JPS631224Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS631224Y2 JPS631224Y2 JP4124280U JP4124280U JPS631224Y2 JP S631224 Y2 JPS631224 Y2 JP S631224Y2 JP 4124280 U JP4124280 U JP 4124280U JP 4124280 U JP4124280 U JP 4124280U JP S631224 Y2 JPS631224 Y2 JP S631224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- cap
- sample tank
- valve
- operating pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 14
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車用ラジエータ或いはガソリン
キヤツプの動作圧をチエツクする簡易形のキヤツ
プ動作圧検査装置に関する。
キヤツプの動作圧をチエツクする簡易形のキヤツ
プ動作圧検査装置に関する。
従来、プレツシヤーキヤツプの加圧力を検査す
るものとして、例えば東洋テツク株式会社のラジ
エータキヤツプテスター(型式:RC−3B)が利
用されてきた。
るものとして、例えば東洋テツク株式会社のラジ
エータキヤツプテスター(型式:RC−3B)が利
用されてきた。
このラジエータキヤツプテスターは、ポンプと
ゲージ、そしてこのポンプに取り付けるアダプタ
ーとから構成され、当該アダプターを介してラジ
エータキヤツプをポンプに取り付け、ポンプで加
圧することによりキヤツプの加圧力を検査するも
のである。
ゲージ、そしてこのポンプに取り付けるアダプタ
ーとから構成され、当該アダプターを介してラジ
エータキヤツプをポンプに取り付け、ポンプで加
圧することによりキヤツプの加圧力を検査するも
のである。
しかし、上記テスターはキヤツプの加圧動作圧
の検査にのみ利用されるものであつて、その負圧
動作圧を検査することが出来ないという不都合が
あつた。
の検査にのみ利用されるものであつて、その負圧
動作圧を検査することが出来ないという不都合が
あつた。
今日、ラジエータキヤツプやガソリンキヤツプ
は加負圧調整弁が組み込まれたものが大勢を占
め、例えば、現在自動車用ラジエータに適用され
ているラジエータキヤツプの動作圧力は+0.9
Kg/cm2と−0.2Kg/cm2のものが主流を占めており、
そこで本考案者は、キヤツプの加負圧動作圧を検
査できる装置として第1図に示すキヤツプ動作圧
検査装置を案出した。
は加負圧調整弁が組み込まれたものが大勢を占
め、例えば、現在自動車用ラジエータに適用され
ているラジエータキヤツプの動作圧力は+0.9
Kg/cm2と−0.2Kg/cm2のものが主流を占めており、
そこで本考案者は、キヤツプの加負圧動作圧を検
査できる装置として第1図に示すキヤツプ動作圧
検査装置を案出した。
図に於て、4はキヤツプ取付口5にキヤツプ3
を気密に嵌着した試料タンクで、この装置は、当
該キヤツプ取付口5に設けたキヤツプ3のオーバ
ーフロー口6にチユーブ7を介して加圧用開弁検
知器8或いは負加用開弁検知器20を連通し、更
に試料タンク4に流量計9、流量調整弁10、調
圧弁11及び圧力計12を有する蓄圧器13を介
してエアーポンプ14または真空ポンプ19を連
結するものである。
を気密に嵌着した試料タンクで、この装置は、当
該キヤツプ取付口5に設けたキヤツプ3のオーバ
ーフロー口6にチユーブ7を介して加圧用開弁検
知器8或いは負加用開弁検知器20を連通し、更
に試料タンク4に流量計9、流量調整弁10、調
圧弁11及び圧力計12を有する蓄圧器13を介
してエアーポンプ14または真空ポンプ19を連
結するものである。
この装置を用いて、先ずキヤツプの加圧動作圧
をチエツクする場計合は、+0.9Kg/cm2の動作圧に
設定された加圧弁1及び−0.2Kg/cm2の動作圧に
