JPS6310710A - 化粧料除去剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化粧料の除去剤、更に詳しくは、口紅、頬紅、
アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、ファンデーシ
ョン、おしろい、乳液、クリーム及び美爪料等の化粧料
を極めて容易かつ安全に除去することのできる化粧料除
去剤組成物に関する。

〔従来の技術〕

従来、皮膚、唇、眼の周囲に施した化粧料を除去するに
は、乳化型の洗浄用化粧品、例えば洗顔クリーム、クレ
ンジングクリーム等が、また爪に施した美爪料の除去に
はアセトンを中心とした複数の有機溶剤を主成分とする
美爪料除去剤が使用されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、これらの洗浄用ｒヒ粧品な、使用後水あ
るいはアルコール類、ベンジン類で６しい落す必要があ
る。しかし水で洗ａ■する場合にはその設備がある場所
でないと使用できないという欠点があり、またアルコー
ル類等で洗浄すると皮脂が一緒に除去されて白くなった
り、カサカサになったりする欠点がある。また上記美爪
料除去剤は、有機溶剤を主成分とするため、爪の油分、
水分が除去されて、爪の白変、黄変、亀裂等の劣化、損
傷を伴ない、使用中の不快臭、火気に対する危険などの
欠点を有するものであった。

従って、皮膚、爪等に障！ｆを与えることなく、しかも
水洗を必要としない化粧料除去剤が望まれていた。

〔問題点を解決するための手段〕

斯かる実状に鑑み、本発明者らは鋭意研究を行った結果
、油と揮発性シリコーンオイルまたは／および低級アル
コールを配合したものが上記目的にかなうことを見出し
、本発明を完成した。

すなわち１本発明は、植物油、動物油及び合成油から成
る群から選ばれる１種又ｒｉ２種以上の油、並びに揮発
性シリコーンオイルまたは／および低級アルコールを含
有することを特徴とする化粧料除去剤組成物を提供する
ものである。

本発明に用いる植物油、動物油または合成油において、
植物油としては、例えば万す−プ油、アーモンド油、ホ
ホバ油、落花生油、月見草油、マカデミアナツツ油、ひ
まし油、やし油、カカオ脂、パーム油、パーム核油、サ
フラワー油、サンフラワー油、紅花油、硬化やし油、硬
化パーム油、アボカド油、グレープシード油、ゴマ油、
サザンカ油、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタ
ネ油、バーシック油、Ｍ実油等が挙げられ、動物油とし
ては、例えばラノリン及びラノリン誘導体、タードル油
、モルモット油、ミンク油、ミツロウ、スクワラン、ス
クワレン、プリスタン、牛脂、硬化油、豚脂、卵黄油、
セラック、ミツロウ等が挙げられ、合成油としては１例
えばα−オレフィンオリゴマー、流動ポリイソブチレン
、プリスタン、ワセリン、パラフィン、流動パラフィン
、イソパラフィン、グリセリントリー２−エチルヘキサ
ノエート等の脂肪酸トリグリセライド、ミリスチン酸イ
ソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル。

バルミチン酸イソプロピル等のエステル及びプロピレン
グリコール脂肪酸エステル等が挙げられる。

これらの中でも、特に、ホホバ油、スクワラン、グリセ
リントリー２−エチルヘキサノエート、ミリスチン酸オ
クチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、イソパラ
フィン、ジペラルゴン酸プロピレングリコールが好まし
い。

これら油性基剤は単独で用いても、２種以上混合して用
いてもよく、これらは全組成の５〜９５重量％（以下、
単にチで示す）配合するのが好ましい。

本発明に用いる揮発性シリコーンオイルとしては、揮発
性を有するシリコーンオイルでおればいかなるものでも
使用可能であり、例えば、１０Ｃ３以下の鎖状ジメチル
ポリシロキサン、５量体以下の環状ジメチル７０キサン
、シリコーンポリエーテルコポリマーが挙げられる。特
にシリコーンポリエーテルコポリマーは次式で表わされ
るジメチルポリシロキサンオキシアルキレン共重合体が
好ツしい。

（式中、Ｘは３〜１０、ｙは１〜５、ａは１０〜１７の
数を示す） また、低級アルコールとしては、例えばメタノール、エ
タノール、プロパツール、インプロパツール、ブタノー
ル等が挙げられるが、これらの中でも、特にエタノール
、インプロパツールが好ましい。これらの揮発性シリコ
ーンオイル及び低級アルコールは単独で用いても、２１
以上混合して用いてもよく、これらは全組成の５〜９０
％配合するのが好ましい。

本発明の化粧料除去剤組成物には、上記必須成分の外に
、必要により、研磨微粒子粉体、加水分解コラ−ケン、
ビタミン類、殺菌剤、薬効剤、リン脂質、酸化防止剤、
防腐剤、着色料、香料等を適宜配合することができる。

