JPS6311261A - 被加工物の割出装置 - Google Patents

被加工物の割出装置

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JPS6311261A
JPS6311261A JP15454186A JP15454186A JPS6311261A JP S6311261 A JPS6311261 A JP S6311261A JP 15454186 A JP15454186 A JP 15454186A JP 15454186 A JP15454186 A JP 15454186A JP S6311261 A JPS6311261 A JP S6311261A
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JP
Japan
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sector gear
shaft
workpiece
sector wheel
rotation
Prior art date
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JP15454186A
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Inventor
Fujio Yamaguchi
山口 鉄二男
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外周に噛合部を有する被加工物の割出装置に
関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点1外周に
噛合部を有する被加工物、例えばスプライン、セレーシ
ョン、歯車等に人手を介さない自動工程の一環において
、歯ずじと一定の位置関係をもって例えば噛合部の摺動
ストロークを規制するストッパ固設用のドリル孔を穿削
する場合等、その位置決めが重要な問題となる。
従来これを実施する装置として、被加工物の一例である
スプライン軸を支持し、位置規制用突起をスプラインの
谷の一つに嵌合させて、そのスプライン軸の姿勢を規制
するものがあるが、例えば変速機用歯車等であって歯の
片面だけが重要であるため歯厚の許容範囲が大ぎい場合
、また目的上一部の歯群を切り欠いたスプライン軸の場
合等、前記装置では割出不可能である。
この加工を容易ならしめるため、例えば特開昭49−6
0095号公報に開示されている装置がある。この装置
は緩やかな傾斜を持たせたラック上を外周係合部を持つ
被加工材の一例である歯車を車力を利用して転勤させ、
予備位置決めを行った後、歯の一部に適合する突起を南
面に緩やかに当接させた状態で前記ラックを摺動させて
位置決めを行うものである。
ところが、このvL置では傾斜ラックを使用するため装
置がある程度大型にならざるを(qなく、作業場の広さ
が制限される場合等では不適当であった。また、スプラ
イン軸の自在転勤の後に被加工物の中心位置が規制され
るため、中心位置が先に規制された後に歯の位δの規制
が行われなくてはならない場合には使用できなかった。
[発明の目的] 本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、小型で、
被加工物の中心位置を規制した後に外周の位置決めがで
きる被加工物の割出装置を提供することを目的としてい
る。
E問題点を解決するための手段及び作用]本発明による
被加工物の割出装置は、回転可能の扇形歯車本体に、回
転自在に支持された被加工物の、外周に形成された噛合
部に噛合する扇形歯車が設けられており、前記扇形歯車
が弾性部材に付勢されて前記被加工物の噛合部に噛合し
て、この被加工物の予備割出を行う案内部と、本割出を
行う固定部とで構成されているものである。
前記の構成により、被加工物の噛合部に噛合する扇形歯
車の案内部が、前記弾性体で付勢されながら当接した状
態で相対回動をして予備割出を行い、次に予備画用され
た被加工物に、前、記扇形歯車の固定部を当接した状態
で相対回動させて本割出を行う。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第9図は本発明の一実施例に係り、第1図
は被加工物の割出装置の一部切欠要部平面図、第2図は
第1図の■−■線断面図、第3図は第2図のIII−I
II線所線図面図4図は第1図の■矢視一部断面図、第
5図は第1図のv−v線断面図、第6図は第1図のVI
