JPS63118412A - 水路トンネルの補修方法 - Google Patents

水路トンネルの補修方法

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JPS63118412A
JPS63118412A JP61262277A JP26227786A JPS63118412A JP S63118412 A JPS63118412 A JP S63118412A JP 61262277 A JP61262277 A JP 61262277A JP 26227786 A JP26227786 A JP 26227786A JP S63118412 A JPS63118412 A JP S63118412A
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lining
waterway
plate
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松井 勝範
Shuichi Nishimura
修一 西村
Hitoshi Sasayama
笹山 仁
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Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、水力発電施設などにおける水路トンネルの補
修方法に関するものである。
「従来の技術とその問題点J 河川の流れを利用して発電する水力発電は、火力発電な
どに比べて燃料費が不要であり、また装置の保守点検等
ら簡単である等の利点を有している。
中でも、水路トンネル(導水管)式水力発電は、立地条
件上ダム位置と水圧管・発電機を離れた場所に建設する
型式のもので、ダム直下型のものより地形を有利に活用
出来る。その反面、水路の犬部分がトンネルとなるため
、建設費が高いといった難点がある。
第13図は、このような水力発電施設の一構造例を示す
ものである。これは、ダムlでつくられた貯水池(火口
湖)2の水を、取水口3を通して水路トンネル(導水管
)4に導き、サージタンク5に貯水し、このサージタン
ク5から水圧管6を通して水を落下させ、水のもつ位置
エネルギによって水車を回し、水車に直結した発電機7
を回転させる構成である。
ところで、近年においては、このような水力発電施設に
おける水路トンネル4内部の礫、砂による浸食が問題と
なってきている。
そこで、このトンネル内部の浸食を防止する手段として
、水路トンネルの内部補修工事が要求される。この補修
工事を行うにあたっては、発電を休止し水路トンネル内
の水を排除するので、その施工が簡単・迅速であること
はもちろん、トンネル内部の強固な補強が要求されるが
、現在のところ、このような施工については有効適切な
ものが提供されていないのが実状であり、その開発が望
まれている。
本発明は、これらの背景に鑑みてなされたもので、作業
能率を向上し得て、コスト低減の効果があり、また、ト
ンネル内部の強固な補強を達成することのできる補修工
事の有効適切な方法を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するために本発明では、(イ)水路ト
ンネル内で、トンネル内面に沿って一定の曲率で湾曲形
成された鋼製ライニングプレートを組み立てて水路トン
ネルの下半部に設置しつつ軸方向に連結していく工程と
、 (ロ)水路トンネルの下半部に設置したライニングプレ
ートと水路トンネルの内周壁との間にこれらを一体化す
る充填材を注入充填する工程と、(ハ)前記ライニング
プレートを軸方向に連結させる毎に、それによって構築
される構築物の雨上端縁をレールとして、このレール上
にエレクタ−装置付き台車、ライニングプレート運搬用
台車、コンクリートバケット台車等を載せて資材を運び
、ライニングプレートの組立連結作業および充填作業を
連続して実施する工程と、 (ニ)水路トンネルの下半部の覆工後、前記エレクタ−
装置付き台車を戻らせながら、前記水路トンネルの上半
部を鋼製ライニングプレートで覆い、このライニングプ
レートと水路トンネルとの間にこれらを一体化する充填
材を注入充填する工程とを具備したもので、水路トンネ
ルの内側下半部に設置したライニングプレートを台車の
レールとして使用することにより、水路トンネル内での
作業用レールの敷設作業を省略し、また下半部補修のみ
とする場合は補修後の点検車用にこのレールを利用する
ことができ、さらに、鋼製ライニングプレートを水路ト
ンネル内に覆工することによって、水路トンネル内部の
強固な補強を達成しようとするものである。
「実施例」 以下、本発明の一実施例による補修方法について補修順
