JPS6311957Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6311957Y2
JPS6311957Y2 JP1984117724U JP11772484U JPS6311957Y2 JP S6311957 Y2 JPS6311957 Y2 JP S6311957Y2 JP 1984117724 U JP1984117724 U JP 1984117724U JP 11772484 U JP11772484 U JP 11772484U JP S6311957 Y2 JPS6311957 Y2 JP S6311957Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chains
flexible support
pair
chain
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984117724U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6131450U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11772484U priority Critical patent/JPS6131450U/ja
Publication of JPS6131450U publication Critical patent/JPS6131450U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6311957Y2 publication Critical patent/JPS6311957Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は不特定多数の人が集会する場所等で
共用される主としてスリツパ等の履物或いは雑誌
を清潔にするために使用する共用物クリーナー装
置に関するものである。
病院の外来患者用待合室、ホテル、旅館等の宿
泊施設、レジヤー施設等不特定多数の人間が集会
する場所には、上履きとしてスリツパが常備され
又待ち時間或いは休憩時間を利用して読書をする
ための種々の雑誌等が置かれているが、これらの
ものは多人数の者による使用や接触により、種々
の雑菌が付着し非衛生なものである。それは、
汗、唾液等の体内分泌物であり、人間に付着した
感染菌である等色々である。又悪臭の浸透等も著
しい。にもかかわらずこれらのものは、反復共用
頻度が高く一括消毒の機会が少ないために、長期
間何等の処理をすることなく常備使用に供せら
れ、僅かに手の洗浄消毒装置が提供され一部に使
用されている程度である等極めて非衛生的であ
り、皮膚病その他の病気の感染の一因ともなつて
いる現状である。
そこで、こうした要求に応えるべく、例えば、
実開昭48−95484号公報或いは実開昭55−16187号
公報に開示されている装置が提案されている。
前者の考案は、靴の殺菌脱臭を狙つたものだ
が、加熱空気循環用の手段が設けられてはいるも
のの、靴はその当初載置された位置に留まるもの
であるから、観音開きの扉を開いて靴を出し入れ
しなくてはならず、その都度内部の加熱空気が出
てしまい、効率が悪いものである。
又、脱臭装置があるものの、この脱臭装置は吸
臭性の脱臭剤を用いるものであり、その機能は暫
時低下するから、靴に臭いが残つていることを利
用者において初めて分かるものであり、接客のた
めの装置としては、今一つ足りないものである。
そして、後者の考案は、スリツパの消毒殺菌を
狙つたものだが、ベルトコンベアによつてスリツ
パを持ち上げる実施例構造は、コンベアの突起に
スリツパを引つ掛けるようなもので、どのように
して確実に、且つ、傷を付けずに持ち上げ、更
に、引つ掛かりなく落下させるのかが不明で、実
際に使用できる程度の具体的な解決手段を開示し
ているものではない。
又、脱臭機能を備えているものでもないのであ
る。
本考案は斯る現状に鑑み使用の都度短時間に、
しかも、管理者において管理手数をかけることな
く消毒でき、使用者は常に清潔なスリツパ、雑誌
等を使用し手にすることができる共用物クリーナ
ー装置を提供することを目的とする。
具体的な実施例を図示例において詳説すると以
下の通りである。
第1図、第2図は、横搬送と、縦搬送の結合さ
れた堅型タイプの断面構成図と搬送体として用い
たチエーンの巻掛け状態説明図であつて、1がケ
ーシングであり、2が物品供給部、3が物品取出
口部、4が受け容室であつて取出し口5を具備し
ている。
ケーシング1の内部には、物品供給部2と物品
取出口部3を通過する搬送体6が駆動モーター7
により稼動されるよう配設され且つ物品供給部2
から物品取出口部3までの搬送体6の移動経路に
沿つて、殺菌灯8、香料噴射装置9、赤外線ヒー
ター10がケーシング1の内壁に取着支持されて
順次配設されている。
搬送体6は第2図に明示するように、四本の同
長チエーンである一対の外側チエーン6a,6
a′と一対の内側チエーン6b,6b′及び両チエー
ン相互を連結する多数の屈撓性支持台6c,……
からなり、外側チエーン6a,6a′と内側チエー
ン6b,6b′は物品供給部2を通過後物品取出口
部3に至るまで、互いに異つた位置において縦方
向移動経路11を通り、物品取出口部3から横方
向移動経路12とした物品供給部2を通過するま
では、隣接した同一移動経路を通つて移動循環す
るよう各スプロケツトに巻掛けられる。そして、
屈撓性支持台6c……は、縦方向移動経路11に