 −Vl線断面図、第7図は位置合せ部の非動作状態を
示す説明図、第8図は位置合せ部の動作状態を承り説明
図、第9図は第8図のA部拡大図である。
一実施例における被加工物の割出装置の概略を第1図に
従って説明する。この割出装置は、テーブル1と、この
テーブル1の例えば四隅に配設されている被加工物を保
持する保持部2と、この保持部2が第1図中下方の位置
合せ位@3に回動されたとき、この保持部2に対向する
ように配設されているベース4と、このベース4上で前
記位置合せ位置3の被加工物に対向するように配設され
ている割出扇形歯車部5と、この割出扇形歯車部5の左
右に対称配置されたクランプアーム部6及びアンクラン
プアーム部7と、このクランプアーム部6の回動範囲内
であって前記被加工物に対峙する位置に配設されている
被加工物の位置規制装置8とから成っている。
前記テーブル1は、第1図に示すように図示してないテ
ーブル間欠回動装置に装着された出力軸11に軸装され
間欠口fJJ iるようになっている。
ざらに、このテーブル1は、図示してないR降装置によ
り所定範囲で上昇、下降できるようになっている。
このテーブル1の四隅に設けられた前記保持部2には、
孔12が前記出力軸11と同方向に穿設されており、こ
の孔12には切欠部13aが形成された鍔付きのブツシ
ュ13が嵌入されている。
また、このテーブル1には前記孔12に交差し、一部接
触する孔14.が穿設され、更に1.この孔14と直交
する穴16が穿設されている。そして、この穴16に鋼
球18がスプリング17を介して突出自在に挿入されて
いる。前記孔14には、切欠き部15a、15bを有す
るブツシュ15が嵌入されており、この切欠き部15a
と前記ブツシュ13の切欠き部13aとが、又、切欠き
部15bと前記穴16とが夫々重合している。
前記ブツシュ15にはビン19が遊嵌されており、この
ビン19は軸方向の略中央部に、第1図中布手方向に下
り勾配に切欠き形成されたテーバ状の切欠部i9aを右
づる一方、この切欠部19aの近傍の軸方向に前記鋼球
18が係合する溝部19b、19cが夫々形成されてい
て、前記鋼球18がスプリング17の弾性力により、溝
部19b、19cに選択的に係合してビン19の位置規
制をするクリック機構を構成している。また、このビン
19の切欠部19aが、前記ブツシュ13の切欠き部1
3aと、前記ブツシュ15の切欠き部15aとの重合部
に配設されるように前記ビン19はブツシュ15にi嵌
されており、このブツシュ13と前記ビン19の切欠部
19aとで囲繞される位置に被加工物の一例であるスプ
ライン軸Wが挿入されて、第2図に示すようにこのスプ
ライン軸Wの噛合部Sが前記テーブル1の下面に突出す
るようになっている。
前記スプライン軸Wに対向するように配設された前記割
出扇形歯車部5は、第2図に示す如く扇形歯車本体20
と、この扇形歯車本体20の中心に、相対回動自在に配
設された回動体30と、前記ベース4内に軸受35によ
って回動自在に垂設され、ベース4上に一部が突出して
この突出部に前記回動体30が’N1着されている軸2
8と、この軸28に回動自在に嵌合されて前記扇形歯車
本体20及び回動体30の下面に摺動自在に当接されて
いる7ランジ29とを主な構成要素として構成されてい
る。
前記扇形歯車本体20には、第2図及び第7図に示す如
く上下面が一方向に突出された突起部20c、20dが
形成されており、この突起部20Cの先端に前記スプラ
イン軸Wの噛合部Sに噛合する扇形歯車20aが、また
突起部20dの先端に扇形歯車20aと同列の歯を右す
る扇形歯車2Qbが夫々形成さ゛れていて、前記扇形歯
車本体20が第1図および第7図において時計回り方向
に回動すると、この扇形歯車20a、20bが前記テー
ブル1の保持部2に対向し、このテーブル1の下面に突
出して位置合せ位置3に支持された前記スプライン軸W
の噛合部Sに噛合するようになっている。前記突起部2
0G、2Od間には、揺動体21が配設されており、こ
の揺動体21はビン21aにより揺動自在に枢支されて
いる。この揺動体21の一端には案内扇形歯車22がボ
ルト21b、21c等により前記扇形歯車20a、2o
bと歯が連続するように位置調整自在に締結されている
。また、この揺動体21の他端には係止突起21dが植
設されている。一方、この係止突起21dに対応するも
う一つの係止突起20eが前記扇形歯車本体20に植設
されており、この係止突起20e、21d間にスプリン
グ23が張設されていて、このスプリング23の弾性力
で前記揺動体21をビン21aを中心として反時計回り
方向に付勢している。
