JPS63101699A - 枢動する銃身と撃鉄装置を有した銃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は銃、特に枢動する銃身と、銃の撃鉄を起して
銃身を発射位置に保持する撃鉄装置が設けられた銃に関
するものである。

従来の技術 空気銃はしばしばその設計において枢動する銃身が組込
まれる。この特長は使用や銃口の簡単な清掃および銃口
内へ個々の弾丸の装填等の点検を可能にし、精度に不都
合に作用する銃口に交叉する孔を省略する。

発明が解決しようとする問題点 しかし、もし銃身が設計公差や摩耗にもとづき各発射の
後に正確な位置に戻らなければ、銃の精度が不規則にな
る。更に、発射位置の銃身の保持は、最適な精度のため
の銃身の作動なしに発射の際に出会う力に耐えるよう十
分でなければならない。銃身の不注意な衝撃は枢動施錠
装置に早期の摩耗を生じるようになし、これによって精
度の低下や銃身施錠位置の変位を生じるようになる。

問題点を解決するための手段 この発明は、適切な精度、容易な作動、簡単な構造によ
って特徴付けられた枢動する銃身および撃鉄装置を提供
するものである。レバーが銃に枢着され、銃身を発射位
置に保持する。レバーが銃身を解錠するよう枢動される
ときに、銃身が装填位置に自動的に枢動し、レバーが打
ち金を打つ、銃身が発射位置に枢動して戻るときに、レ
バーは施錠位置に戻される。銃身の発射位置は銃のＶブ
ロックにより制御され、レバーの施錠力は調節ねじによ
って制御できる。銃身はピボットにおける遊びを除去す
るようばね偏倚され、封止ガスケットは発射位置にて銃
身の銃尾端を封止する。銃身の側部は銃のフレームによ
って不都合な衝撃に対して保護される。

この発明に依れば、銃は、フレームと、発射および装填
位置間を作動すべくフレームに枢着された銃身と、銃身
の枢軸と垂直に延びる軸心まわりに枢動すべくフレーム
に枢着されたレバーとを備え、レバーが銃身と係合して
発射位置に銃身を保持する施錠位置と銃身が枢動できる
ようにレバーが銃身から解放される解錠位置との間をレ
バーが動くことができるようになっている。

以下に、この発明が添付図面に示される図示の実施例に
関連して詳細に説明されよう。

実施例 第１乃至４図を参照するに、銃２２はフレーム２３と、
フレーム２３に取付けられたグリップすなわち握り２４
と、フレーム２３に枢着された銃身２５とを有する。銃
身２５は孔２６と銃尾２７と銃口２８とを有し、第１図
に示される装填位置第３図に示される発射位置との間を
枢動する。

図示される特別な銃はガス作動銃で、加圧されたＣｏ２
ガスを貯えるＣ０２ガス用容器３０と、銃が発射される
まで充填された加圧Ｃ０２ガスを貯える弁装置３１とを
有する。弁装置６１内の充填された加圧Ｃｏ２ガスは、
引き金３２を引いて掛け金６５を下方に枢動することに
よって放出される。打ち金３４がこれによって釈放され
て打ち金ばね３５によって左方に駆動される。

打ち金６４が弁棒６６の左端部を打つときに、弁棒３６
の右端部は弁ばね３８のばね力に抗して弁座３７から離
れて左方に動く。弁装置３１内の加圧ＣＯ２ガスは銃身
２５の銃尾２７内に流入して弾丸を銃身２５から発射す
る。弁装置６１と引き金３２と掛け金３３の細部は従来
周知のもので、こ〜に説明する必要はない。カバー板３
９（第５図）は発射装置を覆うようねじによってフレー
ム２３の右側に取付けられる。

フレーム２５は、弁装置３１から前方に延びる溝形の銃
身保持部４０を有する。銃身保持部４０は一対の側壁１
．４２と底壁４５（第６図）を有する。第６図を参照す
るに、フレーム２３の側壁４１．４２にねじ着された一
対のねじ４４゜４５によって銃口２８近（にて銃身２５
が枢着されている。ねじ４４，４５は、銃身２５０両側
の端ぐり大向に延びるピボットピン４６．４７に終って
いる。４つのベレピルばね座金４８がピボットビン４６
に取付けられていて、銃身２５をピボットビン４７に対
して押圧している。ベレピルばね座金４８は銃身２５に
公称ＩＬ６ｋｌＦ（３０ボンド）の力を作用し、銃身２
５の横方向の遊びを除去している。

