JPS6312370Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312370Y2 JPS6312370Y2 JP1980132698U JP13269880U JPS6312370Y2 JP S6312370 Y2 JPS6312370 Y2 JP S6312370Y2 JP 1980132698 U JP1980132698 U JP 1980132698U JP 13269880 U JP13269880 U JP 13269880U JP S6312370 Y2 JPS6312370 Y2 JP S6312370Y2
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal cell
- polarizing plate
- light
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- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 claims description 32
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、液晶を用いて数値や記号等を表示
する装置に関するもので、特に全面表示が可能な
液晶表示装置の提供を目的とするものである。
する装置に関するもので、特に全面表示が可能な
液晶表示装置の提供を目的とするものである。
近年、電界効果型の液晶表示装置は時計、小型
計算機、情報表示板等多方面の表示手段として広
く用いられており、その構造は第１図に示すよう
に液晶セル１を偏光軸が直交するように前後２枚
の偏光板２・３により挾み、この液晶セル１は微
小空隙を有して対向する２枚の透明電極板４・５
間に介在する液晶６からなり、電極板４・５に形
成した図示しない電極間に電圧が印加されると、
背後に配設した光源７の照明光線によつて液晶６
の表示コントラストを増幅しようとしている。
計算機、情報表示板等多方面の表示手段として広
く用いられており、その構造は第１図に示すよう
に液晶セル１を偏光軸が直交するように前後２枚
の偏光板２・３により挾み、この液晶セル１は微
小空隙を有して対向する２枚の透明電極板４・５
間に介在する液晶６からなり、電極板４・５に形
成した図示しない電極間に電圧が印加されると、
背後に配設した光源７の照明光線によつて液晶６
の表示コントラストを増幅しようとしている。
８は一方の電極板４の他方の電極板５と接する
面の周縁部に沿つて枠状に設けられたシール材、
９は前記電極の端子とプリント基板１０とを電気
的に接続する導電ゴムである。
面の周縁部に沿つて枠状に設けられたシール材、
９は前記電極の端子とプリント基板１０とを電気
的に接続する導電ゴムである。
このような液晶表示装置は、表示状態が鮮明で
あるという利点がある反面、液晶６が介在しない
シール材８部分で、液晶セル１の前後に位置する
偏光軸を直交状態に配置した２枚の偏光板２・３
により光源７の照明光線が遮断され、また導電ゴ
ム１０を配置する部分も光線を通さないため、第
２図のようにこの部分に対応する表示面（液晶セ
ル１の前面）が黒く現われる。
あるという利点がある反面、液晶６が介在しない
シール材８部分で、液晶セル１の前後に位置する
偏光軸を直交状態に配置した２枚の偏光板２・３
により光源７の照明光線が遮断され、また導電ゴ
ム１０を配置する部分も光線を通さないため、第
２図のようにこの部分に対応する表示面（液晶セ
ル１の前面）が黒く現われる。
このためあらかじめ表示面の周縁部に余白部分
を設けなければならなく、表示に利用できる面積
が小さくなるという欠点があつた。
を設けなければならなく、表示に利用できる面積
が小さくなるという欠点があつた。
この考案は電界効果型の液晶表示装置におい
て、液晶セルと前側偏光板との間に旋光性のない
光拡散膜を配置することにより前記欠点を除去し
たものである。
て、液晶セルと前側偏光板との間に旋光性のない
光拡散膜を配置することにより前記欠点を除去し
たものである。
以下この考案の実施例を示す第３図、第４図を
用いて説明する。
用いて説明する。
１１は液晶表示装置で、１２は液晶セルであ
る。この液晶セル１２は２枚の透明電極板１３・
１４を微小空間を有して配置し、この空隙に液晶
１５を介在させ、２板の電極板１３・１４間にそ
の周縁部に沿つて形成するシール材１６で封止し
てある電極板１３，１４について説明を加える
と、電極板１３・１４は横方向の寸法が等しく、
縦方向の寸法が異なり、前側の電極板１３が後側
の電極板１４よりも若干長く形成してある。そし
て電極板１４の上端面より突き出た電極板１３部
分の後側には電極板１３・１４に形成した図示し
ない電極の端子が形成してあり、導電ゴム１７に
よつて、液晶セル１２に電気的入力を加える駆動
回路を配置したプリント基板１８と電気的に接続
してある。
る。この液晶セル１２は２枚の透明電極板１３・
１４を微小空間を有して配置し、この空隙に液晶
