JPS63118157A - 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト - Google Patents

露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト

Info

Publication number
JPS63118157A
JPS63118157A JP19062986A JP19062986A JPS63118157A JP S63118157 A JPS63118157 A JP S63118157A JP 19062986 A JP19062986 A JP 19062986A JP 19062986 A JP19062986 A JP 19062986A JP S63118157 A JPS63118157 A JP S63118157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
coupler
silver halide
photosensitive
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19062986A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Shiba
柴 恵輔
Noboru Sasaki
登 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP19062986A priority Critical patent/JPS63118157A/ja
Publication of JPS63118157A publication Critical patent/JPS63118157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3003Materials characterised by the use of combinations of photographic compounds known as such, or by a particular location in the photographic element
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/0051Tabular grain emulsions
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/035Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein characterised by the crystal form or composition, e.g. mixed grain
    • G03C2001/0357Monodisperse emulsion
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3022Materials with specific emulsion characteristics, e.g. thickness of the layers, silver content, shape of AgX grains
    • G03C2007/3027Thickness of a layer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は露光機能を予め賦与した感光材料包装ユニット
に関するもので、とくに簡易化された露光機能と組合せ
て結像面の位置の安定性と各種感光層の薄層近接化によ
る結像のシャープネスなどが改良された感光材料包装ユ
ニットに関するものである。
〔従来の技術〕
感光材料包装ユニットの外部包装をはずし、ファインダ
ーの孔を通して被写体をとらえ、シャーター板を押すだ
けで、撮影ができまた撮影済包装ユニットをそのままD
P店にもどすだけでカラー写真をうろことが出来る感光
材料包装ユニットが知られている。このような包装ユニ
ットを曾て米国のイーストマンコダック社が試みたこと
があったが、得られる画像品質が劣り、ユニット携帯に
不便である等の問題があり、販売が中止された。この問
題を解決するために1本出願人は先にいくつかの工夫を
提案した(例えば、実開昭61−75091号、同昭6
1−75794号等)、。
〔発明が解決しようとする問題点〕 このようなタイプの感光材料包装ユニットに内蔵される
感光材料は、従来型のカメラに用いられる感光材料と比
較して、特に高度な走行性、画像のむらの減少、画像シ
ャープネス等の改善が要求される。
この目的を達成するのに支持体の上に設けられた各種感
光層などの総膜厚を薄層にすることが有利である。撮影
用内型カラー感材について総膜厚は20μないし30μ
であり、今の処19μより薄層化された感材は見出され
ていない、この理由は、従来にない新たな技術を組合せ
、新たに生じる問題点を解決する技術が未だ見出されて
いないからであろう。
従って本発明の目的は、第1に支持体の上に18μ以下
の乾燥総膜厚の塗布層を設けた感光材料包装ユニットを
提供することである。第2にこれを達成する各種要素を
組合せることによって生ずる欠陥を解決することである
。これによって露光機能を賦与した感光材料包装ユニッ
トの画像のシャープネスの改良、画像のムラや走行性な
どを改良することである。また、これによって用いるフ
ィルムのホーマットをいわゆるT−435,126タイ
プから110タイプへと小さいホーマットのフィルムを
用いた本発明による感光材料包装ユニットを提供できる
ようになる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は以下にのべる本発明によって達成される。
すなわち、本発明は、支持体上に少くともそれぞれ一層
の赤色増感されたハロゲン化銀シアンカプラーを含有す
る感光層、緑色増感されたハロゲン化銀とマゼンタカプ
ラーを含有する感光層、及び青色増感されたハロゲン化
銀とイエローカプラーを含有する感光層を有する感光材
料を内蔵した露光機能を賦与した感光材料包装ユニット
において、該感光層及び他の親水性コロイド層の少くと
も一層が次の(イ)、(ロ)、及び(ハ)の少くとも1
つの要件を具備し、上記感光層の少くとも一層が次の(
ニ)及び(ホ)の少くとも1つの要件を具備し、かつ支
持体上の乾燥膜厚の総和が約12μm〜18μmである
ことを特徴とする露光機能を賦与した感光材料包装ユニ
ットである。
(イ)芳香族一級アミン現像薬の酸化体とカップリング
して染料を作り得るカプラー残乱を有しかつ少くとも1
箇の重合性エチレン基を有する単量体カプラーから誘導
されたポリマーカプラーの分散物を含有すること。
(ロ)水不溶性、有機溶剤可溶性ポリマーと共存した状
態で分散されたカラーカプラーの分散物を含有すること
(ハ)現像薬の酸化体スカベンジャーと共存した状態で
分散されたカプラー分散物を含有していること。
(ニ)平均アスペスト比が5以上の平板状ハロゲン化銀
粒子を含有すること。
(ホ) 変動係数が0.20以下の単分散のハロゲン化
銀乳剤を含有すること。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる感光材料包装ユニットは、写真フィ
ルムを露光のさいの結像する面を露出し、その他は遮光
して内蔵している。この結像面に。
外装部に露出しているシャッタープレートを押すことに
よりシャッターが作動しレンズ光学系を通して結像する
よう工夫されている。この感光材料包装ユニットは、外
気例えば湿度、ホルマリンガス、酸化窒素ガスなどの影
響を遮断するために外部包装されている。レンズ光学系
は球面または非球面のレンズを用いているが多くは固定
焦点方式で、シャッターも限られた露光時間しか設定さ
れていない。露光ラチチウドを拡大するためにホトクロ
ミック・フィルターやエレクトロクロミックフィルター
が利用される。
本発明は、用いる感光材料をこの露光機能の利点と組合
せ改善しようとするものである。本発明に用いられる感
光材料はフィルム支持体の上に赤感性ハロゲン化銀粒子
とシアンカラーカプラーを含有する感光層(RL)、緑
感性ハロゲン化銀粒子とマゼンタカラーカプラーを含有
する感光層(GL)と青感性ハロゲン化銀粒子とイエロ
ーカラーカプラーを含有する感光層(8L)が設けられ
、その他に、ハレーション防止層(AIL)、イエロー
フィルター層(YFL)や保護層(pc)や中間層(M
L)などが設けられてもよい、また、これらの層の何れ
か一層は。
少くとも2層に分割されて設けられていてもよい。
本発明に用いられる感光材料の構成は1例えば、本出願
人の昭和61年6月30日出願の出願になる特許出願明
細書に記載されている。
本発明の第1の特徴は感光材料包装ユニットに用いられ
る写真フィルムの支持体の上に設けられる塗膜層の乾燥
総膜厚を18μm以下に薄層化することである。好まし
くはBL、 RL、 GLの感光層の総膜厚を15μ以
下にすることである。薄層化することによって写真フィ
ルムの平面性や走行性を改善することができる。とくに
薄層化により、像露光々の膜中の光散乱の減少、散乱光
のバスの減少またBL、 GLやRLの結像面への近接
により何れもイメージシャープネスを改良する。
次に薄層化のための本発明による要件(イ)〜(ホ)を
説明する。要件(イ)は芳香族第1級アミン現像薬の酸
化体とカプリングして染料を作りうるカプラー残基を有
し、少くとも1箇の重合性エチレン基を含有する単量体
カプラーから誘導されたいわゆる[ポリマーカラーカプ
ラーの分散物を含有することである。例えば特開昭59
−42543などに記載されているポリマーカプラーが
用いられる。
本発明に用いられるポリマーカプラーは次の一般式〔■
〕で表わされる単量体カプラーより誘導され、一般式C
m)で表わされる繰返し単位を有する重合体あるいは芳
香族一級アミン現像薬と酸化カップリングする能力を持
たない少なくとも1個のエチレン基を含有する非発色性
単量体の1種以上との共重合体である。ここで単量体カ
プラーは2種以上が同時に重合されていてもよい。
一般式[I[) CH2=C(YMAHXhQ 一般式(m) 式中Rは水素原子、炭素数1〜4個の低級アルキル基、
または塩素原子を表わし、又は−CON)I−1−NH
CONH−1−NIICOO−1−COO−1−3O,
−、−CO−1−SO,〜I(−、−N11SO□−1
−0CO−1−OCONII−1−Nl+−。
−NHCO−、−3−又は−〇−を表わし、Yは−(,
0NH−又は−COO−を表わし、Aは炭素数1〜10
個の無置換もしくは置換アルキレン基、アラルキレン基
または無置換もしくは置換アリーレン基を表わし、アル
キレン基は直鎖でも分岐鎖でもよい。
(アルキレン基としては例えばメチレン、メチルメチレ
ン、ジメチルメチレン、ジメチレン、トリメチレン、テ
トラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、デシ
ルメチレン、アラルキレン基としては例えばベンジリデ
ン、アリーレン基としては例えばフェニレン、ナフチレ
ンなど)Qは芳香族一級アミン現像薬の酸化体とカップ
リングして染料を作りうるシアン色形成カプラー残基、
マゼンタ色形成カプラー残基またはイエロー色形成カプ
ラー残基を表わす。
m、nおよびαは0または1を表わすが、m。
