JPS629990Y2 - - Google Patents

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JPS629990Y2
JPS629990Y2 JP1981128578U JP12857881U JPS629990Y2 JP S629990 Y2 JPS629990 Y2 JP S629990Y2 JP 1981128578 U JP1981128578 U JP 1981128578U JP 12857881 U JP12857881 U JP 12857881U JP S629990 Y2 JPS629990 Y2 JP S629990Y2
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JP
Japan
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arm
coil material
attached
marking
bracket
Prior art date
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JP1981128578U
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JPS5843988U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案、コイル材用のマーキング装置における
オイル除去装置に関するものである。
上記マーキング装置は、コイル材の表面に、例
えばチヨーク内蔵式のマーキングペンを押当てて
マーキングするものであるが、コイル材の表面に
油の付着が多いとマーキングが不能となるため、
除油する必要がある。
従来、除油方法として高圧エアをマーキングし
ようとする部分に吹付ける方法が提案されてい
る。
しかしながら、この方法では除油に長時間要
し、完全除油は無理で、騒音も大きいうえ、消費
エネルギも大きい等の欠点を有するため、実用化
に到つておらず、マーキング自動化の障害となつ
ている。
さらに、布等による自動拭取り方式、真空吸引
方式等の提案もなされているが、構造複雑で、メ
ンテナンスが難しい等の欠点を有している。
本考案は、上記従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、上部リンクを固定し、コイル材の軸に垂直
な平面内において揺動可能に設けた四節回転連鎖
の下部リンクの先端部に揺動自在にワイパを取付
けて、下部リンクを揺動駆動し、ワイパをコイル
面上に密着摺動させることにより、各種の径のコ
イル材に対応でき、短時間に、かつ、確実な除油
を可能にしたマーキング装置におけるオイル除去
装置を提供しようとするものである。
次に、本発明を一実施例である図面にしたがつ
て説明する。
第1〜第3図において、1は本考案に係るオイ
ル除去装置を示し、水平に配したコイル材2の上
方にコイル材2の軸(以下、コイル軸という。)
方向に張出した水平アーム3に取付けてある。
すなわち、水平アーム3の側面に張出させて2
つのブラケツト4を固定し、このブラケツト4に
よりコイル軸と平行に揺動軸5を回転自在に支持
するとともに、水平アーム3上に軸着した第1エ
アシリンダ6を連結アーム7を介して揺動駆動可
能に揺動軸5に係合させてある。
各ブラケツト4の位置には、揺動軸5に第1ア
ーム8を下方に向けてキー結合し、さらに、各ブ
ラケツト4に第1アーム8に並列させて伸縮アー
ム9が軸着してある。伸縮アーム9は、第2エア
シリンダ10のロツド先端にナツト11を介して
調節棒12を連結してあり、第2エアシリンダ1
0の伸長時、伸縮アーム9は第1アーム8の長さ
に略等しくなるとともに、ナツト11により伸縮
アーム9の長さの微調整が可能となつている。そ
して、第1アーム8および伸縮アーム9の下端部
に、それらのブラケツト4への軸着ピツチと等し
いピツチで第2アーム13を軸着して2組の等し
い四節回転連鎖を形成している。
各第2アーム13は第1アーム8に対して伸縮
アーム9の反対側へも張出しており、その先端部
間に、コイル軸に平行な軸14の一方の側面に案
内ローラ15を、他方の側面に断面く字形の掻取
り板16を取付けてなるワイパ17を揺動自在に
支持してある。このため、コイル材2の表面の傾
斜、曲率に関係なく、軸14をコイル材2の方向
へ移動させるだけで、掻取り板16がコイル材2
の表面に略垂直に当接するようになつている。
なお、水平アーム3は、その長手方向に対して
直交方向に水平移動可能にあり、かつ、その下面
にはマーキング手段18が上記長手方向に移動可
能に取付けてある。そして、マーキング手段18
は水平アーム3の移動と同一方向に移動可能に、
かつ、昇降可能にマーキングペン19を保持して
いる。
次に、上記構成からなる装置の作動について説
明する。
図(実線)は、オイル除去作業前のオイル除去
装置1の状態を示しており、第1エアシリンダ6
は収縮し、第2エアシリンダ10は伸長してお
り、第1アーム8と伸縮アーム9の長さは略等し
くなつている。
つづいて、第2エアシリンダ10を収縮させる
とともに第1エアシリンダ6を伸長させて、掻取
り板16をコイル材2の表面に沿つて押圧しつつ
摺動させ、第1行目の所定マーキング位置の除油
を行なつた後(第2図中、2点鎖線A)、第2エ
アシリンダ10を伸長させてワイパ17をコイル
材2より若干上方へ離して待機させる(第2図
中、2点鎖線B)。この時、マーキングペン19
はワイパ17と干渉することなく、自由に昇降す
ることができ、支障なくマーキング作業を行なう
ことができる。なお、上記ワイパ17の待機位置
の高さ調整は、予めナツト11により行なつてお