フレーム２３の銃身保持部４０の側壁４１゜４２の前端
部は銃身２５の上に上方に延びていて照準器取付耳部４
９を設けている（第１３図参照）。前照準器５０がねじ
５１によって耳部４９に取付けられる。照準ピン５２が
前照準器５０から上方に延びている。

コイルばね５４が前照準器５０の端ぐり穴５５に設けら
れ、ピボツ）４６．４７の前方で銃身２５に係合してい
る。コイ゛ルばね５４は銃身２５を公称２２．７に９（
５０ボンド）の力で押圧し、銃身２５とピボットビン４
６，４７の間の垂直な遊びをな（している。また、コイ
ルばね５４は第１図に示される装填位置に枢動するよう
銃身２５を偏倚する。

銃身２５０発射位置はＶブロック５６（第１゜３．５，
１８．１９図）により固定される。■ブロック５６は、
側壁４１．４２を通ってＶブロック５６の（ぼみ穴５８
（第１９図）内に延びるねじ５７（第５図によってフレ
ーム２３の側壁４１．４２間に取付けられる。■ブロッ
ク５６は。

９０°　の角度をもったはｙｖ字形の溝を形成する分岐
する側壁５９（第１８図）を有する。■ブロック５６の
側壁５９は銃身２５が発射位置にあるときに銃身２５と
係合し、銃身２５のための固定位置を設ける。■ブロッ
ク５６は焼結された鉄から好適につ（られる。

銃身２５は枢動レバー６１（第２．４図）によって発射
位置に保持される。枢動レバー６１はねじ６２によって
フレーム２６に枢着され、第４図に示される銃身施錠位
置と第２図に示される解錠位置との間を枢動する。枢動
レバー６１の外端部６６は枢動レバー６１の握持を容易
にするようローレット加工されている。

枢動レバー６１の保持フィンガ６４は、■ブロック５６
に対して銃身２５を保持すぺ（銃身２５の頂部と係合で
きる。レバーパッド６５（第５．１７図）は一対のねじ
６６により枢動レバー６１に取付けられ、銃身２５と初
めに係合スルレバーパッド６５の端部は枢動レバー６１
が施錠位置に動（ときに銃身２５を下方にカム作動する
よう６７（第５図）にて傾斜している。

レバーパッド６５は耐摩耗性で且つアセタールやウレタ
ンの様な低摩擦係数を有した材料からつ（られる。１つ
の特別な実施例では、ブラックデルリン１００が使われ
た。

また、枢動レバー６１は、フレーム２５の溝７０（第８
．１０．１２図）内に延びる調節フィンガ６９を有する
。調節ねじ７１（第１乃至３図）はＶブロック５６に対
する調節フィンガ６９と枢動レバー６１の垂直位置を調
節するために溝７０内に下方に延びている。

銃身２５が発射位置にあるときに、銃身２５の銃尾２７
は環状封止ガスケット７３（第１゜３図）により封止係
合される。封止ガスケット７５は弁装置己１の前端部に
形成された環状溝内に取付けられ、弁装置３１と銃身２
５の間に気密封止を設けていて銃が発射されるときの空
気の漏洩を防止している。弁装置３１はフレーム２６と
カバー板３９により形成されたはｇ円形状の室７４（第
ｔｏ、＋１図）内に取付けられる。

枢動レバー６１の後端部はフレーム２３の溝７６（第７
．８．１２図）内に位置される。打ち金アーム７７（第
２．４図）はねじ６２から離れて枢動レバー６１の後端
部から延びている。

打ち金アーム７７は、打ち金６４に取付けられたピン組
体７８と係合できる。

第１５９１６図を参照するに、打ち金３４ははｙ円筒形
で、円筒形の側壁７９と後壁８０を有する。打ち金６４
は、弁棒３６が貫通して延びる後壁８０の開口８１を通
る弁棒Ｓ６に往復動可能に取付けられる。打ち金５４は
、フレーム２３０室７４内に取付けられた打ち金管８２
（第３図）内に往復動可能に囲まれている。

