JPS63129545A - 光情報記録再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は書き換え可能な光情報記録再生方式％式％） 近年、高密度、大容量のメモリとして光ディスクが注目
されており、この光ディスクを用いた情報記録再生装置
も実用化されている。この装置は例えば、直径１μｍ程
度のスポットに絞り込んだレーザビームを光ディスクに
照射し、幅０．６〜ｌ／ｊｍ長さ１〜２μｍ程度のピッ
トを形成する事で情報を記録し、一方、このピットから
の反射あるいは透過光の変化によ少記録情報を再生する
ものである。

このような装置に用いられる元ディスク記録媒体には、
情報の消去、再書き込みが不可能な追記型の記録媒体と
、情報の消去、再書き込みが複数回可能な消去可能型記
録媒体とがある。追記型記録媒体を用いた情報記録再生
装置は、情報の書き換えができないことより証拠性に優
れ、媒体の経済的かつ有効的な利用の面からは、消去可
能型の記録媒体の方が優れている。

この消去可能型の記録媒体は、例えばＧｄ、Ｔｂ、Ｄ）
’。

Ｈｏ等の希土類とＦｅ、Ｃｏ等の遷移金属とからなる非
晶質合金膜を記録膜とするものである。この記録膜の特
徴は、膜面に垂直な方向に磁化容易軸を有する点であり
、記録・再生・消去は、この磁化の方向の変化を利用し
ている。

すなわち、何ら情報が記録されていない記録膜では、全
ての軸が同一方向に磁化されており、この磁化の状態に
対して特定の磁区の磁化方向を選択的に変化することで
情報を記録し、又この状態を読みとることで情報を再生
するものである。具体的に述べると上述の記録膜の特徴
は、常温で磁気的秩序状態を保持し、レーザビームの照
射により記録膜を昇温すると、無秩序状態となることで
ある。

情報に従っτ変調したレーザビームを記碌膜上に照射し
、このレーザビームのエネルギにより記録膜を局部的に
昇温し、この部分の保持力を減少嘔せる。この時、外部
から初期磁化方向と逆方向の磁界を作用することで１局
部のみの磁化方向を反転する。レーザビームが照射され
た以外の記録膜は、外部磁界が作用しても、最初の磁化
方向の変化は無く、これによって一様な方向の磁化中に
異なる方向の磁化パターンが形成される。すなわち情報
が記録されることになる。

次に、このような記録に対して、はぼ同様の原理により
情報が消去できる。すなわち印加する外部磁界を記録時
と逆にすればよい。例えば、上記のような記録がなされ
でいる記録膜にレーザビームを照射し、さらに記録時と
は逆の方向の外部磁界を作用することでレーザビーム照
射部の磁化の方向は記録前と同一となり、情報が消去さ
れることになる。

このような記録、消去に対して、情報の再生は、レーザ
ビームの偏波面の回転を利用する。この種の記録膜は、
前述のように垂直に磁化しており、レーザビームを照射
すると、反射あるいは透過光の偏波面が磁化の方向によ
り回転する。よって、この回転を検出することで、記録
膜上の磁区の方向が検出できる。これが情報の再生であ
る。

以上のような特徴を有する記録膜を用いたメモリとして
のディスクは、光磁気ディスクと呼ばれている。この光
磁気ディスクは、書き換えが可能であることが特徴であ
るが、この場合既に情報の記録がなされている領域に直
接書き込み動作をしても、元の古い記録を行った際に反
転した磁化はそのまま消去さｎずに残るため、新しい情
報は正しく記録できない。従って書き換えをするには、
一度情報を再書き込みする領域をまず全部消去し、磁区
の方向を最初の方向に一様にそろえ、しかる後番て新し
い情報を記録しなければならない。これを一つの光ヘッ
ドで行うとすると、情報の書き込みから消去あるいは消
去から書き込みにさいして外部磁界の極性の切り換えに
一定の待ち時間と切り換えのための領域を必要とし、こ
れらがシステム構成上ロスとなるという欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 上述したように、１つの光ヘッドで情報の書き込み一消
去あるいは消去−書き込み時に、外部磁界の極性を切り
換えるためには一定の待ち時間が必要であり、ディスク
上ではこの待ち時間のための領域を必要としていた。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、１つの光ヘッドを用いた際に必要となる、外
部磁界の極性の切り換えにともなうディスク上の不要な
領域を取り除き、ディスクを有効に活用できる光情報記
録再生方式を提供することにある。

〔発明の構成〕

（問題点を消失するための手段） この発明は、光の照射と磁界の印加とにより情報を記録
・再生・消去するいわゆる光磁気ディスクを記録媒体と
する光情報記録再生方式において、信号を記録するトラ
ック上には、このトラックを管理するための情報が記録
されているトラック管理情報領域を有し、このトラック
管理情報領域あるいはこのトラック管理情報領域に相当
する領域で、消去・記録に指定された方向に磁界を切り
換えることを特徴とするものである。

（作　用） 外部磁界の極性を切り換えるタイミングをトラック管理
情報領域あるいはこれに相当する領域上でなされるため
に、この切り換えに伴うシステム的な待ち時間、この待
ち時間に伴なうディスクの領域の無駄をなくすことがで
き、しかも記録された情報には何ら影響しないのである
。

（実施例） 以下１本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。

第２図は１本発明の一実施例に係わる装置であって、光
磁気ディスクを記録媒体とする光情報記録再生装置の略
構成を示す図である。光磁気ディスク１０１は、回転モ
ータ制御部２０１に接続された回転モータ２０２により
一定の角速度で回転駆動される。２０３は記録時あるい
は消去時に必要な磁界を発生するための電磁石である。

