JPS6310081A - ステンレス鋼の応力腐食割れ防止溶接法 - Google Patents

ステンレス鋼の応力腐食割れ防止溶接法

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JPS6310081A
JPS6310081A JP15406586A JP15406586A JPS6310081A JP S6310081 A JPS6310081 A JP S6310081A JP 15406586 A JP15406586 A JP 15406586A JP 15406586 A JP15406586 A JP 15406586A JP S6310081 A JPS6310081 A JP S6310081A
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JP
Japan
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welding
stainless steel
stress corrosion
weld
seat
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Pending
Application number
JP15406586A
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English (en)
Inventor
Chomei Sasaki
佐々木 朝明
Masayuki Ishiwatari
雅幸 石渡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオーステナイト系ステンレス鋼の溶接部におけ
る応力腐食割れを防止する溶接法に係り、特に、厚さの
大きい部材の表面に比較的小さな部材を溶接するのに好
適なオーステナイト系ステンレス鋼の応力腐食割れ防止
溶接法に関する。
〔従来の技術〕
オーステナイト系ステンレス鋼の応力腐食割れ防止溶接
法は1例えば、特開昭53−71646号公報に示され
るように、二つの部材の端面同士を溶接する場合の溶接
部に於いて、内表面を冷却しながら溶接する事により、
内表面の溶接による残留応力が圧縮側となり割れの発生
、即ち、応力腐食割れの発生を防止している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は部材の外表面に別の部材を溶接により取
付ける場合については考慮されておらず、部材外表面か
らの溶接入熱のみでは、部材内表面に十分な残留圧縮応
力が生じず、また、外表面からの溶接入熱により内表面
側の材質が変化(鋭敏化)した応力腐食割九が発生する
可能性がある。
本発明の目的は部材の外表面を溶接する場合に、内表面
に十分な残留圧縮応力を生じさせ、応力腐食割れを防止
する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、部材の外表面よりその部材の厚さ未満の深
さ及び外表面に取付けられる部材の溶接端以上の巾を削
除し、内表面を冷却しながら削除部を溶接により肉盛し
た後、外表面に取付けられる部材を溶接することにより
達成される。
〔作用〕
部材の外表面より削除された部分を溶接により肉盛する
と、その肉盛部は溶接入熱により高温となり膨張しよう
とする。一方、内表面は冷却されており収縮しようとす
る。この両作用により内表面側が圧縮される。それによ
って、内表面に残留圧縮応力が生じる。一般に、割れは
1割れ部に加わっている引張応力によって割れが成長す
る。しかし、圧縮応力が加わっていると、割れが閉じら
れる作用となり成長しない、この事より、内表面に残留
圧縮応力をもたせることにより内面側からの応力腐食割
れを防止することが出来る。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図から第3図により説明
する。
本実施例はオーステナイト系ステンレス鋼の管の表面に
座を取付け、これを介して小さい口径の管を接続する場
合を示す、まず、第1図において、管1の厚さの2/3
の深さまで管の肉厚を削除し、削除部2を設ける。管1
の外側を冷水4を通水しながら溶接により削除部2を肉
盛3で埋め戻す。
この時、管内の冷水4により管内表面冷却し収縮側とす
る。削除部2を肉感溶接すると、高温となり膨張側とな
る。これにより管の内表面に残留圧縮応力が生じる。次
に、第2図では、第1図による加工後、孔5を明ける。
さらに、第3図で、第2図の加工後、座6を管1の孔5
に合せて座溶接7を行なう、この時、孔S内を冷水4を
通水しながら溶接することにより、管1の孔5の内面側
も管1の内面と同様に残留圧縮応力が生じる。この後、
小口径管8を座6に溶接により取付ける。
以上の溶接法による本実施例によれば管1の内面及び孔
5内面に残留圧縮応力が生じ応力腐食割れの防止効果が
ある。
尚、本実施例は、管1は応力腐食割れが生じる材質であ
り、座6及び小口径管8は応力腐食割れが生じない材質
の場合に適用するのに有効である。
〔発明の効果〕
本発明によればオーステナイト系ステンレス鋼の内表面
に残留圧縮応力が生じ、応力腐食割れしやすい材料であ
ってもこれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オーステナイト系ステンレス鋼と、その外表面に溶
    接により取付けられる部材とより成る溶接部において、 前記オーステナイト系ステンレス鋼の前記外表面より厚
    さ未満の深さ及び、前記部材の溶接端以上の巾を削除し
    、内表面を冷却しながら削除部を溶接により肉盛した後
    、前記部材を溶接することを特徴とするステンレス鋼の
    応力腐食割れ防止溶接法。
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