JPS63103168A - 補強用長繊維を柱に巻付ける装置 - Google Patents

補強用長繊維を柱に巻付ける装置

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JPS63103168A
JPS63103168A JP13168087A JP13168087A JPS63103168A JP S63103168 A JPS63103168 A JP S63103168A JP 13168087 A JP13168087 A JP 13168087A JP 13168087 A JP13168087 A JP 13168087A JP S63103168 A JPS63103168 A JP S63103168A
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JP
Japan
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boom
outer periphery
frame
reinforcing long
long fibers
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潤 野村
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Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Mitsubishi Kasei Corp
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Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炭素繊維等の補強用長繊維を既設の柱に巻付け
る装置に関するものである。
(従来の技術) 既設の柱を耐震補強するために柱の外周に補強用長繊維
を螺旋状に巻付ける方法については、本出願人の先願に
係る発明、例えば特願昭59−273357がある。
このような補強用長繊維を人手によって柱の外周に螺旋
状に巻付けることは特別な足場を設置する必要があり、
また作業性の悪いものである。一方、1これを自動的に
行うとなると、補強用長繊維のボビンを柱を中心として
旋回させなければならず、また巻付けの進行に件って巻
付は位置を順次下降或いは上昇させなければならず、自
動化装置は極めて複雑化し、困難なものとされていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は補強用長繊維を既存柱に効果的に巻付けるこ
とのできる比較的構造簡単にして作動確実な装置を提供
するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明に係る装置によれば
、柱の外周に環状の固定フレームをジヤツキ、アンカー
ボルト等の固定手段によって着脱自在に設置し、この固
定フレームの外周に環状の旋回フレームを旋回自在に配
設し、旋回フレームには補強用長繊維のボビンを回転自
在に軸支するとともにボビンから引き出された補強周長
a維の巻付は案内をするブームを立設し、ブームには該
旋回フレームの旋回に応じてこのブームを上下動させる
昇降手段を係合させてなるのである。
(実施例) 以下に本発明の好適な実施例について添附図面を参照に
して説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る装置を示し、この図
において1は角形の既存柱を示し、本発明ではこの既存
柱1に補強用長繊維2を螺旋状に自動的に巻付ける装置
が提供されたのである。この装置では柱1の中央位置外
周に環状の固定フレーム3が配設され、この固定フレー
ム3はこの内側面と柱1の外側面との間に伸長された数
本のジヤツキ或いはアンカーボルト4−4によって安定
的に固定されており、必要な場合にはジヤツキ或いはア
ンカーボルト4−4を緩めることによって上下方向に位
置をずらすことができるようになっている。
この固定フレーム3の外周にはこれに近接して環状の旋
回フレーム5が配設されている。旋回フレーム5の下面
には環状の第1のラック6が設けられ、このラック6に
は図の右側に示すように第1のピニオン7が噛合され、
このピニオンブは固定フレーム3の下面に固着されたモ
ーター8の出力軸9に結合されている。また、図示を省
略したが、上記ラック6には少なくとら池の2個所にお
いて上記同様のピニオンが噛合され、これらのピニオン
は固定フレーム3に回転自在に支承された軸に結合され
ている。これによって旋回フレーム5は固定フレーム3
に対して旋回可能に保持されるとともにモーター8の駆
動によって旋回フレーム5が固定フレーム3の外周にお
いて旋回されることになる。
尚、図面では固定フレーム3及び旋回フレーム5もとも
に継目のない環状に形成されているが、実際上は2分割
或いは3分割可能に構成されている。
旋回フレーム5の上には補強用具1i維のボビン10が
回転自在に支承され、このボビン10から補強用長繊維
がガイドローラー11を通って連続的に引き出されるよ
うになっている。
このボビン10に近接して補強用長繊維の巻付けを案内
するブーム12が旋回フレーム5を貫通して立設されて
いる。このブーム12の先端には滑車13が取付けられ
、またその外周には螺条14が形成され、この螺条14
は環状ホイールエ5の内周に刻設された螺溝(図示せず
)と螺合さている。また、このブーム12は断面鼓形に
形成され、旋回フレーム5に対して回転不能であるが上
下方向に摺動自在に取付けられており、環状ホイール1
5の回転によって上昇または下降せられるようになって
いる。この環状ホイール15の外周には歯16が形成さ
れ、この歯16は旋回フレーム5の上面に回転自在に支
承されたウオームギヤー17と噛合されている。このウ
オームギヤー17の軸18の端部には第2のピニオン1
9が取付けられ、このピニオン19は固定フレーム3の
上面に取付けられた環状の第2のラック20と係合して
いる。従って、旋回フレーム5が固定フレーム3の外周