ピン組体７８は一対のローラ８５，８４と、ロー２８３
．８４に回転可能に取付けられたピン８５とを有する。

ピン組体７８は、打ち金管８２と、枢動レバー６１が取
付けられた溝７６とに溝８６（第２．４図）を通って打
ち金３４の往復動方向に垂直に延びている。枢動レバー
６ｔがＷＪ４図の施錠位置から第２図の解錠位置に動（
ときに、打ち金アーム７７は上のローラ８３と係合し、
打ち金３４を前方に動かす。打ち金３４は掛け金３６に
よって前方位置すなわち撃鉄起立位置に保持され、枢動
レバー６１が施錠位置に戻し動かされるときに打ち金６
４は起立して保持される。

後照準器８８は、フレーム２５の頂部のねじ孔８９（第
９図）内に延びるねじによってフレーム２３に取付けら
れる。

発明の効果 枢動する銃身と撃鉄装置の作用は上述の説明から明らか
である。枢動レバー６１が解錠位置に動かされるときに
、銃身２５の銃口端におけるコイルばね５４は銃身２５
を第１図に示される装填位置に枢動する。銃身２５の銃
口はもし必要ならば清掃するようでき、弾丸を銃身２５
の銃尾に装填できる。また、解錠位置への枢動レバー６
１の作動は打ち金３４を起こす。

銃身２５が装填された後に、銃身２５は発射位置に枢動
して戻され、枢動レバー６１が施錠位置に枢動して戻さ
れる。保持フィンガ６４が銃身２５と係合されるときに
、銃身２５はＶブロック５６に対して押圧され、弁装置
３１に対する銃身２５の位置が固定される。保持力は調
節ねじ７１により定期的に調節できる。これによって銃
身２５は各発射毎に同発射位置に保持され、発射中に動
かないように固定される。

フレーム２Ｓの銃身２５の側ｉ４１，４２は不注意な衝
撃に対して銃身２５を保護する。ベレピルばね座金４８
とコイルばね５４は銃身２５のどの方向もこの遊びを除
去する。

この発明の銃は、枢動する銃身と、打ち金を起こして銃
身を発射位置に保持する撃鉄起立保持レバーとが設けら
れ、レバーが解錠位置に動（ときに、銃身が釈放されて
打ち金が起こされる。銃身が装填されたときに、銃身は
発射位置に戻し枢動されて、レバーは銃身を保持するよ
う施錠位置に動かされる。

