JPS63124857A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JPS63124857A
JPS63124857A JP26746886A JP26746886A JPS63124857A JP S63124857 A JPS63124857 A JP S63124857A JP 26746886 A JP26746886 A JP 26746886A JP 26746886 A JP26746886 A JP 26746886A JP S63124857 A JPS63124857 A JP S63124857A
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JP
Japan
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air
oxygen
combustion
engine
combustion chamber
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Pending
Application number
JP26746886A
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English (en)
Inventor
Shogo Watanabe
渡辺 正五
Megumi Fukushima
福島 恵
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS63124857A publication Critical patent/JPS63124857A/ja
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  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気中の酸素濃度を可変にしたエンジンの吸気
装置に関する。
(従来の技術) エンジンの燃焼を改善する方法として、吸気酸素濃度を
強制的に高めて酸素含有量を多くする働きをする酸素富
化装置等を用いて、燃料を高温下で燃焼させる、例えば
特開昭56−50253号若しくは特開昭58−158
317号等の方法がある。この酸素富化装置(又は、酸
素富化膜モジュールと呼ぶ)の例として、第6図(b)
に示された如く酸素を通過するような、例えばポリジメ
チルシロキサン、シリコン−ポリカーボネート等のシリ
コン系高分子材からなる多孔質の中空糸を多数束ねた第
6図(a)のような構成のもの、又は第7図(b)の如
く、ポリプロピレンのネット等からなる平膜状の酸素富
化膜中のアルミニュームの支持板を通したものを多数積
層した第7図(b)のようなものがある。いずれの形式
の酸素富化装置も原料となる空気を送り込んで、より多
く酸素を通す働きをする酸素富化膜を介して、酸素富化
された酸素リッチ空気をバキュームポンプ等で引いてエ
ンジン吸気通路等に送りこんでいる。
上記従来の酸素富化装置を用いたエンジン(たとえば、
特開昭58−158316号)では、副燃焼室には酸素
リッチ空気を導入し、主燃焼室には酸素リーン空気を導
入して着火性を改善しようとしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、排気ガス中の有害成分であるNOxは燃
焼温度が高い程、特に初期燃焼時の燃焼温度が高い程発
生し易い。例えば副燃焼室を設けた形式の(ディーゼル
、ガソリン)エンジン等は、この副燃焼室で初期燃焼さ
せるために、この室内に酸素リッチ空気を導入し、かつ
空燃比を理論空燃比に近くしている。従って初期燃焼時
の温度はいきおい上昇し、発生するNOXも多いものと
なっていた。
この事情は、副燃焼室を有するエンジンに限らず、例え
ば希薄燃焼方式で成層燃焼を行うエンジンであっても同
じである。即ち、このようなエンジンでは、点火プラグ
近傍のみで燃料°リッチにすると共に酸素リッチ空気を
導入して空燃比(A/F)を下げて着火性を上げている
からである。
本発明はかかる従来の不都合を除去するために提案され
たものでその目的は、初期燃焼を緩慢に保持することで
、異常燃焼を防止して、全体の燃焼効率を向上せしむる
エンジンの吸気装置を提供するところにある。
(問題点を解決するための手段) この問題点を解決するための一手段として、例えば第1
図に示す実施例のエンジンの吸気装置の構成は、酸素濃
度を変成した空気を生成する空気組成変成手段と、燃焼
室内に前記変成した空気及び燃料を供給する供給手段と
、前記燃焼室のうち初期燃焼が行われる初期燃焼部に供
給される前記変成した空気のリッチ度を制限する制限手
段とからなる。
(作用) かかる構成において、初期燃焼部に供給される混合気空
燃比はよりリーンになり、初期燃焼は緩慢となる。
(実施例) 以下、添付図面に従って、本発明をディーゼルエンジン
に適用した実施例を説明する。
〈実施例の概略〉 第2図に、本発明を適用した実施例のディーゼルエンジ
ン及びエンジンの吸入装置の具体的構成を示す。1は吸
入空気からチリ等を除去するエアクリーナである。吸入
された空気はメイン吸気通路4を通り吸気バルブ5の開
閉により、エンジンの主燃焼室8に送り込まれる。メイ
ン吸気通路4にはエンジン負荷を検出するために圧力セ
ンサ15が設けられ、メイン吸気通路4中の圧力Pを検
