JPS63112225A

JPS63112225A - 自動変速機のセレクトレバ−操作ガイド装置

Info

Publication number: JPS63112225A
Application number: JP25594686A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Tozawa; 義夫戸澤
Original assignee: Fuji Heavy Industries Ltd
Current assignee: Subaru Corp
Priority date: 1986-10-29
Filing date: 1986-10-29
Publication date: 1988-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、自動車に設けられた自動変速機のセレクトレ
バー操作に指示を提供するガイド装置に関する。

従来の技術自動変速機を装備した自動車において、例えば計器パネ
ルまたはセレクトレバーの根元付近にセレクトレバー現
在位置を示すための表示器を設けることは周知である。

さらにこのような表示器において、セレクトレバーがド
ライブ位置にある場合、実際の変速位置を表示する表示
器は公知である（実開昭５８−１２２６３０号公報）、
このような表示器により表示されるセレクト位置または
変速位置は、例えばＰ（駐車）、Ｒ（後退）、Ｎ（中立
）、Ｄ（ドライブ）、２（２速固定または１−２速間だ
けで変速＞、　１　（１速固定）である。

発明が解決しようとする問題点自動変速機には操作上の指定があり、利用者がこの指定
を守らなかった場合５機械部分に過度の負担がかかり、
ひいては自動車の故障を引き起こすことがある。また走
行にとって危険な場合すらある。

自動変速機の操作上の指定とは、例えば次のようなもの
である。

１）自動車が停止していない時”Ｐ”にしてはいけない
。

２）前進している時”Ｒ″にしてはいけない。

３）５０ｋｍ／ｈ以上で走行している時”１”にしては
いけない。

４）１２０ｋｍ／ｈ以上で走行している時”２”にして
はいけない。

前記の表示器は、単なる現状の表示にすぎず、前記のよ
うな危険を了・防するためにはなんの役にも立たない、
そのため利用者の手引書には、自動変速機の取り扱いが
説明されており、利用者に十分な注意を払うよう呼び掛
けている。しかしながら自動車は、高度に訓練を受けた
利用者のみが１重用するものとは限らないので、現実に
は自動変速機の誤操作は完全には予防できない。

本発明の目的は、利用者に過度の負担をかけることなく
、前記のような自動変速機の誤操作を予防できるように
する簡単な補助手段を提供することにある。

発明の構成本発明によればこの目的は次のようにして達成される。

すなわち自動変速機を備えた自動車において、セレクト
レバーの現在位置を検出するセレクト位置検出器、車速
検出器、前進しているかまたは後退しているかを検出す
る走行方向検出器、セレクト位置検出器に接続されたセ
レクト位置判定器、車速検出器に接続された車速判定器
、走行方向検出器に接続された走行方向判定器、セレク
ト位置判定器と車速判定器と走行方向判定器に接続され
た制御回路、および制御回路に接続されたガイドに示装
置が設けられており、このガイド表示装置はセレクト位
置に対応した表示素子を有し、制御回路は表示素子を個
別に制御し、かつ表示素子は、当該のセレクト位置がセ
レクトに適するか、不適当であるかを表示する。

さらに本発明によれば、表示素子が可変色表示素子から
なり、現在のセレクト位置からセレクト適当なセレクト
位置の表示素子が第１の色で点灯し、粂作付きで適当な
セレクト位置の表示素子が第２の色で点灯し、かつ不適
当なセレクト位置の表示素子が第３の色で点灯するよう
にすることができ、なおかつ第１の色が緑、第２の色が
黄、第３の色が赤であるようにすれば、目視確認は極め
て容易である。

作用セレクト位置検出器に接続されたセレクト位置判定器は
、セレクトレバーが現在どの位置にあるかを、例えば電
気信号で検出する。車速検出器は現在の重速を、例えば
電気信号で検出し、車速判定器は、この電気信号を所定
の基準値と比較し０、所定の速度を越えているかどうか
を判定する。走行方向検出器に接続された走行方向判定
器は、現在自動車が前進しているか、後退しているかを
。

例えば電気信号で判定する。

それぞれの判定器の出力信号に基づいて、制御回路はガ
イド表示装置を制御する。それによりガイド表示装置の
表示素子は、当該のセレクト位Ｆｊが適当であれば、緑
色に点灯し、条件付きで適当であれば、黄色に点灯し、
自動変速機の指示により素止されているセレクト位置の
場合は、赤色に点灯して、利用者に注意を与える。

