JPS63122495A - 複合ミシン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は１台のミシンに、木＆ｉ機構とオーバーロッ
クｔｈ１機構とを備えるとともに、ミシンのｌ成妨作を
本縫とオーバーロック縫とにシノリ換える切換え手段を
罰えた複合ミシンに関する。

従来の技術 従来、１台のミシンに本縫機構とオーバーロックｌＩａ
構と、その切換え手段とを備えて、選択的に本縫とオー
バーロックｊとを行うようにしたこの種の複合ミシンに
は、例えば、４、ν開１１１５３−８７５５１号公報お
よび実公昭８０−３１１０５号公報、実公昭ＢＯ−２０
３６９号公報等がある。

発す１が解決しようとする問題点 従来この種の複合ミシンは、本縫を行う通常のミシンの
アームの取付部にオーバーロック縫機構を備えていたの
で、木＆ｉ機構とオーバーロック縫機構とは上軸を共通
するのみで、針および針棒、押え棒等の上回り部材と針
板、布送り等の下回り部材はそれぞれ別個に装備されて
おり、コスト高になるとともに、それぞれの縫い方に合
わせて組成位置を移動させなければならないという使用
上の不便があった。また、縫い方に合わせて各部材の運
動駿が変わるために複雑な機構を必要とする欠点もあっ
た。

一方、直線縫機構と共にジグザグ縫機構を備えて模様縫
、ボタンホール縫等の本縫を行う家庭用ミシンの使用者
の間には、より高度の結成をするためにオーバーロック
ミシンに対する需要が高まっており１両者を合わせた複
合ミシンの改良についても要望されるところとなってい
る。

問題点を解決するための手段 そこで本発明は、１台のミシンに、本縫機構とオーバー
ロック縫ｖ１構とを備えるとともに、ミシンの組成動作
を本縫とオーバーロック縫とにνＪり換えるν１換え手
段を備えた複合ミシンにおいて、前記本縫機構に基線変
換？ｃ２１を設け、この基線変換装置によって針位置を
変更された同一の針の昇降位置に前記オーバーロック縫
ａ構の上ルーパーと下ルーパーを設け、この上ルーパー
と下ルーパーとを駆動するルーバー軸と下軸との間を連
結するルーパー駆動機構中にクラッチを介設して。

このクラッチを前記切換え手段としたことを特徴とする
複合ミシンを提供するものである。

作用 上記のように本発明は本縫機構に基線変換装置を設けて
、この基線変換装置によって針位置を変更された同一の
針の昇降位置にオーバーロック縫機構の上ルーパーと下
ルーパーを設けたので、本縫機構とオーバーロック縫機
構とは針ならびに針棒および押え棒等の上回り部材を共
通して使用でき、それらを別設していた従来機に比べて
コストダウンできると共に、本縫使用位置とオーバーロ
ック縫使用位置とがミシンの同一位置ででき、縫位置の
切り換えを要していた従来の使用上の欠点を除去するこ
とができる。

