JPS63109857A

JPS63109857A - 下腕疾病処理用ブレ−ス

Info

Publication number: JPS63109857A
Application number: JP62191500A
Authority: JP
Inventors: ジェオルク・ローデル
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-07-31
Filing date: 1987-07-29
Publication date: 1988-05-14
Also published as: ES2025107B3; DE3773080D1; EP0255881B1; DE3625983A1; EP0255881A1; ATE67396T1; AU7635487A; US4807607A; AU602344B2; CA1299950C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、下腕疾病処理用ブレースに関する。

従来技術とその問題点主として下腕筋肉の頻繁な緊張を原因とするか（この故
にテニスアームないしテニスエルボ−と呼ばれる）、ま
たは不本意な姿勢での単調な作業を原因とする下腕疾病
ないし下腕病が、下腕にしっかりとブレースを施し、撓
骨ないし尺骨方向に圧力を加えることにより軽減され、
特に上顆炎による疾病が、ブレース装着の間緩和される
ことが知られている。

この種ブレースの欠点は、充分な高圧が加えられる場合
にのみ有効であることにある。すなわち、あまりにきっ
ちりと装着されるため、必然的に血行を阻碍することに
ある。従って、装着は継続的ではなく、作業中ないし運
動中の短時間のみ可能で、その結果治療効果を発揮する
時間が極めて短かい。

本発明の目的は、これらの欠点を排除し、従って何カ月
ないし何年も中断なく装着でき、既に経験により明らか
な如く、数カ月装着した後には脚鞘および脚付管を完治
、ないし最少限でも長期治療効果をこれに与えることに
ある。

問題点を解決するための手段本発明による下腕疾病処理用ブレースは、上記目的を達
成するために、下腕周囲に装管可能でかつ外面に固定手
段を、内面に少なくとも１つのパッドをそれぞれ有する
カラーを備えており、カラーの上部から下腕周囲に装管
可能な緊張ブレースがのび、緊張ブレースの遊び端部が
固定手段によりカラーに連結しうるようになされた可撓
性材料よりなるものである。

下腕の脚付管ないし脚鞘の過圧迫を原因とする疾病処理
は、はぼブレースの特殊形態によって達成される。この
特殊形態の結果、ブレースはしっかりとではあるがひど
くきっちりでないように、肱関節および上下腕の隣接部
を、静＋ｈ時、運動時とも包み込む。この形態は上部の
周囲を不当に圧迫することなく、なかんずく鍵が顕著な
圧迫を受ける場合、社の重要部分に対して適宜の強さに
適合するので、下腕筋肉組織の鍵の緊張方向がより平坦
、すなわち、ブレースを用いない場合より撓骨ないし尺
骨にほぼ接する形となって、上部方向に抗緊張作用を起
こす。

緊張ブレースは、カラーの直径が小さくなっているカラ
ーの前部から上腕へ必要な緊張を導くので、鍵の端部に
対する緊張緩和の終結部の役割をなす。従って、特許請
求の範囲に記載されたスリーブは必要なら緊張緩和装置
となる前部自体と、鍵に圧力を加えるのに使用される前
部の後方に設けられる部分との２つによるように設計す
ることもできる。緊張緩和のための力点が、脚に加圧す
る部位の前方に設けられる場合は、２つの部分を一体と
する設計が可能である。本発明の１実施例では、２部分
の機能が一体スリーブにより行なわれる如くなされてお
り、この場合スリーブ自体は表面が平滑な材料から打抜
き加工により製造してもよい。

本発明によるブレースのもう１つの特徴は、連結部材に
より連結され、肘に隣接する上下腕部を包むベルト状な
いしカラー状部分を２つ備えていることと、肱の下方を
開放状態に保つ切り欠き部を備えていることである。

