JPS6310883A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS6310883A
JPS6310883A JP61154667A JP15466786A JPS6310883A JP S6310883 A JPS6310883 A JP S6310883A JP 61154667 A JP61154667 A JP 61154667A JP 15466786 A JP15466786 A JP 15466786A JP S6310883 A JPS6310883 A JP S6310883A
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JP61154667A
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English (en)
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Masahiko Matsunawa
松縄 正彦
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Yuji Niki
仁木 祐司
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー画像をII像し画像情報として記憶する
画像処理装置に関し、更に詳しくは複数色のカラー原稿
を撮像し、各色ごとの画像情報(画像データ)を異なっ
たメモリプレーンに記憶させるようにした画像処理装置
に関する。本発明によれば、原稿を1回走査するだけで
画像情報を記憶することが可能となり高速走査という点
でメリットが大きい。
〈発明の前頭) 画像処理装置は原稿画像を例えばCCD等の光電変換素
子で画素単位で読取り、多値化処理(2埴化t8理を含
む。以下同じ)等の画像処理を行う装置である。特にカ
ラー画像処理装置は、原稿画像からの光像を色分解光学
系を用いて複数色(例えばレッドとシアン)に分解した
後、上記の画像処理を行うようになっている。
次に、カラー画像処1!l装置を実現するために必要な
色分離の技術について説明する。ブラック。
シアン、レッド系色の色分離を行う場合について考える
。第15図はそれぞれ無彩色、 fJ e (シアン)
、赤色(レッド)の各カラーチャートの分光反射率特性
を示づ図である。(イ)が無彩色の。
(ロ)が青色の、(ハ)が赤色のそれぞれ特性を示す。
何れも縦軸が反射=T8(%)、横軸が波長(0m)で
ある。そして、[、がナンブルの特性、f2が縫準濃度
板(ここでは白色11度板)の特性である。
図より明らかなように各色により分光特性に大きな差が
存在する。2g準となる白色a度数(反射率90%のも
のを使用)の出力値にて正規化を行う。今、レッドチャ
ネル、シアンチャネルの出力値をそれぞれ■、(sv、
Vcwとする。この基準溌麿板の分光特性はフラットと
なることが望まれその様子をf2 (図中一点鎖線)に
て模式的に示す。
グイクロイックミラーの分光特性はカットオフを600
 nmとづる特性のものを用い、こ札より長波長光はレ
ッドチャネル、短波長光はシアフチ1Pネルに入01す
ることとなる。カラーサンプルのレッドチャネル、シア
ンチャネルの出力値をそれぞれVR’、VC’ とする
と実際用いる画像データVR,VCは以下のようになる VR=R’/VRW Vc =Vc ’ /VCW         −(1
)このようにVC,VRはそれぞれ基準濃度を有する白
色にて正規化されているため 0≦VRこ1.0 0≦Vc≦1.0 となる。従って、原稿の反射率(反射′aa>はいねば
輝度信号を表わす尺度として 0≦VR+Vc≦2.0 を用いることにより、全ての色はO=黒紙レしル。
2.0−白紙レベル内に存在する。以上より輝度信号情
報は VR+VC・・・(2) と表わすことができる。
ここで無彩色画像の分光特性は第15図(イ)に示すよ
うにほぼフラットであるため VR’ /V* ’# =Vc ’ /Vc W−eV
R=V(・・・ (3) となる。
一方有彩色画像は特有な特性を示すためレッド系 VR
” /VFI ”11 >Vc ’ / Vc ’IT
→VR>VC シアン系 VR’ /VRIll <VC’ /Vc 
*→VIL <Vc・・・(4) となり単純に色の差を表わす軸として、V尺/VC又は
VC/VRを採用することも可能である。
この場合 ブラック系 VR/VCH1、0又ハ VC/VR= 1 、0 シアン系 0≦V* /Vc <1.、.0又は1.0