nおよびQが同時に0であることはない。
ここでAで表わされるアルキレン基、アラルキレン基ま
たはアリーレン基の置換基としてはアリール基(例えば
フェニル基)、ニトロ基、水酸基、シアノ基、スルホ基
、アルコキシ基(例えばメトキシJり、アリールオキシ
基(例えばフェノキシ基)、アシルオキシ!!G(例え
ばアセトキシ基)、アシルアミノ基(例えばアセチルア
ミノ基)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンア
ミド基)、スルファモイル!(例えばメチルスルファモ
イル基)、ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素な
ど)、カルボキシ基、カルバモイル基(例えばメチルカ
ルバモイル基)、アルコキシカルボニル基(例えばメト
キシカルボニル基など)、スルホニル店(例えばメチル
スルホニル基)が挙げられる。この置換基が2つ以上あ
るときは同じでも異ってもよい。
Qで表わされるカラーカプラー残基のうちシアン色形成
カプラー残基としてはフェノール型(IV)あるいはナ
フトール型[V]のものが好ましい。
?H 式中、R1はアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基
、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子。
アルコキシカルバモイル基、脂肪族アミド基、アルキル
スルファモイル基、アルキルスルホンアミド基、アルキ
ルウレイド基、アリールカルバモイル基、アリールアミ
ド基、アリールスルファモイル基、アリールスルホンア
ミド基またはアリールウレイド基を表わし、この置換基
が2個以上あるときは同じでも異ってもよい。
pはO〜3、qは0〜4の整数をあられす。
Zlは水素原子、ハロゲン原子、スルホ基、アシルオキ
シ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ
基、アルキルチオ基、アリールチオ基または複素環チオ
基を表わし、これらの基は置換されていてもよく、置換
基の例としてはアリール基(例えばフェニル基)、ニト
ロ基、水酸基、シアノ基、スルホ基、アルコキシ基(例
えばメトキシ基)、アリールオキシ基(例えばフェノキ
シ基)、アシルオキシ基(例えばアセトキシ基)、アシ
ルアミノ基(例えばアセチルアミノ基)、アルキルスル
ホンアミド基(例えばメタンスルホンアミド基)、アル
キルスルファモイル基(例えばメチルスルファモイル基
)、ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素。
臭素など)、カルボキシ基、アルキルカルバモイル基(
例えばメチルカルバモイル基)、アルコキシカルボニル
基(例えばメトキシカルボニル基など)。
アルキルスルホニル基(例えばメチルスルホニル基など
)、アルキルチオ基(例えばβ−カルボキシエチルチオ
基など)などが挙げられる。この置換基が2つ以上ある
ときは同じでも異ってもよい。
マゼンタ色形成カプラー残基としてはピラゾロンあるい
はインダシロン型あるいはピラゾロアゾール型のものが
好ましく、例えば 式中R4は2−ピラゾリン−5−オンカプラーの1位に
おける周知の型の置換基を表わし、例えばアルキル基、
置換アルキル基(例えばフルオロアルキルの如きハロア
ルキル、シアノアルキル、ベンジルアルキルなど)、ア
リール基または置換アリール基〔置換基としてはアルキ
ル基(例えばメチル基。
エチル基など)、アルコキシ基(例えばメトキシ基。
エトキシ基など)、アリールオキシ基(例えばフェニル
オキシ基など)、アルコキシカルボニル基(例えばメト
キシカルボニル基など)、アシルアミノ基(例えばアセ
チルアミノ基)、カルバモイル基、アルキルカルバモイ
ル基(例えばメチルカルバモイル基、エチルカルバモイ
ル基など)、ジアルキルカルバモイル基(例えばジメチ
ルカルバモイル基)、、アリールカルバモイル基(例え
ばフェニルカルバモイル基)、アルキルスルホニル基(
例えばメチルスルホニル基)、アリールスルホニル基(
例えばフェニルスルホニル基)、アルキルスルホンアミ
ド鋸(例えばメタンスルホンアミド、!り、アリールス
ルホンアミド基(例えばフェニルスルホンアミド基)、
スルファモイル基、アルキルスルファモイル基(例えば
エチルスルファモイル基)、ジアルキルスルファモイル
基(例えばジメチルスルファモイル基)、アルキルチオ
基(例えばメチルチオ基)、アリールチオ基(例えばフ
ェニルチオ基)、シアノ括、ニトロ基、ハロゲン原子(
例えばフッ素、塩素、臭素など)が挙げられ、この置換
基が2個以上あるときは同じでも異ってもよい。
特に好ましい置換基としてはハロゲン原子、アルキル括
、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、シアノ基が
挙げられる。〕を表わす。
Z2は水素原子、酸素原子、窒素原子またはイオウ原子
でカップリング位に結合している離脱基を表わし、Z2
が酸素原子、窒素原子またはイオウ原子でカップリング
位に結合している場合には、これらの原子はアルキル基
、アリール基、アルキルスルホニル基、アリールスルホ
ニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基
又は複素環基と結合しており(ここでアルキル基、アリ
ール基、複素環基は前記R4のアリール基の置換基とし
て表わされた基を有してもよい。)、さらに窒素原子の
場合には、その窒素原子を含み5員又は6員環を形成し
て離脱基となりうる基をも意味する(例えばイミダゾリ
ル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基
など)。
イエロー色形成カプラー残基としてはアシルアセトアニ
リド型のもの、特にピバロイルアセトアニリド型〔■〕
、ベンゾイルアセトアニリド型〔■〕、(IX)のもの
が好ましく Kg     Lx        KS K。
式中RいRG、R,およびR8は各々水素原子あるいは
イエロー色形成カプラー残基の周知の置換基例えばアル
キル基、アルケニル基、アルコキシ基。
アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アルコキシカ
ルバモイル基、脂肪族アミド基、アルキルスルファモイ
ル基、アルキルスルホンアミド基、フルキルウレイド基
、アルキル置換サクシイミド基、アリールオキシ基、ア
リールオキシカルボニル基、アリールカルバモイル基、
アリールアミド基、アリールスルファモイル基、アリー
ルスルホンアミド基、アリールウレイド基、カルボキシ
鋸、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基など
を表わし、これらの置換基は同じでも異ってもよい。
Z、は水素原子又は下記一般式(X)(XI)(Xll
)もしくはCXIn)で表わされる基を表わす。
OR9〔X) R9は置換してもよいアリール基又は複素環基をR工。
T Lxは各々水素原子、ハロゲン原子、カルボン酸エ
ステル基、アミノ基、アルキル基、アルキルチオ基、ア
ルコキシ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィ
ニル、店、カルボン酸基、スルホン酸基、無置換もしく
は置換フェニル基または複索環を表わし、これらの伐は
同じでも異ってもよい。
”’−w1”’ Wlは式中の $ と共に4員環、5員環もしくは6員環を形成するのに要
する非金属原子を表わす。
一般式(xm)のなかで好ましくは(XIVI〜(XV
I)が挙げられる。
に13     K1@ 式中、Rh2、L3に各々水素原子、アルキル基。
アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはヒ
ドロキシ基を”14* RlgおよびRoは各々水素原
子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、またはア
シル基を、v8は酸素またはイオウ原子を表わす。
マゼンタ色形成カプラー残基であるピラゾロアゾール型
に次のものがある6例えば一般式X■。
XVIIa、 XVIlb、 XVIIc、 XVId
、X■eで表わされる化合物の中 c 、 u、 、 
RLl、 RlZ 、 R13の何れか一つを結合鎖に
おきかえた化合物を残基として用いることができる。
一般式〔X■〕 わし、R工、R2は水素原子、または置換基を表わし、
又は水素原子または芳香族第一級アミン現像薬酸化体と
のカップリング反応により離脱しうる基を表わす。Za
 = Zbが炭素−炭素二重結合の場合は、それが芳香
環の一部であってもよく、さらにR1,R2またはXで
二重体以上の多斌体を形成していてもよい。
一般式(X■)で表わされるピラゾロアゾール系マゼン
タカプラーのうち、好ましいものは、下記一般式(XV
IIa)、 (XVllb)、(xvIIc)、(XV
IId)、および(XVrle)で表わされるものであ
る。
一般式(x vu a )〜(X VI[e )で表わ
されるカプラーのうち本発明の目的に好ましいものは一
般式(XVIIc)および(XVIId)である。
一般式(XVIa)〜(XVI[e) ニおいて、R1
1、RI4およびRh3は互いに同じでも異なっていて
もよくそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、へテロ環オキシ基、アシルオキシ基、
カルバモイルオキシ基、シリルオキシ基、スルホニルオ
キシ基、アシルアミノ基、アニリノ基、ウレイド基、イ
ミド基、スルファモイルアミノ基、カルバモイルアミノ
基、アルキルチオ基。
アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、アルコキシカルボニ
ルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スル
ホンアミド基、カルバモイル基、アシル基、スルファモ
イル基、スルホニル基、スルフィニル基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基を表わし、と
りわけ好ましいものは、アルキル基、アルコキシ基、ア
ルキルチオ基、アリール基、アリールオキシ基、アリー
ルチオ基、アシルアミノ基、アニリノ基である。Xは水
素原子、ハロゲン原子、カルボキシ錫、または酸素原子
、窒素原子もしくはイオウ原子を介してカップリング位
の炭素と結合する基でカップリング離脱する基を表わす
、Rlm、 R12、RL3またはXは2価の基となり
ビス体を形成してもよい。
また一般式(XVIIa)〜(X’1le)で表わされ
るカプラー残基がポリマーの主鎖または側鎖に存在する
ポリマーカプラーの形でもよく、特に一般式で表わされ
る部分を有するビニル単量体から導かれるポリマーは好
ましく、この場合R11、Rlm、 R13またはXが
ビニル基を表わすか、連結基を表わす。
一般式(xvna)、(xvnb)、(XVIIa)、
 (xvnd)および(XVIIa)であられされるも
のがビニル単量体に含まれる場合の1<11. R12
,R13またはXであられされる連結基は、アルキレン
基(置換または無置換のフルキレン基で、例えば、エチ
レン基、エチレン基、■、10−デシレン基、−CH,
CH,OCH,C11,−、等)、フェニレン基(v!
