JPS63127166A - スペクトラムアナライザ - Google Patents

スペクトラムアナライザ

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JPS63127166A
JPS63127166A JP27340986A JP27340986A JPS63127166A JP S63127166 A JPS63127166 A JP S63127166A JP 27340986 A JP27340986 A JP 27340986A JP 27340986 A JP27340986 A JP 27340986A JP S63127166 A JPS63127166 A JP S63127166A
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sweep
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Hiromichi Toda
博道 戸田
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健二 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高周波電気信号の解析に用いられるスペクトラ
ムアナライザに関するものである。
(従来の技術) スペクトラムアナライザの掃引速度に比較してゆっくり
と周波数が変化する信号を観測する場合、繰返し掃引の
各掃引の終了毎に、信号が表示された位置を検出し、次
回の掃引はこの位置が画面内中央に近づくようにスペク
トラムアナライザの掃引の中心周波数を毎回補正するよ
うにすれば、周波数が変化している入力信号を常にスペ
クトラムアナライザのCRT表示画面の中央付近に表示
することができ便利であることは公知(U、S、Pat
、4,257゜104)であり、このような動作は一般
にシグナルトラック動作と呼ばれている。このシグナル
トラック動作において、信号周波数は、CRT表示画面
の一定の範囲内で最大レベルを与える周波数として検出
されている。第7図はこうした従来のシグナルトラック
動作の一例の流れ図である。
(発明が解決しようとする問題点) 第7図に示されたようなシグナルトラック動作を行なっ
ているときに、入力信号の周波数が大きく変化し、スペ
クトラムアナライザの掃引周波数範囲から外れた場合、
または入力信号のレベルが大きく低下し、雑音レベル程
度以下となった場合は、最大レベルを示す周波数fpを
検出する段階で雑音のピークを示した周波数が信号周波
数と誤認され、この誤認された信号が次回の掃引時の中
心周波数と設定されてしまう。この様な状態でシグナル
トラック動作を継続すると、雑音のピークを示す周波数
は、ランダムに変化するものであるから、中心周波数は
雑音信号のピーク値に追従して信号周波数から大きく離
れた予想外の値に変化してしまい、使用者がシグナルト
ラック動作を終了させたとき、元の信号受信状態にもど
すことが困難という場合がしばしばあった。また、信号
のレベルが雑音レベルよりも十分大きくしかも信号の一
掃引当たりの周波数変化がスペクトラムアナライザの掃
引範囲内に収まっている場合でも、周波数がつねにラン
ダムに変化し、画面内の信号の位置がつねに左右にフラ
ッフようになった場合もシグナルトラックはその動作に
意味がなくなり、むしろ信号の本来の動きが見えなくな
るという意味で有害となっていた。
本発明は、このような問題を解決するためになされたも
ので有効なシグナルトラック動作が維持できなくなった
場合、自動的にシグナルトラック動作を終了させ、元の
設定周波数範囲から大きく外れないようにするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、シグナルトラック動作を継続する事が使用者
にとって有益かどうかを判断する必要性に鑑みなされた
ものであり、まずシグナルトランク動作継続時において
画面内の最大レベル信号の横軸における位置のゆらぎ(
分散性)を検知する手段を備え、さらにこのゆらぎの値
