JPS63119428A - エイズの処置のための養子免疫療法の方法 - Google Patents

エイズの処置のための養子免疫療法の方法

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JPS63119428A
JPS63119428A JP62234718A JP23471887A JPS63119428A JP S63119428 A JPS63119428 A JP S63119428A JP 62234718 A JP62234718 A JP 62234718A JP 23471887 A JP23471887 A JP 23471887A JP S63119428 A JPS63119428 A JP S63119428A
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aids virus
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔1)発明の分野 本発明はエイズ(AIDS)ウィルスに感染した患者の
処置における養子免疫療法(adoptiveimmu
notherapy)の方法を指向し、エイズウィルス
に対する免疫応答を仲介するT細胞の試験管内活性化、
これらのT細胞の膨張(expansion)を含み、
それが次いで患者に接種され、エイズウィルス感染細胞
を特異的に指向する細胞仲介免疫応答が患者に移入され
る。本発明は分離、試験管内活性化、免疫特異性の実証
、活性化したリンパ球の膨張および投与に備え、それは
エイズウィルス抗原に対する生体内T細胞免疫応答の仲
介に使用できる。
本発明の方法は患者または免疫系がエイズウィルス抗原
(類)に暴露された組織適合性供血者からのリンパ球の
分離および該リンパ球のエイズウィルス関連エピトープ
類に対する暴露による試験管内活性化を含む。エイズウ
ィルス抗原類に対し反応性のTリンパ球の膨張およびエ
イズウィルス関連障害を患う患者中へのT細胞の接種が
免疫療法の有用な形態を提供するであろう。
(2)発明の背景 (2,1)エイズウィルス 後天性免疫不全症候群(エイズ)は主に患者の細胞仲介
免疫応答の損傷に起因する重大な免疫不全により確認さ
れる疾患である〔ゴツトリーブ(Gottlieb、 
M、 )ほか、1981、二ニー・イングランド・ジャ
ーナル・オブ・メディシン(N、 [Engl。
JoMed、)、3(15 : 1425 ; ?スー
ル(Masur、 J、)ほか、1981、二ニー・イ
ングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(N、En
gl、 J9Med、)、3(15:1431)。疾患
の2つの臨床的現出:(a)慢性リンパ節障害、白血球
減少および疾患が進行すると2から0.1またはそれ以
下に移動する正常な末梢ヘルパーとサプレッサーT リ
ンパ球との比(○KT4 :0KT8)の逆転を生ずる
末梢血ヘルパー細胞(OKT4細胞)の定量的低下によ
り確認されるリンパ節障害症候群といわれる前駆期、並
びに(b)OKT4細胞の低下および正常な0KT4 
:0KT8比の逆転、絶対リンパ球減少、並ヒに主にニ
ューモジステイス・カリニ(Pneumo−cysti
s carnii)による反復性日和見感染により確認
されるエイズといわれる免疫不全状態、が認められ、こ
の後者の期は多くの場合に遂には死に関連づけられる。
患者の一定の亜集団はリンパ腫およびカボジ肉腫の高い
発生率を有する。現在該疾患に対する治療法がない。
疫学的データ並びに該疾患を得た患者の型に関連する情
報は親密接触により伝達される感染性因子が該疾患の原
因であるかもしれないことを示唆した。その後3つのグ
ループが、エイズの原因因子がヘルパーT リンパ球に
対する指向性を有するレトロウィルスである強固な証拠
を提供した。これらのグループは (a)  ガロウ(R0C9Gallo)および共同研
究者はナショナル・インスティチニート・オブ・ヘルス
(National In5titute of He
alth)でエイズおよびプレエイズの患者から細胞変
性レトロウィルス(HTLVII[)を分離することが
できた〔ガロウ(Gallo、 RlC,)ほか、19
84、サイエンス(Science) 、224 : 
5(11) :ポボビック(Popovic、 M、)
  ほか、1984、サイエンス(Science) 
、224 : 497:] o彼らはまたエイズの患者
の血清中にHTLVIに対する抗体を検出した。
ら)モンタニール(L、 MOntagnier)およ
び共同研究者はパスツール研究所で頚部リンパ節障害を
示し、ニーズに対するおそれのあった患者からTリンパ
指向性レトロウィルス(LAV) を分離した〔バレ・
ジノウシ(Barre−Sinoussi、 F、)ほ
か、1983、サイエンス(Science) 、22
0 :863〕。このグループはまたエイズ患者の血清
中のL A Vに対する抗体を示すことができた〔カリ
サンスラマン(Kalysansraman、 V、 
S、)ほか、1984、サイエンス(Science)
 、225 :321〕。さらに、彼らはエイズを生じ
た供血者から血液を受けた後でエイズを生じた患者のリ
ンパ球からLAVを分離することができた〔フェオジノ
(Feorino、 PoM、)  ほか、1984、
サイエンス(Science) 、225 : 69 
〕。
(c)  レビイ(J、 Levy)および共同研究者
はエイズの患者の末梢単核細胞から感染性レトロウィル
ス(エイズ関連レトロウィルスまたはARVと称される
)を分離した〔レビイ(Levy、 J、A、)、19
84、サイエンス(Science) 、225 :8
40〕。
である。
3つのウィルスはすべて独立に分離されたけれども、そ
れらはすべておそらく同じレトロウィルスサブグループ
に1@シ〔レビー(Levy)ほか、1984、サイエ
ンス(Science) 、225 : 840) 、
ココに一団としてLAV/HTLVI[Iとして示され
る。
トレロウイルスの一般的構造はウィルスが細胞出芽の過
程中に得る脂質含有エンベロープにより囲まれたリボ核
タンパク質コアの構造である。ウィルスのエンコードす
る糖タンパク質がエンベロープ内に包埋され、外方へ突
出する。これがウィルスの宿主範囲を決定し、感受性細
胞の表面上の特異レセプターと反応する。中和性抗体は
エンベロープ糖タンパク質に結合し、細胞の表面上のし
セプターとのそれらの相互作用を遮断すると思われる〔
「腫瘍ウイルスノ分子生物学(The Molecul
arBiology of Tumor Viruse
s) J 、ジョン−ドーズ(John Tooze)
編、1973、コールド・スプリング* バー バー 
* ラボラトリ−(cold Spring Harb
orLaboratory) 、534〜535頁; 
rRNA腫瘍ウィルス(RNA Tumor Viru
ses) J 、ワイスほか(R。
Weiss、 N、 Te1ch、 H,Varmus
 and J、 Coff1n) m。
1982、コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラト
リ(cold Spring Harbor Labo
ratory)  、226〜227頁および236〜
237頁〕。
LAV/HTLVIIIの特定事例においてTリンパ球
のサブセット上に存在するT4抗原がウィルスに対する
レセプターまたはレセプターの一部分である証拠が存在
する〔ダルグライシ、 (Dalgleish。
A、G、)ほか、1984、ネーチ、? (Natur
e)、312ニア63;クラ7 ? 7 (Klatz
mann、 D、 ) ほか、1984、ネーチャ(N
ature)、312ニア67)。
LAV/HTLVIIIのRNAゲノムはgag遺伝子
を含み、それがウィルスの内部構造タンパク質(コアタ
ンパク質)をコードし、ウィルス群特異性抗原ウィルス
粒子関連逆転写酵素をコードするpal遺伝子、および
ウィルス糖タンパク質をコードするenv遺伝子を規定
する。他の領域例えばsorおよび3’−orfは読取
り枠を含むゲノムの領域を示し、これらの領域の機能は
現在知られていない。
(2,2)レトロウィルス抗原に対する細胞仲介免疫 レトロウィルスに対するT細胞の抗原特異性に関してほ
とんど知られていない。しかし、フレンド・アンド・モ
o ニー(Friend and Mo1oney) 
?ウス白血病ウィルス(MuLV)のエンベロープ糖タ
ンパク質、gp70、はMuLV免疫マウスT細胞によ
り認識されることが報告された〔マチス(Matis、