く。
第1行目のマーキングが終了すると、水平アー
ム3を図中左から右へ所定ピツチだけ水平移動さ
せて行替え作業を行なうので、この作業と並行し
て第1エアシリンダ6を収縮させるとともに、再
度、上記除油作業を行なうことができ、除油作業
用として別途時間を要することはなく、2行目以
降についても同様である。
なお、第2アームは第2エアシリンダ10の収
縮により第2図中2点鎖線Cの位置まで降下可能
となつており、コイル材2の径が変化してもコイ
ル材2の表面にワイパ17を押着けることがで
き、したがつて、上述のように掻取り板16を上
記表面に対して垂直にして除油作業ができるよう
になつている。
また、ワイパ17の押着け力は適宜エア圧を調
整することにより行なえる。
以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば、上部リンクを固定し、コイル材の軸に垂直な
平面内において揺動可能に設けた四節回転連鎖の
下部リンクの先端部に揺動自在にワイパを取付け
ている。このため、除油作業に殆ど時間を要する
ことはなく、またワイパをコイル材の表面に押着
けた場合、コイル材の径に関係なく掻取り板は上
記表面に略垂直に当接することになり、確実に除
油することができる。
さらに、複数行にわたりマーキングする場合、
行替え中に並行して2行目以降の除油を行えるの
で、除油作業用の時間は不要となる等の効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本考案に係るオイル除去装
置の正面図、側面図、第3図は第2図において
方向から見た部分底面図である。 1……オイル除去装置、2……コイル材、3…
…水平アーム、4……ブラケツト、8……第1ア
ーム、9……伸縮アーム、10……第2エアシリ
ンダ、13……第2アーム、14……軸、15…
…案内ローラ、16……掻取り板、17……ワイ
パ、18……マーキング手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被マーキング材であるコイル材の上方に位置
    し、マーキング手段をコイル材の軸方向に移動可
    能に支持する水平アームと、この水平アームの側
    部に固定したブラケツトと、適宜揺動駆動手段と
    連結して、上記軸に垂直な平面内において揺動可
    能に、かつ、下向きに軸着した第1アームと、一
    端が上記コイル材近傍に位置するように略水平に
    第1アームの下端部に軸着した第2アームと、シ
    リンダあるいはシリンダに棒材を連結してなり、
    上記ブラケツト、第1アーム、第2アームととも
    に略平行四辺形の四節回転連鎖を形成するととも
    に、第2アームの上記端部をコイル材の方向に揺
    動駆動可能にブラケツトおよび第2アームに軸着
    した伸縮アームと、第2アームの上記端部にコイ
    ル材の軸方向に回転自在に支持した軸の一方の側
    部に案内ローラを、他方の側部に掻取り板を取付
    けてなるワイパとからなることを特徴とするマー
    キング装置におけるオイル除去装置。
JP12857881U 1981-08-29 1981-08-29 マ−キング装置におけるオイル除去装置 Granted JPS5843988U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12857881U JPS5843988U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 マ−キング装置におけるオイル除去装置

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JP12857881U JPS5843988U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 マ−キング装置におけるオイル除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5843988U JPS5843988U (ja) 1983-03-24
JPS629990Y2 true JPS629990Y2 (ja) 1987-03-09

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ID=29922273

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JP12857881U Granted JPS5843988U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 マ−キング装置におけるオイル除去装置

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JP (1) JPS5843988U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492253A (en) * 1977-12-28 1979-07-21 Canon Inc Cleaning device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492253A (en) * 1977-12-28 1979-07-21 Canon Inc Cleaning device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5843988U (ja) 1983-03-24

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