JPS63124395A - 荷電粒子減速装置 - Google Patents

荷電粒子減速装置

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JPS63124395A
JPS63124395A JP27005786A JP27005786A JPS63124395A JP S63124395 A JPS63124395 A JP S63124395A JP 27005786 A JP27005786 A JP 27005786A JP 27005786 A JP27005786 A JP 27005786A JP S63124395 A JPS63124395 A JP S63124395A
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JP
Japan
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charged particle
gas
chamber
energy
charged particles
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Application number
JP27005786A
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English (en)
Inventor
広之 藤田
浅利 正敏
博昭 中西
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吏棗上叫程朋立夏 本発明は、イオン注入装置等に利用されている加速器の
中で、エネルギーの可変が著しく困難な加速器、例えば
サイクロトロンや線形加速器等の後段に設けて荷電粒子
を減速し、荷電粒子のエネルギーを低減可変する荷電粒
子減速装置に関する。
征】ゴl支逝 従来のイオン注入装置等に採用されている加速器は、高
電圧整流型加速器又はパンデグラーフ型加速器等である
。これは内部に直流高電圧を発生させて高電界を形成す
る方式であって、荷電粒子はこの高電界からエネルギー
が与えられる。しかしこの方式では荷電粒子のエネルギ
ー付与に上限がある。つまり絶縁破壊の問題等があるか
らで、荷電粒子に与えるエネルギーを大きくすればする
ほどその絶縁対策のために加速器は大型化し実際問題と
して実施不可能となる。
最近、この方式とは異なる方式で荷電粒子にエネルギー
を与える加速器が採用されつつある。例えば線形加速器
等が掲げられる。線形加速器は、内部に構成した共振器
に高周波電力を供給して共振をおこさせ、高周波電磁場
を形成しており、荷電粒子はこの高周波電磁場からエネ
ルギーが与えられる。この方式は、従来不可能であった
高エネルギーを荷電粒子に与えることができるという点
において有利である。線形加速器の参考文献としては特
公昭61−107700が掲げられる。
発朋1邂訣↓逮5表すも澗1−点− しかしながら、線形加速器を用いた方式では荷電粒子に
与えるエネルギーを可変にすることは困難であるという
問題点がある。つまり線形加速器をエネルギー可変とす
るには、内部に構成した共振器により決定される共振周
波数を可変にする必要があるが、これを簡単に行うこと
は構成上非常に困難であるからである。一方荷電粒子に
与えるエネルギーを可変することが困難である加速器と
しては、他にサイクロトロン等を掲げられる。これらの
加速器をイオン注入装置に利用する場合には、イオンに
与えるエネルギーを可変して、注入するイオンの到達の
深さを制御したいという要求がある。
本発明は、上記した事情に鑑みて創案されたものであっ
て、エネルギーを可変するのが著しく困難な加速器、例
えば線形加速器、サイクロトロン等の後段に設けて、加
速器から導いた荷電粒子のエネルギーを低減するととも
に、その低減の度合を可変し、結局として荷電粒子のエ
ネルギーを可変することができる荷電粒子減速装置を提
供することを目的とする。
口 占を1・するだめの手 本発明の荷電粒子減速装置は、加速器とクーゲットとの
間に設けられていて、加速器から導いた荷電粒子をガス
中に通過させターゲットに導く荷電粒子減速装置であっ
て、荷電粒子を荷電粒子導入孔から導入するとともに、
荷電粒子排出孔から排出させるチャンバーと、チャンバ
ー内にガスを供給するガス供給部と、チャンバー内のガ
ス圧を一定にすべくガス供給部を制御するガス圧制御部
とから構成されている。
チャンバー内にはガスが充満されているので、加速器か
ら導入された荷電粒子は、ガス中を通過するにつれてエ
ネルギーが吸収され減速する。しかもチャンバー内のガ
ス圧は、常に一定になるようにガス圧制御部により制御
されているので、荷電粒子から吸収されるエネルギーは
一定であり、チャンバーから排出する荷電粒子の速度は
安定している。
次差別 第1図は本発明の一実施例として荷電粒子減速装置の簡
略構成図及びチャンバーの断面図、第2図は荷電粒子減
速装置がイオン注入装置に利用されている場合の簡略構
成図である。
まず荷電粒子減速装置が利用されているイオン注入装置
について第2図を参照して説明を行う。
イオン源10において発生させた荷電粒子であるイオン
60は、図示していない引出し電極により分析マグネッ
ト20に導かれ、そして分析マグネット20において不
純物イオンを除去してターゲット51の表面に注入する
イオン60だけを線形加速器30に導くようになされて
いる。
このイオン60にエネルギーを与えるのが、線形加速器
30であって、イオン60のエネルギーを与える過程に
ついては従来の技術において述べたのでここでは省略す
る。本実施例では高周波線形加速器を採用している。こ
の線形加速器30はイオン60にエネルギーを与えとと
もに、射出速度が■、であるイオン61を得ている。従
来、このイオン61を直接ターゲット51の表面に照射
してイオン注入していたが、線形加速器30とエンドス
テーション50との間に本発明に係る荷電粒子減速装置
4oを設けて、イオン61の有するエネルギーを吸収さ
