JPS63100181A - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

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JPS63100181A
JPS63100181A JP24311386A JP24311386A JPS63100181A JP S63100181 A JPS63100181 A JP S63100181A JP 24311386 A JP24311386 A JP 24311386A JP 24311386 A JP24311386 A JP 24311386A JP S63100181 A JPS63100181 A JP S63100181A
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chamber
long
vacuum
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JP24311386A
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Toshiyuki Nasu
敏幸 那須
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は表面処理装置に係り、特にロッドやバイブ等の
長尺の円柱あるいは円筒状被処理物の表面に真空雰囲気
の下で溶射、メッキ(蒸着。
スパッタリング、イオンプレーディング′8)、レーザ
照射、イオン注入等の処理を行なう¥!4置に関する。
[従来の技術] 第4図に従来の真空蒸着装置の構成を示M0この装置は
真空槽a内でロッド状の被処理物すの外周面に蒸発材C
をコーティングする装置である。まず、真空槽a内にて
支持装置のチャックdに被処理物すを支持させ、これを
軸の回りに回転させる。この状態で中空のビームeに支
持されたルツボf内の蒸発材Cを電子銃からの電子ビー
ム9の照射により蒸発させながらビームeを被処理物す
の長平方向に水平移動させる。
これにより、被処理物すの外周面に均一に蒸発材Cがコ
ーティングされる。なお、図中りは真空槽aの箆、iは
ビームeと真空槽aとの間を気密に封止づるシール材で
ある。
[発明が解決しようとする問題点] このようにして蒸発材Cのコーティングがなされるが、
長尺の被処理物すを処理する場合にはビームeも長くす
る必要がある。ところが、ビームa内には電子銃用の高
圧ケーブル及びルツボfを冷却するための冷却配管が内
蔵されているために、ビームeを長くするとビームeの
総!r!jが大幅に増加し、その結束ビームeを水平移
動させる駆動装置を大型化しなければならず、さらにビ
ームeに大きな撓みが生じてシール材ig)寿命が短く
なるという問題があった。
また、処理の高速化を図るために電子銃の出力を増大さ
せて蒸発材Cの蒸発速度を増しても、それに対応してビ
ームeを高速で水平移動させるとルツボf内の蒸発材C
の液面が揺れて液滴の飛散やオーバーフローが生じてし
まう。すなわち、ビームeの移動速度をあまり大きくす
ることができないので、コーティングに時間を要し、生
産性は低いものであった。
さらに、支持装置のチャックdへ被処理物すをVA着す
る際には、真空槽aのahを開放した状態でクレーン等
により被処理物すが真空槽a内に装入される。従って、
処理がバッチ処理となり、その都度真空4fla内の排
気操作が必要となるのでさらに生産性が低下すると共に
コーティングの品質にバラツキが生じてしまう。
かくして本発明の目的は上記従来技術の問題点を解消し
、簡単な構造で長尺の被処理物を生産性よくしかも高品
質に処理することができる表面処3’P装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の表面処理装置は上記目的を達成するために、長
尺の円柱状あるいは円筒状被処理物の外周面に真空雰囲
気の下で蒸発源あるいは照rJ4源から溶射、メッキ、
イオン注入、レーザ照射等の処理を施す表面処理装置に
おいて、上記蒸発源あるいは照射源を固定すると共に上
記被処理物をその軸のまわりに回転させつつ軸方向に移
送する回転移送手段を設$プたものである。
〔作 用〕
このように、蒸発源あるいは照射源を固定して被処理物
を移送しながら処理を行なうことにより、従来のような
蒸発材の液面の揺れやオーバーフ〇−による制約がなく
なり、蒸発速度及び被処理物の移動速度を増して生産性
を向上させることができる。
また、蒸発源や照射源を移動させるには高圧ケーブルや
冷却配管も併せて移動させる必要があり、そのためのv
t置が大がかりなものとなるが、本発明のように被処理
物を移動さける方式では簡単な構造の移送手段で済む。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る表面処理装置の構成を
示す縦断面図である。この装置は表面処理として真空蒸
着を施すものである。前部シールv1及び2に続いて洗
浄室3が配置され、この洗浄室3に接続して蒸着室4が
配貨されている。さらに蒸着室4に後部シール室5及び
6が順次接続されている。各室1〜6は互いに被処理物
7の外径よりわずかに大きな口径の絞り部8を有する仕
切壁9によって区画されており、それぞれ真空ポンプ1
0〜15が接続されている。また、各仕切壁9の絞り部
8と前部シール室1の導入016及び後部シール室6の
排出口17にはそれぞれ開閉自在の扉(図示せず)が設
けられている。
前部シール室1及び2内と後部シール室5及び6内には
それぞれ搬送ロール18が、洗浄室3及び蒸着室4内に
はそれぞれ回転自在のフリーロール19が設けられてお
り、さらに前部シール室1の前方には搬入ロール20が
、後部シール室6の後方には搬出ロール21がそれぞれ
設けられている。
また、洗浄室3内には2組の回転移送装置22とイオン
銃23が、蒸着室4には2組の回転移送装置22と蒸発
源24がそれぞれ設けられている。
なお、恐発1224は電子銃25.ルツボ26及び蒸発
材27から構成されている。さらに、回転移送装置22
は第2図及び第3図に示すように被処理物7の中心軸2
8からnいに反対方向に角度θだけ傾斜した駆8軸29