また、この揺動体21の回動方向であって前記扇形歯車
本体20上には、この揺動体21の回動を規制する駒2
4がボルト24aにより締結されている。
一方、この扇形歯車本体20の前記突起20G。
20dの反対側面には突起2Ofが形成されており、こ
の突起2Ofの時計回り方向側面にはドグ26が螺着さ
れている。また、前記ベース4上には、この突起2C1
に対向するブラケット27が配置されており、このブラ
ケット27に配設されたリミットスイッチL1が、前記
ドグ26に対向されている。
一方、第2図に示すように前記扇形歯車本体20は、前
記ベース4に垂設された軸28ζ嵌合されて、この軸2
8に設けられた段部28bに係止された首記フランジ2
9に、ビン31にて固定されている。このフランジ29
は、その上面に半円状に対称に一対の溝32が穿設され
、この溝32内には圧縮スプリング33が配設されてい
る。また、前記回動体30は、前記フランジ29の溝3
2に摺動自在に係入され前記圧縮スプリング33にて第
7図において時計回り方向に付勢される一対のビン34
を固設している一方、この回動体30は前記7ランジ2
9の上面であって前記扇形歯車本体20の内面に摺動自
在に係止されており、この回動体30は前記軸28に設
けられた段部28Cに掛止された上、この@28に軸着
されていると共に、ナツト28aによって央【プ止めさ
れている。
一方、この@28の下端部にはピニオン36が軸着され
ており、このピニオン36に噛合するラック37aがラ
ック本体37の軸方向略中央に形成されている。このラ
ック本体37の両端は第3図に示すようにスリーブ40
.41にOリング40a、41aを介して摺動自在に挿
通されている。
このスリーブ40.41の互いに対向づる先端部は前記
ベース4に穿設された凹部42,43に嵌入され、他端
にスリーブ押え44.45がOリング44a、45aを
介して装着されており、このスリーブ押え44.45が
ボルト46.47で前記ベース4に締結されている。こ
のスリーブ押え44.45には、前記スリーブ40.4
1に形成された摺動孔48.49に連通する流体通路5
0゜51が穿設されており、前記摺動孔48.49はこ
の流体通路50.51を介して図示してない流体ポンプ
にぞれぞれ連通されている。また、このスリーブ押え4
4.45には前記ラック本体37の前動ストロークを規
制するストッパ52.53がOリング52a、53aを
介して螺着されている。
また、前記ラック本体37の略中央部で、前記ラック3
7aの反対側面には、アーム54がボルト78によって
固定されており、さらにこのアーム54は前記ベース4
に穿設された長孔4aを貫通して前記ラック本体37の
摺動方向と平行に延出して形成されていて、所定の位置
に配置されたリミットスイッチL2を作動させるドグ5
4b。
54cが先方に形成されている。
次に、ベース4上の前記割出扇形歯車部5の左右に配設
されているクランプアーム部6、アンクランプアーム部
7は以下のように構成されている。
前記ベース4上であって、第4図中の前記軸28の左方
にはフランジ58が、右方にはフランジ59が夫々配設
されており、このフランジ58,59の下面に一体形成
された突起部58a、59aが前記ベース4に穿設され
た穴56.57に嵌合されて位置決めされていると共に
、このフランジ58.59は前記ベース4上にボルト5
8b、59bにより締結されている。また、このフラン
ジ58.59上には段部58C,59Cを介してボス5
8d、59dが一体形成されている。このボス58dに
はクランプアーム60のハブ60aがブツシュ62を介
して回動自在に支承されていると共に、このハブ60a
の下端面は前記段部58Cに(lト止されている。また
、前記ボス59dには同じようにアンクランプアーム6
1のハブ61aがブツシュ63を介して回動自在に支承
されていると共に、このハブ61aの下端面が前記段部
59Cに掛止されている。更に、前記ハブ60a。
61aは164.65により抜は止めされている。
前記ハブ60aにはクランプアーム60が、また、ハブ
61aにもアンクランプアーム61が一体形成されてい
る。このクランプアーム60、アンクランプアーム61
の1.4端は第5図、第6図に示すようにクランク部6
0b、61bを有して形成されていて、このクランク部
60b、61bがビン66.67、継手68b、69b
を介して流体シリンダ68.69のプランジt68a、
69aに回動自在に連接されている。また、この流体シ
リンダ68.69の11は、図示してないシリンダベー
スに回動自在に係合されている。
一方、前記クランプアーム60の先端の時計回り方向側
