JPS63127131A - カラ−センサ− - Google Patents

カラ−センサ−

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Publication number
JPS63127131A
JPS63127131A JP27173386A JP27173386A JPS63127131A JP S63127131 A JPS63127131 A JP S63127131A JP 27173386 A JP27173386 A JP 27173386A JP 27173386 A JP27173386 A JP 27173386A JP S63127131 A JPS63127131 A JP S63127131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photo
org
color sensor
dye
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27173386A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kitamura
隆 北村
Masaaki Yokoyama
正明 横山
Takahiro Kawagoe
隆博 川越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP27173386A priority Critical patent/JPS63127131A/ja
Publication of JPS63127131A publication Critical patent/JPS63127131A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は色を識別するカラーセンサーに関するものであ
る。
従来の技術 近年エレクトロニクスの発達によりセンサーは情報入力
用デバイスとして重要性が増している。
中でも光により情報を入力する光センサーや、色を識別
するカラーセンサーがいっそう注目をあびている。カラ
ーセンサーは産業用、特に生産ラインでの品質管理を目
的としたaポットの目として、あるいは医療、家電分野
における色測定、色ムラ判別用にニーズが高まっている
現在市販されているカラーセンサーの構造は二種類あり
、一つはアモルファスシリコン太陽電池の上に光の三原
色である赤、緑、青のカラーフィルターをのせ三つの独
立した回路を構成し、ある波長の光に対する各々の太陽
電池の電流値の割合から色を判断するものである。
このカラーセンサーは色の識別能力は優れているが構造
が複雑で高価であり、また三つの回路に流れる電流を比
較するため高度な演算処理回路を必要とする。
もう一つは、二つのフォトダイオードを一体化したpn
pタイプのもので、ある波長の光に対するそれぞれのフ
ォトダイオードを流れる電流の比率から色を判断するも
のである。このタイプのカラーセンサーは3原色フィル
ターを使っていないため構造は簡単であるが、シリコン
特有の性質とじて−を色領域の感度が弱く、青、緑の識
別が困難な場合がある。
発明が解決しようとする問題点 前述したように、現在市販されているカラーセンサーは
構造が複雑であるがゆえに高価であったり、またはシリ
コンを母材とするために青色領域の感度が弱かったりす
るという問題点を有している。
本発明は上記の問題点を解決するもので、簡単な構造で
安価かつ可視光領域で十分な感度を有す□るカラーセン
サーを提供することを目的とする。
問題点を解決するためのf段 本発明のカラーセンサーは、異なる吸収スペクトルを有
する有機色素を用いて作られた有機光電池を2個以上組
み合せてなる。
以下本発明について更に詳しく説明する。
有機色素はその分子構造や結晶構造の違いにより可視光
領域に様々な吸収スペクトルを有し、可視光を効率良く
吸収し、電子的にエネルギーの高い励起分子を生成する
。この励起分子は電場がかかっていると容易に電荷分離
し電子を放出し電流が流れる。
−・般に有機色素はP型半導体的挙動を示すことから、
AnやInのような仕事関数の小さな全屈を色素と接合
させることでショー2トキー障壁が界面に形成される。
また一方1色素をCdS、CdSe、ZnO,ZnS、
Zn5eのようなn型半導体と接合させることでも界面
にpn接合が形成され、内部電場がかかった状態となる
このような接合界面に光が照射されると上記の原理で電
荷分離し、光起電力が生じ有機光電池となる。
有機光電池はキャリアの移動度が遅く、光電変換効率は
無機系光電池に比べるとかなり低いが、電圧は数百mV
を示すものもあり、十分信号として取り出すことができ
る。また直流電圧をあらかじめかけておけば、電流値を
信号として取り出すことも可ず克である。
異なる吸収スペクトルを有する色素は、ある波長の光に
対し光電変換効率が異なり、光起電力の差が現われてく
る。異なる色素を用いて二つ以上の有機光電池を作成し
組み合せることで、ある波長の光に対する個々の光電池
の起電力の比から色を判断することができる。
本発明においては、色素が可視光領域で異なる吸収スペ
クトルを有することから三原色フィルターの役目も兼ね
ており、構造が簡単で製造が容易であるため、安価なカ
ラーセンサーになりうる。
m1図に本発明におけるカラーセンサーノ構造の一例を
示す。
ガラス基板lの裏面に透明導電性膜2を設け、その上に
AnやInのような金属層又はCdS、CdSe、Zn
O,ZnS、−Z n S e (7)ようなn型半導
体層31、色素(1)層41及び裏面電極51よりなる
第1の有機光電池、ならびに上記金属層又は半導体層3
21色素(2)層42及び裏面電極52よりなる第2の
有機光電池が併置された構造となっている。なお記号6
1.62及び63はリードフレームである。
図示したのは有機光電池を2個組み合せた構造であり、
これで十分にカラーセンサーとしての機能を有するが、
2個以北組み合せることも任意である。
