JPS6312928A - ホログラフイツク回折格子とそれを用いた分光器 - Google Patents

ホログラフイツク回折格子とそれを用いた分光器

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JPS6312928A
JPS6312928A JP15745086A JP15745086A JPS6312928A JP S6312928 A JPS6312928 A JP S6312928A JP 15745086 A JP15745086 A JP 15745086A JP 15745086 A JP15745086 A JP 15745086A JP S6312928 A JPS6312928 A JP S6312928A
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JP
Japan
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mirror
diffraction grating
curvature
aspherical wave
reflected
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Application number
JP15745086A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamata
洋 鎌田
Tetsuya Shimazaki
島崎 哲哉
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/12Generating the spectrum; Monochromators
    • G01J3/18Generating the spectrum; Monochromators using diffraction elements, e.g. grating
    • G01J3/1838Holographic gratings

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はホログラフィ法によって製作された収差補正型
回折格子およびそれを用いた分光器に関する。
[従来の技術] 回折格子は、その製作上の違いから、機械刻線式回折格
子とホログラフィック回折格子に分けられる。回折格子
は分光器に組み込んで使用されるので分光器とともに従
来例を説明する。
(第1の従来例) 機械切りなどによって製作した平面状の等間隔の直線格
子(以下、平面回折格子とよぶ。)を用いた、いわゆる
ツエルニ−・ターナ−型分光器の一例を第7図に示す。
ここで、2および3は球面鏡であるコリメータ鏡および
カメラ鏡である。入射スリット31がらの入射光を、距
離r1だけ離れたコリメータ鏡2で入射光と反射光の角
度θ1で反射せしめて、はぼ平行光として距離r2のと
ころにある平面回折格子11で回折せしめ、その回折光
は入射光とのなす角度はθ2であり、距離r のところ
にあるカメラ鏡3で入射光と反射光とのなす角瓜θ3で
反射せしめて、回折光を距ff1r4のところにある結
像面32に収束している。
第7図から明らかなように、コリメータ鏡2およびカメ
ラ鏡3のそれぞれの入射光と反射光は、それぞれの光軸
から、それぞれ、θ1/2およびθ3/2だけずれてい
る。
ざらに、ここに用いられる平面回折格子11は、それ自
体は収差を有する;bのではないが、球面鏡であるコリ
メータ鏡2およびカメラ鏡3のコマ等の収差があるため
に、出射スリブI・である結像面32において像のボケ
を生じ、波長分解能を劣化せしめていた。
(第2の従来例) 第1の従来例における波長分解能劣化の原因を除去する
ために、第7図におけるコリメータ鏡2およびカメラv
13をそれぞれ軸はずしの放物面鏡(放物面鏡の軸以外
の部分を用いるもの)を用いたちのがある。これは理論
的に光学系の収差は零であり、高分解能を実現すること
が可能ではあるが、軸はずしの放物面鏡を精度よく製作
することは極めて困難である。また、それらを分光器と
して組込む場合の配置の精度および光軸を高精度にあわ
せることが極めて困難であり、これらの加工精度および
組立て精度が得られない場合には、かえって分解能が悪
くなり、理論値通りの分解能を得ることは困難であり、
高価であった。
(第3の従来例) 第2の従来例に示した軸はずし放物面鏡の製作および組
立ての困難性に鑑み、第7図における球面鏡であるコリ
メータ鏡2およびカメラ鏡3はそのまま用いて、非球面
披露先決により製作した収差補正型回折格子を第7図の
平面回折格子11に換えて用いる分光器が提案されてい
る(昭和60′年度社団法人 日本分光学会 秋季講演
会・シンポジウム 昭和60年11月13日発表 No
7“新型ホログラフィック回折格子を用いたツエルニ−
・ターナ−型モノクロメータの性能パ野田英行ほか)。
ここにJ3ける収差補正型回折格子の製作方法を第8図
によって説明する。
球面鏡4には、その先軸と角度θ4をなして距離PD離
れた位置から、レーザ点光源21が入射し、反射して非
球面波となり、距離Q、離れたところにあるホト・レジ
スト10を塗付された回折格子基板1を、その垂線に対
して角度θ5をなして照射している。一方、球面鏡5に
は、その先軸と角度θ6をなして距離P(fiすれた位
置から、レーザ点光源22が入射して非球面波となり、
距離Qo離れたところにあるホト・レジスト10を塗付