を旋回すると、第2のピニオン19が環状の第2のラッ
ク20と係合して回転し、この回転は軸18を介してウ
オームギヤー17に伝達され4゜ウオームギヤー17が
回転すると、これと噛合するホイール15が回転し、ホ
イール15の内周部において螺合されたブーム12が上
昇または下降することになる。
このため、固定フレーム3に取付けられたモーター8を
駆動して第1のピニオン7を回転させ、これと噛合する
第1のラック6を有する旋回フレーム5を固定フレーム
3の外周において旋回させると、旋回フレーム5に立設
されたブーム12が柱1の外周を回ることになる。この
ため、補強用長繊維2はボビン10から繰り出されてガ
イドローラー11及び滑車13を通って柱1の外周に巻
設されることになる。この第1図に示した例では、旋回
フレーム5が矢印A方向に旋回移動した時にウオームギ
ヤー17及び環状ホイール15はそれぞれ矢印B、C方
向に回転し、環状ホイール15に螺合したブームエ2の
螺条14が徐々に降下する方向にその螺条14が形成さ
れている。従って、ブーム12が柱1の外周を徐々に降
下しながら旋回することになり、ブーム12の先端の滑
車13を通って繰り出された補強用長繊維2は柱1の外
周に上方から下方に向けて螺旋状に巻設されることにな
る。
上記のようにして補強用長繊維2が柱1の外周に上方か
ら下方に巻設されてブーム12の上端が固定フレーム3
の取付はレベルに近附いて、それ以上降下できない状態
に至った時には、アンカーボルト4−4を緩めて固定フ
レーム3並びに旋回フレーム5を既に補強用長繊維2が
巻設された柱1の上方部へ移動させ、そこにおいて再び
柱に組付ける1次いで、図において点線で示すように、
新たにブーム12aをその先端の滑車13が下方に位置
するように旋回フレーム5の下方に貫通取り付け、その
滑車13に補強用長繊維2を通す。
そして前記と同一方向に旋回フレーム5を旋回させ、旋
回フレーム5の旋回に伴ってブーム12aを徐々に降下
させて補強用長繊維2を柱の下方部に上方部と連続した
ピッチの螺旋状に巻設する。
上記の第1実施例では環状のホイール15の内周に刻設
した螺消がブーム12の外周の螺条14と直接的に噛合
して、旋回フレーム5が矢印A方向に旋回した時にピニ
オン19及びウオームギヤー17を介して環状ホイール
15が矢印C方向に回転し、ブーム12が下降するよう
になっているが、第2図及び第′3図に示した本発明の
第2実施例では、旋回プーム5が例えば矢印A方向に旋
回した場合に、ブーム12を選択的に上昇または下降さ
せることのできる構造を示している。
即ち、本発明の第2実施例ではウオームギヤー17と噛
合するオウームホイール15aはブーム12から離れた
位置に配設され、ウオームホイール15aの軸21には
M勤ブロック22が上下動自在とされる一方キー止めさ
れ、この軸21と一体的に回転されるようになっている
。この摺動ブロック22の上端には第1の平歯車23が
固着され、またその下端には第1の係合歯車24が固着
されている。また、摺動ブロック22の中間部には逆り
字形とした操作レバー25の一端がビン26によって回
転可能に取付けられ、このレバー25の中央折曲部はビ
ン27によって旋回フレーム5の側面に枢着され、レバ
ー25のfl!lFl、は旋回フレーム5の下方に突出
している。また、摺動ブロック22の軸21の下端部に
は第2の係合歯車28が回転自在に取付けられている。
この第2の係合歯車28の下方外周には第1のスプロケ
ット29が取付けられ、このスプロケット2つにはチェ
ーン30を介して第2のスプロケット31と連結され、
この第2のスプロケット31は旋回フレーム5の板厚内
においてブーム12の外周に回転自在に螺合された筒体
32に固着されている。このブーム12は上記実施例と
同様に断面略鼓形に形成されて、旋回レーム5の下面に
取付けられたガイドプレート33の同じく鼓形透孔(図
示せず)を貫通して回転不能とされ、筒体32の回転に
よって上下動自在となっている。
fi#−32と摺動ブロック22との間には摺動ブロッ
ク22に近接して固定軸34が旋回フレーム5に取付け
られており、この固定軸34には回転ブロック35が回
転自在に取付けられている。この回転ブロック35の上
端には第2の平歯車36が固着すれ、その下端には第3
のスプロケット37が固着されている。この第2の平を
東軍36は前記摺動ブロック22の第1の平歯車23と
噛合可能とされ、第3のスプロケット37はチェーン3
8を介して′rrJ体32に固着された第4のスプロケ
ット39と連結されている。なお、筒体32の上端には
円形ハンドル40が固着され、このハンドル40を手動
で正逆回転することによってブーム12を上下動させる
ことができるようになっている。
いま、第2図に示した状態では、ウオームホイール15
aの軸21に活動自在に取付けられた摺動ブロック22
は上方位置にあって、第1の平歯車23は回転ブロック
35の第2の平歯車と噛合している。これにより、回転
ブロック35と一体結合された第3のスプロケット37
はチェーン38を介して第4のスプロケット39を回転
させ、これに伴って第4のスプロケット39と一体の筒
体32が回転してブーム12を例えば下降させる。
即ち、第2図に示した状態では、第1の平歯車23の回
転方向と反対方向に筒体32が回転することになる。
この第2図に示した状態から操作レバー25の下端部を
把持してこれを時計方向に回転すると、第3図に示すよ
うに摺動ブロック22は下降し、第1の平歯車23と第
2の平歯車36の噛合は解除され、第1の係合歯車24
が第2の係合歯車28と噛合する。これによって第1の
スプロケット29はウオームホイール15aと同一方向
に回転し、第1のスプロケット29とチェーン30を介
して連結された第2のスプロケット31並びにこの第2
のスプロケット31と一体結合された筒体32も同一方
向に回転される。即ち、第3図の状態では筒体32は第
2図の状態と反対方向に回転せられ、これに螺合したブ
ーム12は第2図の場合と反対に上昇せられる。
このようにブーム12を選択的に上昇または下降させる
ことは補強用具la維を柱の外周に多重にクロスさせて
