JPS63114715A - 河川表流水の除塵・ろ過取水装置 - Google Patents

河川表流水の除塵・ろ過取水装置

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JPS63114715A
JPS63114715A JP25967886A JP25967886A JPS63114715A JP S63114715 A JPS63114715 A JP S63114715A JP 25967886 A JP25967886 A JP 25967886A JP 25967886 A JP25967886 A JP 25967886A JP S63114715 A JPS63114715 A JP S63114715A
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JP
Japan
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water
river
well
sand
intake
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JP25967886A
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JPH041130B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Yokoyama
横山 靖彦
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YAMASAN KK
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YAMASAN KK
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Publication of JPH041130B2 publication Critical patent/JPH041130B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、農業用、工業用又は消流雪用等比較的多量
の用水を河川のみお筋からの表流水を取水するための新
規なる構造の除塵・ろ通数水装置に関するものである。
(従来の技術) 従来河川の表流水は比較的多量に取水するためには、河
川を可動堰又は固定堰等で堰上げ、流速を下げ砂礫を沈
澱させ、河川の湾曲した箇所ならばみおすしの直下流か
ら取水扉を設け、堤内に沈砂池や除塵装置を具備して自
然流下させる方法が−IIQに原則とされていた。しか
しこの方法は河川の横断部を堰上げるため堰の築造やこ
れに伴う築堤を考えると真人な建設費を必要とする。
又緩流河川で水深があるところでは取水塔を設けて塔内
に取水扉を設は河川4水管を埋設して堤内の沈砂地は自
然流下又はポンプアップ取水を行っていた。さらに旧来
工法として取水枠による取水等があるが、今日築堤護岸
の箇所や重要河川では治水面から見て適切な工法が少な
い状況である比較的小規模な河川表流水取水装でとして
は、本出廓人が以前発明した特願昭53−854号、特
願昭58−158503号、特願昭59−71602号
及び特願昭60−222551号等がある。
河川表流水取水装置として取水量毎分20m3を超える
ろ進取水装置は一般に中規模以上の装置となっている。
(発明が解決しようとする問題点) 河川の流水には通常芥や砂が浮遊しており、まは降雨に
より洪水となればこれら異物の量が増加する。従って取
水量が多くなればこれらの芥や砂の量が比例して増加す
るため河用表・流水取水の大きな問題となり、これら多
量の芥や砂の除塵やろ過をすることが重要な事項となる
又渇水期における浅い水深から多量の取水ができる様な
改良が要望されており、さらに河川の治水面から洪水時
においても取水構造物が損傷したり破堤の要因とならな
いもの、また管理操作面で施工や保守点検の容易なもの
、高度技術を要しないもの等が要望されている。
そこでこの発明はこれら上記の問題点を解決し、平常水
位の際は勿論、増水時のおいても低水量の際も芥や砂を
除塵ろ過し、安定多量の取水を可能とする新規なる河川
表流水の除塵ろ過装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 以下本発明の一実施例を図面に従って説明すると、河川
のみおすじに上下流方向へ前後部を半円錐形とし、両側
面部を上下へ傾斜せしめた流線形状の取水構造物本体■
を河床より突出して構設し、この両側面部上部には片側
3個計6個の取水口(2)を開口し、このそれぞれの外
側に多数の渦流板(3)を垂設し、内側にV形スロット
ワイヤスクリーン(4)を張設して組合わせた取水枠(
5)を固設し、父上部には5個のマンホール(6)を設
けて前後部に内部へ通ずる点検口(7)を垂設し、取水
口(2)の内部上段には3個の吸水槽(8)を、その下
段には1個の沈砂接合井(9)を形設し、さらに各吸水
槽(8)から沈砂接合井(9)へ蝶型弁(11)を有す
る連接管(10)をそれぞれ垂設してこの上部にサイホ
ン筒(12)をそれぞれ兵役し、なお沈砂接合井く9)
の−隅には堆積土砂排出のサンドポンプ(13)を装置
すると共に、この−隅壁より河川導水管(14)を埋設
してこれよりポンプ井(P)(図示せず)へ連絡して成
るものである。なお図面において(15)は吸水槽(8
)と沈砂接合井(9)とを連接する給排気管である。
(作 用) 以上のように構成した本発明の取水装置の作用を説明す
ると、取水構造物本体■は上下流を半円錐形とし全体を
流線形として流水の抵抗を少なくし河積に対し最小限度
の形状をなしている。そして下段の沈砂接合井(9)は
河床工作物として充分な斗艮入れとなし全体は治水上安
定した構造物である。
流水は取水構造物本体■に衝突し橋脚と同様に洗堀作用
が発生するため周辺一体を護床工(G)により安定させ
る。取水口(2)に設けた渦流板(3)は流水に対し直
角方向に設けられているため、転石、流木等から■形ス
ロットワイヤスクリーンを防護するとともに上昇渦流に
より芥の吸着を防ぎ、傾斜させているため順次上層へ浮
上させる効用がある。
取水口(2)は取水量によって大きさを決め、設置箇所