された回折格子基板1をその垂線に対して角度θ7をな
して照射し、レーザ点光源21からの光と干渉して、ホ
1〜・レジス1−10上に干渉縞をつくる。これを現象
処理することによって、感光した部分が除去され(ポジ
・タイプのホト・レジストの場合)回折格子基板1上に
干渉縞をなす溝が形成される。
この場合に、球面鏡4および5のそれぞれの半径や、そ
れらの球面鏡4および5とレーザ点光源21および22
との相対的位置関係を変えることにより、回折格子基板
1上に刻まれる干渉縞の溝の形状や、溝の密度が変化す
る。そこで第7図に示した分光器がもつ収差を打ち消す
ような収差を溝形状にもたせるように第8図に示した設
定条件を選ぶならば、第7図に示した分光器の結像特性
が改善されるとこの文献は説明している。
第8図に示す構成で回折格子基板1を非球面波露光法で
露光せしめて、ホログラフィック回折格子を製作した基
板を、第7図に示すツエルニ−・ターナ−型分光器にお
ける平面回折格子11に換えて用い、コンピュータによ
り最適設計(光線追跡法)したときの各波長における結
像特性であるスポット・ダイアグラムおよび各波長に対
する光強度分布を第9図に示す。
第9図において、(a)、(b)、(C)。
(d ) G;!、それぞれ中心波長が、600.0n
m。
933.3nm、  1266.7nm。
1600.0nm  のときのスポット・ダイアグラム
であり、横軸は波長分散、すなわち、第7図の結像面3
2のY軸方向の分散(コマ収差)をあられしている。縦
軸は第7図の結像面32における実空間のZ軸方向への
分散(非点収差)をあられしている。Z軸方向への光強
度分布の半値幅、すなわちZ軸FWHMは、各波長にお
いて、第9図に示された値となっている。これは、波長
分解能の目安となる値である。
第9図における(e)、(f>、l)、(h)はそれぞ
れ(a>、(b)、(c)、(d)に対応する光強度分
布を示すものであり、その縦軸は光強度を示している。
光強度分布の半値幅、すなわちFWHMは、各波長にお
いて、第9図に示された値となっている。これは、波長
分解能の目安となる値である。
第9図に示したデータは、第7図において、平面回折格
子11に換えて、中心部付近の格子の溝本数N=950
/mmの収差補正型回折格子を用い、球面鏡であるコリ
メータ鏡2およびカメラ鏡3には、ともに曲率半径が 
600mmのちのを用いた。また、マウント条件は、 rl =299.348mm r2 =r3 =250mm r 4 = 297 、224 m mθi= 10.
264゜ θ2= 15゜ θ3=12.29゜ とした。収差補正型回折格子を製作するための第8図に
示す露光光学系は、レーザ点光源21および22として
波長が457.93nmのアルゴン・レーザ光を用い球
面鏡4および5は、ともに曲率半径600mmのものを
用い、 PC=300.988mm PD =300.964mm QC=491.753mm Q□ =678.98mm θ4=   8.336゜ θ5=10.83゜ o6=   8.5゜ θ7=14.3゜ なるマウント条件であった。このようにして製作された
収差補正型回折格子が、第9図に示したデータを得るた
めに用いられた。
(第4の従来例) 第2の従来例においては、第7図における、球面鏡であ
るコリメータ鏡2およびカメラ鏡3に換えて、それぞれ
軸はずしの放物面鏡を用いたものでおった。これらコリ
メータ鏡2およびカメラ鏡3として、軸はずしではない
放物面鏡(放物面鏡の軸の部分を用いるもの)を第7図
に示すツエルニ−・ターナ−型分光器のコリメータ鏡2
およびカメラ鏡3として用いるように光線追跡法で最適
設計し、第8図に示した露光系で得られた中心部付近の
格子の溝本数N=937.73/mmの収差補正型回折
格子が第7図の平面回折格子11に換えて用いられた。
球面鏡に換えてコリメータ鏡2およびカメラ鏡3として
用いられた放物面鏡の中心部付近の曲率半径はともに6
00mmのものを用いた。また、第7図におけるマウン
ト条件は、 r 1= 299 、334 mm r 2 = r 3 = 250 mmr 4 = 2
97 、966 m mθ1=10.09゜ θ、2=  15.03゜ θ3=  11.443゜ とした。収差補正型回折格子を製作するための第8図に
示す露光光学系は、レーザ点光源21および22として
波長が457.93nmのアルゴン・レーザ光を用い球
面vL4および5は、ともに曲率半径600mmのもの
を用い、 P C= 300 、504 m m P□ = 300.436mm QC=498.3mm Q□ =396.14mm θ =   7.925゜ θ5=   9.192゜ θ6=   7.991゜ θ7=16.21゜ なるマウント条件であった。このようにして制作された
収差補正型回折格子が、第10図に示したデータを1q
るために用いられた。
(第5の従来例) 第11図に瀬谷・波間型分光器を示した。ここで大剣ス
リット31からの入射光を距@r1だけ離れた球面回折
格子13で入射光の角度θ1で反射せしめて、距離r2
のところにある結像面32に収束している。
この球面回折格子13は第8図の平面状の回折格子基板
1に換えて、曲率半径が400mmの凹面にホ1−・レ
ジストを塗付したものが用いられた。
第11図におけるマウント条件は、 rl =328.407mrn r2 =370.357mm θi””  60.649゜ とした。曲率半径400mmの球面回折格子13を製作
するための第8図に示す露光光学系は、波長が457.
