JPS6310847Y2 - - Google Patents

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JPS6310847Y2
JPS6310847Y2 JP1980031889U JP3188980U JPS6310847Y2 JP S6310847 Y2 JPS6310847 Y2 JP S6310847Y2 JP 1980031889 U JP1980031889 U JP 1980031889U JP 3188980 U JP3188980 U JP 3188980U JP S6310847 Y2 JPS6310847 Y2 JP S6310847Y2
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JP
Japan
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opening
washing
tank
cleaning
closing lid
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JP1980031889U
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JPS56137785U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として、洗滌槽内において自動車部
品、機械工具の部品等の部材を収容した収容かご
を回転させ、収容かご内の部材に洗滌液或いは洗
油を噴射せしめてその洗滌を自動的に行う洗滌機
に関するものである。
従来の斯かる洗滌機においては、洗滌槽内への
部材の収容、取り出しを行う開口部は洗滌槽の前
面(側面)に設けられており、この開口部に開閉
扉が開閉自在に取り付けられていた。したがつ
て、この場合には、洗滌槽内において部材収容か
ごの回転に伴つて遠心力によりその回転方向に飛
散する洗滌液が洗滌槽外部へ飛散するのを防止す
るために、開閉扉と開口部との接触部に厳重にパ
ツキングを施す必要があつた。また、パツキング
としてゴム製のものを使用した場合には、洗剤も
しくは洗油を使用しているため長期使用時にはパ
ツキングが劣化して使用目的を達しないおそれが
あり、また、フエルトもしくは石綿等のパツキン
グを使用した場合にはその張り付ける手間が煩雑
であるとともに、フエルトもしくは石綿より生ず
る塵埃が洗滌槽内に混入し洗滌効果を低下せしめ
るという難点を有していた。
本考案は、洗滌槽に設ける開口部の位置および
開口部および開閉蓋の嵌合構造に簡潔にして格別
な工夫を施すことにより、パツキングを全く必要
とせず上記難点を解消し得る洗滌機における洗滌
槽の開口部の開閉装置を提供することを目的とす
る。
別紙図面について本考案実施の一例を説明す
る。1は、洗滌機における洗滌槽で、該洗滌槽1
の上面には開口部2が設けられており、この開口
部2の周縁内部は、階段状の段部を有する断面形
状に形成されている。即ち、開口部2の周縁内部
は、第5図および第6図示のように、洗滌槽1の
上面板11より垂下する直立片21と、その先端部
より洗滌槽1の中央部側に向つて下方に傾斜する
第2段部片22と、その先端部より垂下する直立
片23と、その先端部より洗滌槽1の中央部側に
向つて水平方向に延出する第1段部片24とから
なつている。3は、開口部2に蝶番4を介して開
閉自在に取り付けられた開閉蓋で、開口部2の階
段状の周縁内部に嵌合するべく、その下側周縁外
部は開口部2の周縁内部の断面形状に対応する形
状となつている。即ち、第5図および第6図に示
すように、開閉蓋3の周縁より垂下し前記開口部
2の直立片21に嵌合する直立嵌合片31と、傾斜
状の第2段部片22に嵌合する傾斜嵌合片32と、
直立片23に嵌合する直立嵌合片33と、水平状の
第1段部片24の先端部に嵌合する直立嵌合片34
とからなつており、直立嵌合片31と33の縦巾
(深さ)はほぼ同一巾であるが、最下段の直立嵌
合片34の縦巾はそれより小さく約1/4程度となつ
ている。5は、洗滌槽1の底面板に軸受けを介し
て回転自在に装着された回転シヤフトで、該回転
シヤフト5はスプロケツトとチエーン6を介して
モータ7と接続されている。回転シヤフト5上部
には放射状の支持腕を介して金鋼製の部材収容か
ご8が固定されている。9は、部材収容かごの蓋
で同じく金鋼製である。10は、洗滌槽1の下方
に配置された洗滌液もしくは洗油タンクで、接続
パイプ11を介して洗滌槽1と接続されている。
12は、ポンプで、吸引側には接続パイプを介し
て洗滌液もしくは洗油タンク10が、吐出側には
接続パイプを介して洗滌槽1内に上下左右に亘つ
て配置されている噴出パイプ13が夫々接続され
ている。14は、洗滌機の上部に取り付けられた
ホイストで、洗滌機の上部に回動可能に取り付け
られた支柱141と、支柱141に固定された取付
板142と、取付板142に枢着されたウオームホ
イール143と、取付板142に枢着されるととも
にウオームホイール143と噛み合うウオームを
固定せるハンドル軸144と、ハンドル軸144
接続されたハンドル145と、ウオームホイール
143の回転軸に一端を固定された滑車を介して
延出した他端先端部にフツク146を有するワイ
ヤー147とからなつている。
しかして、上記実施例に係る洗滌機の作用につ
いて説明する。
開閉蓋3を開いて部材収容かご8内に自動車部
品、機械工具の部品等の部材を収容し、開閉蓋3
を閉じる。その際重量物はホイスト14を利用し
て部材収容かご8内に収容する。モータ7を駆動
し、回転シヤフト5を介して部材を収容した部材