<Vc/V訳冨閃 レッド系 1.0<Vll/vC≦閃又は0≦Vc−/
VR< 1 、0  − <5 )と分朗可能で1.L
あるが、第16図に示すように無彩色軸Zに対し左右対
称型でないため取扱0が不便である。第16図で縦軸は
輝度情報(VR+VC)、横軸は色差情報(VR/VC
)である。この場合、色差情報(VR/VC)が(5)
式より明らかなようにωとなって発散している。しh1
シながら、このようにVRとVc間の何らかの形での比
を求めることでブラック、シアン、レフ1:系色の色分
離が可能であることがわかる。そこで、輝度信号全体に
含まれるレッド成分、シアン成分の割合の差異によって
色分離を行うことを検討する。
無彩色においては第15図(イ)に示すようにフラット
な分光特性を右するため眞記(3)式のようにVR’2
Vcが成り立つ。よって、−輝度信号つまり全光Fn 
(VR+VC)内に含まれるVR。
Vcのmは同等である。つまり、ブラック系(無彩色系
)では次式が成り立つ。
VR/ (VR+VC) =0.5 Vc / (VR+VC)=0.5    − (6)
一方何彩色においては(V尺+V、、c)内に会まれる
VR、VcのMには差が生ずる。つまりレッド系では 0、5 <VR、、/ (Vll +V、C)≦1.0
0≦Vc / (VR+VC)<0.5  − (7)
シアン系では O≦VR、/ (VR+Vc ) <0.50、 5 
<Vc / (VR十VC)≦1.0−(8)どなり色
差を表現する軸としてVR、/ (VR+VC)又はV
c/(V尺+Vc)を採用することによりブラック、シ
アン、レッド系色を明確に分離することが可能となる。
この方法によれば(VR+Vc )に対するVFI又は
Vcの比を求めているので第17図に示づように無彩色
軸Zに対し左右対称型となり前記のように発散すること
もない。
図に示すように色差軸にVc−/(VR−!−Vc )
を用いると レッド系 O≦VC’、/ (VR+VC) <、0.
 5ブラツク系 Vc / (VR+VC)=Q、5シ
アン系 0.5<Vc / (VR+VC)≦1.0・・・(9
) と各色を明確に分離することができる。以上より色差信
号情報は VR/ (VR+VC) 又はVc / (VR+VC)      ”・(10
)と表わすことができる。
次に前述した色分離法に基づいてブラック、シアン、レ
ッドの色域の決定を行う。理想的な無彩色系筆記具であ
れば第17図の無彩色軸Z上に位置するはずであるが、
実際には様々な黒色系筆記具及び原稿が存在するためV
c / (V尺+Vc )に対し、0.5近傍にある幅
を有する領域となる。
又、(VR+VC)値に対しその1直が小なる領域はブ
ラック系となる。よって、多少の凹凸はあるものの基本
的にブラック(無彩色)色域は第18図に示ずようにT
’7型となる。図の斜線領域がブラック(無彩色)域と
なる。
光学走査され読取りの行われた画像は出力表現されるた
め予め定められた閾値にて多1直化処理される。これま
で説明したように、多値化の対象としては原稿の輝度レ
ベル(反射率)を表わす(VR+VC)を用いても可能
であるが原稿の反q・I′a度に対応させ、この値を用
いた方が取吸い易い。
よって、ブラック、シアン、レッドの各色域ごとに(V
R+Vc )の値と原稿の反射濃度の対応を明確にする
必要がある。そこで、輝度信号情報(VR+VC)と反
射濃度との対応をブラック系。
シアン系及びレッド系の各色域ごとに行う。対応をとる
に際しては、各種チャートを色分離し、マツプ上にプロ
ットしたものと濃側した結果とを比較づ−る。そして、
濃度対応値はO〜2.0を4ビツト(16レベル)にて
対応表現する。16レベルは0から「までの16進表示
で行うと、各色域ごとにf1度対応値は第19図に示す
ようなものとなる。
第19図に示すa度対応値に基づいて第18図に示す色
域に対応した色分離マツプ(ROM内濃面濃度対応値作
成すると第20図に承りようなものとなる。図中の太線
は仮の色域領域を示す。
第21図、第22図は第20図に示す色分−1マツプに
基づく画像処理回路の従来構成例を示す図である。まず
、第21図の回路について説明する。
色分解光学系(図示せず)によりレッドチャネルとシア
ンヂャネルに色分解された光像はCCD 1 。
CCD2によって光電変換され、増幅部3に入って各増
幅器31.32によって増幅される。増幅された信号は
、続<A/D変換部4に入り、A/D変換341.42
でそれぞれディジタルデータに変換される。
Δ/D変換341の出力VRと、△/D変換器42の出
力Vcとはそれぞれ色分離情報作成手段5に入り、V穴
