JPS6310970Y2 - - Google Patents

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JPS6310970Y2
JPS6310970Y2 JP1983170833U JP17083383U JPS6310970Y2 JP S6310970 Y2 JPS6310970 Y2 JP S6310970Y2 JP 1983170833 U JP1983170833 U JP 1983170833U JP 17083383 U JP17083383 U JP 17083383U JP S6310970 Y2 JPS6310970 Y2 JP S6310970Y2
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JP
Japan
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filter
opening
lower support
plate spring
cooling duct
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Application number
JP1983170833U
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JPS6078613U (ja
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Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バス車体の天井部に設けられる客室
冷房機(クーリングユニツト)のためのフイルタ
ー取付構造に関する。
(従来の技術) バス車体の客室を冷房する手段として、天井の
左右端と側窓上部との作る隅部を利用してそこに
複数の冷房機を配置し、これの室内空気吸入側に
客室内の浮遊塵埃や、タバコの煙等を濾過排除す
るために、合成樹脂網や、細繊維材を外枠に嵌め
込んだ所謂空気清浄用フイルターを設けたものが
一般に知られており、このフイルターは定期的に
取外して清浄しなければならない。
従来は、例えば第5図に示す如く、冷房機のダ
クトaの客室に対する開口部bを車体の側壁cの
近くにおいて下向きにして設け、フイルターdを
開口部bの縁に固定の係止具eに係止せしめると
いう取付構造が採用されている(実開昭55−
147916号公報参照)。この取付構造の場合、フイ
ルターdはその枠の対向する2辺の中央部分を内
方へ湾曲させることにより係止具eと干渉しない
ようにして、下方より開口部bに対する取付位置
へ持ち上げ、上記湾曲を解除して枠の2辺を係止
具eに係止せしめ、逆にフイルターdを取外す際
にも枠を同様に湾曲させて係止具eから外すとい
う脱着方法がとられている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のフイルターdを枠の湾曲により脱着する
構造では、この脱着作業をバス車体の天井部の隅
の奥まつた狭い場所ですることになり、さらに、
フイルターの枠の外側に指を入れる必要があつて
作業が難しく、枠を湾曲させた際にフイルターを
破損させたり、破損に至らずとも劣化により短命
になつたりするという問題がある。また、かかる
構造ではフイルターが下方から見え易く、これを
隠す工夫が必要になるとともに、フイルターは係
止具に対し遊びをもつて支持されているだけであ
るから、車体の走行振動に伴つて振動音を発する
という問題もある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決する手段として、
冷房ダクトの開口部を横向きとなし、この開口部
の両側においてフイルターを開口部に対する取付
位置に案内する上下方向のガイドレールと、上記
フイルターを下から支える下部支えを有しこの下
部支えを支え位置に付勢しながら上記フイルター
を冷房ダクトの開口部の縁に押え付ける押え板バ
ネとを備えたバス車体の客室冷房フイルター取付
構造を提供するものである。
(作用) 上記フイルター取付構造の場合、フイルター
は、押え板バネをその付勢力に抗してフイルター
から離す方向へ変形させることにより、ガイドレ
ールを案内として上下動させ、開口部に対する脱
着を行なうことができる。そして、フイルターは
開口部に対する取付状態では押え板バネの下部支
えに支えられて下方への抜け落ちが防止されると
ともに、押え板バネの押え付けによつて開口部に
対し保持される。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、フイルターを開口部
に対する取付位置に案内する上下方向のガイドレ
ールと、フイルターを下から支え且つ開口部の縁
に押し付ける押え板バネとを設けたから、押え板
バネの変形を利用してフイルターの脱着を円滑に
行なうことができ、また、フイルター面を横向き
にしてもフイルターは押え板バネで開口部に対し
付勢した状態に保持されるため、脱落することが
ないとともに、車体振動によるフイルターの振動
音の発生が抑えられ、しかも、フイルター面が横
向きであつて下方から見え難くなるため、その隠
蔽が不要にあるいは容易になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図に基
いて説明する。
第1図に断面で示すフイルター取付構造におい
て、1はバス車体の側壁部、2はこの側壁部1に
設けられる側窓のための目除け用ロールカーテ
ン、3は客室天井の側窓側部分に設けられた冷房
機のための冷房ダクトである。この冷房ダクト3
には上記側壁1側へ横向きで且つ若干斜め下向き
になつて客室に対し開口した開口部(空気取入
口)4が設けられ、この開口部4に客室空気清浄
用のフイルター5が取り付けられている。
フイルター5は、第2図に示すように矩形のフ
イルター枠6内に通風抵抗の少ない繊維材や細孔
材を板状にしたものを組込んでなり、中央部に引
出し用ベルト7が垂下状態に設けられている。そ
して、上記開口部4の前後両側には、フイルター
5を開口部4に対する取付位置に案内する上下方
向のガイドレール8,8が設けられ、開口部4の
上側にはフイルター5の上縁部に対しその前面側
から係合する係合部材9,9と、フイルター5の
