JPS63114693A - 繊維束製インキ誘導部材の製造方法 - Google Patents
繊維束製インキ誘導部材の製造方法Info
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- JPS63114693A JPS63114693A JP61260271A JP26027186A JPS63114693A JP S63114693 A JPS63114693 A JP S63114693A JP 61260271 A JP61260271 A JP 61260271A JP 26027186 A JP26027186 A JP 26027186A JP S63114693 A JPS63114693 A JP S63114693A
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
繊維相互の接触部を溶剤によって互いに溶着L4ベン先
やボールペンのボール受座部材などの繊維束裂インキ誘
導部材を製造する方法に関する。
やボールペンのボール受座部材などの繊維束裂インキ誘
導部材を製造する方法に関する。
(従来の技術)
ポリエステル、ポリアクリロニトリル
繊維の相互の接触部を,エポキシ、フェノールなどの熱
硬化樹脂を主体とする樹脂液によって互いに固着するの
が一般的である。また、繊維(法もある。
硬化樹脂を主体とする樹脂液によって互いに固着するの
が一般的である。また、繊維(法もある。
′l(発明が解決しようとする問題点)耐摩耗性が不十
分な点である。即ち,繊維そのものの耐摩耗性が不十分
な上,繊維相互の固着に使用される接着剤は繊維に比べ
て更に耐摩耗性が不十分なのが一般的であり全体として
耐摩耗性は一層悪いものとなってしまう。ここで。
分な点である。即ち,繊維そのものの耐摩耗性が不十分
な上,繊維相互の固着に使用される接着剤は繊維に比べ
て更に耐摩耗性が不十分なのが一般的であり全体として
耐摩耗性は一層悪いものとなってしまう。ここで。
溶融固着するものについては低融点部を形成する物質自
体を接着剤と考えれば同様である。
体を接着剤と考えれば同様である。
(問題点を解決するための手段)
まず基本的に繊維そのものに耐摩耗性に優れたものを使
用し,かつ、繊維相互の固着は繊維自体による,従うて
,後で除去される溶剤によって繊維をゲル化させ,繊維
相互の接触部を溶着するのが好ましいとの観点で本発明
はなされたものであり、lR維としてポリエーテルエー
テルケトンを使用するとともに溶剤としてゴーメチル−
2−ピロリドンを使用する。
用し,かつ、繊維相互の固着は繊維自体による,従うて
,後で除去される溶剤によって繊維をゲル化させ,繊維
相互の接触部を溶着するのが好ましいとの観点で本発明
はなされたものであり、lR維としてポリエーテルエー
テルケトンを使用するとともに溶剤としてゴーメチル−
2−ピロリドンを使用する。
以下、詳述する。
ポリエーテルエーテルケトンは耐熱性、耐薬品性などと
ともに耐摩耗性に極めて優れており。
ともに耐摩耗性に極めて優れており。
溶融紡糸など通常の繊維化法によって容易に繊維化され
たものを得ることができる。そこで。
たものを得ることができる。そこで。
適宜長さ、太さのものを使用目的に応じて適宜選択し2
束にしたものに1−メチル−2−ピロリドンを浸漬やス
プレーなどの方法で付着させる。この際、加熱しておい
てもよい。また、付着が過剰になされた場合には余剰分
を絞り取りや風乾などで除去し、加熱成形室内の適宜断
面形状の型に通す。温度は150℃〜330℃位が好ま
しい。得られたものを所望長さに寸断し。
束にしたものに1−メチル−2−ピロリドンを浸漬やス
プレーなどの方法で付着させる。この際、加熱しておい
てもよい。また、付着が過剰になされた場合には余剰分
を絞り取りや風乾などで除去し、加熱成形室内の適宜断
面形状の型に通す。温度は150℃〜330℃位が好ま
しい。得られたものを所望長さに寸断し。
また、必要に応じて端部整形などをなして製品を得る。
ここで、1−メチル−2−ピロリドンの付着の工程や型
に通す工程などを場合によっては温度や処理時間などを
変更しながら複数回経ることで溶着度の制御をなすこと
もある。また、加熱することは溶着度を高めるとともに
ポリエーテルエーテルケトンの伸び性を小さくして摩耗
時の糸引き現象の発生を抑える上で都合がよく、溶着と
は別に加熱工程を経きせること1−メチル−2−ピロリ
ドンはポリエーテルエーテルケトンの繊維を表面から次
第にゲル化させ、ゲル化したポリエーテルエーテルケト
ンは相互の接触部で溶着し、1−メチル−2−ピロリド
ンの蒸散後に3次元的結合部を有する一体物となる。
に通す工程などを場合によっては温度や処理時間などを
変更しながら複数回経ることで溶着度の制御をなすこと
もある。また、加熱することは溶着度を高めるとともに
ポリエーテルエーテルケトンの伸び性を小さくして摩耗
時の糸引き現象の発生を抑える上で都合がよく、溶着と
は別に加熱工程を経きせること1−メチル−2−ピロリ
ドンはポリエーテルエーテルケトンの繊維を表面から次
第にゲル化させ、ゲル化したポリエーテルエーテルケト
ンは相互の接触部で溶着し、1−メチル−2−ピロリド
ンの蒸散後に3次元的結合部を有する一体物となる。
(実施例)
〈実施例1〉
捲縮を有する8デニールのポリエーテルエーテルケトン
の繊維を目付1.517mに束ねたものを1−メチル−
2−ピロリドンに浸漬した後。
の繊維を目付1.517mに束ねたものを1−メチル−
2−ピロリドンに浸漬した後。
出口径1.5 mmのノズルに通して余剰分を除去し。