+VCメモリ51及びVc/(VR+VC)メモリ52
にアドレスとして与えられる。VR+VCメモリ51は
入力アドレスに対応シt、= (VR+VC) チータ
ラ出力し、Vc/(VR+VC)メモリ52は入力アド
レスに対応したVc/(VIlt→−Vc)データを出
力する。これらデータは色情報格納手段6に入り、レッ
ド・シアンメモリ61及びブラックメモリ62に(れぞ
れアドレスとしで与えられる。
レッド・シアンメモリ61.ブランクス℃すG2には第
20図に示した色分離マツプの!!域ごとの濃度対応幀
が格納されており、入力アドレスに対応した濃度対応値
が出力され、バッファ7.8にそれぞれ格納される。こ
れらバッファ7.8に格納された濃度対応値は、カラー
セレクト信号B。
B、Rを受けるカラーセレクト回路10により択一的に
選択され、出力される。第22図に承り回路の場合は、
濃度対応値を格納り゛るメモリが、ブラックメモリ62
.レッドメモリ63.シアンメモリ64と各色域ごとに
分割され、それに応じてバッファメモリが7.8.9と
追加された点が異なるだけでその他の回路は第21図と
同様である。
第23図は色分離された画像情報を各色ごとのメモリブ
レーンに格納するようにしたものである。
バッフ77〜9の出力はレッドメモリブレーン71、ブ
ラックメモリブレーン72及びシアンメモリブレーン7
3に共通に入力されているが、カラーセレクト回路10
によりこれらバッファ7〜9のうちの1個のみが開かれ
出力される。出力された画像データは、各メモリブレー
ン71〜73に共通に入っているカラーセレクト信号B
、8.R(B、8.Rコードともいう)によって択一的
に選択されたブレーンメモリに格納される。例えば、バ
ッファ8が間かれた時にはレッドに関する11度情報が
出力されるが、この時にはレッドメモリプレーン72に
格納される。
各メモリブレーンへの濃度情報の格納は、以下のように
して行われる。クロック発生器74から出力されたクロ
ックはCCD1.2にシフトクロックして入力されると
共に、計数器75に入っている。計数器75は主走査位
置、副走査ライン数を計数し、該計数器75の分周出力
は各メモリブレーン71〜73に共通にアドレス情報と
して入力されている。計数器75のクロックはCCO1
2のシフトクロックとしても用いられているので、計数
器75の出力は画素の位置情報も含んでいる。
従って、原稿画像の画素位置と対応したメモリブレーン
領域に濃度情報が格納される。
(発明が解決しようとする問題点) 前述したように従来の画像処理装置の場合、複数色の画
像情報をメモリブレーンに記憶させるためには、色の数
だけ撮像操作を繰り返す必要があった。このため、高速
の画像処理が不可能であった。本発明はこのような点に
鑑みてなされたものであって、その目的は、1回のVQ
像操作で多色画像情報をメモリに記憶することのできる
画像処理装置を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、画像を撮像し、色
分離した後、画像データとして記憶する画像処理装置に
おいて、色分離時に1画素情報を色指定情報と濃度情報
とにより構成し、前記色指定情報と各画素の位置を計数
した計数値とによりメモリの記憶先番地を指定し、対応
した31度情報を格納するように構成したことを特徴と
するものである。
(作用) 本発明では第20図に示すffi麿情報に各色を表わす
色指定情報を付加し、これら濃度情報と色指定情報を合
わせて1画素単位の画像データとする。
例えば、有彩色としてレッド(赤)とブルー(青)を考
えた時、色指定コードを 白= (1,1>−1x2+1−3 黒−(0,0)=O+O−0 赤−(1,0)=IX2+O−2 冑−(0,1)=O+1−1 と定義する。モうすると第20図でDという埴を6つ濃
度対応値は (従来)       (本発明) OD(ブラック) D    →   2D(レッド) ID(ブルー) と変化することになる。又、例えばブラックメモリには Ox (x=O−F) の形で、T字型色分離マツプの中にデータが書込まれる
が、T字型以外のflifi域(ダミー領1e! )に
は30と白のコード対応値が記入されることになる。
第24図は各色域ごとのメモリの格納状態を示す図であ
る。(イ)はブラックメモリの、(ロ)はレッドメモリ
の、(ハ)はブルーメモリの(れぞれ格納状態を示して
いる。図中のデータのうらXは濃度データ(111度対
応値)である。
(実施例) 本発明は前記した不具合を改善するために、以下に示す
ような方法を採用している。