巻き付ける作業の際に極めて便利となる。
また、上記実施例では、操作レバー25を第2図と第3
図の中間位置に移動させると、第1の平歯車23は第2
の平歯車36から離脱するとともに第1の係合歯車24
も第2の係合歯車28から離脱した状態となり、ウオー
ムギヤール15aの回転力が筒体32に伝達されない状
態となる。この状態においては、筒体32の上端のハン
ドル40を回転操作することによってブーム12を手動
で上昇または下降させることができ、これは特に補強用
長繊維を柱に巻き始める際にブーム12の上端または下
端位置を微調整する時に便利である。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る補強用長繊維を柱に巻付け
る装置によれば、柱の適宜の位置に固定フレームを取付
けることができるだけでなく必要な場合には比較的簡単
に移設することができる。
そして、こてフレームの外周に旋回フレームを旋回させ
るだけで補強用長繊維を巻付案内するブームが柱の外周
を旋回するとともに柱に沿って上昇または下降するため
の補強用長繊維を柱にスパイラル状に巻設する作業を簡
単かつ確実に行うことができる。
特にブームの昇降手段を固定フレーム上に設けられた環
状のラックと、ラックに係合するピニオンと、ピニオン
の軸に取付けられて旋回フレームに回転自在に軸支され
なウオームギヤーと、ウオームギヤーに外周が回転可能
に係合されるとともに内周部がブームの外周に形成され
た螺条と螺合する環状ホイールとから構成した場合には
、旋回フレームを旋回させるとこれに件ってブームが上
昇されることになり、ブーム昇降用の特別の駆動手段が
不要となり、装置を簡略化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る装置の主要部分を一
部破断して示す斜視図、第2図及び第3図は本発明の第
2実施例の要部を示す部分断面正面図である。 1・・・・・・柱       2・・・・・τ補強用
長繊維3・・・上固定フレーム  4・・・・・・アン
カーボルト5・・・・・・旋回フレーム  6,20・
・・ラック7.19・・・ピニオン  8・・・・・・
モーター10・・・ボビン     12・・・ブーム
14・・・螺 条     15・・・環状ホイール1
7・・・ウオームギヤー 特許出願人      株式会社 大 林 紐間   
     三菱化成工業株式会社代 理 人     
 弁理士 −色(l! 軸回        弁理士 
松 本雅利第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柱の外周に環状の固定フレームをジャッキ、アン
    カーボルト等の固定手段によって着脱自在に設置し、該
    固定フレームの外周に環状の旋回フレームを旋回自在に
    配設し、該旋回フレームには補強用長繊維のボビンを回
    転自在に軸支するとともに該ボビンから引き出された該
    補強用長繊維の巻付け案内をするブームを立設し、該ブ
    ームには該旋回フレームの旋回に応じて該ブームを上下
    動させる昇降手段を係合させてなることを特徴とする補
    強用長繊維を柱に巻付ける装置。
  2. (2)前記昇降手段が前記固定フレーム上に設けられた
    環状のラックと、該ラックに係合するピニオンと、該ピ
    ニオンの軸に取付けられて前記旋回フレーム上に回転自
    在に軸支されたウォームギヤーと、該ウォームギヤーに
    外周が回転可能に係合されるとともに内周部がブームの
    外周に形成された螺条と螺合する環状ホィールとからな
    り、該旋回フレームが該固定フレームに対して旋回せら
    れ、該ラックと該ピニオンの係合により該ウォーム並び
    にこれと係合する該環状ホィールが回転すると前記ブー
    ムが上昇または降下せられるようにしてなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の補強用長繊維を柱に
    巻付ける装置。
JP13168087A 1986-05-29 1987-05-29 補強用長繊維を柱に巻付ける装置 Granted JPS63103168A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12235486 1986-05-29
JP61-122354 1986-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63103168A true JPS63103168A (ja) 1988-05-07
JPH0512506B2 JPH0512506B2 (ja) 1993-02-18

Family

ID=14833838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13168087A Granted JPS63103168A (ja) 1986-05-29 1987-05-29 補強用長繊維を柱に巻付ける装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS63103168A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105569370A (zh) * 2016-01-05 2016-05-11 河海大学 碳纤维布加固桩柱式构件全自动施工机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105569370A (zh) * 2016-01-05 2016-05-11 河海大学 碳纤维布加固桩柱式构件全自动施工机

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Publication number Publication date
JPH0512506B2 (ja) 1993-02-18

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