収容かご8を回転させ、ポンプ12を駆動して噴
出パイプ13より洗滌液もしくは洗油を部材に対
して噴射し、部材の洗滌を行う。洗滌液もしくは
洗油は部材収容かご8、その蓋9、かご内の部材
に当接して洗滌槽1内において飛散するが、部材
収容かご8、その蓋9およびかご内の部材は回転
しているので、その遠心力により、飛散した洗滌
液もしくは洗油の飛沫は主として洗滌槽1内の側
壁に衝接する量が多く、上面即ち開閉蓋3の内面
側に衝接する量は比較的少ない。したがつて、洗
滌槽の開口部およびその開閉蓋が洗滌槽の上部に
設けられているので、従来の洗滌機のように開閉
蓋が洗滌槽の前面(側面)に設けられている場合
と異なり、洗滌槽の開口部と開閉蓋との間にパツ
キングを厳重に施さなくても、洗滌液もしくは洗
油の飛沫が洗滌槽外部にまで飛散するのを極力防
止することができる。そして、開閉蓋3の外周面
およびこれを嵌合する洗滌槽1における開口部2
の内周面の形状は単なる平板状のものではなく、
段部を有する階段状に形成されているため、パツ
キングを施さなくても洗滌液もしくは洗油の飛沫
の洗滌槽1外部への飛散を確実に防止することが
できる。さらに、開閉蓋3の外周面と開口部2の
内周面の階段状の形状が、直立嵌合片34と第1
段部片24とを有しない単に傾斜嵌合片32と傾斜
状の第2段部片22の1段のみを有する階段状の
ものである場合には、第2段部片22へ続く直立
片23と直立嵌合片33との接触面に直接洗滌槽1
内において飛散している洗滌液もしくは洗油の飛
沫が衝接するので、その飛沫がともすると洗滌槽
1の上部外面へ漏出するおそれがなきにしもあら
ずであるが、第5図および第6図のように第1段
部片24と直立嵌合片34を設けることにより、第
2段部片22へ続く直立片23と直立嵌合片33
の接触面に直接洗滌液もしくは洗油の飛沫が衝接
しないようになしているので、パツキングを施さ
なくても洗滌槽1外部への洗滌液もしくは洗油の
飛散を完全に防止することができる。
本考案は叙上のように、洗滌槽における開口部
を洗滌槽の上面に設けるとともに、その開口部を
閉塞する開閉蓋の外周面およびそれを嵌合する開
口部の内周面の形状を段部を有する階段状に形成
したので、従来の洗滌機と異なり、開閉蓋と洗滌
槽の開口部との嵌合面にパツキングを施す必要が
なく、洗滌槽内において飛散する洗滌液もしくは
洗油の飛沫が洗滌槽外部に飛散するのを確実に防
止することができるとともに、上述のパツキング
を使用することによりその材質に起因して生ずる
弊害を防止することができる。また、開閉蓋を洗
滌槽の側面に設けた場合には洗滌液もしくは洗油
の飛沫の衝接により開閉蓋が開いてしまうおそれ
があるので、必ず開閉蓋をロツクしておく必要が
あるが、本考案においては開閉蓋は洗滌槽の上面
に位置しているとともに、階段状の段部形状とな
つているので、その自重により開閉蓋が開くおそ
れはなく、開閉蓋のロツクを不要となすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の一例を示すもので、第1図
は洗滌機の平面図、第2図は同上正面図、第3図
は同上側面図、第4図は開閉蓋と洗滌槽の開口部
とを示す拡大平面図、第5図は同上正面図、第6
図は第4図のA−A断面図である。 1……洗滌槽、2……開口部、3……開閉蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗滌機における洗滌槽の上面に設けた開口部の
    周縁内部を階段状の段部を有する断面形状に形成
    し、該洗滌槽の開口部に、下側周縁外部を前記洗
    滌槽の開口部の周縁内部における階段状の段部を
    有する断面形状に対応する断面形状となした開閉
    蓋を開閉自在に設けたことを特徴とする洗滌機に
    おける洗滌槽の開口部の開閉装置。
JP1980031889U 1980-03-13 1980-03-13 Expired JPS6310847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980031889U JPS6310847Y2 (ja) 1980-03-13 1980-03-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980031889U JPS6310847Y2 (ja) 1980-03-13 1980-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56137785U JPS56137785U (ja) 1981-10-19
JPS6310847Y2 true JPS6310847Y2 (ja) 1988-03-31

Family

ID=29627706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980031889U Expired JPS6310847Y2 (ja) 1980-03-13 1980-03-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6310847Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250012Y2 (ja) * 1974-04-26 1977-11-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56137785U (ja) 1981-10-19

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