JPS63118660A - 免疫学的定量装置 - Google Patents
免疫学的定量装置Info
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- JPS63118660A JPS63118660A JP61264056A JP26405686A JPS63118660A JP S63118660 A JPS63118660 A JP S63118660A JP 61264056 A JP61264056 A JP 61264056A JP 26405686 A JP26405686 A JP 26405686A JP S63118660 A JPS63118660 A JP S63118660A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気泳動を用いる免疫学的定量装置に係る。
膜状の担体に抗体を固定化し、この膜の面に実質的に垂
直に電位勾配をかけることにより、この方向に被測定試
料中の抗原を電気泳動により移動せしめ、上記固定化さ
れた抗体と抗原抗体反応を起こさせて固定化させ、試料
中の抗原の濃度を測定する方法が提案されている(特開
昭6O−57257)。
直に電位勾配をかけることにより、この方向に被測定試
料中の抗原を電気泳動により移動せしめ、上記固定化さ
れた抗体と抗原抗体反応を起こさせて固定化させ、試料
中の抗原の濃度を測定する方法が提案されている(特開
昭6O−57257)。
上記従来技術は、被測定試料中に含まれる巨大分子及び
沈殿物が電気泳動用担体表面で捕捉され測定誤差を与え
る点についての配慮がされておらず、測定精度を低下さ
せる問題があった。
沈殿物が電気泳動用担体表面で捕捉され測定誤差を与え
る点についての配慮がされておらず、測定精度を低下さ
せる問題があった。
本発明の目的は、これを改善することにある。
上記目的は、抗体を固定化させた電気泳動用担体の試料
導入側(通常は陰極側)に抗体を含まない電気泳動用担
体を設けることにより達成される。
導入側(通常は陰極側)に抗体を含まない電気泳動用担
体を設けることにより達成される。
抗体を固定化させた電気泳動用担体の試料導入側に設け
た抗体を含まない電気泳動用担体は、被測定試料中に含
まれる巨大分子及び沈殿物を捕捉する。それによって試
料中に含まれ測定誤差を与える成分が、抗体を固定化さ
せた電気泳動用担体に到達するのを妨げられるので、測
定の精度を向上させることができる。また、抗体を含ま
ない電気泳動用担体は、抗体を固定させた電気泳動用担
体と容易に着脱が可能にすることで、巨大分子及び沈殿
物の影響を受けることなしに精度の高い測定を行うこと
ができる。
た抗体を含まない電気泳動用担体は、被測定試料中に含
まれる巨大分子及び沈殿物を捕捉する。それによって試
料中に含まれ測定誤差を与える成分が、抗体を固定化さ
せた電気泳動用担体に到達するのを妨げられるので、測
定の精度を向上させることができる。また、抗体を含ま
ない電気泳動用担体は、抗体を固定させた電気泳動用担
体と容易に着脱が可能にすることで、巨大分子及び沈殿
物の影響を受けることなしに精度の高い測定を行うこと
ができる。
なお固定化された抗体と反応した試料中の抗原の濃度の
測定は、従来技術と同じように、標識された抗体を上記
の反応した抗原とさらに反応させるか又は標識された抗
原を上記固定化された抗体のうちの未反応部と反応させ
るかして、その後標識された抗体又は抗原の量を知るこ
とによって。
測定は、従来技術と同じように、標識された抗体を上記
の反応した抗原とさらに反応させるか又は標識された抗
原を上記固定化された抗体のうちの未反応部と反応させ
るかして、その後標識された抗体又は抗原の量を知るこ
とによって。
測定することができる。
以下、本発明の実施例を第1図及び第2図により説明す
る。
る。
リング状に加工したガラス板は、あらかじめシランカッ
プリング処理して用いた。25 m Qのエタノールに
75μQのメタアクリル酸−3−トリメトキシシリルプ
ロピルエステルと750μ2の10%酢酸を加え、攪拌
した後、この中に上記ガラス製リングを数分間浸す。ガ
ラス製リングを液中より取り出し、乾燥させた後、エタ
ノールで洗浄する。さらに110℃にて1時間熱処理を
行なった。
プリング処理して用いた。25 m Qのエタノールに
75μQのメタアクリル酸−3−トリメトキシシリルプ
ロピルエステルと750μ2の10%酢酸を加え、攪拌
した後、この中に上記ガラス製リングを数分間浸す。ガ
ラス製リングを液中より取り出し、乾燥させた後、エタ
ノールで洗浄する。さらに110℃にて1時間熱処理を
行なった。
抗体を固定化したポリアクリルアミドゲル(以下固定化
抗体膜という)はつどのように作製した。
抗体膜という)はつどのように作製した。
抗ヒトアルファフェトプロティン(AFP)抗血清のI
gGフラクション(5m g / m Q ) 0 、
5mQに0.25%アクロレイン水溶液を25μQ加え
て氷冷下で30分間反応させたあと、10≦Mリン酸緩
衝液(pH7,2)でよく透析する。
gGフラクション(5m g / m Q ) 0 、
5mQに0.25%アクロレイン水溶液を25μQ加え
て氷冷下で30分間反応させたあと、10≦Mリン酸緩
衝液(pH7,2)でよく透析する。
これに、0.32g/mQのアクリルアミド溶液1.5
mQ、0.016g/mQのN、N’−メチレンビスア
クリルアミド溶液を1.5mQ、4.6μQ / m
