JPS63107687A - 油圧式石割り機 - Google Patents

油圧式石割り機

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Publication number
JPS63107687A
JPS63107687A JP16283587A JP16283587A JPS63107687A JP S63107687 A JPS63107687 A JP S63107687A JP 16283587 A JP16283587 A JP 16283587A JP 16283587 A JP16283587 A JP 16283587A JP S63107687 A JPS63107687 A JP S63107687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
wedge
pressing pieces
main body
wedge rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16283587A
Other languages
English (en)
Inventor
辻 好三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Engineering Works Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Engineering Works Co Ltd filed Critical Yamamoto Engineering Works Co Ltd
Priority to JP16283587A priority Critical patent/JPS63107687A/ja
Publication of JPS63107687A publication Critical patent/JPS63107687A/ja
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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、岩石にあらかじめ穿孔されている下孔に1
対の押圧片を挿入し、油圧を利用して該抑圧片の間隔を
押し拡げることにより岩石を破壊するようにした石割り
機に関する。
市街地付近の宅地造成などでは、比較的振動の少ない低
速火薬を用いて岩石の破壊を行なうことが多かったが、
この低速火薬を用いてもかなりの騒音や振動が発生する
ので、公害防止上よりすぐれた岩石破壊法に対する要望
が強かった。このような要望に沿うものとして、火薬を
用いず油圧で岩石を破壊するようにした油圧式の石割り
機が開発されているが、従来の油圧式石割り機は一般に
小型であり、破壊力の点で必ずしも満足できるものでは
なかった。
また、仮りに従来の油圧式石割り機をそのまま大型化す
るとしても、そのままでは取扱いが困難で実用上不便で
あるという問題点がある。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記事情に鑑みられたもので、取扱いに便利
でより強力な破壊力を付与することができるような大型
の油圧式石割り機を提供するものである。これについて
以下に説明する。
この発明にかかる油圧式石割り機は、岩盤に設けた下穴
に挿入される1対の棒状抑圧片および油圧シリンダのピ
ストンロッドに連結され、油圧によって前記押圧片の間
隙部に挿入される楔棒をそなえ、下穴中の押圧片の間隔
を楔棒で押し拡げることにより岩石を破壊するようにし
た油圧式石割り機であって、岩盤に設けた下穴に挿入さ
れる1対の棒状押圧片および油圧シリンダのピストンロ
ッドに連結され、油圧によって前記押圧片の間隙部に挿
入される楔棒をそなえ、下穴中の押圧片の間隔を楔棒で
押し広げることにより岩石を破壊するようにした油圧式
石割り機であフて、本体側部に該本体のまわりを自在に
回転する吊り金具が設けられていることを特徴としてい
る。以下、図面にあられされた実施例にもとづいてこの
発明を説明する。
[実施例] 第1図はこの発明にかかる油圧式石割り機の1例をあら
れす断面図、および第2図はその先端部の側面図である
。また、第3図は第2図におけるx−X断面図である。
この油圧式石割り機は円筒状の本体1をそなえ、この本
体1は主として前部に設けられた前筒部2と、後部に設
けられたシリンダチューブ3とで構成されている。前筒
部2には1対の棒状押圧片4の後部と、両押圧片4の間
隙部に挿入された楔棒5の後部が嵌入している。
前筒部2に嵌入した押圧片4の後部はやや隆起し、その
後端部には第4図に示すように横方向に張り出した突出
片6が設け、られている。前筒部2の前端部内面には保
持リング7がボルト8により固定されており、該保持リ
ング7の内側には、両押圧片4をとりまくゴムリング9
および該ゴムリング9が当接する押えリングIOが配設
されている。前筒部2の前端面には口金11がボルト1
2により糊着されており、前記ゴムリング9や押えリン
グIOが前方に逸脱することを防止する。押圧片4の両
側の突出片6の長さは保持リング7の内径よりも大きい
ので、保持リング7が取り付けられた状態では押圧片4