設定された負圧弁2を組み込んだキヤツプ3を試
料タンク4のキヤツプ取付口5に気密に嵌着した
後、エアーポンプ14を駆動し、これより発生す
る圧力空気を調圧弁11、流量調整弁10及び流
量計9を通して試料タンク4内に送り込み、調圧
弁11を接作しながら試料タンク4内の圧力を
徐々に上昇させていく。そして、試料タンク4内
の圧力が加圧弁1の開弁圧力にまで上昇すると、
加圧弁1が開いて試料タンク内の空気がオーバー
フロー口6及びチユーブ7を通して開弁検知器8
内の充填水中に吹き込まれ、気泡を発生する。こ
の気泡が発生し始めるときの圧力を、試料タンク
4の空気導入側に設けた圧力計15の指示値から
読み取ることで加圧弁1の開弁圧、即ち加圧動作
圧が規定の動作圧(0.9Kg/cm2)であるか否かを
チエツクする。尚、加圧弁1の作動状態を記録す
る場合は、第1図に示すように試料タンク4に加
えられる空気圧を圧力センサ16により電気信号
に変換し、これを増幅器17により増幅して記録
計18に加えば、加圧弁1に加えられる圧力変化
と開弁圧が自動的に記録され、正確な測定が可能
となる。
をチエツクする場計合は、+0.9Kg/cm2の動作圧に
設定された加圧弁1及び−0.2Kg/cm2の動作圧に
設定された負圧弁2を組み込んだキヤツプ3を試
料タンク4のキヤツプ取付口5に気密に嵌着した
後、エアーポンプ14を駆動し、これより発生す
る圧力空気を調圧弁11、流量調整弁10及び流
量計9を通して試料タンク4内に送り込み、調圧
弁11を接作しながら試料タンク4内の圧力を
徐々に上昇させていく。そして、試料タンク4内
の圧力が加圧弁1の開弁圧力にまで上昇すると、
加圧弁1が開いて試料タンク内の空気がオーバー
フロー口6及びチユーブ7を通して開弁検知器8
内の充填水中に吹き込まれ、気泡を発生する。こ
の気泡が発生し始めるときの圧力を、試料タンク
4の空気導入側に設けた圧力計15の指示値から
読み取ることで加圧弁1の開弁圧、即ち加圧動作
圧が規定の動作圧(0.9Kg/cm2)であるか否かを
チエツクする。尚、加圧弁1の作動状態を記録す
る場合は、第1図に示すように試料タンク4に加
えられる空気圧を圧力センサ16により電気信号
に変換し、これを増幅器17により増幅して記録
計18に加えば、加圧弁1に加えられる圧力変化
と開弁圧が自動的に記録され、正確な測定が可能
となる。
また、ラジエータキヤツプの負圧動作圧をチエ
ツクする場合は、エアーポンプ14に代えて真空
ポンプ19を試料タンク4に接続し、更にオーバ
ーフロー口6に負圧弁用開弁検知器20を連結す
る。この状態に於て真空ポンプ19により試料タ
ンク4内の空気を吸引し、且つ調圧弁11を操作
しながら試料タンク内を徐々に負圧していく。こ
れにより試料タンク4内の負圧力が負圧弁2の開
弁圧力になると、負圧弁2が開いて開弁検知器2
0内の空気が吸引されると同時に、通気管20a
を通して大気が水中内に吸い込まれ、気泡を発生
する。従つて、この時の気泡発生時点に於ける負
圧力を圧力計15の指示値から続み取ることによ
り、負圧弁2の開弁圧、即ち負圧動作圧(−0.2
Kg/cm2)であるか否かをチエツクする。尚、この
場合に於ける負圧弁2の作動状態も記録計18に
記録できる。
ツクする場合は、エアーポンプ14に代えて真空
ポンプ19を試料タンク4に接続し、更にオーバ
ーフロー口6に負圧弁用開弁検知器20を連結す
る。この状態に於て真空ポンプ19により試料タ
ンク4内の空気を吸引し、且つ調圧弁11を操作
しながら試料タンク内を徐々に負圧していく。こ
れにより試料タンク4内の負圧力が負圧弁2の開
弁圧力になると、負圧弁2が開いて開弁検知器2
0内の空気が吸引されると同時に、通気管20a
を通して大気が水中内に吸い込まれ、気泡を発生
する。従つて、この時の気泡発生時点に於ける負
圧力を圧力計15の指示値から続み取ることによ
り、負圧弁2の開弁圧、即ち負圧動作圧(−0.2
Kg/cm2)であるか否かをチエツクする。尚、この
場合に於ける負圧弁2の作動状態も記録計18に
記録できる。
しかし、上記のようなキヤツプ動作圧検査装置
は、製造工場での検査手段としては公的なもので