l換または無置換のフェニレン基で、例えば、1,4−
)二二しン基、l、3−フェニレン基、 −NHCO−,−CONH−、−0−1−〇CO−およ
びアラルキレン基(例えば、 −CH,−0−CH,−。
−CH,CH,−0−CH,CM、−。
等)から選ばれたものを組合せて成立する基を含む。
好ましい連結基としては以下のものがある。
−NHCO−、−C112CI、−1 −C82CH,CH,−Q−NHCO−。
<II>−NHCO−1−CH,CH,NHCO−1−
CH,CH,−0−C−、 −CONH−CH,CH,NHC〇−1−cx+、cH
4o−CH,CH,−NHCO−1−CH,CH,−Q
−CH2CH,NHCO−。
なおビニル暴は一般式(ia)〜(Ie)で表わされる
もの以外に置換基をとってもよく、好ましい置換基は水
素原子、塩素原子、または炭素数1〜4個の低級アルキ
ル基(例えばメチル基、エチル基)を表わす。
次に、芳香族一級アミン現像薬の酸化生成物とカップリ
ングしない非発色性エチレン様単量体としてはアクリル
酸、α−クロロアクリル酸、α−アルアクリル酸(例え
ばメタアクリル酸など)およびこれらのアクリル酸類か
ら誘導されるエステルもしくはアミド(例えばアクリル
アミド、n−ブチルアクリルアミド、t−ブチルアクリ
ルアミド、ジアセトンアクリルアミド、メタアクリルア
ミド、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−
プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、t−
ブチルアクリレート、 1so−ブチルアクリレート、
2−エチルへキシルアクリレート、n−オクチルアクリ
レート、ラウリルアクリレ−1〜、メチルメタアクリレ
ート、エチルメタアクリレート、n−ブチルメタアクリ
レート、β−ヒドロキシエチルメタアクリレート、2−
アクリルアミド、2−メチルプロパンスルホン酸)の他
さらにメチレンビスアクリルアミド、ビニルエステル(
例えばビニルアセテート、ビニルプロピオネートおよび
ビニルラウレート)、アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリル、芳香族ビニル化合物(例えばスチレンおよび
その誘導体、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ビニ
ルアセトフェノンおよびスルホスチレン)、イタコン酸
、シトラコン酸、クロトン酸、ビニリデンクロライド、
ビニルアルキルエーテル(例えばビニルエチルエーテル
)、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル
、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルピリジン、
および2−または4−ビニルピリジン等がある。特にア
クリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、マレイン
酸エステル類が好ましい。ここで使用する非発色性エチ
レン様不飽和単量体は2種以上を一緒に使用することも
できる。
例えば、ロープチルアクリレートとメチルアクリレート
、スチレンとメタアクリル酸、メチルアクリレートとジ
アセトンアクリルアミド等である。
ポリマーカラーカプラー分野で周知の如く、固体水不溶
性単量体カプラーと共重合させるための非発色性エチレ
ン様不飽和単量体は形成される共重合体の物理的性質お
よび/または化学的性質例えば溶解度、写真コロイド組
成物の結合剤例えばゼラチンとの相溶性、その可撓性、
熱安定性等が好影響を受けるように選択することができ
る。
本発明に用いられるポリマーカプラーは親油性のもので
、特にラテックスの形で使用することが好ましい。
親油性ポリマーカプラーをゼラチン水溶液中にラテック
スの形で乳化分散する方法については米国特許3,45
1,820号に記載の方法を用いることができる。この
方法はホモ重合体の形成および共重体の形成にも応用で
きる。
次に、親油性ポリマーカプラーをゼラチン水溶液中にラ
テックスの形で分散する際、親油性ポリマーカプラーを
溶解するために用いる有機溶媒は分散液を塗布する前、
あるいは(あまり好ましくないが)塗布した分散液の乾
燥中の気化の際に除かれる。溶媒を除去する方法として
はたとえばゼラチンヌードル型で水洗することにより除
去しうるようにある程度水溶性のもの、および噴霧乾燥
、真空または水蒸気パージング法によって除かれるもの
がある。
又、この除去しうる有機溶媒としてはエステル例えば低
級アルキルエステル、低級アルキルエーテル、ケトン、
ハロゲン化炭化水素たとえば塩化メチレンまたはトリク
ロロエチレン、フッ素化炭化水素、アルコール例えばロ
ーブチルアルコール、n−オクチルアルコール、および
それらの組合せを包含する。
親油性ポリマーカプラーを分散する分散剤としては、ど
のような形式のものを用いてもよいがイオン性界面活性
剤特に、アニオン性型のものが好適である。
C−セチルベンタイン、n−アルキルアミノプロピオン
酸塩、N−アルキルイミノジプロピオン酸塩のような両
性型のものを用いることもできる。
また、ポリマーカプラーと芳香族一級アミン現像薬の酸
化体より形成される染料の色合いを調節し、塗布した乳
剤のたわみ性を改善するために、永久的溶媒、すなわち
高沸点(200℃以上)の水不混和性有機溶媒を加えて
もよい。
ポリマーカプラー中に占める発色部分の割合は通常5〜
80重量%が望ましいが、色再現、発色性および安定性
の点では特に20〜70重量%が好ましい。
この場合の当分子量(1モルの単量体カプラーを含むポ
リマーのグラム数)は約250〜4000好ましくは約
250〜1000さらには約250〜600であるがこ
れに限定するものではない。
本願のポリマーカプラーの塗布量は、発色ユニット換算
で銀1モルに対して2 X 10−’モルないし5xi
o−1モル、好ましくはI X 10−”ないし5 X
 10−’モルになるように決定される。
本発明によるポリマーカプラーで低い当分子量で充分な
る耐拡散性と、従来併用されている高沸点有機溶剤の減
量を達成できる。またポリマーカプラーは0.01〜0
.5μの粒子径で分散することにより、塗布膜の物理的
強度の劣化を減少させることができる。
本発明のポリマーカプラーを作るのに適した重合開始剤
の例は各種文献例えば J、 Magn、 Re5onance、、 10(2
)、 203〜10.1973゜Co11ect、 C
zech、 ChelIl、 Commun、、 42
(8L 2394〜400、1977゜ 特開昭74−125,317.特開昭74−118,7
84゜Zh、 Org、 Khim−yス(11)、 
2263〜7.1971゜Co11ect、 Czec
h、 Chem、 Cows、、 33.1122(1
968)。
J、 And、 Che+a、 Soc、、閃、 19
1g(1964)。
にみられる。本発明のこれらの目的は下記一般式〔X■
〕で表わされる重合開始剤で重合したポリマーカプラー
のラテックスを用いることにより達成された。
一般式〔X■〕 式中、R1は炭素数1〜5個の直鎖もしくは分岐鎖のア
ルキル基(例えば、メチル基、エチル基、イソブチル基
など)、R2は炭素数1〜20個の直鎖もしくは分岐鎖
のアルキル基(例えばメチレン、(、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基。
イソブチル基、n−ペンチル基、n−オクチル基など)
を表わす。
例えば次に示す化合物である、 具体的には特開昭59−42543などに示される。
本発明に用いられる要件(ロ)は、水不溶性、有機溶剤
可溶性ポリマーと共存した状fmで分散されたカラーカ
プラーの分散物を用いることである。
ここでいうカラーカプラーとは、芳香族第1級アミン現
像薬の酸化体とカップリング反応しうる化合物をいう、
有用なカラーカプラーの典型例には、ナフトールもしく
はフェノール系化合物、ピラゾロンもしくはピラゾロア
ゾール系化合物および開鎖もしくは複素環のケトメチレ
ン化合物がある。
本発明で使用しうるこれらのシアン、マゼンタおよびイ
エローカプラーの具体例はリサーチ・ディスクロージャ
(RD) 17643(1978年12月)VII−D
項および同1B717(1979年11月)に引用され
た特許に記載されている。
感光材料に内蔵するカラーカプラーは、バラスト基を有
するかまたはポリマー化されることにより耐拡散性であ
り、当分予示は約250から600位であることが好ま
しい。カップリング活性位が水素原子の回当量カプラー
よりもカップリング離脱基で置換された二当量カプラー
の方が、好ましい。
さらに発色色素が適度の拡散性を有するようなカプラー
、無呈色カプラーまたはカップリング反応に伴って現像
抑制剤を放出するDIRカプラーもしくは現像促進剤を
放出するカプラーもまた使用できる。
本発明に使用できるイエローカプラーとしては、オイル
プロテクト型のアシルアセトアミド系カプラーが代表例
として挙げられる。その具体例は、米国特許第2,40
7,210号、同第2,875,057号および同第3
,265,506号などに記載されている。本発明には
、二当量イエローカプラーの使用が好ましく。
米国特許第3,408,194号、同第3,447,9
28号、同第3.933,501号および同第4,02
2,620号などに記載された酸素原子離脱型のイエロ
ーカプラーあるいは特公昭58−10739号、米国特
許第4,401,752号、同第4,326,024号
、RD18053(1979年4月)、英国特許第1,
425,020号、西独出願公開筒2,219,917
号、同第2,261,361号、同第2,329,58
7号および同第2,433.812号などに記載された
窒素原子離脱型のイエローカプラーがその代表例として
挙げられる。α−ピバロイルアセトアニリド系カプラー
は発色色素の堅牢性、特に光堅牢性が優れており、一方
α−ベンゾイルアセトアニリド系カプラーは高い発色濃
度が得られる。
本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、オイル
プロテクト型の、インダシロン系もしくはシアノアセチ
ル系、好ましくは5−ピラゾロン系およびピラゾロトリ
アゾール類などピラゾロアゾール系のカプラーが挙げら
れる。5−ピラゾロン系カプラーは3−位がアリールア
ミノ基もしくはアシルアミノ基で置換されたカプラーが
、発色色素の色相や発色濃度の観点で好ましく、その代
表例は、米国特許第2,311,082号、同第2,3
43,703号、同第2.600,788号、同第2,
908,573号、同第3,062,653号、同第3
,152,896号および同第3,936,015号な
どに記載されている。二当量の5−ピラゾロン系カプラ
ーの離脱基として、米国特許第4,310,619号に
記載された窒素原子離脱基または米国特許第4.351
,987号に記載されたアリールチオ基が特に好ましい
。また欧州特許第73,636号に記載のバラスト基を
有する5−ピラゾロン系カプラーは高い発色濃度が得ら
れる。
ピラゾロアゾール系カプラーとしては、米国特許第3,
061,432号記載のピラゾロベンズイミダゾール類
、好ましくは米国特許第3,725,067号に記載さ
れたピラゾロ(5,1−cl(1,2,4) トリアゾ
ール類、リサーチ・ディスクロージャー24220(1
984年6月)および特開昭60−33552号に記載
のピラゾロテトラゾール類およびリサーチ・ディスクロ
ージャー24230(1984年6月)および特開昭6
0−43659号に記載のピラゾロピラゾール類が挙げ
られる0発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅
