JPS63126808A - 防虫剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は防虫剤組成物に関する。

〈従来の技術〉 で示されるピレスロイドエステルは、高い殺虫活性を有
すると共に、常温連敗性を有し、また異臭を発しないこ
と、低薬量で衣料害虫に対する食害防止効果に優れるこ
とから、特に衣料用防虫剤の有効成分として有用である
。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、該化合物の使用により、銅、銅合金、含
銅染料による染色部位などにおいて変色が認められるこ
とから、かかる変色を防止すべく何らかの対策が切望さ
れている。

その対策としては、上記のピレスロイドエステルにベン
ゾトリアゾール誘導体、２−メルカプトベンゾトリアゾ
ールなどのある種のトリアゾール化合物を配合して使用
する方法が提案（特開昭６１−３０５０５号公報）され
ているが、これらの化合物の使用はその効果において必
ずしも充分とは言い難い。

く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、式（１）で示されるピレスロイドエステ
ルを有効成分とし、上記のような変色をより確実に防止
し得る防虫剤組成物を開発すべく鋭意検討した結果、式
（１）で示されるピレスロイドエステルに式（ＩＩ）で
示されるＬＨ−テトラゾールを配合して使用することに
より、優れた変色防止効果を発蓮し得ることを見出し本
発明に至った。

即ち、本発明は有効成分としての前記式（１）で示され
るピレスロイドエステルと、弐（■）で示される化合物
とを含有する防虫剤組成物に関するものである。

式（１）で示されるピレスロイドエステルと、式（Ｉｆ
）で示される化合物との配合割合はｌ：１〜５０：ｌの
重量比が好ましい。

〈実施例〉 以下に実施例で本発明につき詳細に説明する。

実施例１ １−エチニル−２−メチル−２−ペンテニル　ｄ−シス
、トランス−クリサンセメート５０ｍｇに下表に記載の
化合物Ｓｍｇを添加し、これをアセトンに溶解した後、
該アセトン溶液を’ｍ　３５　ｍ　ｍ　、横２２ｍｍ、
厚さ２．８ｍｎ＋のパルプ仮に、塗布し風乾した。この
ようにして調整したパルプ板を、真鍮粉末を約０．０３
ｍｇ／ｃｊの割合ですり込んだ濾紙（直径７ｃｍ）に挟
み、アルミラミネート袋に入れて密封し、６０℃に２日
間保持した後、濾紙を取り出して、濾紙面の変色（着色
）の度合を観察した。（但し、比較例６および１２では
アセトンの代わりにメタノールを用いた。） 結果は第１表に示す。

尚、変色（着色）の度合は以下の基準で判定した。

変色（着色）なし　　　・・・・・・・　　−わずかな
変色（着色）　・・・〜・・・　　±顕著だが対照区よ
り明らかに軽 い変色（着色）あり　−・−−−−−・　　＋対照区と
同等の顕著な変色（着 色）　　　　　　　　・−・−・　　＋＋第１表 実施例２ 直径９ｃｍのガラスシャーレの中央に、プラスチック板
でシャーレの高さの約半分の高さの仕切を施し、一方に
実施例１と同様にして調整したパルプ板を、また他方に
は真鍮粉末を約０．０３ｍｇ／−の割合ですり込んだ濾
紙（縦２．５ｃ＋＊、横３ｃｍ）を、裏面を上に山型に
二つ折りしたものをそれぞれ設置し、シャーレの蓋をし
、ビニールテープで田閉した。

次いで、このシャーレを６０℃に４日間保持した後、濾
紙を取り出して、濾紙面の変色（着色）の度合を観察し
た。

結果を第２表に示す。

第２表 〈発明の効果〉 本発明の防虫ＩＰ１組成物は、銅、銅合金、含銅染料に
よる染色部位などにおける変色を、より確実に防止する
ことができ、防虫剤として優れた効果を発揮し得るもの
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 有効成分としての式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるピレスロイドエステルと、１Ｈ−テトラゾー
   ルとを含有することを特徴とする防虫剤組成物。