JPS6312512A - パレツト識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概　要〕 パレットの所定位置に所定のパターンで被検知手段を設
け、パターン変化手段で被検知手段のパターンを各搬送
先ステーション固有のパターンに変化し、各ステーショ
ンに設けられた被検知手段を検知する検知手段に依って
パレットを容易に識別するようにした。

〔産業上の利用分野〕

本発明は工場或いは倉庫等で被搬送物を搬送するベルト
コンベアのパレットの識別方法に関する。

近来、工場自動化（Ｆ　Ａ　：　Ｆａｃｔｏｒｙ　Ａｕ
ｔｏｍａｔｉｏｎ）の推進に伴ない、製造、検査、修理
を含む作業ラインの合理化が進められている。

この為に、自動的に運用されるコンベアシステムが普及
しており、その動作の確実性及び簡易化が要望されてい
る。

［従来の技術〕 被搬送物（以下ワークと称す）１を搭載したパレット２
を識別する方法としては、バーコードに依るものが知ら
れている。

即ち、第３図のパレットの識別方法を示す斜視図の如く
、予めパレット２の側面２ａの所定の位置に、搭載する
ワーク１に対応したバーコードラベル３を添付して、パ
レット２を搬送する時にはそのパレット２の搬送先ステ
ーション番号、その他の必要情報をキーボード等の入力
手段で図示省略したメモリに記憶させる。

コンヘア４の構造は、第４図の斜視図に示す如く、ロー
ラ７がチェノ８に連結された所謂ローラチェンが平行に
２列設けられ、常に矢印Ａ方向に移動している。

従って、このローラチェンのローラ７上に搭載されたパ
レット２は、ローラフの回転に伴なって矢印Ｂ方向に移
動する。

そして、ローラチェン間には矢印Ｃ−Ｄの如く伸縮自在
なるストッパ６が設けられ、パレット２を停止する必要
が生じた場合には伸長して、パレット２の端面に当たり
これを停止させる。

従って、パレット２は第３図の如くコンヘア４の各ステ
ーションに設けられたストッパ６に依って一旦停止され
ると同時に、各ステーションに設けられたバーコードリ
ーダー５に依ってバーコードが読取られ、番号等が検知
されると、メモリから送られた搬送先ステーション番号
と照合され、該当した場合にはストッパ６は突出した侭
でパレット２を停止し、該当しない場合にはストッパ６
が短縮してパレット２を次のステーションに送る。

このようにパレット２の側面に貼付されたバーコードラ
ベル３をバーコードリーダー５が読取ることに依ってパ
レット２に搭載されたワークの種類を識別することが出
来ると共に、個々のパレット２は、その搭載したワーク
の種類等で予め定められた作業或いは検査工程に基づい
てコンヘア４上を所定のステーション迄移動し、或いは
所定のステーションで所定時間停止する等の動作を行う
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上説明したように従来は、バーコードをバーコードリ
ーダーで読取るようにしている為に、バーコードラベル
をパレットに貼付する位置精度が厳しい作業上の問題の
他に、各ステーションに高価なバーコードリーダーを必
要とし、又、コンへアをシーケンス制御する制御部との
インターフェースが複雑高価なものとなって、比較的小
規模のシステムには適用困難である問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明のバレット識別装置を示す斜視図である
。

本発明に於いては図示の如く、パレット２の所定位置に
所定のパターンで被検知手段９を設け、パターン変化手
段１０で、被検知手段９のパターンを各搬送先ステーシ
ョン固有のパターンに変化し、各ステーションに設けら
れた被検知手段９を検知する検知手段１１に依って、パ
レット２を識別するようにしたものである。

〔作用〕

パレットの種類を識別する被検知手段を各搬送先ステー
ション固有のパターンに変化することが容易に行えるよ
うになる。

〔実施例〕

第１図及び第２図は本発明のパレット識別装置の一実施
例である。

企図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。

本発明のパレット識別装置は、第１図の斜視図に示す如
くパレット２の所定位置に例えば４個の貫通孔９ａ〜９
ｄを所定のパターン（例えば４角形）に設けて被検知手
段９を構成すると共に、例えば図示の如く必要な貫通孔
、例えば９ａのみを残して他の貫通孔９ｂ〜９ｄは遮光
する遮光板１０ａを設けて、パレット２の貫通孔のパタ
ーンを変化するパターン変化手段１０を構成したもので
、この遮光板１０ａで遮光するパレット２の貫通孔の位
置及び数を各種組合わせることに依り、４個の貫通孔９
ａ〜９ｄで１５種類のパレットの識別を行うことが出来
る。

このような遮光板１０ａをパレット２の被検知手段９に
取付けことに依り、パレット２を被検知手段９のパター
ンを各搬送先ステーション毎に予め設定された固有のパ
ターンに変えることが可能となる。

一方、各ステーションには、被検知手段９を検知する検
知手段１１が設けられている。

検知手段１１は、図示の如く停止したパレット２の貫通
孔９ａ〜９ｄの位置に対向するように設けられた例えば
受光素子１１ａ〜ｌｉｄで構成し、光源１２の光線を遮
光板１０ａで遮光して、開口した部分の貫通孔の光を受
光し、この貫通孔を検知するようになっている。

或いは、第２図の斜視図に示す如く、パレット２の貫通
孔９ａ〜９ｂに、被検知板１３の所定の位置に所要数配
した磁石、又は磁性材料の棒材１３ａを挿入し、停止し
たパレット２の貫通孔９ａ〜９ｄの位置に対向するよう
に設けられた磁気検知器１４８〜１４ｄＴ：磁気検知を
する。

この第２図に示した装置は第１図の装置に比してランプ
切れ、異物に依る光路障害等に依る誤検知が無く信顛性
が高いものと言える。

このようにして、検知手段１１でパレット２の被検知手
段９が検知され、この情報が図示省略した識別回路に送
られてパレット２及びパレットに搭載されたワーク１の
種類を識別すことが出来る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のパレット識別装置に依り
、極めて単純な部品で高精度の識別が可能となり、小規
模なものから大規模なコンベアシステムに適用出来て、
容易に各種のワークが混在した混合ラインを構築出来る
等、経済上及び産業上に多大の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のパレット識別装置を示す斜視図、 第２図は本発明のパレット識別装置の他の実施例を示す
斜視図、 第３図は従来のパレットの識別装置を示す斜視図・ 第４図はコンベアの構造を示す斜視図である。 図に於いて、 １はワーク、　　　　　　２はパレット、３はバーコー
ドラベル、４はコンベア、５はバーコードリーダー、 ６はストッパ、　　　　　７はローラ、８はチェノ、　
　　　　　９は被検知手段、１０はパターン変化手段、
１０ａは遮光板、１１は検知手段、　　　　ｌｌａ〜ｌ
ｉｄは受光素子、１２は光源、　　　　　　１３は被検
知板、１３ａは棒材、 １４ａ〜１４ｄは磁気検知器である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の搬送先ステーションに被搬送物（１）を搭載して
   搬送するパレット（２）を備えて成るコンベアシステム
   に於いて、 前記パレット（２）の所定位置に所定のパターンで被検
   知手段（９）を設け、 パターン変化手段（１０）で、前記被検知手段（９）の
   パターンを各搬送先ステーション固有のパターンに変化
   し、 各ステーションに設けられた前記被検知手段（９）を検
   知する検知手段（１１）に依って、 パレット（２）を識別するようにしたことを特徴とする
   パレット識別装置。