牢性の点で米国特許第4 、500 、630号に記載
のイミダゾ(1,2−b)ピラゾール類は好ましく、米
国特許第4,540,654号に記載のピラゾロ(1,
5−b)(1,2,4) トリアゾールは特に好ましい
ポリマーカプラーが特に好ましい。
本発明に使用できるシアンカプラーとしては。
オイルプロテクト型のナフトール系およびフェノール系
のカプラーがあり、米国特許第2,474,293号に
記載のナフトール系カプラー、好ましくは米国特許第4
,052,212号、同第4,146,396号、同第
4.228,233号および同第4 、296 、20
0号に記載された酸素原子離脱型の二当量ナフトール系
カプラーが代表例として挙げられる。またフェノール系
カプラーの具体例は、米国特許第2,369,929号
、同第2.301,171号、同第2,772,162
号、同第2.+s95,826号などに記載されている
。湿度および温度に対し堅牢なシアンカプラーは1本発
明で好ましく使用され、その典型例を挙げると、米国特
許第3.772,002号に記載されたフェノール核の
メター位にエチル基以上のアルキル基を有するフェノー
ル系シアンカプラー、米国特許第2,772,162号
、同第3,758,308号、同第4,126,396
号、同第4,334,011号、同第4,327,17
3号、西独特許公開筒3,329,729号および欧州
特許第121,365号などに記載された2、5−ジア
シルアミノ置換フェノール系カプラーおよび米国特許第
3,446,622号。
同第4,333,999号、同第4,451,559号
および同第4,427,767号などに記載された2−
位にフェニルウレイド基を有しかつ5−位にアシルアミ
ノ基を有するフェノール系カプラーなどである。特願昭
59−93605、同59−264277および同59
−268135に記載されたナフトールの5−位にスル
ホンアミド基、アミド基などが置換したシアンカプラー
もまた発色画像の堅牢性に優れており、本発明で好まし
く使用できる。
マゼンタおよびシアンカプラーから生成する色素が有す
る短波長域の不要吸収を補正するために、撮影用のカラ
ーネガ感材にはカラードカプラーを併用することが好ま
しい。米国特許第4,163,670号および特公昭5
7−39413号などに記載のイエロー着色マゼンタカ
プラーまたは米国特許第4,004,929号、同第4
,138,258号および英国特許第1,146,36
8号などに記載のマゼンタ着色シアンカプラーなどが典
型例として挙げられる。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなぼけカプラー
は、米国特許第4 、366 、237号および英国特
許第2,125,570号にマゼンタカプラーの具体例
が、また欧州特許第96,570号および西独出願公開
筒3,234,533号にはイエロー、マゼンタもしく
はシアンカプラーの具体例が記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい。ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許第3,451,82
0号および同第4,080,211号に記載されている
。ポリマー化マゼンタカプラーの具体例は、英国特許第
2,102,173号、米国特許第4,367.282
号、特願昭60−75041 、および同60−113
596に記載されている。
カラーカプラーは、通常、塗膜形成前または形成中に除
去しうる低沸点の有機溶剤と、膜中に残る高沸点の有機
溶剤を用いるが、それに代って水不溶性、有機溶剤可溶
性ポリマーを用いて分散するがよい。高沸点の有機溶剤
は、膜の引掻き強度を低下させたり、塗布膜の嵩をふや
し薄層化に好しくはない。本発明に用いられる当該ポリ
マーは例えば特公昭48−30494や本出願人の昭和
61年7月10日に出願の明細書などに記載されている
ポリマーで例えば P−1ポリブチル・アクリレート−アクリール酸ポリマ
ー(85: l5) P−2ポリアクリレート−アクリル酸 ポリマー (8
5: 15) P−3ポリ(ブチルアクリレート−アセトアセトチンエ
チルメタクリレート−アクリル酸ポリマー(86: 1
0 : 14) P−4ポリ(ブチルアクリレート−N−シアノアセチル
N′−メタクリルヒドラジンポリマー(90: 10)
P−5ポリメチルメタアクリレート P−6ポリ(N−tert−ブチルメタクリルアミドP
−7ポリビニールアセテート などである。
本発明に用いられる要件(ハ)は現像薬の酸化体のスカ
ベンジャー(又は混色防止剤)と共存した状態で分散さ
れたカプラー分散物を用いることである。沈像薬の酸化
体のスカベンジャーには、フェトル誘導体、アミノフェ
ノール誘導体、アミン数。
没食子酸誘導体、カテコール誘導体、アスコルビン酸誘
導体、スルホンアミドフェノール誘導体などがあり特に
ハイドロキノン類、6−ヒドロキシクロマン類、5−ヒ
ドロキシクマラン類、スピロクロマン類、p−アルコキ
シフェノール類、ビスフェノール類を中心としたヒンダ
ードフェノール類、各種没食子酸誘導体、メチレンジオ
キシベンゼン類、アミノフェノール類、ヒンダードアミ
ン類およびこれら各化合物のフェノール性水酸基をシリ
ル化。
アルキル化したエーテルもしくはエステル誘導体が代表
例として挙げられる。これらの化合物の中。
水に10wt%以下の溶解度をもち1気圧のもとて17
5℃以上の沸点をもちさらにカプラーまたは上記混色防
止剤との親和性のある化合物を従来用いる高沸点有機溶
剤に代えて用いることにより、高沸点有機溶割分の嵩の
減少と混色防止剤の安定性。
カラーカプラーによるスティンの防止などの有利な効果
をうろことができる。例えば、次の化合物が好ましい。
CH。
CH。
H MS−5CH,−0−Q−OH tC,H,。
本発明に用いられる要件(ニ)及び(ホ)は、ハロゲン
化銀乳剤の特性にある。
ここで平板状ハロゲン化銀粒子とは、その直径/厚みの
比(アスペスト比)が5以上のものであり。
例えば8を越えるものや5〜8のものがある。
また、ハロゲン化銀粒子の直径とは1粒子の投影面積に
等しい面積の円の直径をいう。本技術において平板状ハ
ロゲン化銀粒子の直径は0.3〜5.0μ、好ましくは
0.5〜3.0μである。
また厚みは0.4μ以下、好ましくは0.3μ以下。
より好ましくは0.2μ以乍である。
一般に、平板状ハロゲン化銀粒子は、2つの平行な面を
有する平板状であり、従って上述の「15み」とは平板
状ハロゲン化銀粒子を構成する2つの平行な面の距離で
表される。
この平板状ハロゲン化銀粒子は特公昭47−11386
等に記載されている様に、ハロゲン化銀粒子の粒径およ
び/あるいは厚みの分散状態を単分散にして使用するこ
とも可能である。
ここで平板状ハロゲン化銀粒子単分散であるということ
は95%の粒子が数平均粒子サイズの±60%以内、好
ましくは±40%以内のサイズに入る分散系であること
を指す。ここで数平均粒子サイズとはハロゲン化銀粒子
の投影面積径の数平均直径である。
本技術に用いられる平板状ハロゲン化銀粒子が含まれる
乳剤における平板状ハロゲン化銀粒子の占める割合に関
しては、全投影面積に対して、50%以上であることが
好ましく、70%以上であることがより好ましく、特に
90%以上であることが好ましい。
平板状のハロゲン組成としては、臭化銀、沃臭化銀、塩
臭化銀、塩沃臭化銀、塩化銀、沃塩化銀が好ましい。高
感度感光材料に用いるものには沃塩化銀が特に好ましい
。沃塩化銀の場合、沃化銀含有量は1通常40モル%以
下であり、好ましくは20モル%以下、より好ましくは
15モル%以下である。また、プリント用感光材料には
塩臭化銀、臭化銀が特に好ましい。
平板状粒子は均一なハロゲン組成からなるものであって
も異なるハロゲン組成を有する2以上の相からなるもの
であってもよい。
例えば、沃臭化銀を用いる場合、この沃臭化銀平板状粒
子はそれぞれ沃化物含有量の異なる複数の相からなる層
状構造を有するものを用いることもできる。特開昭58
−113928号あるいは特開昭59−99433号等
において、平板状ハロゲン化銀粒子のハロゲン組成およ
びハロゲンの粒子内分布の好ましい例が記載されている
。一般的には、平板状ハロゲン化銀粒子が有する各々の
相の相対的な沃化物含有量の望ましい関係は、この平板
状ハロゲン化銀粒子を含む感光材料に施す現像処理の内
容(例えば現像液中に含まれるハロゲン化銀溶剤のff
1)等によって最適なものを選択することが望ましい。
平板状ハロゲン化銀粒子は例えばPbOの様な酸化物結
晶と塩化銀の様なハロゲン化銀結晶を結合させた接合型
ハロゲン化銀結晶、エピタキシャル成長をさせたハロゲ
ン化銀結晶(例えば臭化銀上に塩化銀、沃臭化銀、沃化
銀等を塩化エピタキシャルに成長させた結晶、あるいは
六方晶形、正八面体沃化銀に塩化銀、臭化銀、沃化銀、
塩沃臭化銀をエピタキシャルに成長させた結晶)などで
もよい。これらの例は米国特許第4,435,501号
、同4,463,087号等に例示されている。
潜像の形成サイトに関しては、潜像が主として粒子表面
に形成されるような粒子でもよく、また潜像が主として
粒子内部に形成されるような粒子でもよい。これは該平
板状ハロゲン化銀粒子を使用する感光材料の用途やその
感光材料を処理する現像液が現像しうる潜像の粒子内部
での深さ等に応じて選択することができる。
本技術の平板状ハロゲン化銀粒子の好ましい使用方法と
しては、リサーチ・ディスクロージャーNα22534
 (1983年1月)、同Nα25330(1985年
5月)に詳細に記述されており、そこでは例えば平板状
粒子の厚みと光学的性質の関係に基づいた使用法が開示
されている。
単分散乳剤とは、平均粒子径(F)が約0.1μよりも
大きいハロゲン化銀乳剤で粒子径の標!(す偏差SのF
に対する比が0.20以下のものをいう。一般に本発明
に用いられるハロゲン化銀乳剤は公知の方法で製造でき
1例えばリサーチ・ディスクロージャー、176巻、N
α17643 (1978年12月)、22〜23頁、
“1.乳剤製造(En+ulsion Prepara
tion ans Types)”および同、187巻
、Nα18716 (1979年11月)、648頁に
記載の方法に従うことができる。
本発明に用いられる写真乳剤は、グラフキデ著「写真の
物理と化学」、ポールモンテル社刊(P、 Glafk
ides、 Chimie et PhysiqueP
hotoHraphique Paul Montel
、 1967)、ダフイン著「写真乳剤化学」、フォー
カルプレス社刊(G。
F、Duffin、  Photographic  
Emulsion  Chemistry(Focal
 Press、 1966)、ゼリクマンら著「写真乳
剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V、 L。
Zelikman at al、 Making an
d CoatiBPhotographic Emul
sion、 Focal Press、 1964)な
どに記載された方法を用いて調製することができる。す
なわち、酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれでも
よく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる
形式としては片側混合法、同時混合法、それらの組合わ
せなどのいずれを用いてもよい。粒子を銀イオン過剰の
下において形成させる方法(いわゆる逆混合法)を用い
ることもできる。同時混合法の一つの形式としてハロゲ
ン化銀の生成する液相中のPAgを一定に保つ方法、す
なわちいわゆるコンドロールド・ダブルジェット法を用
いることもできる。この方法によると、結晶形が規則的
