JPS63125561A - 調湿方法 - Google Patents

調湿方法

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JPS63125561A
JPS63125561A JP27192686A JP27192686A JPS63125561A JP S63125561 A JPS63125561 A JP S63125561A JP 27192686 A JP27192686 A JP 27192686A JP 27192686 A JP27192686 A JP 27192686A JP S63125561 A JPS63125561 A JP S63125561A
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meth
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Hiroshi Ito
博 伊藤
Atsuhiko Nitta
新田 敦彦
Hideo Kamio
神尾 秀雄
Kenji Tsuboi
賢次 坪井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は樹脂組成物に関する。更に詳しくは特定された
(メタ)アクリルアミド誘導体よりなる水溶性重合体と
水溶性の吸湿性物質よりなる、調湿用の皮膜等の形成に
有用な樹脂組成物に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、気体中の温度を111節する方法は、餘湿と加湿
という二種の機能を有する装置を別面に作動させて行う
のが主であり、温度調節に比べると極めて面倒な装置及
び作業が要求されている。
従って、温室、ビニールハウス、ビル等の外気の流入が
少ない密閉された空間においては室温の変化に伴って起
こる結露等の問題が根本的に解決されておらず、温室内
では結露による病害の発生、あるいはビル内のオフィス
ではコンピュータ−等の電子機器の故障等の様々な面で
問題となっている。
一方、乾燥地または保水性の悪い土壌での作物栽培等に
おいては、土壌中の加湿が問題となり、土壌保水剤等の
種々の加湿材の検討がなされている。
最近になって上記した問題に対して、従来の空気調節と
いう考え方とは別に、吸水能を有する親水性樹脂を!i
t湿に活用しようという考えがあり、種々のものが試作
検討されている。
本発明者らは上記した目的のために検討を行い、本発明
にも適用している特定された(メタ)アクリルアミド誘
導体の重合体を水に不溶化してなる重合体が水蒸気の吸
収及び放出剤として好適であることを見い出して、既に
その使用を提案している(特願昭60−103965号
、特願昭60−103966号)、具体的には核剤は低
温/高湿の状態ではよく水蒸気を吸収し、高温/低湿の
状態では水蒸気を放湿するという水蒸気の吸収及び放出
剤として極めて好都合な性質を有している。
しかし、問題点として以下の2点があげられる。第一の
問題点は架橋反応等を利用して水不溶性重合体を製造す
るので、該重合体を使用して基材を被覆すると表面が凹
凸となり平滑性が得られない、更には基材との密着性が
上がらない等の問題が生じ、その用途が限られてしまう
ということである。
第二の問題点は上記の水に不溶化した特定の(メタ)ア
クリルアミド誘導体の重合体の吸;冨量が小さい点であ
り、比較的狭い空間での使用または低湿度条件を強く要
求されない用途等では十分問題なく使用できるが、広い
空間での使用または低温度が必須条件となる用途等では
十分にその機能を発揮できないことになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記した問題点に鑑み鋭意検討したところ
、特定された(メタ)アクリルアミド誘導体の水溶性重
合体と水溶性の吸湿性物質よりなる樹脂組成物を被覆剤
として各種基材の表面に塗布すると、該被覆体表面は平
滑となり、かつ吸湿量は大巾に増大し、更に驚くことに
放湿能力の低下も少なく、多量の水蒸気を吸収、放出で
きることを見い出し、本発明に到った。
即ち、本発明一般式(I)又は(n)で表わされる に3 (上式でR,は水素原子またはメチル基、R1は水素原
子、メチル基またはエチル基、R1はメチル基、エチル
基またはプロピル基である。)Q、 (上式で21は水素原子またはメチル基、Aは(CHg
)、lでnは4〜6または(CHt) t O(CHx
) tである。) N−アルキル若しくはN−アルキレン置換(メタ)アク
