JPS63129734A - インテリジエントビルの電波漏洩診断システム - Google Patents
インテリジエントビルの電波漏洩診断システムInfo
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- JPS63129734A JPS63129734A JP61276139A JP27613986A JPS63129734A JP S63129734 A JPS63129734 A JP S63129734A JP 61276139 A JP61276139 A JP 61276139A JP 27613986 A JP27613986 A JP 27613986A JP S63129734 A JPS63129734 A JP S63129734A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B15/00—Suppression or limitation of noise or interference
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R29/00—Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
- G01R29/08—Measuring electromagnetic field characteristics
- G01R29/0807—Measuring electromagnetic field characteristics characterised by the application
- G01R29/0814—Field measurements related to measuring influence on or from apparatus, components or humans, e.g. in ESD, EMI, EMC, EMP testing, measuring radiation leakage; detecting presence of micro- or radiowave emitters; dosimetry; testing shielding; measurements related to lightning
- G01R29/0835—Testing shielding, e.g. for efficiency
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、躯体及び窓や出入口などの開口部に電磁遮蔽
材を使用してビル全体を電磁遮蔽構造にしたインテリジ
ェントビルの電波漏洩診断システムに関する。
材を使用してビル全体を電磁遮蔽構造にしたインテリジ
ェントビルの電波漏洩診断システムに関する。
一般にインテリジェントビルでは、複合電子交換機やコ
ンピュータ等の情NiI!信設備を共同利用してビル内
や外部との情報通信が行われるが、情報に対する価値感
の高まり、ニーズの多様化、個性化に伴って情報量が増
大している。かかる状況下にあって、安いコストで如何
にしてより迅速に必要な情報を提供できるようにするか
がこれからのビルにおける1つの課題になっている。イ
ンテリジェントビルにおいてこのような課題に応えるも
のとして、光ファイバー・ケーブルや同軸ケーブルを利
用したデータハイウェイ方式による情報ネットワークが
検討され、提案されている。
ンピュータ等の情NiI!信設備を共同利用してビル内
や外部との情報通信が行われるが、情報に対する価値感
の高まり、ニーズの多様化、個性化に伴って情報量が増
大している。かかる状況下にあって、安いコストで如何
にしてより迅速に必要な情報を提供できるようにするか
がこれからのビルにおける1つの課題になっている。イ
ンテリジェントビルにおいてこのような課題に応えるも
のとして、光ファイバー・ケーブルや同軸ケーブルを利
用したデータハイウェイ方式による情報ネットワークが
検討され、提案されている。
しかし、光ファイバー・ケーブルや同軸ケーブルを利用
したデータハイウェイ方式では、インテリジェントビル
内の隅々(端末機器)にまで光ファイバー・ケーブルや
同軸ケーブルを張りめぐらさなければならず、ケーブル
敷設のためフロアダクトや二重床構造が必要となり工費
や工期が無視できない。
したデータハイウェイ方式では、インテリジェントビル
内の隅々(端末機器)にまで光ファイバー・ケーブルや
同軸ケーブルを張りめぐらさなければならず、ケーブル
敷設のためフロアダクトや二重床構造が必要となり工費
や工期が無視できない。
また、情報通信に電波を使えばケーブル敷設は必要でな
くなるが、この場合、一方では、外部へノイズ電波を放
出することから、電波法上の規制を受けることになり、
他方では、外部からの電波等によりシステムが誤動作す
るという問題が生じる。
