コイルにより発
生した磁束をトロイダル・イナーヨークおよびトロイダ
ル・アウターヨークに集中させ、ステータにおいて各相
を径方向の複数の曲率半径領域に配置したために、モー
タの単位体積当りの巻線の体積比率を著しく高めること
ができ、したがって、モータの出力トルクを巻線の巻数
nと駆動電流Iの2乗(nI)”に比例して極めて増大
させることにより、従来達成し得なかった高効率化を図
ることができる。その結果、ブラシレスモータの超小形
軽斌化、高速応答および高性能化が図れる。とくに、2
相ブラシレスモータを超小形軽量化する場合に各相の円
弧状磁極相互間の距離が小さくなっても、各相の磁極間
に磁気遮断リングを配置したため駆動コイルの発生磁束
が円弧状磁極相互間の空隙中に漏洩せず、磁束はすべて
ステータとロータの対向磁極面間により多く集中するた
め、最大の電磁エネルギーが得られる。したがって、電
磁エネルギー変換効率が極めて高く、大きな省エネルギ
ー効果が得られる。さらに。
各相の駆動コイルの断面中4辺が良熱伝導体に囲まれ、
これら良熱伝導体は同じく良熱伝導体のステータヨーク
とハウジングとに熱的に伝導しているため、コイルの熱
伝導面積が著しく増大してコイルの熱放散が極めて効率
的であり、モータの過負荷耐量が著しく増加する。しか
も、各相の駆動コイルはイナーヨーク、アウターヨーク
、ステータヨークならびに磁気遮断リングにより囲まれ
ているため、モータから外部への電磁波ノイズの放射を
著しく減らすことができる。さらに、ロータディスクと
ステータの磁極とに磁気通路と平行に多数のスリン1へ
を形成したために、変動磁束による磁気反作用を効果的
に防止して磁気回路における有効断面積を増大させ。
これら良熱伝導体は同じく良熱伝導体のステータヨーク
とハウジングとに熱的に伝導しているため、コイルの熱
伝導面積が著しく増大してコイルの熱放散が極めて効率
的であり、モータの過負荷耐量が著しく増加する。しか
も、各相の駆動コイルはイナーヨーク、アウターヨーク
、ステータヨークならびに磁気遮断リングにより囲まれ
ているため、モータから外部への電磁波ノイズの放射を
著しく減らすことができる。さらに、ロータディスクと
ステータの磁極とに磁気通路と平行に多数のスリン1へ
を形成したために、変動磁束による磁気反作用を効果的
に防止して磁気回路における有効断面積を増大させ。
磁気抵抗を減少させることによって総磁束を著しく増大
させることができる。各相の駆動コイルの円弧状磁極と
ロータの円弧状aVAとにスリットを形成しであるため
、ロータの回転につれて、ステータとロータとの対向磁
極面間の磁界の強さや磁束密度の変化斌が平坦な磁極面
の場合に比べて著しく増大し、モータの出力トルクが極
めて大きくなる。したがって、高速応答が可能で、従来
にない小形軽量で高性能な2相ブラシレスモータが実現
される。さらに、ロータディスクは大面積のカットアウ
ト部を備えているため、ロータディスクの全体重量が著
しく軽減され、ロータイナーシャが極めて少なく、シか
も、回転トルクが大きいために、高速応答、精密位置決
めが可能であり、また、スルーイング特性が優れる。な
お、ロータディスクがソリッドであり、ブラシ、コミュ
テータがないので、高速回転で使用できる。しかも、ス
テータおよびロータディスクは安い原材料を使用可能と
し、さらにステータ、ロータディスク、駆動コイルの構
造を極めて簡略化したため、加工および組立が簡単で安
価に製造可能とし、著しくコス1−を低減することがで
きる。なお1本発明のモータは構造部用で頑丈なため、
高速大出力用にも適し、高頻度の加減速運転に耐え高温
、低温の耐環境性に優れ、しかも連続使用による運転性
能の劣化がなく、長寿命であ本発明の2相ブラシレスモ
ータはフラットモータに適用したものとして説明したが
1本発明はフラットモータに制限されず、円筒形モータ
にも適用されることは云うまでもない。
させることができる。各相の駆動コイルの円弧状磁極と
ロータの円弧状aVAとにスリットを形成しであるため
、ロータの回転につれて、ステータとロータとの対向磁
極面間の磁界の強さや磁束密度の変化斌が平坦な磁極面
の場合に比べて著しく増大し、モータの出力トルクが極
めて大きくなる。したがって、高速応答が可能で、従来
にない小形軽量で高性能な2相ブラシレスモータが実現
される。さらに、ロータディスクは大面積のカットアウ
ト部を備えているため、ロータディスクの全体重量が著
しく軽減され、ロータイナーシャが極めて少なく、シか
も、回転トルクが大きいために、高速応答、精密位置決
めが可能であり、また、スルーイング特性が優れる。な
お、ロータディスクがソリッドであり、ブラシ、コミュ
テータがないので、高速回転で使用できる。しかも、ス
テータおよびロータディスクは安い原材料を使用可能と
し、さらにステータ、ロータディスク、駆動コイルの構
造を極めて簡略化したため、加工および組立が簡単で安
価に製造可能とし、著しくコス1−を低減することがで
きる。なお1本発明のモータは構造部用で頑丈なため、
高速大出力用にも適し、高頻度の加減速運転に耐え高温
、低温の耐環境性に優れ、しかも連続使用による運転性
能の劣化がなく、長寿命であ本発明の2相ブラシレスモ
ータはフラットモータに適用したものとして説明したが