で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀乳剤が得られる
また公知のハロゲン化銀溶剤(例えば、アンモニア、ロ
ダンカリまたは米国特許第3,271,157号、特開
昭51−12360号、特開昭53−82408号、特
開昭53−144319号、特開昭54−100717
号もしくは特開昭54−155828号等に記載のチオ
エーテル類およびチオン化合物)の存在下で物理熟成を
行うこともできる。この方法によっても、結晶形が規則
的で1粒子サイズ分布が均一に近いハロゲン化銀乳剤が
得られる。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層には、臭
化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀の
いずれのハロゲン化銀を用いてもよい。好ましいハロゲ
ン化銀は約30モル%以下の沃化銀を含む、沃臭化銀も
しくは沃塩臭化銀である。特に好ましいのは約0.5モ
ル%から約10モル%までの沃化銀を含む沃臭化銀であ
る。
平板状ハロゲン化銀粒子の製造時に、粒子成長を速める
為に、添加する銀塩溶液(例えばAgN0.水溶液)と
ハロゲン化物溶液(例えばKBr水溶液)の添加速度、
添加量、添加濃度を上昇させる方法が好ましく用いられ
る。これらの方法に関しては例えば英国特許第1,33
5,925号、米国特許第3,672,900号、同第
3,650,757号、同第4,242,445号、特
開昭55−142329号、同55−168124号等
の記載を参考にすることができる。
平板状ハロゲン化銀粒子は、必要により化学増感をする
ことができる。化学増感方法としては、いわゆる金化合
物による金増感法(例えば米国特許第2,448,06
0号、同第3,320,069号)又はイリジウム、白
金、ロジウム、パラジウム等の金属による増感法(例え
ば米国特許第2,448,060号、同2,566.2
45号、同2,566.263号)或いは含硫黄化合物
を用いる硫黄増感法(例えば米国特許第2,222゜2
64号)、或いは錫塩類、ポリアミン等による還元増感
法(例えば米国特許第2,487,850号、同2,5
18,698号、同2,521,925号)、或いはこ
れらの2つ以上の組み合わせを用いることができる。
特に省銀の観点から、平板状ハロゲン化銀粒子は金増感
又は硫黄増感、或いはこれらの併用が好ましい。
平板状ハロゲン化銀は、塗布膜中で一般にフィルム面に
平行に配向する傾向がある。またその現像時の銀利用の
効率も高く、ハロゲン化銀それ自体を減量できるし、バ
インダーも減量できる利点がある。さらに単分散粒子で
あると多分散のものに比し光の透明性がよく、密に充埴
しやすいので、イメージシャープネスの向上とバインダ
ーの減量に有利である。
しかし乍ら、平板状ハロゲン化銀を用い、さらに塗膜の
バインダーとくにゼラチンまたはゼラチンの誘導体など
を減量すると写真フィルムの折り曲げなどに対する圧力
特性が劣化する。このため本発明によるポリマー・ラテ
ックスを併用することにより圧力特性の劣化を防止する
ことができる。
本発明に用いられるポリマーラテックスのポリマーを構
成する単位となる単量体の具体的な例は次のようなもの
を含む、但し、該単量体の具体例はこれらに限定されな
い。
〔ポリマー単量体の具体例〕
(1)アルキルアクリレート(例えば、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブ
チルアクリレート、ヘキシルアクリレート等) (2)α−置換アルキルアクリレート(例えば、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタ
クリレート、ブチルメタクリレート、2−へテロへキシ
ルメタクリレート等)(3)無置換あるいは置換アクリ
ルアミド(例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、
N−ブチルメタクリレート、N−イソプロピルアクリル
アミド等) (4)ビニルエステル(例えば、酢酸ビニル、酪酸ビニ
ル等) (5)ハロゲン化ビニル(例えば、塩化ビニル等)(6
)スチレン又は置換スチレン(例えば、スチレン、α−
メチルスチレン、P−ヒドロキシスチレン等) 以上の単量体を第1の単量体成分として含有すると共に
アクリル酸、メタクリル酸及びイタコン酸を第2の成分
として含むことができる6さらに重合可能なその他のビ
ニル系の単量体を第3の成分として含有することができ
る1本発明のポリマーラテックスは、その平均粒径が0
.01〜0.5μ臘、好ましくは0.02〜0.2μm
であり、添加量は添加する乳剤バインダー(ゼラチン)
に対して5〜150重量%、好ましくは5〜100重景
%。さらに好ましくは5〜50重量%である。
本発明の重合体ポリマーの代表的具体例を挙げるが、こ
れらに限定されるものではない。
z:y:!Jb:j x:y=90:10 (の x:y:z=80:10:10 x:y:z−80:10:10 本発明のポリマーラテックスの重合開始剤としては、ア
ゾビス化合物、パーオキサイド、ハイドロパーオキサイ
ド、レドックス触媒など、例えば過硫酸カリウム、過硫
酸アンモニウム、 tert−ブチルパーオクトエート
、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロピルパーカーボ
ネート、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、
メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイドロパ
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、アゾビスイソ
ブチロニトリル2−2′−アゾビス(2−アミジノプロ
パン)ハイドロクロライド、などがある。
乳化剤としてはアニオン性、カチオン性、両性、ノニオ
ン性の界面活性剤の他、水溶性ポリマーなどがある。例
えばラウリン酸ソーダ、ドデシル硫酸ナトリウム、1−
オクトキシカルボニルメチル−1−オクトキシカルボニ
ルメタンスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレンス
ルホン酸ナトリウム、ラウリルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、ラウリル酸ナトリウム、セチルトリメチルアン
モニウムクロライド、ドデシルトリメチルアンモニウム
クロライド、N−2−エチルへキシルピリジニウムクロ
ライド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンソルビタンラウリルエステル、ポリ
ビニルアルコール、などがある。
ノニオン性の界面活性剤の中には本発明の一般式(I)
の構造をもつ界面活性剤も含まれる。さらに一般式(1
)の界面活性剤と上記界面活性剤又は水溶性ポリマーと
併用してもよい、このようにして得られたポリマーラテ
ックスに、一般式(1)で表わされる化合物から選ばれ
たノニオン界面活性剤を含有させる方法は、上に述べた
ように、乳化剤として一般式(1)で表わされるノニオ
ン界面活性剤を用いることによって結果的に含有される
方法をとってもよいし、一般式(1)で表わされるノニ
オン界面活性剤とは異なる界面活性剤を乳化剤として用
い、ポリマーラテックスを作成した後。
一般式(1)で表わされるノニオン界面活性剤を添加す
る方法をとってもよい、一般式(りで表わされるノニオ
ン界面活性剤の添加量は、ポリマーラテックスに対し1
〜20重量%、好ましくは2〜12重量%である。次に
具体的なポリマーラテックスの合成例を示す。
〔本発明合成例1〕エチルアクリレートとアクリル酸か
ら成るポリマーラテックスの合成Triton XX−
200(Roh&)laas社製)17.6gに水16
00gを加え50℃に保った。エチルアクリレートとア
クリル酸の混合物23.9g(エチルアクリレート95
モル%含有)を30分かけて滴下後、過硫酸カリウム1
.65g、亜硫酸水素ナトリウム1.10g及び水12
5gの混合物を30分かけて滴下した。さらにエチルア
クリレートとアクリル酸の混合物452g(同上)を9
0分で滴下した。この際滴下開始時及び滴下終了時に過
硫酸カリウム、亜硫酸水素ナトリウム及び水の混合物(
上記と同社)を注加した0滴下後2時間攪拌した後90
℃に昇温し、6時間攪拌し、目的とするポリマーラテッ
クスを得た。(固型分濃度20.1讐t%) 次にノニオン界面活性剤について述べる。
前記したように5本発明で安定剤として用いるノニオン
界面活性剤は次の一般式で表わされる。
一般式(XIK) 式中、R4,R,は水素原子、置換もしくは無置換のア
ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基。
置換もしくは無置換のアルコキシ基、ハロゲン原子、ア
シル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバモイル基
或いはスルファモイル基を表わす。
又式中R3及びR9は、置換もしくは無置換のアルキル
基、置換もしくは無置換のアリール基、置換もしくは無
置換のアルコキシ基、ハロゲン基、アシル基、アミド基
、スルホンアミド基、カルバモイル基或いはスルファモ
イル基を表わす。一般式(x■)でフェニル環の置換基
は左右非対称でもよし1゜ 1<、及びR2は、水素原子、置換もしくは無置換のア
ルキル基、又はアリール基を表わす。R1とR2、R1
とR4及びR6とR6は互いに連結して置換もしくは無
置換の環を形成してもよい。’1+”2は酸化エチレン
の平均重合度であって2〜50の数である。
本発明の好ましい例を下記に記す。
R,、R4,R,及びR6は好ましくはメチル、エチル
、i−プロピル、t−ブチル、t−アミル、t−ヘキシ
ル。
t−オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、トリクロロ
メチル、トリブロモメチル、1−フェニルエチル、2−
フェニル−2−プロピル等の炭素数1〜20の置換又は
無置換のアルキル基、フェニル基、p−タロロフェニル
基等の置換又は無置換のアリール基、−ORよ、(ここ
でR□、は炭素数1〜20の置換又は無置換のアルキル
基又はアリール基を表わす。以下同じである)で表わさ
れる置換又は無置換のアルコキシ基、塩素原子、臭素原
子等のハロゲン原子、−COR1,で表わされるアシル
基、 −NR,□COR11(ここにR工2は水f3原
子又は炭素数1〜20のアルキル基を表わす。以下同じ
)で表わされるアミド基、−NR1□SO□Ltで表わ
されるスルホンアミド基、又R4,R,は水素原子であ
ってもよい。これらのうちR1、R6は好ましくはアル
キル基又はハロゲン原子であり、特に好ましくはかさ高
いし一ブチル栽、t−アミル基、t−オクチル基等の3
級アルキル基である。R4,R,は特に好ましくは水素
原子である。
すなわち、2.4−ジ置換フェノールから合成される一
般式(I)の化合物が特に好ましい。
R工、R2は、好ましくは水素原子、メチル基、エチル
基、ロープロピル基、i−プロピル基、n−ヘプチル基
、1−エチルアミル基、n−ウンデシル基、トリクロロ
メチル基、トリブロモメチル基等の置換もしくは無置換
のアルキル基、α−フリル基、フェニル基、ナフチル基
、P−クロロフェニル基、p−メトキシフェニル基、m
−ニトロフェニル基等の置換もしくは無置換のアリール
基である。又R工とR2、R1とR4及びR9とR1は
互いに連結して置換もしくは無置換の環を形成しても良
く、例えばシクロヘキシル環である。これらのうちR1
とR2は特に好ましくは、水素原子、炭素数1〜8のア
