JPS63112440A - フアイバレ−ザ媒質およびこれを用いた光増幅器 - Google Patents

フアイバレ−ザ媒質およびこれを用いた光増幅器

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JPS63112440A
JPS63112440A JP61259363A JP25936386A JPS63112440A JP S63112440 A JPS63112440 A JP S63112440A JP 61259363 A JP61259363 A JP 61259363A JP 25936386 A JP25936386 A JP 25936386A JP S63112440 A JPS63112440 A JP S63112440A
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optical
laser medium
mol
core
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Shigeru Hirai
茂 平井
Ichiro Yoshida
吉田 伊知朗
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光フアイバ型の発光素子として用いられるファ
イバレーザ媒質およびこれを用いた光増幅器に関する。
従来の技術 近年、光ファイバを使用した光通信システムの進歩には
めざましいものがある。光通信システムは他の通信シス
テムに比べて中継距離を長くとれ、電磁誘導雑音対策が
不要であり、高密度な情報を遠く伝搬できる等の利点を
有しているため、徐々に他の通信システムにかわりつつ
ある。
このような光通信に用いられる光ファイバの開発におい
ても、光の伝送損失を低減するために、光ファイバのコ
アおよびクラッドの材料開発、ならびに発光、受光素子
、光増幅器等の光素子の開発がさかんに進められている
現在使用されている光通信システムに使用されている光
ファイバは石英ガラスを材料とし、光の波長は0.85
μm帯の短波長帯と1.3μm帯の長波長帯である。
ところで、このような光ファイバ1′−の光損失は、ガ
ラス物質および不純物の光散乱や光吸収によるものであ
る。光の散乱による損失は、物質の種類にあまり影響さ
れず、使用する光の波長の4乗に逆比例することが知ら
れている。このため、紫外線等の短波長域において光フ
ァイバを使用することは困難であるとされている。
一方、使用する光の波長が長くなると散乱による損失が
急激に小さくなるが、逆に吸収損失が増す。このような
吸収損失は、光が物質に当たったときの分子の格子振動
によるものであるため、この損失を低減するには物質が
振動し難いように重い分子で構成されかつ弱い力で結合
されているような材料を使用することが好適である。
このような吸収損失の低い材料として、フッ化物ガラス
およびハライド結晶等が知られており、その理論的伝送
損失は特定波長域において現在使用されている石英ファ
イバの100分の1と非常に小さい。特に、このフッ化
物ガラスが通信用赤外線光ファイバとして最も期待され
、多くの機関で研究されている。このような材料で光フ
アイバシステムを構成する場合、光源としては従来の石
英ガラス系光ファイバで使用した光源より長い波長の光
を発振するレーザ発振装置やその波長で動作する光増幅
器を使用する必要があり、その実現が要望されている。
このような光源として2.6 μm帯で発振するCaF
2 : U”固体レーザ、2.8μm帯で発振する)I
F気体レーザ等が提案されている。
発明が解決しようとする問題点 前記フッ化物ガラスからなる光フアイバ用の光源として
上記のような固体および気体レーザが知られている。
しかしながら、UをドープしたCaF2固体レーザの場
合、2.6μm帯の光源としては適しているが、赤外線
ファイバとの接続が困難であり、接続による光損失が非
常に大きくなってしまうという欠点がある。一方、HF
気体レーザの場合、装置自体が大型となり、光源として
大がかりなものになってしまうという問題を有していた
そこで本発明の目的は、レーザ光の発振波長が2.5μ
m以上であり、しかも、赤外光用ファイバと直接接続可
能な光フアイバ形状を有するファイバレーザ媒質および
それを用いた光増幅器を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、上記問題点を解決するものとして、鋭意
