JPS63115288A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、画像読取装置に係り、特にペンタイプの画像
読取装置に関するものである。

〔従来の技術〕

商品などに付したバーコードを光学的に読み取る画像読
取装置が一般に使用されている。しかし、このバーコー
ドを商品などに印刷するのに特別な印刷装置が必要であ
り、しかもバーコード内容を目視によって判読すること
ができないなどの不便さがあった。

このバーコードに代わるものとして近年、数字あるいは
アルファベットなどの文字列による表示方法が採用され
、その文字列を光学的に読み取る画像読取装置が種々開
発されている。この画像読取装置の１種として、ベンタ
イプのものがある。

このタイプのものは、原稿読み取りのための光源と、そ
の光源から照射された光を原稿面で反射させた反射光を
取り入れて電気信号に変換するために多数配列された光
電変換素子とが、例えば合成樹脂や金属などで作られた
ペンケーシング内に取り付けられている。そしてこのペ
ンケーシングと装置本体の画像読取制御部との間が信号
ケーブルで接続されていた。

この画像読取装置の場合は、前記ペンケーシングを手で
持って、読み取るべき原稿面に対してペン先をスキャン
させることによって原稿面の画情報を光学的に読み取り
、その画情報を信号ケーブルを介して前記画像読取制御
部に伝達する仕組になっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところでこの従来のペンタイプの画像読取装置の場合、
前述のように光源ならびに多数列設された光電変換素子
など、所謂、原稿読取りヘッド部がペンケーシングの先
端部に配置されていたからペンケーシングの先端部が大
きくなっていた。

このベンタイプのもので原稿を読み取る場合、原稿部分
をペンケーシングの先端部で追いながら走査する訳であ
るが、前述のように従来のものでは先端部が大きいため
、その先端部が邪魔になって見に難く、例えば１行毎に
原稿面上を正確に読み取ることが難しいという欠点があ
る。

本発明の目的は、前述した従来技術の欠点を解消し、ペ
ンケーシングの先端部を可及的に細くして所望の画情報
を正確に読み取ることのでき、しかも画情報の伝達が正
確に行えるベンタイプの画像読取装置を提供するにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

前述の目的を達成するため、本発明は、原稿読み取りの
ための光源をペンケーシングに内蔵し、そのペンケーシ
ングから装置本体の画像読取制御部へ光情報を伝達する
フレキシブルな例えばガラスファイバーなどからなる導
光ケーブルを設け、その導光ケーブルの画像読取制御部
側先端部に、光情報を電気信号に変換する例えば固体撮
像素子アレイなどからなる光電変換素子をプリント基板
上に固定した例えば差込みプラグなどのコンタクト部材
を接続し、そのコンタクト部材を装置本体に対して着脱
可能に取り付けたことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

次に本発明の実施例について図面とともに説明する。第
１図は画像読取装置の全体の斜視図、第２図はペンの一
部拡大断面図、第３図はその画像読取装置の制御ブロッ
ク図、第４図はコンタクト部材の説明図である。

第１図に示すように本発明の実施例に係る画像読取装置
は、コントローラ、スクリーンならびにデータチャンネ
ルなどを備えたディスプレイ装置１と、そのディスプレ
イ装置１に接続された画情報読み取りのためのペン２と
、前記ディスプレイ装置１に接続されたファンクション
キーを有するキーボード３などから主に構成されている
。

第２図に示すようにペン２は、例えばポリアセタール樹
脂やアルミニウムなどで成形されたペンケーシング４の
先端部は細径になっており、その内側には原稿読み取り
のための例えばＬＥＤなどからなる光源６と、ペン２の
走査方向と直交する方向に先端部が一列に配置され途中
はフレキシブルになっている光フアイバー束５とが、原
稿面に向くように並んで配置されている。図中の１９は
前記光フアイバー束５を支持する支持部材で、この光フ
アイバー束５はペンケーシング４の中空部を軸方向に沿
って貫通し、第１図に示すように差込みプラグ１８に接
続されている。