QのN、N、N’ 、N’−テトラメチルエチレンジア
ミン水溶液を1 、25 m Q、及び1 、2 m
g / m Qの過硫酸アンモニウム溶液5 、75
m Qを加え、攪拌して重合液とする。
mQ、0.016g/mQのN、N’−メチレンビスア
クリルアミド溶液を1.5mQ、4.6μQ / m
QのN、N、N’ 、N’−テトラメチルエチレンジア
ミン水溶液を1 、25 m Q、及び1 、2 m
g / m Qの過硫酸アンモニウム溶液5 、75
m Qを加え、攪拌して重合液とする。
アクリル樹脂板上に、上記シランカップリング処理した
ガラス製リングをのせ、上から重合液をすみやかに分注
し、さらにアクリル樹脂板で、ガラス製リングをはさみ
込むようにのせて押さえた。
ガラス製リングをのせ、上から重合液をすみやかに分注
し、さらにアクリル樹脂板で、ガラス製リングをはさみ
込むようにのせて押さえた。
尚、この際、気泡が入らないように注意した。そのまま
静置してゲル化させた後、アクリル樹脂板をはずして固
定化抗体膜を得た。
静置してゲル化させた後、アクリル樹脂板をはずして固
定化抗体膜を得た。
抗体を含まない電気泳動用担体は、アクロレインと反応
させた抗体のかわりに、10≦Mリン酸緩衝液(pH7
,2)0.5mQを用いて、上記の方法と同様に、ガラ
ス製リングに結合させて、作製した。
させた抗体のかわりに、10≦Mリン酸緩衝液(pH7
,2)0.5mQを用いて、上記の方法と同様に、ガラ
ス製リングに結合させて、作製した。
抗体を固定化させてないポリアクリルアミド膜が試料側
になるように、抗体を含まない電気泳動用担体2と固定
化抗体膜3を重ねる(第1図)。
になるように、抗体を含まない電気泳動用担体2と固定
化抗体膜3を重ねる(第1図)。
これを反応膜保持具4により上部電解槽5の底部に取り
付け、下部電解槽6に、電解液7を電解液注入口8より
注入し、続いて上部電解槽に電解液9を電解液注入ノズ
ル10により注入する。測定試料液に15%ショM溶液
となるようにショ糖を加え、溶解させた後、試料注入ノ
ズル11の先端を電気泳動用担体2の近傍に移動し、こ
れより20μQを電気泳動用担体上に静かに注入する。
付け、下部電解槽6に、電解液7を電解液注入口8より
注入し、続いて上部電解槽に電解液9を電解液注入ノズ
ル10により注入する。測定試料液に15%ショM溶液
となるようにショ糖を加え、溶解させた後、試料注入ノ
ズル11の先端を電気泳動用担体2の近傍に移動し、こ
れより20μQを電気泳動用担体上に静かに注入する。
電極12が陰極、電極13が陽極となるように直流電源
14を用いて電圧を印加する。印加電圧は50v、印加
時間は20分であった。
14を用いて電圧を印加する。印加電圧は50v、印加
時間は20分であった。
続いて、G oldmanの方法に準じて作製したFI
TC結合抗体に、15%ショ糖溶液となるようにショ糖
を加え溶解した後、標識抗体注入ノズル15により20
μ2を電気泳動用担体2上に静かに注入し、試料の場合
と同様に電圧を印加した。
TC結合抗体に、15%ショ糖溶液となるようにショ糖
を加え溶解した後、標識抗体注入ノズル15により20
μ2を電気泳動用担体2上に静かに注入し、試料の場合
と同様に電圧を印加した。
印加電圧は50V、印加時間は20分である。
上部電解槽及び下部電解槽の電解液を、電解液排出ノズ
ル16及び電解液排出口17を用いて除去し1次いで、
固定化抗体膜3をガラス製リング1と共に取りはずし、
10≦Mリン酸緩衝液中で、簡単に洗浄する。
ル16及び電解液排出口17を用いて除去し1次いで、
固定化抗体膜3をガラス製リング1と共に取りはずし、
10≦Mリン酸緩衝液中で、簡単に洗浄する。
膜中に固定化されたFITC量を蛍光強度により測定し
た。励起波長は485nm、蛍光波長は520nmとし
た。各種濃度のAFP試料を測定し検量線を求めた結果
を第3図に示す。20ng/ m Qの濃度のAFP標
準試料に対する測定の平均値は19.8ng/mQ、標
準偏差は3.0 n g/ m Qであった。
た。励起波長は485nm、蛍光波長は520nmとし
た。各種濃度のAFP試料を測定し検量線を求めた結果
を第3図に示す。20ng/ m Qの濃度のAFP標
準試料に対する測定の平均値は19.8ng/mQ、標
準偏差は3.0 n g/ m Qであった。
一方、従来法のように、抗体を含まない電気泳動担体に
より試料あるいは標識抗体を濾過することなく、固定化
抗体膜のみを用いて同様の測定を行ったところ、20
n g / m Qの濃度のAFP標準試料に対する測
定の平均値は19.5ng/mQ、fM$偏差は5.5
ng/m12であった。
より試料あるいは標識抗体を濾過することなく、固定化
抗体膜のみを用いて同様の測定を行ったところ、20
n g / m Qの濃度のAFP標準試料に対する測
定の平均値は19.5ng/mQ、fM$偏差は5.5
ng/m12であった。
以上のように、抗体を固定化させてない電気泳動用担体
を固定化抗体膜の試料導入側に配置し、試料又は標識抗
体中の巨大分子あるいは沈殿物をフィルターのように除
去することにより、測定の精度を大幅に向上させること
ができる。
を固定化抗体膜の試料導入側に配置し、試料又は標識抗
体中の巨大分子あるいは沈殿物をフィルターのように除
去することにより、測定の精度を大幅に向上させること
ができる。
尚、試料中に沈殿物あるいは巨大分子が多量に含まれる
場合には、試料を電気泳動させ反応させる工程と、標識
抗体を電気泳動させ反応させる工程において、それぞれ