■従来、色分離時には11度データのみしか出力しなか
ったものを、色分離時に濃度データの上位乃至は下位に
色を指定するカラーコード(色指定情報)をつけるよう
にする。
0色関係の処理(例えばカラーゴースト処理)はこのカ
ラーコードを基本として行う。
0画像データに関する処理は濃度情報に対して基本的に
処理を行う。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である
。第23図と同一のものは同一の符号を付して示す。ブ
ラックメモリ62.レッドメモリ63及びシアンメモリ
64には、1画素情報が前記した色指定情報と濃度情報
より構成されたデータがそれぞれ格納されている。VR
+VCメモリ51及びVC/(VFI−トVc)メモリ
52により共通にアドレッシングされた色分離用メモリ
62〜64からは濃度情報と色指定用のカラーコードが
出力される。このうち濃度情報分は濃度データを格納す
る各色ごとのメモリブレーン71〜73に共通に入力さ
れる。一方、カラーコードはデコーダ80に入ってデコ
ードされ、そのデコード出力は各色ごとのメモリブレー
ン71〜73にメモリセレクト信号として入力される。
カラーフードは例えば2ビツトで構成され(2ビツトあ
れば4つの色を識別することができる)、“oo”のコ
ードの時にはブラックメモリブレーン72を、“” o
 i ”の時にはシアンメモリブレーン73を、“10
″の時にはレッドメモリブレーン71をアドレスするJ
:うにする。この時、計数2!i75はC0D1.2の
シフトクロックを計数して画素の主・副走査方向でのア
ドレスを計数してメモリブレーン71〜73に与えてお
り、fローダ80出力で指定されたメモリブレーンの指
定された番地に濃度情報が格納される。このように、本
発明によれば色の数だけの1lil像操作を繰り返すこ
となく1回の九像操作で多色画像情報をメモリブレーン
に記憶することができる。
ところで、一般に複数のfl像素子を用いてカラー原稿
を撮像する場合にはカラーゴーストといわれる現象が出
現する。この場合、色指定情報を処理することによりカ
ラーゴーストの除去が可能である。従って、色分離後に
カラーゴースト除去を行い、その後に第1図で示した回
路例を用いて、同様に1回の撮像で複数色情報を記憶す
ることが可能である。又、本発明の応用として、多値化
の前に各種の画像処理を濃度情報に対して行うことも可
能・である。
(カラーゴーストの発生) (1)カラーゴーストの発生 前述したように画像データの色分離を行う場合には、2
つのCCD出力V* 、Vcの出力を塁に輝度信号情報
として (VR+VC)・・・(11)色差信号情報と
して Vc / (VR+VC)・・・(12) を演算し、これら値をアドレスとして第20図に示すよ
うな色分離ROMをアクセスする。この場合において、
COD出力の一方又は両方が出力変動を起こしたとする
と色分11fiROM内でのアドレスが変化してしまう
今、簡単のためVR、Vc共に微小醗Δ(Δ〈<VR、
VC)だけ変化したものとする。変化後のデータをVR
’、VC’ とするとVR’ 、VO2はそれぞれ次式
で表わされる。
VR’=Vk+Δ Vc’=Vc+Δ         ・(13)従って VR’ +Vc ’ =V* +Vc +2Δ ・(1
4)Vc’ / (VR’ +VC’ ) −Vc(1+(Δ/Vc))X 1/[VR+VCX (1+(2Δ/(VR+VC)))] = (Vc / (VFI +VC) ) +((VR
−Vc )Δ/ (VR+VC> 2)・・・(15) 従って、(14)式の第3項、(15)式の第2項の分
だtノ色分子ilROMのアドレスが異なることになる
。(14)、(15)式より原画がレッド(赤色)の時
にはVR+VC、Vc / (VR+VC)のアドレス
双方が増加する方向に変化し、シアン(青色)の時には
Vc / (VR+VC)が減少する方向に変化する。
第2図はこの時のROMテーブル内の位置変化を示す図
である。
以上のようにCOD出力が正規の値より変動した場合に
は色分mROM内のアドレスが変化してしまう。従って
、正規のCOD出力値の時に原画の色が各色の境界近傍
にあった時には、出力変動により色が変化してしまうこ
とになる(第3図参照)。このようにして発生した不要
色をカラーゴーストという。
(2)実際のカラーゴーストの発生要因実際のカラーゴ
ーストの発生要因としては■2つのCODの画素ずれ(
CCD1例不調整)■レンズ倍率の不調整 ■レンズ色収差 ■CC[)出力へ画像信号以外のノイズ成分等の重畳 等の要因がある。中でも■の要因は複数CCDイメージ