93nmのアルゴン・シー11光を用い、 PC= 194.739mm P□ =204.795mm QC=500.0mm QD=500.0mm θ4=   9.539゜ θ5=   8.882゜ θ5=   8.513゜ θ7=   6.91゜ なるマウント条件であった。このようにして製作された
球面回折格子13が第12図に示したデータを1qるた
めに用いられた。
[発明が解決しようとする問題点] 第2の従来例で示したツエルニ−・ターナ−型分光器に
用いる軸はずし放物面鏡を高精度に製作したり、高精度
に光軸をあわせることは極めて困難であった。このため
、かえって分解能が悪くなるといった問題点があった。
また、第3.第4.第5の従来例のスポット・ダイアグ
・ラムおよび光強度分布を示す第9図、第10図、第1
2図のそれぞれの(a)、(b)。
(C)、(d)においてスポット・ダイアグラムはいづ
れもZIIII11方向に長い(縦長)像になっている
これは第7図の実空間のY軸方向(第9.10゜12図
の(a)〜(d)における横軸方向)の収差(コマ収差
)を補正するように設計したためである。これとは逆に
第7図の実空間のZ軸方向の収差(非点収差)を補正す
るように設計するとコマ収差が補正されない。すなわら
コマ収差と非点収差を同時には補正されないという問題
点があった。
し問題点を解決するための手段] 本発明はこれらの問題点を解決するためになされたもの
である。すなわち、分光器において高精度の軸はずし放
物面鏡を用いなくても、コマ収差と非点収差を同時に十
分に補正することを可能とする回折格子とこれを用いた
高分解能の分光器を提供せんとするものである。
本発明の回折格子は、可干渉性の2つのレーザ光のうち
の1つを、面形状を決定するパラメータをすくなくとも
2個有し、中心付近の曲率半径が水平方向と垂直方向で
異なるものである第1の凹面鏡に反射させて得た非球面
波と、他のレーザ光を前記第1の凹面鏡の中心付近の垂
直方向の曲率とは異なる中心付近の垂直方向の曲率をも
ち、面形状を決定するパラメータをすくなくとも2つ有
する第2の鏡、あるいは第1の凹面鏡の中心付近の垂直
方向の曲率半径とは異なる曲率を有する球面鏡に反射さ
せて得た非球面波を用いて干渉縞を作り、前記干渉縞を
回折格子基板面に格子パターン溝として記録して製作さ
れる。
回折格子基板面に格子パターン溝を記録する方法は、従
来使用されている方法が用いられる。例えば、その−例
として、フォト・レジストを塗付した回折格子基板を非
球面露光法で露光せしめ、その干渉縞をフォト・レジス
トに記録−する。フォト・レジストはこの干渉縞の明暗
に応じて感光されるので露光後現像処理を行なうと回折
格子基板上に干渉縞に応じた格子パターン溝が形成され
る。
つぎに、この上に金属、たとえば金、アルミニウムなど
を真空蒸着すると反射型の回折格子が得られる。
[作用] 本発明による回折格子を分光器に用いることにより、分
光器において発生する非点収差を回折格子が打ち消すた
め、分光器の感痘を著しく向上させる作用がある。
[実施例] 本発明に関わる回折格子は第1図に示す露光系により製
作される。
凹面v17にはその光軸と角度θ4をなして距離PD離
れた位置から、レーザ点光源21が入射し、反射して非
球面波となり、距離Q。離れたところにあるホ1−・レ
ジスト10を塗付された回折格子基板1をその垂線に対
して角度θ5をなして照射している。一方、凹面鏡8に
はその先軸と角度06をなして距離P。離れた位置から
、レーザ点光源22が入射して非球面波となり、距離Q
。離れたところにあるホト・レジスト10を塗付された
回折格子基板1をその垂線に対して角度θ7をなして照
射している。これは、レーザ点光源21からの光と干渉
して、ホト・レジスト10上に干渉縞をつくる。これを
現像処理することによって、感光した部分が除去され(
ポジ・タイプのホト・レジストの場合)回折格子基板1
上に干渉縞をなす溝が形成される。この干渉縞の上に金
属、たとえば、金、アルミニウムなどを真空蒸着すると
、反射型の回折格子が得られる。
第1図に示した露光系により製作される平面回折格子1
4(第2図参照)の特性は、第1図に示された各種パラ
メータ、すなわち、PC,Qc。