が、ある一定値を越えた回数を計数する手段及びこの計
数値によりシグナルトラックの継続の可否を判断する手
段を有し、これらの手段により従来技術の欠点を解決す
るものである。
なお、前記ゆらぎ(分散性)の検知手段において、ゆら
ぎの中心値を、画面内中央付近に限定したものが第1の
発明、中央付近に限定せず、画面内の任意点としたのが
第2の発明である。
第4図は第1の発明の動作を示す流れ図である。
以下に第1図及び第4図に従って、第1の発明の詳細な
説明する。
シグナルトラック動作の開始が指令される(sl)と、
まず、計数回路20の値をOにリセットする(S2)。
次ぎに、その時設定されていた条件(中心周波数f、掃
引周波数幅)で掃引を行い(S3)、掃引終了後、この
回の掃引中で最大レベルを示した周波数fpを検出手段
15で検出してこれを記憶手段17に記憶しておく (
S4)。次に中心周波数fcとfpとの差fu =fc
−fpを演算手段16で求める(S5)。計数回路20
で |fRlがその時の掃引周波数幅に応じた第一の所
定値、例えば掃引周波数幅の1/4を越えているか否か
を判定しくS6)、越えていれば計数回路20の値を増
分しくS7)、越えていなければ計数回路20の値をO
にリセットする(S8)。次に、計数回路20の値を調
べ(S9)、これが第二の所定値、例えば2に達してい
なければシグナルトラック継続か否かの判定(510)
に進むが、もしそゲでなければシグナルトラック動作を
終了とする(S12)。
SIOの継続か否かの判定は操作部13を通じて操作者
によって終了操作が行われたか否かの判定であり、これ
で継続となった場合はfpを次回掃引の中心周波数と定
め(311) 、S3の掃引に戻る。以降、操作者によ
る終了操作または計数回路20の値が第2の所定値(こ
こでは2)となって終了するまでこのループを繰返す。
第5図は第2の発明の動作を示す流れ図である。
以下に第3図及び第5図に従って本発明の詳細な説明す
る。
シグナルトラック動作の開始が指令される(Sl)と、
まず、計数回路20の値をOにリセットする(S2)。
次ぎに、その時設定されていた条件(中心周波数fc、
掃引周波数幅)で掃引を行い(S3)、掃引終了後、こ
の回の掃引中で最大レベルを示した周波数fpを検出手
段15で検出して、第1の記憶手段17で記憶しておく
 (S4)。さらにfcとfpの差fRを第1の演算手
段16で求める(S5)。次にこの「Rと前回掃引時の
rR(これをfRBとする)との差ΔfRを第2の演算
手段19で求める(S6)。ただし、最初の掃引の場合
fu=fuとする。計数回路20でΔfRがその時の掃
引周波数幅に応じた第1の所定値、例えば掃引周波数幅
の172を越えているか否かを判定しくS7)、越えて
いれば計数回路20の値を増分しくS8)、越えていな
ければOにリセットする(S9)。次に、計数回路20
の値を調べ(SIO) 、これが第二の所定値、例えば
2に達していなければシグナルトラック継続か否かの判
定(Sll)に進むが、もしそうでなければシグナルト
ラック動作を終了とする(S13)。Sllの継続か否
かの判定は操作者によって終了操作が行われたか否かの
判定で、これで継続となった場合は制御手段21によっ
てfpを次回掃引の中心周波数と定め(S12) 、S
3の掃引に戻る。以降、操作者による終了操作または計
数回路20の値が第2の所定値となって終了するまでの
このループを繰返す。
(作用) 第1の発明の作用 第1の発明によれば、信号の周波数の変化が一回の掃引
毎にCRT画面内の174の範囲に収まっているような
比較的穏やかな変化に対しては、従来のシグナルトラッ
ク動作と同様に働き、しかも信号周波数が一回の掃引時
間内に、掃引周波数幅の例えば174以上変動する状態
が連続して起こるように信号像の画面内におけるゆらぎ
が大きく、シグナルトラックを継続しても有効とならな
い場合には、自動的にこの動作を終了させることができ
る。
これは、スペクトラムアナライザの掃引周波数範囲内で
大きく信号が変動している場合に躍らず、入力信号が断
となった場合や、信号周波数が掃引周波数範囲外となっ