かくして、本発明によるブレースは２つの部分を備えて
はいるが、望ましい設計によれば、ブレースは適宜の可
撓性材料、なるべくは真正もしくは擬似レザー製の単一
な形状の部材からなり、布、フェルト等のより柔かい材
料で裏張りしてもよく、かつ、バックル、上昇ファスナ
ー等の各付属品が、後で付けられる。この望ましい実施
例は、ブレースないしブレースの明らかに最大かつ最も
重要な部分が単一作業で打抜き加工により製造できるの
みか、さらに個々の部品が特に良好に相互作用すること
を保障する。

上腕を囲繞する緊張ブレースと下腕を包み込むカラー状
部分はともに、上腕および下腕の周囲に巻きつけられて
、連結部材に結合され、さらに若用者にとっては最適な
幅の上昇ファスナーないしベルトバックルの如き適宜の
調整自在の連結手段により相互に連結されている２本の
紐からなる。

２つの部分が連結部材すなわちカラーおよび対応連結紐
（カウンター・タイ）により相互に連結している本発明
の装置による運動は、腕が圧迫を受けると、カラーが内
外双方の上類の鍵付む、腱鞘と同時に、肱および上腕の
一部をも最適の快よさて固定する位置に置かれる如くな
される。力が加わると、ブレースは鍵付むの緊張緩和集
結部として作用し、−右腕が圧迫を受けていない場合は
、腕上にゆるやかに適合するので、本発明によるブレー
スは、いかなる場合も腕の自由を妨げることはない。ナ
なイっち、腕はいっばいに伸ばすことができる。

実　　施　　例本発明の実施例を、以下図面を参照して説明する。なお
、この実施例では、右腕用ブレースを示す。

図中、（２）（３）は人の下腕を包み込むカラー（１）
を形成する紐（４）（５）の端部を示す。カラー（１）
は、既に腕に巻かれた紐（５）上に紐（４）を重ねて設
けられ、固定手段（１５）　（図示例ではベルト用の止
め針つきバックル）により、本発明によるテーパーつき
カラー（１）が存在する位置に固定され、下腕の重要部
位（Ａ）および（Ｂ）（パッドを設けてもよい）に正確
に加圧する。

カラー（１）の上部には、この点から図の奥に、図面を
見る方向に伸び、下腕の下端の周囲に巻きつけることが
でき、かつ遊び端部材（６）により、連結部（９）を備
えたストリップ部材（８）を用いて、カラー前部に調整
自在に固定し得るブレース・アタ・吟メント（７）があ
る。

部材（７）　（８）　（６）　（９）は、本発明の主要
エレメントであり、同様ないし対応する部材を備えた周
知のスリーブは存在しない。いずれにしても、これらの
部材は緊張（図の内部に向かい、図を見る方向に）を加
え、カラー（１）ないし部材（３）（４）（５）が、筋
肉組織に緊張が加えられた時に、下腕の筋肉靭体の周囲
に強固に引き寄せらられる如く設計されている。

好ましくは、ブレース・アタッチメント（７）ないしそ
の遊び端部材をカラー（１）の上部に固定されたストリ
ップ（１０）によりストリップ・アタッチメント（８）
上に固定し、このストリップ（１０）はブレース・アタ
ッチメント上に配置し、スナップファスナーによりこの
場所に固定しておくのがよい。かくして、緊張を受けて
もブレースが、確実に肱上を滑らない。

本発明の１実施例のもう１つの重要な好ましい特徴は、
カラー（１）の上部から分岐するストリップ（１２）で
あり、このストリップ（１２）の遊び端部はブレース部
材（７）の底部ないしブレース部材（７）の突起部所望
位置に連結しているのが望ましい。ストリップ（１２）
はリベットないしスナップファスナー（１３）により、
図示の場所に連結してもよく、あるいはブレース・アタ
ッチメント（７）の空所（１９）（２０）内に固定して
もよい。