P9.QD 、θ4.θ5.θ6.θ7および凹面鏡7
および8の反射面の形状と、レーザ点光源21および2
2に用いられるレーザ光の波長によって決定される。収
差補正型ホログラフィック回折格子である平面回折格子
14は、分光器(・第2図)の収差を補正するように、
これらの各種パラメータに最適値を与えて製作される。
本発明においては、凹面鏡7および8の一方に、反射面
の形状を決定するパラメータを、ずくなくとも2個有す
る凹面鏡を用い、他方に反射面の形状を決定するパラメ
ータを1(IMI(球面鏡)、または、すくなくとも2
個イーする凹面鏡を用いることとした。
その凹面鏡の反射面の形状の一例を第3図を用いて説明
する。
第3図(a)には、環状体く1−〇イド)が示されてい
る。トロイドの断面は点Ovを中心とする半径がRvで
おる円形であり、環状体の最外径は点Ohを中心とする
半径がRhの円形をしている。
このトロイドの一部の面7Sが、第3図(b)に拡大し
て示された凹面鏡7の反射面7Sの形状をなしている。
すなわら、(b)において、点線で示した曲線Cは曲率
半径Rvの円弧を示し、同■ しく点線で示した曲線Chは曲率半径Rhの円弧を示し
ている。
第8図において、球面鏡4および5の形状を決定するパ
ラメータは各球面鏡ごとに1個で計2個であったが、第
3図に示したトロイダル面鏡である凹面鏡を用いる場合
には、その形状を決定するパラメータは各凹面鏡につい
て2個、計4個となる。この4個のパラメータに、ざら
に第2図に示す分光器の収差を打ち消す最適値を与える
と、2個のパラメータを有する球面鏡を使用した場合(
第3.4.5の従来例)に較べて、コマ収差のみならず
、非点収差も同時に改善することが可能となる。
第2図は、第1図において製作した平面回折格子14を
組み込んだ分光器の構成図である。
ここにおいて、入射スリット31からの入射光を距離r
1だけ離れた球面鏡であるコリメータ鏡2で入射光と反
射光の角度θ1で反射せしめて、はぼ平行光として、距
離r2のところにある第1図に示した構成で製作された
平面回折格子14で回折せしめ、その回折光は入射光と
のなす角度はθ2であり、距111r3のところにおる
球面鏡であるカメラ鏡3で入射光と反射光とのなす角度
θ3で反射せしめて、回折光を距fli r 4のとこ
ろにある結像面32に収束している。
第2図から明らかなように、コリメータ鏡2およびカメ
ラ鏡3のそれぞれの入射光と反射光は、それぞれの光軸
から、それぞれ、01/2およびθ3/2だけずれてい
る。
第2図において平面回折格子14の中心を原点として、
X軸およびy軸を図示のJ二うにとり、2軸を紙面に垂
直な方向で上向きを正にとる。入射スリン1〜31から
の光はコリメータ鏡2上のA点で反射し、平面回折格子
14上の点p (o、w。
e)で回折される。回折光はカメラ鏡3の8点で反射し
、出射スリットである仮想的な結像面32に到達する。
ここで点Aから点Pまでの距離をr l、点Pから点B
までの距離をr l、光の波長をλ、回折の次数をm、
任意の整数をnとすると、点Aから点Pを経由して点B
に至る光路関数FはF = r  ’ + r 3°+
nmλ    (1)となる。
第1図に示した露光系において、回折格子基板1上の点
Oを原点として、X軸おにびy軸を図示の如くにとり、
y軸を紙面に垂直な方向で上向きを正にとる。レーザ点
光源21の位置である点りおよびレーザ点光源22の位
置である点Cの位置の座標をそれぞれD (X□ 、 
’10 、 ZO) C(X。、Vo、Zに)とし、レ
ーザ点光源21および22の波長をともにλ。、凹面鏡
7上の光線の反射する点D°の座標をD’  (ξ11
 、 WIt 、 e ++ )、凹面鏡8上の光線の
反射する点C゛の座標をC。
(ξ’、w’、e’)とすると、原点Oより数えてn番
目の明るい干渉縞上にP点がある条件は、nλo=CC
’ +C’ P−DD’ −D’ P−(Co” +O
°’ 0−Do’ −0’ 0)で表わされる。ここで
、たとえばC’ Pは点C′と点Pの間の距離を表わし
ている。
(1)式に示した光路関数Fはフェルマーの原理に従う
から、 8F/aw=o            (3)8F−
