JPS6311081Y2 - - Google Patents

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JPS6311081Y2
JPS6311081Y2 JP13905383U JP13905383U JPS6311081Y2 JP S6311081 Y2 JPS6311081 Y2 JP S6311081Y2 JP 13905383 U JP13905383 U JP 13905383U JP 13905383 U JP13905383 U JP 13905383U JP S6311081 Y2 JPS6311081 Y2 JP S6311081Y2
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JP
Japan
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bag
tubular body
injection valve
heat
flat tubular
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JP13905383U
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JPS6062040U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、液体袋に関し更に詳しくは、水枕、レ
ジヤー用などに用い、特に飲料水を確保し得ると
共に保管、輸送などに便利な合成樹脂フイルムの
密着性と水圧とを利用して成る液体袋に係る。
従来の技術 従来、飲料水、確保の為に液体袋が広く開発さ
れ市販されている。即ち、この種の液体袋は、合
成樹脂フイルムを素材とし、袋体の上端縁に継目
のない管状体、或は柔軟な表裏シートより成る管
状体などを、該一端は袋体の外方に他端は袋体の
内方に、夫々開口するように取付け、該管状体を
以つて、飲料水の注入口及び注入弁の役目とさせ
て構成しているものである。
考案が解決しようとする問題点 然るに従来、開発されている上記液体袋で継目
のない管状体が取付けてあるものは、該管状体の
両側折目個所がループ状となつて膨らみ、又柔軟
な表裏シートよりなる管状体が取付けてあるもの
は、液本体と管状体との熱融着部に細孔が生じる
などして、各々飲料水が搬送、保管中などにこれ
らの個所から漏れる欠陥があるものが多く、今末
満足の行くものがないのが現状である。本考案は
従来のこれらの問題に鑑み開発された全く新規な
技術に関するものである。
問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決した本考案は、一端が袋体
の外方に他端が内方に位置する如く注入弁を配置
した液体袋において、該注入弁は2枚の合成樹脂
フイルムを左右にずらし、該両側縁を長手方向に
熱融着させて扁平管状体とし、袋体の外方に突出
している扁平管状体の部分に、内側両面に互いに
嵌合着脱し得る凹条、凸条とを相対して設けたチ
ヤツク部を有する管体を被覆する如く取付け、更
に袋本体の内側壁と該扁平管状体の外側とに熱融
着部を形成したことを特徴とする注入弁を有する
液体袋に係るものである。
作 用 本考案にかかわる注入弁を有する液体袋は上記
の如く構成するものであるから、飲料水の注入操
作が容易であると共に注入終了と同時に注入弁が
自動的に閉鎖され、飲料水の漏れを完全に防止す
る注入弁を有する液体袋を提供するものである。
以下、図面と共に本考案の実施の一例を詳述す
る。
本体1はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル等の合成樹脂フイルム又は合成ゴムエ
チレン酢酸ビニール共重合体等を素材とし厚さ
200μ前後のものが最適である。この本体はイン
フレーシヨン押出法による管状体を適宜切断し、
その下端部を熱融着して底部2とする。
そして上端一部を開口部3とし他部を熱融着4
して上端を閉塞する。
次いで、この開口部分に本体1の上端より上方
に一端5を突出させ、他端6を本体内に位置させ
て扁平管状体を熱融着させて取付ける。本考案
の扁平管状体は多くの実験の結果2枚の合成樹
脂フイルム8,8を重合して、その両側を長手方
向に熱融着9,9させて管状体とする。又一方を
他方より広幅とした合成樹脂フイルムを2枚重合
し両側を長手方向に熱融着して管状体としたもの
等でも良い。何れのものも2枚の合成樹脂フイル
ムを左右にずらして熱融着させ管状体とする。次
いで扁平管状体の本体1の上端4より突出して
いる部分の上端より上方に、内側両側に互いに嵌
合着脱し得る凹条14、凸条14とを対設したチ
ヤツク部10を有する管体11を該チヤツク部が
扁平管状体の上端の上方に位させて被覆する。そ
して本体1の開口部に垂し上端縁4の熱融着位置
と同位置で本体1の前後壁に扁平管状体と管体
11とを一体に熱融着し2枚の合成樹脂フイルム
8,8の間を注入口13とする。
尚、扁平管状体をして一方の合成樹脂フイル
ム8に細孔15を設けておくことが必要である。
又本体1内部において扁平管状体の外側と本体
内側とを熱融着16を以つて貼合せる。以上をも
つて本考案の液体袋とする。
本考案は上記の如く構成であるから、使用に当
つては本体の上端より突出している部分を被覆し
ている管体のチヤツク部を形成している凹条と凸
条とを引き離して開き次いでその内部に位置する
注入口を開いて水道、給水車などの蛇口に指込
み、飲料水を本体内部に充填する。そして充填が
終り次第該蛇口から注入口を引抜くと第2図及び
第3図に示すように本体内の内圧により扁平管状
体を構成する2枚の合成樹脂フイルムが両側から
一体に密着して弁作用の働きとなり本体内部の飲
料水を外部へ流出することを防止する。この時扁
平管状体の本体の上端より突出している部分の上
端の上方には、凹条と凸条とを対設して形成され
ているチヤツク部が配置している管体が扁平管状
体を被覆しているので、このチヤツク部の凹条と
凸条とを嵌合することによつて、注入口は弁作用
の働きと共に管体のチヤツク部の閉塞とによる2
重閉塞によつて、著しく密封効果を増大させ、本
体内の飲料水の漏れを完全に防止することができ
る。次いで本考案の扁平管状体は2枚の合成樹脂
フイルムを左右にずらし、該両側縁を長手方向に
熱融着させて形成してあるので、従来広く用いら