リルアミドの水溶性単独重合体若しくは共重合体または
上記N−アルキル若しくはN−アルキレン置換(メタ)
アクリルアミドと他の共重合しうる単量体との水溶性共
重合体と、水溶性の吸湿性物質を含有してなる組成物で
ある。
本発明に用いられる単量体としては、たとえばN−n−
プロピルアクリルアミド、N−n−プロピルメタクリル
アミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−イソプ
ロピルメタクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、
N、N−ジエチルアクリルアミド、N−エチルメタクリ
ルアミド、N、N−ジメチルアクリルアミド、N、N−
ジメチルメタクリルアミド、N−アクリロイルピロリジ
ン、N−メタクリロイルビロリジン、N−アクリロイル
ピペリジン、N−メタクリロイルピペリジン、N−アク
リロイルモルホリン等をあげることができる。上記の中
でも、該単量体の重合体水溶液が加温により曇点を示す
ものが好ましい、具体的にはN−n−プロピルアクリル
アミド、N−n−プロピルメタクリルアミド、N−イソ
プロピルアクリルアミド、N、N−ジエチルアクリルア
ミド、N−エチルメタクリルアミド、N−アクリロイル
ピロリジン、N−メタクリロイルピロリジン、N−アク
リロイルピペリジン、N−メタクリロイルピペリジン等
をあげることができる。更に好ましくはN、N−二置換
体がよく、具体的にはN、N−ジエチルアクリルアミド
、N−アクリロイルピロリジン、N−メタクリロイルピ
ロリジン、N−アクリロイルピペリジン、N−メタクリ
ロイルピペリジン等である。
また、上記した単量体と共重合可能な単量体としては、
親水性単量体、イオン性単量体、親油性単量体等があげ
られ、それらの一種以上の単量体が適用できるが、なか
でも親水性単量体及びイオン性単量体の使用が好ましい
具体的には親水性単量体としては、たとえばアクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、
ジアセトンアクリルアミド、ヒドロキシエチルメタクリ
レート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、各種のメトキシポリエチレングリコールメタクリレ
ート、各種のメトキシポリエチレングリコールアクリレ
ート、N−ビニル−2−ピロリドン等をあげることがで
きるし、また、酢酸ビニル、グリシジルメタクリレート
等を共重合により導入して、それを加水分解して親水性
を賦与することもできる。イオン性単量体としては、た
とえばアクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、
アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスル
ホン酸、2−アクリルアミド−2−フェニルプロパンス
ルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチル−プロパン
スルホン酸等の塩、N、N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、N、N−ジエチルアミノエチルメタクリレ
ート、N、N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N
、N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N、
N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等のアミン
及びそれらの塩等をあげることができる。また、各種ア
クリレート、メタクリレート、アクリルアミド、メタク
リルアミド、アクリロニトリル等を共重合により導入し
て、それを加水分解してイオン性を賦与することもでき
る。
親油性単量体としては、たとえばN−n−ブチルアクリ
ルアミド、N−tert−ブチルアクリルアミド、N−
n−ヘキシルアクリルアミド、N−n−オクチルメタク
リルアミド等のN−アルキル(メタ)アクリルアミド誘
導体、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、ブ
チルアクリレート等の(メタ)アクリレート誘導体、ア
クリロニトリル、メタクリレートリル、酢酸ビニル、ス
チレン、α−メチルスチレン、ブタジェン、イソプレン
等をあげることができる。