/8e=O(4) が成立する。
(2)式よりnを求めて(1)式に代入し、(4)式の
計算を行うと、第2図のA点およびB点の2座標をそれ
ぞれZlおよびZ2とし、第1図の点C”と点Pの間の
距離をQc”点D゛と点Pとの間の距離をQDoとする
と、 N’ =−N−(Nc−ND )mλ/λo  (5)
ここで、 N  =<e  Zl)/r2°      (6)N
C= <e−e’ )/QC’       (7)N
O= <e−e” )/QO’       (8)N
’=(Z2−1り/r3’       (9)となる
。ここにN、No、N、、N’はそれぞれ、点Aから点
Pに向かうベクトルの、点C′から点Pに向かうベクト
ルの、点D°から点Pへ向かうベクトルの、点Pから点
Bへ向かうベクトルの方向余弦のZ成分である。
つぎに第1図において、トロイダル面鏡である凹面鏡7
および8の面上の点C°およびDoの2座標2°と2°
“をそれぞれP点のZ座標eを含む式に変形する。第1
図の点りから点D°を経て点Pに至る光路長FDを F D= P D ’ + Q D ’とおき、FDを
e、 e’″および2.でテーラ−展開シ、e、e”お
よびzDが距ii’lPDおよびQDに比して十分に小
さいとして近似計算した後に、フェルマーの原理である
(4)式を計算すると、となる。ここでRは凹面鏡7の
第3図に示す垂D 直方向の曲線Cvの半径である。
また点CからCoを経て点Pに至る光路長FCを、 F (、= P C’ + Q c ’とおきFCを!
、り°およびZCでテーラ−展開し、2,2゛およびZ
Cが距離PCおよびQ に比べて十分に小さいとして近
似計算した後に、)エールマーの原理である(4)式を
計算すると、(PC+QC2RvC−1CO3θ6)2
′= 1! Qc −1+z(、P C(11)となる
。ここでRvCは凹面鏡8の第3図に示ず垂直方向の曲
線CVの半径である。
ここでZD =ZC=Oとして(10)式および(11
)式を(7)式および(8)式に代入すると、 ND=eQ1)’ (1Q□−’31−1>  (12
)N(、−IQ。’ (10C−’32−’>  (1
3)ただし、 31 = P □ −’+ QD−12RV□−1CO
3134−1−1、−1 S2=PC+QC−2Rvc cost6が成立する。
ここでQ。とQcoとは、はぼ平行光であり点Oと点P
との距離はQcおよびQC。
に比して十分に小ざいから、Qc→Qc°とおく。
同様にして、QDDo、゛とおく N  −N  =l(Q  −1−Q  ”CD   
    CD +Q(、Q□  (82−’ 31−’) )  (1
6)ここで81およびS2は(14)式および(15)
式で必られされる。
そこで(5)式および(16)式から、第2図に示す回
折光の点Pから点Bの方向へ向かうベクトルの方向余弦
の2成分N’<(9)式)が求められる。  ・ ここで非点収差は回折格子基板1および平面回折格子1
4上の座標系で、結像特性の2方向のひろがりであるか
ら、点Pから点Bの方向に向うベクトルの方向余弦の2
成分N゛を制御することによって非点収差を小ざくする
ことが可能となる。
(16)式をみると、No−N、には、トロイダル面鏡
である凹面鏡7および8の垂直方向の半径Rvcを含む
ので((14)、(15)式参照)、RvDおよびRv
Cに最適値を選ぶと、非点収差を小さくすることができ
る。
またトロイダル面鏡である凹面鏡7および8の第3図に
示す水平方向の曲線Chの曲率半径RhDおよびRhC
はコマ収差に関係が深い。
ここで注意すべき点は、RhDおよびRhCが回折光の
点Pから点Bの方向に向うベクトルの方向余弦の2成分
N’((9)式)に含まれていない事である。
そこで、凹面鏡7および8の垂直方向の曲率半径Rv、
およびRvcと同じく、水平方向の曲率半径RおよびR
hCにそれぞれ最適(直を選ぶことが可り。
能であり、非点収差およびコマ収差をそれぞれ独立して
両者をともに小さな値にすることができる。
一方(16)式のNc−N、には、RvDおよびRvo
以外のパラメータが含まれており、P、およびP。に関
しては、凹面鏡7.8の焦点とほぼ等しくしなければな
らないという制限がある。QDおよびQcは凹面鏡7.