制御回路は、それぞれの判定器の出力を論理結合する論
理回路と表示素子の駆動回路とからなるが、現在の回路
技術のレベルを考慮すれば、具体的な回路構成の説明は
不要であろう。

本発明では、操作上の指示を表示器から利用者に知らせ
ることが考えられているが、さらに本発明を発展させ、
セレクトレバーをロックすること、および実際にセレク
トされても変速機は応動しないようにすることも、当該
技術分野の専門家にとっては容易に考えられることであ
る。

実施例の説明第１図は、本発明によるガイド装置の構成を示すブロッ
ク図である。変速機１の出力側には、車速検出器２と走
行方向検出器３が設けられており、これら検出器２．３
の出力端子には、それぞれ車速判定器４と走行方向判定
器５が接続されている。セレクトレバー６にはセレクト
位置検出器７が接続されており、このセレクト位置検出
器はセレクト位置判定器８に接続されている。

それぞれの判定３４，５．８の出力端子は制御回路１０
に接続されており、この制御回路は、それぞれの判定器
４，５．８から、自動車が所定の速度を、例えば５　ｋ
　ｍ　／　ｈ、５０　ｋ　ｍ　／　ｈおよび１２０ｋｍ
／ｈを越えているかどうかを表す信号、自動車が前進し
ているかまたは後退しているかを表す（ｎ号、およびセ
レクトレバー６がどの位置にあるかを表す信号を受は取
る。

制御回路１０は、セレクト位置の数に相当する数の出力
端子対を有し、前記の信号の組合せにより出力端子対か
ら色表示信号を送出する。これら出力端子対は、ガイド
表示装置２０に設けられた表示素子２１，２２．　　・
・・、２ｎに接続されている。その際表示素子２１．２
２．　　・・・、２ｎはセレクト位置に対応して設けら
れている。表示素子は、制御回路１０の２つの出力信号
により、４つの状態に制御され、すなわち出力信号に応
じて点灯せず、赤に点灯、緑に点灯および黄色に点灯す
る。

可変色の表示素子２１，２２．　　・・・、２ｎは、種
々の形式で構成することができ、例えば着色板、着色電
球または発光ダイオードにより構成できるが、第２図に
示す表示素子の実施例は、所要場所、所要電力、発熱量
および寿命の点で、本発明において特に有利である。

表示素子２１自体の動作は、周知のけい光管のものと同
じである。！！！、陰極３６から放出された電子が格子
３５を介して陽極３３．３４に達すると、陽極３３．３
４は、ここに塗られたけい光物質に応じてそれぞれ緑お
よび赤に発光する。そのため陰極３６および格子３５は
、電池、抵抗およびツェナーダイオードを介して所定の
電位にされている。陽極３３．３４を発光させるため、
これら陽極には格子３５に対してプラスの電圧が加えら
れる。

前記の制御回路１０の２つの出力端子は、駆動回路３１
．３２に接続されている。制御回路１０から発光信号が
供給されると、駆動回路３１．３２は、格子３５と陽極
３３．３４の間に所定の電圧を加える。駆動回路３１だ
けに発光信号が供給されると、表示素子２１は緑色に発
光し、駆動回路３２だけに発光信号が供給されると、赤
色に発光する。両方の駆動回路３１および３２に発光信
号が供給されると、表示素子２１は黄色に発光し、発光
信号が供給されない場合には、表示素子２１は発光しな
い。

最後にどのような場りにそれぞれのセレクト位置に付属
の表示素子がどのような色に発光するかを、要約して例
示する。

１）セレクトレバーがＰ位置にある場合。

ｒ）、　ｒｔ、　Ｎ、　Ｄ、　２．　１　：常に緑２）
セレクトレバーがＲ位置にある場合。

Ｐ：速度Ｏの場合、縁速度０でない場合、赤Ｒ：常に緑Ｎ；速度０の場合、緑速度Ｏでない場合、眞り、２，１　。

速度０および前進の場合、緑ｔ＆退の場合、赤３）セレクトレバーがＮ位置にある場合。

Ｐ：速度Ｏの場合、緑遠度０でない場合、赤Ｒ：速度Ｏおよび後退の場合、緑０丁ｊ進速度５　ｋ　ｍ　／　ｈ以下の場合、眞それ以
外の場合、赤Ｎ：常に緑り、２．１　：速度０および前進の場合、緑ｔ＆退の場合、赤４）セレクトレバーが０位置にある場合。