くなるが、この場合、一方では、外部へノイズ電波を放
出することから、電波法上の規制を受けることになり、
他方では、外部からの電波等によりシステムが誤動作す
るという問題が生じる。
そこで本件出願人は、躯体及び窓や出入口などの開口部
に電磁遮蔽材を使用してビル全体を電磁遮蔽構造にする
ことによって、電波法上の規制を受けることなく任意の
周波数を選んでビル内で無線通信を行えるようにしたイ
ンテリジェントビルに関して種々の提案を行っている。
に電磁遮蔽材を使用してビル全体を電磁遮蔽構造にする
ことによって、電波法上の規制を受けることなく任意の
周波数を選んでビル内で無線通信を行えるようにしたイ
ンテリジェントビルに関して種々の提案を行っている。
ところで、上記の如くビル全体を電磁遮蔽構造にしてビ
ル内で無線通信を行えるようにしても、一旦その電磁遮
蔽がビルの一部で破れると、ビル内で使用している電波
が外部に放出され、盗聴されたり妨害電波となり、また
、外部からラジオやテレビ等の電波が侵入してノイズ源
となる。そのため、ビル内での無線通信が行えなくなり
、情報通信システムが麻痺するという問題が生じる。従
って、かかる事態を回避するには、電磁遮蔽の欠陥や劣
化を早期に発見することが非常に重要となる。しかしな
がら、ビルの電磁遮蔽が破れる場合、その位置は容易に
予測できず、特にビル自体が大きくなるとその対象範囲
も広大になる。そのため、電磁遮蔽性能が充分か否かを
診断することは困難視され、従来、このようなインテリ
ジェントビルの電磁遮蔽の欠陥や劣化を発見するような
システムは考えられていない。
ル内で無線通信を行えるようにしても、一旦その電磁遮
蔽がビルの一部で破れると、ビル内で使用している電波
が外部に放出され、盗聴されたり妨害電波となり、また
、外部からラジオやテレビ等の電波が侵入してノイズ源
となる。そのため、ビル内での無線通信が行えなくなり
、情報通信システムが麻痺するという問題が生じる。従
って、かかる事態を回避するには、電磁遮蔽の欠陥や劣
化を早期に発見することが非常に重要となる。しかしな
がら、ビルの電磁遮蔽が破れる場合、その位置は容易に
予測できず、特にビル自体が大きくなるとその対象範囲
も広大になる。そのため、電磁遮蔽性能が充分か否かを
診断することは困難視され、従来、このようなインテリ
ジェントビルの電磁遮蔽の欠陥や劣化を発見するような
システムは考えられていない。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、簡便
にインテリジェントビルの電磁遮蔽性能の劣化や電磁遮
蔽構造の欠陥等を発見することができるインテリジェン
トビルの電波漏洩診断システムの提供を目的とする。
にインテリジェントビルの電磁遮蔽性能の劣化や電磁遮
蔽構造の欠陥等を発見することができるインテリジェン
トビルの電波漏洩診断システムの提供を目的とする。
そのために本発明のインテリジェントビルの電波漏洩診
断システムは、躯体及び窓や出入口などの開口部に電磁
遮蔽材を使用してビル全体を電磁遮蔽構造にしたインテ
リジェントビルの電波漏洩診断システムであって、ビル
外に配置され電波を検出子る電波検出手段を備え、ビル
の各階から所定の電波を発信させてその電波を電波検出
手段で検出し、その検出強度に基づき電波漏れのある階
及び位置を診断することを特徴とする。
断システムは、躯体及び窓や出入口などの開口部に電磁
遮蔽材を使用してビル全体を電磁遮蔽構造にしたインテ
リジェントビルの電波漏洩診断システムであって、ビル
外に配置され電波を検出子る電波検出手段を備え、ビル
の各階から所定の電波を発信させてその電波を電波検出
手段で検出し、その検出強度に基づき電波漏れのある階
及び位置を診断することを特徴とする。
本発明のインテリジェントビルの電波漏洩診断システム
では、ビルの各階から所定の電波を発信させてその電波
を電波検出手段で検出するので、各階から発信される電
波の受信強度より各階からの電波漏れ具合を診断して、
電磁遮蔽が破れた場合にはその階や位置を発見すること
ができ、また、電磁遮蔽性能が劣化した場合には、過去
の診断結果との比較によりその程度を把握することがで
きる。
では、ビルの各階から所定の電波を発信させてその電波
を電波検出手段で検出するので、各階から発信される電
波の受信強度より各階からの電波漏れ具合を診断して、
電磁遮蔽が破れた場合にはその階や位置を発見すること
ができ、また、電磁遮蔽性能が劣化した場合には、過去
の診断結果との比較によりその程度を把握することがで
きる。
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係るインテリジェントビルの電波漏洩
診断システムの1実施例を説明するための図、第2図は
電波漏れの検出信号を説明するための図、第3図は電波
漏れ検出器の構成例を示す図である0図中、1はビル、
2と4は電波漏れ検出器、3と5はアンテナ、11は発