8などの配置上の制約を受け、しかもコマ収差および非
点収差の双方に影響を及ぼすために、QDおよびQ。の
値を、非点収差を小ざくするように理論設計するのは適
当ではない。したがって、RvoおよびRVoを最適設
計することによって非点収差を小さくする方法をとるの
が最良であることがわかる。
このようなおたらしい理論にもとづき、第3の従来例に
対応する実験1を、 第4の従来例に対応する実験2を、 第5の従来例に対応する実験3を行ない、それぞれ対比
をした。
これらの実験1.2,3.は、いずれも第1図において
、レーザ点光源21および22として、波長λ0=45
7.93nmのアルゴン・レーザ光を用い、凹面鏡7お
よび8には、いずれもトロイダル面鏡が用いられた。
(実験1) 第1図に示した平面回折格子製作のための露光系の構成
において、 Rh□=600.0mm Rv□= 604 、0mm Rhc−600,0mm RvC=600.0mm − を用いた。すなわち、凹面鏡8には球面鏡を用い、凹面
鏡7には、Rhcと同じ値をもつRhDのトロイダル面
鏡を用いた。
第1図における各マウント条件は、 P (、= 300 、988 m mP□ =300
.964mm QC=491.753mm QD=678.98mm θ4=   8.336゜ 05=  10.83゜ θ6=   8.5゜ 0□=14.3゜ でおり、この各マウント条件は、第3の従来例の場合と
同じである。また平面回折格子14の中心部付近の格子
の溝本数N=950/mmであり、これも第3の従来例
と同じである。
このような露光条件で得られた平面回折格子14が、第
2図に示す分光器に第3の従来例とコリメータ鏡2およ
びカメラ鏡3と各マウント条件のすべてを同じくして、
第4図に示す分光特性を光線追跡法により得た。
第4図において(a>、(b)、(c)、(dは、それ
ぞれ中心波長が600.0nm、9333nm、126
6.7nm、1600.0nm(7Eとぎのスポラ1−
・ダイアグラムであり、横軸は波長分散、すなわち第2
図の結像面32のY軸方向の分散(コマ収差)を必られ
している。縦軸は第2図の結像面32における実空間の
Z軸方向への分散(非点収差)をあられしている。Z軸
方向への光強度分布の半値幅、すなわちZ![llFW
I−IMは各波長において第4図に示された値となって
いる。
これは波長分解能の目安となる値でおる。
第4図における(e)、(f)、((j)、(h)はそ
れぞれ(a>、(b)、(c)、(d)に対応する光強
度分布を示すものであり、その縦軸は光強度を示してい
る。光強度分布の半値幅、すなわちFWHMは各波長に
おいて第4図に示された値となっている。これは波長分
解能の目安となる値である。
第4図の特性を第9図の特性に対比すると、コマ収差は
強度分布の半値幅FWHMの値から、は)  とんと同
等もしくは若干の改善が見られるが、非、  点収差は
Z軸方向のひろがりから著しく改善され1  でいるこ
とがわかる。
本実験1のZ(dFW+−(M(第4図)を第9図に示
した従来例3の場合と比較するとつぎのようになる。
Z軸FWHV(mm> λ(nm>   600.0 933.3 1266.
7 1600.0第3の 従来例  0.9486 0.956B  0.965
9 0.9787実験1   0.5277 0.32
93 0.14B4 0.0636(実験2) 第1図に示した平面回折格子製作のための露光系の構成
において、 Rh0=600.0mm R,0=604.0mm Rhに=600.0mm Rh0=600.0mm を用いた。すなわち、凹面鏡8には球面鏡を用い、凹面
鏡7には、RhCと同じ値をもつRhDのトロイダル面
鏡を用いた。
第1図における各マウント条件は、 PC=300.504mm P□ =300.436mm Q(、=498.3mm 0o=396.14mm 04=   7.925゜ 05=   9.192゜ θ6=   7.991゜ θ1=16.21゜ であり、この各マウント条件は第4の従来例の場合と同
じである。また平面回折格子14の中心部付近の格子の
溝本数N=937.73/mmであり、これも第4の従
来例と同じである。
このような露光条件で得られた平面回折格子14が第2
図に示す分光器に第、4の従来例とコリメータ鏡2およ
びカメラ鏡3と各マウント条件のすべてを同じくして、
第5図に示す分光特性を光線追跡法により得た。
第5図において(a>、(b)、(c)、(d)は、そ
れぞれ中心波長が600.0nm、933゜3nm、1
266.7nm、1600nmのときのスポラ1〜・ダ
イアグラムであり、横軸は波長分散、すなわち、第2図
の結像面32のY軸方向の分散(コマ収差)をあられし
ている。縦軸は第2図の結像面32における実空間のY
軸方向への分散(非点収差)をあられしている。Y軸方
向への光強度分布の半値幅、すなわちZ軸F W HV
は、各波長において第5図に示された値となっている。
これは波長分解能の目安となる値でおる。
第5図におCノる(e)、(f)、(Q>、(h)はそ
れぞれ(a)、(b)、(c)、(d)に対応する光強
度分布を示すものであり、その縦軸は光強度を示してい
る。光強度弁イ[の半値幅、すなわちF W l−I 
Mは、各波長において第5図に示された値となっている
。これは波長分解能の目安となる値である。
第5図の特性を第10図の特性に対比すると、コマ収差
は強度分イ5の半値幅FWHMの値から、はとんど同等
もしくは若干の改善が見られるが、非点収差はY軸方向
のひろがりから著しく改善されていることがわかる。
本実験2のZ軸FWHM (第5図)を第10図に示し
た従来例4の場合と比較するとっぎのようになる。
Z軸FWHM (mm) λ(nm>   600.0 933.3 1266.
