JPS63127922A - ロ−タリ−フイ−ダ− - Google Patents
ロ−タリ−フイ−ダ−Info
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- JPS63127922A JPS63127922A JP27737186A JP27737186A JPS63127922A JP S63127922 A JPS63127922 A JP S63127922A JP 27737186 A JP27737186 A JP 27737186A JP 27737186 A JP27737186 A JP 27737186A JP S63127922 A JPS63127922 A JP S63127922A
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- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 92
- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 70
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 61
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- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、 ケーシング内に、周方向に複数の凹部を設
けたローターを、横軸芯周りで回転自在に設けると共に
、前記ローターへの粉粒体の自重供給路と、前記ロータ
ーからの粉粒体の自重放出路を形成し、前記ローターを
介して前記自重供給路と自重放出路とを仕切る第1、第
2隔壁部を、前記ケーシングに設けてあるロータリーフ
ィーダーに関する。
けたローターを、横軸芯周りで回転自在に設けると共に
、前記ローターへの粉粒体の自重供給路と、前記ロータ
ーからの粉粒体の自重放出路を形成し、前記ローターを
介して前記自重供給路と自重放出路とを仕切る第1、第
2隔壁部を、前記ケーシングに設けてあるロータリーフ
ィーダーに関する。
従来、上記ロータリーフィーダーでは、第11図に示す
ように、ローター(2)の回転に伴って粉粒体を収容し
た凹部(3)が通過する側の第1隔壁部(4)と、粉粒
体を放出した空の凹部(3)が通過する側の第2隔壁部
(5)を、ローター(2)の回転軸芯(0)のレベルを
中心として上下にわたって形成してあると共に、前記凹
部(3)内面の回転方向に向かう第1面(8)と回転方
向後方に向かう第2面(9)とを、夫々平面に形成して
あった。
ように、ローター(2)の回転に伴って粉粒体を収容し
た凹部(3)が通過する側の第1隔壁部(4)と、粉粒
体を放出した空の凹部(3)が通過する側の第2隔壁部
(5)を、ローター(2)の回転軸芯(0)のレベルを
中心として上下にわたって形成してあると共に、前記凹
部(3)内面の回転方向に向かう第1面(8)と回転方
向後方に向かう第2面(9)とを、夫々平面に形成して
あった。
しかし、特に第1隔壁部(4)におけるローター(2)
の回転軸芯(0)のレベルより低い部分に、凹部(3)
内に収容した粉粒体が、自重で押付けられ、ローター(
2)が回転するに伴って、押付力の働いた粉粒体を摺動
させながら通過するために、第1隔壁部(4)が摩耗し
やすくなり、しかも、第1隔壁部(4)下端を凹部(3
)が通過すると、その凹部(3)は下向きに開口するた
めに、凹部(3)内の粉粒体は一度に自重放出路(Y)
に落下してしまう欠点があり、また、第2隔壁部(5)
においては、その上端を凹部(3)が通過するに伴って
、凹部(3)は上向きに開口して、急激に粉粒体が凹部
(3)内に侵入するために、粒度分布の広い粉粒体にあ
っては、凹部(3)毎に収容する粉粒体の密度及び重量
にバラ付きが生じて、均一な供給ができなくなる危険性
があった。
の回転軸芯(0)のレベルより低い部分に、凹部(3)
内に収容した粉粒体が、自重で押付けられ、ローター(
2)が回転するに伴って、押付力の働いた粉粒体を摺動
させながら通過するために、第1隔壁部(4)が摩耗し
やすくなり、しかも、第1隔壁部(4)下端を凹部(3
)が通過すると、その凹部(3)は下向きに開口するた
めに、凹部(3)内の粉粒体は一度に自重放出路(Y)
に落下してしまう欠点があり、また、第2隔壁部(5)
においては、その上端を凹部(3)が通過するに伴って
、凹部(3)は上向きに開口して、急激に粉粒体が凹部
(3)内に侵入するために、粒度分布の広い粉粒体にあ
っては、凹部(3)毎に収容する粉粒体の密度及び重量
にバラ付きが生じて、均一な供給ができなくなる危険性
があった。
本第1発明の目的は、第1隔壁部を摩耗しにくくすると
共に、凹部からの粉粒体の落下放出を、連続的に行える
ようにする点にある。
共に、凹部からの粉粒体の落下放出を、連続的に行える
ようにする点にある。
c問題点を解決するための手段〕
本第1発明のロータリーフィーダーの特徴構成は、ロー
ターの回転に伴って粉粒体を収容した凹部が通過する側
の第1隔壁部を、前記ローターの回転軸芯よりも高いレ
ベルに形成してあることにあり、その作用効果は、次の
通りである。
ターの回転に伴って粉粒体を収容した凹部が通過する側
の第1隔壁部を、前記ローターの回転軸芯よりも高いレ
ベルに形成してあることにあり、その作用効果は、次の
通りである。
つまり、ローターの回転軸芯よりも高いレベルにある第
1隔壁部を、凹部が通過する時は、凹部に収容された粉
粒体の自重による押付力は、凹部内面に作用するだけで
第1隔壁部には作用しないために、ローターが回転して
も、第1隔壁は摩耗されにくく、その上、凹部は第1隔
壁部を通過した後、徐々にその開口を下方に向けていく
ために、凹部内の粉粒体は、少しづつ自重放出路に落下
していく。
1隔壁部を、凹部が通過する時は、凹部に収容された粉
粒体の自重による押付力は、凹部内面に作用するだけで
第1隔壁部には作用しないために、ローターが回転して
も、第1隔壁は摩耗されにくく、その上、凹部は第1隔
壁部を通過した後、徐々にその開口を下方に向けていく
ために、凹部内の粉粒体は、少しづつ自重放出路に落下
していく。