ストリップ（１２）は、ブレースが平坦に拡がった場合
は、ブレース・アタツメント（７）に到達するに要する
よりも短いことが肝要である。

寸法をこのように取ることにより、圧力は、筋肉収縮に
より下腕の太さが増大すると直ちに、しかも増大してい
る限り、下腕の鍵の外部維管束に加わる。

本発明のもう１つの設計では、キルテイングないし糊づ
けにより、下部紐アタッチメントの端部材（３）の外側
に、アタッチメント（１６）が設けられている。このア
タッチメント（１Ｂ）上には他の下部紐（４）を設けて
もよく、かくして、永久的な適合を特徴とする形状が保
障される。特に、既述の適用形態（第１に、カラー形状
）に関連して、この実施例には、適切に適合するカラー
（１）と緊張ブレース（７）がひとたび形成されると、
再び開ける必要はなく、取り外して再び取り付ける場合
ですら、もとの形状を保つという利点がある。

カラー（１）の取りはずしないし再取り付けのためには
、空所を、紐セット（４）をアタッチメント（１６）か
ら持ち上げて広くする。また、スナップファスナー（１
１）を開けたのち、ストリップ（１０）をゆるめて緊張
ブレース（７）を開放し、これを肱上に滑らせると、緊
張ブレース（７）の取り付け、取り外しはブレースを開
けないでも簡単にできる。

発明の効果従来のブレースの場合、充分な高圧が加えられて始めて
有効であるから、血行を阻碍することになるため、作業
中ないし運動中の短時間のみしかできなかったが、本発
明のブレースによれば、継続して装着できるから、装着
後には朧鞘および脚付着を完治しうるか、完治しないま
でも長期間治療効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施例を示す斜視図である。（１）・・・カラー、（７）・・・緊張ブレース、（８
）・・・遊び端部、（９）・・・固定手段。以上手続２ＩｔＴＪＥ書（プブ式）昭和６２年１１月１８日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）下腕周囲に装着可能でかつ外面に固定手段を、内
面に少なくとも１つのパッドをそれぞれ有するカラーを
備えており、カラー（１）の上部から下腕周囲に装着可
能な緊張ブレース（７）がのび、緊張ブレースの遊び端
部（８）が固定手段（９）によりカラー（１）に連結し
うるようになされていることを特徴とする、下腕の腱付
着ないし腱鞘の過圧迫を原因とする疾病処理のための可
撓性材料よりなる下腕疾病処理用ブレース。
（２）ブレースが、カラー（１）の紐セット（４）の上
縁から分岐した上部ベルトセット（７）に至るスリップ
（１２）を備え、このストリップの端部付近で上部ベル
トセット（７）と連結可能であることを特徴とする、特
許請求の範囲第１項記載のブレース。
（３）ストリップ（１２）の長さが、完全に平坦にのび
たとき、上部ベルトセット（７）に到達するために必要
な長さよりも短いことを特徴とする、特許請求の範囲第
２項記載のブレース。
（４）ストリップ（１２）を上部ベルトセット（７）に
連結するため、リベットないしスナップファスナー（１
３）が用いられることを特徴とする、特許請求の範囲第
２項または第３項記載のブレース。
（５）少なくとも１つの調整自在の固定ないし連結手段
（１５）（９）が上昇ファスナーであることを特徴とす
る、特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれかに
記載のブレース。
（６）少なくとも１つの調整自在な固定手段（１５）（
９）が止め針つきベルトバックルであることを特徴とす
る、特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれかに
記載のブレース。
（７）下部紐セット（５）のうち１つの端部材（３）の
外面に設けられたアタッチメント（１６）が存在するこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第６項まで
のいずれかに記載のブレース。
（８）上部ストリップセット（８）上に設けられるかま
たは上部ストリップセット（８）から打抜き加工された
ストリップ（１０）と、ストリップ（１０）の遊び端部
をベルトセット（７）に固定する手段（１１）が存在す
ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第７項
までのいずれかに記載のブレース。
（９）固定手段（１１）がスナップファスナーであるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載のブレース
。
（１０）装置が後で取り付けられる上昇ファスナー、ベ
ルトバックル等を除き、可撓性材料の一体構造であるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第９項まで
のいずれかに記載のブレース。
（１１）装置が本来裏打ち済ないし裏打ちなしのレザー
、織物、フォームド・ファブリックまたはプラスチック
より成ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から
第１０項までのいずれかに記載のブレース。