れている、単なる管状体では両側が湾曲状に膨ら
み、該部分からの水漏れが生じるのに比し、本扁
平管状体は膨らみが防止され袋の内圧によつて両
側から密着して弁作用の働きとなり、飲料水を外
部へ流出することを完全に防止する。又本体の開
口部に扁平管状体を熱融着させるとき2枚の合成
樹脂フイルムを左右にずらして形成しているの
で、従来品においては本体を構成する前後壁2枚
と管状体の表裏壁2枚との合計4枚が同一位置で
熱融着されこの部分に極端な厚みを生じているも
のであつたが、本考案では厚みを生じることがな
いので密封効果を増大させる。更に本体内で本体
内側と扁平管状体の外側とを熱融着をもつて貼合
されているので、本体内の内圧や飲料水の流動等
によつて扁平管状体にしわがよつたり、まるまつ
てしまうことを防止すると共にこの扁平管状体が
本体外方に飛び出ないよう防止されている。尚、
扁平管状体は一方の合成樹脂フイルムに細孔を設
けて本体の内部の残存空気を本体外方に逃すと共
に本体内の端末を斜向状に形成し、ダイヤアイス
の角状等を収納するとき開口が容易となり収納し
易くすくするなど考慮する必要がある。
(効果) 従つて、本考案液体袋は上記の結果極めて簡単
な構造であり、注入操作が容易で液体注入終了と
同時に注入弁が自動的に閉塞し、しかも注入弁の
上方にはチヤツク部を有する管体が被覆され2重
に注入口を閉塞できる。又本考案液体袋は合成樹
脂フイルムを素材としているので水枕等として使
用するときには本液体袋を手拭、外袋などによつ
て包んで内袋として使用することが望ましい。即
ち本考案液体袋は従来広く開発されている液体袋
の注入弁からの飲料水の漏れを完全に防止したも
のである。従つて、本液体袋は取扱いが非常に便
利であるとともに破袋することのないしかも軽量
で携帯に便利である実用価値大なる効果を有する
液体袋を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の注入弁を備えた液体袋の注入
弁の部分の説明図、第2図、第3図は本考案液体
袋の注入弁の作用状態を示す縦断面図(各々下半
部を省略)、第4図は従来品と本考案との注入弁
であつてaは従来品の平面図と横断面図、bは本
考案の平面図と横断面図、第5図は管体の平面
図、第6図は第5図の縦断面図、第7図は本考案
液体袋の注入弁と管体との関係を示す平面図、第
8図は第7図の縦断面図、第9図は本考案液体袋
の斜視図である。尚、図中各符号は1は本体、2
は底部、3は開口、4は熱融着、5は一端、6は
他端、は扁平管状体、8,8は合成樹脂フイル
ム、9,9は熱融着、10はチヤツク部、11は
管体、12は熱融着、13は注入口、14,14
は凹凸、15は細孔、16は熱融着部を各々示す
ものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上端縁の一部を開口部とし残余を熱融着さ
    せ、該開口に一端が袋体の外方に他端が内方に
    位置する如く注入弁を配置した液体袋におい
    て、該袋体の外方に突出している注入弁の上方
    に内側両側に互に嵌合着脱し得る凹条と凸条と
    を対設したチヤツク部を有する管体の該チヤツ
    ク部を位置させて被覆して設け且該注入弁は2
    枚の合成樹脂フイルムを左右にずらし、該両側
    縁を長手方向に熱融着させて扁平管状体とし、
    次いで袋内の扁平管状体の外側と袋内側とに熱
    融着部を設けてなる注入弁を有する液体袋。 (2) 扁平管状体が一方を他方より広幅とした2枚
    の合成樹脂フイルムを重ね合わせ、長手方向両
    側を熱融着させて成る実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の注入弁を有する液体袋。 (3) 扁平管状体の一個所に細孔を設けて成る実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の注入弁を有す
    る液体袋。 (4) 扁平管状体の袋内の端末を斜向状に設けて成
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の注入弁
    を有する液体袋。
JP13905383U 1983-09-30 1983-09-30 注入弁を有する液体袋 Granted JPS6062040U (ja)

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JP13905383U JPS6062040U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 注入弁を有する液体袋

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JP13905383U JPS6062040U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 注入弁を有する液体袋

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Publication Number Publication Date
JPS6062040U JPS6062040U (ja) 1985-04-30
JPS6311081Y2 true JPS6311081Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=30311793

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JP13905383U Granted JPS6062040U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 注入弁を有する液体袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008075416A1 (ja) * 2006-12-20 2008-06-26 Mikio Tanaka 脱気袋

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JPS6062040U (ja) 1985-04-30

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