次いで、50cm/分の速度で180℃に保持した加熱
成形室内の直径2. Orrrnの円形吐出部を有する
型に通した。得られたものを長さ30mmに寸断し1両
端を半球状に整形した。
成形室内の直径2. Orrrnの円形吐出部を有する
型に通した。得られたものを長さ30mmに寸断し1両
端を半球状に整形した。
〈実施例2〉
捲縮を有する3デニールのポリエーテルエーテルケトン
の繊維を目付1.597mに束ねたものをポリエーテル
エーテルケトンの2%(重量)1−メチル−2−ピロリ
ドン溶液に浸漬した後。
の繊維を目付1.597mに束ねたものをポリエーテル
エーテルケトンの2%(重量)1−メチル−2−ピロリ
ドン溶液に浸漬した後。
出口径1.5 mmのノズルに通して余剰分を除去し。
次いで、50cm/分の速度で220℃に保持した加熱
成形室内の直径2.0 mmの円形吐出部を有する凰に
通した。得られたものを更に250℃で1時間熱処理後
、長さ30mmに寸断し1両端を半球状に整形した。
成形室内の直径2.0 mmの円形吐出部を有する凰に
通した。得られたものを更に250℃で1時間熱処理後
、長さ30mmに寸断し1両端を半球状に整形した。
(発明の効果)
実施例1,2のものと、比較のために同寸法の市販アク
リル繊維(3デニール)類ペン先とをそれぞれペン先と
して筆記具に組立て、1001の垂直荷重で200m筆
記後600m1)記後のそれぞれの摩耗量を測定した結
果を表−1に示す。
リル繊維(3デニール)類ペン先とをそれぞれペン先と
して筆記具に組立て、1001の垂直荷重で200m筆
記後600m1)記後のそれぞれの摩耗量を測定した結
果を表−1に示す。
表−1
表−1より判るように本発明によれば、耐摩耗性に極め
て優れた繊維束製インキ誘導部材を得る゛ことができる
。
て優れた繊維束製インキ誘導部材を得る゛ことができる
。
Claims (1)
- 繊維相互の接触部を溶剤によって互いに溶着して繊維束
製のインキ誘導部材を製造する方法であって、前記繊維
としてポリエーテルエーテルケトンを、また、前記溶剤
として1−メチル−2−ピロリドンをそれぞれ使用して
なる繊維束製インキ誘導部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61260271A JP2561079B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 繊維束製インキ誘導部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61260271A JP2561079B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 繊維束製インキ誘導部材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114693A true JPS63114693A (ja) | 1988-05-19 |
JP2561079B2 JP2561079B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=17345739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61260271A Expired - Lifetime JP2561079B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 繊維束製インキ誘導部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561079B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5060563A (ja) * | 1973-09-29 | 1975-05-24 | ||
JPS5615410A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | Teijin Ltd | Production of aromatic polyamide fiber |
JPS61132392A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | ぺんてる株式会社 | インキ誘導部材 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP61260271A patent/JP2561079B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5060563A (ja) * | 1973-09-29 | 1975-05-24 | ||
JPS5615410A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | Teijin Ltd | Production of aromatic polyamide fiber |
JPS61132392A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | ぺんてる株式会社 | インキ誘導部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561079B2 (ja) | 1996-12-04 |
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