上記した親水性単量体、イオン性単量体及び親油性単量
体の(メタ)アクリルアミド誘導体への添加割合は、そ
れらの組合わせにより変化し、一様に述べることはでき
ない、しかし、概ねそれらの比率は、親水性単量体では
(メタ)アクリルアミド誘導体に対し60重量%以下、
好ましくは30重量%以下、更に好ましくは15重量%
以下である。
イオン性単量体では30重量%以下、好ましくは15重
量%以下である。親油性単量体では添加量が多いと水不
溶化するので概ね141%以下、好ましくは5重量%以
下、更に好ましくは3重量%未満である。
次に上記した単量体を重合して本発明の樹脂組成物の一
成分である水溶性重合体を製造する具体的方法としては
、(I)水溶液中で重合して、その重合体水溶液のまま
、または乾燥して水を留去し重合体固体として得る方法
、(2)溶剤中で重合して重合後、重合体溶液のまま、
または溶剤を留去または重合体を溶解しない貧溶媒中に
添加して重合体を析出させる等の操作で重合体を得る方
法、(3)懸濁重合により、重合体粒子として製造する
方法、(4)単量体を溶剤で希釈せずに、そのまま重合
して重合体ブロックとして得る方法等がある。
上記の方法の中で(I)の水溶液中での重合、(2)の
溶剤中での重合が水溶性重合体を製造する上で好ましい
その際、重合を開始する方法としては、加熱のみによっ
ても行いうるが、通常重合開始剤を使用したほうが良好
な結果が得られる。
重合開始剤としてはラジカル重合を開始する能力を有す
るものであれば制限はなく、たとえば無機過酸化物、有
機過酸化物、これらの過酸化物と還元剤との組合わせお
よびアゾ化合物などがある、具体的には過硫酸アンモニ
ウム、過硫酸カリ、過酸化水素、tert−ブチルパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、クメンヒドロ
キンパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート、過安息香酸ブチル等があり、
それらと組合わせる還元剤としては亜硫酸塩、亜硫酸水
素塩、鉄、銅、コバルトなどの低次のイオン価の塩、ア
ニリン等の有機アミン更にはアルドース、ケトース等の
還元糖等を挙げることができる、アゾ化合物としては、
アブビスイソブチロニトリル、2,2゛−アゾビス−2
−アミジノプロパン塩酸塩、2.2゛−アゾビス−2,
4−ジメチルバレロニトリル、4,4゛−アゾビス−4
−シアツバレイン酸などを使用することができる。また
、上記した重合開始剤の2種以上を併用することも可能
である。この場合の重合開始剤の添加量は通常採用され
る量的範囲で充分であり、たとえば単量体当り、0.0
1〜5重量%、好ましくは0.05−2重量%の範囲で
ある。
具体的に、(I)の水溶液中で重合を行う方法として、
静置下で重合を行う方法と撹拌下で重合を行う方法の2
つがある。静置下で行う方法は一般に高単量体濃度で断
熱的に重合を行うものであり、重合体はゲル状となる。
単量体濃度はその組成により変化するが、概ね20〜6
0重量%である。重合体を粉末状として得る場合には、
ゲル状重合体を細砕し、それを乾燥粉砕すればよい。ま
た水溶液状として得る場合には、ゲル状重合体を水で希
釈して溶液状にすればよい、一方、撹拌下で重合を行う
方法として、生成する重合体に曇点が存在する場合は、
曇点以下で重合を行ったほうが、曇点以上で行うより重
合体が析出せず、重合を容易に行える。その時の単量体
濃度は概ね40重量%以下である。好ましくは3帽1%
以下である。この方法では重合体は水溶液として得られ
るので、粉末状にする場合には噴霧乾燥等の方法で乾燥
すればよい。
一方、(2)の溶剤中で重合を行う方法として、重合体
が溶解している状態で行う溶液重合と重合体の析出下に
行う析出重合の2つがある。それらは使用する溶剤と単
量体の組合わせにより決まるものであり、一般に極性溶
剤では溶液重合が1、無極性溶媒では析出重合が起こる
。溶液重合溶剤としては、例えば、アセトニトリル、ジ
オキサン、ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロベンゼ
ン、ピリジン、ジメトキシエタン、テトラハイドロフラ
ン、テトラハイドロビラン、2−メチル−テトラハイド
ロフラン、ベンゾニトリル、N、N−ジメチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジエチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチル
ホスホルアミド、スルホラン、オキセパン、モノグライ
ム、ジグライム、トリグライム、テトラグライムの如き
グライム類、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トルエ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタ
ノール、エタノール、プロパツール、ブタノール等があ
げられる。
一方、析出重合溶剤としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン等の脂肪
族炭化水素溶剤、シクロヘキサン、シクロペンタン等の
脂環式炭化水素溶剤等の無極性溶剤が使用できる。更に
はジエチルエーテル等のエーテル系溶剤も析出重合用溶
剤として使用できる。
一方、水溶性の吸湿性物質としては、無機化合物及び有
機化合物のいづれも使用でき、またはそれらを併せて使
用してもよい。水溶性t@機機台合物しては、水溶性で
吸湿性があれば特に限定はない、具体的には、塩化リチ
ウム、臭化リチウム、塩化ナトリウム、臭化ナトリウム
、塩化カリウム、塩化カルシウム、臭化カルシウム、塩
化マグネシウム、塩化亜鉛等のハロゲン化塩、硫酸リチ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等の硫酸塩、
過塩素酸マグネシウム、過塩素酸バリウム、過塩素酸ナ
トリウム、過塩素酸リチウム等の過塩素酸塩、チオシア
ン酸アンモン、チオシアン酸すトリウム等のチオシアン
酸塩、リン酸二水素カリウム、リン酸水素ナトリウムの
リン酸塩等をあげることができる。
次に水溶性有機化合物としては、水溶性で吸湿性があれ
ば特に限定はない、具体的には水酸基置換化合物、カル
ボン酸、スルホン酸またはそれらの塩、1級、2級及び
3級アミンまたはそれらの塩、更には4級アンモニウム
塩等が上げられるが、それらの中でも水酸基置換化合物
、特に多価アルコール化合物及び糖類等の炭水化物が一
体化すべき重合体との相客性に優れており好ましい。
多価アルコール化合物としては2価、3価、4価アルコ
ール及びそれらの多量体ならびにポリビニルアルコール
がある。2価アルコールとしてはエチレングリコール及
びその重合体とプロピレングリコール及びその重合体の
2種がある。エチレングリコールの重合体としては2量
体のジエチレングリコールから分子量数十万の高分子量
ポリエチレングリコールまで適用できるが、分子量数千
以下の低分子量のものが好ましい、プロピレングリコー
ルについても同様であり、プロピレングリコール及びそ
の低分子量ポリプロピレングリコールが好ましい、また
ポリエチレングリコールとポリプロピレングリコールの
共重合体でもよい、3価アルコールとしてはグリセリン
、トリメチロールプロパンなどがあり、また4価アルコ
ールとしてはペンタエリスレトール等がある。また上記
した多価アルコールの多量体とは3価及び4価アルコー
ルが脱水縮合して重合体になったものでありポリグリセ
リン等がある。更に上記した化合物で水酸基の1部がエ
ーテル基またはエステル基になったものでもよい、ポリ
ビニルアルコールも加水分鮮度及び分子量等の異なる種
々のものがあるが、本発明では完全加水分解に近いもの
で低分子量のものが好ましい。
また、単糖類、多SI類等の炭水化物として、たとえば
グルコース、フルクトース、マンニット、マルトース、
ラクトース、ラフィノース、ショ糖、デキストラン、シ
クロアミロース等があげられる。
これら吸湿性物質の量は使用目的により異なり一様には
規定できないが、添加量が少ないとその効果が明確にな
らず、逆に多すぎると吸湿能は増加するが、本発明の特
徴である放湿能が損なわれてしまうので、概ね水溶性(
共)重合体と吸湿性物質の合計に対して3〜97重量%
、好ましくは5〜95、更に好ましくは5〜75重量%
である。しかし、いづれにしてもこのように大量の吸湿
性物質を含有しても、得られる膜等の放湿能力の低下が
少ないということは本発明の大きな特徴であり、吸湿性
物質と核剤との間で吸収した水分の授受が行われている
ものと考えられる。
本発明の組成物を製造するには重合体製造時にそれら吸
湿性物質を共存させて重合して一体化する方法、重合後
吸湿性物質を混練等により一体化する方法、重合体溶液
に該吸湿性物質を添加溶解して一体化する方法、重合体
溶液と該吸湿物質の溶液を混合して一体化する方法等を
採用できる。
次にそのような製造した樹脂組成物を基材に塗布してそ