序に従って第1図ないし第12図を参照して説明する。
(i)作業用トンネルの開口と運搬用レールの敷設第1
図に示すように、作業用トンネルT、を開けて、補修す
べき水路トンネルT、と作業用トンネル(横穴)T、と
を連通させ、この作業用トンネルT、の構内に台車運搬
用のレールRを敷設する。
ここで、前記作業用トンネルT、は、ダム施工時水路ト
ンネルを構築した時に工事トンネルとして形成されたも
のもしくは補修のため新設するもので、このトンネルを
利用することによって、資材(ライニングプレート等)
を水路トンネルT。
に運搬するものである。また、台車運搬用のレールRは
、ポイントPによって途中で分岐しており、各分岐点か
らライニングプレート運搬用台車D1、コンクリートバ
ケット台車り、等が運搬されるようになっている。なお
、この作業用トンネルT。
には、第1図に示すように、水密用ゲートEが設けられ
る。
次いで、面記水路トンネルTIと前記作業用トンネルT
、との交差部に台車を水路′トンネルT1の走行軌道に
載せる装置IOを取り付ける。この昇降装置lOは、第
2図および第3図に示すように、レールRに連続して台
車りの第1走行輪11を載せる2本の支持レール12と
、これら支持レール12をそれぞれ支持しかつ上下方向
に昇降動させるジヤツキ13とを主体として構成されて
いる。
また、水路トンネルT、の交差部には、前記レールRに
交差する形態で水路トンネルT1の長さ方向に延びる2
本の案内レール14a、14bが敷設されている。これ
ら案内レール14a、14bは、それぞれ台車りが下降
した際に、台車りの第2走行輪15および補助走行輪1
6を載せるもので、第2走行輪15を載せる案内レール
14aは水路トンネルTIの側壁に支持材17を介して
固定されている(第3図(a )参照)。なお、この案
内レール14aは、第3図(b )に示すように、後述
のライニングプレート20の下半部の上端縁を利用する
ことによっても構成することができる。
また、補助走行輪16を載せる案内レール+4bは水路
トンネルT1の底部に支持材I8を介し運搬用のレール
Rと同じ高さに位置して取り付けられている。
(11)下部ライニングプレートの設置前記運搬用のレ
ールRを使用して作業用トンネルT!から水路トンネル
T1の下半部に据え付けるライニングプレート20を運
び、まず水路トンネルT1と作業用トンネルT、の交差
部から水路トンネルT1の上流側(第1図左側)および
下流側に向けてそれぞれ鋼製ライニングプレート20を
組み立てて設置していく。この鋼製ライニングプレート
20は、長方形状の端板21と、円弧状の側板22とを
溶接して組み立てた本体に、本体の内周側を覆うスキン
プレート20aを溶接してなる基本構造となっており、
全体としてトンネル内面に沿って一定の曲率で湾曲形成
された円弧版状をなしている。なお、このライニングプ
レート20の側板22には、ライニングプレート2oを
軸方向に連結する長ボルト23を通す切欠溝24がライ
ニングプレート20の上下両側に位置してそれぞれ形成
されている。また、ライニングプレート20のスキンプ
レート20aには、このライニングプレート20を吊持
する際に使用される袋ナツト29が重心位置に設けられ
ている。
このライニングプレート20の設置手順は、水路トンネ
ルT1の下半部内壁の底部および両側部にそれぞれ、プ
レート据付は用治具30,31を固着し、底部の治具3
0により取り付は高さを調整して、この治具30の上に
ライニングプレート20の一端部を載せ、側部の治具3
1にライニングプレート20の他端部を固定する。また
、この際、第5図に示すように、ライニングプレート2
0の端板21どうしを互いに突き合わせ、一方(第5図
右方)の端板21に突設した位置合わせピン25を、他
方の端板21の嵌合孔26に嵌め込み、ライニングプレ
ート20どうしを組み立てろ。なお、このライニングプ
レート20の組立および設置は、交差部から最初の1な
いし数リング分については、例えばチェーンブロック等
を使用して手作業により実施しても良いが、後述するよ
うに、エレクタ−装置付き台車D1により組立据え付け
ることら可能である。
また、前記ライニングプレート20を設置する際、ライ
ニングプレート20をトンネルの長さ方向(軸方向)に
連結するための長ボルト23を、ライニングプレート2
0の切欠溝24に嵌め込んでおき、ライニングプレート
20を軸方向に連結可能な状態にしておく。
なお、ライニングプレート20を取り付けるプレート据
付は用治具30,31は、それぞれ水路トンネルT、の
内壁に埋め込まれるねじ孔付きアンカー32を備えてお
り、このアンカー32を内壁に埋め込み固着することに
よって支持されるよう(こなっている。また、前5己ア
