JPS63101551A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPS63101551A
JPS63101551A JP61246072A JP24607286A JPS63101551A JP S63101551 A JPS63101551 A JP S63101551A JP 61246072 A JP61246072 A JP 61246072A JP 24607286 A JP24607286 A JP 24607286A JP S63101551 A JPS63101551 A JP S63101551A
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hydraulic pressure
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泰志 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液圧作動される複数の摩擦係合要素の締結又
は解放によ)変速されるようになった自動変速機にろっ
て、変速ショックの低減を図るようにした変速制御装置
に関する。
従来の技術 一般に、自動変速機を搭載した車両では走行レンジ位置
で停車した場合、発進に備えて所定の摩擦係合要素が締
結されて動力伝達可能な状態にされている九め、アイド
リング運転中でも流体継手(トルクコンバータ)の引摺
妙によるクリープ現象が発生し、各種不具合がもたらさ
れてしまう。
そこで、停車中は摩擦係合Jj!!索を解放してクリー
プ現象を防止するようにしたものが特開昭59−128
552号公報で示されているが、この場合発進時に摩擦
係合!s素が締結される際のロスストロークが問題とな
ることから、発進に備えてかかるロスストローク分を液
圧供給により補償しておくことが提案されている。そこ
で、このようにロスストローク分を補償した場合、摩擦
係合要素締結時のショックを防止するために供給液圧″
f:緻密に制御する必要がある。
この液圧制御の手段としては、たとえば特開昭60−2
20247号公報に示されているように1流体継手から
自動変速機に入力される回転数等の条件値を検出し、こ
の回転数が目標値となるように液圧制御して摩擦係合要
素の締結タイミングつま勺滑シ量を制御して、締結ショ
ックを減少するようにしたものが示されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる特開昭60−220247号公報
に示された液圧制御装置では、第10図に示すように実
際の回転数NT、はあくまでも目標の回転数NT、を基
準として、この目標回転数N、、に近づくように制御さ
れるため、これら両回転数NT1eNT、間の誤差が大
きい程実際の回転数N?、のハンチング量が増大し、特
に液温とか各装置tmlの精度のばらつき等によ多安定
した液圧制御が得られなくなってしまい、大きなトルク
変動が発生してしまうという問題点があった。
そこで、本考案は条件11IIが目標値から大きくずれ
てしまった場合には、無理に元の目標値に基づいて制御
することなく新丸な目標値を設定し、この新たな目標値
に基づいて前記条件値を制御することによ)ハンチング
量を減少して締結タイミングの緻密な制御を行なうよう
にした自動変速機の変速制御装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明の自動変速機の変速
制御装置にあっては第1図に示すように、液圧作動され
る複数の摩擦係合要素(a)の締結又は解放により、入
力回転が適宜変速切換えされて出力されるようになって
おシ、かつ、前記摩擦係合要素(a)の締結タイミング
により決定される出力トルク変動が、前記締結タイミン
グを決定する条件値を予め設定された目標値に基づいて
制御することにより低減されるようになった自動変速機
において、 前記条件値と前記目標値との間の誤差が所定値内にある
かどうかを判断する手段(b)と、前記誤差が所定値を
越え走時には、所定値外となった条件値を基準として新
たな目標値を設定する手段(c)と、を設けることによ
多構成しである。
作用 以上の構成によυ本発明の自動変速機の変速制御装置は
、判断手段(b)で条件値が所定値外となったと判断さ
れた時には、目標値設定手段(c)で新たな目標値を条
件値を基準として設定し、この新たな目標値が設定され
た後は、前記条件値は前記新たな目標値に基づいて制御
されることになる。従って、新たな目標値と条件値とを
よシ近づかせることができるようにな)、条件値のフィ
ードバック量が少なくなって、条件値の制御ハンチング
量が大幅に減少される。仁のため、かかる条件値で制御
される摩擦係合要素(a)の締結タイミングも、トルク
変動を低減するように制御されることになる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第2図は本発明の一実施例を示す自動変速機の変
速制御装置1の要部概略構成図で、2はエンジン、3は
流体継手としてのトルクコンバー、り、4は自動変速機
のギヤトレーンを示す。前記トルクコンバータ3はエン
ジン2のクランクシャフト2aに結合されるポンプイン
ペラ3aと、前記ギヤトレーン40入力軸4Aに結合さ
れるタービン2ンナ3bとを備え、これらポンプインペ
ラ3aとタービン2ンナ3bはトルク伝達媒体(油等)
を介して動力伝達されるようになっている。
一方、前記ギヤトレーン4としては、たとえば第3図に
示すように、サンギヤS1+プラネタリギヤP1.キャ
リヤCI +リングギヤR1力島らなる第1遊星歯車列
4aと、同様にサンギヤS2eプラネタリギヤPimキ
ャリヤC2,リングギヤR2からなる第2遊星歯車列4
bとを備え、かつ、図示するようにam係合要素として
のクラッチFl t F2 tFi + F4およびブ
レーキF、が配置され、更に2個のワンウェイクラッチ
F、 、 F、が設けられるようになっている。尚、4
Bは出力軸である。そして、各変速段(第1.2,3.