おいて、外側チエーン6a,6a′と内側チエーン
6b,6b′相互間に水平に張設され且つ横方向移
動経路12を含む同一経路においては、チエーン
に沿つて相互に重複することなく連続し一種のベ
ルト状態を形成する間隔で、チエーン構成リンク
に連結支持される。
香料噴射装置9は、香料の入つた圧力容器9a
と制御弁部9bを介しての複数の噴射口部9cか
らなり、縦方向移動経路11に沿つて配設した殺
菌灯8による殺菌処置と同時若しくは処置後効果
的に散布できる縦方向移動経路11の終端位置
に、噴射口部9cを斜め下方に向けて装着支持さ
れており、赤外線ヒーター10は、縦方向移動経
路終端であつて横移動する屈撓性支持台6cに対
面するケーシング1の天部内面に取着されてい
る。尚、図中13は制御用パネルであつて、搬送
されてくる物品の位置によつて殺菌灯、香料噴射
装置9、赤外線ヒーター10が働き又駆動の開
始、停止をコントロールする。これは物品供給部
或いは移動経路の所定位置に設けた各種センサー
等によりキヤツチして行なう。更に14はガイド
ローラを示しており、テンシヨンは必要に応じて
付加調節される。
この実施例を要約して記すと、物品供給部2と
物品取出口部3との間に搬送体6を移動循環さ
せ、その循環経路に沿つて、殺菌灯8、赤外線ヒ
ーター10及び香料噴射部9を設けた共有物クリ
ーナー装置において、前記搬送体6を構成する
に、それぞれが実質的に同じ長さの一対の外側チ
エーン6a,6a′と一対の内側チエーン6b,6
b′とを側面視で略L字状に配置し、屈撓性支持台
6cをその進行方向側両端を前記一対の内側チエ
ーン6b,6b′に、その進行方向後端側両端を前
記外側チエーン6a,6a′に取りつけ、前記外側
チエーン6a,6a′と内側チエーン6b,6b′と
を、その略L字状の移動循環経路の上昇経路にお
いて、側面視で略前記屈撓性支持台6cの前後幅
で平行に離間して前記屈撓性支持台6cを略水平
に搬送するように配置構成し、前記殺菌灯8を前
記外側チエーン6a,6a′と内側チエーン6b,
6b′の上昇経路に沿つて配置し、前記赤外線ヒー
ター10及び香料噴射部9を前記上昇経路の略終
端付近に配置したのである。
上記本考案を実施した共用物クリーナー装置
は、例えばその物品供給部を、設定された待合室
の帰路に又物品取出口部を入路になるよう玄関、
入口等に設備する。そして、履いていたスリツパ
を本人が装置の物品供給部の可撓性支持台所定位
置(足形表示位置)に置くと、搬送体によつてケ
ーシング内へ運び込まれ、縦方向移動経路とその
終端部間で、殺菌灯による滅菌、香料噴射装置に
よる芳香付与、赤外線ヒーターによる殺菌、乾燥
を経て物品取出口部から受け容室内へ落下するよ
うになる。従つて、来訪者は入路がわとなつてい
る受け容室から清潔になつたスリツパを取出して
これを使用するのである。これはスリツパに限ら
ず、雑誌等多数人が接触するあらゆる小物にも使
用し得るものである。又上記装置は横方向移動経
路と縦方向移動経路を共通の搬送体で移動循環さ
せるものであるから、構造が簡単であつてコスト
も安く、設置空間も0.5m3程度の極めて狭い場所
で足り体裁良く使用し得る。
上述の通り、本考案にかかる共有物クリーナー
装置は、物品供給部2と物品取出口部3との間に
搬送体6を移動循環させ、その循環経路に沿つ
て、殺菌灯8、赤外線ヒーター10及び香料噴射
部9を設けた共有物クリーナー装置において、前
記搬送体6を構成するに、それぞれが実質的に同
じ長さの一対の外側チエーン6a,6a′と一対の
内側チエーン6b,6b′とを側面視で略L字状に
配置し、屈撓性支持台6cをその進行方向側両端
を前記一対の内側チエーン6b,6b′に、その進
行方向後端側両端を前記外側チエーン6a,6
a′に取りつけ、前記外側チエーン6a,6a′と内
側チエーン6b,6b′とを、その略L字状の移動
循環経路の上昇経路において、側面視で略前記屈
撓性支持台6cの前後幅で平行に離間して前記屈
撓性支持台6cを略水平に搬送するように配置構
成し、前記殺菌灯8を前記外側チエーン6a,6
a′と内側チエーン6b,6b′の上昇経路に沿つて
配置し、前記赤外線ヒーター10及び香料噴射部
9を前記上昇経路の略終端付近に配置したが故に
次の作用効果を奏するに至つたのである。
即ち、内外チエーンの独特な構成によつて、ス
リツパ等をその姿勢を正しくしたままで、他の機
構部分に引つ掛けられて損傷されるようなことな
く搬送しながら、加熱殺菌、乾燥を成し得ると共
に、取り替え式の脱臭剤よりも確実な香料噴射に
よつて芳香を付与して、常に雑菌、悪臭の殆どな
い状態で再使用できるのである。
そして、前記内外チエーンの構造も、側面視で
L字型にしてコンパクトにまとめ、全体として実
用に供し易いという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例であつて、第1図はケー
シング側板を除去した状態の側面図、第2図は搬
送体の構成透視図である。 1……ケーシング、2……物品供給部、3……
物品取出口部、6……搬送体、7……駆動モータ
ー、8……殺菌灯、9……香料噴射装置、10…
…赤外線ヒーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品供給部と物品取出口部との間に搬送体を移
    動循環させ、その循環経路に沿つて、殺菌灯、赤
    外線ヒーター及び香料噴射部を設けた共有物クリ
    ーナー装置において、前記搬送体を構成するに、
    それぞれが実質的に同じ長さの一対の外側チエー