せるとともに、吸収する度合を可変して注入するイオン
62のエネルギーを可変するようになしている。但しイ
オン注入装置を構成する各部の間にはダクト70がそれ
ぞれ設けられていて、高真空状態であるダクト70の中
をイオン60、イオン61、及びイオン62が走行する
荷電粒子減速装置40は、第1図に示すように、内部に
ヘリウムガスを充満させたチャンバー41と、チャンバ
ー41内にヘリウムガスを供給する配管系統から成るガ
ス供給部42と、チャンバー41内のガス圧を検出する
とともに、ガス圧を一定にするようにガス供給量を操作
量としてガス供給部42をフィードバンク制御するガス
制御部43とから構成される装置 チャンバー41は、両端を閉じた円柱筒体の容器であっ
て、その一端側の中央部には、イオン61を導入する荷
電粒子導入孔411が開設されている一方、その他端側
の中央部には、減速したイオン62を排出させる荷電粒
子排出孔412が開設されている。またチャンバー41
の外壁にはヘリウムガスを内部に供給するためのガス導
入孔413が開設されており、チャンバー41の内部に
は、荷電粒子排出孔412付近に収束コイル414が設
けられている。
ところで減速したイオン62の中には、ヘリウム分子に
衝突した際に散乱してその運動方向を変えるものがある
。収束コイル414は、この運動方向を変えたイオン6
2をもとの運動方向に戻すために設けられている。
ガス圧制御部43は、チャンバー41内のガス圧を検出
するとともに、そのガス圧と比例した検出信号80を出
力する圧力検出器431と、外部からガス圧を設定して
、検出信号80と同種の信号である設定信号81を出力
するポテンションメータのガス設定部432と、設定信
号81と検出信号80とを減算して偏差信号82を出力
する減算器433とから構成されている。つまりこの偏
差信号82は、設定圧力がらのずれを示す信号である。
ガス供給部42は、ヘリウムガスを充填したガスボンベ
421と、このヘリウムガスをガス導入孔413を介し
てチャンバー41内に供給するガス供給管422と、ガ
ス供給管422の途中に設けられ、後述する偏差信号8
2に基づいてヘリウムガスの供給量を制御するガス供給
量制御弁423とから構成されテイル。チャンバー41
内に供給されたヘリウムガスは、荷電粒子導入孔411
荷電粒子排出孔412、及びダクト70を介して、ダク
)70の内部を高真空状態にしている真空ポンプにより
排出される。
このガス供給量制御弁423は、マスフローコントロー
ラーとして一般に用いられているもので、偏差信号82
の入力が零となるように、図示していない弁の開度を調
節するわけである6つまり荷電粒子減速装置40は、チ
ャンバー41内のガス圧が設定圧力となるように制御さ
れている。この制御系の外乱として掲げられるのは、主
にイオン61がヘリウム分子に衝突した際に発生するチ
ャンバー41内の温度上昇が掲げられる。
以上のように構成された荷電粒子減速装置40は、速度
がV、であるイオン61を荷電粒子導入孔411から導
入して、ヘリウムガス中に通過させて減速させるととも
に、減速させたイオン62を荷電粒子排出孔412から
構成される装置であるが、ヘリウムガスは常に一定にな
るように制御されているので、イオン61のエネルギー
が吸収される割合は一定で、それに伴いイオン62の速
度は安定している。
またヘリウムガスの圧力を設定することができるので、
ここにターゲット51に注入するイオン62のエネルギ
ーを可変することができる。この速度設定範囲は、速度
■、より小さい範囲である。
尚、本実施例においてガス圧制御部は、フィードバンク
制御でガス供給部を制御してチャンバー内のガス圧を一
定にしていたが、これに限定されずオープンループ制御
でも同様に実施することができる。この場合、ガス圧制
御部は、荷電粒子の入射エネルギーに基づくチャンバー
内の温度上昇を予め把握し、それに応してチャンバー内
のガス圧を補正するようにしてガス供給部を制御する。
また、荷電粒子のエネルギーを吸収させるガスもヘリウ
ムガスに限定されず、他の不活性気体でもよく、さらに
加速器においても、サイクロトロン等の加速器でも同様
に実施することができる。
溌訓匁カー果 本発明に係る荷電粒子減速装置は、以上の構成により、
エネルギーを可変するのが著しく困難な加速器、例えば
線形加速器、サイクロトロン等をの後段に設けて、ター
ゲットに注入する荷電粒子のエネルギーを可変すること
ができ、しかも従来の設備を有効に利用することができ
るので、上述した加速器の用途を拡大することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例として荷電粒子減速装置の簡
略構成図及びチャンバーの断面図、第2図は荷電粒子減
速装置がイオン注入装置に利用されている場合の簡略構
成図である。 30・・・線形加速器、 40・・・荷電粒子減速装置、 41・・・チャンバー、 421  ・・・荷電粒子導入孔、 422 ・・・荷電粒子導出孔、 42・・・ ガス供給部、 43・・・ガス圧制御部、 50・・・エンドステーション、 51・ ・ ・ターゲット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加速器とターゲットとの間に設けられていて、加
    速器から導いた荷電粒子をガス中に通過させターゲット
    に導く荷電粒子減速装置であって、前記荷電粒子を荷電
    粒子導入孔から導入するとともに、荷電粒子排出孔から
    排出させるチャンバーと、前記チャンバー内に前記ガス
    を供給するガス供給部と、前記チャンバー内のガス圧を
    一定にすべくガス供給部を制御するガス圧制御部とを具
    備していることを特徴とする荷電粒子減速装置。
JP27005786A 1986-11-13 1986-11-13 荷電粒子減速装置 Pending JPS63124395A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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