て信号を見失ってしまった場合にも有効である。 なぜ
なら、このような場合スペクトラムアナライザの表示画
面内には雑音信号のみしか表示されず、そのピークレベ
ルを示す周波数はランダムに変動し、この周波数のセン
タ周波数からの偏移量は最大で掃引周波数範囲の172
となるから2回続けて掃引周波数範囲の1/4以上変動
することは、掃引を繰返すうちに必ず発生するからであ
る。
第2の発明の作用 シグナルトラック動作中に画面内の信号位置がランダム
に動きはじめたときはこれを検知し、このような信号に
対してシグナルトラック動作を継続することは有益でな
いのでシグナルトラックを中止することに変わりは無い
が、信号のランダム性(画面内信号像の分散性)の検知
の方法が異なる。この場合掃引毎の中心周波数の補正値
の変化量(前回補正値と今回補正値の差分)が掃引周波
数幅の例えば1/2以内に収まっているような、変化に
対しては、従来のシグナルトラック動作と同様に働く。
また、信号速度のゆらぎが大きくなり前記補正値の変化
量が上記範囲を連続して超えるようなシグナルトラック
を継続しても有効とならない場合には自動的にシグナル
トラック動作を終了させることができる。
これは、スペクトラムアナライザの掃引範囲内で信号が
大きく変動している場合に限らず、入力信号が断となっ
た場合や、信号周波数が掃引周波数範囲外となって、信
号を見失ってしまった場合にも有効である。 なぜなら
このような場合、スペクトラムアナライザの表示画面内
には雑音信号のみしか表示されず、そのピークレベルを
示す周波数はランダムに変動するが、この周波数の中心
周波数からの偏移量は最大で掃引周波数幅の172とな
り、この偏移量の変動(前回偏移量と今回偏移量の差)
は最大で掃引周波数幅と一致するから、この変動が2回
続けて掃引周波数幅の172以上になることは掃引を繰
り返すうちに必ず発生するからである。
(実施例) 第1図は第1の発明の一実施例を示すブロック図である
入力端子1より入力された信号は、RF信号入力回路2
を通り、ミキサ3でローカル発振器9の出力と混合され
て、周波数変換される。3のIF比出力IF回路4を通
り検波回路5で入力信号強度に対応した検波出力に変換
される。検波出力は掃引信号に同期して制御されるA/
D変換回路6でデジタル値に変換され、画像データメモ
リ7に記憶される。記憶された画像データはCR7表示
回路8によりCRT上に描画される。
fp検出手段15では、スペクトラムアナライザの掃引
が終了する毎に、画像データメモリ7の内容を読取り最
大レベルを示した周波数fpが検出され、このfpは記
憶手段17に記憶される。演算手段16では、制御手段
21内に記憶されている掃引の中心周波数fcと上記f
pとの差fR=fc−fpが計算され、その値が計数回
路20に送られる。計数回路20ではfRがその時の掃
引周波数幅に応じた第1の所定値(例えば掃引周波数幅
の174)を越えているか否かが判定され、もし越えて
いれば計数回路20の値は1だけ増分される。そうでな
い場合は、計数回路20の値はOにリセットされる。ま
た、この計数回路20の値は、シグナルトラックの開始
時にもマイクロプロセッサ12によりOにリセットされ
る。
制御手段21では計数回路20の値を読取りこれが第2
の所定値(たとえば2)に達しているか否かが判定され
る。計数回路20の値が第2の所定値に達していない場
合は制御手段21はここに記憶されている掃引の中心周
波数fcO値をfpO値に変更して、シグナルトラック
を続けるようマイクロプロセッサ12に知らせ、そうで
ない場合はfcの変更を行わずシグナルトランクを終了
するようマイクロプロセッサ12に知らせる。マイクロ
プロセッサ12は、制御回路21からめ情報に従い、掃
引信号発生回路10、サンプリング制御回路11を制御
して第4図の流れ図に示されたシグナルトラック動作を
行う。プログラムメモリ14はこうした一連のマイクロ
プロセッサ12の動作を行わせるためのものであるこの
実施例においてシグナルトラックを続けるか否かの判定
に用いられる第1の所定値は、掃引周波数幅の172か
ら0の間の任意の値に設定することが可能であるが、こ