信器、12は受信部、13は増幅部、14は処理部、1
5は記憶部、16はプリント出力部、17は表示出力部
を示す。
診断システムの1実施例を説明するための図、第2図は
電波漏れの検出信号を説明するための図、第3図は電波
漏れ検出器の構成例を示す図である0図中、1はビル、
2と4は電波漏れ検出器、3と5はアンテナ、11は発
信器、12は受信部、13は増幅部、14は処理部、1
5は記憶部、16はプリント出力部、17は表示出力部
を示す。
第1図において、電波漏れ検出器2は、各階の外壁にそ
って移動する例えばゴンドラに搭載され、アンテナ3を
備えてビル内から漏洩する電波を検出するものである。
って移動する例えばゴンドラに搭載され、アンテナ3を
備えてビル内から漏洩する電波を検出するものである。
電波漏れ検出器4は、各階から漏洩する電波を検出する
ことができる地上の適当な位置に配置され、アンテナ5
を備えて電波を検出するものである。本発明に係るビル
の電波漏洩診断システムは、上記2つの電波漏れ検出器
2.4により構成し、まず、電波漏れ検出器4を使って
ビル1の各階から発信される電波を検出し、例えば第2
図に示すような受信強度のデータを得ると、この受信強
度のデータより異常な電波漏れのある階を発見し、その
結果に基づいて、次はその階について電波漏れ検出器2
を使って電波漏れの位置を検出する。地上に配置される
電波漏れ検出器4の構成例を示したのが第3胃である。
ことができる地上の適当な位置に配置され、アンテナ5
を備えて電波を検出するものである。本発明に係るビル
の電波漏洩診断システムは、上記2つの電波漏れ検出器
2.4により構成し、まず、電波漏れ検出器4を使って
ビル1の各階から発信される電波を検出し、例えば第2
図に示すような受信強度のデータを得ると、この受信強
度のデータより異常な電波漏れのある階を発見し、その
結果に基づいて、次はその階について電波漏れ検出器2
を使って電波漏れの位置を検出する。地上に配置される
電波漏れ検出器4の構成例を示したのが第3胃である。
地上に配置される電波漏れ検出器では、第3図に示すよ
うにアンテナを有する受信部12によりビル内の発信器
11から発信される電波を検出すると、その検出信号を
増幅部13で増幅して処理部14で処理する。処理部1
4は、各階の受信信号データを識別して記憶部15に記
憶したり、そのデータを第2図に示すようにグラフにし
てプリント出力部16や表示出力部17から出力する処
理を行うものである。また、受信レベルの基準値や電波
漏れ判定の閾値等、診断のためのデータを記憶部に予め
記憶しておき、併せてこれらのデータをグラフに重ねて
出力したり、自動的に各階の電波漏れの程度を診断し、
その診断結果を記憶、出力できるようにしてもよい。
うにアンテナを有する受信部12によりビル内の発信器
11から発信される電波を検出すると、その検出信号を
増幅部13で増幅して処理部14で処理する。処理部1
4は、各階の受信信号データを識別して記憶部15に記
憶したり、そのデータを第2図に示すようにグラフにし
てプリント出力部16や表示出力部17から出力する処
理を行うものである。また、受信レベルの基準値や電波
漏れ判定の閾値等、診断のためのデータを記憶部に予め
記憶しておき、併せてこれらのデータをグラフに重ねて
出力したり、自動的に各階の電波漏れの程度を診断し、
その診断結果を記憶、出力できるようにしてもよい。
次に本発明に係るインテリジェントビルの電波漏洩診断
システムの診断手順を簡単に説明する。
システムの診断手順を簡単に説明する。
まず、例えば室内で利用している周波数の近傍の周波数
を各階で発信させる。それに対して、電波漏れ検出器4
で、各周波数の受信強度を凋べて電波漏れの階を検出す
る0例えば第2図に示すように電波漏れのない階は所定
の受信強度以下になるが、電波漏れのある階はA、 B
のように受信強度が大きくなる。従って、この受信強度
の大きい周波数より電波漏れのある階を特定することが
できる。電波漏れのある階が判明すると、次は、電波漏
れ検出器2をその階の周囲にそって移動させながらその
階の使用している周波数の電波の受信強度を調べ、その
強度から電波漏れの位置を検出する。
を各階で発信させる。それに対して、電波漏れ検出器4
で、各周波数の受信強度を凋べて電波漏れの階を検出す
る0例えば第2図に示すように電波漏れのない階は所定
の受信強度以下になるが、電波漏れのある階はA、 B
のように受信強度が大きくなる。従って、この受信強度
の大きい周波数より電波漏れのある階を特定することが
できる。電波漏れのある階が判明すると、次は、電波漏
れ検出器2をその階の周囲にそって移動させながらその
階の使用している周波数の電波の受信強度を調べ、その
強度から電波漏れの位置を検出する。
ところで、インテリジェントビルにおいて、各階で使う
周波数をどのように割り当てるかはその構造によって様
々なケースが考えられる0本件出願人は、外壁面を電磁
