JPS63117384A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は磁気ディスク装置に関する。

（従来の技術） 磁気ディスク装置は、フロッピーディスク装置とハード
ディスク装置の二つに大きく分けられる。

前者は記録容量が少ないものの記録媒体が容易に交換出
来るという特長がある。後者は記録容量が大きくデータ
のアクセススピードが早いことが特長であるが、記録媒
体の交換が不可能もしくは困難であるという欠点をもり
ている。さらに最近になって大容量でディスクの交換が
可能な光ディスクが登場してきた。こうしたことから記
録媒体が容易に交換可能なハードディスク装置が要求さ
れている。

ハードディスク装置においては第６図または第７図に示
す磁気ヘッド１０が、高速で回転するディスクの表面上
を微少なすきまをもって浮上する構造になっている。こ
のため微細な塵ですらこれらヘッド、ディスクに対し致
命的な損傷を与える。

そこで一般的にはディスクと、第６図または第７図に示
すヘッドおよびアクチュエータ機構部は防塵のためにケ
ースの中に密閉されており、ディスクの着脱は不可能で
ある。

一部にはディスクの着脱が可能な磁気ディスク装置もあ
る。これらのディスクの着脱が可能なシステムにおいて
は、ディスクを塵から守るために第８図に示すようにデ
ィスクをカートリッジの中に納めた構造となっている。

しかしこの場合、ヘッドおよびアクチュエータはディス
クドライブ側に設置されているので、ヘッドがディスク
の上に位置するためには開口部１２が必要となる。この
開口部はシャッター等により保護されるように工夫され
ているが、ヘッドがカー）　ＩＪツジ内部に挿入される
ときには必ず一度開口することになり。

防塵が完全とはいえず、信頼性に問題がある。

（発明が解決しようとする問題点） このように、ディスクの着脱が可能な従来の磁気ディス
ク装置においては、ディスクがカー）　ＩＪッジ内に収
納されているが、カートリッジにはヘッド挿入口が設け
られており、ヘッドの挿入のたびにこの開口が開かれる
ので防塵が完全でなく信頼性に欠けるという問題点があ
った。

この発明は完全な防塵機構をもったディスク交換可能な
磁気ディスクを提供することを目的とするものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） この発明は上記の問題点を解決するために、密閉された
カートリッジ内に磁気ディスクと磁気ヘッドを収納する
とともに、さらに前記磁気ヘッドの位置決めを行う位置
決め機構の一部を同カートリッジ内に収納し、装置本体
側に前記カートリッジ内の位置決め機構の一部と結合さ
れる他の一部の位置決め機構を設けるようにした磁気デ
ィスク装置を提供する。

（作用） 上記のように磁気ディスクとヘッドおよびこのヘッドの
位置決め機構の一部は一体化され、容易に交換可能なカ
ートリッジとなっている。しかもこのカートリッジは外
部との空気の出入りが可能な開口部がなく密閉構造とな
っている。

従って完全に防塵された機構をもつ着脱可能な磁気ディ
スクカートリッジおよびディスクドライブの実現が可能
となる。

第１図および第２図はアクチュエータの構成が直動式の
場合のこの発明の実°施例を示している。

第１図はカートリッジの内部を示す説明図、第２図はカ
ートリッジの外観図である。

第１図において、１はカートリッジ、２は磁気ディスク
、３はヘッドおよびヘッドアームを含んだキャリッジで
、アクチュエータのコイル４が組み込まれている。キャ
リッジはガイドレール５で支持されており、摺動可能と
なっている。コイル４と組み合わせてアクチュエータを
形成するヨーク６％永久磁石７はカートリッジの外側の
ディスクドライブ側に設置されている。カートリッジを
ドライブに装着した際に、アクチュエータが構成される
ように、カートリッジにはヨーク６と永久磁石７を挿入
するための凹部として、挿入口９が設けられている。こ
の挿入口は、カートリッジの内部からはカートリッジの
ケーシングの壁によって隔てられており、カートリッジ
は密閉構造を保っている。この挿入口の内壁は、カート
リッジをドライブに装着した際に、ヨークと永久磁石お
よびカートリッジ内のコイルから構成されるアクチュエ
ータの磁気回路のギャップの役目を果たす。

カー）　ＩＪッジの外面には、ヘッドとの電気信号の授
受、ヘッドの信号を処理するための電気回路への電源供
給、およびカートリッジ内のコイル４を駆動するための
電流供給のために、接点８が設けられている。この接点
を通じてカートリッジの完全な密閉構造を保ったまま、
ヘッドの位置決め、ディスクへの情報の書き込み、読み
出しが可能となる。

少なくとも１枚以上の磁気ディスクと、このディスクに
対応するヘッドおよびこのヘッドの位置決め機構を有す
る磁気ディスク装置で、磁気ディスクが交換可能な装置
において、磁気ディスクとヘッドおよびこのヘッドの位
置決め機構の一部が着脱可能な機構となっており、カー
トリッジ内部に含まれるヘッドの位置決め機構の一部が
、アクチュエータのモータの永久磁石とこれを保持する
機構部である場合の実施例を第３図に示す。

第３図において、ｌはカートリッジ、４はカートリッジ
の外部に設けられたコイル、６はヨークである。カート
リッジにはカートリッジをドライブに装着した際に、ア
クチュエータが構成されるように、ヨーク６とコイル４
を挿入するための凹部として、挿入口９が設けられてい
る。この挿入口は、カートリッジの内部からはカートリ
ッジのケーシングの壁によって隔てられており、カート
リッジは密閉構造を保っている。この挿入口の内壁は、
カートリッジをドライブに装着した際に、ヨークとコイ
ルおよびカートリッジ内の永久磁石から構成されるアク
チュエータの磁気回路のギャップの役目を果たす。