の基材表面に!l!湿能力を賦与してゆくのであるが、
その際、樹脂組成物を溶液状にして使用する。溶液状に
するには溶剤に溶解して使用するが、樹脂組成物が直接
溶液状として得られる場合はそのまま用いることもでき
るのはもちろんである。使用する溶剤は木取外に前記し
た該重合体を溶解する溶剤のうち樹脂組成物を溶解する
ものであればよい、更に溶剤は単一成分ばかりでなく、
二種以上の成分の混合物、更には水との混合物であって
もよい。
溶解する具体的方法は、通常の方法でよく、溶解槽に、
撹拌下で該樹脂組成物を添加してゆけばよい。
樹脂組成物の濃度は該組成物と構成する重合体と吸湿性
物質との比率により変化し、重合体の比率が高い場合に
は、濃度は比較的低濃度にしないといけない0反対に吸
湿性物質の比率が高くなると、高濃度にすることができ
る。従って、その濃度は一様に限定できないが、概ね3
〜60重量%である。
次に上記した方法で製造した溶液を基材に塗布するので
あるが適用できる基材は多種多様なものとなる。具体的
には繊維、織布、不織布、紙、パルプ、フィルム、シー
ト、板状成形体、金属板、ガラス板等の材料があげられ
る。いづれのものも天然、半合成及び合成のものが使用
でき、それら基材表面に本発明の樹脂組成物を塗布する
ことによりその表面に#J4湿能力すなわち水蒸気を吸
ったり放出したりする能力を賦与できる。
実際に塗布する場合、塗布する基材表面の極性に応じ組
成物を溶解する溶媒を水系より溶剤系へと適宜選択して
よい、一般に材料表面の極性が高い場合には水溶液をそ
のまま使用できるが、極性が低くなると溶剤系に組成を
移動したほうが好結果が得られる場合がある。更には、
また、織布、不織布等の軟い基材に本発明の樹脂組成物
を塗布した場合、基材が硬くなる場合がある。そのよう
な時にはウレタン、ポリエステル、ナイロン等のポリマ
ーを溶解して一緒に塗布してもよい。
表面が平滑の場合はサンディング等の方法で表面を粗面
化した後、塗布してもよい、一方金属またはガラス表面
の場合には、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹
脂等のプレコート用樹脂で表面処理したものを使用して
もよい、具体的に塗布する方法として、コーティング、
浸漬及び吹きつけ等の各種の方法が採用でき、塗布する
材料の形状に応じて、任意に選択できる。具体的にはコ
ーティング法としてはプレードコータ、ロールコータ、
スピンコータ更にはハケ塗り等積々の方法が採用できる
。浸漬及び吹きつけ等についても同様に種々の方法が採
用できる。その時の基材の塗布量は、基材の形態により
異なる。織布、不織布、紙、バルブ等では基材に対し塗
布量は、0.05〜5重量倍程度であり、一方フィルム
、シート、板状成形体、金属板、ガラス板等の板状のも
のでは塗布厚さは5μ〜5m1m程度である。
本発明の樹脂組成物は、水溶液の場合その粘度が温度に
より変化し、加温中に伴い粘度は低下する。従って、水
溶液の温度を制御することにより、その水溶液の粘度を
塗布に適した状態に設定できる。粘度が高い場合には塗
布量が多くなり、一方低くなると塗布量が少なくなり目
的に応じて粘度調節を行えばよい、したがって、塗布す
る際の水溶液の温度は広範囲に設定することが必要とな
り一概には述べられないが、塗工機等の設備的制約があ
り、概ね5〜80゛Cであり、好ましくは10〜70°
Cであり、特に好ましくは15〜60゛Cである。
一方、有機溶液を塗布する場合には安全衛生の面より許
容される温度範囲で乾燥すればよい。
次に上記した塗布物を乾燥して塗膜を製造するのである
が、多種の乾燥方法が通用できる。乾燥機としては塗工
機と一体化したものでも、別個にあるものでも、いづれ
の方法も適用できる。具体的には箱形乾燥器、真空乾燥
器、トンネル乾燥器、バンド乾燥器、回転乾燥器、撹拌
乾燥器、気流乾燥器、円筒乾燥器、噴霧乾燥器、流動乾
燥器、赤外線乾燥器、高周波乾燥器等をあげられる。乾
燥温度は乾燥方法及び乾燥時間に依存し一概には言えな
いが、概ね50〜250°Cであり、好ましくは75°
C〜200’Cである。温度が低すぎると乾燥速度が遅
くなり、結果として乾燥時間が長時間になる、一方、温
度が高すぎると塗膜の着色等変性が起こり好ましくない
本発明の樹脂組成物は下記の特徴を有する。
(])  特定のN−W換(メタ)アクリルアミド誘導
体よりなる水溶性重合体と水溶性の吸湿性物質を組合わ
せることにより、これを膜等にした場合、水不溶化した
重合体との組合わせのものより、水蒸気の吸収及び放湿
速度を増大でき、かつその吸収量そのものも大きくでき