実施例 以下に本発明の実施例を図面について説明する。

図において、ｌはモータＭに駆動されるミシンの上軸、
２は上軸ｌの先端に連結されて昇降する針棒、３は針棒
２と共に通常のオーバーロックミシンと同様に下端がミ
シンの手前側となるように適宜の角度に傾斜した押え棒
、４は上軸ｌの中間と針棒２どの間に付設した模様選択
カム軸軸、レバー４ｂおよびジグザグ発生カム軸４ｃと
からなる直線縫ならびにジグザグ＆ｉ？ｃ２１．５は模
様選択カム軸４ａ上に設けた基線変換カム、Ｐは針棒２
の下端に取り付けた針、６は押え棒３の下端に取り付け
た布押え、７はタイミングベルト８を介して上軸ｌと同
期回転するようにベッドＢ内に横架した下軸、９は下軸
７に従動回転する全回転型釜、１０は下軸７の中間に固
定したルーバーカム、１１はルーパーカムｌＯに外嵌し
て下軸７の回転と共に昇降する昇降ロッド、１２は昇降
ロッドｌ！の下部に嵌合する球形の自在軸継手１３を介
して下軸７に連らなリ、下軸７に対して直交方向にベッ
ドＢ内に横架したルーパー軸１４に基部を遊嵌して揺動
するクランク、１５はこのクランク１２に側面を重ね合
わせるようにじてルーパー軸１４に固定した従動クラン
ク、ＩＢは第５図に示すように、上記従動クランク１５
とクランク１２とに共通してルーパー軸１４と平行にそ
れぞれ形成した連結孔、１７は連結孔ＩＢ内に揺動自在
に嵌合する連結ピンで、この連結ピン１７を介してクラ
ンク１２の揺動がルーパー軸１４の往復半回転に伝動さ
れる。１８はルーパー軸１４に一端を固定した上ルーパ
ークランク、１３は上ルーパークランク１８の先端を下
端に連結し、中間を回動軸受２０に保持された上ルーパ
ーロッド、２１は上ルーパーロッド１３の上端に固定さ
れてルーパー軸１４の半回転と共に昇降しつつ左右へ揺
動する上ルーパー、２２は前記ルーパー軸１４に別に固
定した下ルーパ−クランク、２３は下ルーパ−クランク
２２の先端に一端を連結した連結杆、２４は連結杆２３
の他端にレバー２５の先端を連結して軸受２Ｂに軸受け
された下ルーパー軸、２７は下ルーパー軸２４に下端を
固定し、上端に鎌形の下ルーパ−２８を取り付けて、該
下ルーパ−２８をルーパー軸１４の回転と共に揺動往復
させる下ルーパ−ロッドである。上記上ルーパー２１と
下ルーパ−２８は前記基線変換カム５とレバー４ｂとが
係合する基線変換位置での針Ｐの昇降位２１見上で王者
が協働する位置に設けられている。　３０は、下軸７の
回転をルーパー軸１４の半回転に伝動する前記連結ピン
１７と、この連結ピン１７の外端を固定してルーパー軸
１４上に遊嵌するピン台３１と、ベッドＢの底部にルー
パー軸１４と平行して摺動自在に設けたクラッチ操作杆
３２とからなるクラッチで、このクラッチ３０は、連結
ピン１７をクランク１２と従動クランク１５との結合位
ｎにおいて下軸７の回転をルーパー軸１４に伝動させて
行うオーバーロック縫と、上記連結ピン１７をクランク
１２例の連結孔１８内から脱出させて非結合位置におい
て行う本縫とを切り換える切換え手段を構成する。

３３はピン台３１を従動クランク１５に圧接させる押圧
ばね、３４ａはクラッチ操作杆３２を結合位置に保持す
る一方のストッパ、３４ｂはクラッチ操作杆３２を非結
合位Ｐｉ（第５図中点線位２１）に保持する他方のスト
ッパである。３５は、二叉ロッド３ＢにベッドＢ内で連
結されて揺動し先端の送り尚３７を前後に往復させつつ
、下軸７に固定した布送りカム３８によって上下に揺動
する布送り土台である。３８は上記送り南３７の上方で
ベッド面に固定される針板である。この針板３９は、本
縫を行う際に針Ｐが昇降する長孔形の本縫用針孔４Ｇと
その側方に基線変換された同針Ｐがオーバーロックｌを
行う際に昇降するオーバーロック縫用針孔４１を並設し
ている。

４２は針板３９の側縁に形成されたオーバーロックのル
ープ形成板である。

４３は、上記針Ｐの昇降位ｎおよび荊記下ルーパー２８
の設定位置の近傍で、上記針板３３の手前側の切欠部４
４内に設けた固定刃４５と昇降ｕ（動刃４Ｂとからなる
オーバーロック縫用のメス装置である。