上端が当接する当てゴム10,10が設けられて
いる。上記ガイドレール8,8は、第3図に示す
如く冷房ダクト3と相俟つて断面コ字状の上下方
向に延びる案内溝を形成している。
そうして、冷房ダクト3には開口部4の下側か
ら側壁1側に張り出したブラケツト11が設けら
れている。そして、このブラケツト11にフイル
ター5を通す貫通孔12が開口しているととも
に、フイルター5の引出し用ベルト7と対応する
位置で押え板バネ13が固定されている。すなわ
ち、押え板バネ13は、ブラケツト11の先端部
から立上がつた基部13aと、この基部13aの
上端より板バネ材を開口部4側へ斜め下方に曲げ
て形成されフイルター5の下部を開口部4の下縁
部に対し押え付ける押え13bと、この押え13
bの下端より開口部4側へ曲げられフイルター5
を下から支える下部支え13cと、この下部支え
13cより下方へ延びた案内部13dとからな
る。この下部支え部13cはガイドレール8によ
るフイルター5の案内方向に対し下部が開口部4
側に位置するように傾斜し、案内部13dは上記
案内方向に対し下部支え13cとは逆の方向に傾
斜してブラケツト11の貫通孔12に臨んでい
る。
上記フイルター取付構造においては、フイルタ
ー5をブラケツト11の下から押え板バネ13の
傾斜した案内部13dに当てて持ち上げると、押
え板バネ13は基部13aの上端の屈曲角度が小
さくなるように変形してフイルター5の上部を下
部支え13cの上に案内する。そして、フイルタ
ー5をそのままガイドレール8,8に案内させて
持ち上げていくと、当てゴム10に当接した時点
でフイルター5の下端が下部支え13cの上に出
て、押え板バネ13は上記屈曲角度が大きくなる
ように変形し、下部支え13cにて引出し用ベル
ト7を介してフイルター5の下端を支えるととも
に、押え13bが引出し用ベルト7を介してフイ
ルター5の下部を開口部4の下縁部に押え付け
る。
かかるフイルター5の取付状態において、この
フイルター5は押え板バネ13による弾性的な押
えによつて冷房ダクト3に対し振動することが防
止され、また、当てゴム10がフイルター5の防
振に寄与することになる。さらに、フイルター5
は横向きになつているから、下から見上げてもそ
のフイルター面が殆ど見えなくなり、別途隠蔽手
段を用いずとも客室窓際の上隅部の見栄えを向上
させることができる。
そして、フイルター5を取外す場合、引出し用
ベルト7を把持して引き下げれば、押え板バネ1
3は傾斜した下部支え13cに受ける下向きの力
の分力により、第4図に示す如く基部13aの上
端の屈曲角度が小さくなるように変形して、下部
支え13cによるフイルター5の支えが解除さ
れ、フイルター5を下方へ円滑に取り出せること
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図はフイルター取付構造を示す縦断面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図はフイルターの取外し状
態を示す縦断面図、第5図は従来例の縦断面図で
ある。 1……車体側壁、3……冷房ダクト、4……開
口部、5……フイルター、8……ガイドレール、
13……押え板バネ、13b……押え、13c…
…下部支え。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バス車体の客室へ向けて開口した冷房ダクトの
    開口部に客室空気清浄用フイルターを取り付ける
    構造であつて、上記開口部は横向きになされてい
    て、この開口部の両側において上記フイルターを
    開口部に対する取付位置に案内する上下方向のガ
    イドレールと、上記フイルターを下から支える下
    部支えを有しこの下部支えを支え位置に付勢しな
    がら上記フイルターを冷房ダクトの開口部の縁に
    押え付ける押え板バネとを備えていることを特徴
    とするバス車体の客室冷房フイルター取付構造。
JP17083383U 1983-11-02 1983-11-02 バス車体の客室冷房フイルタ−取付構造 Granted JPS6078613U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17083383U JPS6078613U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 バス車体の客室冷房フイルタ−取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17083383U JPS6078613U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 バス車体の客室冷房フイルタ−取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6078613U JPS6078613U (ja) 1985-06-01
JPS6310970Y2 true JPS6310970Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=30372829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17083383U Granted JPS6078613U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 バス車体の客室冷房フイルタ−取付構造

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Country Link
JP (1) JPS6078613U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147916U (ja) * 1979-04-11 1980-10-24
JPH0228914Y2 (ja) * 1980-02-16 1990-08-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6078613U (ja) 1985-06-01

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