本発明に用いられる色素は、可視光領域に吸収を持ち光
電変換能力を有しておれば、どのようなものでも使用し
うる。
具体的化合物としては、メロシアニン、フタロシアニン
、クロロフィルシアニン、スクワリリウム、アゾ、ペリ
レン系化合物が挙げられるが、その他電子写真感光体の
電荷発生材料として使われる・ものならば使用しうる0
組み合せる色素としては吸収スペクトルが400〜55
0nmにピークをもつものと550〜700nmにピー
クをもつものを組み合せることが望ましいが、光起電力
の大きさも考慮しなくてはいけないため、可視光領域の
ある波長に対する光起電力に差があるものであれば良い
色素の層は真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーテ
ィング等の方法で形成したり、またポリマーに色素を均
一に分散させ塗布しても良い。
この場合のポリマーとしては可視光に対し透明でかつ極
性の高いものが好ましい0例としてはポリカーボネート
、ポリエステル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリアクリロニトリル等が挙げられが、これら
に制限されるものではない、またポリアセチレン、ポリ
ピロール、ポリアニリン等の導電性ポリマーも使用しう
る。
色素層はA交、Inなどの金属とショットキー障壁を形
成したり、又はZnO,CdSなどのn型半導体とPn
接合を形成していることが必要である。
裏面電極としてはP型半導体とオーミック接合するAu
、Ptなどの仕事関数の大きな金属が用いられる。
本発明におけるカラーセンサーの特徴は色素の光電変換
能力を利用していることで、色素の分子構造結晶構造を
変えることで、ある領域の光に対する感度を高めること
も回部である。
即ち色素分子の設計と組み合せにより高感度なカラーセ
ンサーになりうる。
以下、具体的に実施例により本発明を説明するが1本発
明は下記の実施例のみに限定されるものではない。
実施例 赤色の顔料2.9−ジメチルキナクリドン200mgと
、青色の顔料無金属フタロシアニン200mgを、それ
ぞれジクロロエタン5ccに溶かし、ステンレスポール
にて24時間ボールミル分散を行なった。その後ポリカ
ーボネートをバインダーポリマーとして、それぞれに1
00 m g加えさらに3時間ボールミル分散を行なっ
た。
CdSを電着させた2枚の導電性ガラス上に、2.9−
ジメチルキナクリドンと無金属フタロシアニンの樹脂分
散液をそれぞれスピンコーターにて塗布し薄膜を形成し
た。これらをオーブン中50℃で4時間数こし、溶媒の
ジクロロエタンを十分揮発させ乾燥させた後に、Auを
色素層上に真空蒸着させて裏面電極とし、二つの有機光
電池を作成した。これら二つの光電池を組み合せ第3図
に示したような構造のカラーセンサーとした。
2台のデジタルマルチメーターをそれぞれの光電池に接
続し、ある波長に対する光起電力を測定した。
40Wのタングステンランプを光源とし、外部光を遮断
した1府室中で干渉フィルター(東芝硝子製)又は3原
色カラーフィルター(HOYA製)を介してカラーセン
サーに光を照射した。
各波長に対する光起電力とその比(キナクリドンの光起
電力/フタロシアニンの光起電力)を第1表に示す。
第1表 第1表に示すように、照射光に対する光起電力比は波長
が短波長から長波長になるに従い小さくなっており、〜
対−の対応をしていると言える。
従って光起電力比を求めることで照射光の色が判断でき
る。
発明の効果 以上のように色素の光電変換能力を利用し、それを組み
合せることで簡単な構造かつ十分な感度を有する安価な
カラーセンサーを提供することが可使になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーセンサーの構造の一例を示す図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 異なる吸収スペクトルを有する有機色素を用いて作
    られた有機光電池を2個以上組み合せてなるカラーセン
    サー。 2 色素が可視光領域で光電変換能力を有するものであ
    る特許請求の範囲第1項記載のカラーセンサー。
JP27173386A 1986-11-17 1986-11-17 カラ−センサ− Pending JPS63127131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27173386A JPS63127131A (ja) 1986-11-17 1986-11-17 カラ−センサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27173386A JPS63127131A (ja) 1986-11-17 1986-11-17 カラ−センサ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63127131A true JPS63127131A (ja) 1988-05-31

Family

ID=17504075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27173386A Pending JPS63127131A (ja) 1986-11-17 1986-11-17 カラ−センサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63127131A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09289224A (ja) * 1995-12-30 1997-11-04 Samsung Electron Co Ltd 半導体チップ、その製造方法及びワイヤボンディング方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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