４７はベッドＢの底部−側に設けた昇降作動アームで、
ベッドＢの底部奥側に支点軸４８を具え、第７図に示す
ように、中間に形成した窓孔４３内に下軸７に固定した
カム５０を係合せしめることによって揺動する。前記昇
降可動刃４６は、この昇降作動アーム４７の先端に横に
穿孔した軸重５１を貫通するスライド軸５２の一端に取
り付けられており、該スライド軸５２を同軸に嵌装した
コイルばね５３に抗して押し山した後に半回転させるこ
とによって第５図中点線で示すようにベッドＢ内へ回動
し、本縫い使用時に差し支えのない位置に回避する。−
力、固定刃４５は上記スライドＩＰ６Ｉ５２と平行にベ
ッドＢ内に横架した別のスライド軸５４の一端に取り付
けられており、他端に一体形成した螺杆部５５に螺合す
るｇ４節ねじ５８を回転可能にベッドＢ上面に臨ませて
保持せしめ、上記スライド＠５４に別のコイルばね５７
を嵌装している。そして、調節ねじ５６を回転すること
により上記スライド軸５４が長さ方向に移動し、固定刃
４５の移動につれて昇降可動刃４Ｂも一体に移動し、そ
れによって血縁を縫合するかがりＭＩＩＩＪが調節され
る。５日はかがり縞幅の表示板で、第６図に示すように
スライド軸５４の左端裏面から回止めねじ５３をねじ込
み、両側面を面取りした該面取めねじ５９の頭部８０を
、ベッドＢに固定した固定板６１に設けた長孔６２に嵌
合させることによって固定刃４５の回り止めを行う一方
で、上記回止めねじ５３の先端を透す１板で形成した上
記表示板５Ｂ上から透視することによりかがり縫い幅の
ゲージも兼用させている。

６３は、第８．８図に示すように、この複合ミシンが木
縫に使用されるときに、ミシンのベッド凹部ｂ、すなわ
ち、前記上ルーパー２１．下ルーパ−２８ならびにそれ
らにループ糸を供給する糸案内８４等のオーバーロック
機構を付設するためにベッドＢの正面中央から右側に形
成した凹部を覆うカバーである。このカバー８３は、ベ
ッド凹部すの前部下縁に両側のヒンジ軸Ｂ５を支承させ
て、ベッドＢの高さに等しい高さを有する正面板８Ｂと
、この正面板６Ｂの上縁に両側のヒンジ軸８７を支承さ
せて、二つ折り可能に連結され、ベッド凹部すの奥行き
に相当する幅を有する上面板Ｂ８とによって構成されて
おり、上面板６Ｂの先端に形成した掛止片Ｂ９をベッド
凹ｓｂの正面に設けた掛止ｌ＆７Ｇに着脱自在に掛止す
るように設けられている。

７１は上記カバー６３の奥でベッド凹部す内に設けた初
層除去用カバーである。この切屑除去用カバー７１は、
下縁両側のヒンジ軸７２をベッド凹部す面の軸受７３に
左右への摺動を自在にして支承されて斜めに起立し、別
のヒンジ軸７４を介して、先端を面形に形成した覆部７
５を回動自在に枢着し。

オーバーロック縫時には、ｍｔｏ図に示すように頂部７
５を起立してベッドＢ内へ切屑が入ることを防ぐように
用いる。７Ｂは頂部７５の起立状態を保持するために、
切屑除去カバー７１に一体形成した板ばねである。

以上のように構成したこの複合ミシンを木縫いに用いる
ときは、切換え手段であるクラッチ３ｏのクラッチ操作
杆３２を非結合位置においてクランク１２から連結ピン
１７を離脱する一方、スライド軸５２を操作して昇降可
動刃４ＢをベッドＢ内へ回避させ。

ベッド凹部すをカバー８３で覆うと通常のジグザグミシ
ンと同様に使用できる。

次ニ、オーバーロック縫を行うときは、カバー６３をｍ
ｔｏ図に示すように手前側に開いて二つ折りにし、すＪ
屑除去用カバー７１を少し起して糸案内８４にそれぞれ
ループ糸を通して上ルーパー２１．下ルーパ−２８に挿
通し、本縫時に倒伏させておいた覆部７５を起立する０
次いでクラッチ操作杆３２を非結合位置から外して手前
側の結合位置におくと、ルーパー軸１４上のピン台３１
が押圧ばね３３に押されて前進し、連結ピン１７がクラ
ンク１２と従動クランク１５を連結状態に保持する。さ
らに、模様選択カム軸４ａを回して、表示位置に合わせ
ると基線変換カム５の最高所がレバー４ｈと係合し、針
棒２と共に針Ｐが基線変換位置に位置する０以上によっ
てこの複合ミシンは本縫からオーバーロック縫状態に切
り換わり、本縫時に用いた針Ｐおよび′針棒２、押え林
３等の上回り部材と、針板３９．布送り土台３５、送り
ｔ！Ｉ３？等の下回り部材をそのままオーバーロック縫
いに用い、またそのｉｔ場所も本縫時と同じ位置で行わ
れる。