従って、摩耗に伴って大きくなった第1隔壁部とロータ
ーとの間の隙間を通って、粉粒体が自重供給路から自重
放出路に排出され、全体の粉粒体放出量が大きく変化し
てしまうという不都合を抑制でき、長期にわたって安定
した量を供給できるようになった。その上、粉粒体は自
重放出路に一度に落下せずに少しづつ落下するために、
ロータリーフィーダーによる連続的な供給が可能となり
、粉粒体供給量の制御が行いやすくなった。
ーとの間の隙間を通って、粉粒体が自重供給路から自重
放出路に排出され、全体の粉粒体放出量が大きく変化し
てしまうという不都合を抑制でき、長期にわたって安定
した量を供給できるようになった。その上、粉粒体は自
重放出路に一度に落下せずに少しづつ落下するために、
ロータリーフィーダーによる連続的な供給が可能となり
、粉粒体供給量の制御が行いやすくなった。
また、第2発明の目的は、第1隔壁部を摩耗しにくくす
ると共に、自重放出路に粉粒体を定量づつ連続的に落下
放出できるようにする点にある。
ると共に、自重放出路に粉粒体を定量づつ連続的に落下
放出できるようにする点にある。
本第2発明のロータリーフィーダーの特徴構成は、ロー
ターの回転に伴って粉粒体を収容した凹部が通過する側
の第1隔壁部を、前記ローターの回転軸芯よりも高いレ
ベルに形成し、前記ローターの横断面視で、前記第1隔
壁部における前記ローター回転方向の下手側端縁を、前
記端縁を含む水平線とこの水平線が前記ローター外周と
交わる点の接線との間の角度が、前記凹部に収容した粉
粒体のほぼ安息角になる位置に設け、前記凹部内面のう
ち回転方向に向がう第1面を、前記凹部の回転方向先行
側端縁を中心とした円弧面に、かつ、回転方向後方に向
かう第2面を、前記ローターの半径と等しい曲率半径の
円弧面に夫々形成し、一つの前記凹部の回転方向先行側
端縁が、前記第1隔壁部における前記ローター回転方向
の下手側端縁と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了
直前の別の前記凹部における前記第2面の弦が、水平線
に対して前記凹部に収容した粉粒体のほぼ安息角をなし
て傾斜するように、前記凹部を、前記ローターの周方向
に形成してあることにあり、その作用効果は、次の通り
である。
ターの回転に伴って粉粒体を収容した凹部が通過する側
の第1隔壁部を、前記ローターの回転軸芯よりも高いレ
ベルに形成し、前記ローターの横断面視で、前記第1隔
壁部における前記ローター回転方向の下手側端縁を、前
記端縁を含む水平線とこの水平線が前記ローター外周と
交わる点の接線との間の角度が、前記凹部に収容した粉
粒体のほぼ安息角になる位置に設け、前記凹部内面のう
ち回転方向に向がう第1面を、前記凹部の回転方向先行
側端縁を中心とした円弧面に、かつ、回転方向後方に向
かう第2面を、前記ローターの半径と等しい曲率半径の
円弧面に夫々形成し、一つの前記凹部の回転方向先行側
端縁が、前記第1隔壁部における前記ローター回転方向
の下手側端縁と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了
直前の別の前記凹部における前記第2面の弦が、水平線
に対して前記凹部に収容した粉粒体のほぼ安息角をなし
て傾斜するように、前記凹部を、前記ローターの周方向
に形成してあることにあり、その作用効果は、次の通り
である。
つまり、ローターの回転軸芯よりも高いレベルにある第
1隔壁部を、凹部が通過する時、凹部に収容された粉粒
体の自重による押付力は、凹部内面に作用するだけで第
1隔壁部には作用しないために、ローターが回転しても
、第1隔壁は摩耗されにくく、その上、第3図に示すよ
うに、粉粒体を収容した凹部(3)の回転方向下手側端
縁(D)が、第1隔壁部(4)におけるローター回転方
向の下手側端縁(E)を通過する時点で凹部(3)の開
口の傾きがほぼ安息角(θ)になるために、ローター(
2)の回転に伴って凹部(3)内の粉粒体は、急激に多
量が落下せずに少量づつ徐々に自重放出路(Y)に落下
していく。
1隔壁部を、凹部が通過する時、凹部に収容された粉粒
体の自重による押付力は、凹部内面に作用するだけで第
1隔壁部には作用しないために、ローターが回転しても
、第1隔壁は摩耗されにくく、その上、第3図に示すよ
うに、粉粒体を収容した凹部(3)の回転方向下手側端
縁(D)が、第1隔壁部(4)におけるローター回転方
向の下手側端縁(E)を通過する時点で凹部(3)の開
口の傾きがほぼ安息角(θ)になるために、ローター(
2)の回転に伴って凹部(3)内の粉粒体は、急激に多
量が落下せずに少量づつ徐々に自重放出路(Y)に落下
していく。
しかも、2つの円弧面で内面を形成してある凹部内の粉
粒体は、ローターの回転に伴って、第3図乃至第5図に
示すように、自重放出路(Y)に定量づつ連続的に落下
供給される。
粒体は、ローターの回転に伴って、第3図乃至第5図に
示すように、自重放出路(Y)に定量づつ連続的に落下
供給される。
即ち、ローター(2)の横断面視において、ローター(
2)の回転に伴って、凹部(3)内の粉粒体は、安息角
(θ)を保ちながら落下していき、凹部(3)における
第2面(9)の弦(16)の傾斜角が、水平線に対して
ほぼ安息角(θ)になると、第2面(9)を形成する。
2)の回転に伴って、凹部(3)内の粉粒体は、安息角
(θ)を保ちながら落下していき、凹部(3)における
第2面(9)の弦(16)の傾斜角が、水平線に対して
ほぼ安息角(θ)になると、第2面(9)を形成する。
円弧(15)と弦(16)で囲まれた凹曲部(17)に
粉粒体が残る。そこで、前記円弧(15)がローター(
2)の半径(R)と同じ曲率半径に形成してあるために
、第3図中の第1凹部(3A)における回転方向後行側
端縁(F)と先行側端縁(D)を通る弦(18)と円弧
(19)によって囲まれた凸曲部(20)の面積に対し
、前記凹曲部(17)の面積は等しくなると共に、一つ
の凹部(3)の回転方向先行側端縁(D)が、第1隔壁
部(4)におけるローター(2)回転方向の下手側端縁
(E)と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了直前の
別の凹部(3)における第2面(9)の弦(16)が、