遮蔽層で覆ったインテリジェントビルの電磁遮蔽空間を
さらに各階毎に分割し、各階毎に任意の使用周波数帯域
を割り当てて電波を利用した無線通信を行うようにする
ものを別途提案(特願昭61−73051号)している
。
周波数をどのように割り当てるかはその構造によって様
々なケースが考えられる0本件出願人は、外壁面を電磁
遮蔽層で覆ったインテリジェントビルの電磁遮蔽空間を
さらに各階毎に分割し、各階毎に任意の使用周波数帯域
を割り当てて電波を利用した無線通信を行うようにする
ものを別途提案(特願昭61−73051号)している
。
このようにすると、各階に対して割り当てる使用周波数
帯域を同一周波数帯域にすることができる。
帯域を同一周波数帯域にすることができる。
この場合において、各階のチャンネル数をn、 1チヤ
ンネルの周波数帯域幅を25kHzとすると、25kH
zxn の周波数帯域の通信設備を各階に配置すればよい。
ンネルの周波数帯域幅を25kHzとすると、25kH
zxn の周波数帯域の通信設備を各階に配置すればよい。
すなわち、m階建てのビルでは、同一の通信設備をmセ
ット用意すればよいので、設備費を低減できる。
ット用意すればよいので、設備費を低減できる。
しかし、上下階で電磁遮蔽が充分でないために電波漏れ
があるような場合には、上下階からの漏れ電波によって
通信設備が誤動作することになる。
があるような場合には、上下階からの漏れ電波によって
通信設備が誤動作することになる。
そこで、このような問題を解決するため、さらに隣接す
る階との使用周波数帯域を異なるようにした例が第4図
である。この例では、25kHzxnの周波数帯域幅で
3種類の周波数帯域■、■。
る階との使用周波数帯域を異なるようにした例が第4図
である。この例では、25kHzxnの周波数帯域幅で
3種類の周波数帯域■、■。
■を設定し、これを繰り返す順番で各階に周波数帯域を
割り当てる。このようにすると、直下の階及び直上の階
とは使用周波数帯域が異なるため、上下階において少々
の電波漏れがあっても混信せず通信設備が誤動作するこ
ともなくなる。この場合には、 25kHzXn の周波数帯域の通信設備を3種類用意して隣接する階の
周波数帯域が異なるように配置すればよい。
割り当てる。このようにすると、直下の階及び直上の階
とは使用周波数帯域が異なるため、上下階において少々
の電波漏れがあっても混信せず通信設備が誤動作するこ
ともなくなる。この場合には、 25kHzXn の周波数帯域の通信設備を3種類用意して隣接する階の
周波数帯域が異なるように配置すればよい。
なお、上下階において異なる周波数帯域を使用すること
から、基本的には2種類の周波数帯域で各階交互に周波
数帯域を割り当てるようにしてもよい。
から、基本的には2種類の周波数帯域で各階交互に周波
数帯域を割り当てるようにしてもよい。
上述の如く各階での使用周波数を同じにし、電波漏洩診
断で発信する電波の周波数を同じにする場合には、時間
をずらして順々に各階から所定の周波数を発信させれば
よい。それに対して、電波漏れ検出器4では、時間軸で
その周波数信号の受信強度を調べる。すなわち、第2図
に示すグラフの横軸を時間軸としてA、Bのように受信
強度が大きくなる時間より電波漏れのある階を特定する
ことができる。また、電磁遮蔽性能が劣化した場合には
、第2図に示すグラフにおいて平均的な受信強度が徐々
に高くなるので、過去の診断結果との比較により各階毎
にその程度を容易に把握することができる。
断で発信する電波の周波数を同じにする場合には、時間
をずらして順々に各階から所定の周波数を発信させれば
よい。それに対して、電波漏れ検出器4では、時間軸で
その周波数信号の受信強度を調べる。すなわち、第2図
に示すグラフの横軸を時間軸としてA、Bのように受信
強度が大きくなる時間より電波漏れのある階を特定する
ことができる。また、電磁遮蔽性能が劣化した場合には
、第2図に示すグラフにおいて平均的な受信強度が徐々
に高くなるので、過去の診断結果との比較により各階毎
にその程度を容易に把握することができる。
なお、本発明は、上記の実施桝に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例にお
いて各階の電波漏れを検出する電波漏れ検出器は、通常
ビルの外壁部清掃に使用される清掃ロボットに搭載して
もよい、そして、清掃時に自動的に各階の電波漏れを点
検し、ロボットの動きを時間で制御し、計測レベルが高
くなると動きを小さくしてもよい。地上の電波漏れ検出
器を使わずにこれにより少ない計測で電波漏れの検出を
効率的に行うことができる。また、ゴンドラ上の電波漏
れ検出器は、有線或いは無線による送信手段を備え、計
測結果を地上の電波漏れ検出器に伝送し、地上の表示画
面に表示するようにしてもよい、さらには、躯体及び窓
や出入口などの開口部にtm遮蔽材を使用してビル全体