面にはカム60fが、またアンクランプアーム61の先
端の反時計回り方向側面にもカム61fが夫々形成され
ている。このカム60f。
61fは、前記テーブル1の保持部2に支持されて位置
合せ位n3に日動された前記ビン19の両端面に対応す
るように位置決めされている。また、前記クランプアー
ム60の先端には、後述するビン70を押圧する爪71
が固設されている。
次に、前記クランプアーム部6の回動範囲内であって、
被加工物に対峙する位置に配設されている位置規制装置
8について説明する。
第7図及び第8図に示寸如くこの位置規制装置8は、ロ
ッド72と、このロッド72が嵌入されているケーシン
グ73と、前記ロッドの突出端に嵌合された位置決め治
具74とを主な構成要素として構成されている。前記ケ
ーシング73内に形成された四部73cには、前記ロッ
ド72に段部72b4i−設けて形成された摺動部72
dが摺動自在に収納されており、この摺動部72dの一
側に突出したビン70が、前記ケーシング73の軸方向
に穿設された長孔73a(第1図参照)内を挿通して外
方に突出され、このビン70が前記クランプアーム60
の先端に固設されている爪71に係合するように配置さ
れている。
また、前記ケーシング73の凹部73Cの間口に対Jる
背面には貫通孔73aが形成され、この孔73aに前記
ロッド72が摺動自在に挿通されている。このロッド7
2の先端にはフランジ72aが環設されており、この7
ランジ72aと、前記ケーシング73との間には圧縮ス
プリング75が配設されて、前記ロッド72を第8図中
左方にイ」勢している。
前記ロッド72のffi動部72dには穴72Gが形成
されており、この穴72Gには、圧縮スプリング76を
介して、位置決め治具74のボス74aが摺動自在に挿
入されている。一方、このボス74aを貫通して配設さ
れたビン77が、前記摺動部72dの軸方向に穿設され
た一対の長孔72fに係合されて、前記位置決め治具7
4の進退動を所定温に規制している。
前記位置決め治具74の先端部は第9図に示す如く、コ
テ状に形成されて夫々の先端に前記スプライン軸Wの噛
合部Sに噛合する爪74b、74Cが形成されている。
また、この位置決め治具74のコ字状部の背面は、前記
ロッド72の摺動部72d先端に接合する係止部74d
となっている。
前記摺動部72d9C端には、位置決め治具74の先端
部を挿入するすり割720が形成されている。
なお、図において符号81.82.83は加工位置であ
り、位置合せされてクランプされたスプライン軸Wに例
えば、規定位置に加工穴ト1を穿孔するドリル80等が
対向するようになっている。
尚、このドリル80は図示してない工作機にチ1/ッキ
ングされている。
次に、前述の構成による被加工物の割出装置の動作につ
いて説明する。
被加工物の一例であるスプライン軸Wが図示してない搬
送装置によって搬送され、位置合せ位置3以外に位置す
るテーブル1の保持部2に挿入保持される。
なお、このときテーブル1は下降位置く第2図の実線の
状態)にあると共に、位置合せ3における保持部2のビ
ン19は第1図中左方に移動しており、鋼球18がビン
19の溝部19bに係入されていて、位置合せ位置3の
保持部2に挿入されたスプライン軸Wは回動自在に支持
されている。
この状態で、図示してない流体系路におけるバルブが切
り換り、流体通路51を経て流体を摺動孔49へ注入さ
せる。その結果、ラック本体37が第3図中上方へ摺動
され、このラック本体37のラック37aに噛合したビ
ニオン36を介して軸28が、軸受35に支持されなが
ら第7図において時計回り方向に滑らかに回動する。
この軸28の他端部には回動体30が軸止されているた
め、軸28の回動と共に、この回動体30も同方向へ回
動し、さらにこの回動体30の下面に植設されたビン3
4により、フランジ29に穿設された溝32内に配置さ
れたスプリング33が押圧付勢されてフランジ29が回
動し、このフランジ29はビン31を介して扇形歯車本
体20を第7図中時計回り方向へ回動させる。
すると、この扇形歯車本体20に形成された突起20c
、2Od間に揺動自在に配設された揺動体21に固設さ
れている案内扇形歯車22が、前記スプライン軸Wの噛
合部Sに接合する。この案内扇形歯1に22と前記噛合
部Sが噛合すれば、前記揺動体21はスプリング23の
弾性力に抗してわずかに逃げながら前記扇形歯車本体2
00回動と共に回動し、前記スプライン軸Wを揺動体2
1の回動に従って回動させ、前記スプライン軸Wの予備
位置決めを行う。
ここで、もし前記スプラインtr* wの噛合部Sの山
と、前記案内扇形歯車22の山とが当接した場合、前記