 l、^、〉ほか、1985、ジャーナル・オブ・イム
ノロジー(J、 Immunol、 )、135ニア(
13〜7(15;フライヤー(Flyer、 D、C,
)ほか、1983、ネーチャ−(Nature)、3(
15 : 815〜818)。
プラーク(Plata)  はか〔アブストラクト、コ
ミュニケーション(commun 1caton)、1
61:527k。
エイズに関する国際会議(International
 ConferenceOn Al(13)、1986
年6月23〜25日、バリー、フランス〕はマウスがト
ランスフェクションしたMuLV誘導腫瘍上に発現され
たエンベロープまたはgag抗原に対し細胞毒性T細胞
を発生できることを示した。ヒトTリンパ指向性ウィル
ス感染(HTLV−I)に感染した細胞を指向するT 
リンパ球が示された〔ミツヤ(Mitsuya、 Hl
)  ほか、1983、ジャーナル・オブ・エクスベリ
メンタル・メディシン(J、EXIT9Med、)、1
58:994〜999〕が、しかし認識される抗原は報
告されなかった。
(2,3)ウィルスを指向するT細胞の試験管内活性化 抗体に加えて、T細胞仲介免疫が多く種々の外被ウィル
スにより起される疾患に対する耐性またはそれからの回
復に重要な役割を果たすことが示された。ウィルス感染
細胞を特異的に認識できるTリンパ球はウィルス感染し
たかまたは免疫処置した動物のリンパ球をウィルス、ウ
ィルスタンパク質、またはウィルスペプチトで刺激する
ことにより試験管内で生成させることができることを示
す若干の研究があった。マウスにおける例にはインフル
エンザウィルス〔ツビーリンク(2weerink。
HoJ、)ほか、1980、ネーチャー (Natur
e)、267:3’51)、単純ヘルヘスウイルス(H
8v)〔ローマン(Lawman、 M、J、 P、)
’ほか、1980、インフェクション・アンド・イミ二
ニティー(Infec。
Immun、) 、30:451]、またはマウス白血
病/肉腫ウィルス〔フェルナンデズークルッ(Fern
andez−Cruz、ε、)ほか、1979、シアー
ナル・オブ・イムノロジー(J、Immunol、)、
123:1772:]に感染した細胞を特異的に認識す
る1978球が含まれる。そのような感作T細胞は、ウ
ィルスまたはウィルス抗原による刺激に応答して増殖お
よびリンフォカインの生成を生ずるT細胞の能力により
測定して細抱陣害活性(または細胞毒性T リンパ球、
CTL、として示される)および(または)Tヘルパー
細胞活性を有することが示された。試験管内活性化T細
胞を実験動物に接種したときに免疫療法に有用であるこ
とができる証拠はウィルス活性化したマウスT細胞また
はTi1ll胞クローンを、インフルエンザ〔ルカチャ
(Lukacher、八、巳、)ほか、1934、ジャ
ーナル・・オブ・エクスペリメンタル・メディシン(J
EXll、λ1ed)、160:814)、リンパ球性
脈絡骨髄膵炎ウィルス〔ビルネほか(Byrne、 J
、 R,andoldstone、 M、B、A、) 
、1984、ジャーナル・オブ・ピロロジー(J、Vi
rol)、51:682)、単純ヘルペスウィルス(H
SV)Cチーセン(Larsen、 H,L、)  ほ
か、1984、ジャーナル・オブ・ビoロジー(J、V
irol、) 、50 : 56 ;セチ(Sethi
、 K、 K、)ほか、1983、ジャーナル・オブ・
ピロロジー(J、 Virol、) 、64 : 44
3)またはマウス白血病ウィルス〔チーバー(chee
ver。
M、^、)ほか、1986、ジャーナル・オブ・、エク
スペリメンタル・メディシン(J、巳xp、 、 Me
d、 )、163:11(11))のようなウィルスに
より起される戻患または死に対する耐性を養子移入でき
る所見に基く。さらに、インターロイキン2  (IL
−2)で非特異的に活性化され、リンフォカイン活性化
キラー(LAK)細胞として示されるマウスリンパ球は
種々のマウス腫瘍からの転移の除去に免疫療法的に有用
であることが示された〔ローゼンヘルグ(Rosenb
erg、 S、 A、)、1985、J。
Natl、 Cancer Dist;、  75 :
 595 :マズンダーほか(Mazumder、 A
、and Rosenberg、 l 934、ジャー
ナル・オブ・エクスペリメンタル・メディシ:/(J、
  Exp、 Med、)、159:225:]。
ウィルスまたはウィルス抗原で末梢血リンパ球(PBL
)を刺激することによりヒトのTヘルパーおよび(また
は)細胞毒性T細胞を活性化することもまた可能であっ
た。例えば、HSV (セチ(Sethi、 K、 K
、)ほか、1980、ネーチャー(Nature)、2
70:529;ヤスカワほか(Yasukawa。
M、 and 2arling、 J、) 、1984
、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、 Immun
ol、) 、133 :422〕またはインフルエンザ
ウィルス〔ビディ7ン(Biddison、 B、W、
) ほか、1981、ジャーナル・オブ・イA10ジー
(J、Immunol、) 、122:660;マクマ
イクルほか(McMichael、 A、 J、 an
dAskonas、 B、八、)、1979、ユーロビ
アン・ジャーナル・オブ・イムノロジー(巳ur、J、
[mmunol)、5ニア(15)を特異的に認識する
ヒ)T細胞が試験管内で生成された。H3V系において
精製HSV 。
クローン化し哺乳動物中に発現されたH3Vaタンパク
質、および個々のH5VペプチトがH5V特異性と)T
細胞を活性化することが報告された〔ザーリング(Za
rling、 J、 M、)ほか、1986、ジャーナ
ル・オブ・イムノロジー(J、 Immunol、)、
136:4669;デフレイタス(DeFritas、
 E。
C,)ほか、1985、プロシーディングズ・オブ・ザ
・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(Pro
c、   Natl、  Acad、  Sci、) 
 [ISA  、  82  :3425:]  。
試験管内感作ウウィルス活性化T細胞の使用は報告され
なかったけれども、最近、ヒトLAK細胞が癌患者にI
L−2とともに接種された浸種々の腫瘍の退行を生ずる
ことができることが報告された〔ローセ°ンベルグ(R
osenberg、 S、八、)ほか、1985、ニュ
ー・イングランド・ジャーナル・オブ・メデイシン−(
N、Eng、J、 Med、) 、313:1485)
。しかしLAK細胞はまた宿主病に対する移植片に関連
すると同様の副作用を生ずることができる。これらの副
作用は部分的には正常リンパ球が、癌細胞に加えて、L
AK細胞により殺されることができる最近の観察により
説明することができる〔タンデル(Sondel、 P
oM、) ほか、1985、サイエンス(Scienc
e)、228:1185〕。
(2,3,1)組換え体ワクシニアウィルスによる研究 異質ウィルスの抗原を発現する組換え体ツクシニアウイ
ルスが実験動物中で異質ウィルスによる攻撃に対する耐
性を誘導することが認められた。
例にはH3V糖タンパク質〔フレマー(cremer。
K、J、)ほか、1985、サイエンx (Scien
ce)、228:1985L狂犬病ウィルス表面抗原〔
ブランコラ(Blancou、 J、)  ほか、19
86、ネーチャー(Nature)、322:373)
、およびインフルエンザウィルス核タンパク質〔スミス
(Smith。
G、L、)ほか、プロシーディングズ・オブ・ザ°ナシ
ョナル・アカデミ−・オブサイエンス)USA。
80ニア155;ニーデル(Yewdell、 J、 
W、)ほか、1985、プロシーディングズ・オブ・ザ
・ナショナノいアカデミ−・オブサイエンス(Proc
、 Natl。
Acad、 Sci、) 、USA、 82 : 17
85)が含まれる。インフルエンザウィルス核タンパク
質を発現する組換え体ワクシニアウィルスは免疫処置マ
ウス中でインフルエンザウィルスに特異的なT細胞仲介
免疫を誘導することが報告された〔ベニンク(Benn
ink、 J、R,)ほか、1984、ネーチャー(N
ature)、311:578Lさらに、インフルエン
ザウィルス核タンパク質を発現する組換え体ワクシニア
ウィルスで感染した標的細胞を用いてインフルエンザウ
ィルス核タンパク質がインフルエンザ血清反応陽性供血
者からの細胞毒性Ti1ll胞によりHJされることが
示された〔マクマイクル(1,lc!Jichael、
 A、J、)ほか、1986、ジャーナル・オブ・ゼネ