検討・研究を重ねた結果、UをU3+とじて含有したフ
ッ化物ガラスファイバをレーザ媒質として用いると、フ
ッ化物ガラス等の光ファイバに低伝送損失で光を発振、
伝播でき、しかも、光ファイバとの接続が容易で光増幅
器としても使用できることを見出した。
すなわち、本発明に従うと、コア部がUを含有し、赤外
波長の発振光を得ることを特徴とするフッ化物ガラスフ
ァイバレーザ媒質が提供される。
さらに本発明に従うと、光信号を伝播する手段と、励起
光を伝播する手段と、該光信号および励起光を伝播する
手段に接続する光学的合波器と、1端部はミラーを介し
て該光学的合波器の出力部に接続し、出力部を形成する
他端部にミラーを備えた光ファイバとを具備する光増幅
器であって、該光ファイバは、コア部がUを含有し、赤
外波長の発振光を得ることを特徴とする光増幅器が提供
される。
本発明において、ファイバレーザ媒質に含有するUは、
ファイバ中においてU3+の形で存在し、U3−の4準
位系の電子励起状態間の遷移(U3゛のレーザ発振は、
CaF2結晶中の(J 3 ゛で表わすと、基底状態よ
り4436c+c’高いエネルギー状態にある準安定状
態CI、□7□)から、基底状態より609cm−2高
いエネルギー状態にある最低励起状態(’I9/。)へ
の電子遷移に伴なう誘導放射λ=2.6130μmによ
る)に基づいて赤外線レーザ発振をさせることを目的と
するものである。従って、本発明において、レーザ発振
用元素であるUは、3価の化合物の形で、特に、UF3
としてファイバレーザ媒質に含有させるのが好ましい。
本発明において、ファイバレーザ媒質としては、ZrF
、−Ba、F2−LaF:+等のフッ化物ガラスなどの
材料を主成分とする光ファイバが使用される。
光ファイバの材料が石英系ガラスなどの材料を主成分と
する場合においては、Uを含有させてもガラス状態を維
持し難いため好ましくない。また本発明の目的からして
も、特に、赤外線領域における光の伝送損失の少ないフ
ッ化物ガラスが好適である。
さらに、上記のようなフッ化物ガラスの主成分に対して
、屈折率を変えるための成分または結晶化を防ぐための
成分をファイバレーザ媒質に添加することが好ましい。
このような成分としては、HfF4、AlF3 、Na
F、PbF2、LiFから選ばれる少なくとも1種が好
ましい。
本発明に従うファイバレーザ媒質の好ましい組成として
は、ファイバに前記のZrFa −BaF2−LaF3
系フッ化物ガラスを主成分として使用する場合は、(z
r F 4 + HfF < ) =47〜50mol
%、BaF2=23〜26mol%、 LaF3 =2
〜4  mol%、 AlF、  =2 〜5mol%
、(L+F +NaF) =17〜20mol%及びU
F3が2mol%以下である。特に、UF3が2mol
%を超えると、ファイバ母材はガラス化組成領域からは
ずれ、ガラス化せず結晶化してしまうため好ましくない
これらの組成の範囲内において、コアとクラッドにおけ
る屈折率をHfF4、NaF等により適宜調整して所定
の伝送モードになるようにする。伝送モードとしては、
本発明の場合、シングルモードが好適である。
本発明の光フアイバレーザを製造する方法としては、以
下のようなビルトインキヤスティング法を用いる。まず
、コアおよびクラッド用の原料として、それぞれHfF
4、ZrF4、BaF2、LaF3、AI F、 、L
iF 、 NaFおよびUF3を所定の量になるように
調製し、混合する。これらのコア用およびクラッド用混
合物につき各々、混合物全重量に対して半分量の重量の
フッ化水素アンモニウムを混合した後、金ルツボに投入
し、Arガス中で900℃で90分程度溶融し、その後
温度を650℃まで下げる。クラッド用の溶融液を鋳型
にそそぎ、すぐに鋳型をさかさまにし、中央部の固まっ
ていない部分を流しだし、そこにコア用の溶融液を流し
込む。
このようにしてファイバプリフォームが得られ、これを
線引きして本発明のファイバレーザに接続する光ファイ
バのコア径と合わせることで本発明のファイバレーザ媒
質が得られる。
本発明の赤外線ファイバレーザ媒質を用いたファイバレ
ーザの発振方法としては、ファイバレーザ媒質を、レー
ザ発振波長λがL=(λ/2)nを満足するような所定
の長さしに、カミソリ等により切断し、この両断面に反
射率が90%程度になるように銀を蒸着し、その一方の
