JPS63104621A - 沈降濃縮装置 - Google Patents

沈降濃縮装置

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JPS63104621A
JPS63104621A JP25132886A JP25132886A JPS63104621A JP S63104621 A JPS63104621 A JP S63104621A JP 25132886 A JP25132886 A JP 25132886A JP 25132886 A JP25132886 A JP 25132886A JP S63104621 A JPS63104621 A JP S63104621A
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layer
slurry
pickets
sedimentation
cylindrical tank
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JP25132886A
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Yuji Shibue
澁江 勇次
Norio Arakawa
紀夫 荒川
Hiroshi Ishida
博 石田
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スラリ中の固形分を濃縮し、高81度の固形
分を含有する濃厚スラリと清澄液とに分離する沈降濃縮
装置に関する。
(従来の技術およびその欠点) 従来、シラフナ等の沈降濃縮分離装置は、逆円錐形のコ
ーン状底板を有し、沈降濃縮されたスラリをレーキ最下
部に取付けられた集泥装V!1(ブレード或はパドル等
)によって中央部に強制的に移動させ、底板中央に設け
られた排泥・口より排出させており、レーキにかかるト
ルクは極めて大きい。
そのため、複雑なトラスを組んでレーキの強度を高め、
場合によっては、ざらにトルクがレーキの強度を越える
場合、レーキを上方に移動させたり、・沈降している濃
厚スラリの抜出し聞を増加してその負荷を軽減している
上記沈降濃縮装置によって生成される濃縮スラリ濃度は
、例えばアルミナ製造の際の赤泥濃縮に使用した場合、
槽の大きさにもよるが、通常20〜3owt%が限界で
ある。
また、濃縮効率を増大するため、デンスラッジシクナが
開発されている( USP4120791 )。すなわ
ち、第6図にその概略を示すように、微速で回転駆動さ
れる回転軸1に取付けられたレーキ2に、清Ffj層お
よび濃縮スラリ層をわたる多数のビヶット3が垂設され
た構成となっている。上記ビヶット3は、レーキ2と共
に回転するが、ピヶット3の進行方向の濃厚スラリは圧
縮されるとともに、その排部にはスラリ濃度のうずい部
分が形成される。このスラリ濃度のうすい部分は清澄層
と連通していることにより、濃厚スラリ層の液は容易に
清W1層に移行し、濃縮効率が高められる。
しかし、濃縮スラリは、レーキ下部に設置プられたブレ
ード等の集泥装置5によって中央部に掻寄せられ、排泥
口4より排出されるので、レーキにかかるトルクは大き
くなる。
すなわち、従来の沈降濃縮装置は使用動力が大きく、レ
ーキは大きいトルクに耐えるための強度を必要とし、製
造コストが高くなり、さらに装置の大きさ、或は濃縮ス
ラリ中の固体濃度もトルクの増大によって制限を受ける
等の問題があった。
(発明が解決しようとする問題点〕 本発明省等は、上記の欠点を改良すべく鋭意研究を行な
った結果、ピケットの取付は状態を変えることによって
、従来の沈降濃縮装置の問題点が改良可能なことを発見
した。
本発明は上記の発見に基づいて開発されたもので、従来
技術に比較して比較的小さなトルクで、濃縮効率の高い
運転ができ、しかもコストが安く、経済的に優れた沈降
濃縮装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成ずべくなされたもので、その
要旨は、上部にスラリー供給口、清澄液温′al、下部
に排泥口を右する円筒槽で、内部には沈降固体濃縮層と
その上部に比較的固体濃度の低い清澄層が形成保持され
、該槽の中心部には垂設された回転軸、該回転軸には周
方向に張出した支持アーム、該支持アームには多数のピ
ケットが垂直柵状に列設され、上記回転軸の回転ととも
に上記ピケットは上記沈降固体濃縮層をN慢に移動する
ように構成された沈降濃縮層において、上記各ピケット
の下端は、上記支持アームより下方の実質的に同一水平
面に位置してなる沈降濃縮装置にある。
〔発明の具体的構成および作用〕