２０４はディスク１０１上にレーザ光を照射し、さらに
フォーカシング制御、トラッ午ング制御、信号検出等を
行うための、レーザ、光検出器、光学素子等からなる光
学ヘッドである。電磁石２０３及び光学ヘッド２０４は
、ディスクをはさんで向かい合う位置に保持され、光磁
気ヘッド２０５を構成する。光磁気ヘッドは、送りモー
タ制御部２０６に接続された送りモー□り２０７上に保
持され、駆動されることで、光磁気ディスク１０１の任
意の半径位置に移動するものである。

この実施例での光情報記録再生装置は、記録動作、再生
動作の機能を有し、記録／再生動作の実行は外部システ
ムによりコントロールされる。記録／再生動作指示信号
、記録／再生トラック番号及びセクタ番号、記録／再生
動作等はインターフェース２０８ｔ−介して装置制御部
２０９と外部システムとの間で転送される。記録、再生
の各動作は、記録動作制御部２１０あるいは再生動作制
御部２１１により実行される。

第１図は、この実施例の装置によシ光磁気ディスク１０
１上の情報が書き換えられる際の動作の状態を示した図
である。光磁気ディスク１０１は前記回転モータ２０２
により所定の角速度一定となるように駆動され、光磁気
ディスク１０１上の記録領域は回転マーク１０２を基準
として、実質的に回転中心より放射状に１回転あたシＮ
個のセクタに等分割されている。１記録トラックの形状
はスパイラル状で、回転マーク１０２を基準として始ま
る各トラックの先頭には、内周から外周へと順に付けら
れたトラック・アドレスを少なくとも含むトラック管理
情報領域１０３が形成されている。また第１図では、分
り易くするために、ディスクを固定し。

相対的に光磁気ヘッドのアクセス位置が回転するように
描いてあり、ヘッドのアクセス位置は、図で時計回りに
移動し、ディスクの内周から外周へ向かって記録が進め
られる。

外部システムよ少記録動作指示信号と記録トラック番号
及びセクタ番号と記録情報とが転送されると、記録情報
は−Ｈデータ・バッファに蓄積され、装置制御部２０９
は記録動作制御部２１０で、電磁石２０３が発生する磁
界の極性を消去方向とし。

送りモータ制御部２０６、送シモータ２０７により光磁
気ヘッド２０５を指定されたトラック上にアクセスし、
指定されたトラック上でセクタ数をカウントすることで
指定されたセクタ上にアクセスする。

ここで転送された記録情報量はＮｔｌセクタ以上で、記
録を開始するセクタ位置はトラックの先頭セクタであっ
たとする。このような条件が本発明の本質を同等限定す
るものでないことは言うまでもない。

第１図で位ｔｉ１１０４を外部システムによシ指定され
た記録開始セクタ位置とする。該光磁気ヘッド２０５の
磁界の方向が消去方向でかつ消去に十分な磁界を発生す
る状態となり、該記録開始セクタ位置にアクセスすると
、まず最初のトラック−周分、即ち１０５までの間の所
定の領域を消去する。つぎに光磁気ヘッド２０５の磁界
の方向を記録方向に切り換えると共にヘッドのアクセス
位置をトラックジャンプにより１つ内側のトラックへ移
−し、再度位置１０４へと戻る。ここでトラックジャン
プを行う領域は、トラック管理情報領域１０３に相当す
る領域で、更に領域内で磁界強度は記録に十分な強度と
なるまでに切り換わる。光磁気ヘッド２０５の磁界の方
向が記録方向でかつ記録に十分な磁界強度となり、トラ
ックジャンプにより１０４へとアクセスすると、１０５
までの間の消去済みの所定の領域へ新しい情報を記録す
る。

光磁気ヘッド２０５で前述の１０４から１０５までのＮ
上２２分のデータを記録すると、今度は磁界の方向を再
び消去方向に切り替えると共に、トラック管理情報領域
１０３に記録されているトラック情報を再生し、現在ト
ラック位置を確認後、前述と同じシーフェンスに従って
、指定された記録情報を次々と記録していく。

（発明の効果） この発明は、情報の消去／記録に必要な磁界の切り換え
を、各トラックに少なくとも１ケ所以上存在するトラッ
ク管理情報領域あるいはトラック管理情報領域に相当す
る領域で行うことにより。

磁界の切り換え中にトラック管理情報領域を再生し、現
在アクセス位置を検出したシ、あるいはトラック管理情
報領域で隣接トラックにジャンプしたりすることで、磁
界の切り換えに伴うシステム的な待ち時間や、領域の無
駄を無くシ、経済的で効率の良い光情報記録再生装置を
提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる装置によりディスク
上の情報が書き換えられる際の記録領域の状態を示した
図、第２図は、本発明の一実施例に係わる装置の略構成
を示す図である。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　　竹　花　喜久男

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 モータに装填された情報を記録する領域と、この領域を
   管理する領域とで構成されたディスク上に、光を照射し
   、磁界を印加することにより、情報の記録あるいは消去
   が行え、この情報の記録・消去機能の切り換えは印加さ
   れる磁界方向を切り換えることにより行える光情報記録
   再生方式であって、 前記印加される磁界方向の切り換えを、前記情報を記録
   する領域を管理する領域上で行なうことを特徴とする光
   情報記録再生方式。