ンカー32としては、例えば、ドリルで穿孔した孔壁に
摩擦力でもって定着させる先端定着機構を具備したメカ
ニカルアンカーや、ビットで穿孔した孔内に樹脂等で定
Hサu ルいわゆる薬液注入アンカー等が適用サレる。
なお、前記各治具30,31について説明を補足してお
くと、底部の治具30は、第5図に示すように、アンカ
ー32のねじ孔に螺合されるボルト33と、このボルト
33の上端に溶着されライニングプレート20が載置さ
れるプレート載置板34とを備え、前記ボルト33のね
じ込みによってプレート載置板34の高さを調整する基
本構造となっている。
また、側部の治具31は、第6図などに示すように、ア
ンカー32のねじ孔に螺合されるボルト35と、このボ
ルト35の一端に溶着されかつライニングプレート20
の外面に当接するプレート定着板36と、このプレート
定着板36の四隅にそれぞれ立てられた状態で溶着され
た4個のナツト37と、このナツト37に螺合されライ
ニングプレート20の支持材(アングル材)27を定着
板36との間で挾持する支持ボルト38とから構成され
ている。
(iii)ライニングプレートの連結 ライニングプレート20の軸方向の連結は、例えば第7
図(a)に示すようにして行う。すなわち、ライニング
プレート20の組み立て設置後、このライニングプレー
ト20に取り付けた長ボルト23に長ナツト28をねじ
込み、さらにこの長ナツト28を介して長ボルト23を
ねじ込む。次いで、この長ボルト23の上から、前記(
■)で説明した組立設置手順により、ライニングプレー
ト20を取り付け、長ボルト23に長ナツト28を締め
付ければ良い。
なお、ライニングプレート20どうしの連結手段は、第
7図(a)に示す構造に限るものではなく、ライニング
プレート20どうしを軸方向に組み付けることのできる
手段であれば、第7図(b)、(c)等に示す他の構造
であっても良い。
第7図(b)に示す構造は、ライニングプレート20の
側板22に箱抜き部100およびこの箱抜き部100に
連通するガイド筒101を設けたもので、ライニングプ
レート20の据付は設置後、前記労イド簡101に長ボ
ルト23を通し、箱抜き部100内で長ナツト28によ
りこれらを連結しようとするものである。
また、第7図(c)に示す構造は、第7図(b)の構造
の変形例であって、頭部付きの長ボルト23゜およびこ
れに螺合されるナツト102によって、ライニングプレ
ート20どうしを連結しようとするものである。
(iv)水路トンネル下半部の覆工 前記(ii)および(iii)の工程により、トンネル
交差部を起点として所定の長さライニングプレート20
を組立設置した後は、エレクタ−装置付き台車り、を水
路トンネル交差部に入れ、この台車D3のエレクタ−装
置40によりライニングプレート20を組立設置してい
く。この台車D3のエレクタ−装置40は、第9図に示
すように、台車D3に設置された基台41に横回動自在
に支持されたターンテーブル42と、このターンテーブ
ル42に縦回動自在に支持されたブーム43と、このブ
ーム43を上下に回動させる駆動手段44と、前記ブー
ム43の先端に設けられてライニングプレート20を保
持する保持手段45とを主体として構成され、ブーム4
3の先端に設けられたスイッチ46によって駆動手段4
4を作動させるようになっている。なお、このエレクタ
−装置40が載置される台車D3は、その第2走行輪1
5が駆動されるようになった自走式のもので、前記スイ
ッチ46によって前後に移動する構造となっている。
また、前記駆動手段44は、ターンテーブル42に立設
されたアーム板47の巻掛はプーリ48を介してブーム
43先端のブラケット49に留められた懸垂ワイヤ50
と、この懸垂ワイヤ50を巻き取る巻取りドラム51と
、この巻取りドラム51を回転駆動させる駆動モータ5
2とから構成されている。
ライニングプレート20を保持する保持手段45は、第
1θ図に示すように、ブーム43の先端に回転軸53を
介して回転自在に支持された回転ブラケット54と、こ
の回転ブラケット54の間にヒンジピン55を介して回
動自在に設けられた筒体56と、この筒体56に挿入さ
れてライニングプレート20の袋ナツト29に螺合され
る固定ボルト57とから構成されている。
なお、前記符号53,54,55.56で示す各部材の
3軸回動中心は、第10図に示すように、ライニングプ
レート20の重心位置 gと一致するように構成されて
いる。
しかして、このような構成の工°レクター装置40は、
保持手段45の筒体56をライニングプレート20の袋
ナツト29の位置に合わせ、筒体56を通して固定ボル
ト57を袋ナツト29に螺合し、ブーム43先端のスイ
ッチ46の操作によって、台車D3およびブーム43を
