JPS6311049Y2 - - Google Patents
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- JPS6311049Y2 JPS6311049Y2 JP1984093050U JP9305084U JPS6311049Y2 JP S6311049 Y2 JPS6311049 Y2 JP S6311049Y2 JP 1984093050 U JP1984093050 U JP 1984093050U JP 9305084 U JP9305084 U JP 9305084U JP S6311049 Y2 JPS6311049 Y2 JP S6311049Y2
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- JP
- Japan
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- speed
- cam
- shaft
- drive
- point
- Prior art date
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 18
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 9
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000010587 phase diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Package Closures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は横型ピロータイプの包装機におけるフ
イルムのボトムシール等に使用するシール装置に
関する。
イルムのボトムシール等に使用するシール装置に
関する。
このようなフイルムのボトムシールにおいて
は、従来は回転するシーラによりシールと切断を
行つていたが、単純な回転運動するのみではシー
ル装置とフイルムの接触時間が長くとれない。必
要とするシール時間は使用するフイルム材質や厚
さ、加熱温度、押圧力などにより決まるものであ
るが、少なくとも上記のような単純な回転運動す
るのみのシール装置で得られるシール時間では完
全なシールは困難である。このためにシール装置
をD型のカム面を有するカム溝によりD字状の軌
跡で作動してシール装置とフイルムの接触時間を
長くするものが提案されたが、このようなシール
装置ではシール部を移動させる駆動軸を定速回転
したのではD型のカム面を通過する時のシール部
の直線移動範囲の移動速度が一定とならず、直線
部分の中央部が遅く、両端部が速くなるものであ
る。このことは上記のようなD型カムを使用する
場合の基本的な問題点である。
は、従来は回転するシーラによりシールと切断を
行つていたが、単純な回転運動するのみではシー
ル装置とフイルムの接触時間が長くとれない。必
要とするシール時間は使用するフイルム材質や厚
さ、加熱温度、押圧力などにより決まるものであ
るが、少なくとも上記のような単純な回転運動す
るのみのシール装置で得られるシール時間では完
全なシールは困難である。このためにシール装置
をD型のカム面を有するカム溝によりD字状の軌
跡で作動してシール装置とフイルムの接触時間を
長くするものが提案されたが、このようなシール
装置ではシール部を移動させる駆動軸を定速回転
したのではD型のカム面を通過する時のシール部
の直線移動範囲の移動速度が一定とならず、直線
部分の中央部が遅く、両端部が速くなるものであ
る。このことは上記のようなD型カムを使用する
場合の基本的な問題点である。
一般に横型ピロータイプの包装機は第1図に示
すように一定間隔で物品1を供給コンベヤ2上に
載置して図においては右方の次工程におくる。一
方フイルム3はフオーマ4により上記物品1を包
囲するように筒状に折り曲げられ、このフイルム
3の両端合掌部にフインシール部5によりシール
する。このようにして内部に物品を一定間隔で包
み込んだ筒型のフイルムは、次に上下のコンベヤ
6,7間に挟持されてボトムシール部8に送られ
る。ボトムシール部8では送られて来た包装途中
の連続状態の前記筒型のフイルムと一緒に必要な
部分で直線移動する上側シーラ32、および下
側、アンビル33によつて前記筒型に成形された
フイルムをそのフイルム内の物品と物品の中間部