4速およびリバース)では次表に示すように前記摩擦係
合要素F1.Fz 。
Fi 、 Fa 、 FsおよびワンウェイクラッチF
’sF7が締結およυ解放されるようになっている。
表 尚、同表中、O印は締結状態:::・印はエンジンブレ
ーキ時の締結状態、無印は解放状態を示す。
ところで、前記第2図に示した摩擦係合要素5はクラッ
チ式のものを例示してあシ、シリンダ5a内に潤滑油等
の作動液が供給されることによりビスト75bがストロ
ークし、このピストン5bの押圧力でドライブグレート
5Cとドリブンプレート5dが圧接されることで締結さ
れるようになっている。また、前記シリンダ5aから作
動液が排除されることによりniJ記摩擦係合要素5は
解放されるようになっている。
前記摩擦係合要素5のシリンダ5aには液圧ポンプPか
らの作動液を供給する液圧供給回路6が接続され、この
液圧供給回路6にはマニュアルバルブ9を介してライン
圧が導入されるようになっている。前記液圧供給回路6
中には、前記摩擦係合要素5への作動液供給量を制御す
るアクチュエータ、たとえば電磁゛比例式ソンノイドバ
ルプIが設けられ、該電磁比例式ソレノイドバルブ7は
マイクロコンピュータ8からの駆動信号で)4jIh動
されるようになっている。
前記電磁比例式ンレノイドバルプ7は、’ig4図に示
すようにバルブボディ7a内にスプールybおよびソレ
ノイド7cwXIdJされるプランジャ7dが収納され
、該プランジャ7d駆動により前記スプール7bはスプ
リングIe付勢力に抗して作動されるようになっている
。前6己バルフ゛ボデイ7siにはインレットボート7
f、アウトレットボート7gおよびドレンボート7hが
形成され、インレットボート?fは液圧供給回路6のラ
イン圧供給側に接続されると共に、アウトレットボート
7gは液圧供給回路6の摩擦係合要素5側に接続される
ようになっている。そして、図示するスプール7bの中
立位置では前記アウトレットボート7gはインレットボ
ー)7fおよびドレンボート7hと遮断され、かつ、こ
の中立位置からスプール7bが図中左方に移動した状態
では、インレットボート7fとアウトレットボート7g
が連通されて摩擦係合要素5に液圧供給してこれを締結
する一方、前記中立位置からスプール7bが図中右方に
移動した状態では、アウトレットボート7gとドレンボ
ート7hが連通されて甲I記摩擦係合要素5を解除する
ようになっている。
一方前記マイクロコンピュータ8には、クランクシャフ
ト2a回転を検出する工/ジン回転センサ10からの信
号(ωe) 、入力軸4a回転を検出する入力軸回転上
ンサ11からの信号(ωt)および出力軸4B回転を検
出する出力軸回転上ンサ12からの信号(ω0)が夫々
入力されている。そして、これら谷1ざ号(ωe、ωt
、ω0)に基づいてマイクロコンピュータ8が電磁比例
式ソレノイドバルブ7に出力する駆動信号を演算するよ
うKなっている。
以上の構成により本実施例の自動変速機の液圧節」御装
置1では、エンジン2の動力はトルクコンバータ3を介
して入力軸4aからギヤトレーン4に入力される一方、
エンジン2駆動される液圧ポンプPから吐出された作動
液は、図外の調圧弁でライン圧として調圧された後、マ
ニュアルバルブ9に1t[され、該マニュアルバルブ9
のレンジ位置に対応した各ボートから液圧供給回路6中
の電磁比例式ソレノイドバルブ7を介して摩擦係合要素
5に供給され、前記光に沿って変速切換えされるように
なっている。
前記電磁比例式ソレノイドバルブ7はマイクロコンピュ
ータ8から出力される駆動イサ号に応じて摩擦係合要素
5に供給する作m液圧を決定し、この作動液圧により摩
擦係合要素5の締結タイミングが図られるようになって
いる。そして、前記電磁比例式ルノイドバルプ7に入力
される駆動信号1に制御するための処理が第5図、第6
図に示すフローチャートに沿って行なわれるようになっ
ている。尚、このフローチャートは所定時間毎たとえば
5m(6)毎に実行されるようになっておシ、かつ第2
速から第3速にシフトアップされる場合に例をとって述
べる。