の値が小さいと、信号のわずかなゆらぎで簡単にシグナ
ルトラック動作が終了し、逆に172に近づく程シグナ
ルトラックを停止すべき伏態、例えば信号が断となった
ときなどに、実際に停止されるまでに余分に行われる掃
引の回数が増加することになる。したがって、これを掃
引周波数幅の174とすることは一つの望ましい選択で
ある。またシグナルトラック動作の自動終了を判定する
第2の所定値は1以上の任意の数で良い。しかし、これ
を2以上の数とすれば、一時的に大きく変化してもすぐ
復帰するような信号や信号レベルが低く時々雑音成分の
ピークを信号と誤って検出するような場合においても、
1t!続して信号成分をとらえなおせるようになる。こ
れにより誤ってシグナルトラックを終了させてしまう危
険を少なくできる。ただし、この値を大きくした場合、
信号を見失って雑音のみがとらえられている場合に自動
終了するまでに行われる余分の掃引回数が増加する欠点
を生じるので、数を適当に選ぶとよい。
第6図のイ図はこのような例で、イ1は前回掃引時の波
形で、このとき信号が大きく移動し、その後その周波数
に止まったため今回の掃引以降はイ2に示すように画面
円中心位置に止まる。第6図において図面内の矢印は信
号の動きを説明するための信号で実線は掃引直前までの
信号の移動の向き、波線は掃引直後の信号の移動の向き
を示し、波線矢印が無いのは掃引終了直後、信号の動き
が停止したことを示す。
第2図は、第1の発明の他の実施例を示すブロック図で
ある。この実施例は、第1図の実施例における15〜2
1の各種手段を一個のマイクロコンピュータ22によっ
て実現したもので、装置を大幅に簡略化できる利点があ
る。
第3図は第2の発明の一実施例を示すブロック図である
入力端子lより入力された信号は、RF信号入力回路2
を通り、ミキサ3でローカル発振器9の出力と混合され
て、周波数変換される。3のIP小出力IP回路4を通
り検波回路5で入力信号強度に対応した検波出力に変換
される。検波出力は掃引信号に同期して制御される^/
D変換回路6でデジタル値に変換され画像データメモリ
7に記憶される。
記憶された画像データはCR7表示回路8によりCRT
上にFF1画される。fp検出手段15では、スペクト
ラムアナライザの掃引が終了する毎に、画像データメモ
リ7の内容を読取り最大レベルを示した周波数fpが検
出され、このfpは第1の記憶手段17に記憶される。
第1の演算手段16では、制御手段21内に記憶されて
いる掃引の中心周波数fcと上記との差rR=fc−f
pが計算され、その値が第2の記憶手段18へ送られる
。第2記憶手段18は2個のメモリを持ち、前回帰引時
のfRの値もfRBとして保持されている。第2の演算
手段19では第2の記憶手段18に記憶されているfR
,fRBの差ΔfR=f R−f RBが計算され、そ
の値が計数回路20へ送られる。
計数回路20では1ΔfRlが、そめ時の掃引周波数幅
に応じた第1の所定値(例えば掃引周波数幅の172)
を越えているか否かが判定され、もし越えていれば計数
回路20の値はlだけ増分される。そうでない場合は計
数回路20の値は0にリセットされる。また、この計数
回路20の値は、シグナルトラックの開始時にもマイク
ロプロセッサ12により0にリセットされる。制御手段
21では計数回路20の値を読取りこれが第2の所定値
(たとえば2)に達しているか否かが判定される。計数
回路20の値が第2の所定値に達していない場合は制御
手段21はここに記憶されている掃引の中心周波数fc
の値をfpの値に変更して、シグナルトラックを続ける
ようマイクロプロセッサ12に知らせ、そうでない場合
はfcの変更を行わずシグナルトラックを終了するよう
マイクロプロセッサ12に知らせる。マイクロプロセッ
サ12は、制御回路21からの情報に従い、掃引信号発
生回路10、サンプリング制御回路11を制御して第6
図の流れ図に示されたシグナルトラック動作を行う。プ
ログラムメモリ14はこうした二連のマイクロプロセッ
サ12の動作を行わせるためのものである。
本発明において、シグナルトラックを続けるか否かの判
定に用いられる第1の所定値は掃引周波数幅の1からO