水平線に対して凹部(3)に収容した粉粒体のほぼ安息
角(θ)をなして傾斜するように、凹部(3)を、前記
ローター(2)の周方向に形成してあるために、第3図
に示す第1凹部(3A)の凸曲部(20)を形成する粉
粒体と、第3凹部(3C)の凹曲部(17)内の粉粒体
とは、ローター(2)の回転に伴って同時に落下してい
き、そのために、第3図の状態から第4図の状態に、ロ
ーター(2)が回転していくに伴って、凸曲部(20)
を形成する粉粒体がくずれ落ちる量は、漸次増加するけ
れども、凹曲部(17)内の粉粒体は、漸次減少するた
めに、自重放出路(Y)へ第1凹部(3A)と第3凹部
(3C)とから同時に落下供給される粉粒体量は定量づ
つになる。
粉粒体が残る。そこで、前記円弧(15)がローター(
2)の半径(R)と同じ曲率半径に形成してあるために
、第3図中の第1凹部(3A)における回転方向後行側
端縁(F)と先行側端縁(D)を通る弦(18)と円弧
(19)によって囲まれた凸曲部(20)の面積に対し
、前記凹曲部(17)の面積は等しくなると共に、一つ
の凹部(3)の回転方向先行側端縁(D)が、第1隔壁
部(4)におけるローター(2)回転方向の下手側端縁
(E)と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了直前の
別の凹部(3)における第2面(9)の弦(16)が、
水平線に対して凹部(3)に収容した粉粒体のほぼ安息
角(θ)をなして傾斜するように、凹部(3)を、前記
ローター(2)の周方向に形成してあるために、第3図
に示す第1凹部(3A)の凸曲部(20)を形成する粉
粒体と、第3凹部(3C)の凹曲部(17)内の粉粒体
とは、ローター(2)の回転に伴って同時に落下してい
き、そのために、第3図の状態から第4図の状態に、ロ
ーター(2)が回転していくに伴って、凸曲部(20)
を形成する粉粒体がくずれ落ちる量は、漸次増加するけ
れども、凹曲部(17)内の粉粒体は、漸次減少するた
めに、自重放出路(Y)へ第1凹部(3A)と第3凹部
(3C)とから同時に落下供給される粉粒体量は定量づ
つになる。
次に、凸曲部(20)及び凹曲部(17)の粉粒体が落
下した後は、例えば、ローター(2)がθ1の角度づつ
回転すると(第4図から第5図)、第1凹部(3八)及
び第2凹部(3B)内で、安息角(θ)を保つ粉粒体の
表面(f)が、常に端縁(D)を中心とした半径(r)
の円弧を描きなからθ、づつくずれ落ちる(fからf”
)ので、各凹部(3)からは、常に一定量づつ連続的に
自重放出路(Y)に粉粒体が落下する。
下した後は、例えば、ローター(2)がθ1の角度づつ
回転すると(第4図から第5図)、第1凹部(3八)及
び第2凹部(3B)内で、安息角(θ)を保つ粉粒体の
表面(f)が、常に端縁(D)を中心とした半径(r)
の円弧を描きなからθ、づつくずれ落ちる(fからf”
)ので、各凹部(3)からは、常に一定量づつ連続的に
自重放出路(Y)に粉粒体が落下する。
従って、摩耗に伴って大きくなった第1隔壁部とロータ
ーとの間の隙間を通って、粉粒体が自重供給路から自重
放出路に排出され、全体の粉粒体放出量が大きく変化し
てしまうという不都合を抑制でき、長期にわたって安定
した量を供給できるようになった。その上、粉粒体は自
重放出路に一度に多量落下することなく、定量づつ連続
的に落下供給することが可能となり、ロータリーフィー
ダーによる粉粒体の供給制御が、より安定的に行いやす
くなった。
ーとの間の隙間を通って、粉粒体が自重供給路から自重
放出路に排出され、全体の粉粒体放出量が大きく変化し
てしまうという不都合を抑制でき、長期にわたって安定
した量を供給できるようになった。その上、粉粒体は自
重放出路に一度に多量落下することなく、定量づつ連続
的に落下供給することが可能となり、ロータリーフィー
ダーによる粉粒体の供給制御が、より安定的に行いやす
くなった。
更には、凹部内の粉・粒体は、少しづつ安息角を保ちな
から粉粒体上を滑り落ち、凹部内面との摩擦力が作用し
にくいので、ローター自身の摩耗を抑制でき、結局、ロ
ータリーフィーダー全体の耐久性能をより向上させるこ
とができた。
から粉粒体上を滑り落ち、凹部内面との摩擦力が作用し
にくいので、ローター自身の摩耗を抑制でき、結局、ロ
ータリーフィーダー全体の耐久性能をより向上させるこ
とができた。
更に、第3発明の目的は、第1隔壁部を摩耗しにくくす
ると共に、自重放出路に粉粒体をその粒度分布の大小か
かわらず定量づつ連続的に落下放出できるようにする点
にある。
ると共に、自重放出路に粉粒体をその粒度分布の大小か
かわらず定量づつ連続的に落下放出できるようにする点
にある。
本第3発明のロータリーフィーダーの特徴構成は、ロー
ターの回転に伴って粉粒体を収容した凹部が通過する側
の第1隔壁部を、前記ローターの回転軸芯よりも高いレ
ベルに形成すると共に、前記ローターの回転に伴って粉
粒体を放出した空の凹部が通過する側の第2隔壁部を、
前記ローターの回転軸芯よりも低いレベルに形成し、前
記ローターの横断面視で、前記第1隔壁部における前記
ローター回転方向の下手側端縁を、前記端縁を含む水平
線とこの水平線が前記ローター外周と交わる点の接線と
の間の角度が、前記凹部に収容した粉粒体のほぼ安息角
になる位置に設けると共に、前記第2隔壁部における前
記ローター回転方向の下手側端縁を、前記端縁を含む水
平線とこの水平線が前記ローター外周と交わる点の接線
との間の角度が、粉粒体のほぼ安息角になる位置に設け
、前記凹部内面のうち回転方向に向かう第1面を、前記
凹部の回転方向先行側端縁を中心とした円弧面に、かつ
、回転方向後方に向かう第2面を、前記ローターの半径
と等しい曲率半径の円弧面に夫々形成し、一つの前記凹
部の回転方向先行側端縁が、前記第1隔壁部における前
記ローター回転方向の下手側端縁と同一レベルにある時
に、粉粒体放出終了直前の別の前記凹部における前記第
2面の弦が、水平線に対して前記凹部に収容した粉粒体
のほぼ安息角をなして傾斜するように、前記凹部を、前
記ローターの周方向に形成してあることにあり、その作
用効果は、次の通りである。
ターの回転に伴って粉粒体を収容した凹部が通過する側
の第1隔壁部を、前記ローターの回転軸芯よりも高いレ
ベルに形成すると共に、前記ローターの回転に伴って粉