即ち、このフローチャートでは、イグニッションスイッ
チのオンによってイニシャライズされると、先ずステッ
プ100で変速・5判定、を行なう。つまシ、この変速
判定は図示省略したプログラムにより、車速、スロット
ル開度等の走行条件から予め記憶され九変速マツプを用
いて変速するか否かを判定し、変速が開始される(YE
S)ならステップ101に進み、それ以外(No)つま
シ変速を必要としない場合とか変速中である場合にはス
テップ102に進む。前記ステップ101では前記変速
マツプよシ変速後めギヤ比(GA)を読取シ、このギヤ
比をメモリに記憶すると共に1ステツプ103に進んで
エンジン回転数信号(ωeL入力軸回転数信号(ωt)
および出力軸回@a信号(ω0)を読込み、これらをメ
モリに記憶する。次に、ステップ104では前記ステッ
プ103で読込んだωe、ωtよ)速度比を求め、この
速度比からトルク比及び入力トルク容量係数をテーブル
ルックアップして、入力軸4Aのトルク(Tt)を算出
すると共に、ステップ105では後述するステップ12
9でセットした変速前のギヤ比(GB)および前記ステ
ップ101でメモリした真速後のギヤ比(GA)と、前
記ステップ104で算出した入力軸トルク(Ti) K
応じて目標とする入力軸回転変化(ato)を算出する
。次のステップ106では変速直前つま)変速指令を発
した時の出力軸4B回転数(ωOB)を読込み、ステッ
プ107ではωOBtよシ求めると共に目標とする入力
軸4Aの回転質′)J 化(ωt)をテーブルルックアップによ)求め、次のス
テップ109でωt=ωtとなる作動液圧値(P)を求
める。そして、ステップ11Gではとの液圧値(P)に
応じた駆動信号を電磁比例式ソレノイドパルプ1に出力
して摩擦係合要素5の締結動作を起こすと共に、ステッ
プ111ではフラグ(FLG)を1として変速開始をセ
ットし、この制御を一旦終了する。
一方、前記ステップ100で変速開始以外であるとして
ステップ102に進んだ場合は、このステップ102で
変速中であるか又は変速を必要としない状態であるかを
判断する。つまり、このステップ102では7ラグが零
(FLG=0は変速終了を意味する)かどうかを判断し
、FLG=0(YES)では変速を必要としないことか
ら作動液圧の供給を必要とせず、この制御を一旦終了す
る。次に、前記ステップ102でFLG’qO(NO)
では変速中を意味し、ステップ112で作動液圧を緻密
に制御する変速制御を行なう。
即ち、このステップ112での制御は実質的に摩擦係合
要素5の締結タイミングを図るための制御で1一連の′
R速制御中最も重要な部分でめる。第6図は前記ステッ
プ112での変速制御を行なうためのフローチャートで
、ステップ12Gでは前記第5図中のステップ102で
変速中であるとの判断信号を受けて、ニンジン回@数償
号(ω。)、入力軸回転数信号(ωt)および出力軸回
転数信号(ω0)をメモリから読込み、次のステップ1
21ではg=丘よω0 )入出力軸間の回転数比(g)を求める。この後ステッ
プ122では、変速機での変速が実際に開始された後の
イナーシャフェーズであるかどうかを判断する。即ち、
この制御では第7図に示すようにFLG=0を変速終了
(又は変速前) 、FLG=1を変速開始(又は変速指
令*)としたが、夏にイナーシャフェーズを検出し、こ
のイナーシャフェーズではFLG=3とする。尚、FL
G=2は実際の変速直前にギヤトレーンが一瞬空転状態
になり、出力トルクが急下降するトルク7エーズを表わ
すが、本実施例の制御では特に必要としない。従って、
前記ステップ122ではFLG=1であるかどうかを判
断し、FLG=1 (YES)では未だイナーシャ7エ
ーズに至っていないと判断してステップ123に進む一
方、FLG\l (No)では残シのFLG=3でイナ
ーシャ7エーズであると判断してステップ124に進む
。このステップ124では、イナーシャ7エーズに入っ
てからの経過時間(1)を、70−処理の所定時間(Δ
t)毎に積算して計測し、ステップ125ではこの計測
された時間(1)がステップ107で算出された変速時