カートリッジの外面には、ヘッドとの電気信号の授受、
およびヘッドの信号を処理するための電気回路への電源
供給のために、接点８が設けられている。この接点を通
じてディスクに情報の書き込み読出しを行ない、カート
リッジの外部のドライブ側に設けられたコイルに電流を
流してヘッドのアクセスを行なうことにより、カートリ
ッジの完全な密閉構造を保つことが可能となる。

第４図、第５図に本発明の他の実施例を示す。

上述の実施例においてはアクチュエータの構成カ直動狐
であったが１本発明は第７図に示すような揺動型のアク
チュエータを用いたディスク装置において実施すること
も容易に想像できる。

第４図は、カートリッジｌ内部に含まれるヘッドの位置
決め機構の一部が、アクチュエータのモータのコイル部
分とこれを保持する機構部である場合の実施例である。

コイルに磁界を加えるヨーク６１．永久磁石７′はカー
トリッジの外部のディスクドライブ側に構成する。カー
トリッジをドライブに装着すると、カートリッジのケー
シングを磁気回路のギャップとして、アクチュエータの
磁気回路が構成され、カートリッジ外面に設けた接点８
によりカートリッジ内のコイルに電源を供給することに
より、カートリッジの外部からアクチーエータを駆動す
ることが可能となる。またこの接点は、カートリッジの
内部にあるヘッドでディスクに記録・再生をする電気信
号の授受、およびヘッドの信号を処理する電気回路の電
源の供給を行なうためにも使用する。ヨーク、永久磁石
およびこれらを挿入する挿入口９′の形状は揺動型アク
チュエータの形状にあわせた曲率をもったものになる。

第５図は、カートリッジ内部に含まれるヘッドの位置決
め機構の一部が、アクチュエータのモータの永久磁石と
これを保持する機構部である場合の実施例である。ヨー
ク６１とコイル４′はカートリッジ外部のディスクドラ
イブ側に構成する。カートリッジをドライブに装着する
と、カートリッジのケーシングを磁気回路のギャップと
して、アクチュエータの磁気回路が構成され、このコイ
ルに電流を流すことにより、カートリッジの外部からア
クチュエータを駆動することが可能となる。接点８は、
カートリッジの内部にあるヘッドでディスクに記録・再
生をする電気信号の授受、およびヘッドの信号を処理す
る電気回路の電源の供給を行なうために使用する。ヨー
ク、永久磁石およびこれらを挿入する挿入口９′の形状
は揺動型アクチュエータの形状にあわせた曲率をもった
ものになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によると、カートリッジを完
全密閉構造とすることができるので、防塵効果が向上し
、ヘッドやディスクの損傷を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する斜視図、第２図は本発
明の実施例の外観を示す模式図、第３図、第４図および
第５図はそれぞれ本発明の他の実施例を説明するための
模式図、第６図および第７図は従来の装置の斜視図、第
８図はディスクをカートリッジ中に納めた際の模式図で
ある。 １・・・カートリッジ、２・・・磁気ディスク％　３・
・・キャリッジ、４・・・コイル、４１・・・コイル、
５・・・ガイドレール、６・・・ヨーク、６１・・・ヨ
ーク、７・・・永久磁石。 １・・・永久磁石、８・・・接点、９・・・挿入口、９
′・・・挿入口％　１０・・・磁気ヘッド、１１・・・
ヘッドアーム。 １２・・・開口部。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　　竹　花　喜久男 Ｓ 第１図 第２Ｖ 第３図 第４図 乙 第５図 第６図 第７図 第８図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも１枚以上の磁気ディスクと、このディ
   スクに対向する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの位置決
   め機構の一部とをカートリッジ内に収納し、磁気ディス
   ク装置本体に対して着脱可能としたことを特徴とする磁
   気ディスク装置。
2. （２）カートリッジには外部との空気の出入りが可能な
   開口部がなく密閉構造となっていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の磁気ディスク装置。
3. （３）磁気ヘッドで記録・再生する信号の授受および電
   源の供給をカートリッジ外面に設けた接点により行なう
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気ディ
   スク装置。
4. （４）カートリッジ内部に含まれるヘッドの位置決め機
   構の一部が、アクチュエータのモータのコイル部分とこ
   れを保持する機構部であって、このコイルと組み合わせ
   てアクチュエータを形成するヨークおよび永久磁石をカ
   ートリッジの外部のディスクドライブ側に設置し、カー
   トリッジをドライブに装着すると、カートリッジのケー
   シングを磁気回路のギャップとして、アクチュエータの
   磁気回路を構成し、カートリッジ外面に設けた接点から
   カートリッジ内のコイルに電源を供給することにより、
   カートリッジ内のアクチュエータをカートリッジの外部
   から駆動することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の磁気ディスク装置。
5. （５）カートリッジ内部に含まれるヘッドの位置決め機
   構の一部が、アクチュエータのモータの永久磁石とこれ
   を保持する機構部であって、この永久磁石と組み合わせ
   てアクチュエータを構成するヨークとコイルをカートリ
   ッジ外部のディスクドライブ側に設置し、カートリッジ
   をドライブに装着すると、カートリッジのケーシングを
   磁気回路のギャップとして、アクチュエータの磁気回路
   を構成し、コイルに電流を流すことによってカートリッ
   ジ内のアクチュエータをカートリッジの外部から駆動す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気デ
   ィスク装置。