が前方に抜は落ちることはない。前筒部2の中間部は2
重壁構造となっており、その内壁13の内側にスリーブ
14が嵌合している。スリーブ14は前端部にフランジ
14aをそなえ、後端部外周部にねじ14bをそなえて
いる。このフランジ14aを内壁13の前端部に当接さ
せた状態でねじ14bにナツト15を螺着することによ
りスリーブ14が固定される。スリーブ14とナツト1
5の螺着部には、ゆるみ止め用の止めねじ16が螺着さ
れている。スリーブ14の前端面には当接リング■7が
ねし止めされている。なお、前筒部2の外周部には前部
に複数個の把手19がそれぞれ設けられている。さらに
、前筒部2の後部外周面には溝20が設けられ、これに
吊り金具21をそなえた取付はリング22が回転自在に
嵌合している。
つぎに、前筒部2の後側には同志のシリンダチューブ3
がボルト23により接続されている。シリンダチューブ
3の内部にはピストン24が保持され、こわらシリンダ
チューブ3とピストン24とで油”圧シリンダを構成し
ている。ピストン24から前方に突出するピストンロッ
ド25の軸部の先端部には、内面にねじの設けられたね
しソケット25aが設けられ、このねじソケット25a
にピストンロッド25の先端部となる楔棒支持具26が
螺着されている。これらピストンロッド25の軸部と楔
棒支持具26の螺着部には、ゆるみ止め用の止めねじ2
7が設けられている。楔棒支持具26の前部には楔棒5
の?&端部が嵌合する凹部28が設けられている。
楔棒5の後端部にはその外周面に沿って溝5aが形成さ
れており、この溝5aと楔棒支持具26の内周面に穿設
されたボール溝26aとの間で複数の鋼球29が保持さ
れている。すなわち、楔棒5と楔棒支持具26とは、そ
れぞれに設けられた溝に部分的に嵌入した複数の鋼球2
9によって連結されている。
なお、鋼球投入口30は、楔棒支持具26の一箇所に設
けられているが、閉塞ねじ30aによって閉塞され、鋼
球の外部への逸脱が防止される。
楔棒5の後端面5bは凸状の球面として形成され、この
面が当接する楔棒支持具26の凹部28の底面28aが
上記楔棒5の凸状球面に密着するような凹状球面として
形成されている。このため、楔棒5と楔棒支持具26と
の接触面積が広くなり、両者の間の力の伝達が効果的に
行われるのである。楔棒5の後端部とピストンロッドの
前端部とが平面で接触するようにした従来の油圧式石割
り機では、使用中に両者の接触が部分的なものとなりや
すく、楔棒5が曲げ力を受けて後部で折損することが多
かったが、本発明では球面で接触するため力が軸方向に
うまく伝達されるようになり、このような折損事故を防
止することができるのである。なお、上記楔棒5と楔棒
支持具26の接触面を球面とするかわりに、球面に近い
曲面として形成しておいてもよいが、球面として形成し
ておくのが最も好ましい。また、楔棒支持具26をピス
トンロッドの軸部と別体に製作せず、ピストンロッド2
5の軸部と一体に形成してもよいが、楔棒5との連結部
は特に損耗が激しいので、図示例のように別体に製作し
、この部分だけを交換できるようにしておくのが好まし
い。
シリンダチューブ3の前端開口部は前蓋31によって覆
蓋されており、この前蓋31の内面をピストンロッド2
5が摺動する。ピストンロッド25は前進時にはスリー
ブ14内に突出するが、スリーブ14の内径は上記前蓋
31の内径よりもやや大きく、しかも楔棒支持具26の
外径がピストンロッド25の外径よりもいくらか大きく
なっているので、ピストンロッド25の外周面がスリー
ブ14に接触して傷つくことが効果的に防止される。ピ
ストンロッド25の後端部にはピストン24が螺着され
、該螺着部にゆるみ止め用の止めねじ32が螺着されて
いる。また、ピストン24および前蓋31の必要個所に
0リング33.33’およびパツキン34.34’がそ
わぞれ配設されている。なお、シリンダチューブ3の後
部外面には操作弁35と油圧ゲージ35′が設けられ、
後端部には吊り金具41が設けられている。
ピストンロッド25を前進させるための作動油は、油圧
ホース42を通って操作弁35に供給され、操作弁35
から油路36を通ってピストン24の後部へ供給される
。ピストンロッド25を後退させるための作動油は油路
37を通ってピストン24の前部へ供給される。前進の
際には油路37はピストン前方の油の還流路となり、後
退の際には油路36がピストン後方の油の還流路となる
第5図は本発明にかかる大型の油圧式石割り機に用いら
れる油圧ユニットの1例の回路図であり、バックホー、
パワーショベルなどの油圧式台車の油圧ユニットから取
り出され、切換弁38に供給される作動油(油圧175
 kg/crn”、流量100〜120 Jl/m1n
)を用いて油圧ポンプ39に直結された油圧モータ40
を回転させ、高圧の作動油(油圧350 kg/crn
”、吐出fft3017min)を得るようにした例を
あられす。この作動油が前記油圧シリンダに供給される
が、この作動油により1100 )ン程度の岩割り力を
そなえた大型の油圧式石割り機を作動させることができ
る。なお、上記油圧モータ40のかわりに電動モータを
用いてもよい。
この油圧式石割り機は、主としてバックホーなどの油圧
式台車のアームに吊り下げて使用される。例えば、前記
大型の油圧式石割り機の場合には、先ずクローラドリル
などを用いて被加工前の所定個所に直径100m+n 