7 1600.0第4の 従来例  0.7439 0.7411 0.7403
 0.7410実験2  0.3836 0.207B
  0.0528 0.2221(実験3) 第1図に示した平面回折格子製作のための露光系の構成
において、 Rh0=433.148mm RvO=480.0mm R1,c=433.148mm RvC=380.0mm を用いた。すなわち、凹面鏡8には球面鏡を用い、凹面
鏡7には、Rhoと同じ値をもつRhDのトロイダル面
鏡を用いた。
第1図における各マウント条件は、 PC=194.739mm P □ = 204 、795 m mQC=500.
0mm QO=500.0mm θ4=−9,539゜ θ5=   8.882゜ θ6=   8.513゜ θ7=   6.91゜ であり、この各マウント条件は第5の従来例の場合と同
じである。また平面回折格子14の中心部付近の格子の
溝本数N=937.73/mmであり、これも第5の従
来例と同じである。第1図の平面上の回折格子基板1に
換えて、第5の従来例と同じく、曲率半径が400mm
の凹面にホ1〜・レジストを塗付したものが用いられた
このような露光条件で得られた球面回折格子13が、第
11図に示す分光器に第5の従来例と各マウント条件の
すべてを同じくして第6図に示1分光特性を光線追跡法
により得た。
第6図において(a)、(b)、(c)、(d)は、そ
れぞれ中心波長が600.0nm、933.3nm、1
266.7nm、1600.Onmのときのスポット・
ダイアグラムであり、横軸は波長分散、すなわち、第1
1図の結像面32のY軸方向の分散(コマ収差)をあら
れしている。
縦軸は第11図の結像面32における実空間のY軸方向
への分散(非点収差)をあられしている。
Y軸方向への光強度分布の半値幅、すなわちZ軸FWH
Mは各波長において第6図に示された値となっている。
これは波長分解能の目安となる値である。
第6図における(e)、(f)、(g、、(h)は、そ
れぞれ(a)、(b)、(c)、(d)に対応する光強
度分布を示すものであり、その縦軸は光強度を示してい
る。光強度分布の半値幅、すなわちFWHMは各波長に
おいて第6図に示された値となっている。これは波長分
解能の目安となる値である。
第6図の特性を第12図の特性に対比すると、コマ収差
は強度分布の半値幅FWHMの値から、はとんど同等も
しくは若干の改善が見られるが、非点収差はY軸方向の
ひろがりから著しく改善されていることがわかる。
本実験3のZ軸FWHM (第6図)を第12図に示し
た従来例5の場合と比較するとつぎのようになる。
Z軸FWHM(mm) λ(nm)  600.0 933.3  1266.
7  1600.0第5の 従来例 16.6329 21.3519 24.69
18 27.699実験3  B、1576  4゜4
374  1.2102 1.2102変形例 以上の実験1〜3においては1〜ロイダル面鏡が露光系
に用いられたが、この他にも、楕円面鏡、回転楕円面鏡
、2葉双曲面鏡、回転2葉双曲面鏡、楕円放物面鏡、回
転楕円放物面鏡、互いに曲率の方向が直交する2枚のシ
リンドリカル面鏡(参考文献; 解析幾何 図形と方程
式 筆者 矢野健太部 発行所 日本評論社 発行 昭
和50年3月30日 89〜93頁)などの鏡を用いた
場合にも、8鏡の曲面を決定するパラメータが、トロイ
ダル面鏡の場合と同じく、2個あるいはそれ以上おるの
で、トロイダル面鏡に換えて用いることができ、同様の
効果を期待することができる。
本実施例においては、ツエルニ−・ターナ−型分光器の
コリメータ鏡、カメラ鏡に球面鏡と放物面鏡を用いたが
、それ以外の凹面鏡の場合にも凹面鏡のもつ収差を補正
する溝形状をもつ回折格子を製作することができる。
また、本発明の回折格子は収差補正型であるので、モン
ク・ギルソン型、エベート・ファステイン型などの分光
器についても最適化手法により設計することが可能であ
り、同様の効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上の説明で)本べたように、本発明による回折格子を
分光器に用いるならば、製作に高精度を要する軸はずし
放物面鏡を用いて高精度に光軸合わせをする必要はなく
、しかも、分光器で発生する収差を回折格子が補正する
作用を11することから、コマ収差に影口を与えること
なく非点収差を小さくすることができ、きわめて、高感
度の分光器を製作することが可能となった。また前記の
ごとく高精度の軸はずし放物面鏡を使用する必要がない
ので安価に製作できる。したがって、本発明の効果は極
めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回折格子を製作するための露光系