センサの取付精度の問題に帰着し、同一位置をCODイ
メージセンサの画素サイズ(通常は7μ又は14μ角)
より1桁下のオーダで合わせ込む必要があり、非常く、
困難な調整である。又、使用/運搬中にもこの精度を維
持する必要があり、′f1数CCI)を用いたカラー記
像装置設計上の重要課題である。以下、各項目について
説明する。
(イ)2つのCG[)の画素ずれによる場合第4図に示
すように2つのCOD (シアン系CODとレッド系C
0D)の画素が取付時に1画素ずれたとすると、黒の2
木線をffi像した時には第5図(a )のように白黒
黒白という出力が白肖黒赤白という出力となってしまう
。尚、図中のWnは白を表わしている。このように原画
と異なる色が出力してしまう。この時実際に(よ1画素
を正確に合わせることは困難であり、1/4.1/2画
素等の画素ズレが生ずる。
従って、画素ズレ邑が小さい時(はぼ1/4画素以内と
考えられるが)には、出力変動への影響が小さく、カラ
ーゴーストも出現しにくいが、画素ズレ最が大ぎくなる
と黒の回りに白黒黒白が白黒黒赤白→白青黒黒赤自とい
うようにカラーゴーストが出てくる。(b)、(c)に
示す赤、青の線パターンについても同様である。ここで
出力変動の影響よりカラーゴーストが出て(ることより
、色分離ROMテーブルにお′いて色境界から離れた所
にある色はカラーゴーストを起し難いことになる。一般
的には第20図に示すように黒色に対する色分離領域幅
が狭いために黒色に対してカラーゴーストが出易くなる
。第6図に1/2画素の画素ズレを生じた時のカラーゴ
ーストFifeを示す。
図中a領域が本来の黒領域、b領域が赤のゴースt−f
r4域、C領域が青のゴースト領域を示づ。
(ロ)レンズ倍率の不調整 カラー画像R像時には一般的にはR,G、Bの各色に対
する結像位置が同一位置であることが望ましい。一方で
レンズ設計上或いは加工上は各色ごとに結像位置が異な
っているのが一般的である。
設計上はR,G、Bの3つのうち(e線、e線。
F線のうら)2つの結像位置は一致させ得るが、他方は
異なってしまう。又、加工上からは光軸上で結像位置が
合っていても像高の大きい所では次第に一致しなくなっ
てしまう。この時例えばピント主体に各CODの取付位
置を決定したとすると、倍率が異なり、CODの端部は
と実効的に画素ズレが大ぎ(なったように見える。以上
のようなことよりカラーゴーストが発生してしまう。
第7図にこの様子を示寸、原稿91の反射光(光像)は
、レンズ92で集光された後、CCD93上に結像する
。図でAは正規結像位置、Bはピント主体に合せた時の
COD位置である。破線Cはレンズの結像面、Llは正
規の良さ、L2はピント主体に合わせた時の長さである
。この図でへの位置にシアン光像を受光するCODが、
Bの位置にレッド光を受光づ−るCCDが取付けられた
とすると、レッド光像を受光するCODでは、原画像が
長くなってしまう。従って、CODの端部へ向かう程カ
ラーゴーストが著しくなってしまう。
この図ではレンズがオーバー気味な例として示したが、
アンダー気味の時には逆に画像が短くなり、同様の効果
が生ずる。
(ハ)ノイズ成分の瑣普 2つの出力Vに、Vcの一方又は双方に突発性のノイズ
又は低周波のノイズが重畳された場合に、前者では孤立
時にカラーゴースト(点状)が発生し、後者では広い範
囲にわたってカラーゴーストが出現する。第8図はカラ
ーゴーストの発生状態を示す図である。(イ)は突発性
のノイズが重畳された場合のカラーゴーストの発生状態
を示し、(CI)は低周波のノイズが重畳された場合の
カラーゴーストの発生状態を示している。(イ)の場合
には黒のベタ部に突発ノイズが発生して青の点状カラー
ゴーストが発生している。(ロ)の場合には黒のベタ部
に赤(斜線部)の広い範囲にわたるカラーゴーストが発
生している。
(カラーゴースト処理) 本発明では、注目画素とその周辺の画素の色の出方と、
実際の着目画素の色の関係を調べておき、特定の色の出
方に対し、着目画素の色を一義的に決定するようにして
いる(カラーパターン法)。
例えば例として1次元1×7の着目画素とその回り3画
素の色の出方を見る事とすると、走査を行つて色の出方
が 白白青占黒赤白 となった時、着目画素(第4画素)の青を黒としてしま
うのである。従って、例えばこの時の青が18”という
データとすると、この処理により110811とデータ
が変化してしまう事になる。このようなカラーパターン
の例としては、第9図に示すような組合せがある。
一般にN色(白も含む)の色をM個の画素より判断使用
とするとN″個のカラーパターンがあればよい。従って