粒体を放出した空の凹部が通過する側の第2隔壁部を、
前記ローターの回転軸芯よりも低いレベルに形成し、前
記ローターの横断面視で、前記第1隔壁部における前記
ローター回転方向の下手側端縁を、前記端縁を含む水平
線とこの水平線が前記ローター外周と交わる点の接線と
の間の角度が、前記凹部に収容した粉粒体のほぼ安息角
になる位置に設けると共に、前記第2隔壁部における前
記ローター回転方向の下手側端縁を、前記端縁を含む水
平線とこの水平線が前記ローター外周と交わる点の接線
との間の角度が、粉粒体のほぼ安息角になる位置に設け
、前記凹部内面のうち回転方向に向かう第1面を、前記
凹部の回転方向先行側端縁を中心とした円弧面に、かつ
、回転方向後方に向かう第2面を、前記ローターの半径
と等しい曲率半径の円弧面に夫々形成し、一つの前記凹
部の回転方向先行側端縁が、前記第1隔壁部における前
記ローター回転方向の下手側端縁と同一レベルにある時
に、粉粒体放出終了直前の別の前記凹部における前記第
2面の弦が、水平線に対して前記凹部に収容した粉粒体
のほぼ安息角をなして傾斜するように、前記凹部を、前
記ローターの周方向に形成してあることにあり、その作
用効果は、次の通りである。
つまり、ローターの回転軸芯よりも高いレベルにある第
1隔壁部を、凹部が通過する時、凹部に収容された粉粒
体の自重による押付力は、凹部内面に作用するだけで第
1隔壁部には作用しないために、ローターが回転しても
、第1隔壁は摩耗されにくく、その上、第3図に示すよ
うに、粉粒体を収容した凹部(3)の回転方向下手側端
縁(D)が、第1隔壁部(4)におけるローター回転方
向の下手側端縁(E)を通過する時点で、凹部(3)の
開口の傾きがほぼ安息角(θ)になるために、ローター
(2)の回転に伴って凹部(3)内の粉粒体は急激に多
量が落下せずに少量づつ徐々に自重放出路(Y)に落下
していく。
1隔壁部を、凹部が通過する時、凹部に収容された粉粒
体の自重による押付力は、凹部内面に作用するだけで第
1隔壁部には作用しないために、ローターが回転しても
、第1隔壁は摩耗されにくく、その上、第3図に示すよ
うに、粉粒体を収容した凹部(3)の回転方向下手側端
縁(D)が、第1隔壁部(4)におけるローター回転方
向の下手側端縁(E)を通過する時点で、凹部(3)の
開口の傾きがほぼ安息角(θ)になるために、ローター
(2)の回転に伴って凹部(3)内の粉粒体は急激に多
量が落下せずに少量づつ徐々に自重放出路(Y)に落下
していく。
しかも、2つの円弧面で内面を形成してある凹部内の粉
粒体は、ローターの回転に伴って、第3図乃至第5図に
示すように、自重放出路(Y)に定量づつ連続的に落下
供給される。
粒体は、ローターの回転に伴って、第3図乃至第5図に
示すように、自重放出路(Y)に定量づつ連続的に落下
供給される。
即ち、ローター(2)の横断面視において、ローター(
2)の回転に伴って、凹部(3)内の粉粒体は、安息角
(θ)を保ちながら落下していき、凹部(3)における
第2面(9)の弦(16)の傾斜角が水平線に対してほ
ぼ安息角(θ)になると、第2面(9)を形成する。
2)の回転に伴って、凹部(3)内の粉粒体は、安息角
(θ)を保ちながら落下していき、凹部(3)における
第2面(9)の弦(16)の傾斜角が水平線に対してほ
ぼ安息角(θ)になると、第2面(9)を形成する。
円弧(15)と弦(16)で囲まれた凹曲部(17)に
粉粒体が残る。そこで、前記円弧(15)がローター(
2)の半径(R)と同じ曲率半径に形成してあるために
、第3図中の第1凹部(3A)における回転方向後行側
端縁(F)と先行側端縁(D)を通る弦(18)と円弧
(19)によって囲まれた凸曲部(20)の面積に対し
、前記凹曲部(17)の面積は等しくなるとと共に、一
つの凹部(3)の回転方向先行側端縁(D)が、第1隔
壁部(4)におけるローター(2)回転方向の下手側端
縁(E)と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了直前
の別の凹部(3)における第2面(9)の弦(16)が
、水平線に対して凹部(3)に収容した粉粒体のほぼ安
息角(θ)をなして傾斜するように、凹部(3)を、前
記ローター(2)の周方向に形成してあるために、第3
図に示す第1凹部(3A)の凸曲部(20)を形成する
粉粒体と、第3凹部(3C)の凹曲部(17)内の粉粒
体とは、ローター(2)の回転に伴って同時に落下して
いき、そのために、第3図の状態から第4図の状態に、
ローター(2)が回転していくに伴って、凸曲部(20
)を形成する粉粒体がくずれ落ちる量は、漸次増加する
けれども、凹曲部(17)内の粉粒体は、漸次減少する
ために、自重放出路(Y)へ第1凹部(3A)と第3四
部(3C)とから同時に落下供給される粉粒体量は定量
づつになる。
粉粒体が残る。そこで、前記円弧(15)がローター(
2)の半径(R)と同じ曲率半径に形成してあるために
、第3図中の第1凹部(3A)における回転方向後行側
端縁(F)と先行側端縁(D)を通る弦(18)と円弧
(19)によって囲まれた凸曲部(20)の面積に対し
、前記凹曲部(17)の面積は等しくなるとと共に、一
つの凹部(3)の回転方向先行側端縁(D)が、第1隔
壁部(4)におけるローター(2)回転方向の下手側端
縁(E)と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了直前
の別の凹部(3)における第2面(9)の弦(16)が
、水平線に対して凹部(3)に収容した粉粒体のほぼ安
息角(θ)をなして傾斜するように、凹部(3)を、前
記ローター(2)の周方向に形成してあるために、第3
図に示す第1凹部(3A)の凸曲部(20)を形成する
粉粒体と、第3凹部(3C)の凹曲部(17)内の粉粒
体とは、ローター(2)の回転に伴って同時に落下して
いき、そのために、第3図の状態から第4図の状態に、
ローター(2)が回転していくに伴って、凸曲部(20
)を形成する粉粒体がくずれ落ちる量は、漸次増加する
けれども、凹曲部(17)内の粉粒体は、漸次減少する
ために、自重放出路(Y)へ第1凹部(3A)と第3四
部(3C)とから同時に落下供給される粉粒体量は定量
づつになる。
次に、凸曲部(20)及び凹曲部(17)の粉粒体が落