蒸着量を制御してハーフミラ−とし、レーザ出力部を構
成する。
このようなロッドを固定し、側面から励起光を照射して
レーザ発振させることができる。励起光としてはキセノ
ン、水銀ランプなどが用いられる。
また、以上説明したファイバレーザ媒質は光増幅器とし
て使用できるものである。光増幅器として使用するには
、照射する励起光強度をレーザ発振のしきい値の95〜
98%程度にしておき、レーザ媒質に該レーザ媒質の発
振波長と同じ波長の光信号を入射すばよい。この際、光
信号は反転分布が生じているレーザ媒質中をレーザ放射
現象を伴いながら通過するため、該光信号と同じ波長お
よび位相のレーザ光を発生させる。このためレーザ媒質
から増幅した信号を取り出すことができる。
作用 光ファイバの伝送損失を低減させるために、現在使用さ
れている石英ガラス系の光ファイバに代わるフッ化物ガ
ラス系の材料の光ファイバの実用化が期待されている。
しかしながら、このようなフッ化物ガラス系の光ファイ
バの伝送損失が低減する光の波長領域は、石英ガラス系
の光ファイバに用いられる光源の波長(λ=〜1,5μ
m)よりも遠赤外側(理論的にはλ=4.5μm付近)
にある。このため、これまでよりも長波長側で発振する
レーデ光源が必要であり、これに応えるものとして本発
明は、フッ化物ガラス系の光ファイバと直接接続が可能
なファイバレーザ用のレーザ媒質およびこのレーザ媒質
を用い、上述のような光ファイバの中継点における光増
幅器を提供するものである。
本発明のファイバレーザのレーザ媒質はフッ化物ガラス
を主成分とし、それにUを含有したものである。ファイ
バ中のしは、U3゛の形で存在し、IJ 3 +特有の
4準位系の電子励起状態間の遷移によリレーザ発振を行
なう。
すなわち、第2図のW、 A、  ハーグリーブスらに
よって示されたCa F 2結晶中におけるU3+のエ
ネルギー準位図において、(I!l、 A、 Harg
reaves et al 。
Phys、 Rev、 Lett、vol、8.7. 
 p269〜272 (1962)〕基底状態にあるU
3 +原子は励起光源によって’ I Is/2あるい
は第4イオン化ポテンシヤルを有するエネルギ一連続状
態に励起され、そこからすぐに無輻射遷移で’I11/
2で示された準安定状態に遷移する。この準安定状態と
それより低エネルギー側にある4■97□のターミナル
状態の間で反転分布が生じ、それらの間で’Ill/2
→’I9/2遷移がレーザ輻射を伴って起こる。
このような4準位系の電子励起状態間の遷移により、本
発明に用いられるファイバレーザの発振波長は決まる。
ただし、第2図のエネルギー準位図はCaF2結晶中に
おける[J 3 +のエネルギー準位であって、不発明
においては、U3−はフッ化物ガラス中に存在している
ために、CaF2結晶の配位子場がIJ 3 +に与え
る摂動エネルギーに対して、該ガラスは結晶性がなく、
U3+の環境がファイバ中で均一でないために、U3+
に与える摂動エネルギーに幅をもつ。そのために、本発
明のファイバ中のU 3 +のレーザ発振波長λ=2.
6130μmをほぼ中心として発振波長の不均一な拡が
りを有する。このような発振波長の拡がりは、ファイバ
中のU 34の濃度および拡散度、他のドープされた元
素様に依存する。従って、発光素子として用いるには、
所望の発振波長が得られるよづにレーザ媒質長を適切に
選択することが必要である。
本発明のUを含有したファイバレーザ媒質は、上記のよ
うに低伝送損失の光ファイバに接続する光源として好適
である。
さらに、本発明のファイバレーザ媒質は接続すべく光フ
ァイバと同径であるため、このファイバレーザ媒質を用
いた光増幅器は、光ファイバとの連結が容易であり、光
ファイバの中継点に連結して伝播される光信号を増幅す
るのに適当である。
実施例 次に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらに何等限定されるものではない。
実施例1 本発明のファイバレーザ媒質の製造を目的とし、まずコ
ア用の原料として、ZrF4、BaF2、LaF3、N
aF 、八1F3およびUF3をそれぞれモル上ヒで4
9.5+25.5 :3.5 :2.5 +18.0+
1.0となるように調製し、容器に入れて混合した。
一方、クラッド用の原料として、ZrF4、HfF4、
BaF2、LaF3 、八IF3、NaFおよびtJF
3をそれぞれモル比で24.2 :23.8 : 2.