ラル・ビooジー(J、 Gen、Virol、)。
67:719:]。同様に我々は最近H3V糖タンパク
質を発現する組換え体ワクシニアウィルスで感染したヒ
ト標的細胞がE(SVに特異的なヒトCTLクローンに
より171mされることを認めた〔ジーリング(Zar
ling、 J、 M、)ほか、1986、ジャーナル
・オブ・ピロロジー(J、Virol、)、59:50
6)。我々はまたH3V糖タンパク質を発現する組換え
体ワクシニアウィルスで、H8vに感染したヒトのBP
Lを刺激することによりH3V感染細胞に特異的なヒ)
Ti[1胞クローンを生成させることができた〔ジーリ
ング(Zarling)ほか、ジャーナル・オブ・ピロ
ロジー(J、 Virol、)前掲〕。
(3)発明の概要 本発明はエイズ関連障害の養子免疫療法においてT +
Jンバ球の試験管内活性化を用いる方法を指向する。本
発明のリンパ球はエイズまたはエイズ関連コンプレック
ス(ARC)患者自体および、エイズウィルスによる自
然暴露によるかまたはエイズウィルス関連エピトープ類
による接種により免疫されたHLA適合性供血者を含み
、それらに限定されないエイズウィルス抗原に免疫系が
暴露された個体から分離することができる。該リン/(
球はエイズウィルスのエピトープ(類)に関連するペプ
チトまたはタンパク質に暴露することにより試験内で1
li11激される。これらのエピトープは組換え体ベク
ター例えばウィルスを含む組成物中に、あるいは天然、
組換えまたは合成のいずれでも精製したタンパク質また
はペプチト中に含まれることができる。
本発明は患者に接種する前に活性化したT リンパ球、
および細胞培養中の活性化したリンノく球の膨張により
エイズウィルスエピトープ類に対する反応性の実証に備
える。エイズウィルス反応性T細胞による患者の接種は
他の治療規制例えばIL−2、インターフェロン、抗L
AV/HTLVIII抗体、抗ウィルス薬、骨髄移植な
どを伴うことができ、または伴わないことができる。
非常に最近には、細胞毒性T細胞(cTL)およびリン
フォカイン活性化キラー(LAK)細胞によるLAV/
HTLVIII感染リン/−,8球の溶解す記載された
〔ケーニッヒ(Koenig、 S、)ほか、アブスト
ラクト、コミュニケーション(commun 1cat
 1on)、26:U3a、エイズに関する国際会1(
Inter−national Conference
 on A1[IS)、1986年6月23〜25日、
バリー、フランス〕。エイズウィルス血清反応陽性固体
中のLAV/HTLVI感染標的に対する細胞毒性の存
在に対する証拠が見出された。さらにクロウ力(Kro
wka)はか〔アブストラクト、コミ3ニケーシヨン(
communication)  3 Q:S3e、z
イズに関する国際会1%(Interna’tiona
lConference on AIDS)、1986
年6月23〜25日、バリー、フランス〕は若干のエイ
ズウィルス血清反応陽性供血者末梢血リンパ球が組換え
体エイズウィルス抗原に応答して堆層および(または)
IL−2の放出を生ずる証拠を提供した。
本発明によるエイズウィルス感染の免疫療法に対するエ
イズウィルス特異性T細胞の使用の利点は、これらのT
細胞がウィルス感染細胞を認識するがしかし正常細胞を
認識しないことであろう。
IL−2中のヒ)Ti胞の連続成長を含め、浦乳動物細
胞の大規模培養に対する工学の最近の進歩〔フェダーほ
か(Feder、 J、and Tolbert、 I
Q、)、1983、サイエンティフィック・アメリカン
(Sci、 American) 、248 : 36
 ;アルトシニラ−(Artschuller、 G、
 L、)ほか、1986、バイオテクノロジー・アンド
・バイオエンジニアリング(Biotech、 and
 Bioengineering)、28:646)は
エイズウィルスに感染した固体を治療するための養子免
疫治療法の研究を可能にする。
本発明の特定態様において、エイズウィルスエンベロー
プ決定基を発現する組換え体ウィルスで免疫処冒したマ
カクおよびチンパンジーから分離したリンパ球、並びに
エイズウィルスに対し血清反応陽性である患者から得ら
れたヒ) リンパ球を試験管内でエイズウィルスエンベ
ロープエピトープ類および(または)エイズウィルスエ
ンベロープエピトープ類を発現する組換え体ワクシニア
ウィルスにa露して増殖を誘導した。刺激されたマカク
リンパ球は刺激後IL−2を生ずるT細胞であると示さ
れた。さらにヘルパーまたは細胞障害活性のT細胞がチ
ンパンジー中に生成された。
(4)発明の詳細な説明 本発明は患者に接種する前のリンパ球のエイズウィルス
関連エピトープ(類)による試験管内活性化を含む、エ
イズウィルス感染患者の免疫療法処置方法を指向する。
活性化したT細胞を細胞培養中で膨張させ、養子免疫療
法の形態として単独または他の治療規制と組合せてエイ
ズウィルスに感染した患者に接種する。末梢血リンパ球
(PBL)がエイズウィルス感染細胞を特異的に認識す
ることができ、該ウィルスまたはウィルス感染細胞の除
去に寄与することができるがしかし正常細胞を除去しな
いようにそれを特異的に活性化する方法が記載される。
そのように活性化したPBLはそれらの効果を、ウィル
ス感染細胞に対する直接的殺作用により、あるいは感染
性ウィルスの生成を抑制でき、また(または)他の細胞
をウィルス感染細胞に対する役作用に対して活性化でき
るリンフォカインの生成により仲介することができる。
本発明の方法は単に説明のために次の段階:(a)Tリ
ンパ球の分離、試験管内活性化、および膨張、ら)特異
的細胞仲介免疫の誘導の実証、並びに(c)活性化した
T細胞の患者中への接種、に分けることができる。
論議を平明にするために、方法は主にエイズウィルスエ
ンベロープ糖タンパク質を発現する組換え体ワクシニア
ウィルスの使用に関して論議される。しかし、同一方法
は異なるエイズウィルス関連エピトープ類例えばgag
タンパク質を発現する他の組換え体ウィルスの使用、あ
るいは他の組換えDNA工学によるかまたは化学合成に
より生成したかあるいはウィルス粒子、患者の血液また
は血?青などから精製したペプチトまたはタンパク質の
使用のために類似の方法で適用することができる。
(4,1)!Jンパ球の分離、活性化、および膨張試験
管内活性化に用いるリンパ球はエイズウィルスエピトー
プ類を指向するTライ2球である。これらのT細胞はエ
イズウィルス関連エピトープ類に暴露された、かつヒト
白血球抗原(類”)(HLA)に対し適合性である個体
から末梢血リンパ球(PBL)を分離することにより得
ることができる。そのような適当な個体には患者自身(
エイズまたはエイズ関連コンプレックス、ARC,を有
することができる)、あるいはエイズウィルスに対する
自然暴露により、またはエイズウィルス関連エピトープ
類による接種によりエイズウィルス関連エピトープ類に
暴露されたHLA適合供血者が含まれる。
本発明はTリンパ球の試験管内刺激におけるエイズウィ
ルスのエピトープ(類)に関連するペプチトまたはタン
パク質の使用を指向する。
これらのペプチトまたはタンパク質には公知の種々の技
術によりエイズウィルスウィルス粒子、患者血液、血清
などから精製できる天然由来分子が含まれる。例えば、
LAV/HTLVIIIエンベロープ糖タンパク質は破
壊LAV/HTLV■からレンチル(lentil)レ
クチンクロマトグラフィーにより精製することができる
。他の可能な精製には他の型のクロマトグラフィー(例
えばイオン交換、アフィニティー、サイジングカラム)
、遠心分離、示差溶解度(differentials
olubility) 、免疫沈降および分取用電気泳
動、またはタンパク質の精製のための他の標準技術が含
まれるが、しかしそれらに限定されない。
刺激に用いるペプチトまたはタンパク質はまた組換え体
ウィルスまたは組換えDNA技術の他の生成物から精製
することができる。本発明に用いるエイズウィルスエピ
トープ(類)に関連するペプチトまたはタンパク質を宿
主細胞発現ベクター系中に生成させ、それから分離する
ことができ、これらの系には例えば適当な組換え体ウィ
ルスで感染した動物または昆虫細胞培養−組換えプラス
ミド、コスミドまたはファージでトランスフェクトした
微生物例えば細菌;および組換え体プラスミドで形質転
換した酵母が含まれる。さらに、エイズ関連エピトープ
類を含む組換え体微生物自体を用いることができる。
これらの微生物はエピトープを含み、その通常の状態で
、あるいは他の細胞例えばマクロファージによるかまた
はエイズ関連エピトープを裸にするような処理(例えば
変性剤、界面活性剤など)による抗原処理後にそれがT