及び30をそれぞれ右すると共にこれら駆動軸29及び
30のまわりに同一速度で同一方向に回転する一対の円
柱状係合部材31及び32からなっている。また、双方
の駆動軸29及び30の間の距離及び傾斜角θは調部で
きるように構成されている。
次に、本実施例の作用を述べる。
まず、前部シール室1の導入口16及び後部シール室6
の排出口17の扉をそれぞれ閉じると共に各仕切壁9の
絞り部8に設けられている扉を開けた状態で真空ポンプ
10〜15を作動させ、各室1〜6内を圧力10  T
orr台にまで排気する。次に、前部シール室1の導入
口16の扉を開いて搬入ロール20により被処理物7を
前部シール苗1内に搬入し、さらに搬送ロール18によ
り被処理物7を前部シール苗2を経て洗浄室3内の回転
移送装522へ送り込む。
この回転移送装置22において回転している一対の係合
部材31及び32に挟まれた被処理物7には接点01及
び02にて第3図に示寸ような力が作用する。すなわち
、係合部材31との接点01においては係合部材31の
回転方向に力F1が作用し、この力F1は被処理物7の
中心軸28方向の分力F2とこれに直角方向の分力F3
とに分解される。一方、係合部材32との接点02にお
いては係合部材32の回転方向に力F4が作用し、この
力F4は中心@28方向の分力F5とこれに直角方向の
分力F6とに分解される。ここで、各係合部材31及び
32の傾斜角θが等しく且つ逆方向に傾斜しているので
、分力F3とF6は大きさが等しく方向が反対の力、す
なわち被処理物7を中心軸28のまわりに回転させる偶
力となる。
また、残りの分力F2及びF5は同一方向で大きさが等
しく、被処理物7を中心軸28方向に移動させる推力と
なる。従って、被処理物7はフリーロール19上を回転
しながら搬送されることとなる。
このようにして搬送された被処理物7は洗浄室3内にて
イオン銃23によりアルゴン等のイオンを照射され、そ
の表面が清浄化される。さらに、被処理物7は回転移送
装W122により蒸着室4へと搬送され、ここで回転移
動しながら蒸発源24により急発材27の蒸着が行なわ
れる。
蒸着が済んだ被処理物7は搬送ロールによって後部シー
ル室5及び6内を搬送され、排出口17から搬出される
なお、搬入ロール20.搬送ロール18及び搬出ロール
21による搬送速度と回転移送Vl置22による搬送速
度とは同一速度に調整されており、上述した被処理物7
の搬入9表面処理及び搬出が連続的に行なわれる。
また、各室の絞り部8とここを通過する被処理物7との
隙間から空気の流通があるが、真空ポンプ10〜15に
より常時各室を排気すると共に前部シール室1及び2と
後部シール室5及び6内を洗浄室3及び蒸着室4に向か
う程順次低圧となるように差動排気することにより、蒸
着室4内は10−’ Torr台、洗浄室3内は1O−
2Torr台の適性な圧力に維持されている。
さらに、回転移送装置22における被処理物7の搬送速
度と回転速度との比は係合部材31及び32の傾斜角θ
を変化させることにより調整することができる。また、
係合部材としては円柱状部材の他、ベルトやローブを使
用することもできる。
被処理物がパイプの如き中空のものの場合には被処理材
の両端部に内栓を設けることにより、中実のロンドと同
様にして処理を行なうことができる。
なお、上記実施例では真空蒸着装置について述べたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、真空雰囲気で
長尺の被処理物に処理を施すスパッタリング装置、イオ
ンブレーティング装置、溶射装置、レーザ照射装置、イ
オン注入装置等に幅広く適用される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、次の如き優れた効
果が発揮される。
(1)  蒸発源を固定したまま処理を行なうので、蒸
発材の液面の1ヱれやオーバーフローによる制約がなく
なり、蒸発速痕及び被処理物の移動速度を増して生産性
を向上させることができる。
(2)  バッチ処理ではなく連続的な処理が可能とな
るので、さらに生産性が向上すると共に表面処理室を常
に一定の雰囲気に侃持してバラツキのない高品質の製品
を1りることができる。
(3)  回転移送手段を、被処理物の外周部を挟むと
共に被処理物の軸方向から互いに反対方向に傾斜させて
設けられ■つ同一方向に回転する少なくとも一対の係合
部材から構成すれば、楊めて簡単な構造によって被処理
物の回転と移送を同時に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る表面処理装置の構成を
示す縦断面図、第2図及び第3図はそれぞれ実施例に用
いられた回転移送装置の平面図及び側面図、第4図は従
来例の構成図である。 図中、7は被処理物、22は回転移送装置、24は蒸発
源である。 特 許 出 願 人  石川島播磨重工業株式会社代理
人弁理士 絹  谷  信  雄 にタペ 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺の円柱状あるいは円筒状被処理物の外周面に
    真空雰囲気の下で蒸発源あるいは照射源から溶射、メッ
    キ、イオン注入、レーザ照射等の処理を施す表面処理装
    置において、上記蒸発源あるいは照射源を固定すると共
    に上記被処理物をその軸のまわりに回転させつつ軸方向
    に移送する回転移送手段を設けたことを特徴とする表面
    処理装置。
  2. (2)上記回転移送手段が上記被処理物の外周部を挟む
    と共に上記被処理物の軸方向から互いに反対方向に傾斜
    させて設けられ且つ同一方向に回転する少なくとも一対
    の係合部材からなる特許請求の範囲第1項記載の表面処
    理装置。
JP61243113A 1986-10-15 1986-10-15 表面処理装置 Expired - Lifetime JPH0791642B2 (ja)

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JPH0791642B2 JPH0791642B2 (ja) 1995-10-04

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