JPS6310514Y2 - - Google Patents

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JPS6310514Y2
JPS6310514Y2 JP3088280U JP3088280U JPS6310514Y2 JP S6310514 Y2 JPS6310514 Y2 JP S6310514Y2 JP 3088280 U JP3088280 U JP 3088280U JP 3088280 U JP3088280 U JP 3088280U JP S6310514 Y2 JPS6310514 Y2 JP S6310514Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、分離配置した発光装置と受光装置と
の間に流入する煙による光の減光量から火災を検
出するようにした減光式の煙感知器に関する。
従来、この種の減光式煙感知器では、分離して
設置している発光部及び受光部の光学系に付着す
るホコリや汚れ、或は発光及び受光素子の経年変
化等のため、長期間使用していると、減光量が増
え、誤報を生じ易くなるという問題があつた。
このような問題を解決するため、本願考案者等
は、初期状態における受光信号をデジタル量に変
換して記憶回路に記憶保持すると共に、もう1つ
の記憶回路に所定周期毎に受光信号を更新記憶
し、記憶保持した初期値と更新記憶した記憶値と
の間でレベル差を生じたら、受光信号のレベルを
初期レベルに修正するようにして、光学系に付着
するホコリ、汚れ等により受光量の変化を補償す
るように構成した煙感知器を提案している(特願
昭54−107981号)。
ところで、上記の感知器では、記憶回路を2つ
設け、それぞれに受光信号をデジタル量として記
憶することから、A/D変換器を必要とし、また
記憶値と受光信号との比較は、比較回路を簡単に
するため、記憶値を再びアナログ量に変換して行
なうので、それぞれにつきD/A変換回路が必要
となり、受光信号の補償は適確に行なえるもの
の、回路構成が複雑になり易く実用的でないとい
う問題があつた。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、初期状
態における受光信号をデジタル的に記憶保持し、
この初期値をアナログ量に変換して火災検出及び
受光信号のレベル修正を行なうためのデジタル変
換及びアナログ変換の回路構成を簡潔にしてコス
トの低減と信頼性の向上を図ることを目的とす
る。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示したブロツク
図である。まず構成を説明すると、1は所定周期
毎にパルス光を照射する発光ダイオード等の発光
素子を備えた発光装置、2は発光装置1に対向し
て所定距離、例えば最大100m程度を隔てて分離
配置した受光装置である。
受光装置2において、3は受光したパルス光を
電気信号に変換する受光素子、4は受光信号に含
まれる外乱光やノイズを除去し、且つ増幅して出
力するフイルタ増幅器、5は受光信号のピーク値
をサンプルして保持するピーク値ホールド回路、
6はピーク値ホールド回路5からの受光信号を設
定利得により増幅するレベル変換回路として作動
する可変利得増幅器、7は逐次比較型のA−D変
換回路で、受光信号の初期値をデジタル量に変換
して記憶保持すると共に、この記憶値をアナログ
量に変換して出力する回路機能を有する。
この種の逐次比較型A−D変換回路7は、それ
自体公知であり、第2図に示すブロツク構成を有
する。
すなわち、アナログ信号Viを入力する比較器
8、比較器8への帰還入力が入力Viに一致する
までクロツクパルスを計数するレジスタ9、レジ
スタ9のデジタル値を基準電圧Vrに基づいたア
ナログ量に変換して比較器8に負帰還するD−A
変換器10のそれぞれにて構成されており、本考
案では、受光信号を比較器8に入力することで、
レジスタ9に受光信号のデジタル値がセツトさ
れ、この状態でクロツク入力を断つてレジスタ9
の計数値を保持し、A/D変換器10の出力をレ
ジスタ9に保持している初期値のアナログ量とし
て取り出すようにするものである。
再び第1図を参照して構成を説明するに、11
は逐次比較型A−D変換回路7に記憶保持した受
光信号の初期値から火災を判別するための基準信
号レベルを設定する感度設定回路、12は感度設
定回路11で設定した基準信号と可変利得増幅器
6からの受光信号とを比較してレベル差を生じた
ときに出力する第1の比較回路、13は比較回路
12が出力したときに火災信号を出力する発報回
路である。
このような火災検出系統に対し、ホコリ、汚れ
等の付着による受光信号の減衰を補償するための
系統として、14は逐次比較型A−D変換回路7
の初期値出力と可変利得増幅器6の出力とを比較
してレベル差を生じたときに出力する第2の比較
回路、15は発振回路、16は可変利得増幅器6