た。
これは従来困難であるとされてきた水溶性重合体の吸湿
材への応用を可能にしたものであり、N−置換(メタ)
アクリルアミド重合体の種々基材との密着性が優れてい
るという性質に由来するものである。従って、非常に高
湿度の状態、たとえば結露するような状態においても、
本発明の組成物より得られた膜等で被覆された基材表面
ば調湿機能を果たすことができる。
(2)組成物中の水溶性重合体と吸湿性物質との比率を
変化させることにより大巾に吸放湿量を変化させること
ができ、幅広い範囲で任意に吸放湿量を設定することが
できる。具体的には被覆した状態で樹脂組成物乾燥重量
1g当り0.3〜15gである。すなわち、同一水蒸気
分圧のもとでは、低温のほうが高温時よりも吸湿量は大
きくなる傾向にある。また当然のこととして高湿度のほ
うが低湿度の状態よりも吸湿量は大きくなる。従って、
再生使用する場合には、高温・低湿度の状態に被覆材を
暴して放湿させればよい。
(3)樹脂組成物を構成している水溶性樹脂と吸湿性物
質とは相溶性がよいので、本発明組成物で基材表面を被
覆した時、その表面は均一でかつ滑らかであり、その表
面に吸湿性物質の析出はおこらない。
本発明の樹脂組成物はそれを各種基材の表面に被覆する
ことにより、その表面に周囲の環境の変化に応じて水蒸
気を吸収したり放出するという性質を賦与でき表面変性
剤として非常に広範囲な用途に応用できる。
具体的用途として、各種の空気フィルターに該組成物を
被覆することにより、フィルターに!F1湿機能を賦与
し、Itl器、除湿器、加湿器への応用も考えられるし
、更には室内の結露防止、調湿、メガネ、ガラス等の防
曇、アクリル繊維等の繊維の改質、気体或いは溶液中に
含まれる水の脱水、気体の加湿、除湿、保湿、熱交換器
フィンの表面処理等の分野への応用が可能である。
実施例I N−アクリロイルピロリジン357.0gと塩化カルシ
ウム(無水) 357.0gを水II 70gに溶解し
、塩化カルシウムを含むN−アクリロイルピロリジンの
水溶液を調製した。該水溶液を10’Cに冷却した後、
22のステンレス製ジュワー瓶に移液し、1j!/s+
inの流量でボールフィルターを用いて窒素ガスを1時
間バブリングした。ついで該水溶液に過硫酸アンモニウ
ム1.79gを水10gに溶解した液と亜硫酸水素ナト
リウム0.81gを水10gに溶解した液とを同時に添
加し、該水溶液を断熱的に重合した。得られんゲルを細
断して乾燥した後、更に粉砕してサンプル粉末を得た。
該サンプル粉末を濃度20重量%になるように水に溶解
しサンプル水溶液とした。該サンプル水溶液に15CI
lX15c11の大きさのポリエステル製不織布(重量
1.53g)を浸漬して塗布した後、90″Cで4時間
乾燥した。塗布量は3.91gであつた。該サンプルを
温度10°C1相対湿度98%に調整した恒温恒湿槽中
に静置し、サンプル粉末1g当りの吸湿量を測定したと
ころ、1時間後で1.98g、2時間後で2.21g 
、3時間後で2.43g、16時間後で2.55gの水
分を吸湿していた。ついでこの吸湿したサンプル粉末を
温度40°C1相対湿度40%に調整した恒温恒湿槽中
に静置しておいたところ、1時間後にはサンプル粉末1
g当りの水分量は0.35gとなり、サンプル粉末1g
当り2.20gの水分を放湿していた。該サンプル粉末
を用いて、吸湿・放湿を10回繰り返したが、吸湿量、
放湿量にほとんど変化は見られなかった。
実施例2〜7 実施例1と同様の方法により表−1に示した組成のサン
プル粉末を得た。該サンプル粉末を用いて、実施例1と
同様の方法でサンプル粉末1g当りの吸湿量及び放湿量
を測定し表−1に示す結果を得た。なお、吸湿を10時
間行った後、放湿試験を行った。
比較例1 実施例1において、N−アクリロイルピロリジンのかわ
りにN−アクリロイルピロリジン355.2gとN、N
’−メチレンビスアクリルアミド1.8gよりなる混合
物を使った以外は実施例1と全く同様にしてサンプル粉
末を製造した。
10gの該サンプル粉末を200メツシユのステンレス
製金網上に撒布し、温度IO°C2相対湿度98%に調
整した恒温恒湿槽中に静置し、サンプル粉末1g当りの
吸湿量を測定したところ、1時間後で0.83g、2時
間後で1.12g 、3時間後で1.38g。
そして16時間後で2.13gの水分を吸湿していた。
ついでこの吸湿したサンプル粉末を温度40°C1相対
湿度40%に調整した恒温恒湿槽中に静置しておいたと
ころ、1時間後にはサンプル粉末1g当りの水分計は0