でシール及び切断する。
すように一定間隔で物品1を供給コンベヤ2上に
載置して図においては右方の次工程におくる。一
方フイルム3はフオーマ4により上記物品1を包
囲するように筒状に折り曲げられ、このフイルム
3の両端合掌部にフインシール部5によりシール
する。このようにして内部に物品を一定間隔で包
み込んだ筒型のフイルムは、次に上下のコンベヤ
6,7間に挟持されてボトムシール部8に送られ
る。ボトムシール部8では送られて来た包装途中
の連続状態の前記筒型のフイルムと一緒に必要な
部分で直線移動する上側シーラ32、および下
側、アンビル33によつて前記筒型に成形された
フイルムをそのフイルム内の物品と物品の中間部
でシール及び切断する。
上記ボトムシール部8は、その構造の一例とし
て第2図および第3図に示すものがある。第2図
は一部縦断面図で、第3図のイは第2図のA−A
断面図、ロ,ハ,ニはD型カムとその関連部品の
斜視図である。
て第2図および第3図に示すものがある。第2図
は一部縦断面図で、第3図のイは第2図のA−A
断面図、ロ,ハ,ニはD型カムとその関連部品の
斜視図である。
第2図においては一定間隔で互いに対向して設
けられたフレーム板9,9の対向面に互いに対向
するようにかつ上下の位置にそれぞれ2組のD型
カム10,10,10,10を設けてある。この
D型カム10,10,10,10は第3図ロのよ
うな形状のもので、カム溝11は中心孔10−1
を中心とした円の一部を弦11−1としたD形を
形成してあり、前記上下の位置に設けたD型カム
10のそれぞれの弦11−1の部分が互いに対向
して、かつこれらの弦11−1が平行するように
設けられている。この状態を示すものが第3図イ
である。
けられたフレーム板9,9の対向面に互いに対向
するようにかつ上下の位置にそれぞれ2組のD型
カム10,10,10,10を設けてある。この
D型カム10,10,10,10は第3図ロのよ
うな形状のもので、カム溝11は中心孔10−1
を中心とした円の一部を弦11−1としたD形を
形成してあり、前記上下の位置に設けたD型カム
10のそれぞれの弦11−1の部分が互いに対向
して、かつこれらの弦11−1が平行するように
設けられている。この状態を示すものが第3図イ
である。
前記互いに対向しかつ上下に設けられた4個の
D型カム10の中心孔10−1にそれぞれベアリ
ング14がもうけてあり、これを貫通して上軸1
2および下軸13がもうけてある。これらの軸は
ギヤー15,16によつて同一速度で逆方向に図
示してない駆動源で回転するようになつている。
D型カム10の中心孔10−1にそれぞれベアリ
ング14がもうけてあり、これを貫通して上軸1
2および下軸13がもうけてある。これらの軸は
ギヤー15,16によつて同一速度で逆方向に図
示してない駆動源で回転するようになつている。
これらの上軸12および下軸13には前記D型
カム10,10の内側にフオーク17,17がそ
れぞれの軸に貫通される形でかつ軸に垂直な面上
で上軸と下軸に固定してある。フオーク17の溝
18には第3図ニに示すようなスライダメタル1
9を半径方向に摺動すべく嵌合し、このスライダ
メタル19は第3図ハの連合体23が回動すべく
嵌合されている。連合体23にそれぞれ枢支され
た一対のロール20,20は上記D型カム面を有
するカム10のカム溝11に嵌合する。シール装
置の上下のブラケツト21,22は両端を連合体
23に固定してある。これらのブラケツトのうち
上側のブラケツト21にはシーラ32を、下側の
ブラケツト22にはアンビル33をもうけ、前記
上軸12および下軸13が同期回転して前記連合
体23の一対のロール20,20がD型カムのカ
ム溝11の平行に対向した部分(弦部分)11−
1の所に来ると前記シーラ32とアンビル33と
は前記の物品を収納し筒型に成形されたフイルム
を挟持し加圧、シールしながらシールピツチの速
度とほぼ等しい速度で移動する。
カム10,10の内側にフオーク17,17がそ
れぞれの軸に貫通される形でかつ軸に垂直な面上
で上軸と下軸に固定してある。フオーク17の溝
18には第3図ニに示すようなスライダメタル1
9を半径方向に摺動すべく嵌合し、このスライダ
メタル19は第3図ハの連合体23が回動すべく
嵌合されている。連合体23にそれぞれ枢支され
た一対のロール20,20は上記D型カム面を有
するカム10のカム溝11に嵌合する。シール装
置の上下のブラケツト21,22は両端を連合体
23に固定してある。これらのブラケツトのうち