間(τ)を越え九かどうかを判断する。即ち、t≧τの
場合(YES)は変速完了したことを意味し、ステップ
126で最大液圧にセットして、ステップ127でこの
駆動信号を電磁比例式ソレノイドバルブ1に出力すると
共に、ステップ12BではFLGを零とし、かつステッ
プ129で変速後のギヤ比(GA)を変速前のギヤ比(
GB)とし七セットして制御を一旦終了する。
前記ステップ125でtくτの場合(No)は、現在が
イナーシャ7エーズでの変速途中でるることから、ステ
ップ130で目標となる入出力軸回@数比nをtの関数
として稗出し、以後はステッカ34〜ステツプ142に
よってこの目標の回転数比ωに基づいて現在の回転数比
(g)t”i!4!することにより、変速制御を行なう
ようになっている。
ところで、n’j ee= ステ:yプ122 テFI
、G−1(YES)と判断されてステップ123に進ん
だ場合は、このステップ123でωC2ωtよシ入力@
4Aトルク(Tt)を算出すると共に、ステップ131
では前記Tiおよびω0よ多目標とする入力軸回転数変
化(’to)および目標とする変速時間(τ)を算出す
る。次に、ステップT32では入力軸回転数変化((5
t)が負であるかどうかを判断する。つまシ、前記第7
図の入力軸回転数の特性から明らかなように、実質的な
変速段階つまシイナ−シャフェーズに入ると入力軸回転
数は低下されるため、前記るtが負(ゐt<0)の場合
(YES)は、イナーシャ7エーズに入ったと判断し、
ステップ133で3″の7ラグを立てて前記ステップ1
30に進む。
ところで、該ステップ130では目標値としての入出力
軸回転数比(マを求め、この目標回転数比G)に沿って
実際の入出力回転数比(g)を制御するのであるが、次
のステップ134〜ステツプ142は特に本実施例の変
速制御中最も重要な制御部分となる。即ち、ステップ1
34では目標回転数比(g)と実際の回転数比(g)と
の絶対値差(Δg)を求め、次のステップ135では該
絶対値差(Δg)と予め設定されている所定の制御値(
Δg LMT)とを比較する。
そして、ΔgくΔg LMTの場合(YES) 、つま
シ目標回転数比韻に実際の回転数比(g)が一致若しく
は近似している場合はステップ13Bへ進む一方、Δp
ΔgLMTの場合(NO)つま多目標回転数比(g)か
・ら実際の回転数比(g)が大きくずれた場合はステッ
プ13Tへと進む。
前記ステップ135からステップ137に進んだ場合、
このステップ137からステップ140において目標と
なる入出力軸回転数比ωが新たに設定される。つまシ、
ステップ131ではΔg〉Δg LMTと判断された時
点での入力軸回転数変化(’5t)を、目標とする入力
軸回転数変化の初期値(’5to)としてセットし、ス
テップ138ではかかる新丸な初期値(ωto)と、出
力軸回転数(ωoL変速後のギヤ比(GA)および実際
のギヤ比(入出力軸回転数比)(g)から、目ta 次に、ステップ139では目標とする入出力軸回転数比
の初期値αa))を前記実際の入出力軸回転数比(g)
としてセットすると共に、ステップ140ではカウント
時間(1)を零にセットする。
即ち、かかるステップ137からステップ140に至る
一連の制御では、第8図に示すように同図A中のイナー
シャフェーズ発生に伴って同図B中に5A線で描かれる
当初の目標とする入出力回転数比宜の特性から、破線で
示す実際の入出力軸回転数比(g)が大きくずれた場合
、この実際の回転数比の計測点(X)から新たに目標と
する入出力軸回転数比ωが二点鎖線で示すように描かれ
ることになる。
そして、前記ステップ140からは前記ステップ135
でΔg≦Δg LMTと判断した場合と同様にステップ
13Bに進み、目標とする入出力回転数比闇(この目標
1直宜はステップ137〜140を経由した場合は新た
な目標値となる)と、実際の入出力回転数比(g)との
大小関係(過が判断される。即ち、該ステップ13Bで
g=gと判断された時は実際の入出力軸回1i1c数比
(g)の修正を加えることなくステ1−5 、τ ( 、+−− ツブ141に進み、このステップ141で前記入出力軸
