JPS63101206A

JPS63101206A - 昇穀装置

Info

Publication number: JPS63101206A
Application number: JP24596186A
Authority: JP
Inventors: Noriki Nomaru; 能丸　憲樹; Reiji Kojiyou; 小條　れい二
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1986-10-15
Filing date: 1986-10-15
Publication date: 1988-05-06
Anticipated expiration: 2010-02-01
Also published as: JPH078688B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、昇穀装置に関するもので、穀粒乾燥機や籾
摺機の昇穀装置として使用できる。

従来の技術従来は、昇穀ケース内の上下端の中央部に設けたプーリ
に、平坦部とＶ膨突条部よりなる移送ベルトを掛け渡し
、この移送ベルトに適宜間隔でバケットを固着し、この
バケットで穀粒を搬送する構成であり、下側の該プーリ
上側には該バケットで上部へ搬送中に落下する穀粒が、
このプーリと該移送ベルトとの間へ噛み込みを防止すべ
く、該プーリの外径と同じ幅で落下穀粒を該移送ベルト
内周側へ分離する上端部が山形状の分離筒を設けた構成
の昇穀装置であった。

発明が解決しようとする問題点例えば、穀粒を乾燥する乾燥機に使用した昇穀装置では
、乾燥室より繰出し流下する穀粒を、この昇穀装置の昇
穀ケース内の上下端の中央部に設けたプーリに、平坦部
とＶ膨突条部よりなる移送ベルトを掛け渡し、この移送
ベルトの回転によりこの移送ベルトに適宜間隔に設けた
バケットで上部へ搬送して、該乾燥室上側の貯留室内へ
還元供給する循瑚を繰返して穀粒を乾燥するが、この乾
燥作業中に該バケットから落下する穀粒が、該プーリと
該移送ベルトとの間に噛み込まないように設けた分離筒
が、このプーリの外径と同じ幅で落下穀粒の分離方向が
該移送ベルト内周側方向であるために、落下？！粒が該
プーリと該移送ベルトとの間に噛み込み、穀粒の損傷が
多発することがあった。

問題点を解決するための手段この発明は、昇穀ケース（１）内の上下端部のプーリ（
２）、（２）間には、外周面にバケット（３）を固着し
内周面の中央部に沿って断面Ｖ形の突条部（５）を形成
した移送ベルト（６）を掛け渡すと共に、下端側の該プ
ーリ（２）の上側には、該バケット（３）で搬送中に落
下する穀粒が下側の該プーリ（２）と該移送ベルト（６
）との間へ噛み込みを防止するように、該移送ベルト（
６）と対面する側壁面には、該突条部（５）を嵌合させ
て案内する案内溝（８）を有し上端部は該移送ベルト（
６）間を外側へ山形状（７）に傾斜する分離筒（９）と
、この分離筒（９）と該昇穀ケース（１）内壁との間に
は、この分離筒（９）で分離した穀粒を受けて該移送ベ
ルト（６）の外周側方向へ分離するよう上端部を山形状
（１０）とする補助分離筒（１１）とを設けてなる昇穀
装置の構成とする。

発明の作用穀粒を乾燥する乾燥機に使用した昇穀装置では、昇穀ケ
ース（１）内の上下端の中央部に設けたプーリ（２）に
掛け渡した平坦部とｖ形の突条部（５）とよりなる移送
ベルト（６）の回転により、この移送ベルト（６）に固
着したバケット（３）で、乾燥室より繰出し流下する穀
粒を上部へ搬送し、この乾燥室上側の貯留室内へ還元供
給する循環を繰返して穀粒を乾燥する。

この乾燥中に該バケット（３）で上部へ搬送中に落下す
る穀粒は、分離筒（９）の上端部の山形状（７）部で該
プーリ（２）の左右両外側へ向けて分離されて、補助分
離筒（１１）上へ流下供給され、この供給穀粒はこの補
助分離筒（１１）の上端部の山形状（１Ｇ）部で該プー
リ（２）の左右両外側で該移送ベルト（６）外周側へ向
けて分離され、この補助分離筒（１１）で下方へ向けて
流下案内する。

発明の効果この発明により、バケット（３）で上部へ搬送中に落下
する穀粒は、下側のプーリ（２）上部でこのプーリ（２
）の左右両外側へ向けて分離筒（９）で分離されて、補
助分離筒（１１）上へ流下供給されることにより、該プ
ーリ（２）と移送ベルト（６）との間へ落下する穀粒が
噛み込むことがないので、損傷穀粒が発生することがな
い。

実施例なお、図例は乾燥機（１２）に使用した昇穀装置（１３
）について説明する。

該乾燥機（１２）の機壁（１８）は平面視前後方向に長
い長方形状で１前後壁板及び左右壁板よりなり、この前
壁板にはこの乾燥機（１２）を始動及び停止等の操作を
行なう操作装置（１０及びバーナ（１５）を内装したバ
ーナケース（１８）を設け、該後壁板には排風機（１７
）を設けた構成である。

該Ｉｌ壁（１９）内下部の中央部には移送螺旋を内装し
た集穀樋（１８）を設け、この集穀樋（１８）上側には
下部に繰出バルブ（２０）を回転自在に軸支した乾燥室
（２１）を並設して連通させ、この乾燥室（２１）、（
２１）内側間には熱風室（２２）を形成して、該バーナ
（１５）と連通させ、該乾燥室（２１）、（２１）外側
には排風室（２３）、（２３）を形成して、該排風機（
１７）と連通させた構成である。

該乾燥室（２１）、（２１）上側には貯留室（２０を形
成し、この貯留室（２４）上側には天井板（２５）、（
２５）及び移送螺旋を内装した移送樋（２８）を設け、
この移送樋（２Ｂ）中央部には移送穀粒をこの貯留室（
２４）内へ供給する供給口を設け、この供給口の下側に
は拡散盤（２７）を設けた構成である。