、例としτN−2〜4.M=3〜9とすると第10図に
示すようなノjラーパターン数が与えられる。ゴースト
はN−3以」二で出現するから第1.0図に示すような
数のカラーパターン数を用意しておけばカラーゴースト
が補正されることになる。この時のMの数としては少な
い方が好ましいが、通常はN=5乃至7の値で充分であ
る。Mの値が大きい程大きなゴースト分の画像を補正可
能であるが、通常はM−5で1画素分のゴーストを、M
=7で2画素分のゴーストを補正する事が可能である。
又、M=3の時には、ゴースト補正時に線が細ってしま
う事があり、余り好ましくはない。尚、上記処理におい
て、ゴースト補正後、白色以外のデータから白色に変化
した画素に対しては濃度データをOにする必要がある。
第11図は、カラーゴースト処理回路を含む画像処理・
装置を示している。第1図と同一のものは同一の符号を
付して示す。第1図について説明したと同様の動作によ
りブラックメモリ62.レッドメモリ63及びシアンメ
モリ64に画像データ(色分離データ)が格納されてい
る。これらメモリ62〜64に対して1つのアドレスが
指定されると画像データが出力される。そして、各メモ
リから出力された画像データの例えば上位2ビツトのカ
ラーコードはそのまま、下位4ビツト・の濁度情報はオ
アゲート90を介してそれぞれ別々のラッチ回路1oo
、ioiにストアされる。ラッチ回路101の出力はカ
ラーパターンROM102に入り、ラッチ回路100は
処理回路103に入つている。
例えば、1×5のカラーパターンROM102のアドレ
スとして 白白赤黒黒 のデータが入力されたものとすると、ROMアドレスは (白) (白) (赤) (黒) (黒)となり、16
進表示で3EOで示される。この3EOで示される番地
の中には黒を表わすコード、つまり0のデータが格納さ
れており、カラーパターンROM102からは(0,O
)のデータが出力される。一方、ラッチ回路100でラ
ッチされた濃度情報は、続く処理回路103で所定の処
理を行った後にn度情報として出力される。そして、こ
の濃度情報とカラーパターンROM102から出力され
たカラーコードは同11シて出力される。
このようにして、カラーコードが訂正されてカラーゴー
ストが補正されることになる。この萌、カラーパターン
ROM102の出力で処理回路103の出力が制御され
る。例えば、カラーコード(1,1)つまり白のデータ
の濃度データがOとされ、伯の色のデータはそのまま出
力される。従って、白地に点のカラーゴーストが現われ
ることはない。
上述の説明では1次元のカラーパターンを例にとって示
したが、これに限定する必要はなく、2次元のカラーパ
ターン(例えば3×3のサイズ)を使用づる事も可能で
ある。この場合には第12図に示ずように斜線部が注目
画素となる。一般的にはカラーゴースト処理においては
、ゴーストが2ベルI&度の幅まで起り得るために着目
画素の両側2ベル分のカラーを考慮する必要がある。つ
まり5画素分のサイズを必要とする。従って、1次元カ
ラーパターンの方が使い易い。これは、2次元の39合
3×3のサイズでも画素数は3x3=9となり、第10
図に示す通り262144通りのカラーパターンが必要
となり、1次元に比べ非常にパターン数が増える反面、
着目画素周辺のノjラー情報をとり込み難いことによる
尚、カラーパターンは1×7というように1次元でもよ
いしくこの場合には走査方向、副走査方向の走査が必要
。第13図参照)、3X3というように2次元でもよい
(この場合には1つの方向、例えば主走査方向へのカラ
ーパターンの移動による処理となる)。
第14図は本発明の他の実施例を示す構成ブロック図で
、カラーゴースト処理回路を含む画像処]!l!装置を
示している。第1図と同一のものは同一の符号を付して
示す。図において、110は第11図で説明したカラー
ゴースト除去回路である。
色分離メモリ62〜64に格納されている各色ごとの画
像情報を読出してカラーゴースト除去を行った後、デコ
ーダ80でセレクトされた各メモリブレーン71〜73
にS度情報を格納している。
尚、色分m後(又はカラーゴースト除去後)に濃度情報
に対して各種画像処理(例えば変倍9画像強調9階調処
理等)を施し、然る後カラーコードをデコードし、メモ
リプレーンに格納することも可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば画像情報を
色指定情報とm度情報とから構成し、色指定情報と各画
素の位nをt1数した計数値とによりメモリの記憶先番