を電磁遮蔽構造にしただけで、各階毎には電磁遮蔽され
ていない場合にも、各階より同一周波数の電波を異なる
時間に発信させ、その受信強度の差から電波漏れの階や
位置を特定してもよい。
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例にお
いて各階の電波漏れを検出する電波漏れ検出器は、通常
ビルの外壁部清掃に使用される清掃ロボットに搭載して
もよい、そして、清掃時に自動的に各階の電波漏れを点
検し、ロボットの動きを時間で制御し、計測レベルが高
くなると動きを小さくしてもよい。地上の電波漏れ検出
器を使わずにこれにより少ない計測で電波漏れの検出を
効率的に行うことができる。また、ゴンドラ上の電波漏
れ検出器は、有線或いは無線による送信手段を備え、計
測結果を地上の電波漏れ検出器に伝送し、地上の表示画
面に表示するようにしてもよい、さらには、躯体及び窓
や出入口などの開口部にtm遮蔽材を使用してビル全体
を電磁遮蔽構造にしただけで、各階毎には電磁遮蔽され
ていない場合にも、各階より同一周波数の電波を異なる
時間に発信させ、その受信強度の差から電波漏れの階や
位置を特定してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、各階
の外壁にそって移動させる電波漏れ検出器は、清掃用の
ロボットに搭載することもできるので、システムとして
は比較的低コストで且つ精度の高いインテリジェントビ
ルの電波漏洩診断が可能になる。また、地上の電波漏れ
検出器と、ゴンドラ搭載の電波漏れ検出器とを組み合わ
せることにより粗−密の2段階の診断ができ、診断効率
、診断精度を高めることができる。
の外壁にそって移動させる電波漏れ検出器は、清掃用の
ロボットに搭載することもできるので、システムとして
は比較的低コストで且つ精度の高いインテリジェントビ
ルの電波漏洩診断が可能になる。また、地上の電波漏れ
検出器と、ゴンドラ搭載の電波漏れ検出器とを組み合わ
せることにより粗−密の2段階の診断ができ、診断効率
、診断精度を高めることができる。
第1図は本発明に係るインテリジェントビルの電波漏洩
診断システムの1実施例を説明するための図、第2図は
電波漏れの検出信号を説明するための図、第3図は電波
漏れ検出器の構成例を示す図、第4図はビル内の通信周
波数の割り当て例を説明するための図である。 1・・・ビル、2と4・・・電波漏れ検出器、3と5・
・・アンテナ、11・・・発信器、12・・・受信部、
13・・・増幅部、14・・・処理部、15・・・記憶
部、16・・・プリント出力部、17・・・表示出力部
。 出 願 人 清水建設株式会社 代理人 弁理士 阿 部 龍 吉(外2名)第2図
診断システムの1実施例を説明するための図、第2図は
電波漏れの検出信号を説明するための図、第3図は電波
漏れ検出器の構成例を示す図、第4図はビル内の通信周
波数の割り当て例を説明するための図である。 1・・・ビル、2と4・・・電波漏れ検出器、3と5・
・・アンテナ、11・・・発信器、12・・・受信部、
13・・・増幅部、14・・・処理部、15・・・記憶
部、16・・・プリント出力部、17・・・表示出力部
。 出 願 人 清水建設株式会社 代理人 弁理士 阿 部 龍 吉(外2名)第2図
Claims (4)
- (1)躯体及び窓や出入口などの開口部に電磁遮蔽材を
使用してビル全体を電磁遮蔽構造にしたインテリジェン
トビルの電波漏洩診断システムであって、ビル外に配置
され電波を検出する電波検出手段を備え、ビルの各階か
ら所定の電波を発信させてその電波を電波検出手段で検
出し、その検出強度に基づき電波漏れのある階及び位置
を診断することを特徴とするインテリジェントビルの電
波漏洩診断システム。 - (2)電波検出手段は、ビル外の所定の位置に配置され
各階で発信される電波を検出する第1の電波検出手段と
ビルの各階壁面にそって移動しながら当該階の発信する
電波を検出する第2の電波検出手段からなることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のインテリジェントビ
ルの電波漏洩診断システム。 - (3)相互に電磁遮蔽された各階より異なる周波数の電
波を発信させて診断することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のインテリジェントビルの電波漏洩診断シ
ステム。 - (4)相互に電磁遮蔽された各階より同一周波数の電波
を異なる時間に発信させて診断することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のインテリジェントビルの電波
漏洩診断システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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