ルキル基、フェニル基、フリル基である。n、、R2は
特に好ましくは5〜30の数である。n、と02は同じ
でも異なっても良い。
次に化合物例を示す。これに限るものではない。
Xα−1 lX−2 lX−3 本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いることのでき
る結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
るのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも用い
ることができる。例えばゼラチン誘導体、ゼラチンと他
の高分子とのグラフトポリマー、アルブミン、カゼイン
等の蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、セルロース硫酸エステル類等の如き
セルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体など
の糖誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコ
ール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸、ポリメタグリル酸、ポリアクリルアミド
、ホリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等の
単一あるいは共重合体の如き種々の合成親水性高分子物
質を用いることができる。
ゼラチンとしては汎用の石灰処理ゼラチンのほか、酸処
理ゼラチンや日本科学写真協会誌(Bull。
Soc、 Sci、 Pl+ot、 Japan)、N
a2O,30頁(1966)に記載されたような酵素処
理ゼラチンを用いても良く。
また、ゼラチンの加水分解物を用いることができる。
本発明の感光材料は、写真感光層あるいはバック層を構
成する任意の親水性コロイド層に無機あるいは有機の硬
膜剤を含有せしめてもよい。例えば、クロム塩、アルデ
ヒド類(ホルムアルデヒド、グリオキザール、グルタル
アルデヒドなど)、N−メチロール系化合物(ジメチロ
ール尿素など)が具体例として挙げられる。活性ハロゲ
ン化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−L、3
.5−トリアジンなど)および活性ビニル化合物(1,
3−ビスビニルスルホニル−2−プロパツール、1,2
−ビスビニルスルホニルアセトアミドエタンあるいはビ
ニルスルホニル基を側鎖に有するビニル系ポリマーなと
)は、ゼラチンなど親水性コロイドを早く硬化させ安定
な写真特性を与えるので好ましい。N−力ルバモイルピ
リジニウム塩類やハロアミジニウム塩類も硬化速度が早
く優れている。
本発明に用いられるハロゲン化銀写真乳剤は、メチン色
素類その他によって分光増感されてもよい。用いられる
色素には、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シア
ニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラ−シアニ
ン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘミオ
キソノール色素が包含される。特に有用な色素は、シア
ニン色素、メロシアニン色素、および複合メロシアニン
色素に属する色素である。これらの色素類には。
塩基性異部環核としてシアニン色素類に通常利用される
核のいずれをも適用できる。すなわち、ピロリン核、オ
キサゾリン核、チアゾリン核、ピロール核、オキサゾー
ル核、チアゾール核、セレナゾール核、イミダゾール核
、テトラゾール核、ピリジン核など;これらの核に脂環
式炭化水素環が融合した核;およびこれらの核に芳香族
炭化水素環が融合した核、すなわち、インドレニン核、
ベンズインドレニン核、インドール核、ベンズオキサド
ール核、ナフトオキサゾール核、ベンゾチアゾール核、
ナフトチアゾール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイ
ミダゾール核、キノリン核などが適用できる。これらの
核は炭素原子上に置換基を有していてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケト
メチレン構造を有する核としてピラゾリン−5−オン核
、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−2,
4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、ロー
ダニン核、チオバルビッール酸核などの5〜6只異節環
核を適用することができる。
これらの増感色素は単独に用いてもよいが、それらの組
合わせを用いてもよく、増感色素の組合わせは特に、強
色増感の目的でしばしば用いられる。増感色素とともに
、それ自身分光増感作用を持たない色素あるいは可視光
を実質的に吸収しない物質であって、強色増感を示す物
質を乳剤中に含んでもよい0例えば、含窒素異節環核基
であって置換されたアミノスチルベンゼン化合物(例え
ば米国特許第2.933,390号、同3,635,7
21号に記載のもの)、芳香族有機酸ホルムアルデヒド
縮合物(例えば米国特許第3,743,510号に記載
のもの)。
カドミウム塩、アザインデン化合物などを含んでもよい
、米国特許第3,615,613号、同3,615,6
41号、同3,617,295号、同3,635,72
1号に記載の組合わせは特に有用である。
本技術に用いられるハロゲン化銀写真乳剤には、感光材
料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防
止し、あるいは写真性能を安定化させるなどの目的で1
種々の化合物を含有させることができる。すなわちアゾ
ール類、例えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾ
ール類、ニトロベンズイミダゾール類、クロロベンズイ
ミダゾール類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプ
トチアゾール類、メルカプトベンゾチアゾール類。
メルカプトベンズイミダゾール類、メルカプトチアジア
ゾール類、アミノ1−リアゾール類、ベンゾトリアゾー
ル類、ニトロベンゾトリアゾール類、メルカプトテトラ
ゾール類(特にl−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ール)など;メルカプトピリミジン類;メルカプトトリ
アジン類;例えばオキサドリンチオンのようなチオケト
化合物;アザインデン類、例えばトリアザインデン類、
テトラアザインデン類(特に4−ヒドロキシ置換(1,
3,3a、7)テトラアザインデン類)、ペンタアザイ
ンデン類など;ベンゼンチオスルフォン酸、ベンゼンス
ルフィン酸、ベンゼンスルフオン酸アミド等のようなカ
ブリ防止剤または安定剤として知られた、多くの化合物
を加えることができる。
本発明によるBL、 GL、 RL、 YFL、 MC
,AHLなどの各層は必要により任意に選ばれた構成で
、支持体上に重層塗布され乾燥して感光材料をうろこと
ができる。支持体には通常用いられるプラスチックフィ
ルムなどの可撓性支持体1例えばディスクタイプのフィ
ルムの場合には比較的剛性をもつ支持体が有用である。
可撓性支持体として有用なものは、硝酸セルロース、酢
酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート等の半合成または合成高分子から成るフィルム
、バライタ層またはα−オレフィンポリマー(例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン/ブテン共重合
体)等を塗布またはラミネートした紙等である。支持体
は染料や顔料を用いて着色されてもよい。遮光の目的で
黒色にしてもよい。これらの支持体の表面は一般に、写
真乳剤層等との接着をよくするためには。
下塗処理される。支持体表面は下塗処理の前または後に
、グロー放電、コロナ放電、紫外線照射、火焔処理など
を施してもよい。
本発明に従ってカラー写真感光材料は、前述のRD、 
Nα17G43の28〜29頁および同Nα18716
の651左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現
像処理することができる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
二二しンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例として3−メチル−4−アミノ−N、N−ジエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−
β−ヒドロキシルエチルアニリン、3−メチル−4−ア
ミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−メトキシエチルアニリンおよびこれらの硫酸塩、
塩酸塩もしくはp−トルエンスルホン酸塩などが挙げら
れる。これらのジアミン類は遊離状態よりも塩の方が一
般に安定であり、好ましくは使用される。
発色現像液は、アルカリ全屈の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpH緩衝剤、臭化物、沃化物、ベン
ズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくはメルカ
プト化合物のような現像抑制剤またはカブリ防止剤など
を含むのが一般的である。また必要に応じて、ヒドロキ
シルアミンジヒドロアルキルアミン誘導体または亜硫酸
塩のような保恒剤、トリエタノールアミン、ジエチレン
グリコールのような有機溶剤、ベンジルアルコール、ポ
リエチレングリコール、四級アンモニウム塩、アミン類
のような現像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー
、ナトリウムボロンハイドライドのような造核剤、1−
フェニル−3−ピラゾリドンのような補助現像薬、粘性
付与剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸
、アルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸に代表され
るような各種キレート剤、西独特許出1i (OLS)
第2,622,950号iC記載の酸化防止剤などを発
色現像液に添加してもよい。
反転カラー感光材料の現像処理では1通常黒白現像を行
ってから発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロ
キノンなどのジヒドロキシベンゼン類、1−フェニル−
3−ピラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類またはN−
メチル−ρ−アミノフェノールなどのアミノフェノール
類など公知の黒白現像薬を単独であるいは組み合わせて
用いることができる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし。
個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速化を計るため
、漂白処理後、漂白定着処理する処理方法でもよい。漂
白剤としては例えば鉄(III)、コバルト(If)、
クロム(■)、銅(II)などの多価金属の化合物、過
酸類、キノン類、ニトロン化合物等が用いられる。代表