下した後は、例えば、ローター(2)が01の角度づつ
回転すると(第4図から第5図)、第1凹部(3A)及
び第2凹部(3B)内で、安息角(θ)を保つ粉粒体の
表面(f)が、常に端縁(D)を中心とした半径(r)
の円弧を描きなからθ、づつくずれ落ちる(fからf’
)ので、各凹部(3)からは、常に一定量づつ連続的に
自重放出路(Y)に粉粒体が落下する。
下した後は、例えば、ローター(2)が01の角度づつ
回転すると(第4図から第5図)、第1凹部(3A)及
び第2凹部(3B)内で、安息角(θ)を保つ粉粒体の
表面(f)が、常に端縁(D)を中心とした半径(r)
の円弧を描きなからθ、づつくずれ落ちる(fからf’
)ので、各凹部(3)からは、常に一定量づつ連続的に
自重放出路(Y)に粉粒体が落下する。
更に、第2隔壁部におけるローター回転方向の下手側端
縁が、ローターの回転軸芯よりも低いレベルで、且つ、
端縁を含む水平線とこの水平線がローター外周と交わる
点の接線との間の角度が、粉粒体のほぼ安息角になる位
置に設けられているために、粉粒体放出の完了した空の
凹部が、前記端縁を通過するに伴って、第3図に示すよ
うに、自重供給路(X)におけるローターの回転軸芯よ
りも低い部分()l)で粉粒体が、凹部(3)の回転方
向先行側端縁(D)と第1面(8)との間で安息角(θ
)番保ちながら徐々に凹部(3)内に供給され、粉粒体
の粒度分布が大きい場合でも、凹部(3)内に、特定の
粒度範囲の粒子が選択的に充満されることはなく、凹部
(3)ごとに、はぼ等しい密度及び重量づつ粉粒体が充
満される。
縁が、ローターの回転軸芯よりも低いレベルで、且つ、
端縁を含む水平線とこの水平線がローター外周と交わる
点の接線との間の角度が、粉粒体のほぼ安息角になる位
置に設けられているために、粉粒体放出の完了した空の
凹部が、前記端縁を通過するに伴って、第3図に示すよ
うに、自重供給路(X)におけるローターの回転軸芯よ
りも低い部分()l)で粉粒体が、凹部(3)の回転方
向先行側端縁(D)と第1面(8)との間で安息角(θ
)番保ちながら徐々に凹部(3)内に供給され、粉粒体
の粒度分布が大きい場合でも、凹部(3)内に、特定の
粒度範囲の粒子が選択的に充満されることはなく、凹部
(3)ごとに、はぼ等しい密度及び重量づつ粉粒体が充
満される。
従って、摩耗に伴って大きくなった第1隔壁部とロータ
ーとの間の隙間を通って、粉粒体が自重供給路から自重
放出路に排出され、全体の粉粒体放出量が大きく変化し
てしまうという不都合を抑制でき、長期にわたって安定
した量を供給できるようになった。その上、粉粒体は自
重放出路に一度に多量落下することなく、粉粒体の粒度
分布の大小にかかわらず、常に定量づつ連続的に落下供
給することが可能となり、ロータリーフィーダニによる
粉粒体の供給制御が、より安定的に行いやす(なった。
ーとの間の隙間を通って、粉粒体が自重供給路から自重
放出路に排出され、全体の粉粒体放出量が大きく変化し
てしまうという不都合を抑制でき、長期にわたって安定
した量を供給できるようになった。その上、粉粒体は自
重放出路に一度に多量落下することなく、粉粒体の粒度
分布の大小にかかわらず、常に定量づつ連続的に落下供
給することが可能となり、ロータリーフィーダニによる
粉粒体の供給制御が、より安定的に行いやす(なった。
更には、凹部に対して粉粒体は、少しづつ安息角を保っ
て、粉粒体上を滑りながら侵入していくと共に、凹部内
の粉粒体は、少しづつ安息角を保ちながら自重放出路に
粉粒体上を滑り落ちるために、凹部内面との摩擦力が作
用しにくく、ローター自身の摩耗を抑制でき、結局、ロ
ータリーフィーダー全体の耐久性をより向上させること
ができた。
て、粉粒体上を滑りながら侵入していくと共に、凹部内
の粉粒体は、少しづつ安息角を保ちながら自重放出路に
粉粒体上を滑り落ちるために、凹部内面との摩擦力が作
用しにくく、ローター自身の摩耗を抑制でき、結局、ロ
ータリーフィーダー全体の耐久性をより向上させること
ができた。
次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図に示すように、ケーシング(1)内に
、周方向に複数の凹部(3)を設けたローター(2)を
、横軸芯(0)周りで回転自在に設けると共に、ロータ
ー(2)への粉粒体の自重供給路(X)と、ローター(
2)からの粉粒体の自重放出路(Y)を形成し、ロータ
ー(2)を介して自重供給路(X)と自重放出路(Y)
とを仕切る第1、第2隔壁部(4) 、 (5)を、ケ
ーシング(1)に設けて、ローター(2)の回転に伴っ
て、凹部(3)内に自重供給路(X)からの粉粒体を収
容しながら自重放出路(Y)に定量づつ落下放出してい
くロータリーフィーダーを構成してある。
、周方向に複数の凹部(3)を設けたローター(2)を
、横軸芯(0)周りで回転自在に設けると共に、ロータ
ー(2)への粉粒体の自重供給路(X)と、ローター(
2)からの粉粒体の自重放出路(Y)を形成し、ロータ
ー(2)を介して自重供給路(X)と自重放出路(Y)
とを仕切る第1、第2隔壁部(4) 、 (5)を、ケ
ーシング(1)に設けて、ローター(2)の回転に伴っ
て、凹部(3)内に自重供給路(X)からの粉粒体を収
容しながら自重放出路(Y)に定量づつ落下放出してい
くロータリーフィーダーを構成してある。
前記ローター(2)の回転に伴って粉粒体を収容した凹
部(3)が通過する側の第1隔壁部(4)をローター(
2)の回転軸芯(0)よりも高いレベルに形成し、ロー
ター(2)の横断面視で、第1隔壁部(4)におけるロ
ーター(2)回転方向の下手側端縁(E)を、端縁(E
)を含む水平線とこの水平線がローター(2)外周と交
わる点の接線との間の角度が、前記凹部(3)に収容し
た粉粒体の安息角(θ)又は、はぼ安息角(θ)になる
位置に設けると共に、上手側端縁(A)を、軸芯(0)
のほぼ鉛直上方に配置し、この端縁(A)には、上方に
突出する突起(6)を一体連設することによって、突起
(6)とケーシング(1)上部とで形成される溜り□部
(7)に粉粒体を滞溜させ、自重供給路(X)を流下す
る粉粒体がケーシング(1)内を滑らずに、溜り部(7
)の粉粒体上面を常時滑落するようにして、ケーシング
(1)内面の摩耗を少くしてある。
部(3)が通過する側の第1隔壁部(4)をローター(