以上の説明にてこの発明の特別な実施例の詳細な説明が
図示の目的のために行われたが、この発明の精神と範囲
を逸脱することなく当業者によって細部の幾つかを変更
できることが理解されよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は銃身を装填位置にて示すこの発明に従って形成
された銃の一部破断し、た側面図、第２図は第１図の銃
の一部破断した平面図、第６図は発射位置にて銃を示す
第１図と同様な図、第４図は第３図の銃の一部破断した
平面図、第５図は第３図の５−５線に沿った断面図、第
６図は第１図の６−６線に沿った断面図、第７図ハフレ
ームのカバー板を省略した銃フレームの概略的右側面図
、第８図は銃フレームの概略的左側面図、第９図は第８
図の９−９線に沿った概略的平面図、第１０図は第７図
のＩｎ−１０線に沿った断面図、第１１図は第７図の１
１−１１線に沿った断面図、第１２図は第７図の１２−
’１２線に沿った断面図、第１３図はフレームのカバー
板を取り除いた銃フレームと銃身の側面図、第１４図は
第１３図の銃フレームと銃身の平面図、第１５図は打ち
金の断面図、第１６図は第１５図の１６−１６線に沿っ
た打ち金の端面図、第１７図はレバーパッドの平面図、
第１８図はＶブロックの平面図、第１９図は第１８図の
１９−１９線に沿った■ブロックの側面図である。図中
、２２：銃、２３：フレーム、２４：握り、２５：銃身
、２６：孔、２８：銃口、３１：弁装置、３２：引き金
、３３：掛け金、３４：打ち金、３６：弁棒、３８＝弁
ばね、３９：カバー板、４ｏ：銃身保持部、４１．４２
＝側壁、４３：底壁、４６．４７　：ピボットビン、４
８：ベレピルばね座金、５ｏ：前照準器、５１：照準ピ
ン、５４：コイルばね、５６：■ブロック、５７：ねじ
、６１：枢動レバー、６４：保持フィンガ、６５ニレバ
ーパツド、６９：調節フィンガ、７０，７６　：溝、７
１：調節ねじ、７７：打ち金アーム、７８：ビン組体、
８５．８４　：ローラ、８８：後照準器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、フレーム、発射および装填位置間を作動すべくフレ
   ームに枢着された銃身、銃身の枢軸と垂直に延びる軸心
   まわりに枢動すべくフレームに枢着されたレバーを備え
   、レバーが銃身と係合して発射位置に銃身を保持する施
   錠位置と銃身が枢動できるようにレバーが銃身から解放
   される解錠位置との間をレバーが動くことができる銃。 ２、銃身は銃口端と銃尾端を有し銃口端近くフレームに
   枢着され、フレームに取付けられ装填位置に銃身を偏倚
   すべく銃口端近く銃身に係合するばねを有する特許請求
   の範囲第１項記載の銃。 ３、銃身は銃口端と銃尾端を有し銃口端近くフレームに
   枢着され、銃身が発射位置にあるときに銃身の銃尾端を
   封止係合すべくフレームに取付けられた弾性圧縮可能な
   封止ガスケットを有する特許請求の範囲第１項記載の銃
   。 ４、レバーに取付けられ低摩擦で耐摩耗性材料でつくら
   れ銃身が発射位置にあってレバーが施錠位置にあるとき
   に銃身と係合するレバーパッドを有する特許請求の範囲
   第１項記載の銃。 ５、銃身に対するレバーの位置を調節すべくレバーと係
   合自在なフレーム上の調節装置を有する特許請求の範囲
   第１項記載の銃。 ６、フレームに取付けられ一対の傾斜した側壁のあるほ
   ゞＶ字形の溝をもったＶブロックを有し、銃身が発射位
   置にあるときにＶブロックの側壁と銃身が係合する特許
   請求の範囲第１項記載の銃。 ７、銃身は銃口端と銃尾端と、銃身を枢支すべく銃身の
   銃口端近くフレームに取付けられた一対のピボットピン
   と、銃身を一方のピボットピンに向って偏倚すべく他方
   のピボットピン近くのばねとを有する特許請求の範囲第
   １項記載の銃。 ８、ばねが一方のピボットピンを取り囲む複数個のベレ
   ピル座金から成る特許請求の範囲第７項記載の銃。 ９、フレームに取付けられ銃身を装填位置に偏倚すべく
   銃口端近くの銃身に係合する別のばねを有する特許請求
   の範囲第７項記載の銃。 １０、撃鉄を起立した位置と倒した位置の間を動かすべ
   くフレームに往復動可能に取付けられた打ち金を有し、
   レバーが枢動するときに打ち金に係合して撃鉄起立位置
   に打ち金を動かす撃鉄装置をレバーが有している特許請
   求の範囲第１項記載の銃。 １１、撃鉄起立位置に打ち金を保持すべくフレームに取
   付けられた掛け金を有する特許請求の範囲第１０項記載
   の銃。 １２、打ち金の作動方向に垂直に打ち金から延びる打ち
   金ピンを有し、撃鉄装置が打ち金ピンに係合する特許請
   求の範囲第１０項記載の銃。 １３、レバーを枢着すべくフレーム上のピボットピンを
   有し、レバーの撃鉄装置がピボットピンの一方の側に位
   置され、ピボットピンの他方の側に銃身を保持するため
   の保持フィンガをレバーは有し、これによってレバーが
   解錠位置に枢動するときに起立撃鉄起立位置に打ち金を
   撃鉄装置が動かしレバーが施錠位置に枢動することに保
   持フィンガが銃身と係合する特許請求の範囲第１０項記
   載の銃。 １４、レバーに取付けられたレバーパッドを有し、レバ
   ーパッドは低摩擦で耐摩耗材料でつくられて銃身が発射
   位置にあってレバーが施錠位置にあるときに銃身と係合
   する特許請求の範囲第１３項記載の銃。 １５、保持フィンガとピボットピンの間の調節フィンガ
   ーをレバーは有し、調節フィンガはレバーが施錠位置に
   あるときにフレームの溝孔内に位置され、銃身に対する
   レバーの位置を調節すべく調節フィンガと係合自在なフ
   レーム上の調節装置を備えた特許請求の範囲第１３項記
   載の銃。 １６、調節装置は銃身の枢動軸心と垂直な方向に動くよ
   うできるフレーム上のねじを有している特許請求の範囲
   第１５項記載の銃。