動かすことにより、ライニングプレート20の位置を決
め、設置することができる。
なお、前記エレクター装置付き台車D3は、ライニング
プレート20を軸方向に連結させる毎に、それによって
構築される構築物にの雨上端縁をレールとして、例えば
第8図に示すように走行させる。したがって、水路トン
ネル上半部にあっては、ライニングプレート20自身が
台車のレールとなるので、作業用の軌道の敷設を省略す
ることができる。
以上のようにして所定区間、ライニングプレート20を
設置したならば、このライニングプレート20と水路ト
ンネルT1の内周壁との間にこれらを一体化する充填材
Gを注入充填する。この注入充填作業は、充填材の吐出
管60をライニングプレート20とトンネル内周壁との
隙間に差し込み、コンクリートポンプ6Iにより充填材
を送出することによって行う。
そして、第11図に示すように、エレクタ−付き台車D
3によるライニングプレート20の組立設置作業および
ライニングプレート20とトンネル内周壁への充填作業
を連続して行いながら、覆工部分を前進させ、水路トン
ネルT1の内周壁を補修していく。この際、補修にとも
なって旧道する補修箇所への資材の運搬は、ライニング
プレート20を軸方向に連結させる毎に、それによって
構築される構築物にの上端縁をレールとして利用して、
エレクタ−装置付き台車D3のあとに、ライニングプレ
ート運搬台車D1、コンクリートバケット台車D2等を
走行させることにより、実施する。
(v)上部ライニングプレートの設置 前記のようにして、水路トンネルT、の下半部の補修を
終えたら、次ぎに、前記エレクタ−装置付き台車D3を
戻らせながら、第12図に示すように、前記水路トンネ
ルT1の上半部を鋼製ライニングプレート70で覆う。
このライニングプレート70は、水路トンネルT、の下
半部に設置するものと構造は基本的に同様であり、円弧
状の側板72を対向配置して、その内周側にスキンプレ
ート70aを溶接してなり、全体としてトンネル内面に
沿って一定の曲率で湾曲形成された円弧版状とされてい
るが、内周側からの据付けを可能とするために、側板7
2の上端側72aが傾斜した状態に切り欠かれており、
またこれら側板72の上端側72aに充填材の漏洩を防
止するキープレート73を挿入するための嵌合溝74が
形成されている。なお、前記スキンプレート70aの一
部にはグラウト充填孔75aを形成する筒体75が設け
られている。
このトンネル上半部へのライニングプレート70の設置
手順は、第12図に示すように、このライニングプレー
ト70の端面を、下半部に設置したライニングプレート
20の端面に突き合わせ、この端面に設けた嵌合孔76
に、位置決めビン77を嵌め込むことによって組み立て
る。そして、これら上半部に組み立てたライニングプレ
ート70の軸方向の連結は、下半部のライニングプレー
ト20と同様の手順により、長ボルト23と長ナツト2
8とを使って実施する。
次いで、ライニングプレート70の上端の嵌合171¥
74にキープレート73を挿入して上部ライニングプレ
ート70どうしの継目部分を覆い、充填材の漏洩を防止
しておく。
(vI)充填材の充填 このようにして、所定区間、上半部にライニングプレー
ト70を設置したら、そのグラウト充填孔75aから充
填材を注入充填する。
そして、前記(v)および(vl)の工程を繰り返し実
行し、作業用トンネルT、との交差部まで覆工を行う。
最後に交差部の昇降装置10等を撤去し、この部分をラ
イニングプレート20.70で覆工することにより、補
修区間の全域を補修する。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明による水路トンネルの補修
方法にあっては、 (イ)水路トンネル内で、トンネル内面に沿って一定の
曲率で湾曲形成された鋼製ライニングプレートを組み立
てて水路トンネルの下半部に設置しつつ軸方向に連結し
ていく工程と、 (ロ)水路トンネルの下半部に設置したライニングプレ
ートと水路トンネルの内周壁との間にこれらを一体化す
る充填材を注入充填する工程と、(ハ)前記ライニング
プレートを連結させる毎に、それによって構築される構
築物の雨上端縁をレールとして、このレール上にエレク
タ−装置付き台車、ライニングプレート運搬用台車、コ
ンクリートバケット台車等を載せて資材を運び、ライニ
ングプレートの組立連結作業および充填作業を連続して
実施する工程と、 (ニ)水路トンネルの下半部の覆工後、前記各台車を戻
らせながら、前記水路トンネルの上半部を鋼製ライニン
グプレートで覆い、このライニングプレートと水路トン
ネルとの間にこれらを一体化する充填材を注入充填する
工程とを具備したものであるから、水路トンネル内での
資材の運搬用レールの敷設を省略し、また下半部補修の