以下本発明を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係る沈降濃縮装置の一実施例を示す
もので、図中符号11は平面の底板を何する円筒槽であ
る。沈降濃縮を行なっている場合、円筒槽11の内部に
は、周知のように、上層の清澄F?JA、中層の沈降軟
泥層(以下、軟スラリ層という)B、および下層の沈降
固体濃縮層(以下、濃縮スラリ層という)Cが形成され
る。
上記円筒槽11の上縁には、縁に沿って清ffi層Aを
溢流させる清澄液溢流樋(以下、樋という)12が取付
けられ、円筒側板下部には濃縮スラリCを抜出す排泥口
13が取付けられ、この排泥口13は、排泥ポンプ14
に接続されている。
上記円筒槽11の中央上部には、円筒状のスラリ供給口
15が設けられ、このスラリ供給口15には、原料とな
るスラリを供給するスラリ送給管16および凝集剤を供
給する凝集剤送給管17が接続されている。
また、上記円筒槽11の中心軸線の位置には、下端が底
板上の軸受18aに支持された回転軸18が設けられ、
その上端部は、上記スラリ供給口15を通って回転lT
h1118を微速で回転する回転部vJ機構(図示せず
)に接続されている。
この回転@18には、円筒槽11の直径方向に延在する
支持アーム19が取付けられている。この支持アーム1
9には、第2図に示すように、所定の間隔をおいてパイ
プ状のピケット20・・・が垂直に取付けられ、これら
ピケット20・・・の上端20aは、上記清澄層A内に
位置し、下端20bは上記支持アーム19よりさらに下
方に延び熊手状となり、上記濃縮スラリJMC中に所定
寸法挿入されるとともに、実質的に同一水平面に位置し
ている。
上記のように構成され−た沈降濃縮装置を用いてスラリ
を濃縮するには、支持アーム19を微速回転して、スラ
リ送給管16、凝集剤送給管17より、それぞれ原料ス
ラリ、凝集剤を所定の速度で供給するとともに排泥口1
3より供給スラリの固形分とバランスさせて濃縮スラリ
を抜き出す。
供給された原料スラリ中の固形分は沈降して軟スラリ1
9fBに沈降する。この際、ピケット20は、回転軸1
8の回転に伴なって、微速で軟スラリ層B1および濃縮
スラリ層C内を進行するが、その前面において軟スラリ
ll1B、および濃縮スラリ層Cは圧縮されて固体濃度
が高まり、背侵においては、固体濃度のうすい部分が形
成され、これが上部の清澄層へまで通じているので液が
効率よく清澄Y4Aに移行し、軟スラリJIBは濃縮ス
ラリ層Cに移行し、濃縮スラリ層Cはさらに濃縮される
この間濃縮スラリ層Cはバランスして抜出されるので、
その邑は一定に保持される。
また、濃縮スラリFJCは、ピケット20によるゆるい
撹拌によって、その表面はほぼ水平に保持され、底板が
平面であるにもかかわらず、逐次排泥口13より吸引排
出される。したがって大きなトルクに耐えられるような
複雑かつ強固な構造のブレード等の集泥装置を必要とせ
ず、支持アーム19の強度は比較的低くてもよい。
上記説明においては、排泥口13を側板下部に設けたが
、底板の任意の場所に設けてもよい。また、第3図に示
すように、底板を従来のものと同様コーン形としても、
ピケットが上記条件を満足している限り、集泥機構を取
付けなくとも、濃縮スラリを順調に抜出すことが出来る
。しかし、円1Fil槽の建設費が高くなり好ましくな
い。また、ピケットはバイブを使用したが、これに限定
されるものでなく、例えば第4図に示すようにアングル
等を使用してもよい。さらに、支持アームは直径方向と
したが、これに限定されるものでなく、第5図に示すよ
うに半径方向に複数を設けこれにピケットを取付けても
よい。
上記ピケットの種類、太さ、長さ、間隔、濃縮スラリ層
への挿入長さ等はスラリの種類、要求される濃縮スラリ
中の固形分濃度等によって異なり、それぞれの場合によ
って最適な種類、寸法が選択される。例えばボーキサイ
トのアルカリ抽出残渣として多輪に発生する赤泥の分子
Iia縮の場合を例示すれば、ピケットの径は2〜31
nch、長さ6〜15TrL1配列ピッチは100〜2
50as+、W縮スラリーへの挿入長さは8〜10m程
度で、600〜8009/Jの濃縮スラリーが安定して
得られる。
従来の沈降濃縮装置と、本発明のものとを比較すると第
1表のようになる。
第    1    表 〔実施例〕 次に実施例を示して本発明説明する。
実施例1 直径16.8m 、高さ13mの円筒槽に、径3 、長
さ877Lのピケットを15c#Iの間隔に取付けた第
1図に示す装置を用い、0.05rpmの速度で回転し
、アルミナ製造時の2owt%赤泥スラリおよび高分子
凝集剤を連続導入して沈降濃縮を長期にわたって実施し