揺動体21は前記スプライン軸Wの噛合部Sの山の高さ
だけ大きく逃げながら、前記扇形歯車本体20の回動に
伴って、前記案内扇形歯車22の山と噛合部Sの山とが
滑動し、山と谷とが噛合したところで、前記スプリング
23の弾性力によって前記揺動体21は戻されなから回
動を続け、前記保持部2に回動自在に保持されているス
プライン軸Wの予備位置決めを行う。
前記扇形#A車木本体0はざらに回動を続け、やがてこ
の扇形歯車本体20の突起部20Gの先端の扇形歯車2
0a及び前記突起部20dの先端の扇形歯車20bが前
記スプライン軸Wの噛合部Sに次々に噛合し、更にこの
スプライン軸Wを回動させながら位置決めを行う。
なお、前記扇形歯車本体20の時計回り方向の回動によ
り、案内扇形歯車22のスプライン軸Wの噛合部Sへの
噛合が解除されると、Jffi動体21はスプリング2
3の付勢力により第7図中反時計回り方向への回動力が
働くが、前記扇形歯車本体20に設けられている駒24
に当接して回動は停止される。
また、前記扇形歯車本体20の、前記突起部20c、2
0dと回動体30を挟んで対向する側にはドグ26を螺
着した突起2Ofが形成されており、この突起2Ofの
対向面にはベース4上にブラケット27が配置され、こ
のブラケット27にリミットスイッチL1が配設されて
いるため、前記扇形歯車2Qa、20bで前記スプライ
ン軸Wの位置決めがなされた時に、前記ドグ26はリミ
ットスイッチL1に当接し、このリミットスイッチL1
の信号により、前記摺動孔49への流体の注入は停止さ
れ、前記ラック本体37の摺動及び前記扇形歯車本体2
0の回動は中止される。
もし、前記案内扇形歯車22とスプラインlT111W
の噛合部Sとが噛合せず、前記スプライン軸Wが保持部
2で回動しないまま、案内扇形歯車22の山と、噛合部
Sの山とが滑動を続けると、前記扇形歯車本体200回
動に伴って、この扇形歯車本体20の突起部20Cに形
成された扇形歯車20aの時計回り方向端面が噛合部S
に当接し、前記扇形歯車本体20の回動は阻止される。
もしも、ここで前記扇形歯車20aの時計回り方向端面
が破損するようなことがあっても、今度は前記突起部2
0dの先端の扇形歯車20L)の時計回り方向端面が当
接し、同じく扇形歯車本体20の回動は阻止される。こ
のとき前記扇形歯車本体37の摺動による前記軸28の
回動力は、前記回動体30まで伝えられ、この回動体3
0の下面に植設されたピン34でフランジ29の溝32
内に配設されたスプリング33を圧縮し、前記軸28の
回動を吸収して、前記扇形歯車20a、20bの破損を
防止する。
その間、前記ラック本体37の摺動は続けられ、このラ
ック本体37の一側に固定されたアーム54も同方向へ
移動を続け、このアーム54の先端に取りつけられたド
グ54cによりリミットスイッチL2を作動させ、この
リミットスイッチL2の信号により前記摺動孔49への
流体注入が停止され、前記軸28の回動を停止させる。
ついで、このリミットスイッチし20作用で、図示して
いない流体系路のバルブを切り換えさせて流体通路50
を介して摺動孔48への流体の注入を開始し、前述と逆
の作用で軸28ないし前記扇形歯車本体20を反時計回
り方向へ回動させ、前記ラック本体37が移動前の位置
に戻ったところで前記ラック本体37に固定された前記
アーム54の先端のドグ54bにより前記リミットスイ
ッチL2を作動させて、前記摺動孔lI8への流体の注
入を停止させ、再度摺動孔49への注入を開始して、前
述の動作を再開ざゼる。
一方、扇形歯車本体20の扇形歯車20a、20bが前
記スプライン軸Wの噛合部Sに噛合し、この扇形歯車本
体20の突起20f1.:1着されたドグ26が対向す
るりミツトスイッチL1に当接した時、前記摺動孔49
への流体注入停止信号が発されるのは前述のとおりであ
るが、同時に流体シリンダ68への流体注入信号が発せ
られ、プランジャ68aの後退が開始され、継手68b
1ビン66を介してクランプアーム60が第7図中時計
回り方向へ回動される。
このクランプアーム60の先端には爪71が固設され、
この爪71に対向して位置規制装置8のロッド72の一
側に形成されたピン70が配置されており、前記クラン
プアーム60の回動により、この爪71は前記ビン70
に当接し、このビン70を介してロッド72を第7図に
おいて右方向に突出させる。さらに、この0ツド72は
位置決め治具74を突出させる。
この位置決め治具74の突出方向には、スプライン@W
が、前記テーブル1の保持部2により保持され、前記扇
形歯車本体20の扇形歯車20a。
