JPS63121896A - 歪ゲ−ジを利用したリ−ド呼気センサ付電子楽器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は歪ゲージを利用したリード呼気センサ付電子楽
器に関するものである。

（従来の技術） 電子楽器の音を制御するため呼気を利用しかつそのセン
サとして歪ゲージを用いたものは従来から存在するが、
従来のものは呼気を受ける振動板に板ばねを接しさせ、
このばねの撓みを歪ゲージで検出する方式であつＩＣた
め、構造的に複雑であり、また呼気の変化が直接歪ゲー
ジに感じられず、その結果吹奏感も良くない欠点があっ
た。

（技術的課題） 本発明は前記の問題を解決するもので、その目的は呼気
の変化を歪ゲージによって直接的に検出することができ
、それにより吹奏感の良好な歪ゲージを利用したリード
呼気センサ付電子楽器を提供することにある。

（技術的手段） 前記目的を達するため本発明者は、アコーディオンや鍵
盤ハーモニカ等で使用されているリードに歪ゲージを組
合せ、振動を電気的にひろい、その信号で電子楽器の出
力を制御することに想到し１こ　。

即ち本発明は、呼気によって振動するリード、その撓み
量を検出し電気信号にかえる歪ゲージ並びに呼気入力処
理回路、その出力を入力し楽器本体からのアナログ信号
を制御するＶＣＡを備えた歪ゲージを利用したリード呼
気センサ付電子楽器である。

（発明の作用） 呼気入力部より演奏者の呼気が入力されると、呼気流に
よってリードが振動し、その振動は歪ゲージにより検出
されかつ電気信号にかえられる。

この信号は呼気入力処理回路で処理され、電子楽器の出
力制御に必要な電圧範囲となり、楽器本体からのアナロ
グ信号をＶ　ＣＡ　（Ｖｏｌｔａｇｅ　Ｃｏｎｔｒｏｌ
　ｌｅｄ　Ａｍｐｌｉｆｉｅｒ）で制御し、その出力は
外部出力装置を経て演奏音としてきこえることとなる。

（実施例） 図示実施例を参照して説明する。１は呼気入力部であり
、２はリード口、３はリード、４はそこへ取付けた歪ゲ
ージ、５は信号線である。リード３は、鍵盤ハーモニカ
やアコーディオン等のリード楽器において使用されるの
と同様のものが利用でき、先端が自由に振動できるよう
に基部で固定されており、その基部に歪ゲージ４を取付
けている。このリード３には、その振動音を消音する必
要がある場合には第２図に示すよう消音器６を取付ける
ことかできる。

第２図中、７は整流回路、８は増幅回路でこれらは呼気
入力部１と共に呼気入力処理回路９を構成する。１０は
楽器本体側の回路で、キーボード１１と音源シンセサイ
ザ１２、デジタルアナログ変換器１３、増幅回路１４を
有し、Ｖ　ＣＡ　１５ヘアナログ信号を出ノ〕する。１
６はＶＣＡ１５の出力で駆動される外部出力装置１７の
増巾器、１８はスピーカである。

（発明の効果） 本発明は以上の如く構成され、かつ作用するので、自由
に振動することができるリードによって呼気の強弱変化
が検出されることとなる結果、従来の歪ゲージを用いた
方式では全く期待することができない広い幅で呼気変化
の検出が可能となり、従って楽器本体の演奏音に幅広い
変化を与えることができかつ、呼気変化が音に反映する
幅やタイミングも良好であるので吹奏感のある演奏を楽
しむことができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係る歪ゲージを利用したリード呼気センサ
付電子楽器の１実施例を示すもので第１図は呼気入力部
の平面説明図、第２図はブロック図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）呼気によって振動するリード、その撓み量を検出
   し電気信号にかえる歪ゲージ並びに呼気入力処理回路、
   その出力を入力し楽器本体からのアナログ信号を制御す
   るＶＣＡを備えた歪ゲージを利用したリード呼気センサ
   付電子楽器。
2. （２）リードはその振動音を消音する消音器を付属した
   特許請求の範囲第１項記載の歪ゲージを利用したリード
   呼気センサ付電子楽器。