出する。12は前述の第6図、第7図の如き酸素富化膜
モジュールである。酸素富化膜の両側に圧力差を設ける
べく送風ブロアー2と真空ポンプ13が設けられている
。即ち、エアクリーナ1を通通した空気は、送風ブロア
ー2により酸素富化膜モジュール12へ強制的に送り込
まれ、酸素リッチ空気が真空ポンプ13により引かれる
。又、結果的に窒素リッチとなった空気は通気路19中
に排出される。酸素リッチ空気は通気路3を介してメイ
ン吸気通路4に供給される。即ち、主燃焼室8には通常
の空気と酸素リッチ空気が導入されることになる。
16は副燃焼室(又は予燃焼室、渦室と呼ばれる)であ
る。本実施例の副燃焼室16へ供給される空気は、酸素
富化膜モジュール12から通気路19に排出された酸素
リーン空気(窒素リッチ空気)の一部を副室吸気通気路
10に導かれたものと、通気路14に導かれた酸素リッ
チ空気の一部を濃度コントロールバルブ17を介して導
入したものである。即ち、副燃焼室16に導入される副
室空気の酸素濃度は実質的には酸素リーン(窒素リッチ
)であり、酸素センサ11が検出した酸素濃度に応じて
適宜、濃度コントロールバルブ17を開閉して酸素リッ
チ空気を一部導入して、その酸素濃度が調整される。副
燃焼室16への空気導入は副室吸気バルブ6の開閉によ
り、又、副燃焼室16への燃料の供給は燃料噴射弁7の
開閉によりなされる。
〈実施例動作の概略〉 前述したように、ディーゼルエンジンにおけるNOX発
生の大部分は副燃焼室で行われる着火直後の初期燃焼(
予混合燃焼)過程で起こっており、それ以後の主燃焼室
8で行われる拡散燃焼過程ではそれほど発生しない。こ
の事実に注目して本実施例では、副燃焼室16には着火
性を害さない程度の窒素リッチ空気を供給してNOXの
発生を防ぐと共に、拡散燃焼が行われる主燃焼室8には
窒素リッチ空気の導入を停止して酸素リッチ空気を供給
して拡散燃焼時の酸素利用率を高め、燃焼効率を高める
ことを目指すものである。
即ち、主燃焼室8には通常の空気に、酸素富化膜モジュ
ール12で発生した酸素リッチ空気を通気路3を介して
メイン吸気通路4に合流させて、全体として酸素リッチ
となった空気を主燃焼室8に供給して、主燃焼室8での
酸素利用率を高めている。一方、上記酸素富化膜モジュ
ール12の排出ガスである窒素リッチ空気(酸素リーン
空気)を、副室吸気通路10に導入して、副燃焼室16
内での燃焼温度を下げNOX発生を抑圧する。ところで
、副燃焼室16内での着火性はエンジン冷却水温度、エ
ンジン負荷及び酸素濃度変化等により変化する。酸素濃
度の直接的な変化は酸素富化膜モジュール12の性能が
酸素富化膜モジユール12内の温度TMに依存すること
に起因する。そこで、本実施例では、着火の安定性を確
保するために、これらの種々の運転条件の変化による酸
素濃度の変化を副室吸気通路10中に設けられた酸素セ
ンサ11によりモニタし、着火性を害するほどに酸素濃
度が低下した場合は、濃度コントロールバルブ17の開
口率を制御して、酸素濃度を適正に保つようにしている
〈制御手順〉 第3図は第2図実施例の副燃焼室16内への吸気に係る
制御手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS2で酸素センサ11から副室吸気通路
10中の酸素濃度0を読み込む。ステップS4では、こ
の酸素濃度0に従ったバルブ開口率(デユーティ比デー
タD)をECU20内のマツプ(不図示)から読出して
、ステップS6で濃度コントロールバルブ17に信号り
を出力して、適当な酸素濃度を得るためにバルブを開口
する。ステップS8では、副室吸気バルブ6を開く。ピ
ストン9が適当な位置まで下がると、燃料噴射弁7から
燃料噴射を開始する。
尚、上記実施例中の酸素濃度制御の一部変形として、主
燃焼室8中の着火の安定性を確保するための酸素濃度の
制御は、エンジン冷却水温度Tw及びエンジン負荷の変
動(圧力センサ15の出力P)及び酸素富化膜モジュー
ル12中の温度センサ18の出力T2を監視し、これら
の諸量の変化に応じて濃度コントロールバルブ17の開
口率を制御するようにしてもよい。
〈変形実施例〉 第4図は副燃焼室を設けない形式の直接噴射式ディーゼ
ルエンジン若しくはガソリンエンジンに本発明を適用し
た実施例である。これらのエンジンでは燃費を上げるた
めにスワール(渦流)を発生させるスワールボート30
を設けである。メイン吸気通路35には第2図実施例と
同じく酸素リッチの空気が導入される。そして、このス
ワールボート30を酸素富化膜モジュール31からの窒
素リッチ空気を出力する通気路32に連通し、スワール
ボート30と通気路32の間に、エンジン回転と連動し
たカム駆動のバルブ33を介在させる。即ち、バルブ3
3を、燃料噴射タイミング時に開口するようにする。こ
のようにすると、爆発時に、初期燃焼が行われる部分(
ガソリンエンジンであれば点火プラグ近傍、直噴式ディ
ーゼルエンジンであれば燃焼室の噴射弁から噴射軸方向
へ。
の所定領域)では酸素リーン空気と燃料が混合すること
になり、初期燃焼が緩慢になり第2図実施例と同様にN
OX低減等の効果が達成される。
〈変形実施例〉 第5図に更に他の変形例を示す。これは、酸素富化膜モ
ジュールの窒素リッチ空気供給量には限界があることに
鑑みて、その不足分を還元排気ガスで補うというもので
ある。即ち、第5図に示すように、酸素富化膜モジュー
ル40の窒素リッチ空気をEGRコントロールバルブ4