前記前壁板前方部には昇穀装置（１３）を設け、この昇
穀装置（１３）の昇穀ケース（１）上下端の中央部には
プーリ（２）、（２）を軸支し、このプーリ（２）、（
２）には平坦部（４）の左右幅の中央部にはＶ形の突条
部（５）を縦方向に沿って形成して断面はぼＴ字状に設
けた移送ベルト（６）を掛け渡し、この移送ベルト（６
）には適宜間隔でバケット（３）を固着した構成であり
、該昇穀ケース（１）上端部と該移送樋（２Ｂ）始端部
との間には投出筒（２Ｂ）を設けて連通させ、下端部と
前記集穀樋（１８）終端部との間には供給樋（２９）を
設けて連通させた構成であり、この昇穀ケース（１）上
部にはモータ（３０）を設け、このモータ（３Ｇ）で該
移送ベルト（６）、該移送樋（２８）内の該移送螺旋及
び該拡散９１（２？）等を回転駆動する構成である。

該昇穀ケース（１）内の下側の該プーリ（２）上側には
、該バケット（３）で上部へ搬送中に落下する穀粒が、
このプーリ（２）と該移送ベルト（６）との間へ噛み込
みを防止する分離筒（９）と補助分離筒（１１）とを設
けた構成であり、この分離筒（９）は落下穀粒を受けて
該プーリ（２）左右円外側へ向けて分離すると共に、該
■形の突条部（５）を案内する両側壁板に案内溝（８）
を形成する上端部が山形状（７）で箱形状に形成し、こ
の分離筒（９）の両側と該昇穀ケース（１）内壁との間
には該補助分離筒（１１）、（１１）を設け、この補助
分離筒（１１）は該分離筒（９）から供給される穀粒を
受けて、該プーリ（２）の左右円外側で該移送ベルト（
６）外周側方向へ分離する上端部が山形状（１０）でＵ
字状に形成した構成である。

操作装！！（１４）を操作することにより、乾燥機（１
２）が始動すると同時に、バーナ（１５）から熱風が発
生し、この熱風が熱風室（２２）から乾燥室（２１）を
通風し排風室（２３）を経て排風機（１７）で吸引排風
されることにより、該乾燥機（１２）の貯留室（２０内
に収容した穀粒は、この貯留室（２０から該乾燥室（２
１）内を流下中にこの熱風に晒されて乾燥され、繰出バ
ルブ（２０）で下部へ繰出し流下して集穀樋（１８）内
へ供給され、この集穀樋（１８）内の移送螺旋でこの集
穀樋（１８）から供給樋（２８）を経て昇穀装置（１３
）内へ移送供給され、移送ベルト（６）に設けたバケッ
ト（３）で上部へ搬送して投出筒（２Ｂ）を経て移送樋
（２Ｂ）内へ供給され、この移送樋（２Ｂ）内の移送螺
旋でこの移送樋（２Ｂ）を経て拡散！（２？）上へ移送
供給され、この拡散盤（２７）で該貯留室（２０内へ均
等に拡散還元されて、循環乾燥され穀粒の水分値が所定
水分値と達すると、該操作装置（１０で自動制御して該
乾燥機（１２）を自動停止する。

この乾燥作業中に該バケット（３）で上部へ搬送中に落
下する穀粒は１分１１１１（９）の上端部の山形状（７
）部で下側のプーリ（２）の左右円外側へ向けて分離さ
れて、補助分離筒（１１）上へ流下供給され、この供給
穀粒はこの補助分離＠（１１）の上端部の山形状（１０
）部で該プーリ（２）の左右円外側で該移送ベルト（６
）外周側へ向けて分離され、この補助分離筒（１１）で
下方へ向けて流下案内する。

該バケット（３）で上部へ搬送中に落下する穀粒は、該
分離筒（９）と該補助分離筒（１１）とで分離して案内
流下することにより、該プーリ（２）と前記移送ベルト
（６）との間へ穀粒が噛み込むことはない。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
の拡大側断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３
図は第１図のＢ−Ｂ断面図、第４図は一部断面せる乾燥
機の全体正面図、第５図は一部断面せる乾燥機の全体側
面図である。図中、符号（１）は昇穀ケース、（２）はプーリ、（３
）はバケット、（５）は突条部、（６）は移送ベルト、
（７）は山形状、（８）は案内溝、（９）は分離筒、（
１０）は山形状、（１１）は補助分離筒を示す。特許山願人の名称井関ａ機株式会社代表者　　井　関　昌　孝第３図第４図どイｌυ

Claims

【特許請求の範囲】

昇穀ケース（１）内の上下端部のプーリ（２）、（２）
間には、外周面にバケット（３）を固着し内周面の中央
部に沿って断面Ｖ形の突条部（５）を形成した移送ベル
ト（６）を掛け渡すと共に、下端側の該プーリ（２）の
上側には、該バケット（３）で搬送中に落下する穀粒が
下側の該プーリ（２）と該移送ベルト（６）との間へ噛
み込みを防止するように、該移送ベルト（６）と対面す
る側壁面には、該突条部（５）を嵌合させて案内する案
内溝（８）を有し上端部は該移送ベルト（６）間を外側
へ山形状（７）に傾斜する分離筒（９）と、この分離筒
（９）と該昇穀ケース（１）内壁との間には、この分離
筒（９）で分離した穀粒を受けて該移送ベルト（６）の
外周側方向へ分離するよう上端部を山形状（１０）とす
る補助分離筒（１１）とを設けてなる昇穀装置。