１５を介在させ、２板の電極板１３・１４間にそ
の周縁部に沿つて形成するシール材１６で封止し
てある電極板１３，１４について説明を加える
と、電極板１３・１４は横方向の寸法が等しく、
縦方向の寸法が異なり、前側の電極板１３が後側
の電極板１４よりも若干長く形成してある。そし
て電極板１４の上端面より突き出た電極板１３部
分の後側には電極板１３・１４に形成した図示し
ない電極の端子が形成してあり、導電ゴム１７に
よつて、液晶セル１２に電気的入力を加える駆動
回路を配置したプリント基板１８と電気的に接続
してある。
液晶セル１２の前後には、偏光軸を平行にして
２枚の偏光板１９・２０が挾むように位置してい
る。後側偏光板２０は電極板１３・１４に形成し
た前記電極部分とその周囲若干部分とに対応して
設けられ、この偏光板２０の背面には透光性の緑
色着色層２１が形成してある。
２枚の偏光板１９・２０が挾むように位置してい
る。後側偏光板２０は電極板１３・１４に形成し
た前記電極部分とその周囲若干部分とに対応して
設けられ、この偏光板２０の背面には透光性の緑
色着色層２１が形成してある。
偏光板１９の裏面には数値を表示する電極板１
３・１４の電極部分と文字等を表示する部分とを
除いて遮光性の黒色着色層２２を形成し液晶セル
１２の周縁部に対向する個所に位置して、文字等
を表示する部分には透光性の赤色着色層２３を形
成してある。そして、前側偏光板１９の文字等を
表示する部分に形成した赤色着色層２３と液晶セ
ル１２との間には旋光性を有さない光拡散膜、た
とえば化学名三酢酸セルローズと呼ばれるキヤス
テイング法で製造したプラスチツクフイルム２４
を配置してある。
３・１４の電極部分と文字等を表示する部分とを
除いて遮光性の黒色着色層２２を形成し液晶セル
１２の周縁部に対向する個所に位置して、文字等
を表示する部分には透光性の赤色着色層２３を形
成してある。そして、前側偏光板１９の文字等を
表示する部分に形成した赤色着色層２３と液晶セ
ル１２との間には旋光性を有さない光拡散膜、た
とえば化学名三酢酸セルローズと呼ばれるキヤス
テイング法で製造したプラスチツクフイルム２４
を配置してある。
２５は液晶セル１１の後方に配置した光源であ
る。このような構成の液晶表示装置１１は、表示
面の電圧が印加された電極部分だけが光源２５の
光線を通過させることができ、その他の部分は通
過させないから、電圧が印加された電極部分だけ
緑色に輝く。更に液晶セル１２を通過した光線の
一部が液晶セル１２と重ねて配置した光拡散膜２
４の一部よりその内部へ入り、光拡散膜２４の全
体に広がつて前側偏光板１９側へ進行するから、
この光拡散膜２４の前側に位置する前側偏光板１
９の文字等を表示する部分は光線を受けて赤色に
輝く。
る。このような構成の液晶表示装置１１は、表示
面の電圧が印加された電極部分だけが光源２５の
光線を通過させることができ、その他の部分は通
過させないから、電圧が印加された電極部分だけ
緑色に輝く。更に液晶セル１２を通過した光線の
一部が液晶セル１２と重ねて配置した光拡散膜２
４の一部よりその内部へ入り、光拡散膜２４の全
体に広がつて前側偏光板１９側へ進行するから、
この光拡散膜２４の前側に位置する前側偏光板１
９の文字等を表示する部分は光線を受けて赤色に
輝く。
こゝで特筆すべき点は前側偏光板１９における
文字等を表示する部分の位置にある。すなわち、
上述したように従来装置では表示面の周縁部はシ
ール材８や導電ゴム１０によつて光源７の照明光
線を遮断するため表示用として使用できなかつた
が、この考案の装置では前側偏光板１９に設ける
文字等を表示する部分の後方に液晶セル１２のシ
ール材１６部分や導電ゴム１７を接続する部分が
位置しても前側偏光板１９と液晶セル１との間に
配置した光拡散膜２４によつて光源２５の照明光
線は前記文字等を表示する部分全体を照明するよ
うに進む。この結果、前側偏光板１９に形成する
文字等を表示する部分は後方に位置する液晶セル
１２の構造に関係なく任意の位置に設けることが
可能である。
文字等を表示する部分の位置にある。すなわち、
上述したように従来装置では表示面の周縁部はシ
ール材８や導電ゴム１０によつて光源７の照明光
線を遮断するため表示用として使用できなかつた
が、この考案の装置では前側偏光板１９に設ける
文字等を表示する部分の後方に液晶セル１２のシ
ール材１６部分や導電ゴム１７を接続する部分が
位置しても前側偏光板１９と液晶セル１との間に
配置した光拡散膜２４によつて光源２５の照明光
線は前記文字等を表示する部分全体を照明するよ
うに進む。この結果、前側偏光板１９に形成する
文字等を表示する部分は後方に位置する液晶セル
１２の構造に関係なく任意の位置に設けることが
可能である。
この考案は上述したように、前側偏光板が文字
等を表示する部分と液晶セルの電極およびその周
囲部分とを除いて遮光性着色層でマスクされ、か
つ前記文字等を表示する部分と液晶セルとの間に
旋光性を有さない光拡散膜を配置する電界効果型
の液晶表示装置であるから、従来のように液晶セ