1に送る。このEGRコントロールバルブ41には排気
ガスの一部が排気通路43から導かれている。又、EG
Rコントロールバルブ41中の弁41aはエンジンの各
サイクル毎に開閉するのでエンジン回転に連動したカム
駆動タイプの弁であり、弁41bはEGRガスを還流す
るのが必要な運転条件時に開閉するものであるから電磁
弁タイプとなっている。従って、EGRコントロールバ
ルブ41中の弁41a、41bの開閉を制御することに
より、初期燃焼部での緩慢な燃焼が得られる。
弁41a、4thの開閉制御は例えば次のようにする。
EGRガスを吸気通路中に還元するような運転領域では
弁41bを開口してEGRを行ってNOXを抑圧し、更
に、燃料噴射タイミングに弁41aを開口して、初期燃
焼時に発生するN。
Xを特に抑圧する。このようなシステムによって、NO
X発生を抑止することができるだけでなく、更に窒素リ
ッチ空気を供給することにより、EGR供給による耐久
性の問題発生を最小限に止めることができる。
尚、以上説明から分るように、本発明はエンジンの形式
にとられれず、所謂初期燃焼部を有するエンジンであっ
て、酸素リッチ空気を供給する手段を具備したものであ
れば、いかなるエンジンにも適用可能である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のエンジンの吸気装置によれ
ば、初期燃焼部における酸素リッチ空気の供給を制限す
ることにより、初期燃焼部での燃焼が緩慢になり、NO
X発生等の異常燃焼が防止できるとともに、酸素リッチ
空気供給により、全体の平均的な燃焼効率を向上できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジンの吸気装置に係る実施例の基
本構成図、 第2図は実施例に係るエンジン及びエンジンの吸気装置
の具体的構成図、 第3図は第2図実施例の制御に係るフローチャート、 第4図、第5図は変形実施例の構成図、第6図(a)(
b)、第7図(a)(b)は酸素富化装置の構成図であ
る。 図中、1・・・エアクリーナ、2・・・送風ブロアー、
3.14.19・・・通気路、4.35・・・メイン吸
気通路、5・・・吸気バルブ、6・・・副室吸気バルブ
、7・・・燃料噴射弁、8・・・主燃焼室、9・・・ピ
ストン、10・・・副室吸気通路、11・・・酸素セン
サ、12,31.40・・・酸素富化膜モジュール、1
3・・・真空ポンプ、15・・・圧力センサ、16・・
・副燃焼室、17・・・濃度コントロールバルブ、18
・・・温度センサ、30・・・スワールボート、33・
・・バルブ、34.43・・・排気通路、41・・・E
GRコントロールバルブ、41a、41b・・・弁、4
2 ・E G R経路、44・・・吸気通路である。 1−4.八’、、)、’1 第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸素濃度を変成した空気を生成する空気組成変成
    手段と、 燃焼室内に前記変成した空気及び燃料を供給する供給手
    段と、 前記燃焼室のうち初期燃焼が行われる初期燃焼部に供給
    される前記変成した空気のリッチ度を制限する制限手段
    とを具備したエンジンの吸気装置。
  2. (2)前記初期燃焼部はエンジンシリンダ内に含まれ、
    該初期燃焼部は点火手段の近傍領域である事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のエンジンの吸気装置。
  3. (3)前記初期燃焼部はエンジンシリンダ外に設けられ
    、エンジンシリンダに連通した副燃焼室である事を特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のエンジンの吸気装
    置。
  4. (4)前記空気組成変成手段は酸素リッチ空気と酸素リ
    ーン空気を生成し、前記制限手段は前記供給手段が前記
    酸素リーン空気を前記初期燃焼部に供給するように制御
    する事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のエン
    ジンの吸気装置。
  5. (5)前記供給手段は燃料供給タイミング制御手段を含
    み、前記制限手段は燃料供給タイミングを遅らせる事に
    より初期燃焼部でのリッチ度を制限する事を特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載のエンジンの吸気装置。
JP26746886A 1986-11-12 1986-11-12 エンジンの吸気装置 Pending JPS63124857A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014077371A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Hino Motors Ltd 排ガス浄化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014077371A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Hino Motors Ltd 排ガス浄化装置

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