あるが、その反面検査設備が大掛りとなるため、
一般のデイーラやサービス工場には不向きであ
り、特に検査設備のない場所で動作圧が不良のた
めにラジエータに水洩れ等が発生しても、これを
容易にチエツクできず、また、水洩れが何が原因
で生じるのかも判断できないのが現状であつた。
は、製造工場での検査手段としては公的なもので
あるが、その反面検査設備が大掛りとなるため、
一般のデイーラやサービス工場には不向きであ
り、特に検査設備のない場所で動作圧が不良のた
めにラジエータに水洩れ等が発生しても、これを
容易にチエツクできず、また、水洩れが何が原因
で生じるのかも判断できないのが現状であつた。
〔考案の目的〕
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
ラジエータキヤツプ或いはガソリンキヤツプ等の
動作圧力のチエツクを、検査設備及びコンプレツ
サ等を駆動する電源設備がなくとも任意の場所で
容易に行ない得るようにした簡易形のキヤツプ動
作圧検査装置を提供することを目的とする。
ラジエータキヤツプ或いはガソリンキヤツプ等の
動作圧力のチエツクを、検査設備及びコンプレツ
サ等を駆動する電源設備がなくとも任意の場所で
容易に行ない得るようにした簡易形のキヤツプ動
作圧検査装置を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するために本考案は、被検査
キヤツプが嵌着できるキヤツプ取付口を有する試
料タンクと、この試料タンクに連結され上記被検
査キヤツプの動作圧を測定する圧力計と、上記試
料タンクに連通され、且つ試料タンク内を加圧ま
たは負圧にする手動ポンプとからなり、手動ポン
プは、合成ゴム等の弾性部材からなるポンプ体
と、このポンプ体の両端に連通される吸排口内に
夫々挿着した一方向弁とから構成したものであ
る。
キヤツプが嵌着できるキヤツプ取付口を有する試
料タンクと、この試料タンクに連結され上記被検
査キヤツプの動作圧を測定する圧力計と、上記試
料タンクに連通され、且つ試料タンク内を加圧ま
たは負圧にする手動ポンプとからなり、手動ポン
プは、合成ゴム等の弾性部材からなるポンプ体
と、このポンプ体の両端に連通される吸排口内に
夫々挿着した一方向弁とから構成したものであ
る。
本考案によれば、手動ポンプにより試料タンク
内に空気を順次送り込み、または当該手動ポンプ
の吸排口を逆に取り付けて試料タンク内の空気を
順次吸引し、試料タンク内の加圧力または負圧力
を加圧弁、負圧弁の開弁圧にすると、加圧弁、負
圧弁が作動して空気を外部に排出し、或いは外気
が吸入される。そして、この吸排気時点に於ける
キヤツプの動作圧を圧力計が測定する。
内に空気を順次送り込み、または当該手動ポンプ
の吸排口を逆に取り付けて試料タンク内の空気を
順次吸引し、試料タンク内の加圧力または負圧力
を加圧弁、負圧弁の開弁圧にすると、加圧弁、負
圧弁が作動して空気を外部に排出し、或いは外気
が吸入される。そして、この吸排気時点に於ける
キヤツプの動作圧を圧力計が測定する。
以下、本考案の実施例を第2図及び第3図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第2図は本考案に係る簡易形キヤツプ動作圧検
査装置の一例を示すもので、30は密封構造の試
料タンクであり、この試料タンク30の天板部に
はキヤツプ取付口31が設けられ、この取付口3
1は、例えば自動車用ラジエータのキヤツプ取付
口と同一構造になつている。32は上記取付口3
1に気密に嵌着される被検査用のキヤツプ、例え
ばラジエータキヤツプであり、このキヤツプ32
は0.9Kg/cm2の動作圧に設定された加圧弁33及
び−0.2Kg/cm2の動作圧に設定された負圧弁34
を備えている。また、35は上記キヤツプ取付口
31の側壁に形成した通気口である。
査装置の一例を示すもので、30は密封構造の試
料タンクであり、この試料タンク30の天板部に
はキヤツプ取付口31が設けられ、この取付口3
1は、例えば自動車用ラジエータのキヤツプ取付
口と同一構造になつている。32は上記取付口3