 Uンバ球に暴露されるであろう。あるいはエイズウィ
ルス関連エピトープ類を含むペプチトおよびタンパク質
を化学的に合成し、リンパ球の刺激に用いることができ
る。本発明により使用できるエイズウィルス関連エピト
ープ類の例には、同時係属米国特許出願第779.90
9号(1985年9月25日提出)、第842.984
号(1986年3月27日提出)および1986年9月
9日提出の代理人整理番号562’4−026に相当す
る米国出願に開示されたものが含まれるが、しかしそれ
らに限定されず、前記出願はここに参照される。
刺激したT細胞の増殖を増強する種々の公知の方法を用
いることができ、それは本発明の範囲にある。例えばT
細胞上のTp67またはTp44抗原を認識する抗体ま
たはそれらの誘導分子は活性化したT細胞の増殖を増大
することが示され〔レドベタ−(Ledbetter、
 J、 A、)ほか、1985、ジャーナル・オブ・イ
ムノロジー(J、 Immunol、 )、135:2
3313、試験管内活性化中に増殖の増大に用いること
ができる。インターフェロンは細胞障害性T細胞の生成
を増大することが認められ〔ジーリング(Zarlin
g) ほか、1978、イムノロジー(Immunol
ogy)、121:2(11)2)、試験管内活性化中
にエイズウィルス感染細胞に対する細胞障害性T細胞の
生成の増大に用いることができる。
次いで活性化したT細胞を細胞培養中で膨張させること
ができる。この膨張はエイズウィルス関連エピトープ類
でIL−2とともにまたはそれなしでT細胞を繰返し刺
激することにより、またはIL−2単独を含む培地中の
成長により達成することができる。T細胞培養の他の方
法(例えば他のリンフォカイン、成長因子、または他の
生物活性分子とともに)もまた本発明の範囲内にある。
試験管内でT細胞の成長および維持を助成することがで
きるT細胞抗原例えばTp67またはTp44抗原を規
定する抗体または抗体フラグメント〔レドベター(Le
dbetter。
J、A、)ほか、1985、ジャーナル・オブ・イムノ
ロジー(J、Immunol、)、135:23:H〕
の使用もまた本発明の範囲内にある。
次にPBLの分離、活性化右よび膨張の一般法を主にエ
イズウィルスエンベロープエビ)−プ顛を含む組換え体
ワクシニアウィルスの使用に関して詳記する。しかし本
発明は前記のように種々の形態におけるエイズウィルス
関連エピトープ類の使用に備え、これらの変動並びに公
知の種々の操作を適合させるための方法の変更および適
応は本発明の範囲内にある。
ヘパリン化静脈血約2(11)−を静脈穿刺により抜出
し、PBLをフィコール・ハイパツク勾配遠心分離によ
り分離し、供血者のリンパ球数に依存し約1〜5X10
’ PBLを得る。
PBLをリン酸塩at食塩水中で洗浄し、エイズ血清反
応陰性供血者からのプールした熱不活性化正常ヒト血清
10%を含むRPM11640培地中1.:約2 X 
10’ /dに懸濁させる、この培地は「完全培地」と
して示される。細胞を750m1!組織培養フラスコに
入れ、それにエイズウィルスエピトープを発現する紫外
(UV)線不活性化組換え体ウィルス例えばエイズエピ
トープを発現する組換え体ワクシニアウィルス(UV線
不活性化前lXl06〜lXl0’プラーク形成単位/
rnIり、あるいは一般に1〜10μg/−の範囲のエ
イズウィルスエピトープ関連タンパク質またはペプチト
を加える。6〜7日後、再び同濃度の組換え体ウィルス
、タンパク質またはペプチトを用いてリンパ球を刺激す
る。3日後遠心分離し、再に新鮮な完全培地中に懸濁さ
せ、それにエンドトキシンを含まない組換え体ヒトIL
−2(約1(11)単位のIL−2毎−)を加える。次
いで細胞を回転瓶に約2X1.0’細抱/rn1に播種
し、回転瓶を0.5〜1回転毎分で連続的に回転する。
細胞が約lXl06/all!の密度に達したとき再び
細胞を2X10’細胞/mlに播種する。あるいは完全
培地中の約1〜3X108細胞をIL−2とともに中空
ファイバー細胞培養系例えばアクシス) (Acusy
st)  P〔エンドトロニクス([Endotron
ics、 Coon Rapids。
Minnesota) WA:l中に播種し、その中テ
リンパ球を、[、−2を有する新鮮培地中に連続的に浸
す。
回転瓶または中空ファイバー細胞培養系中の細胞の全数
が約1×10I0細胞に達するとそれをコニカルボトル
中で遠心分離し、ペレットを、カルシウム、マグネシウ
ムまたはフェノールレッドを含まないハンクス均衡塩類
溶液で2回洗浄する。次いで細胞を再び5%正常ヒト血
清アルブミンおよび75.(11)0単位の組換え体ヒ
)IL−2を含む0.9%塩化ナトリウム2(11)m
1からなるインフュージョン培地中に懸濁させる。次い
で細胞懸濁液を無菌110メツシニを通して濾過し、フ
ェンウオル(Fenwall)  トランスファーバッ
クに入れる。細胞の試料を、真菌、好気性および嫌気性
菌、並びにマイコプラズマを含めて微生物の存在につい
て試験する。細胞の試料を、特異的免疫の透導を実証す
るため、下記のように免疫学的試験のために保持する。
4.2〉 エイズウィルス関連エピトープ類に対する特
異的細胞仲介免疫の実証 免疫療法に用いる前に、FJ 激したリンパ球をエイズ
ウィルス感染細胞に対する細胞仲介免疫反応性について
試験する。PBLを、エイズウィルス関連エピトープ(
類)を発現する組換え体ベクターあるいはそのようなエ
ピトープ(類)を含むタンパク質またはペプチトによる
刺激後フルオレセインを結合したTおよびB細胞抗原に
対する単クローン性抗体を用いて免疫蛍光分析によりT
およびB細胞マーカーの細胞表面発現に関して試験する
ことができる。そのような検定の例は後に(5,2)に
記載される。公知T細胞マーカー例えばCD4およびC
D8抗原の発現が活性化したリンパ球のアイデンティテ
ィ−をT細胞として確認させる。
次いで活性化したT細胞をエイズウィルスエピトープ類
に対する反応性について試験する。
これは特異的細胞仲介免疫の検定に対する技術に知られ
た若干の方法のいずれかにより達成することができた。
例えば、試験管内で患者の自己エイズウィルス感染細胞
を殺す刺激したT細胞の能力を測定する細胞毒性検定は
、LAV/HTLVI、エイズ関連エピトープ類発現組
換え体ワクシニアウィルス、親ワクシニアウィルスで感
染した”Cr標識細胞例えばフィトヘムダルチニン活性
化T111胞、および非感染標識細胞とともにリンパ球
をインキュベートし、溶解による”Cr放出を測定する
ことにより達成ることができる。そのような検定は既に
記載された〔例えばデーリング(Zarling、 J
、 M、)ほか、1986、ジャーナル・オブ・イムノ
ロジー(J、 Immmunol、) 136 : 4
669参照〕。活性化したPBLはまた刺激後3Hチミ
ジン取込みにより示されるその増殖能力の測定により、
および(または)外因性IL−2の非存在下刺激したと
きのリンフォカイン例えばIL−2またはインターフェ
ロンを生ずる能力の測定によりTヘルパー細胞活性につ
いて試験することができた。そのような検定の例は後に
(5,1)、(5,3)、(6)および(7)中の本発
明の特定態様中に記載される。公知の特異細胞仲介免疫
の他の検定例えば白血球付着抑制検定〔トング7 ン(
Thompson、  D、  M、P、)  (編)
、1982、「白血球付着抑制試験による免疫状態の評
価(Assessment of Immune 5t
atus by the Leuko−cyto 八d
herence Inhibition Te5t) 
J 、アカデミツク・プレス(Academic Pr
ess、 New York)〕もまた使用することが
できる。
(4,3)活性化したT細胞の患者中への接種下記操作
は本発明の方法の部分の一般化した説明である。技術的
に知られた種々の操作を適合させる変更および適用は本
発明の範囲内にある。
活性化したT細胞の接種は好ましぐは全身投与による。
T細胞は静脈内に中心静脈カテーテルを通してまたは大
末梢静脈中へ投与することができる。投与の他の方法(
例えば動脈中−1の直接注入)は本発明の範囲内である
。約1×106細胞を初めに注入し、残部を次の数時間
にわたり注入する。若干の患者において、組換え体ヒ)
IL−2を用いることができ、T細胞注入のときに始め
て8時間毎に静脈内に注入されよう。IL−2の注入は
好ましくは、前に癌患者に用いられたように10.(1
1)0〜1(11).(11)0車位/kg体重の用量
であろう〔ロゼンベルグ(Rosenberg、S、 
A、)ほか、1985、ニュー・イングランド・ジャー
ナル・オブ・メディシン(N、 Bngl、 J、 !