上側のブラケツト21にはシーラ32を、下側の
ブラケツト22にはアンビル33をもうけ、前記
上軸12および下軸13が同期回転して前記連合
体23の一対のロール20,20がD型カムのカ
ム溝11の平行に対向した部分(弦部分)11−
1の所に来ると前記シーラ32とアンビル33と
は前記の物品を収納し筒型に成形されたフイルム
を挟持し加圧、シールしながらシールピツチの速
度とほぼ等しい速度で移動する。
しかしこの平行に対向した部分11−1では前
記ブラケツト21,22およびこれに固定された
シーラ32とアンビル33は前記のように上軸1
2および下軸13が一定速度で回転していたので
は一定の移動速度とはならず、平行部分の中央部
分で遅く、両端部分で速いでので、この速い部分
の速度にシールピツチの速度を合わせると、前記
中央部分では筒型になつたフイルムがたるんでし
まう。これを解消する方法としして従来は、ハス
バギヤー36とポーズカム37を軸13に対して
平行移動させて、軸13の回転を変速させること
により、搬送速度に合わすべき手段を取つてい
た。しかしハスバギヤー36とポーズカム37を
使用するとバツクラツシユの関係でギヤーの左右
移動時の終点に於いてシヨツクが発生し、奇麗な
シールが期待出来ないばかりか、高速運転にも不
向きである等の欠点があつた。
記ブラケツト21,22およびこれに固定された
シーラ32とアンビル33は前記のように上軸1
2および下軸13が一定速度で回転していたので
は一定の移動速度とはならず、平行部分の中央部
分で遅く、両端部分で速いでので、この速い部分
の速度にシールピツチの速度を合わせると、前記
中央部分では筒型になつたフイルムがたるんでし
まう。これを解消する方法としして従来は、ハス
バギヤー36とポーズカム37を軸13に対して
平行移動させて、軸13の回転を変速させること
により、搬送速度に合わすべき手段を取つてい
た。しかしハスバギヤー36とポーズカム37を
使用するとバツクラツシユの関係でギヤーの左右
移動時の終点に於いてシヨツクが発生し、奇麗な
シールが期待出来ないばかりか、高速運転にも不
向きである等の欠点があつた。
更に包装ピツチの長いものから短いものへの変
化の対応には、D型カム或いはポーズカムの交換
を要すると云う極めて不経済な面もあつた。
化の対応には、D型カム或いはポーズカムの交換
を要すると云う極めて不経済な面もあつた。
本考案はこのような欠点を除くためになされた
もので、シールピツチの搬送速度と、前記カム溝
の平行部分11−1の全範囲でのシーラ32とア
ンビル33との移動速度とを実質的に等しくする
ための調速装置を提供するものである。更に本考
案は、ハスバギヤーとポーズカムを不要とし、シ
ールピツチの長短の調節はD型カムを交換せず
に、位相を変えるだけで広範囲に各種の寸法に適
応させ得ることも提供するものである。
もので、シールピツチの搬送速度と、前記カム溝
の平行部分11−1の全範囲でのシーラ32とア
ンビル33との移動速度とを実質的に等しくする
ための調速装置を提供するものである。更に本考
案は、ハスバギヤーとポーズカムを不要とし、シ
ールピツチの長短の調節はD型カムを交換せず
に、位相を変えるだけで広範囲に各種の寸法に適
応させ得ることも提供するものである。
以下図面により詳細に説明する。
本考案のシール装置の搬送部分およびシール部
分は従来例と同じであるが、前記D型カムを使用
したシール部分の駆動機構に新規の調整装置を使
用したものである。すなわち、前記D型カムによ
るシーラ32とアンビル33との平行に対向した
部分11−1での移動速度は前記のように中央部
分が遅く、両端部分が速くなるものであるから、
駆動機構の駆動速度を上記シーラ32とアンビル
33の移動速度の変化特性と逆の変化特性を与え
れば良いことになる。このための伝導装置として
第4図に示す偏心クランクを使用する。図におい
て24は駆動軸であり25は従動軸である。駆動
軸24の端部に駆動スロツトリンク26が固定し
てあり、この中心線にそつて長孔26−1が設け
られている。従動軸25には従動軸25側の端部
に従動クランク27が固定してあり、その先端部
に設けたローラー28が前記駆動スロツトリンク
26の長孔26−1に遊嵌している。さらに前記
駆動軸24と従動軸25との中心点は調節可能な
偏心距離Δbだけ離れて平行に設けられている。
このような偏心クランクは駆動軸24を定速回転
すると従動軸25は両方の軸の中心線を結ぶ直線
29の延長上と従動クランク27のローラー28
