JPS63114974A - プラズマ装置 - Google Patents

プラズマ装置

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Publication number
JPS63114974A
JPS63114974A JP26125186A JP26125186A JPS63114974A JP S63114974 A JPS63114974 A JP S63114974A JP 26125186 A JP26125186 A JP 26125186A JP 26125186 A JP26125186 A JP 26125186A JP S63114974 A JPS63114974 A JP S63114974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
plasma device
frequency power
conductor
coaxial
Prior art date
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Pending
Application number
JP26125186A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yamazaki
山崎 攻
Yoshio Manabe
由雄 真鍋
Tsuneo Mitsuyu
常男 三露
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63114974A publication Critical patent/JPS63114974A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波プラズマを用いたプラズマ装置に関す
るものである。
従来の技術 プラズマCvDやプラズマエツチングは薄膜プロセスの
重要な要素技術であり、基板温度が低温で処理できるよ
うプラズマの周波数をマイクロ波領域まで高めたプラズ
マが研究されている。
高周波プラズマは使用する電磁波の周波数が高い程よく
、特に磁界強度をIIR(電子サイクロン共鳴)の限界
、すなわち2.45 GHz  では876ガウス以上
にすると共鳴がおこり、低いガス圧でもプラズマが発生
持続することが知られている。
従来のプラズマ装置を第3図に示す0ここではプラズマ
CVDの場合について説明するが、プラズマエツチング
の場合も構成は同じである。
第3図において、真空槽1は通常円筒型とし、内部で2
室に分け、プラズマ室2と蒸着室3とし、適当な位置か
ら所要のガスを導入し、蒸着室側から排気を行ない、プ
ラズマ発生に適した気圧(10ないし10  Torr
程度)に維持する。
プラズマ室2の周囲にはコイル状の電磁石4を配置し、
プラズマ室2内の磁界を真空槽1の円筒の軸方向と平行
にする。プラズマ室2と蒸着室3はプラズマ窓6を通じ
て連っており、蒸着室3の中に基板6をプラズマ窓6に
対面させて設置する。
プラズマ室2のプラズマ窓5と反対の側にはマイクロ波
電力導入部7があり、マイクロ波導波管を介してマグネ
トロン8につながっている。ECRを起こすためには磁
界とマイクロ波の電界を直交させる。そのためプラズマ
室2は円筒空洞共振器のTE、1モードが立つような寸
法とする。このモードは円筒の中心で電界強度が高いの
で、マイクロ波電力導入部了からやはり同様のTK、、
モードのマイクロ波を導入し、プラズマ室2の中のモー
ドと、上記の・円筒の中心部で中心軸9に結合させてい
る。2.45 GHz  のマイクロ波を使用する場合
、プラズマ室2の磁界強度はECR限界の876ガウス
より若干高くするとプラズマ放電が安定する。第3図の
ような構成にすると、発生するマイクロ波プラズマは磁
場もマイクロ波の電界も円筒の中心を中心軸として分布
するため基板6に蒸着される膜厚も比較的均一で好都合
である。
(参考文献:菅野卓雄編著「半導体プラズマプロセス技
術」産業図書、昭和66年出版、138ページ。) 発明が解決しようとする問題点 マイクロ波プラズマを利用した蒸着では、発生したプラ
ズマを効率よく、活性化したままで基板界面に導く必要
があり、第3図においてプラズマ室2のプラズマ窓6の
近傍、通常は数センチないし10数センチの位置に基板
6を設置する必要がある。また、プラズマ室は使用する
マイクロ波のキャビティ(普通は基本モードの共振器)
として設計する必要があるため、大きさは2.45 G
Hzの場合は、プラズマ室の内径は20センチ程度であ
り、プラズマ窓は共振モードに大きな影響が生じないよ
うに小さく、約5センチ以下としていた。
したがって基板に蒸着された膜厚の分布は中央部では良
好であるが、周辺に近い程、薄くなり、直径6センチの