1に気密に嵌着される被検査用のキヤツプ、例え
ばラジエータキヤツプであり、このキヤツプ32
は0.9Kg/cm2の動作圧に設定された加圧弁33及
び−0.2Kg/cm2の動作圧に設定された負圧弁34
を備えている。また、35は上記キヤツプ取付口
31の側壁に形成した通気口である。
上記試料タンク30の側壁には導管36が接続
され、この導管36の先端にストツプ弁37を介
して圧力計38が連結されている。圧力計38は
試料タンク30内の圧力を指示する動作用指針3
8aと、この動作用指針38aに追従する保持用
指針38bを備えている。また、上記試料タンク
30の側壁にはポンプ連結口39が設けられてお
り、この連結口39に手動ポンプ40の一方の吸
排口40aが差込み式に接続されている。上記手
動ポンプ40は、合成ゴム等の弾性部材からなる
ポンプ体41と、このポンプ体41の両端に連通
される吸排口40a,40b内に夫々挿着した一
方向弁42,43とから構成され、そして、各一
方向弁42,43は図に示す矢印の方向にのみ開
く構造になつている。
され、この導管36の先端にストツプ弁37を介
して圧力計38が連結されている。圧力計38は
試料タンク30内の圧力を指示する動作用指針3
8aと、この動作用指針38aに追従する保持用
指針38bを備えている。また、上記試料タンク
30の側壁にはポンプ連結口39が設けられてお
り、この連結口39に手動ポンプ40の一方の吸
排口40aが差込み式に接続されている。上記手
動ポンプ40は、合成ゴム等の弾性部材からなる
ポンプ体41と、このポンプ体41の両端に連通
される吸排口40a,40b内に夫々挿着した一
方向弁42,43とから構成され、そして、各一
方向弁42,43は図に示す矢印の方向にのみ開
く構造になつている。
次に、上記構成からなる本実施例装置によるラ
ジエータキヤツプ動作圧のチエツクについて説明
する。
ジエータキヤツプ動作圧のチエツクについて説明
する。
先ず、ラジエータキヤツプ32の加圧力を検査
する場合は、手動ポンプ40を第2図の状態にし
て試料タンク30に接続する。この状態でポンプ
体41を手により圧縮することで、吸排口40b
から一方向弁43を通して吸入した空気を一方向
弁42、吸排口40a及び連結口39から試料タ
ンク30内に順次送り込み、試料タンク30内を
徐々に加圧する。これにより試料タンク30内の
圧力は順次上昇されると同時に、圧力計38の指
針38aが動作し、これに追従して保持用の指針
38bも動作する。そして、試料タンク30内の
圧力が加圧弁33の開弁圧力にまで上昇すると、
加圧弁33が動作して通気口35から空気が洩れ
始め、このときの圧力計の指針38aの指示値が
加圧弁33の開弁圧、即ち動作圧となる。尚、指
針38aに追従する保持用指針38bがあるた
め、加圧弁33の動作圧を正確に、且つ容易に続
み取ることができる。
する場合は、手動ポンプ40を第2図の状態にし
て試料タンク30に接続する。この状態でポンプ
体41を手により圧縮することで、吸排口40b
から一方向弁43を通して吸入した空気を一方向
弁42、吸排口40a及び連結口39から試料タ
ンク30内に順次送り込み、試料タンク30内を
徐々に加圧する。これにより試料タンク30内の
圧力は順次上昇されると同時に、圧力計38の指
針38aが動作し、これに追従して保持用の指針
38bも動作する。そして、試料タンク30内の
圧力が加圧弁33の開弁圧力にまで上昇すると、
加圧弁33が動作して通気口35から空気が洩れ
始め、このときの圧力計の指針38aの指示値が
加圧弁33の開弁圧、即ち動作圧となる。尚、指
針38aに追従する保持用指針38bがあるた
め、加圧弁33の動作圧を正確に、且つ容易に続
み取ることができる。
また、ラジエータキヤツプ32の負圧動作圧を
チエツクする場合は、手動ポンプ40の吸排口4
0bを試料タンク30の連結口39に接続し、第
2図と逆の状態にする。この状態でポンプ体41
を圧縮、膨脹させることにより、試料タンク30
内の空気を吸引し、試料タンク30内を徐々に負
圧にしていく。これと同時に圧力計38の指針3
8aは負圧指示方向に変化し、保持用指針38b