、!ed、)、313;1485〕。
IL−2の注入は患者に許容されれば、活性化したT細
胞の注入後数日間続けられよう。
活性化したT細胞の接種による治療は単独で、あるいは
IL−2(前記のように)、インターフェロン、エイズ
ウィルス複製を抑制する薬剤またはエイズウィルスに対
する単クローン性抗体の投与、あるいは健康HLA適合
供与者からの骨髄移植の投与を含み、しかしそれらに限
定されない他の治療規制とともに用いることができる。
患者は血液およびリンパ節中のライスル抗原発現単核リ
ンパの除去の証拠についてモニターすることができ、リ
ンパ節障害、日和見感染の発生、カポジ肉腫並びに他の
ARCおよびエイズ関連障害に対する長期臨床効果を追
求することができる。
次の実施例において、エイズライスルに暴露されたヒト
またはここに参照される同時係属親出願簗779.90
9号(1985年9月25日提出);第842.984
号(1986年3月27日提出);代理人整理番号56
24−026に相当する米国出願(1986年9月9日
提出)中に一層完全に記載された組成物で免疫処置した
非ヒト霊長動物から得られたPBLを用いてT細胞の試
験管内活性化が実証された。
(5)  L A V / HT L V II[に特
異的なマカクT細胞の試験管内活性化 本発明のこの実施態様において、LAV/1(TLVI
IIのエンベロープ糖タンパク質を発現する組換え体ウ
ィルスで免疫処置したカニクイザル0.1acacaf
asicularis) (7カク)中のLAV/HT
LVに特異的なT細胞の試験管中白活性化が記載される
(5,1)接種したマヵクの末梢血リンパ球はLAV/
HTLVIIIによる刺激に応答しして増殖する 8匹ノマカクを、L A V / HT L V m 
(1) x ンベロープ糖タンパクtgp41およヒg
p11゜を発現する組換え体ワクシニアウィルス(v−
enV5 )または単純ヘルペス糖タンパク質D−1を
発現するワクシニア組換え体ウィルス(v−HSVgD
l)で免疫処置した;前記組換え体ウィルスはともにワ
クシニアウィルスのwR株で構築した。免疫処置は背の
正中線上の局所乱切により組換え体ウィルス2 X 1
0’ tタハ2 X 10’pfu(プラーク形成単位
)で皮肉に達成し、次に122週後匹のマヵクに第2皮
内免疫処置した。
第2免疫処置の4週後に免疫処置マヵクのヘパリン化血
液からフィコール・ハイパツク遠心分離により末梢血リ
ンパ球(PBL)を分離した。
PBLはまた非免疫処置マカク、およびv −env5
で1回のみ接種したマカク81から分離した。
PBLを10%熱不活性化正常ヒト血清補足RP M 
I 1640培地〔キブ:I (G I BCO,Gr
andIsle、 NY)製〕中に懸濁させた。最終容
積0.1艷の培地中lX10’PBLを丸底96ウエル
プレートのウェルに入れた。各ウェルに、紫外(UV)
線不活性化v−env5を含む0.1m1l!培地(U
V不活性化前I X 10’ pfu /ifりまたは
LAV/HTLVI感染CEMm胞、HLADR陰性T
細胞白血病系、の上澄みからスクロース勾配遠心分離2
サイクルにより精製した非破壊LAV/HTLVIII
 ’(1μg/ml、約1×10’TCIDs。、50
%組織培養感染量)を加えた。刺激の6日後、各ウェル
のPBLを1μC1コH−TdR(’Hチミジン、二ニ
ー、・イングランド・エコクリア(Nev Engla
nd Nuclear。
Boston、 MA)製〕で6時間標識し、細胞を回
収し、取込まれた’H−T’dRcpmを液体シンチレ
ーションカウンティングにより測定した。結果は表■に
示される。取込まれた”H−TdRcemについて示し
た値は4反復ウェルの平均値である。刺激指数は刺激さ
れた細胞に取込まれた’H−TdRcpmを非刺激細胞
中に取込まれたcpmにより除することにより計算した
表   I LAV / HTLV IIIエンベロープ糖タンパク
質発現ワクシニア組換え体ウィルスによる免疫処置後の
7カクのPBLのLAV/HTLV I[[誘導増殖応
答67  v−env5 1,586 7.465 4
.7 60.415 3g、168  v−env5 
2,245 9.075 4.0 28,638 12
.874  v−env5 1,5B5 4.732 
3.0 21.487 13.675  v−env5
  5g1  B、645 14.9 37.847 
14.176  v−env5 2.479 5.98
7 2.5 36,657. 14.880  v−e
nv5 1.0??  13.922 12.9 24
.752 23,081  v−env5  965 
3.985 4.1 40.572 42.082  
v−env5 2,581 8.580 3.3 46
.847 18.173  V−H3VgDl  61
2   553 1.0− 56.217 91.92
6   なし  2.911 1.822 1.0− 
2.240  1.0−27   なし  1.228
 1.0?2 1.0− 2.532  2.0末 取
込まれた3H−TdR,cpm 零本 刺激指数 表Iに示されるように、v−env5で免疫処置した8
匹のマカクすべてのPBLはLAV/HTLV■による
刺激の6日後に非刺IPBLより2.5〜14.9倍も
多い3Hチミジンを取込んだ。これらのすべてのマカク
およびV −H3VgD1組換え体ウィルスで免疫処置
したマカク73のPBLはv −env5 (表■)ま
タハ親ワクシニアウィルスによる刺激後に非刺激PBL
より12.8〜91.9倍も多い3Hチミジンを取込ん
だ。しかし、非免疫処置マカク26および27またはv
−H3VgD1免疫処iマカク73のPBLは種々の濃
度のLAV/HTLVI[Iによる刺激後第6日(表I
)あるいは第5日または第7日においてLAV/HTL
V■による刺激に応答して増殖をしなかった。従って、
v−env5による免疫処置はLAV/HTLVI[I
に応答して増殖するT細胞を特異的に誘導する。
(5,2) v−env5またはLAV/HTLVII
Iにより活性化された末梢血リンパ球はT細胞である v−env5またはLAV/HTLVI[Iにより活性
化されたPBLがTリンパ球を含むことを確認するため
に、LAV/HTLVI[IまたはV−env5で6日
間刺激した免疫処置マカクのPBLを二色免疫螢光法に
よりIL−2レセプター(活性化したT細胞および活性
化したB細胞上に存在する)、CD4およびCD8抗原
(T細胞上に存在する)、およびCD20 (Bp 3
5)抗原(B細胞上に存在する)について試験した。
これは次の操作により達成された: 組換え体ワクシニアウィルスv −env5で免疫処置
し、追加刺激した後マカク47および80から分離した
PBLを培地単独中で培養するかあるいは前記(5,1
)に記載したようにV −env5またはLAV/HT
LVI[[で6日間制激した。次いでPBLを二色免疫
螢光法により、°先にマカクPBLと反応することが認
められた単クローン性抗体〔クラーク(c1ark、 
B、 A、)ほか、1983、イムノシネティックス(
Immuno−genetics) 、18 : 59
9〜615〕を用いてインターロイキンレセプター(I
L−2R)、T細胞関連CD4およびCD8抗原、およ
びB細胞関連CD20 (Bp 35)抗原の発現につ
いて試験した。PBLは、インターロイキン2レセプタ
ー(IL−2R)に対するフィコエリトリン結合単りロ
ーン性抗体2A3〔ベクトン・ディキンタン社(Bec