的漂白剤としてフェリシアン化物;重クロム酸塩;鉄(
In)もしくはコバルト(III)の有機錯塩、例えば
エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸
、ニトリロトリ酢酸、1,3−ジアミノ−2−プロパツ
ール四酢酸などのアミノポリカルボン酸類もしくはクエ
ン酸、酒石酸、リンゴ酸などの有機酸の錯塩;過硫酸塩
;マンガン酸塩;ニトロソフェールなどを用いることが
できる。
これらのうちエチレンジアミン四酢酸鉄(m)塩、ジエ
チレントリアミン五酢酸鉄(III)塩および過硫酸塩
は迅速処理と環境汚染の観点から好ましい。
さらにエチレンジアミン四酢酸鉄(m)fJ塩は独立の
漂白液においても、−浴漂白定着液においても特に有用
である。
漂白液、漂白定着液およびそれらの前浴には、必要に応
じて漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる;米国特許第3,893,858号、西独特許第1
,290,812号、同2,059,988号、特開昭
53−32736号、同53−57831号、同374
18号、同53−65732号。
同53−72623号、同53−95630号、同53
−95631号、同53−104232号、同53−1
24424号、同53−141623号、同53−28
426号、リサーチ・ディスクロージャーNa1712
9号(1978年7月)などに記載のメルカプト基また
はジスルフィド基を有する化合物;特開昭50−140
129号に記載されている如きチアゾリジン誘導体;特
公昭45−8506号、特開昭52−20832号、同
53−32735号、米国特許第3,706,561号
に記載のチオ尿素誘導体;西独特許第1,127,71
5号、特開昭58−16235号に記載の沃化物;西独
特許第966.410号、同2,748,430号に記
載のポリエチレンオキサイド類;特公昭45−8836
号に記載のポリアミン化合物;その他特開昭49−42
434号、同49−59644号、同53−94927
号、同54−35727号、同55−26506号およ
び同58−163940号記載の化合物および沃素、臭
素イオンも使用できる。なかでもメルカプト基またはジ
スルフィド基を有する化合物が促進効果が大きい観点で
好ましく、特に米国特許第3,893,858号、西独
特許第1,290,812号、特開昭53−95630
号に記載の化合物が好ましい。更に、米国特許第4.5
52,834号に記載の化合物も好ましい、これらの漂
白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用のカラー感
光材料を漂白定着するときに、これらの漂白促進剤は特
に有効である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩。
チオエーテル系化合物チオ尿素類、多量の沃化物等をあ
げる事ができるが、チオ硫酸流酸塩の使用が一般的であ
る。漂白定着液や定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や
重亜硫酸塩あるいはカルボニル重亜硫酸付加物が好まし
い。
漂白定着処理もしくは定着処理の後は通常、水洗処理及
び安定化処理が行なわれる。水洗処理工程及び安定化工
程には、沈殿防止や、節水の目的で、各種の公知化合物
を添加しても良い。例えば沈殿を防止するためには、無
機リン酸、アミノポリカルボン酸、有機アミノポリホス
ホン酸、有機リン酸等の硬水軟化剤、各種のバクテリア
や藻やカビの発生を防止する殺菌剤や防パイ剤、マグネ
シウム塩やアルミニウム塩ビスマス塩に代表される金属
塩、あるいは乾燥負荷やムラを防止するための界面活性
剤、及び各種硬膜剤等を必要に応じて添加することがで
きる。あるいはウェスト著フォトグラフィック・サイエ
ンス・アンド・エンジニアリング誌(L、 E、 we
st、 Phot、 Sci、 Eng、)。
第6巻、344〜359ページ(1!1165)等に記
載の化合物を添加しても良い。特にキレート剤や防パイ
剤の添加が有効である。
水洗工程は2槽以上の槽を向流水洗にし、節水するのが
一般的である。更には、水洗工程のかわりに特開昭57
−8543号記載のような多段向流安定化処理工程を実
施してもよい。本工程の場合には2〜9槽の向流塔が必
要である。本安定化浴中には前述の添加剤以外に画像を
安定化する目的で各種化合物が添加される0例えば膜p
Hを調整する(例えばp143〜9)ための各種の緩衝
剤(例えば、ホウ酸塩、メタホウ酸塩、ホウ砂、リン酸
塩、炭酸塩。
水酸化カリ、水酸化ナトリウム、アンモニア水、モノカ
ルボン酸、ジカルボン酸、ポリカルボン酸などを組み合
わせて使用)やホルマリンなどのアルデヒドを代表例と
して挙げることができる。その他、必要に応じてキレー
ト剤(無機リン酸、アミノポリカルボン酸、有機リン酸
、有機ホスホン酸、アミノポリホスホン酸、ホスホノカ
ルボン酸など)、殺菌剤(ベンゾイソチアゾリノン、イ
リチアゾロン、4−チアゾリンベンズイミダゾール、ハ
ロゲン化フェノール、スルファニルアミド、ベンゾトリ
アゾールなど)、界面活性剤、蛍光増白剤、硬膜剤など
の各種添加剤を使用してもよく、同一もしくは異種の目
的の化合物を二種以上併用しても良い。
また、処理後の膜PH調整剤として塩化アンモニウム、
硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニ
ウム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム等の
各種アンモニウム塩を添加するのが好ましい。
また撮影用カラー感材では、通常行なわれている定着後
の(水洗−安定)工程を前述の安定化工程および水洗工
程(節水処理)におきかえることもできる。この際、マ
ゼンタカプラーが2当量の場合には、安定浴中のホルマ
リンは除去しても良い。
本発明の水洗及び安定化処理時間は、感材の種類、処理
条件によって相違するが通常20秒〜10分であり、好
ましくは20秒〜5分である。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
および迅速化の目的でカラー現像主薬を内蔵しても良い
。内蔵するためには、カラー現像主薬の各種プレカーサ
ーを用いるのが好ましい。
例えば米国特許第3,342,597号記載のインドア
ニリン系化合物、同第3,342,599号、リサーチ
・ディスクロージャー14850号および同15159
号記載のシッフ塩基型化合物、同13924号記載のフ
ルドール化合物、米国特許第3,719,492号記載
の金属塩錯体、特開昭53−135628号記載のウレ
タン系化合物をはじめとして、特開昭56−6235号
、同56−16133号、同56−59232号、同5
6−67842号、同56−83734号、同56−8
3735号、同56−83736号、同56−8973
5号、同56−81837号、同56−54430号、
同56−106241号、同56−107236号、同
57−97531号および同57−83565号等に記
載の各種塩タイプのプレカーサーをあげることができる
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、カラー現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−
3−ピラゾリドン類を内蔵しても良い、典型的な化合物
は特開昭56−64339号、同57−144547号
、同57−211147号、同58−50532号、同
58−50536号、同58−50533号、同58−
50534号、同58−50535号および同58−1
15438号などに記載されている。
本発明における各種処理液は10℃〜50℃において使
用される33℃ないし38℃の温度が標僧的であるが、
より高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり、逆
により低温にして画質の向上や処理液の安定性の改良を
達成することができる。また。
感光材料の節銀のため西独特許第2,226,770号
または米国特許第3,674,499号に記載のコバル
ト補力もしくは過酸化水素補力を用いた処理を行っても
よい。
各種処理浴内には必要に応じて、ヒーター、温度センサ
ー、液面センサー、循環ポンプ、フィルター、浮きブタ
、スクイジーなどを設けても良い。
また、連続処理に際しては、各処理液の補充液を用いて
、液組成の変動を防止することによって一定の仕上がり
が得られる。補充量は、コスト低減などのため襟章補充
量の半分あるいは半分以下に下げることもできる。
〔実施例〕 次に実施例に示した内容を説明して、本発明の主要な実
施態様を説明する。
(a) GLにポリマー・マゼンタ・カプラーの分散。
物を用い、当分子当を約250から600位に抑えてカ
プラーの容量を減少させる。(試料101)(b)水不
溶性、有機溶剤可溶のポリマーを用い、分散用オイルを
僅か併用し分散物の安定性を保ちつつ分散オイルを減量
し、ポリマーの微粒子のラテックスの効用を利用しバイ
ンダーであるゼラチンを減量させる。(試料101) (c) Q色防止剤例えばCρd−Aの分散用オイルに
現像薬の酸化体のスカベンジャーの高沸点溶媒を用いて
、分散用オイル減量を減量させる。この結果バインダー
であるゼラチンを減量させる6(試料+01) (d)支持体に対して表面にある8Lにハロゲン化銀平
板粒子を用い、バインダーであるゼラチンを減量させる
。(試料101) (e) BLにハロゲン化銀単分散粒子を用いて、感光
層の透明性を高める。(試料101)(f) [3Lの
ほか、GL、 RLにも単分散粒子を用いて感光層の透
明性を高める。(試料10102)(BL−2のほか、
GL−3やRL−3にもハロゲン化銀平板状粒子を用い
る。さらに、圧力特性を改良するためにラテックスポリ
マー(とくに微粒子−F約0.1μ級のもの)を併用し
、バインダーであるゼラチンを減量させる。ここでr’
L−2に用いるポリメチルメタアゲレート粒子(平均粒
径が比較的大きいF約1.5μ)は圧力特性の改良する
ためというよりもマット化のために添加される。スリキ
ズの発生を抑え、フィルムの走行性の改良に有用である
(試料102) (h)特許請求の範囲において示した■〜■の要素くみ
入れて、現像時に必要な股の膨潤性例えば2倍の膨潤を
示す条件を入れてバインダーであるゼラチンを減量させ
合せて硬化剤を減量する。
(試料103) 以上のように本発明に用いる要素■〜■を組合せ適用す
ることにより、乾燥総膜厚を15.5μにまで薄層化で
きた。かかる薄層の撮影用内型カラー感材ではまだ見出
されていないものであった。
実施例1〜3 明細書の記載および本出願人が昭和61年6月30日に
出願した特許出願明細書の記載に準じて、支持体に透明
下塗処理を施したポリエチレンテレフタレートを用い、
別紙表−1の如く、本発明による感光材料101,10
2,103と比較試料Aをえた。各試料を用いて露光機
能を賦与した外部包装体に内蔵し本発明による感光材料
包装ユニットをえた。外部包装体は、富士写真フィルム
(株)が昭和61年7月1日に発売した「写るんです」
(商品名)と類似のものであった。感光度は略l5O4
00であった。 MTF測定用チャートと色素を色温度
4800°にの光源のもと、約3.6fflの距離をお
いて室内で撮影し次に示す標準処理を行った。
えられたネガフィルムを、通常の工程に従いEサイズ(
82,5mm X 120mm)の印画紙に引伸し、プ
リントをえた。拡大率は約6.7倍であった。許容でき
るシャープネスの基準はMTFの濃度減衰率0.5とし
て4〜5本/mmの解像性であると見られた。えられた
結果は次の如し。