就中、研碧微粒子粉体としては、粒径０．１〜５μｍの
微粒子シリカ、炭酸カルシウム、酸化クロム、酸化ナタ
ン、カオリン、マイカ、メルク、セリサイト等が挙げら
れ、これらはヒーズ状に特に加工されていないものが好
ましい。

本発明の化粧料除去剤組成物は、適当な容器に充填して
（重用に供されるが、容器については特に限定されない
。

本発明品は以上の様な化粧料除去剤組成物であるから、
これを使用するには、適用皮膚に少量塗布あるいは噴霧
し、ティシュペーパー、不織布等で拭き取る方法、当該
組成物を含浸あるいは数回噴霧したティシュペーパー、
不織布等で拭き取る方法等によって行えばよい。

本発明の化粧料除去剤組成物を紙、不織布等の支持体に
含浸させる場合、支持体の秤量としては特に限定はされ
ないが、例えば紙では２０〜２００’ｔ／ｒｒ？、不織
布では３０〜３００　Ｐ／ｎ？程度が好ましい。また含
浸量は支持体の材質又は含浸液の組成等によって異なる
が、例えば支持体が紙の場合には支持体重量に対し４０
〜２００％、不織布の場合には５０〜４００チ程度が好
ましい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、皮膚に障害を与えることなく、洗浄設
備が不要で、しかも容易に化粧料の除去ができる化粧料
除去剤を提供することができる。

〔実施例〕

以下に実施例をあげて本発明を更に詳しく説明する。

実権例１ 下記第１表に示す組成の化粧料除去剤組成物？蓄圧式ポ
ンプボトルに充填し、ディツシュペーパーに噴霧し、１
０人の上腕に引いた口紅の除去率、使用感、使用後の皮
膚の状態について調査し１こ。

結果を第１表に示す。

、・ノ　１グ　−゛　ｖ′？ 評価基準 ｙ、＋、　Ｈ°５；゛・１′コ 第１表 利体トーレ・シリコ−７＠製環状ポリシメチルシロキサ
ン実・）也８２リ　２ ＄２表に示すファンチージョンについて、実、施例１と
同様にして評価した。その結果を第２表に示す。

第　２　表 ＊、＊及び割体は第１表と同じ 実施例３ （１）シペラルゴン啼プロピレングリコール　　　　４
０．０　％（３）ブチルアルコール　　　　　　　　　
　３０．０（４）香料　　　　　　　　０．６ （５）リン脂質　　　　　　　　　　　　　　　　０．
０５（６）　　ビタミンＡ　　　　　　　　　　　　　
　　　　Ｏ，０５（１）、（２）の混合物に（３）を加
えて攪拌し、これに（５）、（６）を添加して溶解後、
（４）を加え化粧料除去剤を得た。

実施例４ （１）　　ジペラルゴン酸プロピレングリコール　　　
　８０．０％（２）エチルアルコール　　　　　　　　
　　　１８．８５（３）マイカ（粒径１μ）　　　　　
　　　　　　０３０（４）カロ水分解コラーゲン　　　
　　　　　　　　　０．０５（５）リン脂質　　　　　
　　　　　　　　　　　０．０５１６）ビタミンＡ　　
　　　　　　　　　　　　　　Ｏ，０５（７）着色料（
赤色１０２号）　　　　　　　　　−０，１０（８）香
料　　　　　　　　０．６０ ｆｉ＋、（２）を攪拌混合し、これに（４）、＋５１．
　＋６）を溶解後（３）を加えて両押分散させ、更に（
７）、（８）を添加してネイルエナメルリムーバーｔ−
４７’ｌ−０上で得たネイルエナメルリムーバーを美爪
料使用経験者２０名の実使用テストにて評価した。結果
を第３表に示す。表中の数字は、設問に対して肯定の回
答をした人の数を示す。

第３表 第３表から明らかなように、本発明の不イルエアメルリ
ムーバーはエナメルの落ちが良く、使用後の爪に異常が
起こらず、不快な感触、臭いのないものであることが確
認され、高い評価を得た。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、植物油、動物油及び合成油から成る群から選ばれる
   １種又は２種以上の油、並びに揮発性シリコーンオイル
   または／および低級アルコールを含有することを特徴と
   する化粧料除去剤組成物。 ２、揮発性シリコーンオイルが鎖状ジメチルポリシロキ
   サン、還状ジメチルポリシロキサン又はシリコーンポリ
   エーテルコポリマーである特許請求の範囲第１項記載の
   化粧料除去剤組成物。 ３、低級アルコールがエタノール又はイソプロパノール
   である特許請求の範囲第１項記載の化粧料除去剤組成物
   。 ４、油の配合量が全組成の５〜９５重量％で、揮発性シ
   リコーンオイルまたは／および低級アルコールの配合量
   が全組成の５〜９０重量％である特許請求の範囲第１項
   記載の化粧料除去剤組成物。