ton−Dickinsoi+、  Inc、。
Mountain View、 CA)製〕およびCD
20に対するフルオレセイン結合単りローン性抗体IF
5〔クラーク (c1ark、ε、A。)ほか、198
5、プロシーディングズ・オブ・ザ・ナショナル・アカ
デミ−・オブ・サイエンス(Proc、Natl。
Acad、 Sci、)  US A、 82 : 1
766〜1770)〔シネティック・システムズ社(G
eneticSystems Corp、、 5eat
tle、 WA)製コ、CD8に対する G10−1〔
レドベター(Ledbetter。
J、A、)ほか、1985、ジャーナル・オブ・イA1
0ジー(J、Immunol、)、134:4250〜
4254)[:シネティック・システムズ社(Gene
tic Systems Carp、、  5eatt
le、  WA)製〕、またはCD4に対するT4a[
オルト・ジアグノスティクス(Ortho Diagn
ostics、 Raritan。
NJ)製〕で同時に染色した。抗体は、改良FAcS■
ソーター〔ベクトン・ディキンタン(Becton−D
ickinson、 Mountain View、 
CA)製〕で流動微小螢光測定より分析したリンパ球上
の滴定により予約決定した飽和濃度で用いた。定量二色
分析は先に詳記されたように行なった〔レドベター−(
Ledbetter、 J、 A、)ほか、1984、
「免疫遺伝学および組織適合性の展望(Perspec
tivesin Immunogenetics an
d Histocompatibility) J、6
巻、リンパ球表面抗原(Lymphocyte 5ur
face^nt1gens〔ヘイドル(E、He1dl
) 編) 、アメリカン・ソサイエティー・オブ・ヒス
トコンパティビリティ−・アンド・イムノシネティクス
(American 5ociety of Hist
ocompatibility and[mmunog
enetics、  New  York)  、  
1 1 9〜 L  2 9頁〕。フォワードおよびラ
イトアングルスキャターゲートはリンパ芽球および実質
数の小リンパ球を含むようにセットした。結果は表■に
示され、表示した値はIL−2R+全パーセントおよび
CD4、CD8またはCD20(Bl)35)共発現(
coexpressing) I L −2R″″細胞
パーセントに対するものである。
表■ LAV/HTLVI[[まりIt L A V / H
T L V m xンヘローブ糖タンパク質発現組換え
体ワクシニアウィルス(v−env5)による刺激後の
接種マカクからのPBL上のIL−2レセプターおよび
CD4、CD8またはCD20  (Bp 35)抗原
マカク  PBL    IL−2R”  共発現IL
−2R+細胞%細胞    C[]20 80   V−env5   25.6 62.4 4
0.ONT74  LAv/Hn、vm   14,7
 50.0 59.6  1.98OLAV/HTLV
II[12,(158,(138,01,580ウィル
スなし  OJ   0.3− 0.3− 0.3−表
■の結果はIL−2レセプターを発現するウィルス刺m
PBLのほとんどすべてがCD4またはCD8抗原を共
発現するが、単に1.5〜2%がCD20 (Bp 3
5)抗原を共発現することを示し、v −env 5ま
たはLAV−HTLVIII活性化したPBLがT細胞
であることを示す。
(5,3)免疫処置マカクのT細胞+;! L A V
 /)ITLV■またはv −env  5による刺激
後にIL−2を生ずる T細胞は抗原刺激後TおよびB細胞の分化および(また
は)増殖を促進することができるIL−2含有リンフオ
カインを生成し、またエイズウィルスを含む種々のウィ
ルスに感染した細胞を溶解できるナチュラルキラー細胞
を活性化できる〔サントリ(Santoli、  D、
)  ほか、1978、ジャーナル・オブ・イムノロジ
ー(J、 Immunol、) 、121 :526;
ヤスカワほか(Yasukawa、 M、and 2a
rling。
J9M、)、1983、ジャーナル・オブ・イムノロジ
ー(J、 Immunol、) 、131 :  20
11 ;ルセッチ(Ruscetti、 F、W、) 
 ほか、1986、ジャーナル・オブ・イムノロジー)
、136:3619)。
従って我々は免疫処置マカクのT細胞がLAV/′HT
LVIIIによる刺激後にIL−2を生ずるかどうかを
求めた。
ともにワクシエアウィルスのWP株で構築したv −e
nv 5またはv−H5VgD1による第2皮内免疫処
置の4週後にマカクのヘパリン化血液からPBLを分離
した(試験1)。試験2のためにV−env 5、v−
H3VgD1まタハ二x  a −y 市衛生局(Ne
w York C1ty Board of Heal
th)  ワクチン株のウィルスで構築したv −en
v 5組換え体ウィルス(v−env5 NY)  2
 X 10” pfuによる一次皮肉免疫処置の4週後
にマカクからPBLを分離した。PBLを10%熱不活
性化正常ヒト血a補足RPM11640培地中に懸濁さ
せ、2X10’PBLを丸底96ウエルプレートのウェ
ルに入れ、次にUV線不活性化したv−env5(UV
線不活性化前I X 106pfu/i)またはM製L
AV/HTLVIII (1μg/雁)をウェルに加え
た。刺激の2日後に反復ウェルから上澄みを回収し、検
定前に24時間洗浄し、IL−2を含まないIL−2依
存性CTLL−2細胞〔ギリス(Or、 S、 G11
lis。
Immunex Carp、、 5eattle、 W
A) により提供された〕の増殖を支持するそれらの能
力について試験した。
上澄みとのインキュベーションの最後の6時間中に細胞
を’ H−Td Rで標識し、細胞中への38−TdR
で取込みを測定した。上澄み中に存在するIL−2活性
の単位は、前に記載されたように(ギリス(Gilli
s、 S、 )ほか、1978、ジャーナル・オブ・イ
ムノロジー(J、Immunol、) 、120: 2
077) 、CTLL−2細胞の堆層に対する組換え体
と)IL−2の効果の試験から得られた標準曲線〔ギリ
ス(Or、 G11lis)により提供された〕から計
算した。結果は表■に示される。
表■ L A V/HT L V mマタはエイズウィルスエ
ンベロープ糖タンパク質発現組換え体ワクシニアウィル
スによる刺激後の接種マカクのPBLによるIL−2の
生成 TL−2C” i”/mi) マカク         刺激PBLの上澄み互−号免
及児1 ウィルスなしLAV/HTLV m  v−e
nv5試験 1: 67   v−env5    0     28.0
   96.068   v−env5    0  
   16.0   124.074   v−env
5    0     9.0   52.0?3  
 v−HSVgDl    0      0   1
0B、026   な  し        OQ  
        □試験 2: (13   v−env5     0     14
.4   55.8(15   v−env5NY  
  0     16.8   33.349   v
−env5NY    0     7.1   26
.752、  v−env5NY    0     
 2.4   27.659   v−HSVgDl 
   0       0   27.626    
な  し        OO。