の軌跡(円)30との交点のうち駆動軸側の位相
変換点a(減速側)では遅い速度で、これと反対
側の位相変換点c(増速側)では速い速度で、そ
の中間ではこれらの遅い速度と速い速度の間を連
続的に変化して行く速度の不等速回転をする。こ
の速度変化を示す位相図が第5図である。この図
は縦軸は従動軸25の回転速度を、横軸は駆動軸
24の位相を示したものである。この図で1サイ
クル間に従動軸25の回転速度の変化量(縦軸上
の変動幅)は前記偏心距離Δbの調節により変え
ることが出来る。
分は従来例と同じであるが、前記D型カムを使用
したシール部分の駆動機構に新規の調整装置を使
用したものである。すなわち、前記D型カムによ
るシーラ32とアンビル33との平行に対向した
部分11−1での移動速度は前記のように中央部
分が遅く、両端部分が速くなるものであるから、
駆動機構の駆動速度を上記シーラ32とアンビル
33の移動速度の変化特性と逆の変化特性を与え
れば良いことになる。このための伝導装置として
第4図に示す偏心クランクを使用する。図におい
て24は駆動軸であり25は従動軸である。駆動
軸24の端部に駆動スロツトリンク26が固定し
てあり、この中心線にそつて長孔26−1が設け
られている。従動軸25には従動軸25側の端部
に従動クランク27が固定してあり、その先端部
に設けたローラー28が前記駆動スロツトリンク
26の長孔26−1に遊嵌している。さらに前記
駆動軸24と従動軸25との中心点は調節可能な
偏心距離Δbだけ離れて平行に設けられている。
このような偏心クランクは駆動軸24を定速回転
すると従動軸25は両方の軸の中心線を結ぶ直線
29の延長上と従動クランク27のローラー28
の軌跡(円)30との交点のうち駆動軸側の位相
変換点a(減速側)では遅い速度で、これと反対
側の位相変換点c(増速側)では速い速度で、そ
の中間ではこれらの遅い速度と速い速度の間を連
続的に変化して行く速度の不等速回転をする。こ
の速度変化を示す位相図が第5図である。この図
は縦軸は従動軸25の回転速度を、横軸は駆動軸
24の位相を示したものである。この図で1サイ
クル間に従動軸25の回転速度の変化量(縦軸上
の変動幅)は前記偏心距離Δbの調節により変え
ることが出来る。
本考案はこのような調速装置を2組、従属接続
して使用するもので、第6図はこれらの機構の説
明図である。この図では従動側はクランクではな
く、ギヤー31に直接ローラー28を設けたもの
であるが、動作はクランクの場合と全く同一であ
る。図での伝導系統は駆動源36から等速回転運
動を第一の調速装置の駆動軸24に伝えると、必
要な偏心距離に設定された従動軸25が設定され
た不等速回転をする。この従動軸25の回転をギ
ヤー31,35により第2の調速装置の駆動軸2
4′に伝える。これによりすでに不等速回転をし
ている第2の調速装置の駆動軸24′はさらに必
要な偏心距離を設定されている従動軸25′にこ
の第2の調速装置に設定されている偏心距離に応
じた不等速回転が前記第一の調速装置による不等
速回転に加重される。この場合、前記第1と第2
の調速装置の位相を同一とせず、例えば第一の調
速装置の位相図(第5図)のa点(もしくはc
点)を前記D型カムの対向した平行部の始点付近
に合わせ、第2の調速装置の位相図(第5図)の
a点(もしくはc点)を前記D型カムの対向した
平行部の終点付近に合わせると、第7図の動作特
性図のようにD型カムの等速回転時の出力特性A
に対し、第1の調速装置の出力特性Bのa点を同
図Aのd1点(前記平行部の始点付近)に、第2の
調速装置の出力特性Cのa点を同図Aのd2点(前
記平行部の終点付近)に合わせることにより、第
1および第2の調速装置の総合した出力特性は同
図Dのようになり、d1,d2間(シール期間)でほ
ぼ平坦な特性とすることが出来る。同図の場合は
何れの調速装置も減速側の点aを使用したもの
で、シールピツチの短いものに使用するものであ
る。シールピツチの長い場合にはそれぞれの調速
装置を増速側の点cを使用すれば良く、この場合
の動作特性図は第8図であるが、第7図の場合と
同様であるので、説明は省略する。
して使用するもので、第6図はこれらの機構の説
明図である。この図では従動側はクランクではな
く、ギヤー31に直接ローラー28を設けたもの
であるが、動作はクランクの場合と全く同一であ
る。図での伝導系統は駆動源36から等速回転運
動を第一の調速装置の駆動軸24に伝えると、必
要な偏心距離に設定された従動軸25が設定され