を追従動作させる。そして、試料タンク30内の
負圧力が負圧弁の開弁圧になると、負圧弁34が
開いて通気口35より外気が吸入さ始める。従つ
て、この吸気時点に於ける指針38aの指示値が
負圧弁34の開弁圧、即ち動作圧力となる。また
このときの指示値は、指針38aに追従する保持
用指針38bによつて正確に指示される。
チエツクする場合は、手動ポンプ40の吸排口4
0bを試料タンク30の連結口39に接続し、第
2図と逆の状態にする。この状態でポンプ体41
を圧縮、膨脹させることにより、試料タンク30
内の空気を吸引し、試料タンク30内を徐々に負
圧にしていく。これと同時に圧力計38の指針3
8aは負圧指示方向に変化し、保持用指針38b
を追従動作させる。そして、試料タンク30内の
負圧力が負圧弁の開弁圧になると、負圧弁34が
開いて通気口35より外気が吸入さ始める。従つ
て、この吸気時点に於ける指針38aの指示値が
負圧弁34の開弁圧、即ち動作圧力となる。また
このときの指示値は、指針38aに追従する保持
用指針38bによつて正確に指示される。
このように本実施例によれば、圧力計38の指
示によりラジエータキヤツプ32の加圧弁33及
び負圧弁34が規定範囲の動作圧を備えているも
のであるか否かが簡単に判定できることとなつ
た。
示によりラジエータキヤツプ32の加圧弁33及
び負圧弁34が規定範囲の動作圧を備えているも
のであるか否かが簡単に判定できることとなつ
た。
また、本実施例はガソリンキヤツプの動作圧チ
エツクにも利用できるものであり、この場合に
は、圧力計38をガソリンキヤツプ用に交換すれ
ばよい。
エツクにも利用できるものであり、この場合に
は、圧力計38をガソリンキヤツプ用に交換すれ
ばよい。
また、第3図は圧力計38の圧力指示目盛Aの
内側にラジエータの蒸気圧温度目盛Bを形成した
変形例を示し、この圧力計38によりキヤツプ3
2の動作圧力を測定すれば、そのキヤツプが何度
の蒸気圧温度で動作ふるものであるかを判定する
ことが可能である。
内側にラジエータの蒸気圧温度目盛Bを形成した
変形例を示し、この圧力計38によりキヤツプ3
2の動作圧力を測定すれば、そのキヤツプが何度
の蒸気圧温度で動作ふるものであるかを判定する
ことが可能である。
このように本考案によれば、デイーラ,サービ
ス工場等に於て従来のような大掛りな設備がなく
とも、キヤツプの動作圧を容易にチエツクするこ
とができ、しかも携帯も可能であるため、キヤツ
プの検査場所が限定されず任意であると共に、電
源装置及び動力源等が全く不要となり、且つ安価
に製作できる等の効果がある。
ス工場等に於て従来のような大掛りな設備がなく
とも、キヤツプの動作圧を容易にチエツクするこ
とができ、しかも携帯も可能であるため、キヤツ
プの検査場所が限定されず任意であると共に、電
源装置及び動力源等が全く不要となり、且つ安価
に製作できる等の効果がある。
第1図は従来に於けるキヤツプ動作圧検査装置
を示す説明図、第2図は本考案に係るキヤツプ動
作圧検査装置の一例を示す構成図、第3図は本考
案に於ける圧力計の他の実施例を示す正面図であ
る。 30……試料タンク、31……キヤツプ取付
口、32……キヤツプ、33……加圧弁、34…
…負圧弁、40……手動ポンプ。
を示す説明図、第2図は本考案に係るキヤツプ動
作圧検査装置の一例を示す構成図、第3図は本考
案に於ける圧力計の他の実施例を示す正面図であ
る。 30……試料タンク、31……キヤツプ取付
口、32……キヤツプ、33……加圧弁、34…
…負圧弁、40……手動ポンプ。
Claims (1)
- 被検査キヤツプが嵌着できるキヤツプ取付口を
有する試料タンクと、この試料タンクに連結され
上記被検査キヤツプの動作圧を測定する圧力計
と、上記試料タンクに連通され、且つ試料タンク
内を加圧または負圧にする手動ポンプとからな
り、手動ポンプは、合成ゴム等の弾性部材からな
るポンプ体と、このポンプ体の両端に連通される
吸排口内に夫々挿着した一方向弁とから構成され