の間の任意の値に設定することが可能である。この第1
の所定値と比較される中心周波数の補正値の差(前回掃
引時の補正値と今回掃引時の補正値の差)はとりも直さ
ず信号の移動速度の変動分(例えば信号が定速で移動し
ている場合は0)であるから、この値が小さいと、信号
速度のわずかなゆらぎで簡単にシグナルトラック動作が
停止し、逆に掃引周波数幅の1に近づく程シグナルトラ
ックを停止すべき状態、例えば信号が断となったときな
ど、実際にシグナルトラックが停止されるまでに余分に
行なわれる掃引の回数が増加することになる。したがっ
て、これを掃引周波数幅の172とすることは一つの望
ましい選択である。またシグナルトランク動作の自動終
了を判定する第2の所定値は1以上の任意の数で良いが
2以上の数とすれば、一時的に大きく変化してすぐ復帰
するような信号や信号の移動速度の変動分は許容差内で
も、途中で向きが変わる様な信号(例えば三角波で掃引
されている場合)に対する追従性を良くすることができ
る。さらに信号レベルが低く時々雑音成分のピークを信
号と誤って検出するような場合においても、継続して信
号成分をとらえなおせるようにでき、これにより、誤っ
てシグナルトラ・ツクを終了させてしまう危険を少なく
することができる。ただし、この数を大きくした場合、
信号を見失って雑音のみがとらえられている場合に、自
動終了するまでに行われる余分の掃引回数が増加する欠
点を生じるので、数を適当に選ぶとよい。 第6図口は
この例で、口1の掃引直前まで信号は定速で高周波側に
移動していたものとし、この直後向きを低周波側に変え
た場合、今回の掃引後の波形は口2の様になり、像は中
心より左側へ移動する。この後、信号が定速で移動し続
けるならば、後はこの位置に止まる。
第2図は、第2の発明の他の実施例を示すブロック図で
ある。この実施例は第3図の実施例における15〜21
の各種手段を一個のマイクロコンピュータ22によって
実現したもので装置を大幅に簡略化できる利点がある。
(発明の効果) 第1の発明の効果 本発明では信号のゆらぎの検出手段シグナルトラック動
作の継続可否判断および制御手段をとり込んだので比較
的穏やかに変化する信号に対しては、従来のシグナルト
ラック動作と同様に働き、しかも信号のランダムな動き
がある一定の範囲を超えたときには、無意味なシグナル
トラック動作を終了させ、信号自体のゆらぎを確認でき
る様にし、更に入力信号が断となった場合や信号周波数
が掃引周波数範囲外となって、信号を見失ってしまった
場合にも、無信号の状態でノイズのピークを信号と誤認
し、徒に中心周波数を補正し続け、元の周波数から遠(
離れた設定になってしまう不便も防止し、スペクトラム
アナライザを使い易いものにした。
第6図(ハ)は、画面白信号が無いときに、シグナルト
ラックを継続する場合の不便さを示すものである。信号
周波数が一旦掃引周波数範囲外に飛び出しても(ハ1)
、飛び出したことを検知できずに徒らにシグナルトラッ
クを継続した場合、掃引周波数範囲(画面の周波数)が
信号から大きく遠ざかる場合も有り得るが、本願はそれ
を無くす効果がある。
第2の発明の効果 第2の発明では第3図において第1の発明には無い記憶
回路18と演算手段19を追加し、掃引毎の中心周波数
の補正値のみならず、その変化量(前回補正値と今回補
正値の差分)をも検出することから、シグナルトラック
の追従性が向上した。第1の所定値を小さく設定するこ
とにより、信号断等となったときなどは敏感にこれを検
知し、シグナルトラックを停止するが、ドリフトする信
号などの様にほぼ一定速度で移動する信号を監視する等
の時は、信号の速度が速くても硫実に追従することがで
きる。したがって、さらに使い易いスペクトラムアナラ
イザを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1の発明を示すブロック図、第2図は
第1の発明における他の実施例を示す図、第3図は本願
の第2の発明を示すブロック図、第4図は本願第1の発
明のスペクトラムアナライザにおけるシグナルトラック
動作の流れ図、第5図は本願第2の発明のスペクトラム