発明の効果 以上のように１本発明は、１台のミシンに、木ｊ１１機
構とオーバーロック縫機構とを備えるとともに、ミシン
の組成動作を本縫とオーバーロック縫とに切り換える切
換え手段を備えた複合ミシンにおいて、前記本縫機構に
基線変換？ｅ置を設け、この基線変換装置によって針位
置を変更された同一の針の昇降位こに前記オーバーロッ
ク縫機構の上ルーパーと下ルーパーを設けたので、本縫
時に用いた針および針棒、押え棒等の上回り部材と、針
板、布送り土台および送り南等の下回り部材をそのまま
オーバーロック縫に使用することができ。

従来それらを本縫用とオーバーロック縫用とに２系統に
別設していたものに比べて複合ミシンの構造を大幅に龍
略化してコストダウンし、製作を容易にすると共に、使
用面では１両者がｉｉｊ＆場所を移すことなく同一場所
で同一の針でできるという有利さがある。また、本縫使
用とオーバーロックｌ使用とを切り換える切換え手段を
本発明は、上ルーパーと下ルーパーを駆動するルーパー
軸と下軸との間を連結するルーパー駆動機構中にクラッ
チを介設して、このクラッチをジノ換え手段としたので
、上記２様のｊ１１成動作の切り換え機構がきわめて簡
単になり、また、円滑に切り換えられるという利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は一部切欠
正面図、第２図は左側面図、第３図は主として縦方向の
構造を略示する立面図、第４図は主として針棒付近の構
造を略示する側面図、第５図はベッド内の構造を略示す
る平面図、第６図はルーパ一部分の構造を略示する一部
切欠側面図、第７図はメス装置の構造を略示する側面図
、第８図はカバーを取り付けた状１１を示す一部切欠正
面図、第９図は同上の一部切欠側面図、第１Ｏ図は切屑
除去用カバーの使用状態を示す一部切欠側面図である。 Ｍ・・モータ、ｌ・・上軸、２・・針棒、３・・押え棒
、４・・直線縫ならびにジグザグ縫装置、４ａ・・模様
選択カム軸、４ｂ・・レバー、４ｃ・・ジグザグ発生カ
ム軸、５・・基線変換カム、Ｐ・・針、ｉＬ・・基線変
換昇降位置、６・・布押え、７・・下軸、８・・タイミ
ングベルト、９・・全回転型釜、　１０・・ルーパーカ
ム、１１・・＃ｌ降ロッド、　１２・・クランク、１３
・・自在継手、１４・・ルーパー軸、１５・・従動クラ
ンク、！６・・連結孔、１７・・連結ピン、　１８・・
上ルーパークランク、１Ｂ・・上ルーパーロッド、２Ｇ
・・回動軸受、２１・・上ルーパー、２２・・下ルーパ
−クランク、２３・・連結杆、２４・・下ルーパー軸、
２５・−レバー、２６・・軸受、２７・・下ルーバーロ
ッド、２８・傘下ルーパー、３０・・クラッチ、　３１
・・ピン台、３２・・クラッチ操作杆、３３・・押圧ば
ね、　３４ａ、３４ｂ・・ストッパ、３５・・布送り土
台、３Ｂ・・二た又ロッド、３７・・送り歯、３８・・
布送りカム、３９・・針板、４０・・本縫用針孔、　４
１・・オーバーロックｊ用針孔、４２・・ループ形成板
、４３・・メス装コ、４４・・切欠部、４５・・固定刃
、４Ｂ・・昇降可動刃、４７・・昇降作動アーム、Ｂ・
・ベッド、ｂ・・ベッド凹部、４８・・支点軸、４３・
・窓孔、　５Ｇ・・カム、５１・・軸筒、５２・・スラ
イド軸、５３・・コイルばね、５４・・スライド軸、５
５・・螺杆部、５６・・調節ねじ、５７・・コイルばね
、５Ｂ・・表示板、５８・・回止めねじ、ＢＯ・・頭部
、８１・・固定板、６２・拳長孔、６３・・カバー、６
４・・糸案内、　８５・・ヒンジ軸、８Ｂ・・正面板、
６７・・ヒンジ軸、６８・・上面板、６９・・掛止片、
７０・・掛止縁、７１・・！／Ｊ屑除去カバー、７２・
・ヒンジ軸、７３・・軸受、７４・・ヒンジ軸、７５・
・覆部、　７Ｂ・・板ばね、