.92gとなり、サンプル粉末1g当り1.21gの水
分を放湿していた。
実施例8 。
実施例1で使用したサンプル水溶液を10cmx101
角の平滑アルミ板上に刷毛塗りし、110“Cで1時間
乾燥し、厚さ100μの平滑な塗膜を得た。
該サンプル片を温度10”C1相対湿度98%に調整し
た恒温恒湿槽中に20時間静置した。その後、該塗膜の
吸湿量を測定したところ2. Logであった。吸湿し
たサンプル板に振動を与えても塗膜は何ら変化しなかっ
た。
比較例2 比較例1で製造したサンプルを水中に20重量%の濃度
になるように分散し、実施例8と全く同じ方法で平滑ア
ルミ板上に刷毛塗りし、実施例8と全く同じ条件で乾燥
して塗膜を得た。
塗面ば凹凸が激しく平滑でなかった。また、実施例8と
全く同じようにして吸湿試験を行った。
吸湿したサンプル板に振動を与えたところ、板上の微細
な含水ゲル粒子が移動し、落下してきた。
実施例9 N−アクリロイルピロリジンの10重量%ジオキサンン
容液1!、アソ゛ビスイソブチロニトリルを添加し、チ
ッ素気流下で40°Cで撹拌下に10時間重合を行った
ついで、ウレタン系樹脂オレスターNL(三井東圧化学
■製、濃度30%) 64.7g添加し、十分撹拌した
後、更に塩化カルシウムの20%メタノール溶液30.
0gを添加し十分撹拌した。ついで該溶液を10cmX
10ci角のポリエステル製濾布に塗布し、濾布重量当
り10重量%の樹脂組成物を塗布したサンプル布を製造
した。ついで該サンプル布を40°C195%相対湿度
の恒温恒湿槽中に静置し、樹脂組成物1g当りの吸湿量
を測定したところ、30分後で0.98g、  1時間
後で1.30g、 2時間後で1.68g、3時間後で
1.90g、20時間後で2.50gであった、ついで
該吸湿サンプルを40゛C190%相対湿度の恒温恒湿
槽中に静置し、樹脂組成物1g当りの吸湿水分の放湿量
を測定したところ、30分後で0.51g、1時間後で
0.74g、2時間後で0.91gの水分を放湿してい
た。
実施例1O〜13 実施例1において塩化カルシウムを添加せずに、他は全
〈実施例1と同様にして、N−アクリロイルピロリジン
の重合を行った。得られたゲルを細断して、それを水溶
液濃度10重量%になるように水で希釈して、十分撹拌
して溶解した。ついで、該水溶液に表2の組成になるよ
うに吸湿性物質の水溶液を添加し、均一水溶液とし、そ
れを15cmX15cm角のポリエステル製不織布(重
量1.53g)に塗布してサンプル片を製造した。樹脂
組成物の塗布量はサンプルにより異なるが、概ね1.5
gであった。
該サンプル片を表中に示した温度湿度条件のもとに順次
1時間静置して、その時の樹脂組成物1g当りの水分保
持量を測定し、表−2に示した。
実施例14 実施例13で使用した樹脂組成物水溶液を使用し、10
cmX10cmX1.5cmの大きさのポリエステル製
フィルターに上記組成物を2.1g 2布した。ついで
、そのフィルターを10cm X 10cm角の面が上
下にくるように置き、面方向に通風できるようにアクリ
ル板で覆いをし、通風式の除湿試験を行った。
すなわち、人口の空気を25°C180%相対湿度とし
、それを風量31 /sinの速度で通風し、出口の湿
度を測定したところ、測定開始後2時間までは相対湿度
30%であった。その後徐々に湿度は増加し、開始後8
時間において相対湿度は37%であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I )又は(II)で表わされる ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (上式でR_1は水素原子またはメチル基、R_2は水
    素原子、メチル基またはエチル基、R_3はメチル基、
    エチル基またはプロピル基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (上式でR_1は水素原子またはメチル基、Aは(CH
    _2)_nでnは4〜6または(CH_2)_2O(C
    H_2)_2である。) N−アルキル若しくはN−アルキレン置換(メタ)アク
    リルアミドの水溶性単独重合体若しくは共重合体または
    上記N−アルキル若しくはN−アルキレン置換(メタ)
    アクリルアミドと他の共重合しうる単量体との水溶性共
    重合体と、水溶性の吸湿性物質を含有してなる樹脂組成
    物。
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