ていることを特徴とするキヤツプ動作圧検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124280U JPS631224Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124280U JPS631224Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56142219U JPS56142219U (ja) | 1981-10-27 |
JPS631224Y2 true JPS631224Y2 (ja) | 1988-01-13 |
Family
ID=29636621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4124280U Expired JPS631224Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS631224Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-27 JP JP4124280U patent/JPS631224Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56142219U (ja) | 1981-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6314794B1 (en) | Method and apparatus for detecting leaks in heat exchangers for motor vehicles | |
US5316057A (en) | Vapor recovery system tester | |
CN107340101A (zh) | 一种密封装置气体微泄漏评价装置及方法 | |
CN105806766B (zh) | 一种可测体变的柔性壁渗透仪 | |
US2707390A (en) | Valve testing device | |
US8201438B1 (en) | Detection of gas leakage | |
JPS63502450A (ja) | 緊密コアプラグの細孔容量と浸透率を測定する方法および装置 | |
CN106679899A (zh) | 一种风管严密性测试方法 | |
CN110907661A (zh) | 低气压环境下的加速度计动态性能测试装置以及检测方法 | |
CN219200739U (zh) | 一种软管的气密性测试装置 | |
JPS59170739A (ja) | タンクの漏洩検査方法 | |
US6931919B2 (en) | Diagnostic apparatus and method for an evaporative control system including an integrated pressure management apparatus | |
JPS60111132A (ja) | タンクの漏洩検査方法 | |
JPS631224Y2 (ja) | ||
JP3184885B2 (ja) | ガスメータ校正装置 | |
US20020069691A1 (en) | Low volume vacuum source for leak test fixture | |
CN208098041U (zh) | 一种高温体系下的pH值精确检测装置 | |
CN105806570A (zh) | 气体测漏检测装置 | |
CN110243444A (zh) | 负压源装置、燃气表检定气路系统及检定方法 | |
CN214309348U (zh) | 一种压力表的测漏结构 | |
CN212031523U (zh) | 一种离线测试活性炭样杯代表性的装置 | |
CN216669250U (zh) | 一种呼吸阀检测装置 | |
CN214224466U (zh) | 一种气密性检测渗漏标样 | |
CN218212537U (zh) | 测试膜通气性的装置 | |
CN218546014U (zh) | 一种负压测漏设备有效性的检测装置及负压测漏系统 |