別の抗体を含まない電気法vJ膜を準備し、取り替えて
用いることが望ましい。
場合には、試料を電気泳動させ反応させる工程と、標識
抗体を電気泳動させ反応させる工程において、それぞれ
別の抗体を含まない電気法vJ膜を準備し、取り替えて
用いることが望ましい。
以上で説明したように、本発明により、測定の精度を約
2倍向上させることができる効果がある。
2倍向上させることができる効果がある。
第1図は本発明の実施例の反応膜部分の正面図及び縦断
面図、第2図は本発明の実施例に用いた反応装置の概略
を示す断面図、第3図は実施例により得た検量線図であ
る。 ■・・・ガラス製リング、2・・・抗体を含まない電気
泳動用担体、3・・・固定化抗体膜、4・・・反応膜保
持具、5・・・上部電解槽、6・・・下部電解槽、7・
・・電解液、8・・・電解液注入口、9・・・電解液、
10・・・電解液注入ノズル、11・・・試料注入ノズ
ル、12・・・電極、13・・・電極、14・・・直流
電源、15・・・標識抗体注入ノズル、16・・・電解
液排出ノズル、17・・・電解液排出口。
面図、第2図は本発明の実施例に用いた反応装置の概略
を示す断面図、第3図は実施例により得た検量線図であ
る。 ■・・・ガラス製リング、2・・・抗体を含まない電気
泳動用担体、3・・・固定化抗体膜、4・・・反応膜保
持具、5・・・上部電解槽、6・・・下部電解槽、7・
・・電解液、8・・・電解液注入口、9・・・電解液、
10・・・電解液注入ノズル、11・・・試料注入ノズ
ル、12・・・電極、13・・・電極、14・・・直流
電源、15・・・標識抗体注入ノズル、16・・・電解
液排出ノズル、17・・・電解液排出口。
Claims (1)
- 1、実質的に全域に抗体を固定化した膜状の電気泳動用
担体と、該膜状の電気泳動用担体の膜面に実質的に垂直
方向に電場を印加し被測定試料中の抗原の電気泳動を行
なう手段とよりなる免疫学的定量装置において、上記電
気泳動用担体の試料導入側に抗体を固定化しない電気泳
動用担体を配置したことを特徴とする免疫学的定量装置
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61264056A JPS63118660A (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | 免疫学的定量装置 |
US07/031,665 US5057438A (en) | 1986-09-24 | 1987-03-30 | Electrophoretic antigen-antibody determination with laminate of multiple membranes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61264056A JPS63118660A (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | 免疫学的定量装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63118660A true JPS63118660A (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=17397926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61264056A Pending JPS63118660A (ja) | 1986-09-24 | 1986-11-07 | 免疫学的定量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63118660A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132956A (en) * | 1979-01-31 | 1980-10-16 | Technicon Instr | Reaction method of and apparatus for composition of fluid sample and preeconcentrating apparatus |
JPS6057257A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-03 | Hitachi Ltd | イムノアツセイ法 |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP61264056A patent/JPS63118660A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132956A (en) * | 1979-01-31 | 1980-10-16 | Technicon Instr | Reaction method of and apparatus for composition of fluid sample and preeconcentrating apparatus |
JPS6057257A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-03 | Hitachi Ltd | イムノアツセイ法 |
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