JPS6299554A - フリ−アクセス形床構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はフリーアクセス形床描造に係り、特に端末装置
等の小型機器のケーブルの引き出しに好適なフリーアク
セス形床構造に関する。

（発明の背印） コンピュータ等の電子機器は、支持脚上に多数の床板を
設置してなるフリーアクセス形床上に載置されている。

電源線、信号線等のケーブルは、床下の空間中に敷設さ
れ、所定の個所より床上に引ぎ出されて、電源コンセン
ト又は別器のソケット等に接続される。

従来は、接続具及びケーブルを床下より引ぎ出ずために
は、ケーブルの引き出しが予定される個所に、第８図に
示すように、−Ｅが間口して口字状に切り欠かれた切り
欠き１が形成された床板２が用いられでいた。ケーブル
は第５図及び第６図に示寸ようにこの切り欠き１を通し
て引き出される。この切り欠ぎ１は床板２の側縁Ｊ：り
切り欠いて形成されているため、床板２の強度低下が避
けられない。そこで、床板２の強電を保つため、第７図
に承りようにフリーアクセス支持脚４を追加して補強す
る必要があり、施工が面倒でコスト高ともなっていた。

また切り欠き１に第９図及び第１０図に示すようにキャ
スタの落込みを防止するための金枠３を嵌合し、第７図
に示すように機器の移動時における４：ヤスタの落ち込
みを防止していたが、機器を移設したり撤去した場合に
は切り欠き１が露出づるため、安全上床板２を開口の無
い床板と交換しなければならず、機器のレイアウトを変
えた場合の対応が面倒であった。

一方、最近ではケーブルの本数が少ない端末装′？Ｉ等
の小型のｌｊＭ器が多く用いられてきている。これらの
８１器ではケーブル引ぎ出し用に、必ずしも人さな切り
欠き面積を必要としないものがあるが、この点について
の配慮されていなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、補強支持脚を不要とし、且つｎ器の撤
去に伴う床板の交換も不必要とした構成のフリーアクセ
ス形床構造を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、床板をケーブルの先端の接続具を通りことの
出来る大きさの穴が形成された構成とし、且つこの穴に
、ケーブルを挿通しうる大きさの切欠部が形成されてい
るキャップを嵌合させてなる構成である。穴は全周に亘
って側壁を有し、従来の切り火きのある場合のように床
板の強度を低下させず、穴のあいた床板（よ補強用の支
持脚を必要としない。また、穴を通るケーブルが沖通し
うる切欠部を０する１−トップを上記穴に着脱可能に嵌
合さＶて穴を実質的に覆う。キャップによりキャスタの
落込みを防止づると共に、穴子」きの床板を穴無しの床
板と入れ台えることが不要である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。

フリーアクセス形床構造は、第５図及び第６図に示すよ
うに、支持脚１０上に正り形状の床板１１が多数枚並べ
て設置されて構成されている。

電子機器が載置される個所には、前記の床板２及び第１
図及び第２図に示ず床板１２が設置され、電源コンセン
ト１３に対応する個所には同じく第２図に示す床板１２
が設置しである。電１ｍ器１４は、スクリュージヤツキ
１５を降ろして所定位首に載置されている。床下に配線
敷設された複数本の信号用ケーブル１６は、床板２の開
口１を通して引き出されており、電子別器１４のソクッ
トと接続されている。電源用ケーブル１７は、床板１２
の穴を通して床下に導かれて床下の空間中に９！２設さ
れ、別の床板１２の穴を通って床上に引き出され、先端
のプラグ１８が電源コンセント１３に差し込まれる。

上記の床板１２には、第１図に示すように、上面側の周
囲がＯ１！１部１９ａとされた段付で円形の穴１つが形
成しである。この穴１９の径ｄ＋はプラグ１８の１￥ｄ
２より僅か大きい程度であり、穴１９はプラグ１８が通
過しうる最小の大きさである。また穴１９は、第２図に
示すように床板１２の−の隅部の近傍に、床板１２の側
面には間口しないように形成しである。例えば、プラグ
１８がＡＣ２０ＯＶ川のプラグである場合には、上記穴
１つの径ｄ＋は６０ｍである。このように穴１９は床板
の周縁を切り欠くようには形成されていず全周に口って
側壁を有する形状であるため、床板１２の強度は、穴１
９によっても殆ど低下せず、補強用の支持脚を設ける必
ばはない。これにより床構造の施工がし易くなり、床構
造は従来に比べて低価格とイｆる。