27   な  し        OQ      
    Q表■中の試験1の結果はv−env5で2回
免疫処置したマカクからのv −env 5またはLA
V/HTLVI[刺激したPBLの上澄みが、それらの
CTLL−2細胞、(IL−2依存性細胞系)の増殖を
誘導する能力により示されるようにIL−2を含有した
。同様に表■の試験2に示されるように、IL−2は、
v −enV 5で1回免疫処置したマカク(13から
、およびヒトにおけるifワクチンとして使用された〔
ネフ(Neff、 J、 14.)、1985、ワクチ
ン抗原のためのベクターとしてのワクシニアウィルス(
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生局株のワクシニアウィルスを用いて構築した類似の組
換え体 (v −env 5NY)で1回免疫処置した
37カクのすべてからのLAV/HTLVIまたはv−
env5刺激したPBLの上澄み中に検出された。対照
的に、ワタシニアH3VgD1組換え体ウィルスで免疫
処置したマカク73および59のPBLはv −env
 5で刺激した後にのみIL−2を生じ、LAV/HT
LVIIIで刺激した後には 。
生じなかった〈表■)。非刺激マカク26および27は
LAv/HTLVIIIまたはv −env  5によ
る刺激後に検出可能なIL−2を生じなかった。主にヘ
ルパー/インデューサー活性を有するT細胞が抗原刺激
後IL−2を生ずる〔モラー(Moller。
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〕ので、これらの結果は従って、組換え体ウィルスで免
疫処置したマカク中のLAV/HTLVIIIを認識す
るヘルパーT細胞の存在を示す。
LAV/  HTLVI[Iエンベロープ抗原に対する
抗体を生ずるそれらのB細胞の分化における可能な役割
に加えて、これらのIL−2を生ずるT細胞が、エフェ
クター細胞例えばウィルス感染細胞を殺すことができる
細胞毒性Tリンパ球またはナチュラルキラー細胞の分化
および(または)膨張に関係することができる。
表■、■および■に示された結果をまとめると、LAV
/HTLVIIIエンベローフ糖タンハク質ヲ発現する
組換え体ワクシニアウィルスによるマカクの免疫処置が
LAV/HTLVIIIに対するT細胞仲介免疫応答を
生じ、(a) L A V / HT L V !II
による刺激に応答したT細胞の増殖、およびら)LAT
/HTLVIIIによる刺激に応答したT細胞によるI
L−2の生成により示されるように、試験管内で活性化
できるT細胞を生ずることが示される。
エンベロープ抗原が免疫処置に用いた組換え体ワクシニ
アウィルスによりエンコードされた唯一のLAV/HT
LVII[抗原であるので、この特定態様においてLA
V/HTLVI[[による刺激後増殖し、IL−2を生
ずるT細胞がLAV/HTLV■エンベロープ抗原(頚
)を認識することが明らかである。組換え体ウィルスに
より発現されたエンベロープ抗原およびLAV/HTL
VIIIにより発現されたものが免疫学的に交差反応性
であることもまた明らかである。
(6)実施例: LAV/HTLVI[[に特異的なチ
ンパンジーT細胞の試験管内活性化 下記の試験はv −env 5NY接種チンパンジー(
7)PBLが試験管内でLAV/HTLVIまたはLA
V/HTLVIIIエンベロープ糖タンパク質による刺
激に応答して増殖することを示す。
v −env  5NYまたは単純ヘルペスウィルスI
型糖タンパク質を発現する組換え体ワクシニアウィルス
(v)ISVgDl)による二次皮肉接種の4週後にヘ
ハリン化血液からフィコール・ハイパツク遠心分離によ
りPBLを分離した。PBLを10%熱不活性化正常ヒ
ト血清およびペニシリン/ストレプトマイシン補足RP
M11640中で、96ウエルプレートに1×10s細
胞/ウエルに播種した。次いで非破壊LAV/HTLV
III (5μg/rrfり、精製LAV/HTLVI
I[からレンチルレクチンクロマトグラフィーにより分
離したLAV/HTLVIIIエンベロープ糖タンパク
jlt(1μg/d)、UV不活性化H3V−1(UV
不活性化前I XIO’ pfu/−) 、またはUV
不活性化v −env5NY(UV不活性化前I X 
106pfu /mりを反復ウェルに加えた。5日後細
胞中の3Hチミジン取込みを液体シンチレーションカウ
ンティングにより測定した。結果は表■に示される。
すべてのチンパンジーからのPBLはV−env5NY
による刺激後高水準の3Hチミジン取込みを取込んだ(
ワクシニアウィルスに対するT細胞応答に基く)。表■
に示されるように、V−env5NYで免疫処置したす
べてのチンパンジーのPBLは、v−H3VgD1免疫
処置チンパンジーのPBL(FJα134およびNα6
4)とは対照的1:LAV/HTLVIIIおよびLA
V/HTLVIエンベロープ糖タンパク賃(env)に
対し著しい増殖応答を示した。
(7)実施例: LAV/HTLVIIIzンベo−プ
抗原を指向する増殖および細胞障害活 性を有するチンパンジーT細胞クロ ーンの試験管内生成 下記試験はv−env5で刺激した後増着するが親ワク
シニアウィルスでは増殖せず、v −env5で感染し
た”Cr標識自己標的細胞を溶解するが親ワクシニアウ
ィルスでは溶解しないT細胞クローンをv−env5で
免疫処置したチンパンジーのPBLから試験管内で生成
できることを示す。PBLを精製エイズウィルスエンベ
ロープ抗原、(env。
1μg/ml)で週間隔で2回刺激した。3日後、刺激
した細胞を96ウエルプレートのウェルに限界希釈法に
よりクローン化し、それに10%脱レクしンIL−2(
セルラー・ブロダク7 (cellularProdu
cts、Buffalo、 NY)製〕含有完全培地中
の5X10’X線照射(250OR)自己PBL (お
よびUV不活性化)を加えた。クローンをV−env5
およびIL−2含有培地中のX線照射PBLによる毎遅
フィーディングにより膨張させた。V−env5および
ワクシニアウィルスに対する増殖応答について試験する
ために、クローン化T細胞を洗浄してIL−2を除き、
lXl0’ クローン化T細胞を、IL−2を含まない
培地中に5X10’のX線照射自己PBLおよびv−e
nv5またはワクシニアウィルス(UV不活性化前1 
×10 ”pfu/ml)を含む反復ウェルに入れた。
3日後に3Hチミジンをウェルに加え、6時間中に取込
まれた3Hチミジンを液体シンチレーションカウンティ
ングにより測定した。表V中の結果は4クローンのすべ
てがv−env5に応答して増殖するが、親ワクシニア
ウィルスに応答しないことを示す。
クローン化細胞はまたv−env5、ワクシニアウィル
スで感染したか、またはウィルスに感染しない!+(r
標識自己リンパ芽球様標的細胞を溶解するそれらの能力
について、25:1のクローン化エフェクター細胞:標
的細胞比を用いて6時間%+ Cr放出検定で試験した
。結果は表Vに示される。クローン化細胞はv−env
5感染細胞を溶解したが、しかし親ワクシニア感染また
は非感染細胞を溶解せず、従ってそれらのエイズウィル
スエンベロープ抗原(頚)に対する特異性を示す。
表   V v−env5免疫処置チンパンジー#124からのクロ
ーン化T細胞の増殖および細胞障害活性 1    5.31?   33.907   8,2
722    4.997  15,225   6,
3423    1.090  9.080   2.