ルの周縁部に余白を作る必要がなく液晶セルの前
面全域を表示面として利用することができるた
め、実質的に表示面が広がることゝなる。
等を表示する部分と液晶セルの電極およびその周
囲部分とを除いて遮光性着色層でマスクされ、か
つ前記文字等を表示する部分と液晶セルとの間に
旋光性を有さない光拡散膜を配置する電界効果型
の液晶表示装置であるから、従来のように液晶セ
ルの周縁部に余白を作る必要がなく液晶セルの前
面全域を表示面として利用することができるた
め、実質的に表示面が広がることゝなる。
また光拡散膜は極めて安価に製作することがで
きるものであるから、これを配置することにして
も製品のコストにさほど影響を受けるものではな
く、それ以上に表示面に実質的に広がつたことに
よつて使用者へ与える視認性向上の効果の方がよ
り大きいものである。
きるものであるから、これを配置することにして
も製品のコストにさほど影響を受けるものではな
く、それ以上に表示面に実質的に広がつたことに
よつて使用者へ与える視認性向上の効果の方がよ
り大きいものである。
第１図は、従来例の液晶表示装置の断面図であ
る。第２図は、同上装置の正面図である。第３図
は、この考案の実施例の液晶表示装置の分解断面
図である。第４図は、同上装置の正面図である。 １２：液晶セル、１９・２０：偏光板、２４：
光拡散板。
る。第２図は、同上装置の正面図である。第３図
は、この考案の実施例の液晶表示装置の分解断面
図である。第４図は、同上装置の正面図である。 １２：液晶セル、１９・２０：偏光板、２４：
光拡散板。
Claims (1)
- 液晶セルとこの液晶セルを介して互いの偏向軸
が平行となるよう対向配置した２枚の偏向板とを
有し、前記液晶セルの電極間への電圧印加に応じ
て前記電極部分が他の部分とは異なる明るさにな
り各種表示を行う液晶表示装置において、前記液
晶セルの前側に配置される偏向板の裏面の前記液
晶セルの周縁部に対向する個所には文字等を表示
する部分となる透光性着色層を形成し、前記液晶
セルの前側に配置される偏向板の裏面には前記文
字等を表示する部分と前記液晶セルの電極部分お
よびこの電極部分の周囲部分とを除いて遮光性着
色層を形成し、前記液晶セルの前側に配置される
偏向板の前記文字等を表示する部分と前記液晶セ
ルとの間には旋光性を有さない光拡散膜を配設
し、前記液晶セルの後側に配置される偏向板の背
面の前記液晶セルの電極部分に対応する部分に透
光性着色層を形成したことを特徴とする液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980132698U JPS6312370Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980132698U JPS6312370Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5757483U JPS5757483U (ja) | 1982-04-05 |
| JPS6312370Y2 true JPS6312370Y2 (ja) | 1988-04-08 |
Family
ID=29492930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980132698U Expired JPS6312370Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6312370Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6177663U (ja) * | 1984-10-24 | 1986-05-24 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5745628B2 (ja) * | 1974-06-11 | 1982-09-29 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS523372U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 | ||
| JPS5745628U (ja) * | 1980-08-28 | 1982-03-13 |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP1980132698U patent/JPS6312370Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5745628B2 (ja) * | 1974-06-11 | 1982-09-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5757483U (ja) | 1982-04-05 |
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