5 : 4.5 + 20.0:1.5になるように調
製し、容器に入れて混合した。
次に、これらの原料と、各々の全原料の半分の重量のフ
ッ化水素アンモニウムとをそれぞれの原料ごとに金ルツ
ボに投入した。これら2つの金ルツボをArガス雰囲気
中で、フタをして約900℃で90分間溶融した後、6
50℃まで温度を下げた。次に、このうちクラッド用の
溶融液をとりだし白金線で攪拌しながら、260℃に予
熱した内径8φの鋳型にそそぎ、すぐに鋳型を逆転させ
て中央部の凝固していない部分を流し出し、さらに、そ
こにコア用の溶融液を流し込んだ。その後、これを冷却
させることでファイバプリフォームを得た。
このようにして得られたプリフォームについて、ファイ
バレーデ媒質となるように、まず気泡のない部分を選び
コア径が約13μmとなるように線引きし、約5Qcm
の長さとなるように両端をカミソリできすをつけて、フ
ァイバの長軸に対して垂直な切断面が得られるように切
断した。そして、両端面に、銀を、反射率が少な(とも
約90%になるように蒸着させ、一方蒸着量を制御して
ハーフミラ−とし、他方を全反射ミラーとして、レーザ
発振に必要な共振器を作製した。
第1図は、このようにして得られた本発明のファイバレ
ーザ媒質を使用したレーザ装置の構成を示す。ファイバ
レーザ媒質1の両側に励起光源として水銀ランプ2を備
え、その周囲に水銀光が該媒質1に集光するように半円
筒形の反射鏡3を備える。さらにファイバレーザを中心
として、2つの水銀ランプを結ぶ線に直交する方向に2
つの冷却管4を備える。冷却管4には液体窒素温度程度
に冷却された液体酸素を流す。この冷却は、レーザ媒質
を冷却するためのものであり、該媒質1中におけるU3
゛の4準位系のエネルギー分布を安定化するためのもの
である。
このようなレーザ発振装置を使用して、所定の波長のレ
ーザ光を発振させるには、まず水銀ランプ2による励起
光を反射鏡3を使ってファイバレーザ媒質1に集光させ
る。ここで水銀ランプ2の光照射強度については、本発
明のファイバレーザ媒質1のレーザ発振のしきい値を超
える程度の照射光強度が必要であり、いったんレーザ発
振が始まると光フアイバレーザに必要なレーザ光強度と
なるように適宜照射強度を調節すればよい。
上記のように水銀ランプ2を照射することで、ファイバ
レーデ媒質l中の[J”が励起され、輻射を伴った遷移
で発光する。その発光スペクトルのうち、共振器長、す
なわち、ハーフミラ−および全反射ミラーの間隔て決定
される関係を満足する波長だけが選択的に増幅され、レ
ーザ発振し、ハーフミラ−を通してレーザ出力される。
実施例2 実施例1の原料組成の代わりにコア用の原料としてZr
F、  、BaF2、LaF3、AlF3、LiF、I
nF3およびtJF、をそれぞれモル比で49:25:
3.5:2.5 :13: 1 : 1となるように調
製し、またクラッド用の原料として、lr F 4、B
aF2、LaF、、、AlF3、LiFSNaF 、 
InF、 ′J6よびU F yをそれぞれモル比で5
0,6 :24.7 :2.6 :3.7 :10.4
: 5.4 : 1 :1.6となるように調製し、実
施例1と同様にして溶融し鋳型に流し込み、ファイバプ
リフォームを得た。
このようにして得られたファイバプリフォームについて
実施例1と同様にして、加工し、本発明のファイバレー
ザ媒質を得、該ファイバレーザ媒質を用いてレーザ共振
器を作製した。
実施例3 次に、実施例1または実施例2で得られた本発明のファ
イバレーザ媒質を使用した光増幅器を説明する。
第3図は、本発明の光増幅器の一具体例を示す概略図で
ある。
図示の装置は、光信号であるレーザ光5を伝送する光フ
ァイバ6と、レーザ媒質1を励起する励起光7を伝送す
るための光ファイバ8と、それらの光ファイバ6.8を
結合する合波器9と、該合波器9の末端に当接した本発
明のファイバレーザ媒質1とを備えるものである。レー
ザ媒質1は、共振用にその両端面に誘電体ミラー10.