た不等速回転をする。この従動軸25の回転をギ
ヤー31,35により第2の調速装置の駆動軸2
4′に伝える。これによりすでに不等速回転をし
ている第2の調速装置の駆動軸24′はさらに必
要な偏心距離を設定されている従動軸25′にこ
の第2の調速装置に設定されている偏心距離に応
じた不等速回転が前記第一の調速装置による不等
速回転に加重される。この場合、前記第1と第2
の調速装置の位相を同一とせず、例えば第一の調
速装置の位相図(第5図)のa点(もしくはc
点)を前記D型カムの対向した平行部の始点付近
に合わせ、第2の調速装置の位相図(第5図)の
a点(もしくはc点)を前記D型カムの対向した
平行部の終点付近に合わせると、第7図の動作特
性図のようにD型カムの等速回転時の出力特性A
に対し、第1の調速装置の出力特性Bのa点を同
図Aのd1点(前記平行部の始点付近)に、第2の
調速装置の出力特性Cのa点を同図Aのd2点(前
記平行部の終点付近)に合わせることにより、第
1および第2の調速装置の総合した出力特性は同
図Dのようになり、d1,d2間(シール期間)でほ
ぼ平坦な特性とすることが出来る。同図の場合は
何れの調速装置も減速側の点aを使用したもの
で、シールピツチの短いものに使用するものであ
る。シールピツチの長い場合にはそれぞれの調速
装置を増速側の点cを使用すれば良く、この場合
の動作特性図は第8図であるが、第7図の場合と
同様であるので、説明は省略する。
なお、これらの調速装置はそれぞれ駆動軸と従
動軸間の偏心量を調節することにより第7図およ
び第8図のd1,d2間すなわちシール期間の速度の
平坦性を微細に調節することが出来る。この調節
は第6図の偏心調節板34,34′をこれら偏心
板34,34′の回転軸38(駆動軸24′と同
一),38′を中心とし、その反対側の長孔39,
39′に沿つて移動して駆動軸24,24′と従動
軸25,25′との距離を調節するだけで良い。
動軸間の偏心量を調節することにより第7図およ
び第8図のd1,d2間すなわちシール期間の速度の
平坦性を微細に調節することが出来る。この調節
は第6図の偏心調節板34,34′をこれら偏心
板34,34′の回転軸38(駆動軸24′と同
一),38′を中心とし、その反対側の長孔39,
39′に沿つて移動して駆動軸24,24′と従動
軸25,25′との距離を調節するだけで良い。
以上のように本考案の周速装置は2組の調速装
置によりカム溝11の平行部分11−1の始点d1
付近と終点d2付近の両方の点の速度を調節出来る
ので、広範囲の速度を調節出来ると共に簡単な構
造で、同一方向の回転および摺動運動のみである
ため、バツクラツシユなどによる回転むらが発生
しないので高速運転が可能である。さらに簡単な
偏心量の調節のみで変速量を連続的に調節可能で
あるので、各種の寸法の被包装物に使用すること
が出来るなど、実用効果は極めて大きい。
置によりカム溝11の平行部分11−1の始点d1
付近と終点d2付近の両方の点の速度を調節出来る
ので、広範囲の速度を調節出来ると共に簡単な構
造で、同一方向の回転および摺動運動のみである
ため、バツクラツシユなどによる回転むらが発生
しないので高速運転が可能である。さらに簡単な
偏心量の調節のみで変速量を連続的に調節可能で
あるので、各種の寸法の被包装物に使用すること
が出来るなど、実用効果は極めて大きい。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は横型ピロータイプの包装機の構成図、第2図は
ボトムシール部の一例の構造図(一部断面図)、
第3図のイは第2図のA−A断面図、ロ,ハ,ニ
はD型カムとその関連部品の斜視図、第4図は偏
心クランクを使用した調速装置の説明図、第5図
は第4図の調速装置の速度変化を示す位相図、第
6図は本考案の調速装置の構成説明図、第7図は
短いシールピツチの場合の動作特性図、第8図は
長いシールピツチの場合の動作特性図である。 10……D型カム、11……カム溝、12……
上軸、13……下軸、24,24′……駆動軸、
25,25′……従動軸、26……駆動スロツト
リンク、27……従動クランク、28……ローラ
ー、34,34′……偏心調節板。
は横型ピロータイプの包装機の構成図、第2図は
ボトムシール部の一例の構造図(一部断面図)、
第3図のイは第2図のA−A断面図、ロ,ハ,ニ
はD型カムとその関連部品の斜視図、第4図は偏
心クランクを使用した調速装置の説明図、第5図
は第4図の調速装置の速度変化を示す位相図、第