回転数比(g)に対応した作動液圧値(P)を算出し、
ステップ142ではとの液圧値に応じた駆IIh信号を
電磁比例式ソレノイドパルプ7に出力して一旦制御を終
了する1゜一方、前記ステップ13Bで?>gと判断さ
れた場合は、ステップ143を経由して作−液圧(P)
を減少する修正、つまシ摩擦係合要素5の締結力を減少
する修正を行ない、前記ステップ142に進む。ま九、
前記ステップ13Bでiくgと判断され九場合は、ステ
ップ144を経由して作動液圧CP)を増大する修正、
つまシ摩擦係合要素5の締結力を増大する修正を行ない
、前記ステップ142に進む。
尚、前記ステップ132で入力軸回転数変化(”t)が
零又は正(GJ t≧0)の場合(NO)は、イナーシ
ャ7エーズに入っていないと判断し、この場合はさ程緻
密な液圧feIJ御を必要としない丸め、ステップ14
2に飛んでステップ109で算出され九液圧値2)信号
を出力する。
従って、この実施例では前述したようにステップ134
.ステップ135およびステップ137〜140での制
御により、条件値としての入出力回転比(g)が目標値
としての入力@回転数比面から大きくずれ九場合、新た
な目標値が前記大きくずれた場合の入出力回転数比(g
)の計測点(3)から描かれるの1該入出力回転数比(
g)と新たな目標となる入出力回転比闇との間の誤差を
なくシ、゛以後のフィードパンク制御においてハンチン
グ量を著しく低減することができる。このため、マイク
ロコンピュータ8務らの、’!に動信号によ)電磁比例
式ソレノイドパルプ7を介して制御される摩擦係合要素
5の締結圧は安定し九ものとすることができ、従って、
イナーシャフェーズにおけるトルク変動を第8図(8)
中二点鎖線に示すように抑制して、摩擦係合要素5の締
結ショック、つまシ変速ショックを大幅に低減すること
ができるようになる。
5g9図は本発明の他の制御例を示す70−チャートで
、前記8g6図のフローチャートと同一処理内容に同一
のステップ番号を付して重複する説明を省略して述べる
即ち、この制御例は前記第6図の制御例が検出1直およ
び目41直を入出力@回転数比(g、7)で設定し、q
れら両者(g s 7)の絶対値差が所定値内にあるか
どうかで、祈九な目標1直の設定時点を判断するように
したものを示したが、第9図の制御例では前記両回転数
比(g*7)によつ゛て算出される摩擦係合−fI索5
の作動液圧(P)の変化量(f)で、新たな目標1直を
設定するかどうかを判断するようにしたものである。つ
まシ、この実施例では第6図の制御中目標値を新たに設
定するフローの中でステップ13Gまでを共通とし、そ
れ以降ステップ142までの処R1が新たな制御内容と
なっている。
即ち、との新たな制御内容はステップ200からステッ
プ201で示され、ステップ20Gは目標とする入出力
軸回@数比砺および実際の人出刃軸回転故比輸)から演
算される作動液圧(P)の変化量(f)を算出し、次の
ステップ2旧では該変化量(f)の絶対値が予め設定さ
れた所定の制限値(fLMT)内にあるかどうかをfl
Jjl!Fiする。そして、前記絶対値が制限値内(I
 f (7,g) l≦f LMT)にある場合(YE
S)は、ステップ202に進み、液圧変化量に応じて液
圧修正した作動液圧(P)を算出する。
一方、前記ステップ201で制限値外(If (’ii
’+g) 1>f1%テ)にあると判断された場合(N
o)は、つまシ実際の入出力軸回転数比−が目標となる
入出力軸回転数比面よシ大きくずれた場合はステップ2
03に進み、以後このステップ203からステップ20
8において、前記第6図のステップ137からステップ
140と同様の処理を行ない、ステップ201に進む。
このステップ201では制限値(f LMT)からずれ
た場合に最初に計測し圧液圧変化量+f)を零に設定し
、その後前記ステップ202 K進み、次のステップ1
42で電磁比例式ソレノイドパルプ7への駆動48号を
出力する。  ・ 従って、この場合にあっても液圧変化量(f)が所定値
(制限値)を越えた場合は、新たに目標となる入出力軸
