JPS6311410Y2 - - Google Patents

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JPS6311410Y2
JPS6311410Y2 JP1185681U JP1185681U JPS6311410Y2 JP S6311410 Y2 JPS6311410 Y2 JP S6311410Y2 JP 1185681 U JP1185681 U JP 1185681U JP 1185681 U JP1185681 U JP 1185681U JP S6311410 Y2 JPS6311410 Y2 JP S6311410Y2
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JP
Japan
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engaging
engagement
connecting piece
groove
connecting pieces
Prior art date
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Expired
Application number
JP1185681U
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JPS57124615U (ja
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Publication date
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、土木機械などに使われるくさり、自
動車のタイヤに装着されるくさり、船などを係留
するくさり、その他各種のくさりが切れたとき
に、その切れた個所を継ぐために使用する継手に
関するものである。
従来のこの種継手には、実公昭33−16517号公
報に記載されているような継手があるが、これ
は、一対のU字状の連結片をそれらの内側に塞片
を係合固定することにより連結するものであるた
め、切れたくさりを継いだ場合、塞片の存在によ
つてどこで継がれたがすぐにわかつてしまう。塞
片が部品点数をふやすことになる。連結片の内側
には、塞片の上下に設けた溝を嵌込むための突起
を設け、この突起と塞片の係合面には、止ピン挿
入孔を設ける必要があり、これは寸法精度が要求
され、加工が面倒である。一対の連結片の切欠と
係合突起は単に係合しているだけで、それら係合
が一方の連結片とその内側に係合する塞片との間
に挿入された止ピンによつて支えられているの
で、くさりを連結した状態において一対の連結片
間にねじれ、屈曲、その他複雑で大きな力が繰返
えし加わると、それらの係合にガタツキを生じた
り、係合がはずれたりするおそれがある。
本考案は、上記のような問題点を解決しうるく
さり用継手を提供しようとするものである。
以下図面にもとずいて本考案の一実施例を説明
すると、1,2はくさりの一個のリングをその連
結方向と直交する方向の二等分線上で重なり合う
両端部を有するように二分した形状を有し、かつ
その両端部分の内側に膨大する各膨大部3,3、
4,4を有する一対の連結片、5,5は一方の連
結片1の両端部の各膨大部3,3において、その
両端部を結ぶ方向と直交する方向に設けた係合
溝、6,6は係合溝5,5のうち連結片1の両端
側の側縁から突出する係合突起、7,7は各係合
溝5,5の中心部において連結片1の両端部を結
ぶ方向であつて上記二等分線に沿つて貫通するよ
うに穿設した透孔で、各係合溝5,5側を小径に
し、その反対側を大径にしてある。8,8は他方
の連結片2の両端部において上記各係合溝5,5
に嵌合しうるように設けた係合突起、9,9は各
係合突起8,8の基端側において上記各係合突起
6,6を嵌合しうるように設けた係合溝、10,
10は各係合突起8,8の中心部において連結片
2の両端を結ぶ方向であつて上記二等分線に沿つ
て貫通するように設けたねじ孔、11,11はね
じボルトで、各透孔7,7の大径部に合致して嵌
入しうる頭部12と、各透孔7,7の小径部に嵌
挿する嵌挿部13と、各透孔7,7のねじ孔1
0,10に螺合しうるねじ溝部14とを有する。
15は頭部12の端面に設けた角形の穿孔であ
る。
次に上記の構成より成るくさり用継手の使用態
様について説明すると、くさりが切れたとき、第
1図示のように切れた個所の一方のリング16に
連結片1を掛け通し、他方のリング17に連結片
2を掛け通してから、連結片1の各係合溝5,5
に連結片2の係合突起8,8を嵌合させるととも
に、各係合突起6,6を各係合溝9,9に嵌合さ
せ、各透孔7,7にねじボルト11,11を挿入
し、角形の穿孔15,15にドライバーの角形先
端を嵌入させて各ねじ孔10,10へねじ込ん
で、連結片1,2を一個のリングに結合すること
により、切れたくさりを一本に継ぐようにする。
なお、本考案に係るくさり用継手は、切れたくさ
りを継ぐばかりでなく、複数本のくさりを一本の
くさりに継ぐにのに使用することもできる。
本考案は、叙上のように構成したから、部品点
数が少く、構造が簡単で、加工が容易である。ま
たくさりを継いだ場合、継手がくさりの一個一個
のリングとほぼ同形になるため、ちよつと見ただ
けではどこで継がれているかわからないように継
ぐことができ、切れたくさりを修理して元通りに
使えるようにすることができる。しかも、一対の
連結片を結合する各ねじボルトが各連結片の肉厚
内に嵌入して連結片の外部に突出することがない
から、くさりが動かされるときの障害になること
がなく、またねじボルトの摩耗や切損を防ぐこと
ができる。また各連結片の両端部の内側に膨大部
を設けたから、係合溝及び係合突起が頑丈にな
り、その各係合溝と係合突起は、ねじボルトのね
じ孔に対するねじ込みによる締め付効果によつて
強力に係合され、さらにねじボルトがくさりの一
個のリングをその連結方向と直交する方向の二等
分線上においてねじ込まれて、一対の連結片が安
定に連結されるので、くさりを連結した状態にお
いて一対の連結片間にねじれ、屈曲、その他複雑
で大きな力が繰返えし加わつても、係合にガタツ
キを生じたり、係合がはずれるおそれは全くな
く、安全であるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るくさり用継手で継がれた
くさりの一部で、かつ同継手の要部を断面にして
示す正面図、第2図は同継手を構成する一対の連
結片の要部を断面にして示す拡大正面図、第3図
は一方の連結片の平面図、第4図は他方の連結片
の平面図、第5図はねじボルトの側面図、第6図
はねじボルトの頭部側の端面図である。 1,2……一対の連結片、3,4……膨大部、
5,5……係合溝、6,6……係合突起、7,7
……透孔、8,8……係合突起、9,9……係合
溝、10,10……ねじ孔、11,11……ねじ
ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. くさりの一個のリングをその連結方向と直交す
    る方向の二等分線上で重なり合う両端部を有する
    ように二分しかつ、その両端部の内側に膨大する
    形状を有する一対の連結片において、一方の連結
    片の両端部の膨大部には、その両端部を結ぶ方向
    と直交する方向に係合突起を有する係合溝を設
    け、この各係合溝の中心部には、上記二等分線に
    沿つて貫通する透孔を設け、他方の連結片の両端
    部には、上記各係合溝、係合突起とそれぞれ係合
    する係合突起、係合溝を設け、この各係合突起の
    中心部には、上記二等分線に沿つて貫通するねじ
    孔を設けて成る連結片と、上記一対の連結片の各
    係合溝に各係合突起を嵌合させた状態において各
    透孔から各ねじ孔へねじ込み、かつねじ込み完了
    時に各透孔の孔端以内にねじ込める長さを有する
    ねじボルトから成るくさり用継手。
JP1185681U 1981-01-30 1981-01-30 Expired JPS6311410Y2 (ja)

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JP1185681U JPS6311410Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

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JP1185681U JPS6311410Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

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JPS57124615U JPS57124615U (ja) 1982-08-03
JPS6311410Y2 true JPS6311410Y2 (ja) 1988-04-04

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JPS57124615U (ja) 1982-08-03

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