の配置図、 第2図は本発明の回折格子を用いたツエルニ−・ターナ
−型分光器、 第3図は第1図において用いるための1〜ロイダル面鏡
についての構造図、 第4図、第5図、および第6図は、本発明の回折格子を
用いた分光器の各波長ごとの結像特性を示す特性図、 第7図は従来の回折格子を用いたツエルニ−・ターナ−
型分光器の配置図、 第8図は従来の回折格子を製作するための露光系の配置
図、 第9図、および第10図は、従来の回折格子を用いた分
光器の各波長ごとの結住特性を示す特性図、 第11図は従来の回折格子または本発明の回折格子を用
いるための瀬谷・波間型分光器の配置図、第12図は従
来の回折格子を用いた分光器の各波長ごとの結像特性を
示す特性図でおる。 1・・・回折格子基板   2・・・コリメータ鏡3・
・・カメラ鏡     4.5・・・球面鏡7.8・・
・凹面鏡    10・・・ホi・・レジスト11・・
・平面回折格子  13・・・球面回折格子14・・・
平面回折格子 21.22・・・レーザ点光源 31・・・入射スリット  32・・・結像面。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の可干渉性のレーザ光を第1の鏡に反射せし
    めて第1の非球面波を得ると共に、 第2の可干渉性のレーザ光を第2の鏡に反射せしめて第
    2の非球面波を得て、 前記第1の非球面波と前記第2の非球面波を干渉させて
    生ずる干渉縞をパターン溝とするホログラフィック回折
    格子において、 前記第1の鏡および前記第2の鏡のうちのすくなくとも
    一方の鏡が面形状を決定するパラメータをすくなくとも
    2個有し、中心付近の水平方向の曲率と垂直方向の曲率
    が等しいものではなく、前記垂直方向の曲率が他方の鏡
    の垂直方向の曲率とも等しいものではないことを特徴と
    するホログラフィック回折格子。
  2. (2)前記すくなくとも一方の鏡が、楕円面鏡、回転楕
    円面鏡、2葉双曲面鏡、回転2葉双曲面鏡、楕円放物面
    鏡、回転楕円放物面鏡、トロイダル面鏡、および曲率の
    方向が互いに直交するように2枚のシリンドリカル面を
    組合せた鏡のうちの一種である特許請求の範囲第1項記
    載のホログラフィック回折格子。
  3. (3)分光されるべき光線を入射するための入射スリッ
    トと、前記入射スリットを通過した光線を回折するため
    の回折格子と、前記回折格子によって回折された回折光
    の分布を求めるための出射スリットを含む分光器におい
    て、 前記回折格子が、 第1の可干渉性のレーザ光を第1の鏡に反射せしめて第
    1の非球面波を得ると共に、 第2の可干渉性のレーザ光を第2の鏡に反射せしめて第
    2の非球面波を得て、 前記第1の非球面波と前記第2の非球面波を干渉させて
    生ずる干渉縞をパターン溝とするものであり、 前記第1の鏡および前記第2の鏡のうちのすくなくとも
    一方の鏡が面形状を決定するパラメータをすくなくとも
    2個有し、中心付近の水平方向の曲率と垂直方向の曲率
    が等しいものではなく、前記垂直方向の曲率が他方の鏡
    の垂直方向の曲率とも等しいものではないことを特徴と
    するホログラフィック回折格子を用いた分光器。
  4. (4)前記入射スリットを通過した光線が第1の凹面鏡
    に反射されて、平面状をなす前記回折格子に当たり回折
    し、回折光が第2の凹面鏡に反射されて前記出射スリッ
    トに至るものである特許請求の範囲第3項記載のホログ
    ラフィック回折格子を用いた分光器。
  5. (5)前記回折格子が凹面状をなすものである特許請求
    の範囲第3項記載のホログラフィック回折格子を用いた
    分光器。
JP15745086A 1986-07-04 1986-07-04 ホログラフイツク回折格子とそれを用いた分光器 Pending JPS6312928A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022078331A (ja) * 2018-05-07 2022-05-24 ペルキネルマー ヘルス サイエンシーズ, インコーポレイテッド 分光計及びそれらを含む機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022078331A (ja) * 2018-05-07 2022-05-24 ペルキネルマー ヘルス サイエンシーズ, インコーポレイテッド 分光計及びそれらを含む機器

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