第４図はこの差込みプラグ１８の説明図で、同図に示す
ように前記光フアイバー束５の先端には固体撮像素子（
ＣＣＤ）を−列に配置したＣＣＤアレイ８が設けられ、
光フアイバー束５の各光ファイバーの端部が各固体撮像
素子（ＣＣＤ）に対向してそれぞれ光学的に接続されて
いる。光フアイバー束５の端部とＣＣＤアレイ８は、取
付は金具２０によりプリント基板２１の所定位置にしっ
かりと固定されている。同図に示すようにこのプリント
基板２１の他端にはＣＣＤアレイ８と電気的に接続され
た多数のコンタクト端子２２が設けられている。前記Ｃ
ＣＤアレイ８ならびにプリント基板２１を収納した差込
みプラグ１８は、第１図に示すようにディスプレイ装置
１の側面の形成されているプラグ差込口に着脱可能に装
着されている。

第３図に示すようにこの画像読取装置の制御部は、中央
演算処理ユニット（ＣＰＵ）１０、リードオンリーメモ
リー（ＲＯＭ）１１、ランダムアクセスメモリー（ＲＡ
Ｍ）１２）入出力ボートエ１０１３、ＣＣＤドライブ１
４、光源６、ＣＣＤアレイ８．アンプ（ＡＭＰ）１５．
２値化回路１６ならびに直列ビットを並列ビットに変換
するＳ／Ｐ変換器１７などから構成されている。

画像を読み取る場合はペン２を持ち、それの先端部を第
２図に示すように原稿面７に接触させて、原稿の読み取
り方向に沿ってペン２を手動走査させる。そうすること
によって、光源６で照射された光は原稿面７で反射され
、その反射光は光フアイバー束５を通ってＣＣＤアレイ
８に取り入れられる。このようにして原稿面の画情報が
光学的に読み取られると、ＣＣＤアレイ８から出力され
る画像データはＡＭＰｌ、５で増幅され、２値化回路１
６で２値化された後、Ｓ／Ｐ変換器１７によってシリア
ルデータがパラレルデータに変換され、入出ポー１−１
３を介してＲＡＭ１２の所定のアドレスに記憶されよう
になっている。

〔発明の効果〕

本発明は前述のように、比較的に横幅をとる光電変換素
子を差込みプラグなどのコンタクト部材に収納し、光源
ならびに受光部となる導光ケーブルとをペンケーシング
に収納することによって、ペンケーシングの先端部を細
径にしたものである。

このようにすれば、従来のようにペンケーシングの先端
部で原稿面を追って行くときに、現在先端部が差してい
る位置が明確に分かる。そのために希望している原稿位
置を容易にかつ適正に入力することができ、操作性が良
好になる。

また、ＣＣＤアレイなどの光電変換素子を直接にプリン
ト基板に固定し、これらを収納したコンタクト部材を装
置本体に対して電気的に接続するようにしたから、導光
ケーブルと光電変換素子との間の接続、ならびに光電変
換素子とプリント基板との間の接続が確実になり、その
ためにペンで読み取った光情報の伝達が適正に行なわれ
、信頼性の高い画像読取装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

一７＝ 第１図は本発明の実施例に係る画像読取装置の全体の斜
視図、第２図はその画像読取装置におけるペンの一部拡
大断面図、第３図はその画像読取装置の制御ブロック図
、第４図は差込プラグ部の説明図である。 ・２・・・・・・ペン、４・・・・・・ペンケーシング
、５・・・・・・光フアイバー束、６・・・・・・光源
、７・・・・・・原稿面、８・・・・・・ＣＣＤアレイ
、１８・・・・・・差込プラグ、２０・・・・・・取付
は金具、２１・・・・・・プリント基板、つ 第１図 箆２図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿読み取りのための光源をペンケーシングに内
   蔵し、そのペンケーシングから装置本体の画像読取制御
   部へ光情報を伝達するフレキシブルな導光ケーブルを設
   け、その導光ケーブルの読取制御部側先端部に光情報を
   電気信号に変換する光電変換素子をプリント基板上に配
   置したコンタクト部材を接続し、そのコンタクト部材を
   装置本体に対して着脱可能に取り付けたことを特徴とす
   る画像読取装置。
2. （２）特許請求の範囲第（１）項記載において、前記光
   電変換素子が、複数個の固体撮像素子を一体に列設した
   固体撮像素子アレイであることを特徴とする画像読取装
   置。