の利得修正タイミングを決めるパルス信号を一定
時間毎、例えば10時間毎に出力するように発振回
路15の出力を計数している計時回路、17は比
較回路14が出力しているときの計時回路16か
らのパルス信号の印加により可変利得増幅器6の
設定利得を減光量を補償するように修正するレベ
ル修正回路として作動する利得制御回路、18は
大容量のコンデンサを介して各回路部へ電源を供
給している電源回路、19は電源の印加を検出し
て出力する電圧監視回路、20は電圧監視回路1
9の出力を受けてリセツト信号を逐次比較型A−
D変換回路7、利得制御回路17及び計時回路1
6のそれぞれに与えてイニシヤライズするリセツ
ト回路である。
また、電源切換回路21は逐次比較型A−D変
換回路7に対する供給電圧を制御する回路であ
り、逐次比較型A−D変換回路7に対するクロツ
ク信号入力があるとき、及び逐次比較型A−D変
換回路7からアナログ量を出力するときのみ、標
準電圧として、例えば12ボルトをパルス電圧とし
て印加し、それ以外の時間は供給電圧を、第2図
に示した逐次比較型A−D変換回路7のレジスタ
9の内容が消去あるいは変化しない程度の電圧、
例えば3ボルトに切り換えて逐次比較型A−D変
換回路7で消費される電流を低減させることがで
きると同時に、短時間の電源断では、電源回路1
8に設けられた大容量コンデンサから電源を受電
して記憶保持している初期値を消失しないように
している。
更に、第1図の実施例では、分離型の煙感知器
特有の問題である発光装置1と受光装置2との間
の光路が物理的に遮断されたときの異常状態を検
出して警報を発する手段として、逐次比較型A−
D変換回路7の出力を所定割合だけで減衰した信
号、例えば90%減衰した信号を出力する減衰回路
22、この減衰回路22の信号レベルを可変利得
増幅器6の出力が下回つたとき出力する比較回路
23、比較回路23の出力で光路遮断を知らせて
点検をうながす点検信号を出力する点検信号発生
回路24とを備えている。更に、点検信号発生回
路24は、可変利得制御回路17から、可変利得
増幅器6の利得制御が進んで、もはや利得調整が
できなくなつたとき出力する信号によつても点検
信号を出力する。
尚、上記の実施例では、受光信号のレベル変換
手段として、可変利得増幅器6を用いているが、
他の実施例として、抵抗分圧回路を用いた可変減
衰回路を用いても良く、この場合には利得制御回
路17の代わりに減衰率を制御する回路を用いる
ものとする。
次に動作を説明する。
まず、電源を投入した直後における初期値の記
憶保持を第3図のタイムチヤートを参照して説明
する。
いま、時刻t1で電源を投入したとすると、電源
回路18より各回路部に電源電圧が印加される。
この電源電圧の印加は電圧監視回路19で検知さ
れ、まずリセツト回路20によりリセツト信号eR
を出力して、逐次比較型A−D変換回路7のレジ
スタ9(第2図参照)をクリヤし、また利得制御
回路17を初期利得の設定制御状態にセツトし、
更に計時回路16をリセツトする。
次いで、時刻t2で発振回路15が起動されて、
所定周期のパルス信号を発光装置1に加え、この
発振パルスの立下りに同期してパルス光が照射さ
れる。この発光パルスは受光素子3で受光されて
電気信号に変換され、フイルタ増幅器4で増幅し
た受光パルス信号のピーク値がピーク値ホールド
回路5で保持出力され、初期利得に設定している
可変利得増幅回路6でレベル変換されて逐次比較
型A−D変換回路7に入力する。
逐次比較型A−D変換回路7は、第2図に示す
とおり、所定のタイミングでレジスタ9にクロツ
ク信号を印加して計数を開始し、この計数出力を
D/A変換器10でアナログ信号で変換して、こ
のとき比較器8に加わつている受光信号と一致す
るまでレジスタ9を計数動作し、アナログ信号と
受光信号とが一致するとレジスタ9のクロツクゲ
ートが比較器8の出力で閉じられ、以後、クロツ
クの供給を禁止するようにすることで、受光信号
の初期値をデジタル量としてレジスタ9に記憶保
持し、且つ記憶保持した初期値をA/D変換器1
0でアナログ信号に変換して出力するようにな
る。
次に、火災の発生により発光装置1と受光装置
2との間に煙の流入があると、受光信号は煙によ
る減光量に応じてレベルが低下し、感度設定回路
11で設定している基準レベルを下回つたときの
比較回路12の出力で発報回路13を作動して、
発報信号の出力により火災警報を発する。
一方、長期間使用している状態で光学系にホコ
リ、汚れ等が付着したときには、比較器14が初
期値とのレベル差を生じたときに出力し、一定周
期、例えば10時間毎に出力する計時回路15のパ
ルス信号に同期して利得制御回路17が可変利得
増幅回路6の利得を例えば、煙による減光率に換
算して1%の割合だけ10時間毎に設定変更するよ
うになり、このため、光学系にホコリ等が付着し
ても、可変利得増幅回路6を介して得られる受光
信号は、数10時間のあいだに初期状態におけると
同じ信号レベルとなり、しかも、この可変利得増
