JPS6312117Y2 - - Google Patents

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JPS6312117Y2
JPS6312117Y2 JP1982163234U JP16323482U JPS6312117Y2 JP S6312117 Y2 JPS6312117 Y2 JP S6312117Y2 JP 1982163234 U JP1982163234 U JP 1982163234U JP 16323482 U JP16323482 U JP 16323482U JP S6312117 Y2 JPS6312117 Y2 JP S6312117Y2
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JP
Japan
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roller
cam
lever
web
impression cylinder
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JP1982163234U
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JPS5968746U (ja
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  • Rotary Presses (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、グラビア印刷機、磁気テープ塗布機
等における圧胴の位置移動、及びコンペンセータ
ローラ装置のローラ位置移動等によりウエブの通
路長さが変化する設備に使用され、ウエブの通路
長さの変化を補償する装置に関するものである。
従来のグラビア印刷機における圧胴上下移動機
構の一例を第1図a及びbに基づいて説明する。
2個の平行フレーム6,6にヒンジシヤフト3
が回転自在に支承されている。ヒンジシヤフト3
には2本の圧胴レバー4,4が固設され、圧胴レ
バー4,4の間に圧胴5が回転自在に支承されて
いる。フレーム6,6の外側には、それぞれ油圧
シリンダ1の基部が枢着され、油圧シリンダ1の
ピストンヘツドは、それぞれヒンジシヤフト3の
端部にその基部が固着されたレバー2の先端部に
枢着されている。
従つて、油圧シリンダ1のピストンを前進後退
させると、ヒンジシヤフト3が回転し、圧胴レバ
ー4が揺動し、圧胴5も揺動し、上下方向に移動
する。圧胴5の上下方向の移動に伴うウエブの通
路の変化を第2図に示す。第2図において17は
ウエブ、18はガイドローラ、19は版胴であ
る。圧胴5及びウエブ17の実線位置は圧胴5下
降時を、一点鎖線位置は圧胴5上昇時を示す。こ
のように圧胴5の上下方向の移動により、ウエブ
17の通路長さが変化する。この通路長さの変化
はウエブ17自身の伸縮により吸収されるように
なつている。
然しながら、運転中のウエブの伸縮は、グラビ
ア印刷機では色見当のずれ等が発生する。
本考案の目的は従来技術の欠点をなくし、位置
移動を必要とする圧胴等の作動ローラの周面に沿
つて移動するウエブの通路長さが、該作動ローラ
の位置移動により変化しても、これを補償しウエ
ブ通路長さを一定に保ち、ウエブの伸縮による不
都合な問題を回避することができる装置を提供す
るにある。
本考案によるウエブの通路長さ変化の補償装置
は、位置移動を必要とする作動ローラの周面に沿
つて移動するウエブを案内する補償ローラと、該
作動ローラの位置移動の為の駆動源に接続され、
該作動ローラと同時に該補償ローラを位置移動さ
せる駆動機構よりなり、該作動ローラの位置移動
によるウエブの通路長さの変化を、該補償ローラ
の位置移動によるウエブの通路長さの変化により
補償し、ウエブの通路長さを一定に保つようにし
てあることを特徴とする装置である。
本考案による装置の好ましい態様においては、
前記補償ローラを位置移動させる駆動機構がカム
機構を有する。
以下、本考案の装置を実施例の図面の第3図
a,b及び第4図に基づいて説明する。
第3図a,bにおいて、圧胴5の上下位置移動
の駆動機構は第1図に示した従来の装置における
機構と同じである。従つて、この機構に関する部
品、部位は同一符号で示し、重ねての説明を省略
する。ただ、この装置においてはレバー2が油圧
シリンダ1のピストンヘツドの枢着点より更に延
伸せしめられ、その延伸先端部にロツド7が枢着
されていることが、第1図におけるレバー2と異
なる。
この装置においては、フレーム6,6の間に補
助ヒンジシヤフト16が回転自在に支承され、補
助ヒンジシヤフト16には2本のローラレバー1
3,13が固設され、ローラレバー13,13の
間に補償ローラ14が回転自在に支承されてい
る。フレーム6,6の間にはもう1本のシヤフト
12が回転自在に支承されている。
シヤフト12のフレーム6,6より外側に突出
する両端には、それぞれカムレバー8及びカム9
を固設してある。カムレバー8と前記レバー2の
延伸部にはロツド7の両端が枢着されている。補
助ヒンジシヤフト16のフレーム6,6より外側
に突出する両端には、それぞれカムコロレバー1
1を固設してある。カムコロレバー11にはカム
コロ10が枢着され、カムコロレバー11はカム
コロ10を常にカム9周面に圧接させる方向にス
プリング15により付勢されている。
従つて、油圧シリンダ1のピストンを前進後退
させると、第1図の場合と同様に圧胴5が上下動
すると共に、レバー2の揺動により、カムレバー
8及び9がシヤフト12を中心として回動せしめ
られ、カムコロ10がカム9の周面に沿つて移動
することによつて、カムコロレバー11がカム9
のプロフイルに応ずる揺動運動をなし、従つてロ
ーラレバー13が同様な揺動運動をなし、補償ロ
ーラ14が上下に位置移動する。