たところ、何等トラブルを発生することなく、40〜4
5wt%の濃縮スラリが安定して得られた。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明に係る沈降濃縮装置は、平面
な底部を有する円筒槽を用い、小さい動力によって、高
濃度のIl縮ススラリ安定して得ることが出来、強度を
高めるためレーキをトラス等の複雑な構造とする必要が
なく、建設費も安価となり、使用動力の低減と相俟って
大きい経済的効果をもたらす優れた装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る沈降濃縮装置の一実
施例を示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1図
の■−■線矢視断面図、第3図は本発明の装置の槽底部
をコーン形状とした場合の一部縦断面図、第4図はピケ
ットにアングルを用いた第2図相当図、第5図は支持ア
ームの異なる配置の一例を示すもので、半径方向に3つ
設けた図、第6図は従来のデンスラッジシクナの構造の
概略を示す説明図である。 11・・・・・・円筒槽、12・・・・・・清澄液溢流
樋(樋)、13・・・・・・排泥口、14・・・・・・
排泥ポンプ、15・・・・・・スラリ供給口、16・・
・・・・スラリ送給管、17・・・・・・凝集剤送給管
、18・・・・・・回転軸、18a・・・・・・軸受、
1つ・・・・・・支持アーム、20・・・・・・ピケッ
ト、20a・・・・・・上端、20b・・・・・・下端
、A・・・・・・清澄層、B・・・・・・沈降軟泥層(
軟スラリ層)、C・・・・・・沈降固体濃縮層(濃縮ス
ラリ層)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部にスラリー供給口、清澄液溢流樋、下部に排
    泥口を有する円筒槽で、内部には沈降固体濃縮層とその
    上部に比較的固体濃度の低い清澄層が形成保持され、該
    槽の中心部には垂設された回転軸、該回転軸には周方向
    に張出した支持アーム、該支持アームには多数のピケッ
    トが垂直柵状に列設され、上記回転軸の回転とともに上
    記ピケットは上記沈降固体濃縮層を緩慢に移動するよう
    に構成された沈降濃縮層において、上記各ピケットの下
    端は、上記支持アームより下方の実質的に同一水平面に
    位置してなることを特徴とする沈降濃縮装置。
  2. (2)円筒槽の内底面が実質的に水平である特許請求の
    範囲第1項記載の沈降濃縮装置。
  3. (3)排泥口が円筒槽の下部側面に設けられ、円筒槽外
    の吸引機構に連結されてなる特許請求の範囲第2項記載
    の沈降濃縮装置。
  4. (4)排泥口が円筒槽の内底面に設けられ、円筒槽外の
    吸引機構に連結されてなる特許請求の範囲第2項記載の
    沈降濃縮装置。
  5. (5)円筒槽の内底面が回転軸直下を軸心とする逆円錐
    形に形成され、該軸心下方に排泥口が設けられてなる特
    許請求の範囲第1項記載の沈降濃縮装置。
JP25132886A 1986-10-22 1986-10-22 沈降濃縮装置 Granted JPS63104621A (ja)

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JPS63104621A true JPS63104621A (ja) 1988-05-10
JPH0459002B2 JPH0459002B2 (ja) 1992-09-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263670A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nishihara Environment Technology Inc 固液分離装置
JP2011005375A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Nishihara Environment Technology Inc 固液分離装置
JP2016016343A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 住友重機械エンバイロメント株式会社 汚泥濃縮装置及びその運転方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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