Ｐ：速度Ｏの場合、緑速度０でない場き、赤Ｒ；速度０および後退の場合、緑前進速度５　ｋ　ｍ　／　ｈ以下の場合、黄それ以外の
場合、赤Ｎ；速度０の場合、緑速度０でない場合、黄Ｄ：常に緑２：速度１２０　ｋ　ｍ　／　ｈ以下の場合、赤速度１
２０ｋｍ／ｈ付近の場合、黄速度それ以下の場合、緑１：速度５０　ｋ　ｍ　／　ｈ以下の場合、赤速度５０
　ｋ　ｍ　／　ｈ付近の場合、黄速度それ以下の場合、
緑５）セレクトレバーが２位置にある場合。

Ｐ：速度０の場合、緑速度０でない場合、赤Ｒ；速度０およびｆ＆退の場合、緑前進速度５　ｋ　ｍ　／　ｈ以下の場合、黄それ以外の
場合、赤Ｎ；速度０の場合、緑速度０でない場合、黄りおよび２；常に緑１：速度５０　ｋ　ｍ　／　ｈ以下の場合、赤速度５０
　ｋ　ｍ　／　ｈ付近の場合、黄速度それ以下の場合、
緑６）セレクトレバーが１位置にある場合。

Ｐ；速度０の場合、緑速度０でない場合、赤Ｒ；速度０および後退の場合、緑前進速度５　ｋ　ｍ　／　ｈ以下の場合、黄それ以外の
場合、赤Ｎ；速度０の場合、緑速度０でない場合、黄り、２および１；常に緑発明の効果本発明によるガイド装置によれば、利用者の視覚範囲に
前記のようなガイド表示が行われるので、利用者は１手
引書の内容を記憶していなくとも、常に安全なセレクト
レバー操作を行うことが可能になる。それにより自動車
の駆動機構に過度の負荷がかかることがなくなるばかり
でなく、利用者の精神的負担は軽減され、運転の安全性
が向上する。しかも本発明によるガイド装置の構成は簡
単であり、従って安価であり、かつ動作は確実である。

４図面のｌＦｉ単な説明第１図は、本発明によるガイド装置の構成を示すブロッ
ク図、第２図は、本発明に使用する表示素子の有利な実
施例を示す図である。

１−変速機、２−車速検出器、３−走行方向検出器、４
−車速判定器、５−走行方向判定器、６−セレクトレバ
ー、７−セレクト位置検出器、８−セレクト位置判定器
、１〇−制御回路、２〇−ガイド表示装置、２１，２２
．　　・・・、２ｎ−表示素子

Claims

【特許請求の範囲】

（１）自動変速機を備えた自動車において、セレクトレ
バーの現在位置を検出するセレクト位置検出器、車速検
出器、走行方向検出器、セレクト位置検出器に接続され
たセレクト位置判定器、車速検出器に接続された車速判
定器、走行方向検出器に接続された走行方向判定器、セ
レクト位置判定器と車速判定器と走行方向判定器に接続
された制御回路、および制御回路に接続されたガイド表
示装置が設けられており、このガイド表示装置はセレク
ト位置に対応した表示素子を有し、制御回路は表示素子
を個別に制御し、かつ表示素子は、当該のセレクト位置
がセレクト適当であるか、不適当であるかを表示するこ
とを特徴とする、自動変速機のセレクトレバー操作ガイ
ド装置。
（２）表示素子が可変色表示素子からなり、現在のセレ
クト位置からセレクト適当なセレクト位置の表示素子が
第１の色で点灯し、条件付きでセレクト適当なセレクト
位置の表示素子が第２の色で点灯し、かつセレクト不適
当なセレクト位置の表示素子が第３の色で点灯する、特
許請求の範囲第１項記載の自動変速機のセレクトレバー
操作ガイド装置。
（３）第１の色が緑、第２の色が黄、第３の色が赤であ
る、特許請求の範囲第２項記載の自動変速機のセレクト
レバー操作ガイド装置。