    ンと一対の内側チエーンとを側面視で略L字状に
    配置し、屈撓性支持台をその進行方向側両端を前
    記一対の内側チエーンに、その進行方向後端側両
    端を前記外側チエーンに取りつけ、前記外側チエ
    ーンと内側チエーンとを、その略L字状の移動循
    環経路の上昇経路において、側面視で略前記屈撓
    性支持台の前後幅で平行に離間して前記屈撓性支
    持台を略水平に搬送するように配置構成し、前記
    殺菌灯を前記外側チエーンと内側チエーンの上昇
    経路に沿つて配置し、前記赤外線ヒーター及び香
    料噴射部を前記上昇経路の略終端付近に配置して
    あることを特徴とする共有物クリーナー装置。
JP11772484U 1984-07-30 1984-07-30 共用物クリ−ナ−装置 Granted JPS6131450U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11772484U JPS6131450U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 共用物クリ−ナ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11772484U JPS6131450U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 共用物クリ−ナ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6131450U JPS6131450U (ja) 1986-02-25
JPS6311957Y2 true JPS6311957Y2 (ja) 1988-04-06

Family

ID=30676626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11772484U Granted JPS6131450U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 共用物クリ−ナ−装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6131450U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241606U (ja) * 1988-09-12 1990-03-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516187B2 (ja) * 1974-09-17 1980-04-30

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4895484U (ja) * 1972-02-17 1973-11-14
JPS5516187U (ja) * 1978-07-20 1980-02-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516187B2 (ja) * 1974-09-17 1980-04-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6131450U (ja) 1986-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101900029B1 (ko) 살균 장치의 내측 및 외측의 상이한 소독 모드들을 선택적으로 수행하기 위한 구성을 갖는 살균 장치
US9198990B2 (en) Disinfecting device
US8784731B2 (en) Foot/footwear sterilization system
KR101017596B1 (ko) 도어 열림 구조를 개선한 컵 살균 건조소독기
KR101160247B1 (ko) 살균소독고
CN102171129A (zh) 自动扶梯扶手带杀菌装置
US20220194329A1 (en) Cart Sanitation Station
US20050212239A1 (en) UVC transport cart
KR20200079358A (ko) 쇼핑카트 uvc 살균 소독장치
US20070272279A1 (en) Sanitizing system
JPS6311957Y2 (ja)
US6851545B1 (en) UVC conveyor belt system
JPH03244416A (ja) 足拭きマツト乾燥殺菌装置
JP2005261954A (ja) 殺菌方法及び殺菌装置
KR20220019121A (ko) Uvc 살균 소독장치
JP2500468B2 (ja) 無菌室用動物受入装置
JPH0663108A (ja) 紫外線ランプ使用の室内や廊下等のフロアーの移動式殺菌消毒装置
KR102554577B1 (ko) 대여물품 자동 대여 소독 장치
JP2001211945A (ja) スリッパ循環殺菌装置
KR20030000280A (ko) 지폐소독장치
JP2001104236A (ja) スリッパの消毒装置
KR200497472Y1 (ko) 사우나용품 공급함
JPH10216212A (ja) 可動遮蔽物を利用した殺菌室
KR200208250Y1 (ko) 살균장치가 구비된 식판 이송대
JP2000316957A (ja) スリッパの消毒装置