なお、床板１２は他の床板と同様に、アルミニウム製板
２０の上面にビニールタイル２１が貼り右１けられた構
造である。上記四部１つｆｆ３は、ビニールタイル２１
の穴径を上記ｄ１より大とすることにより形成してあり
、深さｔｌはビニールタイル２１の厚さと同じ寸法であ
る。

２２は金属製又は合成樹脂製のキャップであり、機器の
ｖＪ重に耐えられるように設計しである。キｔｊツブ２
２はト記穴１９に嵌合する大きさであり、上側に鍔部２
２ａを有し、目つ周面のうち直停方向上両側に、ケーブ
ル通過用の切欠部２２ｂ。

２２ｃが形成しである。鍔部２２ａは、上記凹部１９ａ
の深ざ１−１　と同じ厚さｔｌ　を有する。

このキャップ２２は、第１図に示すように電源ケーブル
１７の先端のプラグ１８が穴１つを通り、電源ケーブル
１７が穴１９を通して床−Ｌに引き出された状態で、−
の切欠部２２ｂに゛電源ケーブル１７を嵌合させて、第
２図に示すように穴１９に嵌合８れる。このとき、キャ
ップ２２の鍔部２２ａが凹部１９ａ内にｌｉ＆合して、
鍔部２２ａの上面が床板１２の−Ｆ面と同一平面となる
。キトツブ２２が嵌合された状態で、電源ケーブル１７
は、切欠部２２ｂと穴１９の周壁との間の部分に収まっ
た状態で挿通している。切欠部２２ｂ、２２ｃは、電源
ケーブル１７の径ｄ３より大きく、且つ各エツジには丸
みが付けられており、ケーブル１７の外側絶縁被覆は倶
付くのを防止される。

なａ３、ケーブルが通っていない他方の切欠部２２ｃの
個所は孔となっているが、この孔の大きさはスクリュー
シトツキ１５及びキャスタ２３に比べて相当小さく、ス
クリュージヤツキ１５又はキャスタ２３がこの孔内に落
ち込む虞れはない。

従って、上記の穴１９は、キャップ２２により実質的に
塞がれた状態となる。このため、地震等により機器１４
が移動してスクリュージヤツキ１５或いはキャスタ２３
がキャップ２２−Ｆに乗り上げたような場合にも、スク
リュージヤツキ１５或いはキャスタ２３はキャップ２２
により支持され穴１９内には落ち込まない。

また機器１４の′：！１置場所を変えたり、機器１４を
撤去する場合には、第７図に示すように信号用ケーブル
１６を取り除き、電源ケーブル１７については、キャッ
プ２２を上方に引き扱いた状態で・機器１４側に引き寄
せ、この後穴１つに再度キャップ２２を嵌合し、第４図
に示すように穴１つを実質的に塞ぐ。この後、スクリュ
ージヤツキ１５を上げ機器１４をキ１１スタ２３で支持
し、機器１４を移動させる。この移動中に、キャスタ２
３がキャップ２２十に乗った場合に６１キヤスタ２３は
第７図に示すようにキャップ２２十を転勤し、穴１９丙
には落ち込まない。従って、電源ケーブル１７を外した
後に従来のように床板１２を穴の無い床板１１と交換づ
る必要はなく、取り外したキャップ２２を再び穴１９に
嵌合するだけでよく、作業は簡単である。また■記キャ
ップ２２の代わりに、切欠部のない所謂盲のキャップを
装着してもよい。

また、装着されたキャップ２２の上面は、床板１２の上
面と同一平面であるため、キ１アップ２２は機器１４の
移動を何ら妨害しない。

また、穴１９に二本のケーブルを通した場合には、一方
のケーブルは−の切欠部２２ｂ内に収められ、使方のケ
ーブルは別の切欠部２２ｃ内に収められる。また穴１９
は°市源用ケーブル１７に限らず信号用ケーブルを通ず
ためにも利用される。