幅回路6の利得変化の割合は、火災時の煙の発生
による受光信号の低下割合に比べて極めて少ない
割合であるため、火災の検出にはほとんど影響を
与えることがなく、長期間の間にわたり点検、清
掃を行なうことを不要にし、安定した火災監視動
作を行なうことができる。
勿論、発光装置1と受光装置2との間の光路を
さえぎるような位置に物を置いたりすると、この
ときの急激な減光を比較回路23が判別して点検
信号発生回路24を作動して、点検信号による警
報を発するようになるので、感知器が不適当な監
視状態に置かれることを確実に防止できるもので
ある。
以上説明してきたように、本考案によれば、火
災判別および火災以外の原因による減光量の修正
を行なうための基準信号となる作動初期に得られ
た受光信号をデジタル的に記憶保持すると共に、
この記憶値をアナログ量に変換して出力する手段
として、逐次比較型のA−D変換回路のデジタル
記憶部とそのD−A変換部とによつて構成するよ
うにしたため、アナログ量をデジタル変換して記
憶し、更にアナログ量に再変換して出力するとい
う回路部の構成を極めて簡単にすることができ、
信頼性の向上とコストの低減を図ることができる
という実用に適した感知器を実現できるという効
果が得られる。
また、ホコリ、汚れ等による減光を生じても、
この減光は回路的に補償されて長期間にわたり安
定した火災監視ができることは勿論のこと、電源
の瞬断等が起きても記憶している受光信号の初期
値が消去又は変化せず、更に、光路の物理的な遮
断に対し点検をうながす警報を発するようになる
ので、信頼性の向上がより一層図られるという他
の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示したブロツク
図、第2図は第1図の実施例で用いる逐次比較型
のA−D変換回路の構成を示したブロツク図、第
3図は電源投入時の動作を示したタイムチヤート
図である。 1……発光装置、2……受光装置、3……受光
素子、4……フイルタ増幅器、5……ピーク値ホ
ールド回路、6……可変利得増幅回路、7……逐
次比較型A−D変換回路、8……比較器、9……
レジスタ、10……D−A変換器、11……感度
設定回路、12,14,23……比較回路、13
……発報回路、15……発振回路、16……計時
回路、17……利得制御回路、18……電源回
路、19……電圧監視回路、20……リセツト回
路、21……電源切換回路、22……減衰回路、
24……点検信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発光装置と受光装置との間に流入する煙による
    減光量が所定レベルを越えたとき火災信号を出力
    する減光式煙感知器に於いて、 上記受光装置からの受光信号をレベル変換して
    出力する信号レベル変換回路と、 該信号レベル変換回路からの受光信号の初期値
    をデジタル量に変換して記憶保持する記憶回路
    と、 該記憶回路の記憶量をアナログ量に変換して出
    力するD−A変換回路と、 該D−A変換回路の出力と上記信号レベル変換
    回路の出力を比較して両出力にレベル差を生じた
    ときに火災信号を発する第1の比較回路と、 上記D−A変換器の出力と上記信号レベル変換
    回路の出力を所定周期毎に比較して両出力にレベ
    ル差を生じたときに出力する第2の比較回路と、 該第2の比較回路が出力したときに、上記信号
    レベル変換回路の変換レベルを修正する変換レベ
    ル修正回路とを備えたことを特徴とする減光式煙
    感知器。
JP3088280U 1980-03-10 1980-03-10 Expired JPS6310514Y2 (ja)

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JPS56133548U JPS56133548U (ja) 1981-10-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140188U (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 ホーチキ株式会社 減光式煙感知器
JPS6133595A (ja) * 1984-07-25 1986-02-17 松下電工株式会社 減光式煙感知器の経時変化補償装置
JPS61228597A (ja) * 1985-04-02 1986-10-11 ホーチキ株式会社 光電式煙感知器
JP2507204Y2 (ja) * 1988-03-25 1996-08-14 能美防災株式会社 火災警報装置

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JPS56133548U (ja) 1981-10-09

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