91(14    4.607  13,(150  
 5,392L     −2,420,2−0,12
−0,77,0−1,3 3−0,011,01,0 (8)実施例:v−env5によるヒトT細胞の試験管
内活性化 下記試験はエイズウィルス血清反応陽性個体のPBLが
試験管内でv−env5による刺激に応答して増殖する
ことを示す。PBLをフィコール・ハイバック遠心分離
により分離し、10%熱不活性化プール化正常ヒト血清
を含むRPM11640培地中に再びg濁させた。次い
で0.1m1PBL(IXIO’細胞)を4反復ウェル
のそれぞれに加え、次に0.1−培地(抗原なし)、0
.1−紫外線(UV)不活性化v −env5 (UV
不活性化前108pfu/mf)または1×10%X線
照射(250OR’)同種PBLを加えた。6日後に3
Hチミジン(3H7dR)をウェルに加え(0,5μC
i /ウェル)、6時間後に細胞をマルチウェル回収装
置により回収した。3H−TdR取込みを液体シンチレ
ーションカウンティングにより測定した。刺激した細胞
中に取込まれたffH−TdRcpmを非刺激細胞中に
取込まれたcpmで除することにより刺激指数(SI)
を計算した。結果は表■に示される。
表Vから見られるように、血清反応陽性および血清反応
陰性供血者のPBLはともにv −env5に応答して
増殖を示した。一般に血清反応陽性供血者からのPBL
は血清反応陰性供血者より低い応答を示した。しかし、
血清反応陽性供血者のPBLはかなりの応答を示し、活
性化T細胞はIL−2含有細胞培養中で膨張することが
できる。
(9)微生物の寄託 次の組換え体ウィルスはアメリカン・タイプ・カルチャ
ー・コレクション(American Type Cu
1tureCollection、 Rockvill
e、 MO)に寄託され、表示受託番号を指定された: 組換え体ウィルス   受 託 番 号v−env2A
TCCVR2114 v −env5      ATCCVR2113v 
−env7            ATCCVR21
48v −env5NY     ATCCVR214
9v −gag1NY     ATCCVR2150
Ac−g、agl      ATCCVR2147A
c−env5      ATCCVR2151寄託態
様は本発明の1観点の単なる例示として意図され、機能
的に等しい任意の組換え体が本発明の範囲内で使用でき
るので本発明は寄託した組換え体ウィルスにより範囲を
限定すべきではない。
実際にここに示し、記載したものに加えて、本発明の種
々の変更が前記記載から当業者に明らかになろう。その
ような変更は特許請求の範囲内に属するものとする。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エイズウィルスに感染した患者を処置するための
    免疫療法の方法であって、 (a)活性化したTリンパ球がエイズウィルスのエピト
    ープに特異的でかつ患者と組織適合性であり、 (b)活性化したTリンパ球が次の検定法、(i)活性
    化したTリンパ球をエイズウィルスに感染した患者の放
    射性標識した標的細胞 とともにインキュベートし、放射性標識の 放出が感染標的細胞の溶解の指標である細 胞障害検定、および (ii)試験管内でエイズウィルスのエピトープによる
    刺激に応答して増殖および(または)リンフォカインの
    生成を生ずる活性化した Tリンパ球の能力を測定する刺激検定、 のいずれかにより測定してエイズウィルス特異性T細胞
    免疫を仲介できる、 活性化したTリンパ球を、生体内でエイズウィルス感染
    細胞に対する細胞仲介免疫の移入に有効な用量で患者に
    投与することを含む方法。
  2. (2)活性化したTリンパ球がエイズウィルスのエピト
    ープに対する暴露により試験内で活性化された、特許請
    求の範囲第(1)項記載の方法。
  3. (3)エイズウィルスのエピトープがエンベロープエピ
    トープを含む、特許請求の範囲第(2)項記載の方法。
  4. (4)エイズウィルスのエピトープがgagエピトープ
    を含む、特許請求の範囲第(2)項記載の方法。
  5. (5)活性化したTリンパ球がエイズウィルスのエピト
    ープに関連するペプチトに対する暴露により試験管内で
    活性化された、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
  6. (6)エイズウィルスのエピトープがエンベロープエピ
    トープを含む、特許請求の範囲第(5)項記載の方法。
  7. (7)エイズウィルスのエピトープがgagエピトープ
    を含む、特許請求の範囲第(5)項記載の方法。
  8. (8)活性化したTリンパ球がエイズウィルスのエピト
    ープを発現する組換え体微生物に対する暴露により試験
    管内で活性化された、特許請求の範囲第(1)項記載の
    方法。
  9. (9)エイズウィルスのエピトープがエンベロープエピ
    トープを含む、特許請求の範囲第(8)項記載の方法。
  10. (10)エイズウィルスのエピトープがgagエピトー
    プを含む、特許請求の範囲第(8)項記載の方法。
  11. (11)組換え体微生物が組換え体ウィルスを含む、特
    許請求の範囲第(8)項、第(9)項または第(10)
    項記載の方法。
  12. (12)組換え体ウィルスが動物ウィルスを含む、特許
    請求の範囲第(11)項記載の方法。
  13. (13)動物ウィルスがワクシニアウィルスを含む、特
    許請求の範囲第(12)項記載の方法。
  14. (14)組換え体ウィルスが昆虫ウィルスを含む、特許
    請求の範囲第(11)項記載の方法。
  15. (15)昆虫ウィルスがバクロウィルスを含む、特許請
    求の範囲第(14)項記載の方法。
  16. (16)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2113を指定されたv−en
    v5に対する暴露により活性化された、特許請求の範囲
    第(1)項記載の方法。
  17. (17)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2149を指定されたv−en
    v5NYに対する暴露により活性化された、特許請求の
    範囲第(1)項記載の方法。
  18. (18)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2150を指定されたv−ga
    g1NYに対する暴露により活性化された、特許請求の
    範囲第(1)項記載の方法。
  19. (19)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2151を指定されたAc−e
    nv5に対する暴露により活性化された、特許請求の範
    囲第(1)項記載の方法。
  20. (20)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2147を指定されたAc−g
    ag1に対する暴露により活性化された、特許請求の範
    囲第(1)項記載の方法。
  21. (21)エイズウィルスに感染した患者を免疫療法的に
    処置する方法であって、 (a)患者またはエイズウィルスエピトープに暴露され
    た組織適合性供血者からリンパ球を分離し、 (b)段階(a)のリンパ球を試験管内でエイズウィル
    スエピトープに暴露してエイズウィルスに特異性のTリ
    ンパ球を活性化し、 (c)次の検定法、 (i)活性化したTリンパ球をエイズウィルスに感染し
    た患者の放射性標識した標的細胞 とともにインキュベートし、放射性標識の 放出が感染標的細胞の溶解の指標である細 胞障害検定、および (ii)試験管内でエイズウィルスのエピトープによる
    刺激に応答して増殖および(または)リンフォカインの
    生成を生ずる活性化した Tリンパ球の能力を測定する刺激検定、 のいずれかにより測定されるエイズウィルス特異性T細
    胞免疫を仲介できる段階(b)の活性化したTリンパ球
    を選び、 (d)段階(c)の活性化したTリンパ球の有効量を患
    者に注射し、エイズウィルスに感染した細胞を指向する
    T細胞仲介免疫を移入させる、ことを含む方法。
  22. (22)活性化したTリンパ球がエイズウィルスのエピ
    トープに対する暴露により試験管内で活性化された、特
    許請求の範囲第(21)項記載の方法。
  23. (23)エイズウィルスのエピトープがエンベロープエ
    ピトープを含む、特許請求の範囲第(22)項記載の方
    法。
  24. (24)エイズウィルスのエピトープがgagエピトー
    プを含む、特許請求の範囲第(22)項記載の方法。
  25. (25)活性化したTリンパ球がエイズウィルスのエピ
    トープに関連するペプチトに対する暴露により試験管内
    で活性化された、特許請求の範囲第(21)項記載の方
    法。
  26. (26)エイズウィルスのエピトープがエンベロープエ
    ピトープを含む、特許請求の範囲第(25)項記載の方
    法。
  27. (27)エイズウィルスのエピトープがgagエピトー
    プを含む、特許請求の範囲第(25)項記載の方法。
  28. (28)活性化したTリンパ球がエイズウィルスのエピ
    トープを発現する組換え体微生物に対する暴露により試
    験管内で活性化された、特許請求の範囲第(21)項記
    載の方法。
  29. (29)エイズウィルスのエピトープがエンベロープエ
    ピトープを含む、特許請求の範囲第(28)項記載の方
    法。
  30. (30)エイズウィルスのエピトープがgagエピトー
    プを含む、特許請求の範囲第(28)項記載の方法。
  31. (31)組換え体微生物が組換え体ウィルスを含む、特
    許請求の範囲第(28)項、第(29)項または第(3
    0)項記載の方法。
  32. (32)組換え体ウィルスが動物ウィルスを含む、特許
    請求の範囲第(31)項記載の方法。
  33. (33)動物ウィルスがワクシニアウィルスを含む、特
    許請求の範囲第(32)項記載の方法。
  34. (34)組換え体ウィルスが昆虫ウィルスを含む、特許
    請求の範囲第(31)項記載の方法。
  35. (35)昆虫ウィルスがバクロウィルスを含む、特許請
    求の範囲第(34)項記載の方法。
  36. (36)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2113を指定されたv−en
    v5に対する暴露により活性化された、特許請求の範囲
    第(21)項記載の方法。
  37. (37)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2149を指定されたv−en
    v5NYに対する暴露により活性化された、特許請求の
    範囲第(21)項記載の方法。
  38. (38)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2150を指定されたv−ga
    g1NYに対する暴露により活性化された、特許請求の
    範囲第(21)項記載の方法。
  39. (39)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2151を指定されたAc−e
    nv5に対する暴露により活性化された、特許請求の範
    囲第(21)項記載の方法。
  40. (40)活性化したTリンパ球が、ATCCに寄託され
    て受託番号ATCCVR2147を指定されたAc−g
    ag1に対する暴露により活性化された、特許請求の範
    囲第(21)項記載の方法。
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