20bにより位置決めされて配されて33す、突出され
た前記位置決め治具74の先端の爪74b。
74GがこのスプラインII* Wの噛合部Sに噛合し
、最終的な位置決めを行う。
尚、前記扇形歯車20a、20bによる前記スプライン
軸Wの位置決めは歯の片面を規準としているのに対し、
本実施例は、この位置用uI装置8を付加することによ
り、第9図に示す如く歯の撮り分けの位置決めを行うこ
とができるようにしている。
一方、前記スプライン軸Wの最終位置決めが完了した後
も、前記クランプアーム60は回動を続け、前記ビン7
0を介してロッド72を押し続けるが、位置決め治具7
4の突出はスプリング76の圧縮により吸収されて、前
記位置決め治具74と前記スプライン@Wとの噛合に影
響はない。
その間に、前記クランプアーム60の先端の時計回り方
向側面に形成されたカム60fがビン19を第1図中右
方へ押し、このビン19に形成された溝部19aに、鋼
球18を介して押圧しているスプリング17の押圧力に
抗して前記ビン19を第1図中右方へ移動させ、ビン1
9のテーパ状の切欠部19aにて前記スプラインQ+b
 Wを保持部2へ固定させる。
本実施例では、このビン19を添加することにより、前
記スプライン軸Wの位置決めと殆ど同時にこのスプライ
ン軸Wの固定をも行えるようにしている。
このとき前記鋼球18は溝部19cに移動され、前記ス
プリング17の押圧力により前記溝部19Cに係合し、
このビン19が第1図中左方へ摺動することを防止する
その後、図示してない前記流体系路のバルブを再び切り
換えさせて、前記シリンダ68のプランジャ68aを突
出させることにより、前記クランプアーム60を反時g
1回り方向へ回動させ、このクランプアーム60先端の
カム60fによる前記ビン19への押圧力を解くが、前
述のようにこのビン19は溝部19cに鋼球18がスプ
リング17の押圧により係合されているので、ビン19
は前記スプラインINIWの固定を解除しない。さらに
、前記クランプアーム60は反時計回り方向に回動し、
前記ビン70への爪71の押圧力をも解除させる。
このビン70への押圧力が解かれたOツド72は、ケー
シング73とロッド72のフランシフ2a間に介装され
ているスプリング75の弾性力により、第8図中左方へ
移動し、摺動1!1f172dの段部72bが前記ケー
シング73の凹部73Cの背面に当接したところで停止
される。
同時に、前記位置決め治具74は、ロッド72の長孔7
2fにビン77が係入されていることにより、前記スプ
ライン軸Wから後返し、スプリング76により元の位置
に復帰する。
次に、第2図の二点鎖線に示されるように、スプライン
軸Wの噛合部Sが前記扇形歯車本体20の扇形歯車20
a、20bに干渉しない位置まで、図示しない昇降装置
にJ:って、テーブル1が所定量上昇される。
次に、前記の図示されていない流体系路のバルブを切り
換えさせ、前記流体通路50を介して、流体を前記摺動
孔48へ注入させて、前記扇形歯車本体37を第3図中
下方へ摺動させ、前記扇形歯車37a、前記ビニオ゛ン
36を介して帖28を回動させ、回動体30、ビン34
、フランジ29を介して前記扇形歯車本体20を第8図
中反時計回り方向へ回動させて、元の位置に復帰させる
同時に前記扇形歯車本体20に形成されている突起2O
fに螺設されているドグ26は、リミットスイッチL1
から離間し、その信号によりテーブル1が図示されてい
ない間欠回動装置に装着されている前記出力@11によ
り第1図において90°反時計回りに回動させられる。
すると、位置合せ位置3で保持部2へ固定されたスプラ
イン@Wは、加工位置81へ移動させられ、加工位置8
1に位置したスプライン軸Wは、加工位置82へ、加工
位置83に位置し、全ての所定の加工を完了したスプラ
イン、Sb Wは位置合せ位置3にそれぞれ移動させら
れる。
次に、テーブル1が図示しない昇降装置にJ:り所定回
下降され、第2図の実線状態に復帰される。
前配加工位fff181.82.83に位置したスプラ
イン軸はそれぞれ所定の加工が行われる。これと同時に
、図示していない流体系路のバルブを切り換え、シリン
ダ69を作動させて、プランジャ69aを後退動作させ
る。
すると、このプランジャ69aの先端に螺着された継手
69bにビン67を介して連設されているアンクランプ
アーム61が第1図中反時計回り方向へ回動し、このア
ンクランプアーム61の先端の反時計回り方向側面に形
成されたカム61fが全ての所定加工を完了したスプラ
イン軸Wを保持部2に固定している前記ビン19の第1
図中右方端面を押圧する。その結果、このビン19の溝