6図は本考案の調速装置の構成説明図、第7図は
短いシールピツチの場合の動作特性図、第8図は
長いシールピツチの場合の動作特性図である。 10……D型カム、11……カム溝、12……
上軸、13……下軸、24,24′……駆動軸、
25,25′……従動軸、26……駆動スロツト
リンク、27……従動クランク、28……ローラ
ー、34,34′……偏心調節板。
Claims (1)
- フインシール部とボトムシール部を設け、ボト
ムシール部には回転シーラを設けたシール装置を
被シール物とともに移動させて一定時間接触させ
るためのD型のカム面を有するカムを設けた包装
機において、従動軸には先端にローラーを設けた
従動クランクを固定し、駆動軸には前記従動クラ
ンクのローラーが遊嵌する長孔を設けた駆動スロ
ツトリンクを固定し、前記従動軸と前記駆動軸の
中心線は平行としかつその距離を調節出来る調節
装置を設けた偏心クランクを有する調速装置を前
記シール装置を駆動する駆動源と前記D型のカム
面を有するカムとの間の駆動系統に従属接続して
2組設け、前記D型のカムのカム溝の直線部分の
始点付近に前記2組の調速装置のうちの1組の調
速装置の位相変換点を一致させ、前記カム溝の直
線部分の終点付近に他の1組の調速装置の位相変
換点を一致させるように設けたことを特徴とする
回転シーラを有する包装機の周速合せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9305084U JPS618506U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 回転シ−ラを有する包装機の周速合せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9305084U JPS618506U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 回転シ−ラを有する包装機の周速合せ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618506U JPS618506U (ja) | 1986-01-18 |
JPS6311049Y2 true JPS6311049Y2 (ja) | 1988-04-01 |
Family
ID=30650379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9305084U Granted JPS618506U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 回転シ−ラを有する包装機の周速合せ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618506U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5604175B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2014-10-08 | 大森機械工業株式会社 | エンドシール装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131130A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-14 | Ibaragi Seiki Co Ltd | Sealing device for bag of packer |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP9305084U patent/JPS618506U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131130A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-14 | Ibaragi Seiki Co Ltd | Sealing device for bag of packer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS618506U (ja) | 1986-01-18 |
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