を複数個として多量の取水と除塵ろ過を可能としている
。吸水槽(8)は上部の気密マンホール(6)を設けて
気密構造としている。各吸水槽(8)から下部の沈砂接
合井(9)へは適宜口径の連接管(10)を垂設して連
絡し、この連接管(10)上部の内部には蝶型弁(11
)を設け、点検時にマンホール(6)横の蝶型弁操作口
(M)を開口して開閉棒により操作して蝶型弁(11)
を開閉する。また連接管(10)の上方のサイホン筒(
12)により取水口からの河川水位に支障なく溢流を流
入するため土砂の侵入を防いでいる。そして沈砂接合井
(9)に到達した流水は容量によって流速が低下し比重
の高い砂礫は沈降し図面右下方向に溜まるので時々サン
ドポンプ(13)を運転して河床へ放出する。
沈砂接合井(9)の−隅には河川導水管(14)を埋設
し堤内のポンプ井(P)へ自然導水するものである。
ポンプが停止するとポンプ井の水位が上昇し流入が停止
するので何等水管理操作を必要としない自然取水が可能
である。なお給排気管(15)は沈砂接合井(9)上部
の空気抜きのためのものである。
(発明の効果) このように本発明は、河積に対して最小限度の大きさで
流線形状のため水抵抗が少な(又取水構造物として充分
な根入れをしているので治水面において極めて安全であ
る。又取水口に渦流板と■形スロットワイヤスクリーン
を組合わせて流砂、流昇から防護すると共に渦流によっ
て芥の吸着がすくなく分離作用があるので清澄な取水が
可能である。そして河川水位の変動に対してもサイホン
筒の作用により空気の巻込みを防ぎ、連接管による溢流
吸入により土砂の流入が少なく、作動機構がな(自然導
水の取水構造物のため日常管理が容易で経済的であり中
規模以上の河川において多量の河川表流水の取水に最適
である等幾多の効果を発揮する有効な取水装置である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は平面図、第2
図は正面図、第3図は第2図の断面図、第4図は第3図
のA−A線断面図、第5図は第3図のB−B線断面図、
第6図は取水枠の一部切欠は正面図、第7図は取水枠の
横断面図、第8図は取水枠の一部切欠けの斜視図である
。 ■・・取水構造物本体 (2)・・取水口 (3)・・
渦流板 (4)・・■形スロットワイヤスクリーン (
5)・・取水枠 (6)・・マンホール (7)・・点
検口 (8)・・吸水槽(9)・・沈砂接合井 (10
)・・連接管 (11)・・蝶型弁 (12)・・サイ
ホン筒 (13)  ・・サンドポンプ (14)・・
河川導水管 (15)・・給排気管 (M)  ・・蝶
型弁操作口 (P)  ・・ポンプ井 (G)  ・・
護床工時 許出願人 株式会社出  産 −ねつ 第4図 第5図 第7図   第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 河川のみおすじに上下流方向へ前後部を半円錐形とし、
    両側面部を上方へ傾斜せしめた流線形状の取水構造物本
    体を河床より突出して構設し、この両側面上部には数個
    の取水口を開口して、この外側に多数の渦流板を垂設し
    内側にV形スロットワイヤスクリーンを張設して組合わ
    せた取水枠を固設し、又上部には数個のマンホールを設
    けて前後部には内部へ通ずる点検口を垂設し、取水口の
    内部上段には数個の吸水槽をその下段には1個の沈砂接
    合井を形設し、さらに各吸水槽から沈砂接合井へ蝶型弁
    を有する連接管をそれぞれ垂設してこの上部にサイホン
    筒をそれぞれ具設し、なお沈砂接合井の一隅には堆積土
    砂排出のサンドポンプを装置するとともにこの一隅壁よ
    り河川導入管を埋設してこれよりポンプ井へ取水する構
    造を以って成る河川表流水の除塵・ろ過取水装置。
JP25967886A 1986-10-30 1986-10-30 河川表流水の除塵・ろ過取水装置 Granted JPS63114715A (ja)

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JP25967886A JPS63114715A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 河川表流水の除塵・ろ過取水装置

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JPS63114715A true JPS63114715A (ja) 1988-05-19
JPH041130B2 JPH041130B2 (ja) 1992-01-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006274706A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Tokyo Electric Power Co Inc:The 河川取水設備及びこれに用いる塵芥除去スクリーン
JP2014148790A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Hazama Ando Corp 河川内の土砂等堆積防止方法及びこれに用いる土砂等排出システム
JP2021112703A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 四国水道工業株式会社 接合井

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2014148790A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Hazama Ando Corp 河川内の土砂等堆積防止方法及びこれに用いる土砂等排出システム
JP2021112703A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 四国水道工業株式会社 接合井

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JPH041130B2 (ja) 1992-01-10

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