イＪ″Ｊ３、上記の実施例では、従来の床板２と本発明
を要部をなす床板１２とが併用しであるが、設置する別
器によっては、従来の床板２を無くしてケーブルが引き
出される個所の床板に全て上記の床板１２を用いてもよ
い。また、床板１２は穴１つの径を違えたものを複数種
類用意してもよく、この場合、これに対応して１１ｒツ
ブ２２も大きさの異４するものが複数種類用意しておけ
ばよい。従って、プラグ又はコネクタのりイズに応じて
床板及びキＩＩツブを選択して使用すればよい。

またキャップ２２としては、切欠部が１個形成されたも
の又は三個以上形成されたものでもよい。

更に穴１９は凹部１９ａを有しない形状の穴でもよく、
この場合にはキャップ２２の鍔２２ａが床板１２の、Ｆ
面より突出す”る。また史には、穴１９の形状は強度的
には円形が望ましいが円形に限るものではなく、例えば
矩形でもよい。この場合にはキャップ２２ちこの穴に対
応した形状とする。

〔発明の効果〕

本発明によれば、床板には一方を開口した切り欠きでは
なく穴を形成しであるため、床板の強麿は低下せず、補
強用の支持脚が不要であり、作業＋１良く且つ経済的に
ｆｌ＆Ｘすることが出来、またこの穴に嵌入されるキャ
ップにはケーブルを沖通しうる大きざの切欠部が形成し
ているため、ケーブルの有無に関係なく１トップを穴に
嵌入さＵることが出来、しかもキャップは穴を実質的に
塞ぐため、例えば機器を撤去した場合にもケーブルを引
き扱いた穴にキ１１ツブを再度嵌入１ノーるだけで済み
、穴付きの床板を穴無しの床板と交換する面倒もなく、
機器のレイアウトを変えるような場合にも容易に対応す
ることが出来、特に端末装置などグープルの本数の少な
い小型癲鼎が載置される場合には好適であり、またキャ
ップは↑ヤスタの穴内への落込みら防止づるため従来必
要とされたＶトスタ落込み防止金枠を不要とし得る等の
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になるフリーアクセス形床構造の要部を
なす穴付の床板と穴に嵌入するキャップとを対応させて
示す斜視図、第２図は穴付の床板の平面図、第３図はケ
ーブルが通された穴にキャップを嵌合した状態を示す斜
視図、第４図はケーブルが取り除かれた穴にキャップを
嵌合した状態を承り斜視図、第５図はｖｉ器が設ビされ
た状態にお【ブる本発明のフリーアクセス形床構造の一
実論例を示す斜視図、第６図はそのＩ１１１ｇｉ側面図
、第７図はケーブルを外して機器を移動させたとぎの状
態を示す縦断側面図、第８図は従来のフリーアクレス形
床Ｍ４Ｍの床板の１例を示ず平面図、第９図は第８図の
床板とこの床板の切欠開口に嵌合される金枠とを対応さ
せて示す斜視図、第１０図は金枠が嵌合された状態の床
板を示す斜視図である。 １０・・・支持脚、１２・・・床板、１３・・・雷源二
］ンセント、１４・・・電子機器、１５・・・スクリュ
ージヤツキ、１６・・・信号用ケーブル、１７・・・電
源用ケーブル、１８・・・プラグ、１９・・・穴、１９
ａ・・・凹部、２０・・・アルミニウム１扱、２１・・
・ビニールタイル、２２−・・キｔ”／ブ、２２　ａ　
・・・鍔部、２２ｂ、２２Ｇ・・・切欠部、２３・・・
キャスタ。 −≧ス Ｓ・・ 代理人弁理士　小　川　勝　男− 嬉１図 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子機器を載置される床板を支持脚上に設置し、床下の
   空間がケーブル配線の敷設に利用されるフリーアクセス
   形床構造において、上記床板に上記ケーブルの先端の接
   続具を通すことの出来る大きさの穴を設け、周面に上記
   穴との間に上記ケーブルを挿通しうる大きさの切欠部を
   有するキャップを該穴に着脱可能に嵌合させる構成とし
   たことを特徴とするフリーアクセス形床構造。