10′ を備える。また光信号であるレーザ光5は、本
発明のファイバレーザ媒質1により発振するレーザ光と
同じ波長のレーザ光である。また励起光7は本発明のフ
ッ化物ガラスレーザ媒質1を励起するための光源である
このような光増幅器を用いて光信号を増幅するためには
、まず、レーザ光7を光ファイバ8を通して合波器9に
人力し、レーザ媒質1が発振するようにレーザ光7の出
力を増加する。このレーザ光7を、レーザ媒質1が発振
をはじめる強度(しきい値)の約95%にしておき、光
信号を光ファイバ6を通して合波器9に人力する。この
ような操作により、レーザ媒質1の末端のミラー10′
  を介して増幅された光信号を取り出すことができる
発明の効果 以上、説明してきたように、本発明のファイバレーザ媒
質は光ファイバの伝送損失を低減する発振波長特性を有
する光フアイバ用発光素子であり、光ファイバとの接続
も容易である。
また、本発明のファイバレーザ媒質は光ファイバの中継
点で連結して光増幅器としでも利用することができるた
め、将来の光フアイバシステムとして有用なものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のレーザ媒質を使用してレーザ装置を
構成したー具体例である。 第2図は[dF2結晶中における11”のエネルギー準
位図である。 第3図は、本発明の光増幅器の1例の概略図である。 (主な参照番号)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コア部がUを含有し、赤外波長の発振光を得るこ
    とを特徴とするフッ化物ガラスファイバレーザ媒質。
  2. (2)上記ファイバレーザ媒質がZrF_4−BaF_
    2−LaF_3系のフッ化物ガラスを主成分とすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフッ化物ガラ
    スファイバレーザ媒質。
  3. (3)上記ファイバレーザ媒質がZrF_4−BaF_
    2−LaF_3系のフッ化物ガラスに、さらに、HfF
    _4、LiF、NaF、AlF_3から選ばれる少なく
    とも1種を添加したものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第2項記載のフッ化物ガラスファ
    イバレーザ媒質。
  4. (4)上記ファイバレーザ媒質の組成が、 (ZrF_4+HfF_4)=47〜50mol%、B
    aF_2=23〜26mol%、LaF_3=2〜4m
    ol%、AlF_3=2〜5mol%、(LiF+Na
    F)=17〜20mol%及びUF_3が2mol%以
    下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれか1項記載のフッ化物ガラスファイバレー
    ザ媒質。
  5. (5)光信号を伝播する手段と、励起光を伝播する手段
    と、該光信号および励起光を伝播する手段に接続する光
    学的合波器と、1端部はミラーを介して該光学的合波器
    の出力部に接続し、出力部を形成する他端部にミラーを
    備えた光ファイバとを具備する光増幅器であって、該光
    ファイバは、コア部がUを含有し、赤外波長の発振光を
    得ることを特徴とする光増幅器。
  6. (6)上記光ファイバは、ZrF_4−BaF_2−L
    aF_3系のフッ化物ガラスを主成分とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項記載の光増幅器。
  7. (7)上記光ファイバは、ZrF_4−BaF_2−L
    aF_3系のフッ化物ガラスに、さらにHfF_4、L
    iF、NaF、AlF_3から選ばれる少なくとも1種
    を添加したものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項または第6項記載の光増幅器。
  8. (8)上記光ファイバの組成が、 (ZrF_4+HfF_4)=47〜50mol%、B
    aF_2=23〜26mol%LaF_3=2〜4mo
    l%、AlF_3=2〜5mol%、(LiF+NaF
    )=17〜20mol%及びUF_3が2mol%以下
    であることを特徴とする特許請求の範囲第5項乃至第7
    項のいずれか1項記載の光増幅器。
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