アナライザにおけるシグナルトラック動作の流れ図、第
6図は本願発明のスペクトラムアナライザの表示状態の
例を示す図、第7図は従来例を示す。図中の1は入力端
子、2はRF信号入力回路、3はミキサ、4はIF回路
、5は検波回路、6はアナログ−ディジタル変換回路、
7は画像データメモリ、8はCRT表示回路、9はロー
カル発振器、10は掃引信号発生回路、11はサンプリ
ング制御回路、12はマイクロプロセッサ、13は操作
部、14はプログラムメモリ、15はfp検出手段、1
6は演算手段(第1の演算手段)、17は記憶手段(第
1の記憶手段)、18は第2の記憶手段、19は第2の
演算手段、20は計数回路、21は制御手段、22はマ
イクロコンピュータ、fpは画面内最大レベルの周波数
、fcは画面の中心周波数、fuはfcとfpの差 (
fc −fp)、rRBは前回掃引時のfRO値を示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)継続して周波数が変化する入力信号の像を繰返し掃
    引して表示する際に、つねに像を画面内中央付近に位置
    させるために、各掃引毎に掃引の中心周波数を入力信号
    の周波数に追従する様に修正する動作を行なうスペクト
    ラムアナライザにおいて、 画面内最大レベルの周波数(fp)を検出する手段(1
    5)と、 該最大レベルの周波数(fp)を記憶する記憶手段(1
    7)と、 次回掃引のための中心周波数の補正値(f_R)を計算
    する演算手段(16)と、 該中心周波数の補正量(|f_R|)が掃引周波数幅に
    応じた第一の所定値より大きいと判断したときは、増分
    しかつ前記判断と異なるときは、みずからをリセットす
    る計数回路(20)と、該計数回路の値が第二の所定値
    であると判断したときは前記追従を停止する制御手段(
    21)とを有することを特徴としたスペクトラムアナラ
    イザ。 2)継続して周波数が変化する入力信号の像を繰返し掃
    引して表示する際に、つねに像を画面内中央付近に位置
    させるために、各掃引毎に掃引の中心周波数を入力信号
    の周波数に追従する様に修正する動作を行うスペクトラ
    ムアナライザにおいて、画面内最大レベルの周波数(f
    p)を検出する手段(15)と、 該最大レベルの周波数を記憶する第1の記憶手段(17
    )と、 次回掃引のための中心周波数の補正値(f_R)を計算
    する第1の演算手段(16)と、 少なくとも連続する二掃引について、該中心周波数の補
    正値(f_R_B、f_R)を記憶する第2の記憶手段
    (18)と、 該記憶手段に記憶されている先行する掃引時の中心周波
    数の補正値(f_R_B)とその次の回の掃引の中心周
    波数の補正値(f_R)との差(f_R−f_R_B)
    を計算する第2の演算手段(19)と、 該中心周波数の補正値の差量(|f_R−f_R_B|
    )が、掃引周波数幅に応じた第1の所定値より大きいと
    判断したときは、増分しかつ前記判断と異なるときは、
    自らをリセットする計数回路(20)と、該計数回路の
    値が第2の所定値であると判断したときは前記追従を停
    止する制御手段(21)とを有することを特徴としたス
    ペクトラムアナライザ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509333A (ja) * 2003-10-27 2007-04-12 ローデ ウント シュワルツ ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 周波数追跡を用いて電波干渉レベルを測定する方法および装置

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JP2520614B2 (ja) 1996-07-31

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