範囲でも10パーセント以上の膜厚分布を生じており、
大形の基板には適応することができなかった。
問題点を解決するための手段 本発明のプラズマ装置は、内部導体のまわりに、多数の
小孔を有す外部導体を同軸状に配置し、両溝体の間にガ
スを満すとともに高周派電力を供給し、高周波放電を生
じしめ、発生したプラズマを、上記の小孔から噴出させ
、基板に蒸着を行う。
作用 上記構成によれば、プラズマ室内は高周波電力が同軸ケ
ーブルのように伝搬するので共振モードはなく、長さは
いくらでも長くでき、しかも、プラズマの噴出するプラ
ズマ窓を点点と長く配置できるため、この同軸状のプラ
ズマ発生する手段の周囲に基板を配置すれば、広い面積
にわたって均一な蒸着が可能になる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の概要図である。簡単のため
真空槽は省いて描いた。第1図において第3図の従来例
と同等とみなせる部分は同一の番号を付し、説明を省い
た。本実施例では直径10■の内部導体11のまわりに
同軸状に直径30間の外部導体12を配置した。これら
の導体は高周波の同軸線路と考えてもよい。ここで、こ
れらの導体の間に高周波電源15から2.45 GH2
,100Wの高周波電力を印加するとともに、プラズマ
化すべきガスとして窒素を導入する。ここでは電磁石(
図示せず)により、軸方向に磁束が平行になるようにし
、ECR条件を満たすような磁界とするとこれらの導体
の間で放電が効率よくおこり、その結果プラズマが充満
しプラズマ室2となる。
ここで、外部導体の外周に小孔13を多数設けると発生
したプラズマ14は上記の小孔13から噴出する。噴出
する側に基板6を配置し、上記基板周辺をシランガスで
10 ’TOrrに保つと噴出プラズマ14によシ窒化
シリコンの蒸着が行われた0ここで小孔13の分布を基
板との距離や隣接する小孔からの影響等を考慮に入れ、
蒸着される膜厚が薄くなりがちな個所に近い所には小孔
13を密に配置し、厚くなりがちな所は疎にすることに
より、広い範囲にわたって均一な膜厚分布が得られる。
もちろん小孔の数で分布をもたせる代りに、小孔の大き
さで分布をもたせてもよく、小孔の代りに、スリットと
して、その本数1幅などを変えたシ、これらを組合せる
ことによっても本発明を実施でき、これらの変形はすべ
て本発明に含まれるものとする。また、内部導体および
外部導体は同軸線路を形成しており、軸方向には長くす
ることは容易であり、基板を上記の軸と直角の方向に運
動させつつ蒸着すれば2次元的に均一な膜厚分布が得ら
れる。その際、本実施例で示した同軸状の構成を、並列
にならべれば、蒸着速度が向上するとともに、小孔13
の配置を最適化して、より均一な膜厚分布が達成できる
第1図の実施例は説明を簡潔にするため、全体を収納す
る真空容器、排気系、ガス供給手段等は省いた。内部導
体と外部導体の形成する同軸線路は一端を高周波電源に
接続しているが、もう一端が電気的に開放もしくは短絡
とするなどインピーダンス不整合とすると軸長方向に定
在波が立ち、節と腹が観測された。この腹の部分に対応
させて小孔を配置した場合、よシ少ない高周波電力で効
率よくプラズマを噴出させることができた。また、この
もう一端の側を内部導体と外部導体の直径および発生し
たプラズマによって定まるプラズマ室内の等測的誘電率
で計算したインピーダンスで終端した所、定在波がたた
ず、軸方向全体にわたってほぼ均一なプラズマ励起が見
られ、均一性が向上した。無反射終端で終端した場合も
同様の効果があった。
第2図は本発明のもうひとつの実施例を説明するための
概要図である。内部導体11のまわりに外部導体12を
配置し、これらの導体の間に高周波電力とガスを供給す
ることによりプラズマを発生させ、プラズマ室2となし
、小孔13から噴出プラズマ14を噴出させるものであ
る。本実施例 1では内部導体内に交互に反発するよう
に軸方向にならべた磁石21を配置し、磁界強度を10
Rの限界以上とし、磁束22が軸方向に平行になる付近
に小孔13を配置した。この構成により、小孔付近で高
周波電界と磁界が直交するので集中的に高周波放電がお
こシ効率的にプラズマ発生が可能であった。磁石として
、実施例ではアルニコ系の物を用いたが、電磁石でも同
等の効果が得られることは当然である。また高周波電界
と磁界を直交させる別の方法として、磁石を円周上に分
割配置し、磁束が円周と平行になる付近に小孔を設けて
もよい。この場合軸方向には長くても良いので小孔の代
りにスリットとしてもよい。
発明の効果 以上本発明について実施例をあげて説明した。
本発明によれば従来のプラズマ装置の大面積にわたって
均一な厚さで効率よく蒸着できないという欠点を解決で
き、産業上の利用効果は極めて大きい0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラズマ装置のひとつの実施例を説明