、深さ1500mm程度の下穴を必要数だけ穿孔する。
つぎに、この下穴に内押圧片4を挿入し油圧を作動させ
て、内押圧片の間隙部に挿入されている楔棒5を前進さ
せる。内押圧片4の内面はともに角αをなす傾斜面とし
て形成され、こわら両面に接触する楔棒5の両面も上記
内傾斜面に適合する傾斜面として形成されているので、
楔棒5の前進とともに内押圧片の間隔が押し拡げられて
岩石が破壊されるのである。上記大型の石割り機では、
角αの大きさは2度52分程度、楔棒5のストロークは
50cm程度とすればよい。また、内押圧片を重ね合わ
せた場合の先端部の直径りを95mm程度とし、これが
最大120mm程度になるまで開くようにしておけばよ
い。楔棒5を前進させるときには、押圧片4の突出片6
の前面が保持リング7の後端面に当接し、逆に楔棒5を
後退させるときには、押圧片4の後端面が当接リング1
7の前面に当接する。
なお、下穴が下向きに穿孔されている場合は吊り金具4
1を利用して本体1を台車のアームに吊り下げることが
でき、このとき胴部の把手19を握って位置決めを行う
ことができる。また、下穴が横向きに穿孔されている場
合は、本体側部に設けた吊り金具21を利用して横向き
に吊り下げることができる。この場合、図示例のように
吊り金具21を回転自在に設けておけば押圧片の向きを
変える場合にきわめて便利である。
以上に説明した如く、この発明にかかる油圧式石割り機
は、本体の側部に該本体のまわりを自在に回転する吊り
金具が設けられているので、横向きの下穴に対し本体を
台車のアーム等に吊り下げて使用することができるとと
もに、本体をその軸まわりに回転させて加圧方向を任意
に選択することができるようになり、実用上きわめて便
利であるとともに、効果的な破砕を行なうことが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる油圧式石割り機の1例をあら
れす断面図、第2図はその先端部の側面図、第3図は第
2図におけるX−x断面図、第4図は抑圧片の後端部の
平面図、および第5図はこれに用いられる油圧ユニット
の1例の回路図である。 1・・・本体  2・・・前筒部 3・・・シリンダチューブ  4・−押圧片5・・・楔
棒  5 b −・・後端面2ト・・吊り金具  24
・・・ピストン25・・・ピストンロッド  26・・
・楔棒支持具28・・・凹部  28a−・・底面 特許出願人 株式会社山本鉄工所(ばか1名)代 理 
人  弁理士  菅 原 弘 志第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)岩盤に設けた下穴に挿入される1対の棒状押圧片
    および油圧シリンダのピストンロッドに連結され、油圧
    によって前記押圧片の間隙部に挿入される楔棒をそなえ
    、下穴中の押圧片の間隔を楔棒で押し広げることにより
    岩石を破壊するようにした油圧式石割り機であって、本
    体側部に該本体のまわりを自在に回転する吊り金具が設
    けられていることを特徴とする油圧式石割り機。
JP16283587A 1987-06-30 1987-06-30 油圧式石割り機 Pending JPS63107687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16283587A JPS63107687A (ja) 1987-06-30 1987-06-30 油圧式石割り機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16283587A JPS63107687A (ja) 1987-06-30 1987-06-30 油圧式石割り機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63107687A true JPS63107687A (ja) 1988-05-12

Family

ID=15762150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16283587A Pending JPS63107687A (ja) 1987-06-30 1987-06-30 油圧式石割り機

Country Status (1)

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JP (1) JPS63107687A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5824713B1 (ja) * 2015-05-08 2015-11-25 株式会社神島組 ブレーカおよび当該ブレーカを用いた破砕方法
JP5857375B1 (ja) * 2015-09-07 2016-02-10 株式会社神島組 ブレーカ、打撃伝達部材、割岩工具および破砕方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5824713B1 (ja) * 2015-05-08 2015-11-25 株式会社神島組 ブレーカおよび当該ブレーカを用いた破砕方法
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