部19Cにスプリング17の押圧力で係合されていた鋼
球18が、前記スプリング17の押圧力に抗して係合を
解除され、この鋼球18がもう一つの溝部19bに係合
する。
その問、前記ビン19は第1図中左方へ摺動し、全ての
所定加工を完了した前記慴Wの保持部2への固定は解除
される。同時に、前記シリンダ69の流体注入も停止さ
れて、前記アンクランプアーム61の回動も停止される
ついで、このシリンダ69は、図示してない前記バルブ
の切り換えによりプランジャ69aの突出を開始し、継
手69b1ビン67を介して前記アンクランプアーム6
1を第1図中時計回り方向へ回動させて、元の位置に復
帰させる。このとき鋼球18は溝部19b内にスプリン
グ17の付勢力により係合されており、前記ビン19が
摺動することは防止されている。
この間に加工位ff181.82.83におけるスプラ
イン軸Wのそれぞれの所定加工が完了する。
次いで、位置合せ位置3において、保持部2への固定を
解除された全ての所定加工が完了した前記スプライン軸
Wを保持部2から取り出し、新たなスプライン軸を図示
しない搬送装置によって搬送させ、この保持部2へ挿入
させて、前述した動作を再びくりかえす。
尚、本実施例では被加工物にスプライン軸Wを用いたが
、例えばセレーション、歯車等の外周に噛合部がある被
加工物ならば他のものでも加工可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、人手を介さない自
動工程の一環において、外周に噛合部を持つ被加工物を
、中心位置が規制された後に、正確な粘度をもって外周
の位置決めづることかでき、また、装置をコンパクト化
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の一実施例に係り、第1図
は被加工物の割出装置の一部切欠要部平面図、第2図は
第1図の■−■線断面図、第3図は第2図のI−I[[
線断面図、第4図は第1図の■矢視一部断面図、第5図
は第1図のv−v線断面図、第6図は第1図のVl −
VT F!断面図、第7図は位置合せ部の非動作状態を
示す説明図、第8図は位置合せ部の動作状態を承り説明
図、第9図は第8図のへ部拡大図である。 W・・・被加工物 S・・・噛合部 20・・・扇形歯車本体 20a、20b・・・扇形歯車(固定部)22・・・扇
形歯車(案内部) 23・・・弾性部材 代理人 弁理士  伊 藤   進 第3図 第5図 69b    69a

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転自在に支持された被加工物の外周に形成された噛合
    部に噛合する扇形歯車と、この扇形歯車を保持する一方
    、回動可能に設けられる扇形歯車本体とを有し、前記扇
    形歯車が弾性部材に付勢されて前記被加工物の噛合部に
    噛合してこの被加工物の予備割出を行う案内部と、本割
    出を行う固定部とで構成されていることを特徴とする被
    加工物の割出装置。
JP15454186A 1986-06-30 1986-06-30 被加工物の割出装置 Pending JPS6311261A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15454186A JPS6311261A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 被加工物の割出装置

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JPS6311261A true JPS6311261A (ja) 1988-01-18

Family

ID=15586511

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JP15454186A Pending JPS6311261A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 被加工物の割出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011007465A1 (ja) 2009-07-14 2011-01-20 Nishino Sadaaki 二輪車二人乗り用の安全ベルト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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