回転数比面を設定しなおすため、実際の入出力軸回転数
比(g)のフィードバック制御によるハンチング量を減
少して変速ショックの低減を図ることができるようにな
る。
尚、前述した実施例にあっては、条件値および目標値と
して入出力軸回転数比(g*’iを用いたものを示した
が、これに限ることなく摩擦係合要素5の液圧を制御で
きる条件、たとえば、入力軸4Aの回転変化、入力軸4
Aのトルク変化、エンジン回転数変化および作動液圧変
化等の条件により条件値および目標値を設定し、もって
変速ショックの制御を行なうようにしたものに本発明を
適用することも可能である。
発明の詳細 な説明したように本発明の自動変速機の変速制御装置に
あっては、摩擦係合要素の締結タイミングを決定する条
件値と、この条件値を制御するための目標値との間の誤
差が大きくずれて所定値外となった場合は、所定値外と
なった条件値を基準として新たな目標1直を設定しなお
し、この新たな目標値に基づいて前記条件値を制御する
ようにしたので、条件値がフィードバック制御される際
のハンチング量を大幅に低減させることができる。
従って、このように条件値のハンチング量が低減される
ことにより、摩擦係合要素の締結を滑らかに行なうこと
ができ、もって変速ショックの発生を抑制して車両乗心
地性の著しい向上を図ることができるという優れ九効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる自動変速機の変速制御装置の概
念を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例を示す
概略構成図、第3図は本発明にかかる自動変速機に用い
られるギヤトレーンの一実施例を示す概略構成図、第4
図は本発明の一実施例に用いられるアクチュエータの断
面図、第5図は本発明の変速制御を行なうためのプログ
ラム処理の一実施例を示すフローチャート、第6図は本
発明の変速制御を処理するためのサブルーチンを示すフ
ローチャート、第7図は本発明でアップシフト時の各条
件の特性を示すタイム線図、第8図(A) 、 (B)
は本発明で得られる出力軸トルクと入出力軸回転数比の
特性図、第9図は本発明を制御するための他の処理を示
すフローチャート、第10図は従来の制御例を示す特性
図である。 1・・・液圧制御装置、2・・・エンジン、3・・・流
体継手、4・・・ギヤトレーン、5・・・摩擦係合要素
、7・・・電磁比例式ソレノイドパルプ(アクチュエー
タ)、8・・・マイクロコンピュータ。 外2名 第1図 第10因 IFIH1fl 第3図 第5因 第7因

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液圧作動される複数の摩擦係合要素の締結又は解
    放により、入力回転が適宜変速切換えされて出力される
    ようになつており、かつ、前記摩擦係合要素の締結タイ
    ミングにより決定される出力トルク変動が、前記締結タ
    イミングを決定する条件値を予め設定された目標値に基
    づいて制御することにより低減されるようになつた自動
    変速機において、 前記条件値と前記目標値との間の誤差が所定値内にある
    かどうかを判断する手段と、 前記誤差が所定値を越えた時には、所定値外となつた条
    件値を基準として新たな目標値を設定する手段と、 を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
JP61246072A 1986-10-16 1986-10-16 自動変速機の変速制御装置 Expired - Lifetime JPH07117141B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280853A (ja) * 1988-09-19 1990-03-20 Toyota Motor Corp 自動変速機の油圧制御装置

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