2)の回転軸芯(0)よりも高いレベルに形成し、ロー
ター(2)の横断面視で、第1隔壁部(4)におけるロ
ーター(2)回転方向の下手側端縁(E)を、端縁(E
)を含む水平線とこの水平線がローター(2)外周と交
わる点の接線との間の角度が、前記凹部(3)に収容し
た粉粒体の安息角(θ)又は、はぼ安息角(θ)になる
位置に設けると共に、上手側端縁(A)を、軸芯(0)
のほぼ鉛直上方に配置し、この端縁(A)には、上方に
突出する突起(6)を一体連設することによって、突起
(6)とケーシング(1)上部とで形成される溜り□部
(7)に粉粒体を滞溜させ、自重供給路(X)を流下す
る粉粒体がケーシング(1)内を滑らずに、溜り部(7
)の粉粒体上面を常時滑落するようにして、ケーシング
(1)内面の摩耗を少くしてある。
前記ローター(2)の回転に伴って粉粒体放出完了した
空の凹部(3)が通過する側の第2隔壁部(5)は、ロ
ーター(2)の回転軸芯(0)より低いレベルに形成し
てあり、第2隔壁部(5)におけるローター(2)回転
方向の下手側端縁(C)を、端縁(C)を含む水平線と
、この水平線がローター(2)外周と交わる点の接線と
の間の角度が、前記安息角(θ)又は、はぼ安息角(θ
)になる位置に設けて、自重供給路(X)からの粉粒体
が、第2隔壁部(5)とローター(2)との隙間に侵入
しにくく、しかも、凹部(3)ごとに収容する粉粒体の
密度を一定になるようにしてある。
空の凹部(3)が通過する側の第2隔壁部(5)は、ロ
ーター(2)の回転軸芯(0)より低いレベルに形成し
てあり、第2隔壁部(5)におけるローター(2)回転
方向の下手側端縁(C)を、端縁(C)を含む水平線と
、この水平線がローター(2)外周と交わる点の接線と
の間の角度が、前記安息角(θ)又は、はぼ安息角(θ
)になる位置に設けて、自重供給路(X)からの粉粒体
が、第2隔壁部(5)とローター(2)との隙間に侵入
しにくく、しかも、凹部(3)ごとに収容する粉粒体の
密度を一定になるようにしてある。
尚、第2隔壁部(5)におけるローター(2)回転方向
の上手側端縁(B)は、軸芯(0)の鉛直下方よりも少
し回転方向上手側に位置させである。
の上手側端縁(B)は、軸芯(0)の鉛直下方よりも少
し回転方向上手側に位置させである。
また、第1、第2隔壁部(4) 、 (5)は、夫々少
くとも凹部(3)の回転方向における中以上に、その内
面を形成してある。
くとも凹部(3)の回転方向における中以上に、その内
面を形成してある。
前記ローター(2)に対する凹部(3)は、その内面の
うち回転方向に向かう第1面(8)を、凹部(3)の回
転方向先行側端縁(D)を中心とした曲率半径(r)の
円弧面に、かつ、回転方向後方に向かう第2面(9)を
、前記ローター(2)の半径(R)と等しい曲率半径の
円弧面に夫々形成してある。
うち回転方向に向かう第1面(8)を、凹部(3)の回
転方向先行側端縁(D)を中心とした曲率半径(r)の
円弧面に、かつ、回転方向後方に向かう第2面(9)を
、前記ローター(2)の半径(R)と等しい曲率半径の
円弧面に夫々形成してある。
ローター(2)の横断面視で前記凹部(3)の先行側端
縁(D)と、第1面(8)と第2面(9)との交点(G
)とを結ぶ第2面(9)の弦(16)の延長線が、ロー
ター(2)の回転軸芯(0)を通るように形成して、一
つの凹部(3A)の回転方向先行側端縁(D)が、第1
隔壁部(4)におけるローター(2)回転方向の下手側
端縁(E)と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了直
前の別の凹部(3C)における第2面(9)の弦(16
)が、水平線に対して凹部(3C)に収容した粉粒体の
ほぼ安息角(θ)をなして傾斜するように、各凹部(3
)を形成すると共に、凹部(3八)に対して周方向に9
0度(δ)の位置に凹部(3C)を配置し、ローター(
2)の周方向に、8個の凹部(3A)を45度ピッチご
とに設けてある。
縁(D)と、第1面(8)と第2面(9)との交点(G
)とを結ぶ第2面(9)の弦(16)の延長線が、ロー
ター(2)の回転軸芯(0)を通るように形成して、一
つの凹部(3A)の回転方向先行側端縁(D)が、第1
隔壁部(4)におけるローター(2)回転方向の下手側
端縁(E)と同一レベルにある時に、粉粒体放出終了直
前の別の凹部(3C)における第2面(9)の弦(16
)が、水平線に対して凹部(3C)に収容した粉粒体の
ほぼ安息角(θ)をなして傾斜するように、各凹部(3
)を形成すると共に、凹部(3八)に対して周方向に9
0度(δ)の位置に凹部(3C)を配置し、ローター(
2)の周方向に、8個の凹部(3A)を45度ピッチご
とに設けてある。
また、第2図に示すように、ローター(2)の軸芯(0
)に沿った断面では、凹部(3)の軸芯方向両端側には
、夫々側壁部(10)を、ローター(2)に一体連設し
てあり、凹部(3)内に収容する粉粒体をローター(2
)の軸受部(11)に流入させないように構成してあり
、更には、側壁部(10)とケーシング(1)との間を
回転軸(12)回りにシールするメカニカルシール部(
13)が設けてある。
)に沿った断面では、凹部(3)の軸芯方向両端側には
、夫々側壁部(10)を、ローター(2)に一体連設し
てあり、凹部(3)内に収容する粉粒体をローター(2
)の軸受部(11)に流入させないように構成してあり
、更には、側壁部(10)とケーシング(1)との間を
回転軸(12)回りにシールするメカニカルシール部(
13)が設けてある。
図中(14)は、軸受部(11)におけるグランドパツ
キンである。
キンである。
(21)は、ブツシュである。
前記凹部(3)は、弦(16)の延長線がローター(2
)の軸芯(0)を通るように形成する場合、粉粒体放出
開始直前の凹部(3A)に対して、粉粒体放出終了直前
の凹部(3C)を回転方向に90度の位置になるように
配置すれば良く、例えば第6図に示すように、ローター
(2)の周方向に、4個の凹部(3)を90度ピッチ毎
に配置すれば、隣接するものどうしが、凹部(3A)と
凹部(3C)の関係と同様になる。
)の軸芯(0)を通るように形成する場合、粉粒体放出
開始直前の凹部(3A)に対して、粉粒体放出終了直前
の凹部(3C)を回転方向に90度の位置になるように