地を指定して対応した濃度情報を格納することにより、
1回の九像操作で多色両隣情報をメモリに記憶すること
ができるので、高速画像処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示ず構成ブロック図、第2
図はアドレスの位置の変化を示す図、第3図はカラーゴ
ースト発生の説明図、第4図は2本線パターン例を示1
図、第5図は色分Wi後のカラーデータを示す図、第6
図はカラーゴースト画像例を示す図、第7図はレンズ倍
率不調整の時の画素ずれを示す図、第8図はカラーゴー
スト画像例を示す図、第9図はカラーパターン例を示す
図、第10図はカラーパターン数を示す図、第11図は
カラーゴースト除去回路の一例を示す構成ブロック図、
第12図はカラーパターン例を示す図、第13図はカラ
ーパターンの走査方向を示す図、第14図は本発明の他
の実施例を示す構成ブロック図、第15図は各カラーチ
ャートの反射率を示す図、第16図乃至第18図は各色
域ごとの色分離マツプ例を示す図、第19図は各色域ご
との温度対応値を示す図、第20図は色分離マツプ例を
示す図、第21図乃至第23図は従来装置の回路例を示
す図、第24図は各色域ごとの濃度データの配置例を示
す図である。 1.2.・・・CCD   3・・・増幅部4・・・A
/D変換部  5・・・色分離情報作成手段6・・・色
情報格納手段 7,8.9・・・バッファ10・・・カ
ラーセレクトlil路 31.32・・・増幅器 41.42・・・△/D変換器 51 ・=V* +Vcメモリ 52・・・Vc / (V* +Vc )メモリ61・
・・レッド・シアンメモリ 62・・・ブラックメモリ 63・・・レッドメモリ 64・・・シアンメモリ71
・・・ブラックメモリブレーン 72・・・レッドメモリブレーン 73・・・シアンメモリブレーン 74・・・クロック発生器 75・・・計数回路 80・・・デコーダ 90・・・オアグー]・ 100.101・・・ラッチ回路 102・・・カラーパターンROM 103・・・処理回路 110・・・カラーゴースト除去回路 特許出願人  小西六写真工業株式会社代  理  人
   弁理士  井  島  藤  治外1名 第1 図 第6図 G11ii臘 bH>ホのゴースト@域゛ C;貴切ゴースト個 第8図 (イ) 第9図 着目画素 第10図 角等12  図 X3 第13図 IX7カラーパターン カラーゴースト出現画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像を撮像し、色分離した後、画像データとして
    記憶する画像処理装置において、色分離時に1画素情報
    を色指定情報と濃度情報とにより構成し、前記色指定情
    報と各画素の位置を計数した計数値とによりメモリの記
    憶先番地を指定し、対応した濃度情報を格納するように
    構成したことを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)前記1画素情報に対し、カラーゴースト除去を行
    つた後、記憶先番地に対応した濃度情報を格納するよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画
    像処理装置。
JP61154667A 1986-06-30 1986-06-30 画像処理装置 Pending JPS6310883A (ja)

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JP61154667A JPS6310883A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 画像処理装置
EP87109332A EP0251278B1 (en) 1986-06-30 1987-06-29 Image processing method and apparatus therefor
DE3751614T DE3751614T2 (de) 1986-06-30 1987-06-29 Bildverarbeitungsverfahren und Vorrichtung dazu.
US07/256,917 US4980758A (en) 1986-06-30 1988-10-12 Image processing technique for processing digital color image information

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