UV−1 UV−2 0i1−1  リン酸トリクレジル 011−27タル酸ジブチル 0i1−3 7タル酸ビス(2−エチルヘキシル)Q N 0CH,CH.SCH2COOH C−9 しM       nl0L wt、 FJZIJ、(
lυ0Q 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ Cpd  A       Cpd  B増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ ■( 以上の如くして作製した試料を101とした。
Q S−2 P−1 C4H,。
(ポリマーラテックス F  Q、1μ)下記の処理工
程に従って38℃で現像処理を行った。
カラー現像    3分15秒 漂白       6分30秒 水洗       2分10秒 定着       4分20秒 水洗       3分15秒 安定       1分05秒 各工程に用いた処理液組成は下記の通りであった。
カラー現像液 ジエチレントリアミン五酢a    1.0g1−ヒド
ロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸          2.0g亜硫酸ナト
リウム        4.0g炭酸カリウム    
      30・0g臭化カリウム        
   1.4g沃化カリウム          1 
、3mgヒドロキシルアミン硫酸塩    2.4g4
−(N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノ)−
2−メチルア ニリン硫酸塩          4.5g水を加えて
           1,0QpH10,0 漂白液 エチレンジアミン四酢酸第二 鉄アンモニウム塩        100.0gエチレ
ンジアミン四酢酸二ナ トリウム塩           10.0g臭化アン
モニウム       150.0g硝酸アンモニウム
       lo、0g水を加えて        
   1.0QpH6,0 定着液 エチレンジアミン四酢酸二す トリウム塩            1.0g亜硫酸ナ
トリウム        4.0gチオ硫酸アンモニウ
ム水溶液 (70% )             175.Om
 Q重亜硫酸ナトリウム       4.6g水を加
えて           1.o2pH6,6 安定液 ホルマリン(40%)         2.0+++
Qポリオキシエチレン−p−モノ ノニルフェニルエーテル(平 均重合度10)           0.:3g水を
加えて           1.Ofl手続ネ市正¥
L1 昭和61年特許願第190629号 2、 発明の名称 露光機能を賦与した感光材料包装ユニット6、 補正に
より増加する発明の数: 07、 補正の対Φ: 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 明細店の「発明の詳細な説明」の欄を、次のように補正
する。
及び13行目の、「一般式(I)」を「一般式(XIX
 ) Jと補正する。
(9) 同町第57頁第8行目、「一般式(I)]を[
一般式(XIX ) Jと補正する。
(10)  同角第68頁第11〜12行目、「ヒドロ
キシルアミンジヒドロアルキルアミン」を「ジヒド1」
キシルアミンジヒドロアルキルアミン」と補正する。
(11)  同書第74頁第3〜4行目、「イリヂアゾ
ロン」を「イソチアゾ(13)  同書第78頁第12
〜13行目、[ポリメチルメタアグレー1〜」を(15
)  同用第94頁の最終行、「以上の如くして作製し
た試料を101とした。」を削除する。
手続補正書 昭和62年7月ノー日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に少くともそれぞれ一層の赤色増感され
    たハロゲン化銀シアンカプラーを含有する感光層、緑色
    増感されたハロゲン化銀とマゼンタカプラーを含有する
    感光層、及び青色増感されたハロゲン化銀とイエローカ
    プラーを含有する感光層を有する感光材料を内蔵した露
    光機能を賦与した感光材料包装ユニットにおいて、該感
    光層及び他の親水性コロイド層の少くとも一層が次の(
    イ)、(ロ)、及び(ハ)の少くとも1つの要件を具備
    し、上記感光層の少くとも一層が次の(ニ)及び(ホ)
    の少くとも1つの要件を具備し、かつ支持体上の乾燥膜
    厚の総和が約12μm〜18μmであることを特徴とす
    る露光機能を賦与した感光材料包装ユニット。 (イ)芳香族一級アミン現像薬の酸化体とカップリング
    して染料を作り得るカプラー残基を有しかつ少くとも1
    箇の重合性エチレン基を有する単量体カプラーから誘導
    されたポリマーカプラーの分散物を含有すること。 (ロ)水不溶性、有機溶剤可溶性ポリマーと共存した状
    態で分散されたカラーカプラーの分散物を含有すること
    。 (ハ)現像薬の酸化体スカベンジャーと共存した状態で
    分散されたカプラー分散物を含有していること。 (ニ)平均アスペスト比が5以上の平板状ハロゲン化銀
    粒子を含有すること。 (ホ)変動係数が0.20以下の単分散のハロゲン化銀
    乳剤を含有すること。
  2. (2)感光層の少くとも1層が要件(ニ)と共に平均粒
    径が0.01μm〜0.5μmのビニル系ポリマーラテ
    ックス粒子を含有する特許請求の範囲第(1)項に記載
    の感光材料包装ユニット。
JP19062986A 1986-08-15 1986-08-15 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト Pending JPS63118157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19062986A JPS63118157A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19062986A JPS63118157A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63118157A true JPS63118157A (ja) 1988-05-23

Family

ID=16261250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19062986A Pending JPS63118157A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63118157A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63228151A (ja) * 1987-03-17 1988-09-22 Konica Corp ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH04121736A (ja) * 1990-09-13 1992-04-22 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
US5219715A (en) * 1989-10-10 1993-06-15 Eastman Kodak Company Color photographic recording material and process
US5322766A (en) * 1989-10-10 1994-06-21 Eastman Kodak Company Color photographic recording material

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63228151A (ja) * 1987-03-17 1988-09-22 Konica Corp ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
US5219715A (en) * 1989-10-10 1993-06-15 Eastman Kodak Company Color photographic recording material and process
US5322766A (en) * 1989-10-10 1994-06-21 Eastman Kodak Company Color photographic recording material
JPH04121736A (ja) * 1990-09-13 1992-04-22 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0132977B2 (ja)
JPH0228857B2 (ja)
JPS6332378B2 (ja)
JPS63194254A (ja) 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト
JPS62136651A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPS62168156A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS62136650A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料及びその処理方法
JPS62266538A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
US4824773A (en) Silver halide color photographic material
JPS63118157A (ja) 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト
JPH04166930A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS63235940A (ja) 画像形成方法
JPH0238940B2 (ja)
JPH05249635A (ja) ハロゲン化銀写真要素における発色方法及び感光性要素
JPH07119964B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料及びカラ−写真プリント
JPS6289963A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料及びその処理法
JP2517288B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JP2893097B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0469772B2 (ja)
JP2571445B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPS61105545A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH0616161B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS60128444A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS62168145A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS62206548A (ja) カラ−画像形成法