配置すれば良く、例えば第6図に示すように、ローター
(2)の周方向に、4個の凹部(3)を90度ピッチ毎
に配置すれば、隣接するものどうしが、凹部(3A)と
凹部(3C)の関係と同様になる。
また、弦(16)の延長線がローター(2)の軸芯(0
)を通らないように第2面(9)を形成する場合には、
ローター(2)の周方向に等ピッチごとに配置する凹部
(3)の数によって、凹部(3)の形状が異なり、例え
ば、3個の凹部(3)を配置する場合は第7図に示し、
5個の凹部(3)を配置する場合を第8図に示し、6個
の凹部(3)を配置する場合は第9図に示し、7個の凹
部(3)を配置する場合は第10図に示すように、形成
すれば良(、結局、一つの凹部(3)の回転方向先行側
端縁(D)が、第1隔壁部(4)におけるローター(2
)回転方向の下手側端縁(E)と同一レベルにある時に
、粉粒体放出終了直前の別の凹部(3)における第2面
(9)の弦(16)が、水平線に対して、凹部(3)に
収容した粉粒体のほぼ安息角(θ)をなして傾斜するよ
うに各凹部(3)を形成してあれば良い。
)を通らないように第2面(9)を形成する場合には、
ローター(2)の周方向に等ピッチごとに配置する凹部
(3)の数によって、凹部(3)の形状が異なり、例え
ば、3個の凹部(3)を配置する場合は第7図に示し、
5個の凹部(3)を配置する場合を第8図に示し、6個
の凹部(3)を配置する場合は第9図に示し、7個の凹
部(3)を配置する場合は第10図に示すように、形成
すれば良(、結局、一つの凹部(3)の回転方向先行側
端縁(D)が、第1隔壁部(4)におけるローター(2
)回転方向の下手側端縁(E)と同一レベルにある時に
、粉粒体放出終了直前の別の凹部(3)における第2面
(9)の弦(16)が、水平線に対して、凹部(3)に
収容した粉粒体のほぼ安息角(θ)をなして傾斜するよ
うに各凹部(3)を形成してあれば良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係るロータリーフィーダーの実施例を示
し、第1図はロータリーフィーダーの軸芯方向から見た
断面図、第2図は、軸芯に沿う要部断面図、第3図、第
4図、第5図は、夫々要部断面の作用説明図、第6図、
第7図、第8図、第9図、第10図は、夫々ローターの
別実施例、第11図は、従来例を示す断面図である。 (1)・・・・・・ケーシング、(2)・・・・・・ロ
ーター、(3)・・・・・・凹部、(4)・・・・・・
第1隔壁部、(5)・・・・・・第2隔壁部、(8)・
・・・・・第1面、(9)・・・・・・第2面、(D)
、 (E) 、 (C)・・・・・・端縁、(0)・
・・・・・軸芯、(θ)・・・・・・安息角、(R)・
・・・・・半径、 (X)・・・・・・自重供給路、(
Y)・・・・・・自重放出路。
し、第1図はロータリーフィーダーの軸芯方向から見た
断面図、第2図は、軸芯に沿う要部断面図、第3図、第
4図、第5図は、夫々要部断面の作用説明図、第6図、
第7図、第8図、第9図、第10図は、夫々ローターの
別実施例、第11図は、従来例を示す断面図である。 (1)・・・・・・ケーシング、(2)・・・・・・ロ
ーター、(3)・・・・・・凹部、(4)・・・・・・
第1隔壁部、(5)・・・・・・第2隔壁部、(8)・
・・・・・第1面、(9)・・・・・・第2面、(D)
、 (E) 、 (C)・・・・・・端縁、(0)・
・・・・・軸芯、(θ)・・・・・・安息角、(R)・
・・・・・半径、 (X)・・・・・・自重供給路、(
Y)・・・・・・自重放出路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ケーシング(1)内に、周方向に複数の凹部(3)
を設けたローター(2)を、横軸芯(0)周りで回転自
在に設けると共に、前記ローター(2)への粉粒体の自
重供給路(X)と、前記ローター(2)からの粉粒体の
自重放出路(Y)を形成し、前記ローター(2)を介し
て自重供給路(X)と自重放出路(Y)とを仕切る第1
、第2隔壁部(4)、(5)を、前記ケーシング(1)
に設けてあるロータリーフィーダーであって、前記ロー
ター(2)の回転に伴って粉粒体を収容した凹部(3)
が通過する側の第1隔壁部(4)を、前記ローター(2
)の回転軸芯(0)よりも高いレベルに形成してあるロ
ータリーフィーダー。 2、ケーシング(1)内に、周方向に複数の凹部(3)
を設けたローター(2)を、横軸芯(0)周りで回転自
在に設けると共に、前記ローター(2)への粉粒体の自
重供給路(X)と、前記ローター(2)からの粉粒体の
自重放出路(Y)を形成し、前記ローター(2)を介し
て前記自重供給路(X)と自重放出路(Y)とを仕切る
第1、第2隔壁部(4)、(5)を、前記ケーシング(
1)に設けてあるロータリーフィーダーであって、前記
ローター(2)の回転に伴って粉粒体を収容した凹部(
3)が通過する側の第1隔壁部(4)を、前記ローター
(2)の回転軸芯(0)よりも高いレベルに形成し、前
記ローター(2)の横断面視で、前記第1隔壁部(4)
における前記ローター(2)回転方向の下手側端縁(E
)を、前記端縁(E)を含む水平線とこの水平線が前記
ローター(2)外周と交わる点の接点との間の角度が、
前記凹部(3)に収容した粉粒体のほぼ安息角(θ)に
なる位置に設け、前記凹部(3)内面のうち回転方向に
向かう第1面(8)を、前記凹部(3)の回転方向先行
側端縁(D)を中心とした円弧面に、かつ、回転方向後
方に向かう第2面(9)を、前記ローター(2)の半径
(R)と等しい曲率半径の円弧面に夫々形成し、一つの
前記凹部(3)の回転方向先行側端縁(D)が、前記第
1隔壁部(4)における前記ローター(2)回転方向の
下手側端縁(E)と同一レベルにある時に、粉粒体放出
終了直前の別の前記凹部(3)における前記第2面(9
)の弦(16)が、水平線に対して前記凹部(3)に収
容した粉粒体のほぼ安息角(θ)をなして傾斜するよう
に、前記凹部(3)を、前記ローター(2)の周方向に
形成してあるロータリーフィーダー。 3、ケーシング(1)内に、周方向に複数の凹部(3)
を設けたローター(2)を、横軸芯(0)周りで回転自
在に設けると共に、前記ローター(2)への粉粒体の自
重供給路(X)と、前記ローター(2)からの粉粒体の