するための概要図、第2図は本発明の他の実施例を説明
するだめの要部概要図、第3図は従来例の概要図である
。 1・・・・・・真空槽、2・・・・・・プラズマ室、6
・・・・・・基板、9・・・・・・中心軸、11・・・
・・・内部導体、12・・・・・・外部導体、13・・
・・・・小孔、14・・・・・・噴出プラズマ、16・
・・・・・高周波電源、21・・・・・・磁石、22・
・・・・・磁束。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名2−
 プラス゛マ室。 6−−−基板 11−−一白節導伴 12−−一タト 部譚イ4に 第  1  し、      、          
            /3−−−ノj\;引」14
−  プラス゛マ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円柱状の内部導体と、外周面に小孔を有する外部
    導体を同軸状に構成し、上記の内部導体と外部導体の間
    にガスを導入するとともに高周波電力を印加することを
    特徴としたプラズマ装置。
  2. (2)内部導体と外部導体のなす同軸状構成の軸方向に
    平行な磁束を付与する磁石を併設し、その磁界強度がE
    CRの限界以上であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のプラズマ装置。
  3. (3)極性を交互に反発しあうように一軸状に複数の磁
    石を配列し、磁束が上記の軸の方向と平行となる付近に
    上記小孔を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のプラズマ装置。
  4. (4)極性を交互に反発しあうように同軸円周上に複数
    の磁石を配列し、磁束が上部内部導体の円周面とほぼ平
    行になる付近に小孔を設けたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のプラズマ装置。
  5. (5)同軸状の構成の高周波電力を印加する端と反対の
    端を特性インピーダンスまたは無反射終端で終端したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラズマ装
    置。
  6. (6)同軸状の構成の高周波電力を印加する端と反対の
    端を特性インピーダンスと異るインピーダンス(開放お
    よび短絡も含む)で終端し、発生した定存波の腹の付近
    に小孔を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のプラズマ装置。
  7. (7)小孔を蒸着膜が薄くなりがちな場所に近い所は密
    に、厚くなりがちな場所には疎に分布させ膜厚分布の均
    一化をはかったことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のプラズマ装置。
  8. (8)同軸状の構成を複数本並べたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のプラズマ装置。
  9. (9)基板を同軸状の構成の軸と直角の方向に移動させ
    ながら蒸着することを特徴とした特許請求の範囲第1項
    記載のプラズマ装置。
JP26125186A 1986-10-31 1986-10-31 プラズマ装置 Pending JPS63114974A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012177293A2 (en) * 2011-06-21 2012-12-27 Applied Materials, Inc. Transmission line rf applicator for plasma chamber

Cited By (4)

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WO2012177293A2 (en) * 2011-06-21 2012-12-27 Applied Materials, Inc. Transmission line rf applicator for plasma chamber
WO2012177293A3 (en) * 2011-06-21 2013-03-14 Applied Materials, Inc. Transmission line rf applicator for plasma chamber
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