1本発明はフラットモータに制限されず、円筒形モータ
にも適用されることは云うまでもない。
第1図は本発明の一実施例による2相ブラシレスモータ
の断面図、第2図は第1図の■−■線からみた断面図、
第3図は第1図のロータの平面図をそれぞれ示す。 12・・・・・・・・・フレーム 14・・・・
・・・・・ステータ26・・・・・・・・・ロータ
28,30・・・・・・・・・トロイダル駆動コ
イル32.34・・・・・・トロイダル・イナーヨーク
36.38・・・・・・・・・トロイダル・アウターヨ
ーク32P、34P、36P、38P・・・・・・・・
・円弧状磁極44.46・・・・・・・・・磁気遮断リ
ング48.50・・・・・・・・・起動用補助コイル特
許出願人 株式会社 ハイテク研究所為3図 りど 62 り9
の断面図、第2図は第1図の■−■線からみた断面図、
第3図は第1図のロータの平面図をそれぞれ示す。 12・・・・・・・・・フレーム 14・・・・
・・・・・ステータ26・・・・・・・・・ロータ
28,30・・・・・・・・・トロイダル駆動コ
イル32.34・・・・・・トロイダル・イナーヨーク
36.38・・・・・・・・・トロイダル・アウターヨ
ーク32P、34P、36P、38P・・・・・・・・
・円弧状磁極44.46・・・・・・・・・磁気遮断リ
ング48.50・・・・・・・・・起動用補助コイル特
許出願人 株式会社 ハイテク研究所為3図 りど 62 り9
Claims (3)
- (1)同心的に配置された異なる曲率半径の第1組およ
び第2相用トロイダル駆動コイルと、前記第1相駆動コ
イルの内側と外側とで軸方向に延びている磁束集中用の
第1のトロイダル・イナーヨークおよび第1のトロイダ
ル・アウターヨークと、前記第2相駆動コイルの内側と
外側とで軸方向に延びている磁束集中用の第2のトロイ
ダル・イナーヨークおよび第2のトロイダル・アウター
ヨークとを備えたステータと、異なる曲率半径において
予じめ定められた第1の位相関係で形成された第1およ
び第2の磁極を備えたロータディスクからなり、前記第
1のトロイダル・イナーヨークおよび前記第1のトロイ
ダル・アウタヨークの少くとも1つが第1相用磁極を備
え、前記第2のトロイダル・イナーヨークおよび前記第
2のトロイダル・アウタヨークの少くとも1つが前記第
1相用磁極に対して予じめ定められた第2の位相関係で
形成された第2相用磁極を備え、前記ロータディスクが
第1回転起動用のリラクタンス部と第2回転起動用の補
助磁極を備え、前記ステータが前記補助磁極を吸引する
ための補助コイルと該補助コイルにより励磁される第2
回転起動用磁極を備え、前記ロータディスクの第1およ
び第2の磁極と前記第1組および第2相の磁極とがエア
ギャップを介して対向することを特徴とするブラシレス
モータ。 - (2)前記第1組および第2相用の磁極が半径方向に延
びる複数の渦電流防止用スリットを備え、前記ロータデ
ィスクの第1および第2の磁極が半径方向に延びる複数
の渦電流防止用スリットを備えたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のブラシレスモータ。 - (3)前記ロータディスクのスリットが前記第1組およ
び第2相用磁極のスリットに対して一定のスキュー角を
なすことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のブラ
シレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27520186A JPS63129842A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 2相ブラシレスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27520186A JPS63129842A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 2相ブラシレスモ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129842A true JPS63129842A (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=17552093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27520186A Pending JPS63129842A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 2相ブラシレスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63129842A (ja) |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP27520186A patent/JPS63129842A/ja active Pending
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