自重放出路(Y)を形成し、前記ローター(2)を介し
て前記自重供給路(X)と自重放出路(Y)とを仕切る
第1、第2隔壁部(4)、(5)を、前記ケーシング(
1)に設けてあるロータリーフィーダーであって、前記
ローター(2)の回転に伴って粉粒体を収容した凹部(
3)が通過する側の第1隔壁部(4)を前記ローター(
2)の回転軸芯(0)よりも高いレベルに形成すると共
に、前記ローター(2)の回転に伴って粉粒体を放出し
た空の凹部(3)が通過する側の第2隔壁部(5)を、
前記ローター(2)の回転軸芯(0)よりも低いレベル
に形成し、前記ローター(2)の横断面視で、前記第1
隔壁部(4)における前記ローター(2)回転方向の下
手側端縁(E)を、前記端縁(E)を含む水平線とこの
水平線が前記ローター(2)外周と交わる点の接線との
間の角度が、前記凹部(3)に収容した粉粒体のほぼ安
息角(θ)になる位置に設けると共に、前記第2隔壁部
(5)における前記ローター(2)回転方向の下手側端
縁(C)を、前記端縁(C)を含む水平線とこの水平線
が前記ローター(2)外周と交わる点の接線との間の角
度が、粉粒体のほぼ安息角(θ)になる位置に設け、前
記凹部(3)内面のうち回転方向に向かう第1面(8)
を、前記凹部(3)の回転方向先行側端縁(D)を中心
とした円弧面に、かつ、回転方向後方に向かう第2面(
9)を、前記ローター(2)の半径(R)と等しい曲率
半径の円弧面に夫々形成し、一つの前記凹部(3)の回
転方向先行側端縁(D)が、前記第1隔壁部(4)にお
ける前記ローター(2)回転方向の下手側端縁(E)と
同一レベルにある時に、粉粒体放出終了直前の別の前記
凹部(3)における前記第2面(9)の弦(16)が、
水平線に対して前記凹部(3)に収容した粉粒体のほぼ
安息角(θ)をなして傾斜するように、前記凹部(3)
を、前記ローター(2)の周方向に形成してあるロータ
リーフィーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61277371A JPH07106791B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | ロ−タリ−フイ−ダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61277371A JPH07106791B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | ロ−タリ−フイ−ダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63127922A true JPS63127922A (ja) | 1988-05-31 |
JPH07106791B2 JPH07106791B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=17582589
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP61277371A Expired - Lifetime JPH07106791B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | ロ−タリ−フイ−ダ− |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07106791B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0586939U (ja) * | 1991-08-27 | 1993-11-22 | 株式会社日本アルミ | ロータリーバルブ |
KR100420271B1 (ko) * | 2000-10-26 | 2004-03-02 | 고관영 | 합성수지 칩 공급용 로터리 에어록 밸브 |
JP2008189415A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 粉粒体供給装置 |
JP2008232688A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Katsuzo Kawanishi | ホッパ装置及びこれを用いた組合せ秤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312747U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-08 |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP61277371A patent/JPH07106791B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312747U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-08 |
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JPH0586939U (ja) * | 1991-08-27 | 1993-11-22 | 株式会社日本アルミ | ロータリーバルブ |
KR100420271B1 (ko) * | 2000-10-26 | 2004-03-02 | 고관영 | 합성수지 칩 공급용 로터리 에어록 밸브 |
JP2008189415A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 粉粒体供給装置 |
JP2008232688A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Katsuzo Kawanishi | ホッパ装置及びこれを用いた組合せ秤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH07106791B2 (ja) | 1995-11-15 |
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