みとする場合は補修後の点検車にこのレールを利用する
ことを得るとともに、作業性に優れかつ工費節減に寄与
するなど種々の優れた効果を奏する。また、鋼製ライニ
ングプレートによって、水路トンネル内部を覆工するの
で、水路トンネル内部の強固な補強を達成することがで
きる。よって、水路トンネルの補修工事の有効適切な方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は本発明による補修方法の一実施
例を説明するために示したもので、第1図は作業台車の
運搬要領を示す平面図、第2図は第1図鎖線■内部を拡
大した平面図、第3図(a)および(b)はそれぞれト
ンネルの交差部の構造を示すもので、第3図(a)は昇
降装置の側面図、第3図(b)は案内レールの構成を示
す側面図、第4図は鋼製ライニングプレートの設置要領
を示す断面図、第5図は第4図鎖線V内部を拡大した断
面図、第6図は第4図鎖線■内部を拡大した断面図、第
7図(a) 、 (b) 、 (c)はそれぞれライニ
ングプレートの連結方法を説明するために示したもので
、第7図(a)は側面図、第7図(b)は別の例を示す
正面図、第7図(c)はその変形例を示す正面図、第8
図は第1図矢印■−■線に沿う矢視断面図、第9図はこ
の補修方法に使用されるエレクタ−装置付き台車を示す
側面図、第10図はエレクタ−装置の保持手段を示す側
面図、第11図は全体の補修要領を示す概略図、第12
図は水路トンネルの上半部へのライニングプレートの設
置要領を示す断面図、第13図は従来技術を説明するた
めに示した水力発電施設の一例を示す断面図である。 TI・・・・・・水路トンネル、 T!・・・・・・作業用トンネル、R・・・・・・運搬
用レール、Dl・・・・・・ライニングプレート運搬用
台車、D、・・・・・・コンクリートバケット台車、D
3・・・・・・エレクタ−装置付き台車、10・・・・
・・昇降装置、I2・・・・・・第1走行輪、13・・
・・・・ジヤツキ、14・・・・・・案内レール、15
・・・・・・第2走行輪、 20・・・・・・ライニングプレート、23・・・・・
・長ボルト、28・・・・・・長ナツト、30.31・
・・・・・プレート据付は用治具、34・・・・・・プ
レート載置板、 40・・・・・・エレクタ−装置、41・旧・・基台、
42・・・・・・ターンテーブル、43・・・・・・ブ
ーム、44・・・・・・駆動手段、45・・・・・・保
持手段、60・・・・・・吐出管、6I・・・・・・コ
ンクリートポンプ、70・・・・・ライニングプレート
、 73・・・・・・キープレート、74・・・・・・嵌合
溝。 第4vlJ 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水路トンネルの内側を補修する方法であって、(イ)水
    路トンネル内で、トンネル内面に沿って一定の曲率で湾
    曲形成された鋼製ライニングプレートを組み立てて水路
    トンネルの下半部に設置しつつ軸方向に連結していく工
    程と、 (ロ)水路トンネルの下半部に設置したライニングプレ
    ートと水路トンネルの内周壁との間にこれらを一体化す
    る充填材を注入充填する工程と、 (ハ)前記ライニングプレートを軸方向に連結させる毎
    に、それによって構築される構築物の両上端縁をレール
    として、このレール上にエレクター装置付き台車、ライ
    ニングプレート運搬用台車、コンクリートバケット台車
    等を載せて資材を運び、ライニングプレートの組立連結
    作業および充填作業を連続して実施する工程と、 (ニ)水路トンネルの下半部の覆工後、前記エレクター
    装置付き台車を戻らせながら、前記水路トンネルの上半
    部を鋼製ライニングプレートで覆い、このライニングプ
    レートと水路トンネルとの間にこれらを一体化する充填
    材を注入充填する工程と、を具備したことを特徴とする
    水路トンネルの補修方法。
JP61262277A 1986-11-04 1986-11-04 水路トンネルの補修方法 Expired - Lifetime JPH07103794B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162904A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Kizai Corp 搬送台車装置
CN105178980A (zh) * 2015-09-07 2015-12-23 中南大学 一种隧道开天窗衬砌结构修复方法

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