よつて、この装置では、油圧シリンダ1の各作
動状態における圧胴5の移動位置によるウエブの
通路長さの変化量と、補償ローラ14の位置移動
によるウエブの通路長さの変化量と、補償ローラ
14の位置移動によるウエブの通路長さの変化量
とが、プラス・マイナスの反対の等しい絶体値に
なるように、補償ローラの移動量を計算により求
め、その移動量を与えるカム9のプロフイルをカ
ムレバー8、カムコロレバー11、カムコロ10
径の取付関係寸法等から逆算して求めて、カム9
のプロフイル等が設計されてある。従つて、圧胴
5の移動位置に拘らず、ウエブの通路長さは一定
に保たれる。
この装置によるウエブの通路の変化状況を第4
図に示す。第4図においても、第2図の場合と同
様に、圧胴5及びウエブ17の実線位置は圧胴5
下降時を、一点鎖線位置は圧胴5上昇時を示す。
実線位置と一点鎖線位置ではウエブ17の通路は
異なるが、通路の長さは同じである。
本考案の装置は以上の如く構成され、且つ作動
するので、本考案の装置を設置するときは、圧胴
等の作動ローラの位置が移動しても、ウエブの通
路長さを1定に保つことができ、ウエブの伸縮を
防ぎ、被塗布材の厚みの不均一及び見当ずれを防
止することができる。
ウエブの通路長さの変化機構部に通路長さ変化
量に変更がある場合でも、カムのプロフイルを変
更するだけで、本考案の装置をそのまま使用する
ことがきる。本考案の装置において、カムのプロ
フイルは作動ロールによるウエブの通路長さの変
化量から逆算して求められるので、種々の通路長
さ変化機構部にも広範囲に適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは従来のグラビア印刷機の圧胴
上下移動機構部の一例の縦断面図及び側面図、第
2図は第1図の装置におけるウエブの通路を示す
側面図、第3図a及びbは本考案の装置を備える
グラビア印刷機の圧胴上下移動機構部の実施例の
縦断面図及び側面図、第4図は第3図の装置にお
けるウエブの通路を示す側面図である。 1……油圧シリンダ、2……レバー、3……ヒ
ンジシヤフト、5……圧胴、7……ロツド、8…
…カムレバー、9……カム、10……カムコロ、
11……カムコロレバー、14……補償ローラ、
15……スプリング、16……補助ヒンジシヤフ
ト、17……ウエブ、19……版胴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部にカムを固設し、回転可能に配置されたシ
    ヤフトと、端部に、前記カムに接するカムコロを
    回転可能に支持した操作用のレバーが固設され、
    前記シヤフトと所定の間隔で平行に回転可能に配
    置されたシヤフトの中央部に、レバーを介して支
    持された補償ローラと、端部に操作用のレバーが
    固設され、回転可能に配置されたシヤフトの中央
    部に、レバーを介して支持された作動ローラと、
    作動ローラの操作用のレバーと前記カムとを結合
    するロツドを設け、作動ローラと補償ローラを同
    時に揺動させるように構成したことを特徴とする
    ウエブの通路長さ変化の補償装置。
JP16323482U 1982-10-29 1982-10-29 ウエブの通路長さ変化の補償装置 Granted JPS5968746U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16323482U JPS5968746U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ウエブの通路長さ変化の補償装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16323482U JPS5968746U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ウエブの通路長さ変化の補償装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968746U JPS5968746U (ja) 1984-05-10
JPS6312117Y2 true JPS6312117Y2 (ja) 1988-04-07

Family

ID=30358229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16323482U Granted JPS5968746U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ウエブの通路長さ変化の補償装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042436A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Toyota Motor Corp ウェブ搬送装置及びウェブ搬送方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652962U (ja) * 1979-10-01 1981-05-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5483401U (ja) * 1977-11-19 1979-06-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652962U (ja) * 1979-10-01 1981-05-09

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Publication number Publication date
JPS5968746U (ja) 1984-05-10

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