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）１台のミシンに、本縫機構とオーバーロック縫機
   構とを備えるとともに、ミシンの縫成動作を本縫とオー
   バーロック縫とに切り換える切換え手段を備えた複合ミ
   シンにおいて、前記本縫機構に基線変換装置を設け、こ
   の基線変換装置によって針位置を変更された同一の針の
   昇降位置に前記オーバーロック縫機構の上ルーパーと下
   ルーパーを設け、この上ルーパーと下ルーパーとを駆動
   するルーパー軸と下軸との間を連結するルーパー駆動機
   構中にクラッチを介設して、このクラッチを前記切換え
   手段としたことを特徴とする複合ミシン。
2. （２）前記ルーパー軸と下軸との間に設けた前記ルーパ
   ー駆動機構が、下軸に固定したルーパーカムと、該ルー
   パーカムに外嵌する昇降ロッドと、該昇降ロッドに自在
   軸継手を介して連らなって上記ルーパー軸に遊嵌するク
   ランクと、このクランクに接してルーパー軸に固定され
   た従動クランクと、この従動クランクと上記クランクと
   に共通してルーパー軸と平行に設けた連結孔内に摺動自
   在に嵌装されて、クランクの揺動をルーパー軸の往復半
   回転に伝動する連結ピンとからなり、前記クラッチが、
   上記連結ピンの外端を固定してルーパー軸に沿って移動
   可動に設けられたピン台と、ミシンのベッドに支承され
   て上記ピン台および連結ピンをクラッチの結合位置と非
   合位置とに切り換えるようにしたクラッチ操作杆とから
   なることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の複合
   ミシン。
3. （３）前記本縫機構がジグザグ縫装置を備え、前記基線
   変換装置が、上記ジグザグ縫装置の模様選択カム軸に付
   設した基線変換カムであることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の複合ミシン。
4. （４）前記針が、通常のオーバーロックミシンのミシン
   針と同様に下端がミシンの手前側になるように適宜の角
   度に傾斜して設けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の複合ミシン。
5. （５）前記針の昇降位置に、本縫用針孔とオーバーロッ
   ク縫用針孔とを並設した針板を設けたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の複合ミシン。
6. （６）前記針の昇降位置および前記下ルーパーの設置位
   置の近傍に、固定刃と昇降可動刃とからなるオーバーロ
   ック縫用のメス装置を付設し、昇降可動刃を昇降作動ア
   ームに対して回動可能に取り付けて、本縫時の縫成に差
   し支えない回避位置へ切り換え自在に設けたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の複合ミシン。
7. （７）前記固定刃と前記昇降可動刃とがそれぞれ摺動自
   在に軸受けされたスライド軸の先端に取り付けられてお
   り、それぞれのスライド軸にコイルばねを嵌装して固定
   刃に対して昇降可動刃を側面から圧接するように設ける
   一方、固定刃のスライド軸の基端に螺杆部を形成し、こ
   の螺杆部に螺合する調節ナットをミシンのベッドに回転
   可能に保持せしめて、オーバーロック縫時の布縁を縫合
   するかがり縫幅を調節可能にしたかがり縫幅調節装置を
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の複
   合ミシン。
8. （８）前記オーバーロック縫機構を構成する前記下ルー
   パーと上ルーパーおよび、それらへループ糸を供給する
   糸案内を取り付けたミシンのベッド凹部に、上記各部材
   を覆うカバーを取り付けたことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の複合ミシン。
9. （９）前記カバーが、前記ミシンのベッド凹部の前部下
   縁にヒンジ軸を有してベッドの高さに等しい高さを有す
   る正面板と、この正面板の上縁にヒンジ軸を介して二つ
   折り可能に連らなり、ミシンのベッド凹部の奥行きに相
   当する幅を有する上面板とからなり、上面板の先端に形
   成した掛止片をベッド凹部の正面に設けた掛止縁に着脱
   自在に掛止するように構成したことを特徴とする特許請
   求の範囲第８項記載の複合ミシン。
10. （１０）前記カバーの奥の前記ベッド凹部面に切屑除去
    カバーを起立自在に設け、この切屑除去カバーに先端を
    廂形に形成した覆部をヒンジ軸を介して回動自在に枢着
    したことを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の複合
    ミシン。